JPH09160613A - プログラマブルコントローラ機能付きサーボ基板 - Google Patents

プログラマブルコントローラ機能付きサーボ基板

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JPH09160613A
JPH09160613A JP32416295A JP32416295A JPH09160613A JP H09160613 A JPH09160613 A JP H09160613A JP 32416295 A JP32416295 A JP 32416295A JP 32416295 A JP32416295 A JP 32416295A JP H09160613 A JPH09160613 A JP H09160613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
servo
personal computer
input
programmable controller
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32416295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Mizoguchi
正信 溝口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエア構成を簡単にするとともに、動
作速度を向上させる。 【解決手段】 パソコン用サーボ基板50は、パソコン
20と機械10との間に介装される。機械10は、サー
ボ制御されるサーボモータ11−1等や、入出力制御さ
れる機器に信号を送受する入出力ポート13−1等を有
している。このサーボ基板50には、サーボモータ11
−1等をサーボ制御するサーボ制御部51のみならず、
入出力信号を送受するプログラマブルコントローラ部5
2をも備えている。プログラマブルコントローラ部52
は汎用のプログラマブルコントローラで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ機能付きサーボ基板に関し、工作機械や産業
機械などサーボモータを使用する製品のサーボ制御に利
用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】サーボモータを使用した従来の製品の一
例を図2を参照して説明する。同図に示すように、機械
10は、複数台のサーボモータ11−1〜11−n(図
では2台のみ示している。なお以降では全体をまとめて
符号11で表す)と、各サーボモータ11をコントロー
ルするサーボドライブシステム12−1〜12−n(図
では2台のみ示している。なお以降では全体をまとめて
符号12で表す)とが備えられている。サーボドライブ
システム12は、サーボアンプ、エンコーダなどから構
成されるサーボモータ周辺装置を総称したものである。
【0003】更に、機械10には、サーボモータ11の
動作を手動で制御するためのスイッチ類(例えば非常停
止スイッチ)や、各種センサ類や、機械の状態を示すイ
ンジケータ類や、各種アクチュエータ類などが備えられ
ている。そして、スイッチ類やセンサ類からの信号を外
部に出力したり、インジケータ類やアクチュエータ類へ
信号を入力するための複数の入出力ポート13−1〜1
3−n(図では2つのみ示している。なお以降では全体
をまとめて符号13で表す)を備えている。
【0004】上述したように、サーボモータ11のため
のサーボドライブシステム12と、スイッチ類等の信号
入出力のための入出力ポート13を併存して備えた機械
10を、パソコン(パーソナルコンピュータ)20で制
御するためには、従来ではパソコン用サーボ基板30
と、パソコン用入出力用基板40とが用いられている。
【0005】パソコン用サーボ基板30は、主に、サー
ボ制御を行うサーボ制御部31と、パソコン20のパソ
コン拡張バス21に接続されてパソコン20とのインタ
ーフェースを行うパソコン拡張バスインターフェース3
2とで構成されている。このパソコン用サーボ基板30
により、パソコン20からの指令に基づき機械10のサ
ーボモータ11を制御するためのインターフェース機能
が実現されている。即ち、例えば、パソコン20により
機械10のサーボモータ11の動作を制御しようとする
場合には、まず、パソコン20による指令データを、パ
ソコン拡張バス21を経由してパソコン用サーボ基板3
0に送る。パソコン用サーボ基板30では、パソコン拡
張バスインターフェイス32を経由してサーボ制御部3
1が指令データを受信し、サーボ制御部31で指令デー
タに従い機械10のサーボドライブシステム12をコン
トロールすることで、サーボモータ11の動作を制御す
る。
【0006】パソコン用入出力基板40は、主に、入出
力制御を行う入出力制御部41と、パソコン20のパソ
コン拡張バス21に接続されてパソコン20とのインタ
ーフェースを行うパソコン拡張バスインターフェース4
2とで構成されている。このパソコン用入出力基板40
により、パソコン20と機械10のスイッチ類とのイン
ターフェース機能が実現されている。即ち、例えば、パ
ソコン20により機械10のアクチュエータ類の動作を
制御しようとする場合には、まず、パソコン20による
指令を、パソコン拡張バス21を経由してパソコン用入
出力基板40に送る。パソコン用入出力基板40では、
パソコン拡張バスインターフェイス42を経由して入出
