JP6393557B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連続鋳造機の搬送用セグメントロール等の回転軸を回転自在に支持する軸受装置に用いられる密封装置に関する。
従来、連続鋳造機においては、鋳型から連続的に排出される鋼片を、対向させた複数対のセグメントロールによって挟み込んで下方へ引き出した後、水をかけて冷却しつつ直角に屈曲させて搬送方向を水平方向へ転換することが行われている。このセグメントロールの両端部は軸受装置に支持されており、当該軸受装置には密封装置が設けられている。
上記密封装置として、例えば、特許文献1には、潤滑剤としてグリースを用いた密封装置400が提案されている。
上述のセグメントロール405は、図8(a)に示すように、その両端部450が、円筒状の軸受ケース407によって転がり軸受406を介して水平軸回りに回転自在に支持されている。
密封装置400は、転がり軸受406の軸方向両側に配設された第1,第2シール部材401,404を備えている。第1シール部材401は、セグメントロール405のロールネック451側に配置されており、第2シール部材404は、ロールエンド452側に配置されている。これら第1,第2シール部材401,404により、セグメントロール405と軸受ケース407との間の環状空間が、外部空間S2から仕切られて密封空間S1となっている。
転がり軸受406には、軸受ケース407の外部からグリースが供給される。このグリースは、軸受ケース407の上部あるいは下部に設けられた給油孔470を通して密封空間S1内に供給される。密封空間S1内に供給されたグリースは、密封空間S1内に溜まり、そのレベルが一定高さになった時点で密封空間S1の外部に排出される。図8(a)に示した密封装置400では、第1シール部材401のインナーシール410に設けられたリップ413の上半分における径方向内側の1箇所に、軸方向に貫通する切欠き415が設けられている。そのため、密封装置400では、図8(a)に破線で示すように、第1シール部材401のインナーシール410に設けられた切欠き415、及びアウターシール430のリップ部431とロールネック451との間を通して、密封空間S1の外部に排出される。
また、特許文献1には、第1シール部材401のインナーシール410に設けられたリップ413の上半分における径方向内側に、突起416 を設けて(図8(b)参照)、グリースの排出経路を確保することも記載されている。
更に、特許文献1には、前記リップ413の上半分における径方向内側の1箇所に切欠き415を設ける以外に、第1シール部材401のインナーシール410の側面上部に開閉可能なスリット部を有する排出口を設け、この排出口を介してグリースを密封空間S1の外部に排出させることができることも記載されている。
一方、最近では、連続鋳造機の搬送用セグメントロール等に使用する密封装置において、潤滑剤として、グリースに代えてオイルエアを供給することが提案されている。
特開2003−307275号公報
しかしながら、図8(a)に示したようなリップ413の上半分における径方向内側の1箇所に軸方向に貫通する切欠き415が設けられた密封装置400において、潤滑剤としてオイルエアを供給した場合には、以下の課題があった。
密封空間S1内に潤滑剤としてオイルエアを供給した場合には、グリースを供給した場合とは異なり、オイルが切欠き415の高さまで溜まる前に、密封空間S1の外部に排出されてしまい、密封空間S1に溜まったオイルの上面の位置(以下、オイルレベルともいう)がロールネック451の下端よりも低い位置にとどまることがあった。
オイルレベルが低いと、軸受内輪やジャーナルが摩耗して対向するセグメントロールの間隔に異常が発生し、その結果、連続鋳造機が緊急停止するおそれがあった。また、セグメントロール405のロールエンド452側の軸径は、ロールネック451側の軸径よりも小さいため、オイルレベルがロールネック451の下端よりも低いと、ロールエンド452の外周面に当接する第2シール部材404は、オイルによる潤滑が不充分となり、その結果、第2シール部材404の寿命が大きく短縮されることがあった。
図8(a)に示したような密封装置400において、オイルレベルが低くなる理由は、オイルがロールネック451の上端の高さ(切り欠415の位置)まで溜まる前に、ロールネック451の下端に付着したオイルが、ロールネック451の回転に伴ってロールネック451の上端まで運ばれ、インナーシール410のリップ413に設けられた切欠き415を通り抜けて外部に排出されるためであると考えられる。
