JP6236878B2 - 分割型軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転動体と、分割可能な内輪とを有する分割型軸受装置に関し、例えば、連続鋳造機の杵型ロールの杵部等に使用すると好ましい分割型軸受装置に関する。
従来、分割型軸受装置としては、特開2007−40519号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この分割型軸受装置は、連続鋳造機の杵型駆動ロールの杵部へ取り付けられている。この分割型軸受装置は、軸箱と、外側軌道部材と、二分割内輪と、複数の円筒ころとを備える。上記軸箱は、基台と、蓋部材とを有し、基台は、球面座を有する。上記基台は、使用状態において、球面座を鉛直方向上側に向けた状態で、鉛直方向の下方側に配置されるようになっている。
上記外側軌道部材は、半環状の部材で、球面座に対応する球面を有し、基台上に載置されている。上記外側軌道部材および蓋部材は、互いに相俟って略環状の内周円筒軌道面を構成している。また、上記二分割内輪は、半環状の第1部材と半環状の第2部材とを有し、互いに相俟って略環状の外周円筒軌道面を構成している。
上記複数の円筒ころは、上記内周円筒軌道面と上記外周円筒軌道面との間に配置されている。上記基台は、第1堰部と第2堰部とを有し、第1堰部は、内周円筒軌道面の軸方向の一方側に位置する一方、第2堰部は、内周軌道面の軸方向の他方側に位置している。上記第1堰部および第2堰部は、使用状態で内周円筒軌道面において最も鉛直方向下方の箇所よりも鉛直方向上方に位置している。このようにして、第1堰部と第2堰部との間に凹部である油溜まりを形成し、円筒ころの焼付きを抑制している。
しかしながら、上記従来の分割型軸受装置では、第1および第2堰部が、軸箱の基台に存在するから、油溜まりの軸方向の長さが、外側軌道部材よりも長くなって、油溜まりが広大になって油溜まりに油が溜まりにくいという問題がある。
また、基台は、大型であるのに加えて、真円でない球面座の形成が必要で製造が容易でないが、上記従来の構成では、更に第1および第2堰部が基台に形成されているから、基台の製造がより複雑化し、分割型軸受装置のサイクルタイムが長くなるという問題がある。
また、上記引用文献1には、基台の上面に取り付けられるラビリンスリングが堰を有する構成も開示されているが、この場合にも、油溜まりの軸方向の長さが、外側軌道部材よりも長くなって、油溜まりに油が溜まりにくいという問題がある。
また、ラビリンスリングが堰を有する構成では、ラビリンスリングの外周面に液状パッキンが適切に塗布されていない場合等に、油がラビリンスリングの外周面を通過する場合があり、油を油溜まりに十分に溜めることができない場合がある。
特開2007−40519号公報
そこで、本発明の課題は、潤滑性を向上できて、生産性も向上できる分割型軸受装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の分割型軸受装置は、
軸部材を取り囲むように配置される軸箱と、
上記軸部材の外周面に固定されると共に、外周軌道面を有し、かつ、周方向に分割可能である内輪と、
上記軸箱の内周面に配置されると共に、内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所を有する一体の外側軌道部材と、
上記内輪の上記外周軌道面と、上記内周軌道面との間に配置された複数の転動体と、
上記内周軌道面の軸方向の一方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、その内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第1内周面との間をシールする第1シール部材と、
上記内周軌道面の軸方向の他方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、その内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第2内周面との間をシールする第2シール部材と
を備え、
上記外側軌道部材は、上記第1シール部材よりも上記軸方向の転動体側かつ上記内周軌道面の上記軸方向の一方側に径方向の内方側に突出する一方側内方突出部を有すると共に、上記第2シール部材よりも上記軸方向の転動体側かつ上記内周軌道面の上記軸方向の他方側に径方向の内方側に突出する他方側内方突出部を有し、
