JP6395945B2 - エレベータのそらせ車交換方法及びそらせ車交換治具 - Google Patents
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Description
この発明は、既設のそらせ車を新たなそらせ車に交換するエレベータのそらせ車交換方法、及びその交換作業に使用されるそらせ車交換治具に関するものである。
従来のエレベータの巻上機の据付方法では、機械室の床上に支持部材を仮設し、支持部材上にそらせ車装置を載せる。この後、機械室の床上に一対の機械台を設置し、機械台上に巻上機を設置する。そして、そらせ車装置を巻上機に連結し、支持部材を取り除く。支持部材の高さは、そらせ車装置が巻上機台の下面に接するような高さに調整されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のエレベータ用電動機の取り外し組み付け装置では、巻上機を取り外したり組み付けたりする際に、据付台に作業台を結合する。作業台上には、巻上機の電動機の軸方向に平行な2本のガイドレールと、ガイドレールに沿って移動可能な支持台とが設けられている。支持台上には、ターンテーブルが設けられている。ターンテーブル上には、ハウジングが設けられている。ハウジングは、油圧ジャッキにより昇降可能になっている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1に示された支持部材は、機械台上に巻上機を設置する前に機械室の床上に仮設されるものである。このため、既設の巻上機を残しつつ、既設のそらせ車を新たなそらせ車に交換する場合に、特許文献1の支持部材を用いると、そらせ車装置を移動するために、巻上機を機械台から一時的に撤去する必要が生じ、巻上機の撤去作業、及び芯出しを含む復元作業に手間がかかる。
特許文献2に示された取り外し組み付け装置は、巻上機の電動機の保守に用いられるものであり、そらせ車の交換については特許文献2では述べられていない。また、特許文献2と同様の作業台を用いてそらせ車を交換する場合、新たなそらせ車の芯出し作業に手間がかかる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、そらせ車の交換作業の手間を軽減することができるエレベータのそらせ車交換方法及びそらせ車交換治具を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのそらせ車交換方法は、そらせ車軸と、そらせ車軸を中心として回転可能なそらせ車とを有しており、機械室の床上に設置されている巻上機の下部から吊り下げられている既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換するエレベータのそらせ車交換方法であって、位置決め部材を既設のそらせ車組立体のそらせ車軸に接触させた状態で床上に設置するとともに、案内部材を床上に設置する工程、上下動可能な支持台が搭載されている移動架台を、案内部材に沿って既設のそらせ車組立体の下に移動させる工程、支持台により既設のそらせ車組立体を受けた状態で既設のそらせ車組立体を巻上機から切り離す工程、支持台を下降させ、移動架台を案内部材に沿って移動させる工程、既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換する工程、移動架台を案内部材に沿って巻上機の下に移動させ、新たなそらせ車組立体のそらせ車軸を位置決め部材に接触させて新たなそらせ車組立体の位置決めを行うとともに、支持台を上昇させる工程、及び新たなそらせ車組立体を巻上機の下部から吊り下げる工程を含む。
また、この発明に係るエレベータのそらせ車交換治具は、そらせ車軸と、そらせ車軸を中心として回転可能なそらせ車とを有しており、機械室の床上に設置されている巻上機の下部から吊り下げられている既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換するために使用されるエレベータのそらせ車交換治具であって、床上に設置される案内部材、巻上機の下の空間である下部空間と下部空間の外側との間で案内部材に沿って移動可能な移動架台、移動架台に搭載されている上下動可能な支持台、及び既設のそらせ車組立体のそらせ車軸に接触させた状態で床上に設置される位置決め部材を備えている。
また、この発明に係るエレベータのそらせ車交換治具は、そらせ車軸と、そらせ車軸を中心として回転可能なそらせ車とを有しており、機械室の床上に設置されている巻上機の下部から吊り下げられている既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換するために使用されるエレベータのそらせ車交換治具であって、床上に設置される案内部材、巻上機の下の空間である下部空間と下部空間の外側との間で案内部材に沿って移動可能な移動架台、移動架台に搭載されている上下動可能な支持台、及び既設のそらせ車組立体のそらせ車軸に接触させた状態で床上に設置される位置決め部材を備えている。