また、図8(b)に示したように、切欠き415に代えて、突起416が設けられている場合も同様の問題があった。
また、特許文献1には、第1シール部材401のインナーシール410の側面上部に開閉可能なスリット部を有する排出口を設け、この排出口を介して潤滑剤(グリース)を密封空間S1の外部に排出させる密封装置も記載されている。この密封装置では、グリースは、インナーシール410に設けられた排出口、インナーシール410とロールネック451とアウターシール430とで囲まれた閉空間、及び、アウターシール430のリップ部431とロールネック451との間を通って外部に排出され、排出されるグリースは、インナーシール410のリップ部とロールネック451との間は通らない。そのため、この密封装置では、インナーシール410のリップ部とロールネック451との間にグリースが入り込めず、インナーシール410のリップ部(特に、主リップ)の潤滑性が不足し、当該リップ部の摩耗が進行しやすくなることが懸念される。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、密封空間内に溜まるオイルの上面の位置(オイルレベル)を回転軸の上端より高くすることができ、それにより、転がり軸受の潤滑性を確保することができるとともに、シール部材のリップ部の潤滑性を充分に確保することができる密封装置を提供することを目的する。
上記課題を解決する本発明の密封装置は、転がり軸受を内嵌させる軸受ケースを備え、この軸受ケースに上記転がり軸受を介して水平軸回りに回転自在に支持される回転軸と上記軸受ケースとの間の環状空間を密封して密封空間とし、この密封空間にオイルエアが連続的に供給される密封装置において、
上記軸受ケースの内周面に当接している第1円筒部と、当該第1円筒部から径方向内方に延びる環状部と、当該環状部の内周から前記密封空間と反対側に延びて前記回転軸と当接している第1リップ部と、当該環状部の内周から前記密封空間側に延びて前記回転軸と当接している第2リップ部と、を有し、全体が弾性素材からなるシール部と、
上記シール部の第1円筒部を介して上記軸受ケースに内嵌する第2円筒部と、当該第2円筒部の端部から径方向内方に延びて、上記シール部の環状部と接している円環部と、を有する芯金と、を備えたシール部材を有し、
上記シール部材は、周方向の一部に、密封空間内のオイルを密封空間の外部に排出するための排出口が形成されており、
上記シール部材は、上記排出口が、上記回転軸よりも上方で、かつ上記回転軸から離れたところに位置するように配設されていることを特徴とする。
本発明の密封装置によれば、シール部材の周方向の一部に、密封空間内に溜まったオイルをエアーとともに密封空間の外部に排出するための排出口が形成され、上記排出口が、上記回転軸よりも上方で、かつ上記回転軸から離れたところに位置するように配設されているため、上記密封空間に供給されたオイルエアは、オイルの上面の位置が上記回転軸の上端より高くなるように上記密封空間内に溜めることができる。そのため、上記密封装置では、ロールネックより小径のシール部材にもオイルが行き渡り、転がり軸受の潤滑性を確保することができるとともに、シール部材のリップ部の潤滑性を充分に確保することができる。
本発明の密封装置において、上記排出口は、上記第2リップ部の周方向の一部に形成された貫通孔からなることが好ましい。
上記排出口がこのように形成されている場合、上述したように密封空間内のオイルレベルを回転軸の上端より上の位置にすることができる。加えて、密封空間から排出されるオイルは、上記第2リップ部を通り抜けた後、第リップ部(主リップ)と回転軸との間を通って、外部空間に排出されるため第1リップ部の潤滑性を充分に確保することができる。
また、上記密封装置において、上述したように、排出口が上記第2リップ部の周方向の一部に形成された貫通孔からなる場合には、上記第2リップ部の密封空間側の側面であって、上記貫通孔より先端側の側面に、径方向外方に突出する堰部が設けられていることが好ましい。
この場合、密封空間内に溜まったオイルは、上記堰部を乗り越えて貫通孔を通り抜ける必要があるため、密封空間内のオイルレベルをより高い位置に保つことができる。
本発明の密封装置は、上記排出口が、前記環状部及び前記円環部の周方向の一部に連通して形成された貫通孔からなり、上記第1リップ部よりも上記密封空間から遠い側において上記回転軸と当接している第3リップ部を有し、全体が弾性素材からなる第2のシール部を更に備え、上記密封空間内のオイルが、上記シール部材と上記回転軸と上記第2のシール部とで囲まれた閉空間を通って外部に排出されることも好ましい。
