JP6395357B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、波長多重通信用の光モジュールに関するものである。
光通信においては、異なる波長の複数の光線を用いて信号を送受する波長多重通信が普及している。波長多重通信において用いられる光モジュールは、複数のレーザダイオードを有している。これらレーザダイオードは、互いに異なる波長をもつ複数の光線をそれぞれ出射する。この光モジュールでは、複数のレーザダイオードによって出射される複数の光線を光ファイバの一端に結合させる。このため、波長多重通信用の光モジュールは、一般的には、波長選択フィルタ又はアレイ型光導波路(AWG:Arrayed Waveguide Grating)を用いて、複数の光線を光ファイバの一端に結合させている。
一方、従来から、高出力化を目的として、複数のレーザダイオードから出射される同一の波長をもった複数の光線を、光ファイバの一端に結合させることが行われている。例えば、特許文献1に記載された光モジュールでは、第1のストライプから出射される第1の光線と、第2のストライプから出射され波長板において偏波面が90°回転された第2の光線とを、偏波合成部材によって合成して、合成した光を光ファイバの一端に結合させている。また、特許文献2に記載されたレーザ光束合成光学系では、二つの光源から二つの対応のコリメートレンズを介して出力される二つの平行光束を偏光プリズムによって偏光し、偏光プリズムから出力された二つのレーザ光束を集光レンズを介して光ファイバに結合させている。
特開2002−252420号公報 特開2001−350062号公報
特許文献1に記載された光モジュールで採用されている偏波合成部材、及び、特許文献2に記載された偏光プリズムは、同一の波長の二つの光線を合成するものであり、波長多重通信用の光モジュールには採用し得ない。したがって、従来から、波長多重通信用の光モジュールでは、波長選択フィルタ又はアレイ型光導波路が用いられている。しかしながら、波長選択フィルタは、合成する複数の光線の波長間隔や波長範囲に対して制約を有する。また、波長選択フィルタ及びアレイ型光導波路は、高価である。
したがって、安価な波長多重通信用の光モジュールが要請されている。
一側面においては波長多重通信用の光モジュールが提供される。この光モジュールは、複数のレーザダイオード、複数のコリメートレンズ、複合プリズム、及び集光レンズを備える。複数のレーザダイオードは、互いに異なる波長をもつ複数の光線をそれぞれ出射する。複数のレーザダイオードは、前記複数の光線の光軸が一平面に沿い且つ実質的に互いに平行になるように配置されている。複数のコリメートレンズは、複数のレーザダイオードと光学的にそれぞれ結合されている。複合プリズムは、複数の光入射面、及び、複数の光出射面を有する。複数の光入射面は、複数のコリメートレンズと光学的にそれぞれ結合されている。複数の光出射面は、複数の光入射面にそれぞれ対応する。集光レンズは、複数の光出射面と光学的に結合されており、入射する光線を光ファイバの一端に集光する。この光モジュールでは、複数の光出射面のそれぞれから出射される複数の出射光線のピッチが、複数の光入射面にそれぞれ入射する複数の入射光線のピッチよりも狭くなるように、複合プリズムが構成されている。
上記一側面の光モジュールでは、複数のレーザダイオードから出射された複数の光線が、複数のコリメートレンズによって複数のコリメート光線に変換される。これら複数のコリメート光線は、一平面に沿って進行し、複合プリズムの複数の光入射面にそれぞれ入射する。複数の光入射面にそれぞれ入射したコリメート光線は、互いに間隔を隔てているものの隣接する光線間のピッチが狭められた複数の出射光線として、複数の光出射面から出射される。そして、複数の光出射面から出力された複数の出射光線は、集光レンズによって集光されて光ファイバの一端に結合される。この光モジュールによれば、複数のコリメート光線が複合プリズムによって隣接光線間のピッチが狭められた複数の出射光線として出力される結果、光ファイバの一端に結合される光線の開口数(NA)を、光ファイバのNAに近づけることができる。よって、複数のレーザダイオードから出射される複数の光線の光ファイバに対する結合効率が向上する。また、複合プリズムは、波長選択フィルタ及びアレイ型光導波路と比較して、安価であるので、光モジュールを安価に構成することが可能である。
一形態においては、複合プリズムは、複数の出射光線を一平面に沿って出射するように構成されていてもよい。
また、別の一形態においては、複合プリズムは、複数の出射光線を、集光レンズの光軸に対して軸対称に出射するように構成されていてもよい。この形態では、複数の出射光線の光ファイバへの結合効率の差異が低減される。また、より詳細な一形態においては、複数のレーザダイオードの個数は四つであり、複合プリズムは、複数の出射光線が集光レンズの光軸に直交する面内において該集光レンズの光軸を中心とする四角形又は正方形の四隅をそれぞれ通過するように構成されていてもよい。