使用状態で、上記一方側内方突出部および上記他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、上記第1内周面および上記第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置することを特徴としている。
尚、この発明では、内輪が、分割型であるから、内輪の外周軌道面が、周方向の全周に亘って連続でない。また、内輪に限らず、軸箱や、その他の部材においても分割型の部材が用いられる場合がある。しかしながら、この明細書では、内輪や、分割型の環状部材においても、厳密には、環状でないものの、環状、外周面、内周面といった環状部材に特有の文言を使用するものとする。
また、この発明では、外側軌道部材は、分割型の外側軌道部材であって、周方向に略全周に亘って存在しても良く、また、所謂ハーフリング形式等からなって、周方向に略全周に亘って存在しなくて、周方向の一部の位相にしか存在しなくても良い。尚、この場合、軸箱の内周面の一部に、内周軌道面の一部が存在するようにしても良い。
また、この発明では、転動体と、一方側内方突出部および他方側内方突出部とは、接触する構成でも、接触しない構成でもどちらでも良い。しかし、本軸受装置を、連続鋳造機のロールの杵部に適用する場合には、ロールがスラブからの熱によって膨張したり、また、収縮したりするから、転動体と、一方側内方突出部および他方側内方突出部が接触する構成では、ロールの伸び縮みによって、それら突出部や転動体が破壊する虞がある。したがって、この場合、如何なる使用状態においても、転動体は、一方側内方突出部および他方側内方突出部とは、間隔をおいて位置することが好ましい。したがって、転動体は、一方側内方突出部および他方側内方突出部に接触する必要はなく、一方側内方突出部および他方側内方突出部は、所謂鍔ではない。
本発明によれば、内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所を含む外側軌道部材が一方側内方突出部と他方側内方突出部とを有するから、一方側内方突出部と他方側内方突出部とで囲まれる潤滑剤溜まりの軸方向の範囲を、内周軌道面を挟む小さい領域に制限できる。したがって、潤滑剤溜まりの容積が小さくなるから、潤滑剤を転動体の近傍に効率良く配置できて、潤滑性を向上させることができる。
また、本発明によれば、一方側内方突出部と他方側内方突出部とが外側軌道部材に存在するが、外側軌道部材は、軸箱の内周面に配置される部材であって、軸箱よりも小型で、軸箱よりも取り扱いおよび製造が容易である。したがって、軸箱に突出部を形成する場合と比較して、より容易に一方側内方突出部および他方側内方突出部を形成でき、生産性を向上させることができる。
また、本発明によれば、使用状態で、上記一方側内方突出部および他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分が、上記第1内周面および第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置している。したがって、オイルエア潤滑を用いて、オイルエアを、外側軌道部材を貫通する潤滑剤供給穴を通じて転動体配置室に導入して、シール部材と、上記第1および第2内周面との間から排出する場合においても、潤滑剤溜まりに潤沢なオイルを充填できて、潤滑性を向上できる。
仮に、一方側および他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分が、上記第1内周面および第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置しているとすると、オイルエアのオイルは、如何なる場合であっても第1内周面および第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分までは、溜めることができるから、一方側内方突出部および他方側内方突出部が存在しようとしまいとオイルのレベルが変動することがなくて、一方側内方突出部および他方側内方突出部を形成する意味がなくなるのである。
また、本発明によれば、一方側および他方側内方突出部が、一体の外側軌道部材に存在しているから、ラビリンスリングに堰を設ける従来技術のように堰の鉛直方向下方側から潤滑剤が外部に漏れる虞がなくて、潤滑剤溜まりに確実に潤滑剤を充填できる。
また、一実施形態では、