上述したように、回転軸と第1リップ部との間を潤滑剤の排出経路としない場合、第1リップ部の潤滑性が不足することが懸念される。しかしながら、本発明者等の試験によれば、予想に反して、潤滑剤としてオイルエアを供給した場合には、第1リップ部の潤滑性を充分に確保することができることが明らかとなった。
この理由としては、オイルエアを供給した場合はグリースを供給した場合に比べて上記閉空間内の内圧を高く維持することができ、かつ、オイルはグリースに比べて流動性が高いことにより、上記密封空間から上記閉空間に排出されたオイルは、上記第1リップ部と上記回転軸との間に入りこむことができるためと推測される。
このように、潤滑剤としてオイルエアを供給する本発明の密封装置では、環状部及び円環部を通り抜けるように排出口を形成した場合にも、オイルレベルを高くすることができるとともに、第1リップ部(主リップ)の潤滑性を充分に確保することができる。
本発明の密封装置によれば、密封空間内において回転軸の上端より高い位置までオイルを溜めることができ、そのため、転がり軸受、及び、リップ部の潤滑性を充分に確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る密封装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る密封装置の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る密封装置の要部拡大側面図である。 本発明の第2実施形態に係る密封装置の拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る密封装置の要部拡大側面図である。 本発明の第3実施形態に係る密封装置の拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る密封装置の要部拡大側面図である。 (a)は、従来の密封装置の一例の使用状態を示す断面図であり、(b)は、従来の密封装置の別の一例の一部のみを示す部分拡大断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る密封装置Aの断面図である。
この実施形態においては、連続鋳造機のセグメントロール5を回転自在に支持する軸受装置Dに密封装置Aを適用した場合を示している。
また、本発明の密封装置は、潤滑剤としてオイルエアを供給している。オイルエアを供給する場合は、他の潤滑剤であるグリースを供給する場合に比べて、内部圧力の保持性や潤滑性に優れ、更にはメンテナンスが容易である等の利点を有する。
各セグメントロール5は、鋳型から連続的に排出される鋼片と接触するロール本体55と、このロール本体55の両側に設けられ、ロール本体55に比べて小径の縮径部50とを有している。縮径部50は中心線が水平方向に向くように配置された円筒状の軸受ケース7に挿通されており、当該軸受ケース7に、転がり軸受6を介して回転自在に支持されている。なお、各セグメントロール5は冷却水を噴射することによって冷却される。
転がり軸受6は、調心輪付き円筒ころ軸受であり、外輪60、複数の円筒ころ61、調心輪62、及び内輪65を備えている。軸受ケース7の下部には転がり軸受6の内部に対してオイルエアを供給するための給油孔70が設けられている。また、調心輪62の外周面には、給油孔70と連通する環状溝67が形成されており、調心輪62及び外輪60には、環状溝67から転がり軸受6の内部に貫通する供給孔68が設けられている。連続鋳造機の稼働状態において、オイルエアは給油孔70から転がり軸受6の内部に連続的に供給される。図1において、破線はオイルエア(オイル及びエアー)の供給経路及び排出経路を示している。
なお、オイルエアの供給は、オイルを加圧エアーとともに供給することにより行うことができる。
転がり軸受6の軸方向両側には、軸受ケース7の内部にオイルエアを留めるとともに軸受ケース7内に冷却水が浸入することを防ぐ目的で、第1,第2シール部材1,4が設けられている。この第1,第2シール部材1,4は、軸受ケース7とともに本実施形態に係る密封装置Aを構成している。
第1,第2シール部材1,4は、セグメントロール5の縮径部50と軸受ケース7の間の環状空間を密封空間S1として外部空間S2から隔離している。転がり軸受6の内部に供給されたオイルは、この密封空間S1内に溜められる。
