JP6396276B2 - サーボ制御性能を向上にした数値制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御およびロボット制御等に使用される数値制御装置に関し、特にサーボ制御性能を向上した数値制御装置に関する。
数値制御装置は、工作機械を制御するCNC制御に使用される。ロボットコントローラは、ロボット内のモータを制御することを行っており、CNC制御用の数値制御装置と類似の構成を有する。本発明に係る数値制御装置は、CNC制御用数値制御装置に限定されず、ロボットコントローラも含むものとする。
数値制御装置を製作する場合、全体の制御を行うメイン(主)制御部、機械への信号の入出力を制御するシーケンス機能を実行するPLC(Programmable Logic Control: PLC)部、サーボインタフェース(以下、I/Fと略称する場合がある)を介してサーボモータとの間で信号を入出力するサーボ制御部、サーボ制御信号の演算処理を行う演算部(DSP)と、装置内の他の部分とのデータ入出力(I/O)用I/F、ユーザI/Fおよび周辺機器I/F等をパラレルデータバス(以下、バスと略称する場合がある)で接続し、各部の間の通信を行っていた。バスは、配線サイズが大きい上、各部とバスの間で信号の入出力を行うバスI/F(バスブリッジ)もサイズが大きいため、これまでの数値制御装置のパラレルバスは、1系統であった。
数値制御装置は、コストを考慮しつつ、要求される仕様を十分満足する構成を実現することが求められるが、この際に使用する部品の性能向上および供給体制の変化等も考慮することが望ましい。数値制御装置を製作する場合、メイン制御部およびPLC部の形成に使用するプロセッサ(CPU)およびDSPは、汎用のものを使用するのが一般的である。一方、部品点数を減らすことはコスト低減に有効であり、そのためにCPU、DSP以外の部分、すなわちサーボ制御部とその他の回路を1つの集積回路(IC)に統合することが行われる。このようなICは、特定用途向けIC(ASIC)と呼ばれる。上記のバスで接続された構成でCPU、DSP以外の部分をASIC化する場合、CPUおよびDSPとASICの間をバスで接続し、ASIC内にもバスを設けることになる。
さらに、CPUのマルチコア化や、シリアルI/F化が行われている。CPUをマルチコア化することにより、メイン制御部およびPLC部を1個のCPUで容易に実現できる。CPUとASICからなる構成で、バスをPCIエクスプレス(PCI Express)(登録商標)等の高速シリアルI/F化する場合、CPUとASIC間の通信をシリアルI/F化するが、ASIC内の通信はバスで行う。
数値制御装置における通信では、メイン制御部(CPU内)とサーボ制御部(ASIC内)との間の通信性能を確保することが重要であり、その通信性能が制御対象である機械やロボットの性能を左右する。
そこで、数値制御装置の高速化、高性能化に関連する技術として、以下のような提案が報告されている(例えば、特許文献1及び2)。特許文献1には、データ用量が小さく加工速度に直接的に影響を与えるデータと、工作機械の各部分間のI/Oなどとを、データ処理容量は小さいが処理時間の速い運営体制により駆動される一つのCPUで処理する例が開示されている。さらに、データ用量が大きく加工速度に直接的に影響を与えないデータを、データ処理用量は大きいが処理時間の遅い運営体制により駆動されるもう一つのCPUで各々分散して処理する点が開示されている。このような構成により、工作機械を高速、高性能に制御することができるというものである(例えば、段落〔0017〕及び図3参照)。また、処理データの内容に対するデータ処理用量と処理時間の関係が示されている(例えば、段落〔0016〕及び図2参照)。
また、特許文献1において、第2CPUが、情報共有部に貯蔵されたデータをリードして高速に処理し、また、このように処理されたデータによってサーボモータを制御するための制御信号を発生する点が開示されている(段落〔0026〕参照)。
特許文献2には、モータ制御部におけるモータ制御用のプロセッサをマルチコアDSPにより構成し、かつ高速シリアル通信I/Fを介してモータ制御用アンプに接続した構成例が示される(段落〔0016〕〜〔0018〕及び図1参照)。またマルチコアCPUに数値制御、モータ制御、PLC部の各機能が割り当てられ、通信制御兼バスブリッジに高速シリアルインタフェースで接続する例が示されている。
しかしながら、上記の従来技術では、バスの通信が原因となるパフォーマンスの低下は回避できないという問題がある。例えば、数値制御装置では、サーボ制御部とCPUおよびDSP間のサーボ制御に関係するデータの転送、および入出力されるI/Oデータの転送は、それぞれ一定周期で発生し、発生から所定時間内に処理することが求められる。また、外部信号の入出力を行うペリフェラルに接続されるデバイスは、一定周期でその状態に関するデータを読み取り監視することが必要である。さらに、一定周期ではないが、ストレージデバイスから読み込んだプログラムデータの転送やペリフェラルに接続されるデバイスからのCPUへの割り込み信号の転送は、所定時間内に処理する必要がある。
数値制御装置を設計する場合には、サーボ制御データおよびI/Oデータの転送以外の通信(転送)がどの程度発生するかを予測し、一定のマージンを確保してサーボ制御データおよびI/Oデータの通信量を決定する。このように一定のマージンを見込むため、サーボ制御データおよびI/Oデータの通信を限界まで増加させることが難しかった。数値制御装置が制御する対象物の性能(パフォーマンス)を向上するには、サーボ制御データおよびI/Oデータの通信量を増加させる必要があるが、上記の理由で難しかった。また、設計も難しくなり、一部の性能の低下を容認して通信量を低下させるといった対策を取っていた。
特開2003−316408号公報 特開2013−054730号公報