上記一方側内方突出部および上記他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、使用状態で上記転動体のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点よりも鉛直方向の上方側に位置する。
上記実施形態によれば、転動体が、鉛直方向の最下方にあるときに、転動体の径方向の約半分の領域が潤滑剤に浸かることになる。したがって、転動体の転動面に十分に潤滑剤を供給することができて、潤滑不良を十分に抑制できる。
また、一実施形態では、
上記内輪は、上記一方側内方突出部よりも軸方向の一方側に径方向の外方側に突出する環状の一方側外方突出部を有すると共に、上記他方側内方突出部よりも軸方向の他方側に位置する環状の他方側外方突出部を有し、
上記一方側外方突出部および上記他方側外方突出部の夫々は、上記最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも径方向の外方側まで径方向に延在し、
上記一方側外方突出部および上記他方側外方突出部の夫々は、径方向の外方側の端面および上記軸方向の上記転動体側の端面のうちの少なくとも一部に、潤滑剤を径方向の内方側に掻き上げる潤滑剤掻き上げ部を有する。
上記実施形態によれば、内輪における一方および他方側外方突出部が、潤滑剤を径方向の内方側に掻き上げる潤滑剤掻き上げ部を有するから、潤滑剤掻き上げ部によって掻き上げられた潤滑剤が、一方側および他方側内方突出部を乗り越え易くなって、潤滑剤をより効率的に潤滑剤溜まりに溜めることができる。したがって、転動体等の潤滑不良の抑制効果を大きくできる。
また、一実施形態では、
上記内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所は、上記第1内周面および上記第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置している。
上記実施形態によれば、潤滑剤溜まりの深さを深くできて、潤滑性を更に向上させることができる。
また、一実施形態では、
使用状態で、上記転動体のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点は、上記第1内周面および第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置している。
上記実施形態によれば、転動体が、鉛直方向の最下方にあるときに、転動体の径方向の約半分の領域を確実に潤滑剤に接触させることができる。
本発明によれば、潤滑性を向上できて、生産性も向上できる分割型軸受装置を実現できる。
本発明の一実施形態の分割型軸受装置の軸方向の模式断面図であり、内輪の軸中心よりも鉛直方向下方側に配置される部分の模式半断面図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の分割型軸受装置の軸方向の模式断面図であり、内輪2の軸中心よりも鉛直方向下方側に配置される部分の模式半断面図である。
この分割型軸受装置(以下、単に、軸受装置という)は、連続鋳造機の杵型の駆動ロールの環状凹部である杵部に配置されている。この軸受装置は、図1の軸方向の模式断面図を左右に垂直に二等分する垂直二等分線に対して略左右対称の形状を有している。図1に示すように、この軸受装置は、軸箱1と、内輪2と、一体の外側軌道部材3と、複数の円筒ころ4と、第1シール部材5と、第2シール部材6と、第1ラビリンスリング7と、第2ラビリンスリング8と、第1パッキン9と、第2パッキン10とを備える。
上記軸箱1は、環状部材であり、駆動ロールの杵部を取り囲むように配置されている。上記軸箱1は、二分割構造を有する。上記軸箱1は、基台11と、図示しない蓋部材とを備える。上記基台11が鉛直方向下方に配置される一方、上記蓋部材は、鉛直方向上方に配置され、その蓋部材の上方をスラブが通過するようになっている。上記蓋部材は、基台11に固定され、基台11と上記蓋部材とは、互いに相俟って内周面を画定している。上記基台11は、球面座14を有し、その球面座14は、凹面であり、略球面の一部からなっている。
上記内輪2は、二分割構造を有し、第1部材と、第2部材とからなる。上記第1部材および第2部材は、環状部材を、その環状部材の中心軸を通過する平面で、切断して形成されている。上記第1部材と第2部材とは、互いに相俟って外周面を画定するようになっている。
