JP6386770B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
図2は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の構成を示す説明図である。室内機100は、熱交換器102、送風ファン103、左右風向板104(風向部)、上下風向板105(風向部)、前面パネル106、筐体ベース101、各種のセンサ部50(図5参照)などを有している。
図3は、本実施形態に係る空気調和機の室外機の構成を示す説明図である。空気調和機Aの室外機200には、冷媒を圧縮する圧縮機202、高圧の冷媒を減圧する膨張弁、冷媒の流路を切り替える四方弁、外気と冷媒とを熱交換する熱交換器206などの装置を備えている。室外機200は、仕切り板211と電装品箱210とリード線支持部品209とにより、熱交換器室204と機械室205とを区分(分割)している。熱交換器室204には、冷媒配管を循環する冷媒の外気との熱交換を促進するプロペラファン207とその駆動用のモータ、プロペラファン207を回転自在に支持するファン支柱、および外気と循環する冷媒の熱交換を行う熱交換器206が配設されている。機械室205には、循環する冷媒を高温高圧のガス冷媒にする圧縮機202、常温・高圧の液状冷媒を低温・低圧の液状冷媒にする電動膨張弁、電気部品のリアクタ、および、冷媒が流れる冷媒配管の伝熱管が配設されている。電装品箱210には、室外機200を制御する電装品が収納されており、その上部には電装品蓋が被せられている。
図4は、本実施形態に係る空気調和機のリモコンの外観を示す説明図である。リモコン40はユーザによって操作され、室内機のリモコン受信部Q(図1参照)に対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求などの様々な指令である。空気調和機Aは、これらの信号に基づいて、少なくとも室内の冷房、暖房、除湿などを行うことができる。また、空気清浄など、その他の空気調和の機能を備えていてもよい。空気調和機Aは、室内の空気を様々に調整することができる。
図5は、本実施形態に係る空気調和機のセンサ部の構成を示す説明図である。センサ部50は、室内機100と室外機200に備えられている。センサ部50は、室温センサ(温度検知部)、外気温センサ、湿度センサ、冷媒配管温度センサ、圧縮機温度センサ、撮像部110(図1参照)、時計などにより構成される。
図6は、本実施形態に係る空気調和機の制御部の構成を示す説明図である。制御部60は、電装品に備えられている。制御部60は、送受信部45を介するリモコン40からの情報と、センサ部50からの情報に基づき、室内機100の送風ファン103、左右風向板104、上下風向板105を駆動し、室外機200の圧縮機202、プロペラファン207を駆動する。
壁検出部63は、撮像部110で撮影された画像に基づいて、画像内のエッジの抽出し、太く長いエッジを抽出し、直線を延長し、交点を作成し、交点の重心点を消失点とすることにより、室内のコーナを検出し、検出したコーナを壁と壁あるいは壁と天井あるいは壁と床の接線とし、室内の壁や天井や床の面の位置を検出している。具体的な方法については、図16〜図21を参照して後記する。
気流制御部64は、壁の位置と人の位置に依拠して、基本的に、人に直接気流をあてない「間接気流モード」とするか、人に直接気流をあてる「直接気流モード」とするかを選択する気流モード選択処理(図8〜図10参照)を有する。
本実施形態では、スイング運転の際、人検知部62が人を複数検知した場合、人と人の間をスイングし、人がひとりの場合はその人の回りをスイングさせている。このとき、間接気流モードが選択されている場合、例えば、図8(b)に示す角度θ3から角度θ4までをスイング運転する。
図12は、撮像部の水平方向の向きの移動と視野角を示す説明図である。図12を参照して、撮像部110の水平方向の向きの移動と視野角について説明する。図12は、室内機100および当該室内機100が設けられている室内を鉛直上方側からみた概念図であり、図12の上側は当該室内機100が取り付けられている壁側となり、下側は室内機100が取り付けられている室内の室内機100の前方側の空間となる。
図13は、撮像制御部の処理を示すフローチャートである。図13を参照して、撮像制御部61の撮像処理について説明する。撮像部110での室内の撮像は所定時間t1(一例を挙げれば1時間)ごとに行う。すなわち、撮像制御部61(図6参照)は、前回の撮像部110による撮像処理の終了から所定時間t1を経過したときは(処理S1,Yes)、ステッピングモータを制御して取付け部材を駆動することにより、例えば一定の角速度で撮像部110の水平方向の向きの移動を開始する(処理S2)。この動作は、例えば図12に示す向き318側から向き317側に向かって開始する。そして、撮像制御部61は、撮像部110の向きが方向315に達したときは(処理S3,Yes)、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「左画像」として記憶部65(図6参照)に記憶する(処理S4)。次に、撮像部110の向きが方向311に達したときは(処理S5,Yes)、撮像制御部61は、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「正面画像」として記憶部65に記憶する(処理S6)。次に、撮像部110の向きが方向313に達したときは(処理S7,Yes)、撮像制御部61は、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「右画像」として記憶部65に記憶する(処理S8)。