本発明は、CPUと集積回路(ASIC)を有する構成においてバスが原因で発生する通信パフォーマンスの低下を解消して、サーボ制御性能(パフォーマンス)を向上させることが可能な数値制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る数値制御装置は、サーボモータの位置指令値を出力するCPUと、サーボモータを駆動するアンプに対して電流指令値を出力するサーボ制御部およびその他の処理部を備えた集積回路と、位置指令値を読み取り、サーボモータを位置指令値の位置に移動させるための制御を行うDSPと、を有し、CPUと集積回路は複数のシリアルインタフェースで接続されており、集積回路は、複数のシリアルインタフェースの1つに接続される第1内部バスと、複数のシリアルインタフェースの別の1つに接続される第2内部バスと、を有し、サーボ制御部は、第1内部バスに接続され、その他の処理部は、第2内部バスに接続される、ことを特徴とする。
本発明に係る数値制御装置によれば、バスが原因で発生する通信パフォーマンスの低下を解消して、サーボ制御部とメインCPUとの間の通信パフォーマンスを向上させることが可能になり、サーボ制御性能を向上した数値制御装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る数値制御装置の構成図である。 本発明の実施例1に係る数値制御装置におけるデータ転送のタイミングチャートである。 本発明の実施例2に係る数値制御装置の構成図である。 本発明の実施例2に係る数値制御装置のサーボ制御データおよびI/O制御データの転送のタイミングチャートである。 本発明の実施例3に係る数値制御装置の構成図である。 本発明の実施例4に係る数値制御装置の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る数値制御装置について説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施例1に係る数値制御装置について説明する。図1は、本発明の実施例1に係る数値制御装置の構成図である。本発明の実施例1に係る数値制御装置101は、マルチコアCPU1と、ASIC2と、マルチコアDSP3と、を実装した制御基板80を有する。マルチコアCPU1とASIC2は、2つの高速シリアルインタフェース(I/F)ライン10,20で接続されている。ASIC2とマルチコアDSP3は、高速シリアルI/Fライン30で接続されている。高速シリアルI/Fライン10,20,30として、例えばPCIエクスプレス(PCI Express)(登録商標)を用いることができるが、このような例には限られない。制御基板80には、さらにカードスロット44、ディスプレイ端子45、メモリ実装部46、ネットワークとの通信用物理層(PHY)13,14が設けられており、メモリ実装部46にはDRAM47を設けることが可能である。メモリ実装部46は、例えば、DRAMモジュールを実装するソケットや、制御基板80に直接実装するために設けられた部品パターン等である。さらに、図1においては、2つの高速シリアルI/Fライン10,20によりマルチコアCPU1とASIC2とを接続する例を示したが、3つ以上の高速シリアルI/Fラインにより接続するようにしてもよい。
マルチコアCPU1は、MAC(Media Access Control)コントローラ11、及びペリフェラル12を備えている。MACコントローラ11は、物理層(PHY)13,14を介してネットワークとの通信を行う。ネットワークは、例えば、多機能(Multi−function)イーサネット(登録商標)である。「多機能」とは、種々の産業用イーサネット(登録商標)として使用できることを意味している。ただし、ネットワークはこれに限定されるものではない。本実施例では、マルチコアCPU1には、図示のように外部にCPU用の主記憶メモリであるDRAM31を接続しているが、ASIC2に外部接続する場合もある。
ASIC2は、サーボ制御部21、I/O通信マスタ22、ペリフェラル23、LCDC(Liquid Crystal Display Controller)24、CPUコア25、I/O用RAM28、シリアル通信スイッチ29、グラフィックI/F41、表示器I/F42、メモリI/F43、シリアルI/F271−273、インタフェース(I/F)291、第1ASIC内部バス251および第2ASIC内部バス252を備える。サーボ制御部21とシリアルI/F271は第1ASIC内部バス251で接続されている。
サーボ制御部21は、シリアルI/F273および高速シリアルI/Fライン30を介してマルチコアDSP3に接続されている。シリアルI/F271は、高速シリアルI/Fライン10を介してマルチコアCPU1に接続されている。
I/O通信マスタ22、ペリフェラル23、LCDC24、CPUコア25、I/O用RAM28、シリアルI/F272およびI/F291は、第2ASIC内部バス252に接続されている。シリアル通信スイッチ29は、高速シリアルI/Fライン20を介してマルチコアCPU1に接続されている。さらに、シリアル通信スイッチ29は、シリアルI/F272に接続されると共に、高機能のグラフィックユニットを搭載したグラフィックカード50が装着されるカードスロット44にグラフィックI/F41を介して接続される。
グラフィックカード50は、GUI(Graphical User Interface)CPU51と、DRAM53と、を有する。DRAM53は、GUI CPU51に接続される。GUI CPU51は、マルチコアCPU1からの指令に基づいて、ソフトウェアにより高度なグラフィカルユーザインタフェースを提供するグラフィックエンジン52を実現する。さらに、GUI CPU51は、ユーザが開発したアプリケーションなども実行する。DRAM53は、GUI CPU51の動作メモリである。グラフィックエンジン52は、VGA/SVGA/XGA/SXGA等のLCDインタフェースを介してLCD表示装置等の表示器に接続される。