図1に示すように、上記内輪2は、円筒外周軌道面21と、環状の第1鍔部22と、環状の第2鍔部23と、環状の一方側外方突出部26と、環状の他方側外方突出部27と、第1シール取付部28と、第2シール取付部29とを有する。上記第1鍔部22は、円筒外周軌道面21の軸方向の一方側に位置する一方、第2鍔部23は、円筒外周軌道面21の軸方向の他方側に位置している。
上記一方側外方突出部26は、第1鍔部22の軸方向の一方側に位置している。上記一方側外方突出部26は、径方向に延在する段部30を介して第1鍔部22につながっている。上記一方側外方突出部26の外周面の外径は、第1鍔部22の外周面の外径よりも大きくなっている。
また、上記他方側外方突出部27は、第2鍔部23の軸方向の他方側に位置している。上記他方側外方突出部27は、径方向に延在する段部31を介して第2鍔部23につながっている。上記他方側外方突出部27の外周面の外径は、第2鍔部23の外周面の外径よりも大きくなっている。
上記第1シール取付部28は、環状の凹部である。上記第1シール取付部28は、一方側外方突出部26の軸方向の一方側に位置し、一方側外方突出部26の軸方向の一方側の端部につながっている。また、上記第2シール取付部29は、環状の凹部である。上記第2シール取付部29は、他方側外方突出部27の軸方向の他方側に位置し、他方側外方突出部27の軸方向の他方側の端部につながっている。
上記一方側外方突出部26の外周面は、歯車の突起と同じような同一の複数の突起を有する。この複数の同一の突起は、周方向に等間隔な距離で互いに間隔をおいて位置している。上記一方側外方突出部26の外周面にある凹凸構造は、潤滑剤掻き上げ部を構成している。
また、同様に、上記他方側外方突出部27の外周面も、歯車の突起と同じような同一の複数の同一の突起を有する。この複数の同一の突起は、周方向に等間隔な距離で互いに間隔をおいて位置している。上記他方側外方突出部27の外周面にある凹凸構造は、潤滑剤掻き上げ部を構成している。
上記外側軌道部材3は、ハーフリングの構造を有する。上記外側軌道部材3は、軌道面部37と、一方側内方突出部32と、他方側内方突出部33と、球状載置面34とを有する。上記球状載置面34は、凸面であり、略球面の一部からなっている。上記球状載置面34は、軸箱1の基台11の球面座14に対応する形状を有している。上記球状載置面34は、軸箱1の基台11の球面座14上に載置されている。
上記軌道面部37は、軸受装置の円筒外周軌道面の周方向の略半分からなっている。上記軸箱1の内周面も、軌道面を有し、その軌道面は、軸受装置の円筒外周軌道面の周方向の略半分からなっている。上記外側軌道部材3の軌道面部37と、軸箱1の軌道面とは、互いに相俟って円筒内周軌道面38を構成している。
上記複数の円筒ころ4は、円筒外周軌道面21と円筒外周軌道面38との間に周方向に隣接した状態で配置されている。上記各円筒ころ4は、内輪2の第1鍔部22および第2鍔部23に接触可能となっている。一方、この軸受装置は、駆動ロールが、スラブからの熱等によって想定される範囲内で如何に伸縮しても、円筒ころ4が、一方側内方突出部32にも他方側内方突出部33にも接触しないようになっている。このようにして、一方側および他方側内方突出部32,33および円筒ころ4の破損を抑制している。
上記一方側内方突出部32は、円筒外周軌道面38の軸方向の一方側に位置する一方、他方側内方突出部33は、円筒外周軌道面38の軸方向の他方側に位置している。上記一方側内方突出部32は、外側軌道部材3の軸方向の一方側の端部から径方向の内方側に突出し、他方側内方突出部33は、外側軌道部材3の軸方向の他方側の端部から径方向の内方側に突出している。
上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33の夫々は、内輪2の外周面に対して径方向に間隔をおいて位置している。また、上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33の夫々の径方向の内方側の端面は、一方側外方突出部26の凹凸がある外周面における最小外径の部分よりも径方向の内方側に位置し、また、他方側外方突出部27の凹凸がある外周面における最小外径の部分よりも径方向の内方側に位置している。
上記一方側内方突出部32は、一方側外方突出部26に軸方向に重なる部分を有しており、他方側内方突出部33は、他方側外方突出部27に軸方向に重なる部分を有している。上記一方側内方突出部32は、一方側外方突出部26に軸方向に間隔をおいた状態で一方側外方突出部26よりも軸方向の円筒ころ4側に配置されている。また、上記他方側内方突出部33は、他方側外方突出部27に軸方向に間隔をおいた状態で他方側外方突出部27よりも軸方向の円筒ころ4側に配置されている。
