JP6395111B2 - 固体酸化物形燃料電池セル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
燃料電池セルは、絶縁性の多孔質支持体の表面に、内側第一電極、内側第二電極、固体電
解質、及び外側電極が順次積層されてなる固体酸化物形燃料電池セルであって、内側第一
電極は、NiOと、酸化物(ただし、NiO、Fe2O3を除く)と、Fe2O3とを含
み、前記Fe元素をFe2O3換算で0.3質量%以上2質量%以下含み、導電率が10
00S/cm2以上であることを特徴する。Fe元素をFe2O3換算で0.3質量%以
上含むことにより、内側第一電極の燃料ガスの通気性の悪化を抑制できる。また、Fe元
素をFe2O3換算で2質量%以下含むことにより、固体電解質へFeが拡散して生じる
緻密性の低下によるガスリークや、電子導電性が高くなるなどの懸念が低減される。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、多孔質支持体は、絶縁性であり、燃料ガスを透過させるために多孔質であればよく、公知の材料を用いることができる。具体的には、カルシア(CaO)安定化ジルコニア(CSZ)、Y2O3、フォルステライトなどを用いることができる。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、内側第一電極は、燃料極導電層として作用する。内側第一電極は、Ni元素と、Fe元素と、酸化物(ただし、NiOとFe2O3とを除く)とを含み、Fe元素をFe2O3換算で0.3質量%以上3質量%以下含む。また、導電率が1000S/cm2以上である。これにより、電力負荷に対して追従運転し、発電と運転停止を繰り返しても気孔の大きさは小さくならず、内側第二電極への燃料ガスの供給が悪化することを抑制することができる。
Ni元素と酸素元素の700℃近傍温度における拡散速度はNi元素の方が速いことが知られている。その結果、還元された内側第一電極が酸化雰囲気に曝されると、酸素元素が内側第一電極に含まれるNi粒子中に拡散するより早く、Ni元素が酸化雰囲気に向かって、Ni粒子の外に移動する。その結果、Ni粒子内に空洞が発生すると考えられる。一方で、Ni粒子の外に移動したNi元素は、内側第一電極に形成されている気孔部分を埋めてしまう。その結果、気孔が閉塞してしまうと考えられる。本発明においては、内側第一電極がFe元素を特定の量含むため、Niの拡散速度を遅くできると考えられる。その結果、Niが外に拡散するより早く、大気中の酸素がNi粒子に取り込まれる。Ni元素がNi粒子の外へ移動しにくくなり、気孔の閉塞は生じないと考えられる。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、内側第二電極は、燃料極として作用する。内側第二電極は、Ni及び/又はNiOと希土類元素が固溶しているZrO2(安定化ジルコニア)もしくはセリウム含有酸化物とを含むことが好ましい。これにより、高い燃料極触媒活性が得られ、活性過電圧を低く抑えることができる。ここで、希土類元素が固溶しているZrO2は、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、セリウム(Ce)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、イッテルビウム(Yb)、のうち少なくとも1つが固溶しているZrO2である。複数の希土類元素がZrO2に固溶していても良い。希土類元素として好ましいのはスカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)である。セリウム含有酸化物としては、一般式Ce1−yLnyO2(但し、LnはLa、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Sc、Yのいずれか1種又は2種以上の組み合わせであり、0.05≦y≦0.50)などが好適に利用できる。セリウム含有酸化物としてはGDC10(10mol%Gd2O3−90mol%CeO2)、YDC10(10mol%YO1.5−90mol%CeO2)がより好ましい。内側第二電極は燃料極の役割を担うために、酸素イオン導電性と電子導電性の両方の性質が求められる。また、内側第二電極は固体電解質と反応しにくい材料であることが好ましい。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、外側電極は空気極として作用する。外側電極としては、La1-xSrxCoO3(但し、x=0.1〜0.3)及びLaCo1-xNixO3(但し、x=0.1〜0.6)などのランタンコバルト系酸化物、(La、Sr)FeO3系と(La、Sr)CoO3系の固溶体であるランタンフェライト酸化物(La1-mSrmCo1-nFenO3(但し、0.05<m<0.50、0<n<1))などが好適に利用できる。外側電極は、単層であっても、又は複層であっても良い。外側電極が複層である場合の例としては、例えば固体電解質側に空気極触媒層としてLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3を用い、最表層に空気極層としてLa0.6Sr0.4Co0.8Fe0.2O3を用いる。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、固体電解質としては安定化ジルコニア、ランタンガレート系酸化物が好適に利用できる。固体電解質は、より好適にはSr及びMgがドープされたランタンガレート系酸化物であり、一般式La1-aSraGa1-b-cMgbCocO3(但し、0.05≦a≦0.3、0<b<0.3、0≦c≦0.15)で表されるランタンガレート系酸化物(LSGM)であることが好ましい。固体電解質は、単層であっても、又は複層であっても良い。固体電解質が複層である場合、内側電極側の層には、Laを固溶させたセリア(Ce1-xLaxO2(但し、0.3<x<0.5))からなる反応抑制層を設け、該反応抑制層の表面に、LSGMからなる固体電解質層を設けてもよい。反応抑制層は、好適にはCe0.6La0.4O2である。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法は、特定のものに限定されるものではないが、本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、例えば以下のようにして製造できる。