また、複数の出射光線が上記四角形又は正方形の四隅をそれぞれ通過する形態において、複合プリズムは、第1のプリズム及び第2のプリズムを含んでいてもよい。この形態では、第1のプリズムは、複数の光入射面のうち第1の光入射面及び第2の光入射面を有し、複数の光出射面のうち第1の光入射面と平行であり且つ該第1の光入射面に光学的に結合された第1の光出射面、及び、第2の光入射面と平行であり且つ該第2の光入射面に光学的に結合された第2の光出射面を有する。第1の光入射面及び第2の光入射面は、第1の光入射面及び第2の光入射面を含む第1の表面、並びに、第1の光出射面及び第2の光出射面を含む第2の表面はそれぞれ、凸面を構成する。第1のプリズムは、複数の出射光線のうち二つの出射光線を、第1の光出射面及び第2の光出射面から前記一平面に平行な別の一平面に沿って出射する。第2のプリズムは、複数の光入射面のうち第3の光入射面及び第4の光入射面を有し、複数の光出射面のうち第3の光入射面と平行であり且つ該第3の光入射面に光学的に結合された第3の光出射面、及び、第4の光入射面と平行であり且つ該第4の光入射面に光学的に結合された第4の光出射面を有する。第3の光入射面及び第4の光入射面を含む第3の表面、並びに、第3の光出射面及び第4の光出射面を含む第4の表面はそれぞれ、凸面を構成する。第2のプリズムは、複数の出射光線のうち別の二つの出射光線を第3の光出射面及び第4の光出射面から前記一平面に沿って出射する。この形態の光モジュールでは、第1のプリズムから出力される二つの出射光線は、集光レンズの光軸を中心とする四角形又は正方形の四隅のうち前記一平面と平行な別の一平面に沿った二つの隅を通過する。また、第2のプリズムから出射される二つの出射光線は、当該四隅のうち前記一平面に沿った二つの隅を通過する。したがって、当該光モジュールでは、四つの出射光線が、集光レンズの光軸を中心とする四角形又は正方形の四隅をそれぞれ通過する。また、第1のプリズム及び第2のプリズムの光入射面及び光出射面は、凸多面体の表面に沿う面となっている。したがって、第1のプリズム及び第2のプリズムは、柱状体を切断することにより容易に製造され得る。また、第1の表面は凸面を構成しているので、第1の光入射面及び第2の光入射面を蒸着源に対して実質的に等価な位置に配置することが可能である。したがって、第1の光入射面及び第2の光入射面に反射防止膜を略均一に形成することが可能である。同様に、第1の光出射面及び第2の光出射面、第3の光入射面及び第4の光入射面、並びに、第3の光出射面及び第4の光出射面にも、反射防止膜を略均一に形成することが可能である。
また、一形態においては、第2のプリズムは、第3の光入射面と第3の光出射面の間の光路、及び、第4の光入射面と第4の光出射面との間の光路に干渉しない領域を有し、該領域は、光軸に水平又は垂直な辺を有していてもよい。この形態によれば、第2のプリズムの光学的な位置合わせが容易となる。
また、一形態においては、第1のプリズムは、複数の入射光線のうち第2のプリズムの第3の光入射面及び第4の光入射面に入射する二つの入射光線に干渉せず、第2のプリズムは、複数の出射光線のうち第1のプリズムの第1の光出射面及び第2の光出射面から出射される二つの出射光線に干渉しない。
以上説明したように、本発明の一側面及び実施形態によれば、安価な波長多重通信用の光モジュールが提供される。
一実施形態に係る光モジュールを概略的に示す平面図である。 一実施形態の複合プリズムを示す斜視図である。 別の実施形態に係る光モジュール10Aを概略的に示す平面図である。 複合プリズム16Aの斜視図である。 複合プリズム16Aの光入射面及び光出射面を示す平面図である。 更に別の実施形態に係る光モジュール10Bを概略的に示す平面図である。 別の実施形態の複合プリズムを示す平面図である。 図7に示す複合プリズムを側方から見て示す平面図である。 図7に示す複合プリズムの光入射面及び光出射面を示す平面図である。 複合プリズムの第1のプリズムの製造方法を説明するための図である。 更に別の実施形態に係る複合プリズムを示す平面図である。 図11に示す複合プリズムを側方から見て示す平面図である。 図11に示す複合プリズムの光入射面及び光出射面を示す平面図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係る光モジュールを概略的に示す平面図である。一実施形態に係る光モジュール10は、図1に示すように、複数のレーザダイオード12a,12b,12c,12d、複数のコリメートレンズ14a,14b,14c,14d、複合プリズム16、及び、集光レンズ18を備えている。
図1に示す光モジュール10は、四つのレーザダイオード12a,12b,12c,12dを有している。これらレーザダイオード12a,12b,12c,12dは、互いに異なる波長をもつ光線L1,L2,L3,L4をそれぞれ出射する。一実施形態では、レーザダイオード12a,12b,12c,12dによって出射される光線L1,L2,L3,L4の波長は、CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing)に準拠し得る。この場合、レーザダイオード12a,12b,12c,12dによって出射される光線L1,L2,L3,L4は、1.3μm帯における20nm間隔の複数の波長から選択された波長をもつ。
レーザダイオード12a,12b,12c,12dから出射される光線L1,L2,L3,L4の光軸は、一平面(図中、XY平面)に沿っており、実質的に互いに平行になっている。このため、レーザダイオード12a,12b,12c,12dは、マウント部材によって提供される平面上に配置され得る。また、一実施形態では、レーザダイオード12a,12b,12c,12dは、集光レンズ18の光軸OAに直交する方向(図中、Y方向)において所定の間隔で一列に順に配置されている。この所定の間隔は、例えば、複数のレーザダイオード12a,12b,12c,12dをそれぞれ駆動する複数のドライバICのサイズに従って決定され得るものであり、例えば、0.75mmである。