図2は、第1シール部材1の拡大断面図であり、図2(A)はその上部側を図2(B)はその下部側をそれぞれ示している。また、図3は、密封空間S1側から第1シール部材1の上部を見た拡大側面図である。
縮径部50のロールネック51側に配設された第1シール部材1は、冷却水が多量に降りかかっても密封性を保てるように、二種類のシール(インナーシール10及びアウターシール30)を組み合わせた構成となっている。
インナーシール10は、合成ゴムなどの弾性素材からなり、軸受ケース7の内周面に当接している第1円筒部11と、当該第1円筒部11の密封空間S1側(転がり軸受6側)の端部から径方向内方に延びている環状部12と、当該環状部12の内周から延びてロールネック51の外周面に当接している第1リップ部14及び第2リップ部13とを備えている。インナーシール10は、断面L字状の第1芯金20に接着している。本発明では、第1リップ部を主リップ、第2リップ部を補助リップとも称する。
第1芯金20は、インナーシール10の第1円筒部11を介して軸受ケース7に内嵌する第2円筒部21と、その密封空間S1側の端部から径方向内方に延びており、インナーシール10の環状部12の外部空間S2側の側面が接着している円環部22とで構成されている。
第1リップ部14は、第1芯金20の円環部22の内周縁に対して密封空間S1と反対側(外部空間S2側)に延びてロールネック51の外周面に当接している。第1リップ部14の先端部の外周にはガータスプリング19が巻回されており、このガータスプリング19は、第1リップ部14をロールネック51に圧接している。第1リップ部14は、主に冷却水の密封空間S1内への侵入を防ぐ働きをする。
第2リップ部13は、第1リップ部14よりも密封空間S1に近い側において、第1芯金20の円環部22の内周縁に対して密封空間S1側に延びてロールネック51の外周面に当接している。第2リップ部13は、オイルが第2リップ部とロールネック51との間を通って外部へ漏洩することを阻む働きをする。
図2(A)に示すように、インナーシール10の第2リップ部13には、オイルを密封空間S1から閉空間S3へ流出させるための排出口が形成されている。この排出口は、第2リップ部13の周方向の一部に形成された第2リップ部13を貫通する貫通孔15からなる。
貫通孔15は、周方向の所定の箇所に3個程度配設されている(図3参照)。貫通孔15の開口径は特に限定されないが、例えば、1.5mm程度である。
なお、本実施形態に密封装置において、第2リップ部に形成される貫通孔の個数は3個に限定されるわけではない。
また、第1シール部材1のインナーシール10は、インナーシール10の第2リップ部13に設けられた貫通孔15が、ロールネック51の上方に位置するように、第1シール部材1が軸受ケース7に組み付けられている。
従って、第2リップ部13の貫通孔15は、その密封空間S1側の開口の下端が、ロールネック51の上端よりも高い位置に位置している。
アウターシール30は、合成ゴムなどの弾性素材からなり、ロールネック51と接している第3リップ部31と、軸受ケース7の側壁71と接している第4リップ部32及び第5リップ部33とを備えている。リップ部31〜33は第2芯金35に接着している。第2芯金35は、軸受ケース7に内嵌する第3円筒部36と、その外部空間S2側の端部から径方向内方に延びる円環部37とで構成されている。
第3リップ部31は、第2芯金35の円環部37の内周縁に対して外部空間S2側に延びてロールネック51の外周面に当接している。第3リップ部31は、オイルの外部空間S2への排出を許容し、且つ、外部空間S2からの冷却水の流入を阻む働きをする。第4リップ部32及び第5リップ部33は、それぞれ第2芯金35の円環部37の内周縁及び外周縁付近から外部空間S2側に向かって突出して軸受ケース7の側壁71に内接している。
ロールエンド52側の第2シール部材4は、図1に示すように、インナーシール10及び第1芯金20とほぼ同様の構成であり、合成ゴムなどの弾性素材からなるシール41が断面L字状の芯金45に接着されている。シール41は、軸受ケース7の内周面及び側壁72に内接している円筒状部42と、ロールエンド52の外周面に当接しているリップ部43,44とを備えている。
芯金45は、シール41の円筒状部42を介して軸受ケース7に内嵌する円筒部46と、当該円筒部46の外部空間S2側(セグメントロール5の軸方向外方の外部空間S2側)の端部から径方向内方に延びる円環部47とで構成されている。芯金45の円筒部46の外周面にシール41の円筒状部42の内周面が接着している。