また、排気ガス室78の下面のほぼ中央には、排気ガス排出管82が接続され、この排気ガス排出管82の下流端は、図2に示す上述した温水製造装置50に接続されている。図3に示すように、燃料ガスと空気との燃焼を開始するための点火装置83が、燃焼室18に設けられている。
(多孔質支持体用坏土Aの作製)
フォルステライト粉末はMg/Si比がモル比で1.98であり、かつ、後述する方法により求めたピーク比A/Bが0.0であるフォルステライト粉末(0.02質量%のCaOを含む)を平均粒子径が0.7μmとなるようあらかじめ調節した。該粉末100重量部を溶媒(水)20重量部、バインダー(メチルセルロース系水溶性高分子)8重量部、及び造孔剤(平均粒子径5μmのアクリル系樹脂粒子)15重量部を高速ミキサーで混合後、混練器(ニーダー)で混練し、真空土練装置で脱気し、押し出し成形用の坏土を調製した。ここで、平均粒子径はJIS R 1629にて測定し、50%径(D50)にて示した値である(以下同様)。
NiO粉末とY2O3粉末とFe2O3粉末を重量比69.3:29.7:1で調合し、YSZビーズを用いて湿式混合した。このときスラリーの平均粒子径が0.7μmとなるよう調節した。該粉末40重量部を溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部と混合した後、十分攪拌して内側第一電極用スラリーを調製した。
NiOとGDC10(10mol%Gd2O3−90mol%CeO2)の混合物を共沈法で作製後、熱処理を行い内側第二電極粉末を得た。NiOとYDC10の混合比は重量比で50/50とした。平均粒子径は0.5μmとなるよう調節した。該粉末20重量部を溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部と混合した後、十分攪拌して内側第二電極用スラリーを調製した。
反応抑制層の材料として、前記したセリウム系複合酸化物(LDC40。すなわち、40mol%のLaO1.5−60mol%のCeO2)の粉末10重量部を用いた。焼結助剤としてGa2O3粉末を0.04重量部混合し、さらに溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部と混合した後、十分攪拌して反応抑制層用スラリーを調製した。
固体電解質の材料として、La0.9Sr0.1Ga0.8Mg0.2O3の組成のLSGM粉末を用いた。LSGM粉末40重量部を溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部と混合した後、十分攪拌して固体電解質用スラリーを調製した。
外側電極の材料として、La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3の組成の粉末を用いた。該粉末40重量部を溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部と混合した後、十分攪拌して外側電極用スラリーを調製した。
前記多孔質支持体用坏土A、前記多孔質支持体用スラリー、前記内側第一電極用スラリー、前記内側第二電極用スラリー、前記固体電解質用スラリー、前記反応抑制層用スラリー、及び、前記外側電極用スラリーを用いて、以下の方法で固体酸化物形燃料電池セルを作製した。
装置 :パナリティカル社製「機種名:X’Pert PRO」X線回折装置
検出器 :検出素子が100 チャンネルある半導体アレイ検出器
X線出力:(Cu封入管)管電圧40kV−管電流40mA
特性X線:Cu−Kα線
フィルタ:Ni
走査方法:ステップ・スキャンニング法(Scanning Step Size:0.05°)
試料処理:粉末プレス法
以上の装置および条件で、2θ=10°〜90°における検出強度を測定した。2θ=26.5°から27.0°の間に現れる最大ピーク高さA(これは不純物由来のピークと考えられる)と、2θ=36.5°から37.0°の間に現れる最大ピーク高さB(これは主成分由来のピークと考えられる)との比、すなわちA/Bをピーク比とし、百分率で表示した。なお、各ピーク高さは、ピーク強度からバックグラウンドの強度を差し引いた値である。
固体酸化物形燃料電池セルの破断面を走査型電子顕微鏡(日立製作所製S−4100)により、加速電圧15kV、2次電子画像、倍率10000倍で観察し、内側第一電極の組織の形状を評価した。実施例1の固体酸化物形燃料電池セルの内側第一電極の電子顕微鏡写真を図7に示す。
得られた固体酸化物形燃料電池セルを用いて、発電試験を行った。燃料極側の集電は、燃料極導電層の露出部に集電金属を銀ペーストで張り合わせて焼き付けた。空気極側の集電は、空気極表面に銀ペーストを塗布した後、空気極の端部に集電金属を銀ペーストで張り合わせて焼き付けた。
発電条件は以下である。
燃料ガス :(H2+3%H2O)とN2の混合ガス(混合比はH2:N2=7:4(vol:vol))
燃料利用率:75%
酸化性ガス:空気
運転温度 :700℃
電流密度 :0.3A/cm2
運転起動し、この条件で発電試験を2時間行い、運転停止する。この操作を50回繰り返す。発電結果を表1に示す。