上記第1ラビリンスリング7は、環状の部材であり、二分割構造を有する。上記第1ラビリンスリング7は、環状部材をその環状部材の中心軸を通る平面で切断してなる二つの部材からなっている。上記第1ラビリンスリング7は、外側軌道部材3の軸方向の一方側に位置している。上記第1ラビリンスリング7は、外側軌道部材3に対して軸方向に間隔をおいて位置している。上記第1ラビリンスリング7は、第1内周面としての円筒内周面71と、円筒外周面72とを有し、円筒外周面72は、軸箱1の内周面に固定されている。
また、上記第2ラビリンスリング8は、環状の部材であり、二分割構造を有する。上記第2ラビリンスリング8は、環状部材をその環状部材の中心軸を通る平面で切断してなる二つの部材からなっている。上記第2ラビリンスリング8は、外側軌道部材3の軸方向の他方側に位置している。上記第2ラビリンスリング8は、外側軌道部材3に対して軸方向に間隔をおいて位置している。上記第2ラビリンスリング8は、第2内周面としての円筒内周面81と、円筒外周面82とを有し、円筒外周面82は、軸箱1の内周面に固定されている。
上記第1シール部材5は、環状部材において周方向の一カ所をカットしてなる構造をしている。このようにして、上記第1シール部材5を、上記杵部に組み込み可能としている。上記第1シール部材5は、芯金部材と、その芯金部材に固着された弾性部材とからなる周知の構成をしている。
上記第1シール部材5の芯金部材は、内輪2の第1シール取付部28に固定されている。また、上記弾性部材は、シールリップを有し、そのシールリップが、第1ラビリンスリング7の円筒内周面71上を摺動するようになっている。上記第1シール部材5は、内輪2と第1ラビリンスリング7との間をシールしている。
また、上記第2シール部材6も、環状部材において周方向の一カ所をカットしてなる構造をしている。このようにして、上記第2シール部材6を、上記杵部に組み込み可能としている。上記第2シール部材6は、芯金部材と、その芯金部材に固着された弾性部材とからなる周知の構成をしている。
上記第2シール部材6の芯金部材は、内輪2の第2シール取付部29に固定されている。また、上記第2シール部材6の弾性部材は、シールリップを有し、そのシールリップが、第2ラビリンスリング8の円筒内周面81上を摺動するようになっている。上記第2シール部材6は、内輪2と第2ラビリンスリング8との間をシールしている。
上記外側軌道部材3の軌道面部37は、使用状態において内周円筒軌道面38のうちで最も鉛直方向の下方に位置する部分を含んでいる。使用状態で、上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、円筒内周面71において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置し、また、円筒内周面81において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置している。
また、図1に示すように、上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、使用状態で複数の円筒ころ4のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点よりも径方向の内方側に位置している。
この軸受装置は、オイルエア潤滑で潤滑されるようになっている。詳しくは、オイルエアが、軸箱1の基台11に形成された図示しない通路と、外側軌道部材の通路88を介して外部から軸受装置内に導入されるようになっている。また、軸受装置内に導入されたオイルエアが、第1シール部材5のシールリップと、第1ラビリンスリング7の円筒内周面71との間を通過して外部に排出されるようになっており、また、第2シール部材6のシールリップと、第2ラビリンスリング8の円筒内周面81との間を通過して外部に排出されるようになっている。このようにして、第1および第2シール部材5,6のシールリップを潤滑し、第1および第2シール部材5,6の寿命が長くなるようにしている。
上記実施形態によれば、内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所を含む外側軌道部材3が一方側内方突出部32と他方側内方突出部33とを有するから、一方側内方突出部32と他方側内方突出部33とで囲まれる潤滑剤溜まりの軸方向の範囲を、内周軌道面を挟む小さい領域に制限できる。したがって、潤滑剤溜まりの容積が小さくなるから、潤滑剤を転動体の近傍に効率良く配置できて、潤滑性を向上させることができる。