リップ部43は、芯金45の円環部47の内周縁付近から密封空間S1側へ延びてロールエンド52の外周面に当接している。このリップ部43の先端部の外周にはガータスプリング49が巻回されており、ガータスプリング49はリップ部43をロールエンド52に圧接している。リップ部43は、オイルの外部への漏洩を阻み、オイルエアを密封空間S1内に留まらせる働きをする。リップ部44は、芯金45の円環部47の内周縁付近から外部空間S2側(セグメントロール5の軸方向外方の外部空間S2側)に延びてロールエンド52の外周面に当接している。
上記第1実施形態に係る密封装置Aによれば、密封空間S1内のオイルを貫通孔15を介して外部空間S2に排出することができる。具体的には、密封空間S1内にオイルレベルがLになるまでオイルが溜まると、溜まったオイルは、エアーとともに、貫通孔15、閉空間S3、インナーシール10の第1リップ部14とロールネック51との間、及び、アウターシール30の第3リップ部31とロールネック51との間を通って外部空間S2に排出される。
また、密封装置Aでは、インナーシール10の第2リップ部(補助リップ)13が周方向全体に渡ってロールネック51の外周面と当接しているため、密封空間S1に溜まったオイルが、ロールネック51と第2リップ部13との間を通って外部に排出されることが抑制される。
従って、密封装置Aでは、貫通孔15の密封空間S1側の開口の下端の位置までオイルが溜まってから(オイルレベルが、Lになってから)、オイルが外部に排出されることとなる。そのため、密封装置Aでは、密封空間S1内のオイルレベルを回転軸(ロールネック51)の上端より高くすることができる。
また、上述した通り、密封空間S1に溜まったオイルは、インナーシール10の第1リップ部14とロールネック51との間を通って、外部空間S2に排出されることとなる。そのため、インナーシール10の第1リップ部14(主リップ)の潤滑性が充分に確保され、主リップが摩耗することを抑制することもできる。
また、第1リップ部14の外周には、第1リップ部14を付勢してロールネック51の外周面に押し付けるガータスプリング19が巻回されている。このため、ガータスプリング19の付勢力を適宜選択することで、密封空間S1内の内圧を適切に制御し、安定させることができる。また、ガータスプリング19の付勢力によりオイルの排出流量を調節することもできる。
更に、密封空間内のオイルレベルLがロールネック51の上端より高い位置に位置するため、ロールネック51より軸径の細いロールエンド52の外周面に当接する第2シール部材4のリップ部の潤滑性も充分に確保することができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る密封装置Bの上記第1実施形態に係る密封装置Aと異なる構成について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る第1シール部材1の拡大断面図であり、その上部側を示している。また、図5は、密封空間S1側から第1シール部材1の上部を見た拡大側面図である。
第2実施形態の密封装置Bでは、図4に示すように、第1シール部材1を構成するインナーシール110の形状が、第1実施形態におけるインナーシール10と異なっている。
インナーシール110は、合成ゴムなどの弾性素材からなり、軸受ケース7の内周面に当接している第1円筒部111と、当該第1円筒部111の密封空間S1側の端部から径方向内方に延び、径方向の肉厚が軸方向外方(図4において左方)に向って薄くなる環状部112と、当該環状部112の内周から延びてロールネック51の外周面に当接している第1リップ部114及び第2リップ部113とを備えている。インナーシール110は、断面L字状で、第2円筒部21と円環部22とから構成される第1芯金20に接着している。
第1リップ部114は、第1芯金20の円環部22の内周縁に対して密封空間S1と反対側(外部空間S2側)に延びてロールネック51の外周面に当接している。第1リップ部114の先端部の外周にはガータスプリング119が巻回されており、このガータスプリング119は、第1リップ部114をロールネック51に圧接している。
第2リップ部113は、第1リップ部114よりも密封空間S1に近い側において、第1芯金20の円環部22の内周縁に対して密封空間S1側に延びてロールネック51の外周面に当接している。