グラフィックカード50が接続されている場合には、マルチコアCPU1にはそのアドレスが登録されている。シリアル通信スイッチ29は、高速シリアルI/Fラインの分岐動作を行い、マルチコアCPU1の出力が第2ASIC内部バス252に接続される要素のアドレスを示す場合には、シリアルI/F272と接続し、グラフィックカード50に搭載された要素を示すアドレスを示す場合には、グラフィックI/F41に接続した状態にする。
I/O通信マスタ22は、I/O通信を制御するための回路であり、I/O通信用の外部I/F端子221を介してDI/DOを入出力するスレーブユニット(図示せず)が接続される。I/O通信マスタ22は、I/O用RAM28に格納されたDOを接続されたスレーブユニットに出力する。一方、スレーブユニットから入力されたDIは、I/O通信マスタ22を通じてI/O用RAM28にDIとして格納される。I/O用RAM28上のDI/DOは、マルチコアCPU1上で実行されるシーケンスプログラムにより、高速シリアルI/Fライン20、シリアル通信スイッチ29、シリアルI/F272および第2ASIC内部バス252を介してリード/ライトされる。なお、I/O用RAM28を設けず、I/O通信マスタ22が入出力するI/Oデータを記憶するメモリとして、DRAM31を利用することも可能である。また、ASIC2にRAMを接続して、それをI/O用RAM28およびASIC2内の処理の動作メモリとして利用してもよい。
ペリフェラル23には、CNCのソフトを格納したストレージデバイス60、バッテリィバックアップされたSRAM70が接続される。SRAM70は、動作中のデータを記憶し、電源が切れた場合等でも元の状態に復帰可能にするために使用される。さらに、ペリフェラル23は、キーボード用、アナログ入出力用、クロック用の外部I/F端子を有する。これらの端子を利用して、ユーザ入力、実行中の加工プログラムをスキップさせるための信号入力、タッチセンサの信号入力、クロック入力、アナログスピンドル出力(アナログ出力)等を行う。
LCDC24は、画面のイメージのデータを格納するためのVRAMと、VRAMに書かれたデータをLCDパネルなどのディスプレイに出力するコントローラ(LCDC)と、で構成される。LCDC24は、表示器I/F42を介してディスプレイ端子45に接続される。実施例1のある態様では、CPUコア32が、制御基板80上に搭載されるメモリ実装部46に設けられたDRAM47を使用して、グラフィック機能を実現し、画面のイメージのデータをVRAMに書き込む。
外部に接続されるブートROM15が、I/F291を介して第2ASIC内部バス252に接続される。ブートROM15は、ブートローダソフトを格納するROMであり、マルチコアCPU1が起動するとブートROM15を読み、マルチコアCPU1自身の初期設定などを行う。さらに、初期化動作では、ペリフェラル23に接続されたストレージデバイス60に格納されているソフトをローディングし、DRAM31に展開する。
以上の通り、マルチコアCPU1とASIC2は複数の高速シリアルI/Fライン10,20で接続され、複数の高速シリアルI/Fラインのうちの1つの高速シリアルI/Fライン10はサーボ制御部21が接続される第1ASIC内部バス251に接続されている。
次に、サーボ制御について説明する。マルチコアCPU1は、サーボモータ(図示せず)の位置指令値をASIC2内のサーボ制御部21に出力する。サーボ制御部21は、サーボモータを駆動するアンプ(図示せず)に対して電流指令値を出力する。マルチコアDSP3は、位置指令値を読み取り、サーボモータを位置指令値の位置に移動させるための制御を行う。
サーボ制御部21には、サーボI/F26が設けられている。サーボI/F26は、サーボアンプまたはスピンドルアンプをサーボ制御部21に接続するためのインタフェースである。サーボアンプまたはスピンドアンプには、工作機械の各軸を動作させるサーボモータまたはスピンドルモータへの動力線と、各モータの位置/速度を検出するフィードバック入力信号が接続される。
サーボ制御部21には、内蔵のRAM領域にマルチコアCPU1からの位置指令値が書き込まれる。マルチコアDSP3は、位置指令値を読み取り、サーボモータを指令値の位置に移動させるための制御を行う。サーボモータの制御は、サーボ制御部21に接続されたサーボI/F26を通じて行う。
サーボ制御部21からは、サーボI/F26を通じて、アンプに対して電流の指令値を送る。アンプは、受け取った電流指令値に基づきPWM信号による電流制御を行い、アンプに内蔵された電流センサの値をサーボI/F26を介してサーボ制御部21に送る。また、サーボモータからのフィードバック信号も、サーボI/F26を介してサーボ制御部21に送られる。マルチコアDSP3は、受け取った電流センサの値やフィードバック信号の値を基に、次の電流制御指令値をサーボI/F26を通じてアンプに送る。マルチコアDSP3は、この電流制御を繰り返し行うことでサーボモータを制御し、マルチコアCPU1から指示された位置に各軸を到達させる。マルチコアDSP3は、フィードバック信号の値をサーボ制御部21に書き込み、マルチコアCPU1はこの値を読み、位置指令値に軸が到達したことを確認する。
図1に示す実施例1の数値制御装置101の形態では、DRAM47がメモリ実装部46に実装されず、グラフィックカード50が装着されない状態では、ロウエンド向けの簡単な表示機能が実現される。マルチコアCPU1が描画データを生成し、生成された描画データはLCDC24に送られ、LCDC24が描画データに基づいてVRAMに画像を展開する。VRAMに展開された画像データは、接続される液晶表示器のI/F(例えば、SVGAまたはXGA等)に適合した形式の信号に変換されて表示器I/F42およびディスプレイ端子45を介して出力され、液晶表示器において表示が行われる。
