JP2015222089A - ニードル軸受 - Google Patents

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陽祐 松井
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宏一 矢嶋
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Fumi Kikuchi
文 菊池
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Abstract

【課題】軸受内部に流入しようとする潤滑油の量を規制して、貫通油量を制御することができるニードル軸受を提供する。【解決手段】一対の円環部12、12は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部14、14を備える。一対のフランジ部14、14の内径Dは、フランジ部14、14の内周面と内輪部材30の外周面との間の隙間が小さくなるように、柱部13の軸方向中間部13bの内径dより小さく設定される。また、内輪部材30の外周面には、潤滑油流入側のフランジ部14の内周面と対向する位置に、複数のスクリュー溝31が円周方向に亘って形成され、スクリュー溝31は、内輪部材30が所定の方向Rに回転した際に潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線X方向に対して傾斜する。【選択図】図1

Description

本発明は、ニードル軸受に関し、より詳細には、二輪車や四輪車等の車両用変速機に使用され、潤滑油が循環給油されるニードル軸受に関する。
従来、車両用変速機などに使用されるラジアルニードル軸受として、潤滑油が循環給油される強制潤滑環境下で使用されるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のラジアルニードル軸受では、保持器のリム部の一部に貫通孔を設けたり、或いは、保持器の端部外周面に凹溝を設けたりして、リム部の外側面とポケットの内側とを通じさせ、各ポケット内の潤滑油を適切に排出して、ニードル設置部分に滞留する潤滑油の量と、ニードル設置部分を通過する潤滑油の量を規制している。
特開2007−211934号公報
ところで、強制潤滑されるラジアルニードル軸受において、貫通油量を制御する手法として、軸受内部に流入しようとする潤滑油の量を規制することが望まれているが、特許文献1のラジアルニードル軸受では実現することができない。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、軸受内部に流入しようとする潤滑油の量を規制して、貫通油量を制御することができるニードル軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 一対の円環部、及び該一対の円環部間を連結して円周方向に所定の間隔で配置される複数の柱部を有する保持器と、
前記一対の円環部及び互いに隣り合う前記柱部によって形成されるポケットにそれぞれ配置される複数のニードルローラと、
外周面に内輪軌道面を有する内輪部材と、
を備え、
軸方向一方側から潤滑油が流入するニードル軸受であって、
前記一対の円環部は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部を備え、
前記内輪部材の外周面には、潤滑油流入側の前記フランジ部の内周面と対向する位置に、複数のスクリュー溝が円周方向に亘って形成され、
前記スクリュー溝は、前記内輪部材が所定の方向に回転した際に前記潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線方向に対して傾斜することを特徴とするニードル軸受。
(2) 前記各スクリュー溝は、前記フランジ部の内周面の軸方向幅よりも広い軸方向幅を有することを特徴とする(1)に記載のニードル軸受。
本発明のニードル軸受によれば、保持器の一対の円環部は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部を備える。また、内輪部材の外周面には、潤滑油流入側のフランジ部の内周面と対向する位置に、複数のスクリュー溝が円周方向に亘って形成され、スクリュー溝は、内輪部材が所定の方向に回転した際に潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線方向に対して傾斜する。これにより、軸受内部に流入しようとする潤滑油の量を規制して、貫通油量を制御することができる。
本発明の一実施形態に係るニードル軸受の要部断面図である。 図1のニードル軸受において、潤滑油が外部に排出される状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の変形例に係るニードル軸受の要部断面図であり、(b)は、(a)のIII部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態に係るニードル軸受について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、軸受装置1では、ケース2に対して軸部3がニードル軸受10を介して回転可能に支持されている。
ニードル軸受10は、一対の円環部12、12及び該一対の円環部12、12間を連結して円周方向に所定の間隔で配置される複数の柱部13を有し、断面略M字形のクランク形状をなす保持器11と、一対の円環部12、12及び互いに隣り合う柱部13によって形成されるポケットPにそれぞれ配置される複数のニードルローラ20と、軸部3に外嵌し、外周面に内輪軌道面30aを有する内輪部材30と、を備える。
保持器11の柱部13は、その軸方向両端部13a、13aがニードルローラ20のピッチ円P.C.D.よりも径方向外側に、軸方向中間部13bがニードルローラ20のピッチ円P.C.D.よりも径方向内側に、それぞれ位置するように屈曲した形状を有する。また、互いに隣り合う柱部13の対向する側縁部のうち、軸方向中間部13bと軸方向両端部13a、13aにおける、円周方向の間隔が各ニードルローラ20の直径よりも小さくしている。これにより、各ニードルローラ20が各ポケットPから脱落するのを防止している。さらに、一対の円環部12、12は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部14、14を備える。
各ニードルローラ20は、保持器11によって保持され、内輪部材30の内輪軌道面30aと外輪軌道面をなすケース2の内周面との間で転動する。また、ケース2と軸部3との間には、ニードル軸受10に対して軸方向一方側から潤滑油が流入し、ニードル軸受10は、強制潤滑下で使用される。
ここで、一対のフランジ部14、14の内径Dは、フランジ部14、14の内周面と内輪部材30の外周面との間の隙間が小さくなるように、柱部13の軸方向中間部13bの内径dより小さく設定されている。したがって、ケース2と軸部3との間で軸方向一方側から、フランジ部14の内周面と内輪部材30の外周面との間の隙間を介して、ニードル軸受10内に流入しようとする潤滑油の量が抑制される。
また、内輪部材30の外周面には、内輪軌道面30aから軸方向にずれて、潤滑油流入側のフランジ部14の内周面と軸方向において対向する位置に、複数のスクリュー溝31が円周方向に亘って等間隔で形成されている。各スクリュー溝31は、フランジ部14の内周面の軸方向幅W2よりも広い軸方向幅W1を有している。また、各スクリュー溝31は、内輪部材30が所定の方向Rに回転した際に潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線X方向に対して傾斜するように形成されている。
なお、本実施形態では、各スクリュー溝31の軸方向における断面形状は、図2に示すように、円弧形状としているが、これに限らず、潤滑油が外部に排出されやすく、また、加工しやすい形状であればよい。
したがって、保持器11のフランジ部14の内周面と内輪部材30の外周面との間を通過しようとする潤滑油は、図2に示すように、内輪部材30の所定の方向Rの回転によって、該スクリュー溝31にぶつかり、矢印Lに示すように、潤滑油をニードル軸受10の軸方向外側に向かわせる。これにより、ニードル軸受10を通過する貫通油量をさらに抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態のニードル軸受10によれば、一対の円環部12、12は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部14、14を備える。また、内輪部材30の外周面には、潤滑油流入側のフランジ部14の内周面と対向する位置に、複数のスクリュー溝31が円周方向に亘って形成され、スクリュー溝31は、内輪部材30が所定の方向Rに回転した際に潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線X方向に対して傾斜する。これにより、軸受内部に流入しようとする潤滑油の量を規制して、貫通油量を制御することができる。
また、各スクリュー溝31は、フランジ部14の内周面の軸方向幅W2よりも広い軸方向幅W1を有するので、各スクリュー溝31内を流入する潤滑油の量を増加して、潤滑油をより確実に軸方向外側に排出することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
なお、上記実施形態では、複数のスクリュー溝31が、内輪部材30の外周面に所定の間隔で独立して設けられているが、図3(a)及び(b)に示す変形例のように、複数のスクリュー溝31の軸方向両側に円周溝32を設けてもよい。これにより、軸方向両側の円周溝32の間には、回転軸線方向に対して傾斜した複数の凸部33が円周方向に亘って設けられ、複数のスクリュー溝31が軸方向両側で連通している。これにより、内輪部材30の回転によって、スクリュー溝31によって矢印Lの方向に排出される潤滑油が円周溝32を介して、外部に排出される。
また、本発明の潤滑油の貫通油量は、フランジ部の内周面と内輪部材30の外周面との間の隙間の大きさ、フランジ部の軸方向幅、スクリュー溝の深さ、スクリュー溝の数、スクリュー溝の角度、スクリュー溝の断面形状、凸部の高さ等によって調整することができる。
さらに、上記実施形態では、内輪部材30を軸部3に嵌合する構成としたが、本発明はこれに限らず、軸部3が内輪部材を構成してもよく、即ち、軸部3の外周面に内輪軌道面及び複数のスクリュー溝が形成されてもよい。
1 軸受装置
2 ケース
3 軸部
10 ニードル軸受
11 保持器
12 円環部
13 柱部
13a 軸方向端部
13b 軸方向中間部
14 フランジ部
20 ニードルローラ
30 内輪部材
31 スクリュー溝
32 円周溝
D フランジ部の内径
d 柱部の軸方向中間部の内径