内側第一電極用スラリーの作製において、NiO粉末とY2O3粉末の重量比が70:30とし、Fe元素の濃度がFe2O3換算で表1に示す値となるように調製した以外は実施例1と同様にして固体酸化物形燃料電池セルを作製し、発電試験を行った。結果を表1に示す。また比較例1の固体酸化物形燃料電池セルの内側第一電極を、加速電圧10kV、2次電子画像、倍率10万倍で走査型電子顕微鏡(日立製作所製S−4100)により観察した。電子顕微鏡写真を図8に示す。
(多孔質支持体用坏土Bの作製)
Mg/Si比がモル比で1.98であり、ピーク比A/Bが2.6であり、CaをCaO換算濃度で0.5質量%となるように調製したフォルステライト粉末を、平均粒子径が0.7μmとなるよう調節した。該粉末100重量部を溶媒(水)20重量部、バインダー(メチルセルロース)8重量部、潤滑剤(脂肪酸エステル)0.5重量部、及び造孔剤(平均粒子径5μmのアクリル系樹脂粒子)15重量部を高速ミキサーで混合した後、混練器(ニーダー)で混練し、真空土練装置で脱気して、押し出し成形用の坏土を調製した。
Mg/Si比がモル比で1.98であり、ピーク比A/Bが0.0であり、CaをCaO換算濃度で0.02質量%となるように調製したフォルステライト粉末を、平均粒子径が0.7μmとなるよう調節した。該粉末20重量部を溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、及び分散剤(ノニオン性界面活性剤)1重量部をボールミルで十分に攪拌して多孔質支持体用スラリーを調製した。
実施例1と同様とした。
(内側第二電極用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(反応抑制層用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(固体電解質用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(外側電極用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
前記多孔質支持体用坏土B、前記多孔質支持体用スラリー、前記内側第一電極用スラリー、前記内側第二電極用スラリー、前記固体電解質用スラリー、前記反応抑制層用スラリー、及び、前記外側電極用スラリーを用いて、以下の方法で固体酸化物形燃料電池セルを作製した。
内側第一電極用スラリーの作製において、NiO粉末とY2O3粉末の重量比が70:30とし、Fe元素のFe2O3換算濃度が表2に示す値となるように調製した以外は実施例6と同様にして固体酸化物形燃料電池セルを作製し、発電試験を行った。結果を表2に示す。
(多孔質支持体用坏土Cの作製)
Mg/Si比がモル比で1.98であり、ピーク比A/Bが2.6であり、CaをCaO換算濃度で0.5質量%となるように調製したフォルステライト粉末を、平均粒子径が0.7μmとなるよう調節した。該粉末100重量部を溶媒(水)20重量部、バインダー(メチルセルロース)8重量部、潤滑剤(脂肪酸エステル)0.5重量部、及び造孔剤(平均粒子径5μmのアクリル系樹脂粒子)15重量部を高速ミキサーで混合した後、混練器(ニーダー)で混練し、真空土練装置で脱気して、押し出し成形用の坏土Cを調製した。
実施例5と同様にした。
(内側第一電極用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(内側第二電極用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(反応抑制層用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(固体電解質用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
(外側電極用スラリーの作製)
実施例1と同様とした。
上記多孔質支持体用坏土C、前記多孔質支持体用スラリー、前記内側第一電極用スラリー、前記内側第二電極用スラリー、反応抑制層用スラリー、前記固体電解質用スラリー、及び前記外側電極用スラリーを用いて、以下の方法で固体酸化物形燃料電池セルを作製した。
内側第一電極用スラリーの作製において、NiO粉末とY2O3粉末の重量比が70:30とし、Fe元素のFe2O3換算の濃度が表3に示す値となるように調製した以外は実施例9と同様にして固体酸化物形燃料電池セルを作製し、発電試験を行った。結果を表3に示す。
Claims (5)
- 絶縁性の多孔質支持体の表面に、内側第一電極、内側第二電極、固体電解質、及び外側電極が順次積層されてなる固体酸化物形燃料電池セルであって、
前記内側第一電極は、
Ni元素と、Fe元素と、酸化物(ただし、NiO、Fe2O3を除く)とを含み、
前記Fe元素をFe2O3換算で0.3量%以上2量%以下含み、
導電率が1000S/cm2以上であることを特徴する、固体酸化物形燃料電池セル。 - 前記内側第一電極は、
前記Ni元素と前記酸化物の体積比(ただし、NiはNiO換算とする)が66:34以上85:15以下であることを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。 - 前記酸化物はY2O3であることを特徴する、請求項1〜2いずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 前記固体電解質は、Sr及びMgがドープされたランタンガレート系酸化物を含んでなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 前記固体電解質は、一般式La1-aSraGa1-b-cMgbCocO3(但し、0.05≦a≦
0.3、0<b<0.3、0≦c≦0.15)で表される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
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