レーザダイオード12a,12b,12c,12dは、四つのコリメートレンズ14a,14b,14c,14dの光入射面と光学的にそれぞれ結合されている。コリメートレンズ14a,14b,14c,14dはそれぞれ、レーザダイオード12a,12b,12c,12dからの光線L1,L2,L3,L4を光入射面において受ける。コリメートレンズ14a,14b,14c,14dはそれぞれ、光線L1,L2,L3,L4を実質的に平行光である平行光線(即ち、コリメート光線)LC1,LC2,LC3,LC4に変換し、当該コリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4を光出射面から出射する。コリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4のフィールド径は、例えば、0.4mmφである。これらコリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4は、複合プリズム16に向けて進行する。
図2は、一実施形態の複合プリズムを示す斜視図である。以下、図1と共に図2を参照する。複合プリズム16は、四つの光入射面20a,20b,20c,20d、及び、四つの光出射面22a,22b,22c,22dを有している。光入射面20a,20b,20c,20d、及び、光出射面22a,22b,22c,22dは、光軸OAが延在するX方向及びY方向に直交するZ方向に略平行な平面形状を有している。
光入射面20a,20b,20c,20dは、コリメートレンズ14a,14b,14c,14dの光出射面と光学的にそれぞれ結合されている。よって、コリメートレンズ14a,14b,14c,14dの光出射面から出射されるコリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4は、複合プリズム16の光入射面20a,20b,20c,20dにそれぞれ入射する。
複合プリズムの光入射側面20、即ち、光入射面20a,20b,20c,20dの集合として画定される光入射側面20は、凸形状をなしている。より具体的には、Y方向において光入射面20aと光入射面20dの間に設けられた光入射面20b,20cの法線が当該光入射面20b,20cにそれぞれ入射するコリメート光線LC2,LC3の光軸に対してなす角度は実質的に同じ大きさの角度である。また、光入射面20a,20dの法線が当該光入射面20a,20dにそれぞれ入射するコリメート光線LC1,LC4の光軸に対してなす角度は実質的に同じ大きさの角度である。そして、光入射面20a,20dの法線がコリメート光線LC1,LC4の光軸に対してなす角度は、光入射面20b,20cの法線がコリメート光線LC2,LC3の光軸に対してなす角度よりも大きくなっている。
光出射面22a,22b,22c,22dは、光入射面20a,20b,20c,20dのそれぞれに対応している。光出射面22aは光入射面20aと、光出射面22bは光入射面20bと、光出射面22cは光入射面20cと、光出射面22dは光入射面20dとそれぞれ平行に設けられている。よって、複合プリズム16は、四つの平行平板材が一体化された光学部品として構成されている。
この複合プリズム16の光入射面20a,20b,20c,20dに入射光線、即ちコリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4がそれぞれ入射すると、これら光線LC1,LC2,LC3,LC4はフレネル屈折を生じ、光線LC1,LC2,LC3,LC4の光路は集光レンズ18の光軸OAに近づけられる。そして、光出射面22a,22b,22c,22dからは、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4が、一平面に沿って互いに略平行となるように出射される。また、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4の隣接光線間のピッチは、入射光線LC1,LC2,LC3,LC4の隣接光線間のピッチよりも狭められる。例えば、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4の隣接光線間のピッチは0.4mmまで狭められ、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4の集合の幅W1は、1.6mm以内に狭められる。
なお、複合プリズム16の厚み、即ち、X方向とY方向に直交するZ方向における複合プリズム16の厚みは、0.4mmφのコリメート光線が欠けることなく伝搬され得る厚みであればよい。このような複合プリズム16の厚みは、例えば、2mm程度である。また、複合プリズム16の形状、特に光入射面と対応の光出射面との間の距離、及び、複合プリズム16に入射する入射光線の光軸と対応の光入射面の法線とがなす角度は、当該複合プリズム16を構成する材料の屈折率により適宜決定され得る。また、複合プリズム16は、少なくとも、光入射面20a,20b,20c,20dに入射した入射光線の各々が、対応の光出射面から漏れ出して隣接する光出射面に漏れ出さないように構成されていればよい。このような複合プリズム16の構成は、当該複合プリズム16を構成する材料の屈折率に応じて決定され得る。なお、複合プリズム16には、例えば、光学部品一般で採用されているガラス又は樹脂を用いることができる。