図14は、人検知部の人位置判定処理を示すフローチャートである。図15は、人検知部の人位置判定処理を示す説明図であり、(a)〜(c)はそれぞれ具体的な計算について説明する説明図である。まず、人検知部62(図6参照)は、図13の撮像処理で取得した左画像、正面画像、右画像から人の位置を検出する(処理S31)。次に、人検知部62は、この検出した人の位置に関し、画面上の座標系から実空間の座標系に変換する(処理S32)。これにより、室内のどこに人が存在していたかを判定することができる。このようにして、人の実空間の座標を判定すると、人検知部62は、当該座標の情報を記憶部65に記憶する(処理S33)。
図16は、壁検出部のコーナ方向判定処理を示すフローチャートである。図17は、壁検出部のコーナ方向判定処理で行う画像処理を示す図であり、(a)〜(e)はこの順に画像処理の手順を示している。このコーナ方向判定処理は、図13の撮像処理が実行されるたびに行う。
図20は、壁検出部の拡がり範囲判定処理を示すフローチャートである。図21は、壁検出部の拡がり範囲判定処理での室内配置を示す平面図である。図20、図21を参照して、図14に示した人検知処理の結果を用いて室内の拡がりの範囲を判定する処理について説明する。まず、所定時間t1ごとに図13の撮像処理が行われ、その度に図14の処理が実行され、その結果が記憶部65に記憶されている。そこで、壁検出部63は、前記処理S33(図14参照)により、新たに人の座標情報が記憶部65に記憶されると(処理S41,Yes)、当該人の座標情報から、室内の左右のコーナの方向376と方向377との間の領域383の外側の領域381に人の座標が存在するか否かを判断する(処理S42)。領域381に人の座標が存在するときは(図21の符号382で当該人の例を示している)(処理S42,Yes)、当該人のX方向の座標(図21の左右方向)位置を室内機100に向かって右側の壁336(または左側の壁335)の位置と推定する(処理S43)。これは当該座標に人382が位置するということは、壁336(または左側の壁335)は少なくとも当該座標の位置あるいはさらにその外側にあることになるので、その人382の位置を現時点での壁336(または左側の壁335)の位置とするものである。
“コーナ421aまでの距離=√((壁336aまでの距離)2+(壁334aまでの距離)2)”、
“コーナ421bまでの距離=√((壁335aまでの距離)2+(壁334aまでの距離)2)”である。コーナ422aまでの距離、コーナ422bまでの距離も同様に求められる。
41 表示画面(表示部)
45 送受信部
50 センサ部
60 制御部
61 撮像制御部
62 人検知部
63 壁検出部
64 気流制御部
65 記憶部
100 室内機
103 送風ファン
104 左右風向板(風向部)
105 上下風向板(風向部)
106 前面パネル
109b 空気吹出し口(吹出し口)
110 撮像部
200 室外機
202 圧縮機
207 プロペラファン
A 空気調和機
Claims (5)
- 室内を撮像する撮像部で撮影された画像に基づいて、室内の人の位置を検知する人検知部と、
前記撮像部で撮影された画像に基づいて、室内の壁位置を検出する壁検出部と、
人に直接気流をあてない間接気流モードを有する気流制御部と、を備え、
前記気流制御部は、前記間接気流モードが選択されている状態において、前記人検知部で検知された人が、前記壁検出部で検出された側壁から所定距離以内に存在する場合、前記室内の吹出し口からみて前記検知された人の位置に近い手前の側壁の方向に、調和空気の風向を変える風向部を制御する
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記人検知部で検知された人が、前記壁検出部で検出された複数の側壁から所定距離以内に、それぞれ存在する場合、
前記気流制御部は、前記検知された人の位置に近い手前の側壁の方向から、前記検知された他方の人の位置に近い手前の側壁の方向まで、前記風向部を往復制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記気流制御部は、前記人検知部がひとつの側壁に対し人を検知した場合、前記吹出し口からみて前記検知された人の位置に近い手前の側壁の方向から、検知した人の方向を過ぎるまで、前記風向部を往復制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記空気調和機は、さらに、室温を検知する温度検知部を有し、
前記気流制御部は、運転開始後の所定時間内の設定温度と室内温度との温度差が所定の温度差以上の場合に、前記吹出し口からみて前記検知された人の位置に近い手前の側壁の方向に、前記風向部を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記壁検出部は、前記撮像部で撮影された画像から、前記風向部の水平方向の向きにおいて、前記吹出し口の前方側の右のコーナの方向と、前記吹出し口の前方側の左のコーナの方向と、前記人検知部で検知した人の位置とに基づいて前記室内の壁の位置を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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