上記の形態では、マルチコアCPU1が描画データを生成するが、この生成はマルチコアCPU1が主制御部やPLC部の処理を行う合間に行われるため、大規模な描画データや3D描画など高い演算能力を必要とする描画データの生成は難しく、生成できる描画データは制限されるが、一方で低コストで実現できる。実施例1の数値制御装置101の形態では、2つの内部バスと2つの高速シリアルI/Fにより、サーボ制御部21とマルチコアCPU1の間の通信とLCDC24とマルチコアCPU1の間の通信が分離されるため、バスが原因で発生するサーボの通信パフォーマンスの低下はない。
さらに、制御基板80上のメモリ実装部46にDRAM47を、CPUコア25の動作メモリとして接続することにより、CPUコア32が描画データを生成し、生成された描画データはLCDC24に送られ、LCDC24が描画データに基づいてVRAMに画像を展開する。マルチコアCPU1の代わりに専用のCPUコア25が描画データを生成するため、生成する描画データのレベルを向上できる。また、マルチコアCPU1は描画データを生成する必要がなくなるので、マルチコアCPU1が主制御部及びPLC部の処理に割く時間をより多く確保することができる。このように、サーボ制御部21を搭載する同じASIC2を使用して、レベルの異なる(ミドルエンドの)描画データを生成できる。
特に、バスが原因で発生する通信パフォーマンスの低下を解消できるので、サーボ制御データおよびI/Oデータの転送以外の通信(転送)がどの程度発生するかを予測し、一定のマージンを確保してサーボ制御データおよびI/Oデータの通信量を決定する必要がなくなった。言い換えると、サーボ制御データおよびI/Oデータの通信量とは無関係に、それ以外の通信量を決定できるようになった。両者の通信量を無関係に決定できるため、サーボ制御データ及びI/Oデータの処理とグラフィック処理は同じマルチコアCPU1で処理する必要はなく、グラフィック処理を別のCPUコア25で処理させることが可能になる。
さらに、DRAM47を装着せずに、制御基板80上のカードスロット44にグラフィックカード50を装着することにより、前述のように高機能(ハイエンド)の描画機能を実現できる。
図2は、本発明の実施例1に係る数値制御装置101のサーボ制御部21及びI/O通信マスタ22におけるデータ転送のタイミングチャートである。図2(a)は、サーボモータの軸毎の位置指令値及び軸毎の位置フィードバック値のタイミングチャートである。位置指令値及び軸毎の位置フィードバック値のサーボ制御データの転送は、高速シリアルI/Fライン10、シリアルI/F271および第1ASIC内部バス251を介して行われる。サーボ制御部21は、マルチコアCPU1との間で、一定周期内に各軸の位置指令値と位置フィードバック値の転送を行う。位置指令値と位置フィードバック値の転送は、約半周期ずれて行われる。
I/Oデータ転送は、サーボ制御データの転送周期に対して1対nの割合で周期転送を行う。転送周期nは設定可能であり、転送周期nに応じて、各周期での転送時間は変化する。図2(b)〜(d)は、それぞれ周期1:1、1:2、1:4のI/O(DI/DO)データのタイミングチャートである。図2(e)は、その他のデータ転送のタイミングチャートである。その他のデータ転送は、サーボ制御データの転送周期とは無関係のタイミングでランダムに行われる。I/Oデータ転送およびその他のデータ転送は、高速シリアルI/Fライン20、シリアル通信スイッチ29、シリアルI/F272および第2ASIC内部バス252を介して行われる。
サーボ制御データの転送およびI/Oデータの転送は、それぞれ一定周期で発生し、発生から所定時間内に処理することが求められる。これに加えて、外部信号の入出力を行うペリフェラルに接続されるデバイスは、一定周期でその状態に関するデータを読み取り監視することが必要である。さらに、ストレージデバイスから読み込んだプログラムデータの転送やペリフェラルに接続されるデバイスからのCPUへの割り込み信号の転送は、一定周期ではないが所定時間内に処理する必要がある。実施例1の数値制御装置101では、サーボ制御データの転送は、高速シリアルI/Fライン10を介して行われるので、他のデータ転送の影響を受けない。I/Oデータおよび他のデータは、高速シリアルI/Fライン20を介して行われるが、I/Oデータの転送時間は限られており、他のデータは、I/Oデータの転送が行われていない期間に行えばよく、上記の所定時間内に転送処理するように転送タイミングを容易に制御できる。高速シリアルI/Fライン20を介したデータ転送に余裕がある場合には、例えばLCDC24およびCPUコア25でより高度なグラフィック機能を実現することも可能である。
例えば、従来技術の数値制御装置のように、マルチコアCPU1とASIC2の間を1つの高速シリアルラインで接続し、さらにASIC2内に1つのASIC内部バスを設けたと仮定した場合、サーボ制御データの通信は周期的な転送であり、他のデータ転送と混ざっていると、他の通信が割り込む余裕を見てマルチコアCPU1とサーボ制御部21間の通信量を決めることが必要になり、制御が複雑でパフォーマンスが制限される。これに対して、本発明の実施例1に係る数値制御装置によれば、マルチコアCPU1とサーボ制御部21間の通信のパフォーマンスを向上させることができ、マルチコアCPU1とサーボ制御部21間の通信帯域を極限まで引き出すことができる。さらにマルチコアCPU1と他の処理部との間の通信のパフォーマンスも向上させることができる。これは、マルチコアCPU1とASIC2の間を2つの高速シリアルI/Fライン10,20で接続し、さらにASIC2内にも2つの第1および第2ASIC内部バス251,252を分離して設けることで、初めて実現できる。