この複合プリズム16の光出射面22a,22b,22c,22dは、集光レンズ18に結合されている。集光レンズ18は、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4を集光して、集光した光線を光ファイバOFの一端に結合する。一実施形態においては、集光レンズ18は非球面レンズであり、球面形状の入射面を有し、入射面の曲率とは異なる曲率の球面形状の出射面を有し得る。なお、集光レンズ18の出射面は平面形状であってもよい。集光レンズ18の入射面の直径は例えば、2.0mmである。この実施形態では、集光レンズ18の入射面に入射した出射光線LO1,LO2,LO3,LO4は集光レンズ18内においてフレネル屈折を生じ、集光レンズ18の光出射面から出射され、光ファイバOFの一端に集光される。光ファイバOFの一端は、例えば、集光レンズ18の光出射面から4〜6mmの位置に設けられる。これにより、集光レンズ18の光出射面と光ファイバOFの一端との間に、光アイソレータ等の光学部品を配置することが可能となる。
この光モジュール10では、複合プリズム16に入射したコリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4は、互いに間隔を隔てているものの隣接光線間のピッチが狭められた出射光線LO1,LO2,LO3,LO4として当該複合プリズム16から出力される。そして、複合プリズム16から出射される出射光線LO1,LO2,LO3,LO4が集光レンズ18を介して光ファイバOFの一端に結合される。したがって、光モジュール10によれば、光ファイバOFの一端に結合される光線LO1,LO2,LO3,LO4の開口数(NA)が、光ファイバOFのNAに近づく。その結果、レーザダイオード12a,12b,12c,12dから出射される光線L1,L2,L3,L4の光ファイバOFに対する結合効率が向上される。また、複合プリズム16は、波長選択フィルタ及びアレイ型光導波路と比較して、安価である。したがって、光モジュール10は安価に構成することが可能である。
次いで、別の実施形態に係る光モジュールについて説明する。図3は、別の実施形態に係る光モジュール10Aを概略的に示す平面図である。図3の領域(A)には、レーザダイオード12b,12cからの光線L2,L3の軌跡と共に、光モジュール10Aの構成が示されており、領域(B)には、レーザダイオード12a,12dからの光線L1,L4の軌跡と共に、光モジュール10Aの構成が示されている。
図3に示すように、別の実施形態に係る光モジュール10Aは、複合プリズム16に代る複合プリズム16Aを備えている点において、光モジュール10とは異なっている。図4は、複合プリズム16Aの斜視図であり、図4の領域(A)には複合プリズム16Aの光入射面側の斜視図が示されており、図4の領域(B)には複合プリズム16Aの光出射面側の斜視図が示されている。また、図5は、複合プリズム16Aの光入射面及び光出射面を示す平面図であり、図5の領域(A)には入射光線と共に複合プリズム16Aの光入射面を示す平面図が示されており、図5の領域(B)には出射光線と共に複合プリズム16Aの光出射面を示す平面図が示されている。以下、図3と共に図4及び図5を参照する。なお、以下の説明においては、方向を示すために、複合プリズム16Aの光出射面に対して光入射面が設けられている方向を「前方」、その逆方向を「後方」ということがある。また、光出射面28b,28cに対して光出射面28a,28dが設けられている方向を「上方」、その逆方向を「下方」ということがある。
複合プリズム16Aは、四つの光入射面26a,26b,26c,26d、及び、四つの光出射面28a,28b,28c,28dを有している。この複合プリズム16Aの光入射面26a,26b,26c,26dは、複合プリズム16の20a,20b,20c,20dと同様に、コリメートレンズ14a,14b,14c,14dに光学的にそれぞれ結合されている。
この複合プリズム16Aは、入射光線LC1,LC2,LC3,LC4の隣接光線間のピッチを狭めて出射光線LO1,LO2,LO3,LO4として出力する。また、複合プリズム16Aは、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4を、これら出射光線LO1,LO2,LO3,LO4が集光レンズ18の光軸OAに対して軸対称に進行するように、出射する。例えば、複合プリズム16Aは、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4が集光レンズ18の光軸OAに直交する面内において当該光軸OAを中心とする四角形又は正方形の四隅をそれぞれ通過するように、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4を出射する。このため、複合プリズム16Aの光出射面28a,28b,28c,28dは、集光レンズ18の光軸OAに対して軸対称な位置を含むように設けられている。即ち、複合プリズム16Aの後方側では、光出射面28a及び光出射面28dが上段に設けられており、光出射面28b及び光出射面28cが下段に設けられている。