この発明のエレベータのそらせ車交換方法及びそらせ車交換治具は、巻上機を機械台に設置したままで、そらせ車の交換及び芯出しを行うことができ、そらせ車の交換作業の手間を軽減することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す側面図、図2は図1のそらせ車交換治具の使用中の状態を示す正面図である。図において、エレベータの機械室1の床2上には、一対の基台3a,3bが互いに平行かつ水平に設置されている。図2は、基台3aの中間部を切り欠いて示している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す側面図、図2は図1のそらせ車交換治具の使用中の状態を示す正面図である。図において、エレベータの機械室1の床2上には、一対の基台3a,3bが互いに平行かつ水平に設置されている。図2は、基台3aの中間部を切り欠いて示している。
基台3a,3b上には、一対の機械台4a,4bが互いに平行かつ設置されている。また、機械台4a,4bは、水平基台3a,3bに直角に配置されている。各機械台4a,4bは、断面I形の梁である。図1は、機械台4bの中間部を切り欠いて示している。
機械台4a,4b上には、かご(図示せず)及び釣合おもり(図示せず)を昇降させる巻上機5が設置されている。巻上機5は、駆動シーブ6を有している。機械台4a,4bと巻上機5との間には、複数の防振部材7が介在している。
巻上機5の下部には、そらせ車装置8が固定されている。そらせ車装置8は、巻上機5の下面に複数本のボルトで固定されている一対のそらせ車梁9a,9bと、そらせ車梁9a,9bに支持されているそらせ車組立体10とを有している。そらせ車組立体10は、そらせ車梁9a,9bを介して巻上機5の下部から吊り下げられている。
そらせ車組立体10は、そらせ車軸11と、そらせ車軸11を中心として回転可能なそらせ車12と、そらせ車軸11とそらせ車12との間に介在している軸受(図示せず)とを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車12には、懸架体(図示せず)が巻き掛けられている。懸架体としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。かご及び釣合おもりは、懸架体により昇降路内に吊り下げられており、駆動シーブ6を回転させることにより昇降路内を昇降する。
床2上には、そらせ車交換治具21が設置されている。そらせ車交換治具21は、そらせ車組立体10の交換時に床2上に設置され、エレベータの通常運転時には床2上から撤去されている。
また、そらせ車交換治具21は、案内部材としての一対のレール22a,22bと、移動架台23と、複数の支持台24と、複数のジャッキ25と、第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bを有している。
レール22a,22bは、機械台4a,4b間の空間の下方で床2上に設置されている。また、レール22a,22bは、機械台4a,4bの長手方向に平行、かつ水平に設置されている。移動架台23は、巻上機5の下の空間である下部空間とその外側との間でレール22a,22bに沿って移動可能になっている。移動架台23には、レール22a,22bに沿って転がる複数の車輪23aが設けられている。
各支持台24は、ジャッキ25を介して移動架台23上に搭載されている。各支持台24は、ジャッキ25により上下動可能になっている。即ち、支持台24の高さは、ジャッキ25により調整可能になっている。
第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bは、そらせ車軸11の軸方向に互いに間隔をおいて配置されている。また、第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bは、そらせ車軸11の軸方向両端部の外周面に接触させた状態で床2上又は機械台4a,4b等に取り付けられている。第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bとしては、例えば芯出しブロック等が用いられている。
次に、実施の形態1のそらせ車交換方法について説明する。そらせ車組立体10を交換する場合、まず準備作業として、床2上にそらせ車交換治具21を設置する。このとき、径方向位置決め部材26a,26bをそらせ車軸11に接触させておく。また、移動架台23は、支持台24を下げた状態で、下部空間外でレール22a,22b上に設置する。
この後、移動架台23をレール22a,22bに沿って既設のそらせ車組立体10の下に移動させる。続いて、支持台24を上昇させ、図1及び図2に示すように、そらせ車組立体10及びそらせ車梁9a,9bを受けた状態にして、既設のそらせ車組立体10をそらせ車装置8ごと巻上機5から切り離す。
次に、図3及び図4に示すように、支持台24を下降させ、そらせ車装置8を巻上機5から引き離す。そして、移動架台23をレール22a,22bに沿って下部空間外の交換作業可能スペースへ移動させる。このとき、移動架台23は、機械台4a,4b間で機械台4a,4bに沿って移動する。図5は移動架台23をレール22a,22bに沿って移動させている途中の状態を示している。
この後、移動架台23からそらせ車装置8を降ろし、そらせ車梁9a,9bから既設のそらせ車組立体10を取り外す。そして、新たなそらせ車組立体をそらせ車梁9a,9bに取り付ける。即ち、既設のそらせ車組立体10を新たなそらせ車組立体に交換する。新たなそらせ車組立体は、工場で正確に組み立てられている。