さらに、上記のようにマルチコアCPU1とサーボ制御部21間の通信を独立させることで、通信帯域の問題を解決することが可能になる一方で、メイン制御部側は両方の通信を処理しなければならないため、シングルコアCPUでは、通信を独立させた効果を十分に引き出すことができない。実施例1では、メイン制御部はマルチコアCPU1で形成されており、独立した2つの通信に対して独立したCPUコアを割り当てることができる。例えば、4個のコアを有するマルチコアCPU1を使用する場合、2個のコアをサーボ制御用に、残りの2個のコアをその他の制御に割り当てる。このように、独立した通信に対してそれぞれコアを専用に割り当てることで、独立した通信の通信帯域を極限まで引き出すことが可能になる。なお、マルチコアスレッドCPUを使用することもできる。この場合も一部のスレッドをサーボ制御用に、残りのスレッドをその他の制御に割り当てることでもよい。
以上説明したように、実施例1の数値制御装置では、サーボ制御に影響を与えることなく、共通のアーキテクチャで異なる品質レベルに対応するグラフィックスケーラビリティを実現できる。ロウエンドの構成は、CPUコア25にDRAM47を接続しないため、最低コストになる。ミドルエンドの構成は、CPUコア25にDRAM47を接続するが、グラフィックカード50に搭載されるGUI CPU51は不要であるから、中程度のコストになる。またマルチコアCPU1が描画処理から解放されるので、CNCの性能向上を図れる。ハイエンドの構成は、GUI CPU51を搭載するグラフィックカード50を使用するため高コストになるが、描画性能はもっとも高く、マルチコアCPU1及びASIC2内のCPUコア32が描画処理から解放されるので、CNCの性能向上が図れる。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2に係る数値制御装置について説明する。図3は、本発明の実施例2に係る数値制御装置の構成図である。本発明の実施例2に係る数値制御装置102が、実施例1に係る数値制御装置101と異なっている点は、ASIC2において、I/O通信マスタ22およびI/O用RAM28がサーボ制御部21側の第1ASICバス251に接続されている点である。実施例2に係る数値制御装置102のその他の構成は、実施例1に係る数値制御装置101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。実施例1と同様に、I/O用RAM28を設けずに、DRAM31を利用することも、ASIC2に外部接続されたRAMを使用することも可能である。
前述のように、マルチコアCPU1とI/O通信マスタ22との間のI/Oデータ通信は、マルチコアCPU1とサーボ制御部21との間のサーボ制御データの通信に対して周期的な転送である。したがって、この両方の通信を1つの高速シリアルI/Fライン10および第1ASIC内部バス251を介して行うのであれば、両方を同期して行うことができる。実施例2では、サーボ制御データ通信およびI/Oデータ通信以外の他の処理部に関係する通信は、高速シリアルI/Fライン20および第2ASIC内部バス252を介して分離して行われる。したがって、サーボ制御データ通信およびI/Oデータ通信は、他の通信が割り込む余裕を見る必要がなく、同期して行える。これにより、実施例2では、実施例1に比べて、マルチコアCPU1とサーボ制御部21以外のLCDC24およびCPUコア25等の他の処理部との間の通信負担を軽減できる。
次に、本発明の実施例2に係る数値制御装置102におけるデータ転送について説明する。
図4は、本発明の実施例2に係る数値制御装置102におけるサーボ制御データ転送およびI/Oデータ転送のタイミングチャートである。図4(a)は、サーボモータの軸毎の位置指令値dPC及び軸毎の位置フィードバック値dPFのタイミングチャートである。図4(b)〜(d)は、それぞれ周期1:1、1:2、1:4のサーボモータの軸毎の位置指令値dPC及び軸毎の位置フィードバック値dPF、並びにI/O(DI/DO)データのタイミングチャートである。図4(e)は図4(d)のタイミングチャートの変形例である。
図4(b)に示すように、サーボ制御部21のデータ転送dPC及びdPFとI/Oデータ転送dIOが1対1の場合には、例えば、両者はぶつかることなく通信できる。もしぶつかる場合には、どちらのデータ転送も要求される所定時間内で転送が完了するように、一方に対して他方をまたは両方のタイミングをずらす。
図4(c)〜(e)に示すように、転送周期が1:2以上の場合には、サーボ制御部21のデータ転送dPC及びdPFとI/Oデータの転送dIO1及びdIO2がぶつかる可能性が高くなる。このような場合には、図4(d)の転送周期1:4の例のように、サーボ制御部のデータ転送dPC及びdPFの間にI/Oデータ転送dIO1b及びdIO2bが割り込む形で行われる。I/Oのデータ転送dIO1a、dIO1b及びdIO2a、dIO2bが優先され、サーボのデータ転送dPC及びdPFはI/Oのデータ転送dIO1b及びdIO2bの終了後に行われる。また、サーボ制御部のデータ転送がI/Oのデータ転送よりも優先されるように設定することもできる。図4(e)に示すように、図4(d)におけるI/OデータdIO1b及びdIO2bをそれぞれ、dIO1c及びdIO1d、並びにdIO2c及びdIO2dに分割して転送することもできる。この場合、I/Oのデータ転送とサーボ制御部のデータ転送のどちらが優先されるか、または交互に調整されるかは、設定により変更することができる。