複合プリズム16Aでは、光入射面26aは光出射面28aと、光入射面26bは光出射面28bと、光入射面26cは光出射面28cと、光入射面26dは光出射面28dとそれぞれ平行に設けられている。光入射面26aは、入射光線LC1が光軸OAに近づき、且つ、上方に向かい、光出射面28aから出射光線LO1として出射されるよう、入射光線LC1の光軸に対して傾斜している。また、光入射面26dは、入射光線LC4が光軸OAに近づき、且つ、上方に向かい、光出射面28dから出射光線LO4として出射されるよう、入射光線LC4の光軸に対して傾斜している。一方、光入射面26bは、入射光線LC2が光軸OAに近づき、且つ、下方に向かい、光出射面28bから出射光線LO2として出射されるよう、入射光線LC2の光軸に対して傾斜している。また、光入射面26cは、入射光線LC3が光軸OAに近づき、且つ、下方に向かい、光出射面28cから出射光線LO3として出射されるよう、入射光線LC3の光軸に対して傾斜している。
この複合プリズム16Aによれば、光モジュール10の複合プリズム16と同様に、入射光線LC1,LC2,LC3,LC4の隣接光線間のピッチが狭められ、これら光線は互いに平行な光線である出射光線LO1,LO2,LO3,LO4として出射され、集光レンズ18によって光ファイバOFの一端に結合される。したがって、レーザダイオード12a,12b,12c,12dから出射される光線L1,L2,L3,L4の光ファイバOFに対する結合効率が向上される。加えて、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4が集光レンズ18の光軸OAに対して軸対称に進行するので、出射光線LO1,LO2,LO3,LO4のNAの差異が低減される。その結果、レーザダイオード12a,12b,12c,12dから出射される光線L1,L2,L3,L4の光ファイバOFに対する結合効率の差異が低減される。また、光モジュール10Aでは、集光レンズ18の光入射面に入射する光線の集合のフィールドパターンの幅が、光モジュール10において集光レンズ18の光入射面に入射する光線の集合のフィールドパターンの幅よりも狭くなる。これにより、集光レンズ18の光入射面の設計が容易となり、且つ、集光レンズ18のアパチャーを小さくすることが可能となる。
次いで、更に別の実施形態に係る光モジュールについて説明する。図6は、更に別の実施形態に係る光モジュール10Bを概略的に示す平面図である。図6の領域(A)には、レーザダイオード12b,12cからの光線L2,L3の軌跡と共に、光モジュール10Bの構成が示されており、領域(B)には、レーザダイオード12a,12dからの光線L1,L4の軌跡と共に、光モジュール10Bの構成が示されている。
図6に示す光モジュール10Bでは、レーザダイオード12a,12b,12c,12dとコリメートレンズ14a,14b,14c,14dの間に、集光レンズ30a,30b,30c,30dがそれぞれ設けられている。この光モジュール10Bは、集光レンズ30a,30b,30c,30dによってビームウエストを形成する。即ち、集光レンズ30a,30b,30c,30dは、レーザダイオード12a,12b,12c,12dから出射されコリメートレンズ14a,14b,14c,14dにそれぞれ入射する光線L1,L2,L3,L4のビーム径を細くする。これにより、光モジュール10Bでは、コリメートレンズ14a,14b,14c,14dから出力されるコリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4の径が小さくなる。したがって、光モジュール10Bによれば、コリメート光線LC1,LC2,LC3,LC4が複合プリズム16Bにおける対応の光入射面及び光出射面から漏れ出すことをより確実に防止することができる。
次いで、図3及び図6の光モジュールに利用可能な複合プリズムの別の実施形態について説明する。図7は、別の実施形態の複合プリズム16Cを示す平面図である。図7の領域(A)には、複合プリズム16Cが、光線LC2,LC3の軌跡と共に示されており、図7の領域(B)には、複合プリズム16Cが、光線LC1,LC4の軌跡と共に示されている。図8は、図7に示す複合プリズム16Cを側方から見て示す平面図である。図9は、図7に示す複合プリズムの光入射面及び光出射面を示す平面図であり、図9の領域(A)には入射光線(コリメート光線)と共に複合プリズム16Cの光入射面を示す平面図が示されており、図9の領域(B)には出射光線と共に複合プリズム16Cの光出射面を示す平面図が示されている。
図7、図8、及び図9に示す複合プリズム16Cは、図3及び図6に示した光モジュールの複合プリズムに代えて用いることができる光学部品であり、第1のプリズム40及び第2のプリズム42を有している。
第1のプリズム40は、第1の光入射面40a、第2の光入射面40b、第1の光出射面40c、及び第2の光出射面40dを含んでいる。第1の光入射面40aと第1の光出射面40cは、互いに平行であり、X方向、Y方向、及びZ方向に対して傾斜した平面である。また、第2の光入射面40bと第2の光出射面40dは、互いに平行であり、X方向、Y方向、及びZ方向に対して傾斜した平面である。また、第1の光入射面40a及び第2の光入射面40bを含む第1の表面40fは、凸面を構成しており、第1の光出射面40c及び第2の光出射面40dを含む第2の表面40gも凸面を構成している。換言すると、第1の光入射面40a、第2の光入射面40b、第1の光出射面40c、及び第2の光出射面40dは、凸多面体(即ち、平行六面体)の表面に沿う平面である。