また、上記実施形態によれば、一方側内方突出部32と他方側内方突出部33とが外側軌道部材3に存在するが、外側軌道部材3は、軸箱1の内周面に配置される部材であって、軸箱1よりも小型で、軸箱1よりも取り扱いおよび製造が容易である。したがって、軸箱に堰(突出部)を形成する従来例と比較して、一方側内方突出部32および他方側内方突出部33をより容易に形成できて、生産性を向上できる。
また、上記実施形態によれば、使用状態で、上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分が、円筒内周面71および円筒内周面81のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置している。したがって、潤滑剤溜まりに潤沢なオイルを充填できて、潤滑性を向上できる。
仮に、一方側内方突出部および他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分が、シール部材のシールリップが摺動するリップ摺動内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置しているとすると、オイルエアのオイルを、リップ摺動内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分までは、溜めることができるから、一方側内方突出部および他方側内方突出部が存在しようとしまいと、溜めることができるオイルのレベルが変動することがなく、一方側内方突出部および他方側内方突出部を形成する意味がなくなるのである。
また、上記実施形態によれば、一方側内方突出部32および他方側内方突出部33が、内周軌道面の少なくとも一部を有する一体の外側軌道部材3に存在しているから、シールリングに堰を設ける従来技術と異なり、堰の鉛直方向下方側から潤滑剤が外部に漏れる虞がなくて、潤滑剤溜まりに確実に潤滑剤を充填できる。
また、上記実施形態によれば、上記一方側内方突出部32および他方側内方突出部33のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、使用状態で円筒ころ4のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点よりも径方向の内方側に位置する。したがって、円筒ころ4が、鉛直方向の最下方にあるときに、円筒ころ4の径方向の約半分の領域が潤滑剤に浸かることになるから、円筒ころ4の転動面に十分に潤滑剤を供給することができて、潤滑不良を十分に抑制できる。
また、上記実施形態によれば、内輪2における一方側外方突出部32および他方側外方突出部33が、潤滑剤を径方向の内方側に掻き上げる潤滑剤掻き上げ部を有するから、潤滑剤掻き上げ部によって掻き上げられた潤滑剤が、一方側内方突出部32および他方側内方突出部33を乗り越え易くなって、潤滑剤をより効率的に潤滑剤溜まりに溜めることができる。したがって、円筒ころ4等の潤滑不良の抑制効果を大きくできる。
尚、上記実施形態では、内輪2が、一方側外方突出部26および他方側外方突出部27を有し、かつ、一方側外方突出部26および他方側外方突出部27の夫々の外周面が、歯車状の凹凸からなる潤滑剤掻き上げ部を有していた。しかしながら、この発明では、内輪の一方側外方突出部および他方側外方突出部のうちの少なくとも一方が、軸方向の転動体側の端面に軸方向に突出する一以上の突起を有しても良い。そしてこの軸方向に突出する突起を潤滑剤掻き上げ部の一部または全部として、この突起によって潤滑剤を鉛直方向の上方側に掻き上げるようにしても良い。
また、この発明では、内輪の一方側外方突出部および他方側外方突出部の少なくとも一方は、潤滑剤掻き上げ部を有していなくても良い。また、この発明では、内輪は、一方側外方突出部および他方側外方突出部の一方を有していなくても良く、一方側外方突出部および他方側外方突出部の両方を有していなくても良い。