図4に示すように、インナーシール110の第2リップ部113には、オイルを密封空間S1から閉空間S3へ流出させるための排出口が形成されている。この排出口は、第2リップ部113の周方向の一部に形成された第2リップ部113を貫通する貫通孔115からなる。
貫通孔115は、周方向に一定の間隔を隔てて隣接するように複数配設されている(図5の例では3個)。貫通孔115の開口径は特に限定されないが、例えば、2mm程度であり、隣り合う貫通孔115の間隔(開口の中心間距離)は特に限定されないが、例えば、10mm程度である。
なお、本実施形態に密封装置において、第2リップ部に形成される貫通孔の個数は任意であり、3個に限定されるわけではない。上記貫通孔の個数は、3〜6個程度が好ましい。
更に、インナーシール110の第2リップ部113では、第2リップ部113の密封空間S1側の側面に、堰部116が設けられている。堰部116は、第2リップ部113の貫通孔115の形成位置より先端側(ロールネック51側)から径方向外方に突出するように形成されている。堰部116は周方向全体に形成されている。
堰部116の上端は、その上端と同一の径方向に配設された対応する貫通孔115の密封空間S1側の開口よりも高い位置に位置するように形成されている。堰部116の上端のロールネック51からの高さTは、特に限定されないが、例えば、4mm程度である。
また、第1シール部材1のインナーシール110は、インナーシール110の第2リップ部113に設けられた貫通孔115が、ロールネック51の上方に位置するように、第1シール部材1が軸受ケース7に組み付けられている。
上記第2実施形態に係る密封装置Bでは、第1実施形態に係る密封装置Bと同様、密封空間S1内のオイルが貫通孔115を介して外部空間S2に排出される。このとき、密封装置Bでは、第2リップ部113に堰部116が形成されているため、密封空間S1内に溜まったオイルの上面の位置(オイルレベル)が貫通孔115の密封空間S1側の開口の高さまで達してもオイルの排出は開始されず、上記オイルレベルが堰部116に達するとオイルの排出が開始される。そのため、密封装置Bでは、堰部116の存在により、密封空間S1内のオイルレベルを密封装置Aよりも更に高くすることができる。
よって、密封装置Bでは、密封空間S1内に溜まったオイルは、堰部を乗り越えた後、エアーとともに、貫通孔115、閉空間S3、インナーシール110の第1リップ部114とロールネック51との間、及び、アウターシール30の第3リップ部31とロールネック51との間を通って外部空間S2に排出される。
また、密封装置Bでは、密封装置Aと同様、インナーシール110の第2リップ部(補助リップ)113が周方向全体に渡ってロールネック51の外周面と当接しているため、密封空間S1に溜まったオイルが、第2リップ部113とロールネック51との間を通って外部に排出されることが抑制される。このことも密封空間S1内のオイルレベルを高くすることができる要因である。
また、密封装置Bは、密封装置Aと同様、インナーシール10の第1リップ部114(主リップ)の潤滑性を充分に確保し、主リップが摩耗することを抑制することができる。
また、ガータスプリング19が巻回されていることにより、密封空間S1内の内圧を適切に制御し、安定させることができるとともに、ガータスプリング19の付勢力によりオイルの排出流量を調節することもできる。
更には、密封装置Bは、密封装置Aと同様、第2シール部材4のリップ部の潤滑性を充分に確保することもできる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係る密封装置Cの上記第1実施形態に係る密封装置Aと異なる構成について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る第1シール部材1の拡大断面図であり、その上部側を示している。また、図7は、密封空間S1側から第1シール部材1の上部を見た拡大側面図である。
第3実施形態の密封装置Cでは、図6に示すように、第1シール部材1を構成するインナーシール210及び第1芯金220の形状が、第1実施形態におけるインナーシール10及び第1芯金20と異なっている。
インナーシール210は、合成ゴムなどの弾性素材からなり、軸受ケース7の内周面に当接している第1円筒部211と、当該第1円筒部211の密封空間S1側の端部から径方向内方に延びる環状部212と、当該環状部212の内周から延びてロールネック51の外周面に当接している第1リップ部214及び第2リップ部213とを備えている。インナーシール210は、断面L字状で、第2円筒部221と円環部222とから構成される第1芯金220に接着している。