この第1のプリズム40は、光線LC2を第1の光入射面40aにおいて受けて、出射光線OL2を第1の光出射面40cから出力する。また、第1のプリズム40は、第2の光入射面40bにおいて光線LC3を受けて、出射光線LO3を第2の光出射面40dから出力する。上述したように、第1の光入射面40aと第2の光入射面40bを含む第1の表面40f、及び、第1の光出射面40cと第2の光出射面40dを含む第2の表面40gはそれぞれ、凸面を形成している。即ち、第1のプリズム40は、光軸OA方向における両側において凸形状を有している。したがって、光線LC2に基づく出射光線LO2と光線LC3に基づく出射光線LO3のY方向における配列順は、光線LC2及び光線LC3のY方向における配列順とは逆の配列順となる。また、第1の光入射面40a、第2の光入射面40b、第1の光出射面40c、及び第2の光出射面40dは、Z方向に対して傾斜しているので、出射光線LO2及び出射光線LO3は、光線LC1,LC2,LC3,LC4の光軸を含む一平面と平行な別の平面に沿って第1のプリズム40から出力される。そして、出射光線LO2及び出射光線LO3は、光軸OAを中心とする上述の四角形又は正方形の四隅のうち、上記別の平面に沿った二つの隅を通過する。
さらに、第1のプリズム40は、光軸OA方向に延びる辺を有している。一実施形態では、第1のプリズム40は、光軸OA方向に延びる一対の側面40s,40tを有しており、当該一対の側面40s,40tが光軸OA方向に延びる辺を提供している。かかる辺を基準とすることにより、第1のプリズム40の光学的な位置合わせが容易となる。また、一対の側面40s,40tが形成されることにより、第1のプリズム40のY方向におけるサイズは小さくなる。したがって、第1のプリズム40は、光線LC1及び光線LC4、即ち、第2のプリズムに入射する光線に干渉しないようになっている。
第2のプリズム42は、第3の光入射面42a、第4の光入射面42b、第3の光出射面42c、及び第4の光出射面42dを含んでいる。第3の光入射面42aと第3の光出射面42cは、互いに平行であり、X方向及びY方向に対して傾斜した平面である。また、第4の光入射面42bと第4の光出射面42dは、互いに平行であり、X方向及びY方向に対して傾斜した平面である。また、第3の光入射面42a及び第4の光入射面42bを含む第3の表面42fは、凸面を構成しており、第3の光出射面42c及び第4の光出射面42dを含む第4の表面42gも凸面を構成している。換言すると、第3の光入射面42a、第4の光入射面42b、第3の光出射面42c、及び第4の光出射面42dは、凸多面体の表面に沿う平面である。
この第2のプリズム42は、光線LC1を第3の光入射面42aにおいて受けて、出射光線OL1を第3の光出射面42cから出力する。また、第2のプリズム42は、第4の光入射面42bにおいて光線LC4を受けて、出射光線LO4を第4の光出射面42dから出力する。上述したように、第3の光入射面42aと第4の光入射面42bを含む第3の表面42f、及び、第3の光出射面42cと第4の光出射面42dを含む第4の表面42gはそれぞれ、凸面を形成している。即ち、第2のプリズム42は、光軸OA方向における両側において凸形状を有している。したがって、光線LC1に基づく出射光線LO1と光線LC4に基づく出射光線LO4のY方向における配列順は、光線LC1及び光線LC4のY方向における配列とは逆の配列順となる。また、出射光線LO1及び出射光線LO4は、光線LC1,LC2,LC3,LC4の光軸を含む一平面に沿って第2のプリズム42から出力される。そして、出射光線LO1及び出射光線LO4は、光軸OAを中心とする上述の四角形又は正方形の四隅のうち、上記一平面に沿った二つの隅を通過する。
さらに、第2のプリズム42は、光軸OA方向に延びる辺を有している。一実施形態では、第2のプリズム42は一対の側面42s,42tを有しており、当該一対の側面42s,42tが光軸OA方向に延びる辺を提供している。かかる辺を基準とすることにより、第2のプリズム42の光学的な位置合わせが容易となる。また、一対の側面42s,42tが形成されることにより、第2のプリズム42のY方向におけるサイズは小さくなる。
また、第2のプリズム42の上面42uのZ方向における位置は、第1のプリズム40の上面40uのZ方向における位置よりも低くなっている。したがって、第2のプリズム42は、出射光線LO2及びLO3に干渉せず、出射光線LO2及びLO3は、第2のプリズム42の上面42uの上を通過するようになっている。
以上説明した複合プリズム16Cの第1のプリズム40及び第2のプリズム42それぞれの光入射面及び光出射面は、凸多面体の表面に沿う平面となっている。したがって、第1のプリズム40及び第2のプリズム42は、柱状体を切断することにより容易に製造され得る。例えば、図10に示すように、六角柱100を、図中点線で示す切断線CLに沿って斜めに切断することにより、第1のプリズム40を作成することが可能である。また、第2のプリズム42は、図7に示す平面形状を有する柱状体を、当該柱状体の長手方向に直交する面において切断することにより、製造することが可能である。なお、第1のプリズム40は、四角柱を斜めに切断することにより、平行六面体を作成し、その後、当該平行六面体に対して一対の側面40s,40tを形成することによっても、作成することが可能である。
また、第1の表面40fは、凸面であるので、第1の光入射面40a及び第2の光入射面40bを、蒸着源に対して実質的に均等な距離に配置することが可能である。したがって、第1の光入射面40a及び第2の光入射面40bに対して反射防止漠を略均一に形成することが可能である。同様に、第1の光出射面40c及び第2の光出射面40d、第3の光入射面42a及び第4の光入射面42b、並びに、第3の光出射面42c及び第4の光出射面42dにも、反射防止膜を略均等に形成することが可能である。