続いて、交換作業後のそらせ車装置を移動架台23に載せ、移動架台23をレール22a,22bに沿って巻上機5の下に移動させる。このとき、新たなそらせ車組立体のそらせ車軸を径方向位置決め部材26a,26bに接触させて新たなそらせ車組立体の位置決めを行うとともに、支持台24を上昇させる。そして、そらせ車梁9a,9bを巻上機5に固定し、新たなそらせ車組立体を巻上機5の下部から吊り下げる。
このようなエレベータのそらせ車交換方法及びそらせ車交換治具21では、既設のそらせ車組立体10のそらせ車軸11に接触させることで、第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bの位置決めを行っておき、新たなそらせ車組立体のそらせ車軸を第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bに接触させて新たなそらせ車組立体の位置決めを行うので、特別な芯出し作業をすることなく、そらせ車12の位置を交換前の位置に精度良く復元できる。
また、そらせ車12の上下方向への位置決めは、そらせ車梁9a,9bを巻上機5の下面に固定することにより行うことができる。さらに、第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bを基準にして設置したレール22a,22bに沿って移動架台23を移動させることにより、新たなそらせ車組立体のそらせ車軸の軸方向の位置も容易に合わせることができる。
従って、巻上機5を機械台4a,4bに設置したままで、そらせ車12の交換及び芯出しを行うことができ、そらせ車組立体10の交換作業の手間を軽減することができる。
また、第1及び第2の径方向位置決め部材26a,26bを用いたので、そらせ車軸11の中心線の振れも防止することができる。
さらに、新たなそらせ車を精度良く設置することにより、かごを吊り下げる懸架体の経路も精度良く復元することができる。
さらにまた、移動架台23を機械台4a,4b間で機械台4a,4bに沿って移動させるようにレール22a,22bを設置したので、そらせ車組立体10の交換作業を少ない移動量で効率的に行うことができる。
また、ジャッキ25により支持台24を上下動させるので、簡単な構成によりそらせ車組立体10を上下動させることができる。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す側面図である。実施の形態2のそらせ車交換治具は、実施の形態1の構成に加えて、移動架台23をレール22a,22bに沿って移動させる駆動装置27、及び駆動装置27と移動架台23とを連結する駆動力伝達部材28とをさらに有している。
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す側面図である。実施の形態2のそらせ車交換治具は、実施の形態1の構成に加えて、移動架台23をレール22a,22bに沿って移動させる駆動装置27、及び駆動装置27と移動架台23とを連結する駆動力伝達部材28とをさらに有している。
駆動装置27としては、例えば電動モータ又はチェーンブロック等が用いられている。駆動力伝達部材28としては、例えば送りねじ又はワイヤ等が用いられている。他の構成及びそらせ車交換方法は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、そらせ車装置8を載せた移動架台23をより簡単に移動させることができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す正面図、図8は図7の要部を示す平面図である。実施の形態3では、そらせ車軸11を受ける支持台24に、そらせ車軸11の軸方向の第1の端面に接触する第1の軸方向位置決め部材31aと、そらせ車軸11の軸方向の第2の端面に接触する第2の軸方向位置決め部材31bとがそれぞれ設けられている。
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるそらせ車交換治具の使用中の状態を示す正面図、図8は図7の要部を示す平面図である。実施の形態3では、そらせ車軸11を受ける支持台24に、そらせ車軸11の軸方向の第1の端面に接触する第1の軸方向位置決め部材31aと、そらせ車軸11の軸方向の第2の端面に接触する第2の軸方向位置決め部材31bとがそれぞれ設けられている。
各軸方向位置決め部材31a,31bは、支持台24上に固定されているボルト支持部32と、ボルト支持部32に設けられたねじ孔に締め込まれているジャッキボルト33と、ジャッキボルト33に組み合わされているロックナット34とを有している。
第1及び第2の軸方向位置決め部材31a,31bは、そらせ車軸11を軸方向両側から把持する把持機構を構成している。他の構成は、実施の形態1又は2と同様である。
このようなそらせ車交換治具を用いる場合、支持台24により既設のそらせ車組立体10を受けた状態で、軸方向位置決め部材31a,31bのジャッキボルト33をそらせ車軸11の軸方向の端面に接触させる。また、既設のそらせ車組立体10を新たなそらせ車組立体に交換した後には、新たなそらせ車組立体のそらせ車軸の軸方向の端面をジャッキボルト33に接触させる。他のそらせ車交換方法は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、そらせ車軸11の軸方向の位置を精度良く復元することができる。