力制御部41が指令を受信し、入出力制御部41が指令
に従い、入出力ポート13を介して機械10のアクチュ
エータ類にコントロール指令を送ることでアクチュエー
タ類が作動する。また機械10のセンサ類の信号は、入
出力ポート13を介してパソコン用入出力基板40に送
られ、さらに必要なデータがパソコン用入出力基板40
からパソコン20に送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では次のような問題があった。 (1)パソコン用入出力基板40を設置しなければなら
ないので、コストが上昇する。 (2)パソコン20が入出力制御を実施するため、パソ
コン20の処理負荷が増大し、制御動作が遅れる。 (3)入出力制御のための専用コントローラであるプロ
グラマブルコントローラ(PLC)が広く普及している
にもかかわらず、パソコン20上で使用できない。
【0008】本発明は、パソコンの処理負担を軽減して
全体としての制御速度を上昇させることができ、且つ、
コストダウンも図れる、開発の容易なプログラマブルコ
ントローラ機能付きサーボ基板を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、サーボ指令を受けることによりサーボ動作するサ
ーボ機器および入出力制御動作する入出力部に対して入
出力信号を送受する入出力ポートを備えた機械と、コン
ピュータとの間に介装されるサーボ基板であって、前記
コンピュータの指令に応じて前記サーボ機器をサーボ制
御するサーボ制御部と、汎用のプログラマブルコントロ
ーラで形成されており前記入出力ポートを介して前記入
出力部に対して入出力信号を送受するプログラマブルコ
ントローラ部とを有することを特徴とする。
【0010】本発明では、パソコン用サーボ基板上に、
機械に対して入出力制御をする専用コントローラである
プログラマブルコントローラの機能を追加した。このた
め、 (1)入出力制御を、パソコン用サーボ基板上に実現し
たプログラマブルコントローラ部で実行するため、パソ
コン用入出力基板が不要となる。 (2)入出力制御をパソコンではなく、プログラマブル
コントローラ部で実行するため、パソコンの処理負荷が
軽減され、制御動作が遅れるという弊害を排除でき、全
体としての制御動作が速くなる。 (3)プログラマブルコントローラ部は、広く普及して
いる入出力専用のコントローラであるプログラマブルコ
ントローラ(PLC)であるため、制御用プログラムの
開発のための言語やツール類が充実しており、開発時間
および開発ソフトの低減が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。なお、従来技術と同一部分に
は同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0012】図1は本発明の実施の形態を示す。同図に
示すように、パソコン用サーボ基板50は、主に、サー
ボ制御をするサーボ制御部51と、機械10に対する信
号の入出力を制御するプログラマブルコントローラ部5
2(以下「PLC部」と記す)と、サーボ制御部51と
PLC部52との間でデータ送受信を行う通信部53
と、パソコン20とのインターフェースを行うパソコン
拡張バスインターフェース54とで構成されている。
【0013】パソコン拡張バスインターフェース54
は、パソコン20のパソコン拡張バス21に接続されて
いる。サーボ制御部51は、機械10のサーボモータ1
1を制御するためのサーボドライブシステム12に接続
されている。
【0014】PLC部52は、機械10の入出力ポート
13に接続されている。機械10のスイッチ類やセンサ
類の信号は、入出力ポート13を介して機械10側から
PLC部52に送られる。機械10のインジケータ類や
アクチュエータ類への信号は、入出力ポート13を介し
てPLC部52から機械10側に送られる。PLC部5
2は、入出力制御のための専用コントローラである汎用
のプログラマブルコントローラである。このため、PL
C部52の制御プログラムは、現在広く普及しているP
LC用言語を用いて作成でき、開発時間が短縮できまた
開発コストの低減ができる。
【0015】通信部53は、サーボ制御部51とPLC
部52との間での信号の送受信(信号伝送)をおこな
う。
【0016】パソコン20により機械10のサーボモー
タ11を制御する場合には、従来と同様な動作が行われ
る。即ち、例えば、パソコン20により機械10のサー
ボモータ11の動作を制御しようとする場合には、ま
ず、パソコン20による指令データを、パソコン拡張バ
ス21を経由してパソコン用サーボ基板50に送る。パ
ソコン用サーボ基板50では、パソコン拡張バスインタ
ーフェイス54を経由してサーボ制御部51が指令デー
タを受信し、サーボ制御部51が指令データに従い機械
10のサーボドライブシステム12をコントロールする
ことで、サーボモータ11の動作を制御する。
【0017】一方、機械10のアクチュエータ類やイン
ジケータ類の動作を制御しようとする場合には、PLC
部52は、パソコン20のプログラム指令を基に、入出
力ポート13を介して機械10のアクチュエータ類やイ
ンジケータ類にコントロール指令を送り、これによりア
クチュエータ類やインジケータ類が作動する。また機械
10のスイッチ類やセンサ類の信号は、入出力ポート1
3を介してPLC部52に送られる。そして必要なデー
タは、通信部53を介してPLC部52からサーボ制御
部51に送られたり、パソコン拡張バスインターフェー