次いで、図3及び図6に示した光モジュールの複合プリズムに代えて用いることのできる別の複合プリズムについて説明する。図11は、別の実施形態の複合プリズム16Dを示す平面図である。図11の領域(A)には、複合プリズム16Dが、光線LC1,LC2の軌跡と共に示されており、図11の領域(B)には、複合プリズム16Dが、光線LC3,LC4の軌跡と共に示されている。図12は、図11に示す複合プリズムを側方から見て示す平面図である。図13は、図11に示す複合プリズム16Dの光入射面及び光出射面を示す平面図であり、図13の領域(A)には入射光線(コリメート光線)と共に複合プリズム16Dの光入射面を示す平面図が示されており、図13の領域(B)には出射光線と共に複合プリズム16Dの光出射面を示す平面図が示されている。
複合プリズム16Dは、第1のプリズム40及び第2のプリズム50を有している。複合プリズム16Dの第1のプリズム40の形状は、複合プリズム16Cの第1のプリズム40の形状と同一である。複合プリズム16Dの第1のプリズム40は、第1の光入射面40aにおいて光線LC1を受けて、第1の光出射面40cから出射光線LO1を出力する。また、複合プリズム16Dの第1のプリズム40は、第2の光入射面40bにおいて光線LC2を受けて、第2の光出射面40dから出射光線LO2を出力する。出射光線LO1及び出射光線LO2は、光線LC1,LC2,LC3,LC4の光軸を含む一平面に平行な別の平面に沿って第1のプリズム40から出射される。また、光線LC1に基づく出射光線LO1と光線LC2に基づく出射光線LO2のY方向における配列順は、光線LC1と光線LC2のY方向における配列とは逆の配列順となる。そして、出射光線LO1及び出射光線LO2は、光軸OAを中心とする上述の四角形又は正方形の四隅のうち、上記別の平面に沿った二つの隅を通過する。この第1のプリズム40は、第2のプリズム50に入射する光線LC3及びLC4に干渉しないように、Y方向に偏位した位置に配置されている。
第2のプリズム50は、第3の光入射面50a、第4の光入射面50b、第3の光出射面50c、及び第4の光出射面50dを含んでいる。第3の光入射面50aと第3の光出射面50cは、互いに平行であり、X方向及びY方向に対して傾斜した平面である。また、第4の光入射面50bと第4の光出射面50dは、互いに平行であり、X方向及びY方向に対して傾斜した平面である。また、第3の光入射面50a及び第4の光入射面50bを含む第3の表面50fは、凸面を構成しており、第3の光出射面50c及び第4の光出射面50dを含む第4の表面50gも凸面を構成している。換言すると、第3の光入射面50a、第4の光入射面50b、第3の光出射面50c、及び第4の光出射面50dは、凸多面体の表面に沿う平面である。
第2のプリズム50は、光線LC3を第3の光入射面50aにおいて受けて、出射光線OL3を第3の光出射面50cから出射する。また、第2のプリズム50は、第4の光入射面50bにおいて光線LC4を受けて、出射光線LO4を第4の光出射面50dから出射する。第2のプリズム50において、第3の光入射面50a及び第4の光入射面50bを含む複合面は凸面を構成しており、第3の光出射面50c及び第4の光出射面50dを含む複合面は凸面を構成している。したがって、光線LC3に基づく出射光線LO3と光線LC4に基づく出射光線LO4のY方向における配列順は、光線LC3及び光線LC4のY方向における配列とは逆の配列順となる。また、出射光線LO3及び出射光線LO4は、光線LC1,LC2,LC3,LC4の光軸を含む一平面に沿って第2のプリズム50から出射される。そして、出射光線LO3及び出射光線LO4は、光軸OAを中心とする上述の四角形又は正方形の四隅のうち、上記一平面に沿った二つの隅を通過する。
さらに、第2のプリズム50は、第3の光入射面50aと第3の光出射面50cの間の光路、第4の光入射面50bと第4の光出射面50dの間の光路に干渉しない領域50rを有しており、当該領域50rにおいて、光軸OAに平行又は垂直な辺を提供している。一実施形態においては、第2のプリズム50は、光軸OAに直交する直交面50v及び光軸OA方向に延びる側面50hを有している。これら直交面50v及び側面50hは、光軸OAに垂直な辺及び水平な辺をそれぞれ提供している。かかる辺を基準とすることにより、第2のプリズム50の光学的な位置合わせが容易となる。
また、第2のプリズム50の上面50uのZ方向における位置は、第1のプリズム40の上面40uのZ方向における位置よりも低くなっている。したがって、第2のプリズム50は、出射光線LO1及びLO2に干渉せず、出射光線LO1及びLO2は、第2のプリズム50の上面50uの上を通過するようになっている。
以上説明した複合プリズム16Dの第2のプリズム50も、柱状体を切断することによって、容易に製造することが可能である。また、第3の光入射面50a及び第4の光入射面50b、並びに、第3の光出射面50c及び第4の光出射面50dに、略均一に反射防止膜を形成することが可能である。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。
例えば、上述した実施形態の光モジュールは、四つのレーザダイオード12a,12b,12c,12dを備えているが、光モジュールに搭載されるレーザダイオードの個数は、四つに限定されるものではなく、二以上の任意の個数であり得る。また、光モジュールに搭載されるレーザダイオードの個数に応じて、コリメートレンズの個数、複合プリズムの光入射面及び光出射面の個数、複合プリズムの光入射面の法線が入射光線の光軸に対してなす角度といったパラメータは、適宜変更され得る。