第1リップ部214は、第1芯金220の円環部222の内周縁に対して密封空間S1と反対側(外部空間S2側)に延びてロールネック51の外周面に当接している。第1リップ部214の先端部の外周にはガータスプリング219が巻回されており、このガータスプリング219は、第1リップ部214をロールネック51に圧接している。
第2リップ部213は、第1リップ部214よりも密封空間S1に近い側において、第1芯金220の円環部222の内周縁に対して密封空間S1側に延びてロールネック51の外周面に当接している。
図6に示すように、インナーシール210の環状部212及び第1芯金220の円環部222には、オイルを密封空間S1から閉空間S4へ流出させるための排出口が形成されている。この排出口は、環状部212及び円環部222の周方向に一部に形成された環状部212及び円環部222を貫通する貫通孔215からなる。貫通孔215は、環状部212を貫通する貫通部215aと、円環部222を貫通する貫通部215bとから構成され、貫通部215aと貫通部215bとは連通している。
貫通孔215は、周方向に所定の間隔を隔てて隣接するように2個配設されている(図7参照)。貫通孔215の開口径は特に限定されないが、例えば、2mm程度であり、隣り合う貫通孔215の間隔(開口の中心間距離)は特に限定されないが、例えば、10mm程度である。
なお、本実施形態に密封装置において、環状部212及び円環部222を貫通する貫通孔の個数は2個に限定されるわけではなく、1個であっても良いし、3個以上であっても良い。通常は、2〜3個程度が好ましい。
一方、本実施形態の密封装置Cでは、インナーシール210の第2リップ部213には貫通孔は形成されていない。
また、第1シール部材1は、インナーシール210の環状部212及び第1芯金220の円環部222を貫通するように設けられた貫通孔215が、ロールネック51の上方に位置するように、第1シール部材1が軸受ケース7に組み付けられている。
上記第3実施形態に係る密封装置Cでは、密封空間S1内のオイルを貫通孔215を介して外部空間S2に排出することができる。具体的には、密封空間S1内にオイルが溜まり、そのオイルレベルが貫通孔215の下端に達すると、溜まったオイルは、エアーとともに、貫通孔215、インナーシール210とロールネック51とアウターシール(第2のシール部)30とで囲まれた閉空間S4、及び、アウターシール(第2のシール部)30の第3リップ部31とロールネック51との間を通って外部空間S2に排出される。
また、密封装置Cでは、インナーシール210の第2リップ部(補助リップ)213が周方向全体に渡ってロールネック51の外周面と当接しているため、密封空間S1に溜まったオイルが、ロールネック51と第2リップ部213との間を通って外部に排出されることが抑制される。
従って、密封装置Cでは、貫通孔215の密封空間S1側の開口の下端の位置までオイルが溜まってからオイルが外部に排出されることとなり、密封装置Cでは、密封空間S1内のオイルレベルを回転軸(ロールネック51)の上端より高くすることができる。
また、密封装置Cでは、オイルは、上述した経路で排出されるため、閉空間S3、及び、第1リップ部(主リップ)214とロールネック51との間を通り抜けて外部に排出されることはほぼない。
そのため、第1リップ部(主リップ)の潤滑性が不足し、第1リップ部の摩耗が進行しやすくなることが懸念される。
しかしながら、密封装置Cでは、潤滑剤としてオイルエアを供給しており、オイルはグリースに比べて流動性が高く、潤滑剤としてオイルエアを供給した場合はグリースを供給した場合に比べて閉区間S4内の内圧を高く維持することができる。そのため、密封空間S1から閉区間S4に排出されたオイルは、第1リップ部214とロールネック51との間にも入り込むこととなる。その結果、密封装置Cでは、第1リップ部(主リップ)の潤滑性も充分に確保することができる。
また、オイルが、第1リップ部214とロールネック51との間に入り込み易くなるようにガータスプリング19の付勢力を調整することもできる。
更に、密封装置Cは、密封装置Aと同様、第2シール部材4のリップ部の潤滑性を確保することもできる。
[変形例]
本発明の密封装置の実施形態は、上述の密封装置A,B,Cに限定されるわけではなく、例えば、以下に例示するような他の形態のものであってもよい。