ス54を介してパソコン20に送られたりする。
【0018】例えば、機械10の非常停止スイッチが押
された場合、非常停止信号は入出力ポート(各ポートの
うち非常停止スイッチが接続されているポート)13を
経由してPLC部52に送信される。この場合、サーボ
モータ11を至急停止させる必要があるため、PLC部
52はサーボモータ停止指令を、通信部53を経由して
サーボ制御部51に送る。サーボ制御部51はサーボモ
ータ停止指令を受信すると、サーボドライブシステム1
2に停止指令を出してサーボモータ11を非常停止させ
る。
【0019】このように、パソコン用サーボ基板50の
PLC部52が非常停止処理をする場合には、パソコン
20が演算処理をすることなく、PLC部52により直
接的に非常停止指令を出力して非常停止を実行できるの
で、従来に比べて処理速度が向上する。加えて、パソコ
ン20の処理負荷が軽減され、パソコン20の制御性能
(例えば処理速度)も向上する。
【0020】ちなみに、従来では、非常停止信号をパソ
コン拡張バス21を介してパソコン20に送り、パソコ
ン20にて演算処理をしてパソコン20から非常停止指
令を出力するようにしたので、データ転送や演算処理に
要する時間が長く、またパソコン20に大きな処理負荷
がかかっていた。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーボ基板上に、コンピュータの指令に応じてサーボ機
器をサーボ制御するサーボ制御部のみならず、汎用のプ
ログラマブルコントローラで形成されており入出力ポー
トを介して入出力部に対して入出力信号を送受するプロ
グラマブルコントローラ部をも備えたため、次のような
効果を奏する。
【0022】入出力制御をサーボ基板上のプログラマブ
ルコントローラ部にて実行するようにたため、従来用い
ていたパソコン用入出力基板が不要になり、従来に比べ
て基板点数が削減されてハードウエア構成が簡単にな
り、コストダウンが図れる。
【0023】入出力制御をサーボ基板上のプログラマブ
ルコントローラ部にて実行ようにしたため、コンピュー
タ(パソコン)における処理負荷が軽減でき、制御動作
が速くなる。
【0024】プログラマブルコントローラ部は、汎用の
プログラマブルコントローラで形成されているため、汎
用のプログラマブルコントローラ用言語やツール類を利
用することにより、プログラマブルコントローラ部の開
発時間や開発コストは少なくてよく、全体として簡単に
開発ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】従来技術を示すブロック図。
【符号の説明】
10 機械 11−1,11−2 サーボモータ 12−1,12−2 サーボドライブシステム 13−1,13−2 入出力ポート 20 パソコン 21 パソコン拡張バス 30 パソコン用サーボ基板 31 サーボ制御部 32 パソコン拡張バスインターフェース 40 パソコン用入出力基板 41 入出力制御部 42 パソコン拡張バスインターフェース 50 パソコン用サーボ基板 51 サーボ制御部 52 プログラマブルコントローラ部 53 通信部 54 パソコン拡張バスインターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ指令を受けることによりサーボ動
    作するサーボ機器および入出力制御動作する入出力部に
    対して入出力信号を送受する入出力ポートを備えた機械
    と、コンピュータとの間に介装されるサーボ基板であっ
    て、 前記コンピュータの指令に応じて前記サーボ機器をサー
    ボ制御するサーボ制御部と、汎用のプログラマブルコン
    トローラで形成されており前記入出力ポートを介して前
    記入出力部に対して入出力信号を送受するプログラマブ
    ルコントローラ部とを有することを特徴とするプログラ
    マブルコントローラ機能付きサーボ基板。
JP32416295A 1995-12-13 1995-12-13 プログラマブルコントローラ機能付きサーボ基板 Withdrawn JPH09160613A (ja)

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JP32416295A JPH09160613A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 プログラマブルコントローラ機能付きサーボ基板

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JP32416295A Withdrawn JPH09160613A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 プログラマブルコントローラ機能付きサーボ基板

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JP (1) JPH09160613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106774175A (zh) * 2015-11-19 2017-05-31 发那科株式会社 高速地输入输出伺服控制部的外部信号的数值控制装置
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Effective date: 20030304