なお、実施の形態3では第1及び第2の軸方向位置決め部材31a,31bを示したが、いずれか一方を省略してもよい。
また、実施の形態1〜3では、既設のそらせ車装置8からそらせ車組立体10を交換したが、既設のそらせ車軸11を流用してそらせ車12のみを交換したり、そらせ車組立体10とともにそらせ車梁9a,9bを交換したりしてもよい。
さらに、案内部材は、レール22a,22bに限定されるものではない。
さらにまた、実施の形態1〜3では、ジャッキ25により支持台24を上下動させたが、例えばモータ又は油圧シリンダ等により上下動させてもよい。
また、この発明は、そらせ車を有するエレベータであれば、あらゆるタイプのエレベータに適用することができる。
また、実施の形態1〜3では、既設のそらせ車装置8からそらせ車組立体10を交換したが、既設のそらせ車軸11を流用してそらせ車12のみを交換したり、そらせ車組立体10とともにそらせ車梁9a,9bを交換したりしてもよい。
さらに、案内部材は、レール22a,22bに限定されるものではない。
さらにまた、実施の形態1〜3では、ジャッキ25により支持台24を上下動させたが、例えばモータ又は油圧シリンダ等により上下動させてもよい。
また、この発明は、そらせ車を有するエレベータであれば、あらゆるタイプのエレベータに適用することができる。
Claims (9)
- そらせ車軸と、前記そらせ車軸を中心として回転可能なそらせ車とを有しており、機械室の床上に設置されている巻上機の下部から吊り下げられている既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換するエレベータのそらせ車交換方法であって、
位置決め部材を前記既設のそらせ車組立体の前記そらせ車軸に接触させた状態で前記床上に設置するとともに、案内部材を前記床上に設置する工程、
上下動可能な支持台が搭載されている移動架台を、前記案内部材に沿って前記既設のそらせ車組立体の下に移動させる工程、
前記支持台により前記既設のそらせ車組立体を受けた状態で前記既設のそらせ車組立体を前記巻上機から切り離す工程、
前記支持台を下降させ、前記移動架台を前記案内部材に沿って移動させる工程、
前記既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換する工程、
前記移動架台を前記案内部材に沿って前記巻上機の下に移動させ、前記新たなそらせ車組立体のそらせ車軸を前記位置決め部材に接触させて前記新たなそらせ車組立体の位置決めを行うとともに、前記支持台を上昇させる工程、及び
前記新たなそらせ車組立体を前記巻上機の下部から吊り下げる工程
を含むエレベータのそらせ車交換方法。 - 前記位置決め部材は、第1及び第2の径方向位置決め部材を含み、
前記位置決め部材を設置する工程では、前記第1及び第2の径方向位置決め部材を、前記そらせ車軸の外周面に接触させた状態で前記そらせ車軸の軸方向に互いに間隔をおいて前記床上に設置する請求項1記載のエレベータのそらせ車交換方法。 - 前記巻上機は、前記床上に設置されている一対の機械台上に支持されており、
前記案内部材は、前記移動架台を前記機械台間で前記機械台に沿って移動させるように設置する請求項1又は請求項2に記載のエレベータのそらせ車交換方法。 - 前記支持台により前記既設のそらせ車組立体を受けた状態で、前記移動架台に設けられている軸方向位置決め部材を前記そらせ車軸の軸方向の端面に接触させ、
前記既設のそらせ車組立体を前記新たなそらせ車組立体に交換した後に、前記新たなそらせ車組立体のそらせ車軸の軸方向の端面を前記軸方向位置決め部材に接触させる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータのそらせ車交換方法。 - そらせ車軸と、前記そらせ車軸を中心として回転可能なそらせ車とを有しており、機械室の床上に設置されている巻上機の下部から吊り下げられている既設のそらせ車組立体を新たなそらせ車組立体に交換するために使用されるエレベータのそらせ車交換治具であって、
前記床上に設置される案内部材、
前記巻上機の下の空間である下部空間と前記下部空間の外側との間で前記案内部材に沿って移動可能な移動架台、
前記移動架台に搭載されている上下動可能な支持台、及び
前記既設のそらせ車組立体の前記そらせ車軸に接触させた状態で前記床上に設置される位置決め部材
を備えているエレベータのそらせ車交換治具。 - 前記位置決め部材は、前記そらせ車軸の軸方向に互いに間隔をおいて設置され、前記そらせ車軸の外周面に接触する第1及び第2の径方向位置決め部材を含む請求項5記載のエレベータのそらせ車交換治具。
- 前記移動架台と前記支持台との間には、前記支持台を上下動させるジャッキが設けられている請求項5又は請求項6に記載のエレベータのそらせ車交換治具。
- 前記移動架台を前記案内部材に沿って移動させる駆動装置をさらに備えている請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータのそらせ車交換治具。
- 前記支持台には、前記そらせ車軸の軸方向の端面に接触する軸方向位置決め部材が設けられている請求項5から請求項8までのいずれか1項に記載のエレベータのそらせ車交換治具。
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