このように、本発明の実施例2に係る数値制御装置102では、I/O通信マスタ22がサーボ制御部21側の第1ASIC内部バス251に接続されるようにしても、データ転送の遅延等が発生しないようにすることができる。従って、本発明の実施例2に係る数値制御装置102によれば、マルチコアCPU1とサーボ制御部21との間のデータ転送を高速で行いながら、マルチコアCPU1とサーボ制御部21以外のその他の処理部との間のデータ転送を高速化することができる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3に係る数値制御装置について説明する。図5は、本発明の実施例3に係る数値制御装置の構成図である。本発明の実施例3に係る数値制御装置103が、実施例2に係る数値制御装置102と異なっている点は、ASIC2において、I/O通信マスタ22とサーボ制御部21の間に通信経路222が設けられ、I/O通信マスタ22が、入力されたI/Oデータの内容を判定し、I/Oデータが直接サーボ制御部21に通信すべきデータである時には、主制御部を形成するマルチコアCPU1に通信せずに直接サーボ制御部21に通信する点である。実施例3に係る数値制御装置103のその他の構成は、実施例2に係る数値制御装置102における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
I/O通信マスタ22を介して入力されるI/O信号データ(DI)は、マルチコアCPU1を介さずに直接サーボ制御部21に入力することが望ましい第1種のデータと、それ以外の第2種のデータに分けられる。
第1種のデータの第1の例は、特定の軸(1軸または複数の軸)が回転している状態で、I/O通信マスタ22からサーボ制御部21に入力されると、サーボ制御部21は、マルチコアCPU1の介在なしに、信号の種類で指定された特定の軸(1軸または複数の軸)の回転を即時停止するDI信号である。
第1種のデータの第2の例は、特定の軸(1軸または複数の軸)が一定速度で回転している状態で、I/O通信マスタ22からサーボ制御部21に入力されると、サーボ制御部21は、マルチコアCPU1の介在なしに、一定速度で回転している軸の回転速度を、信号の種類で指定された回転速度に変更するDI信号である。DI信号と回転速度の関係づけは、運転開始前にサーボ制御部21に対してあらかじめ設定されている。
第1種のデータの第3の例は、特定の軸(1軸または複数の軸)が停止している状態で、I/O通信マスタ22からサーボ制御部21に入力されると、サーボ制御部21は、マルチコアCPU1の介在なしに、停止していた軸を特定位置まで特定の最大加減速、特定の最大速度で移動し位置決めさせるDI信号である。位置決めの位置、最大加減速、最大速度は、運転開始前にサーボ制御部21に対してあらかじめ設定されている。複数のDI信号に対して複数の位置決め位置や複数の最大速度を設定することもできる。
第2種のデータの第1の例は、あらかじめストレージデバイス等に保存された加工プログラムを指定するDI信号である。このようなD1信号は、I/O通信マスタ22からマルチコアCPU1に送信され、マルチコアCPU1は、指定された加工プログラムにしたがってサーボ制御21への移動指令値を生成し、サーボ制御部21に送信する。
第2種のデータの第2の例は、複数の軸で同時輪郭制御(補間処理)を行う場合で、I/O通信マスタ22のI/O通信I/F221に他の軸の制御を行うスレーブユニット(サーボ制御IC)が接続され、スレーブユニットからデータを受ける場合である。このデータは、サーボ制御部21からのデータを含めて、マルチコアCPU1の主制御部でまとめて処理される必要がある。
第1種と第2種のデータの識別は、I/O通信マスタ部に設けられた識別テーブルにより識別される。この識別テーブルには、第1種のデータとして扱われるべき信号が、I/O用RAMへ格納されるアドレスとビットで指定されており、このテーブルとの照合により第1種と第2種の信号が識別される。またアドレスとビットの代わりに、I/O通信IFに接続されるスレーブユニットの種類、ユニットにあるコネクタの端子で識別テーブルに対して指定することもできる。識別テーブルに対する指定は、数値制御装置の使用者が任意に変更できる。
実施例3では、I/O通信マスタ22が、DIが第1種のデータであるか否かを識別し、第1種のデータであれば通信経路222を介してサーボ制御部21に送信し、第2種のデータであれば第ASIC内部バス251、シリアルI/F271およびシリアルI/F10を介してマルチコアCPU1に送信する。なお、マルチコアCPU1は、全体の制御のために第1種のデータのうちでも管理することが望ましいデータが存在するので、そのようなデータについて、I/O通信マスタ22は、通信経路222を介して、第1種のデータをサーボ制御部21に送信した後、第1ASIC内部バス251、シリアルI/F271およびシリアルI/F10を介して、第1種のデータをマルチコアCPU1に適宜送信するようにしてもよい。
実施例3では、I/O通信マスタ22が、第1種のデータを受信してから、サーボ制御部21が第1種のデータを受信するまでの時間を短くできる。したがって、第1種のデータが緊急性や応答性を要する場合には、特に有利である。
[実施例4]
次に、本発明の実施例4に係る数値制御装置について説明する。図6は、本発明の実施例4に係る数値制御装置の構成図である。本発明の実施例4に係る数値制御装置104が、実施例1に係る数値制御装置101と異なっている点は、マルチコアDSP3がマルチコアCPU1に内蔵され、それに伴いシリアルI/F273が除かれている点である。実施例4に係る数値制御装置104のその他の構成は、実施例1に係る数値制御装置101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施例4では、マルチコアCPU1にDSPコア3が設けられているため、移動指令値は、実施例1のようにサーボ制御部21に書き込まれるのではなく、マルチコアCPU1に接続されたDRAM31やCPU内部のキャッシュに書き込まれ、DSPコア3がそれにアクセスすることにより、DSPコア3とマルチコアCPU1の主制御部を形成するCPUコアとの間のデータ交換が行われる。