また、上述した実施形態の光モジュールは、CWDMに準拠する波長をもつ光線を取り扱うものであったが、光モジュールが取り扱う光線の波長は当該光モジュールが準拠すべき規格又は通信方式に応じて適宜変更され得る。
10,10A,10B…光モジュール、12a,12b,12c,12d…レーザダイオード、14a,14b,14c,14d…コリメートレンズ、16,16A,16B,16C,16D…複合プリズム、20a,20b,20c,20d…光入射面、22a,22b,22c,22d…光出射面、26a,26b,26c,26d…光入射面、28a,28b,28c,28d…光出射面、30a,30b,30c,30d…集光レンズ、40…第1のプリズム、42…第2のプリズム、50…第2のプリズム、OA…集光レンズの光軸、OF…光ファイバ。

Claims (4)

  1. 互いに異なる波長をもつ四つの光線をそれぞれ出射する四つのレーザダイオードであり、該四つの光線の光軸が一平面に沿い且つ実質的に互いに平行になるように配置された該四つのレーザダイオードと、
    前記四つのレーザダイオードと光学的にそれぞれ結合された四つのコリメートレンズと、
    前記四つのコリメートレンズと光学的にそれぞれ結合された四つの光入射面、及び、該四つの光入射面にそれぞれに平行な四つの光出射面を有する複合プリズムと、
    前記四つの光出射面に光学的に結合されており、入射する光線を光ファイバの一端に集光する集光レンズと、
    を備え、
    前記複合プリズムは、前記四つの光出射面からそれぞれ出射される四つの出射光線のピッチを、前記四つの光入射面にそれぞれ入射する四つの入射光線のピッチよりも狭くし、前記四つの出射光線を、前記集光レンズの光軸に対して軸対称に出射し、且つ、前記四つの出射光線が前記集光レンズの光軸に直交する面内において該光軸を中心とする四角形の四隅をそれぞれ通過するように構成され、
    前記複合プリズムは、単一のプリズムである、
    光モジュール。
  2. 互いに異なる波長をもつ複数の光線をそれぞれ出射する複数のレーザダイオードであり、該複数の光線の光軸が一平面に沿い且つ実質的に互いに平行になるように配置された該複数のレーザダイオードと、
    前記複数のレーザダイオードと光学的にそれぞれ結合された複数のコリメートレンズと、
    前記複数のコリメートレンズと光学的にそれぞれ結合された複数の光入射面、及び、該複数の光入射面にそれぞれ対応する複数の光出射面を有する複合プリズムと、
    前記複数の光出射面に光学的に結合されており、入射する光線を光ファイバの一端に集光する集光レンズと、
    を備え、
    前記複数のレーザダイオードの個数は四つであり、
    前記複合プリズムは、前記複数の光出射面からそれぞれ出射される複数の出射光線のピッチを、前記複数の光入射面にそれぞれ入射する複数の入射光線のピッチよりも狭くし、前記複数の出射光線を、前記集光レンズの光軸に対して軸対称に出射し、且つ、前記複数の出射光線が前記集光レンズの光軸に直交する面内において該光軸を中心とする四角形の四隅をそれぞれ通過するように構成されており、
    前記複合プリズムは、第1のプリズム及び第2のプリズムを含み、
    前記第1のプリズムは、前記複数の光入射面のうち第1の光入射面及び第2の光入射面を有し、前記複数の光出射面のうち前記第1の光入射面と平行であり且つ該第1の光入射面に光学的に結合された第1の光出射面、及び、前記第2の光入射面と平行であり且つ該第2の光入射面に光学的に結合された第2の光出射面を有し、
    前記第1の光入射面及び前記第2の光入射面を含む第1の表面、並びに、前記第1の光出射面及び前記第2の光出射面を含む第2の表面はそれぞれ、凸面を構成し、
    前記第1のプリズムは、前記複数の出射光線のうち二つの出射光線を前記第1の光出射面及び前記第2の光出射面から前記一平面に平行な別の一平面に沿って出射し、
    前記第2のプリズムは、前記複数の光入射面のうち第3の光入射面及び第4の光入射面を有し、前記複数の光出射面のうち前記第3の光入射面と平行であり且つ該第3の光入射面に光学的に結合された第3の光出射面、及び、前記第4の光入射面と平行であり且つ該第4の光入射面に光学的に結合された第4の光出射面を有し、
    前記第3の光入射面及び前記第4の光入射面を含む第3の表面、並びに、前記第3の光出射面及び前記第4の光出射面を含む第4の表面はそれぞれ、凸面を構成し、
    前記第2のプリズムは、前記複数の出射光線のうち別の二つの出射光線を前記第3の光出射面及び前記第4の光出射面から前記一平面に沿って出射する、
    光モジュール。
  3. 前記第2のプリズムは、前記第3の光入射面と前記第3の光出射面の間の光路、及び、前記第4の光入射面と前記第4の光出射面との間の光路に干渉しない領域を有し、該領域は、前記光軸に水平又は垂直なを有する、請求項に記載の光モジュール。
  4. 前記第1のプリズムは、前記複数の入射光線のうち前記第2のプリズムの第3の光入射面及び第4の光入射面に入射する二つの入射光線に干渉せず、
    前記第2のプリズムは、前記複数の出射光線のうち前記第1のプリズムの前記第1の光出射面及び前記第2の光出射面から出射される二つの出射光線に干渉しない、
    請求項2又は3に記載の光モジュール。
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