また、上記実施形態では、外側軌道部材3がハーフリングであったが、この発明では、外側軌道部材は、180度の以外の位相しか存在しなくても良く、例えば、120度等の位相部分しか存在しなくても良い。この発明では、外側軌道部材は、運転状態において最も鉛直方向下方に存在する外周軌道面の部分を有していれば、如何なる角度の位相部分しか存在しなくても良い。また、この発明では、外側軌道部材は、360度の位相に亘って存在し、分割型の環状部材であっても良い。尚、この場合、一方側内方突出部および他方側内方突出部は、全周に亘って存在しても良く、または、必ずしも全周に亘って存在しなくても良い。この場合、一方側内方突出部および他方側内方突出部は、少なくとも鉛直方向の最下方に配置される部分に存在すれば良い。
また、上記実施形態では、円筒ころ4の両側にラビリンスリング7,8が存在していたが、この発明では、ラビリンスリングを一つしか有さなくても良く、全く有さなくても良い。そして、少なくとも一つのシール部材のシールリップが、例えば、軸箱の内周面上を摺動するようになっていても良い。
また、上記実施形態では、使用状態において、外周軌道面において最も鉛直方向の下方に位置する箇所が、シール部材5,6のシールリップが摺動する円筒内周面71,81で最も鉛直方向下方に位置する箇所よりも鉛直方向の上方に位置していた。しかしながら、この発明では、外周軌道面において最も鉛直方向の下方に位置する箇所が、シール部材のシールリップが摺動する円筒内周面で最も鉛直方向下方に位置する箇所に対して鉛直方向の位置が同一またはその箇所よりも下方に位置しても良い。このようにして、潤滑剤溜まりの深さを深くして、潤滑性を更に向上させるようにしても良い。
また、この発明では、使用状態において、転動体のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点が、シール部材のシールリップが摺動する円筒内周面で最も鉛直方向下方に位置する箇所に対して鉛直方向の位置が同一またはその箇所よりも下方に位置しても良い。このようにして、転動体が、鉛直方向の最下方にあるときに、転動体の径方向の約半分の領域を確実に潤滑剤に接触させるようにしても良い。
また、上記実施形態の軸受装置は、軸方向の模式断面図を左右に垂直に二等分する垂直二等分線に対して略左右対称の形状を有していたが、この発明の軸受装置は、軸方向の断面図を左右に垂直に二等分する垂直二等分線に対して左右非対称の形状を有しても良い。
また、上記実施形態の軸受装置は、オイルエアで潤滑されていたが、この発明の軸受装置は、転動体に配置されたグリースで潤滑されるようになっていても良い。
また、上記実施形態では、転動体が、円筒ころ4であったが、この発明では、転動体は、凸面ころ(球面ころ)であっても良く、円錐ころであっても良く、それ以外の転動体であっても良い。
また、上記実施形態では、軸受装置が、連続鋳造機の駆動ロールに配置されたが、この発明の軸受装置は、連続鋳造機の従動ロールに配置されても良い。また、この発明の軸受装置は、連続鋳造機以外の装置に配置されても良く、例えば、圧延機の駆動ロールやバックアップロール等に配置されても良い。
また、上記実施形態および上記変形例で説明した構成のうちの二つ以上を組み合わせて、新たな実施形態を実現できることは言うまでもない。
尚、本発明は、外側軌道部材が、内方突出部を有していた。しかしながら、外側軌道部材が、如何なる内方突出部も有さずに、次の構成を有する軸受装置が、容易に実現できることは言うまでもない。
すなわち、軸部材を取り囲むように配置される軸箱と、上記軸部材の外周面に固定されると共に、外周軌道面を有し、かつ、周方向に分割可能である内輪と、上記軸箱の内周面に配置されると共に、内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所を有する一体の外側軌道部材と、上記内輪の上記外周軌道面と、上記内周軌道面との間に配置された複数の転動体と、上記内周軌道面の軸方向の一方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、上記内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第1内周面との間をシールする第1シール部材と、上記内周軌道面の軸方向の他方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、上記内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第2内周面との間をシールする第2シール部材とを備え、上記転動体のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点は、上記第1内周面および第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分に対して鉛直方向の位置が同じかまたはその最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置する軸受装置が容易に実現できることは言うまでも無い。