上述の各実施形態に係る密封装置A,B,Cでは、オイルを外部空間に排出するための排出口として、所定の箇所に貫通孔が形成されているが、本発明の実施形態に係る密封装置では、各貫通孔の密封空間側の開口部に弾性素材からなる蓋部が形成されていてもよい。この場合、上記蓋部には、密封空間側の内部圧力に応じて開閉可能なスリットが形成されているか、又は、複数の微細な貫通孔が形成されている。上記スリットとしては、貫通孔の密封空間側の開口部の直径に相当する1本の切れ込みや、十字状の切れ込み、平行に形成された複数本の切れ込み等が挙げられる。
また、第3実施形態に係る密封装置Cでは、排出口として、インナーシール210の環状部212及び第1芯金220の円環部222を貫通する貫通孔215が形成されている。ここで、貫通孔215に内壁(円環部222を貫通する貫通部215bの内壁)には、第1芯金220を構成する金属が露出しているが、この部分は、インナーシール210を構成する弾性素材と同様の弾性素材で被覆されていてもよい。
また、上述の各実施形態に係る密封装置A,B,Cでは、転がり軸受6の内部にオイルエアを供給するための給油孔70が軸受ケース7の下部に形成されているが、本発明の実施形態に係る密封装置において、給油孔の形成位置は、軸受ケース7の下部に限定されるわけではなく、軸受ケース7の上部であってもよい。例えば、本発明の密封装置を鋼片を水平方向に搬送する搬送用セグメントロールを支持する軸受装置に使用する場合には、鋼片の上側に位置するセグメントロールに用いる密封装置では軸受ケースの上部に給油孔を設け、鋼片の下側に位置するセグメントロールに用いる密封装置では軸受ケースの下部に給油孔を設けている。
また、各実施形態に係る密封装置A,B,Cにおいて、第1芯金20と第2芯金35は一体的に形成されていてもよい。また、第1,2の実施形態に係る密封装置A,Bは、第1シール部材として、インナーシール単体を使用したものであってもよい。
また、第2実施形態に係る密封装置Bでは、第2リップ部113に堰部116が設けられており、この堰部116は第2リップ部の周方向全体に形成されている。一方、第1リップ部に堰部を形成する場合、上記堰部は周方向全体に形成する必要は無く、第2リップ部113の密封空間S1側であって、貫通孔115の径方向内側付近にのみ形成されていてもよい。
A,B,C:密封装置、1:第1シール部材、4:第2シール部材
5:セグメントロール、6:転がり軸受、7:軸受ケース
10,110,210:インナーシール、11,111,211:第1円筒部
12,112,212:環状部、13,113,213:第2リップ部
14,114,214:第1リップ部、15,115,215:貫通孔
215a:貫通部、215b:貫通部、19,119,219:ガータスプリング
20,220:第1芯金、21,221:第2円筒部、22,222:円環部
30:アウターシール、
S1:密封空間、S2:外部空間、S3,S4:閉空間
70:給油孔、116:堰部

Claims (2)

  1. 転がり軸受を内嵌させる軸受ケースを備え、この軸受ケースに前記転がり軸受を介して水平軸回りに回転自在に支持される回転軸と前記軸受ケースとの間の環状空間を密封して密封空間とし、この密封空間にオイルエアが連続的に供給される密封装置において、
    前記軸受ケースの内周面に当接している第1円筒部と、当該第1円筒部から径方向内方に延びる環状部と、当該環状部の内周から前記密封空間と反対側に延びて前記回転軸と当接している第1リップ部と、当該環状部の内周から前記密封空間側に延びて前記回転軸と当接している第2リップ部と、を有し、全体が弾性素材からなるシール部と、
    前記シール部の第1円筒部を介して前記軸受ケースに内嵌する第2円筒部と、当該第2円筒部の端部から径方向内方に延びて、前記シール部の環状部と接している円環部と、を有する芯金と、を備えたシール部材を有し、
    前記シール部材は、周方向の一部に、密封空間内のオイルを密封空間の外部に排出するための排出口が形成されており、
    前記シール部材は、前記排出口が、前記回転軸よりも上方で、かつ前記回転軸から離れたところに位置するように配設されており、
    前記排出口は、前記第2リップ部の周方向の一部に形成された貫通孔からなることを特徴とする密封装置。
  2. 前記第2リップ部の密封空間側の側面であって、前記貫通孔より先端側の側面に、径方向外方に突出する堰部が設けられている請求項1に記載の密封装置。
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