Claims (2)

  1. 一対の円環部、及び該一対の円環部間を連結して円周方向に所定の間隔で配置される複数の柱部を有する保持器と、
    前記一対の円環部及び互いに隣り合う前記柱部によって形成されるポケットにそれぞれ配置される複数のニードルローラと、
    外周面に内輪軌道面を有する内輪部材と、
    を備え、
    軸方向一方側から潤滑油が流入するニードル軸受であって、
    前記一対の円環部は、これらの軸方向両端部から半径方向内方にそれぞれ延びる一対のフランジ部を備え、
    前記内輪部材の外周面には、潤滑油流入側の前記フランジ部の内周面と対向する位置に、複数のスクリュー溝が円周方向に亘って形成され、
    前記スクリュー溝は、前記内輪部材が所定の方向に回転した際に前記潤滑油が外部に排出されるように、回転軸線方向に対して傾斜することを特徴とするニードル軸受。
  2. 前記各スクリュー溝は、前記フランジ部の内周面の軸方向幅よりも広い軸方向幅を有することを特徴とする請求項1に記載のニードル軸受。
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DE102016118055A1 (de) * 2016-09-23 2018-03-29 Thyssenkrupp Ag Wälzlager, Windkraftanlage und Verfahren zum Betrieb eines Wälzlagers
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