DSPコア3は、移動指令値からアンプに対する電流指令値を生成し、高速シリアルI/Fライン10、シリアルI/F271およびASIC内部バス251を介してサーボ制御部21に送る。サーボ制御部21は、サーボI/Fを介してサーボアンプに電流指令値を送る。また、サーボI/Fを介して得た電流センサの値やモーターフィードバック信号の値は、サーボ制御部21に書き込まれる。マルチコアDSP3は、高速シリアルI/Fライン10、シリアルI/F271および第1ASIC内部バス251を介してサーボ制御部21に書き込まれた電流センサの値やフィードバック信号の値を元に、次の電流制御指令値を演算する。
実施例4の数値制御装置では、メイン制御部およびPLC部はマルチコアCPU1内のCPUコアで実現され、さらにDSP3はマルチコアCPU1に内蔵されているため、相互に密接に通信可能であり、サーボ制御の応答性を改善できる。また、実施例1で設けた高速シリアルI/Fライン30およびシリアルI/F273を除くことができる。
以上の説明に基づき、実施例に関し以下の構成を記す。
[構成1]
サーボモータの位置指令値を出力するCPUと、
サーボモータを駆動するアンプに対して電流指令値を出力するサーボ制御部およびその他の処理部を備えた集積回路と、
位置指令値を読み取り、サーボモータを位置指令値の位置に移動させるための制御を行うDSPと、を有し、
前記CPUと前記集積回路は複数のシリアルインタフェースで接続されており、
前記集積回路は、前記複数のシリアルインタフェースの1つに接続される第1内部バスと、前記複数のシリアルインタフェースの別の1つに接続される第2内部バスと、を有し、
前記サーボ制御部は、前記第1内部バスに接続され、
前記その他の処理部は、前記第2内部バスに接続される、
ことを特徴とする数値制御装置。
[構成2]
前記集積回路はI/O通信部をさらに備え、
前記I/O通信部が前記第1内部バスに接続されている、構成1に記載の数値制御装置。
[構成3]
前記I/O通信部は、前記サーボ制御部と信号を直接伝送する内部通信経路で接続され、
前記I/O通信部は、前記CPUを介さずに直接前記サーボ制御部との間で通信する第1種のデータと、前記CPUを介して前記サーボ制御部と通信する第2種のデータを識別し、
前記I/O部は、前記第1種のデータと識別した時は、前記第1種のデータを前記内部通信経路を介して前記サーボ制御部に送信すること、
を特徴とする構成2に記載の数値制御装置。
[構成4]
前記集積回路はI/O通信部をさらに備え、
前記I/O通信部が前記第2内部バスに接続されている、構成1に記載の数値制御装置。
[構成5]
前記CPUは、複数のコアを有するマルチコアCPUであり、
前記複数のコアのうち、一部のコアをサーボ制御に割り当て、残りのコアをその他の制御に割り当てること、
を特徴とする構成1から4のいずれかに記載の数値制御装置。
[構成6]
前記CPUは位置指令値を前記サーボ制御部に書き込み、
前記CPUはサーボモータのフィードバック信号を前記サーボ制御部から読み取り、
前記DSPは、前記CPUによって書かれた位置指令値を読み取り、サーボI/Fを経由してサーボモータを制御し、
前記サーボI/Fを経由して得られたサーボモータのフィードバックの値は前記サーボ制御部に書き込まれる、構成1から5のいずれかに記載の数値制御装置。
[構成7]
前記DSPは前記CPU内に設けられ、
前記CPUは、前記CPUおよび前記DSPが直接アクセスするメモリに位置指令値を書き込み、
前記DSPは、前記CPUによって書かれた位置指令値を読み取り、前記サーボ制御部およびサーボI/Fを経由してサーボモータを制御し、
前記サーボI/Fおよび前記サーボ制御部を経由して得られたサーボモータのフィードバックの値を、前記CPUおよび前記DSPが直接アクセスする前記メモリに書き込む、構成1から5のいずれかに記載の数値制御装置。
[構成8]
前記その他の処理部は、少なくとも周辺機器を制御する周辺制御部と、外部との間で表示インタフェースを有する表示器コントローラと、
を有することを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の数値制御装置。
[構成9]
前記第2内部バスに接続され、少なくとも表示機能に関係する処理を実行するコア部と、
前記集積回路外部の動作メモリと接続するメモリインタフェースと、をさらに有する構成8に記載の数値制御装置。
[構成10]
前記第2内部バスに接続される前記シリアルインタフェースとの間の通信を、アドレスに応じて第1アドレス通信および第2アドレス通信に切り分けて入出力するシリアル通信スイッチと、
前記第1アドレス通信と前記第2内部バスを接続するシリアルインタフェースと、
前記第2アドレス通信に接続され、前記集積回路外部のグラフィックカードと接続するグラフィックインタフェースと、をさらに有することを特徴とする構成8または9に記載の数値制御装置。
[構成11]
前記CPU、前記集積回路、前記DSP、前記グラフィックインタフェースに接続される前記グラフィックカードを装着するカードスロット、および前記表示器インタフェースに接続されるディスプレイ端子を搭載する制御基板を有する構成10に記載の数値制御装置。
[構成12]
前記その他の処理部は、
少なくとも周辺機器を制御する周辺制御部と、
外部との間で表示インタフェースを有する表示器コントローラと、
少なくとも表示機能に関係する処理を実行するコア部と、
前記集積回路外部の動作メモリと接続するメモリインタフェースと、
前記第2内部バスに接続される前記シリアルインタフェースとの間の通信を、アドレスに応じて第1アドレス通信および第2アドレス通信に切り分けて入出力するシリアル通信スイッチと、
前記第1アドレス通信と前記第2内部バスを接続するシリアルインタフェースと、
前記第2アドレス通信に接続され、前記集積回路外部のグラフィックカードと接続するグラフィックインタフェースと、をさらに有し、