そして、この構成を実現すれば、転動体が、鉛直方向の最下方にあるときに、転動体の径方向の約半分の領域を確実に潤滑剤に接触させることができて、潤滑性を向上できる上、更に、外側軌道部材および軸箱に突出部を形成する必要がなくて、生産性を向上させることができる。
1 軸箱
2 内輪
3 外側軌道部材
4 円筒ころ
21 円筒外周軌道面
26 一方側外方突出部
27 他方側外方突出部
37 外側軌道部材の軌道面部
32 一方側内方突出部
33 他方側内方突出部
38 内周円筒軌道面
71 第1シール部材のシールリップが摺動する円筒内周面
81 第2シール部材のシールリップが摺動する円筒内周面

Claims (3)

  1. 軸部材を取り囲むように配置される軸箱と、
    上記軸部材の外周面に固定されると共に、外周軌道面を有し、かつ、周方向に分割可能である内輪と、
    上記軸箱の内周面に配置されると共に、内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所を有する一体の外側軌道部材と、
    上記内輪の上記外周軌道面と、上記内周軌道面との間に配置された複数の転動体と、
    上記内周軌道面の軸方向の一方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、その内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第1内周面との間をシールする第1シール部材と、
    上記内周軌道面の軸方向の他方側に位置して上記内輪の外周面に固定されると共に、その内輪の外周面と、その外周面の径方向の外方側に位置する第2内周面との間をシールする第2シール部材と
    を備え、
    上記外側軌道部材は、上記第1シール部材よりも上記軸方向の転動体側かつ上記内周軌道面の上記軸方向の一方側に径方向の内方側に突出する一方側内方突出部を有すると共に、上記第2シール部材よりも上記軸方向の転動体側かつ上記内周軌道面の上記軸方向の他方側に径方向の内方側に突出する他方側内方突出部を有し、
    使用状態で、上記軸部材の回転中心線を含む鉛直面上において、上記一方側内方突出部および上記他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分は、上記第1内周面および上記第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の上方側に位置し、
    上記一方側内方突出部および上記他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分において径方向の内方側の端面は、上記使用状態で上記転動体のピッチ円で最も鉛直方向の下方にある点よりも鉛直方向の上方側に位置することを特徴とする分割型軸受装置。
  2. 請求項1に記載の分割型軸受装置において、
    上記内輪は、上記一方側内方突出部よりも軸方向の一方側に径方向の外方側に突出する環状の一方側外方突出部を有すると共に、上記他方側内方突出部よりも軸方向の他方側に位置する環状の他方側外方突出部を有し、
    上記使用状態において、上記一方側外方突出部および上記他方側外方突出部の夫々は、上記一方側内方突出部および上記他方側内方突出部のうちで最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも径方向の外方側まで径方向に延在し、
    上記一方側外方突出部および上記他方側外方突出部の夫々は、径方向の外方側の端面および上記軸方向の上記転動体側の端面のうちの少なくとも一部に、潤滑剤を径方向の内方側に掻き上げる潤滑剤掻き上げ部を有することを特徴とする分割型軸受装置。
  3. 請求項1または2に記載の分割型軸受装置において、
    上記内周軌道面において鉛直方向の最下方に配置される箇所は、上記第1内周面および上記第2内周面において最も鉛直方向の下方側に位置する部分よりも鉛直方向の下方側に位置していることを特徴とする分割型軸受装置。
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