当該数値制御装置は、
前記CPU、前記集積回路、前記DSP、前記グラフィックインタフェースに接続される前記グラフィックカードを装着するカードスロット、前記表示器インタフェースに接続されるディスプレイ端子、および前記メモリインタフェースに接続されるメモリ実装部を搭載する制御基板を有する構成1から7のいずれかに記載の数値制御装置。
以上、本発明の実施例を説明したが、各種の変形例があり得るのは言うまでもない。例えば、各ICにどのような機能部分を統合するか、ASIC内の複数のバスにそれぞれどのような機能部を接続するかは、仕様に応じて適宜定められるべきであり、それに応じて各種の変形例があり得る。
1 マルチコアCPU
2 ASIC
3 マルチコアDSP
10,20,30 高速シリアルI/Fライン
21 サーボ制御部
22 I/O通信マスタ
23 ペリフェラル
24 グラフィックエンジン
26 サーボI/F

Claims (10)

  1. サーボモータの位置指令値を出力するCPUと、
    サーボモータを駆動するアンプに対して電流指令値を出力するサーボ制御部およびその他の処理部を備えた集積回路と、
    位置指令値を読み取り、サーボモータを位置指令値の位置に移動させるための制御を行うDSPと、を有し、
    前記CPUと前記集積回路は複数のシリアルインタフェースで接続されており、
    前記集積回路は、前記複数のシリアルインタフェースの1つに接続される第1集積回路内部バスと、前記複数のシリアルインタフェースの別の1つに接続される第2集積回路内部バスと、を有し、
    前記サーボ制御部は、前記第1集積回路内部バスに接続され、
    前記その他の処理部は、前記第2集積回路内部バスに接続される、
    ことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記集積回路はI/O通信部をさらに備え、
    前記I/O通信部が前記第1集積回路内部バスに接続されている、請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記CPUは、複数のコアを有するマルチコアCPUであり、
    前記複数のコアのうち、一部のコアをサーボ制御に割り当て、残りのコアをその他の制御に割り当てること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。
  4. 前記CPUは位置指令値を前記サーボ制御部に書き込み、
    前記CPUはサーボモータのフィードバック信号を前記サーボ制御部から読み取り、
    前記DSPは、前記CPUによって書かれた位置指令値を読み取り、サーボI/Fを経由してサーボモータを制御し、
    前記サーボI/Fを経由して得られたサーボモータのフィードバックの値は前記サーボ制御部に書き込まれる、請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  5. 前記DSPは前記CPU内に設けられ、
    前記CPUは、前記CPUおよび前記DSPが直接アクセスするメモリに位置指令値を書き込み、
    前記DSPは、前記CPUによって書かれた位置指令値を読み取り、前記サーボ制御部およびサーボI/Fを経由してサーボモータを制御し、
    前記サーボI/Fおよび前記サーボ制御部を経由して得られたサーボモータのフィードバックの値を、前記CPUおよび前記DSPが直接アクセスする前記メモリに書き込む、請求項1から3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  6. 前記I/O通信部は、前記サーボ制御部と信号を直接伝送する内部通信経路で接続され、
    前記I/O通信部は、前記CPUを介さずに直接前記サーボ制御部との間で通信する第1種のデータと、前記CPUを介して前記サーボ制御部と通信する第2種のデータを識別し、
    前記I/O部は、前記第1種のデータと識別した時は、前記第1種のデータを前記内部通信経路を介して前記サーボ制御部に送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の数値制御装置。
  7. 前記その他の処理部は、少なくとも周辺機器を制御する周辺制御部と、外部との間で表示インタフェースを有する表示器コントローラと、
    を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の数値制御装置。
  8. 前記第2集積回路内部バスに接続される前記シリアルインタフェースとの間の通信を、アドレスに応じて第1アドレス通信および第2アドレス通信に切り分けて入出力するシリアル通信スイッチと、
    前記第1アドレス通信と前記第2集積回路内部バスを接続するシリアルインタフェースと、
    前記第2アドレス通信に接続され、前記集積回路外部のグラフィックカードと接続するグラフィックインタフェースと、をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の数値制御装置。
  9. 前記第2集積回路内部バスに接続され、少なくとも表示機能に関係する処理を実行するコア部と、
    前記集積回路外部の動作メモリと接続するメモリインタフェースと、をさらに有する請求項8に記載の数値制御装置。
  10. 前記CPU、前記集積回路、前記DSP、前記グラフィックインタフェースに接続される前記グラフィックカードを装着するカードスロット、前記表示器インタフェースに接続されるディスプレイ端子、および前記メモリインタフェースに接続されるメモリ実装部を搭載する制御基板を有する請求項9に記載の数値制御装置。
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