JP6596269B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
<<構造>>
<全体>
図1は、実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す図である。空気調和機ACは、例えばヒートポンプ技術などを用い、冷房、暖房など室内の空気調和を行う装置である。空気調和機ACは、大別して、室内の壁、天井、床などに設置される室内機100と、屋外などに設置される室外機200と、赤外線、電波、通信線などにより室内機と通信してユーザが空気調和機ACを操作するためのリモコン40(空調制御端末)と、室温、外気温などの空気調和機ACの制御または表示に用いる情報を入手するためのセンサ部50(図7参照)とを有してなる。また、室内機100と室外機200とは、冷媒配管と通信ケーブルで接続されている。室内機100には、撮像部110が、左右方向中央に配置されている。リモコン受信部Qは、室内機100の前方下部付近のリモコン信号を受信しやすい位置に配置している。
図2は、実施形態に係る室内機の側断面構成を示す図である。室内機100は、熱交換器102、送風ファン103、左右風向板104、上下風向板105(上部上下風向板105a、下部上下風向板105b)、前面パネル106、電装品、各種のセンサなどを、筐体101内に収容している。熱交換器102は複数本の伝熱管を有し、送風ファン103により室内機内に取り込まれた室内の空気を、伝熱管を通流する冷媒と熱交換させ、当該空気を冷却、加熱などするように構成されている。なお、伝熱管は、前記した冷媒配管に通じていて、公知の冷媒サイクルの一部を構成している。また、送風ファン103は風速を調節可能である。
室外機200(図1参照)は、仕切り板と電装品箱とリード線支持部品とにより、熱交換器室と機械室とを区分(分割)している。熱交換器室には、冷媒配管を循環する冷媒の外気との熱交換を促進するプロペラファンとその駆動用のモータ、プロペラファンを回転自在に支持するプロペラファン支柱、および外気と循環する冷媒の熱交換を行う熱交換器が配設されている。機械室には、循環する冷媒を高温高圧のガス冷媒にする圧縮機、常温・高圧の液状冷媒を低温・低圧の液状冷媒にする電動膨張弁、電気部品のリアクタ、および、冷媒が流れる冷媒配管の伝熱管が配設されている。電装品箱には、室外機を制御する電装品が収納されており、その上部には電装品蓋が被せられている。
図3は、実施形態に係る空気調和機のリモコンの外観を示す図であり、(a)はカバーを閉じた通常使用時、(b)カバーの開放時を示す図である。図3(a)に示すように、自動運転ボタン(エコこれっきり(登録商標)ボタン)、暖房ボタン、冷房ボタン、除湿ボタンなどを有している。リモコン40は、ユーザによって操作され、室内機100のリモコン受信部Q(図1参照)に対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求などの様々な指令である。空気調和機ACは、これらの信号に基づいて、少なくとも室内の冷房、暖房、除湿などを行うことができる。また、空気清浄など、その他の空気調和の機能を備えていてもよい。すなわち、空気調和機ACは、室内の空気を様々に調整することができる。
図7は、実施形態に係る空気調和機の制御部の構成を示す図である。センサ部50は、室内機100と室外機200に備えられている。センサ部50は、室温センサ、湿度センサ、時計、撮像部110、外気温センサ、圧縮温度センサ、冷媒配管温度センサなどにより構成される。
制御部60は、撮像部110の撮像情報に基づき人体を検出する人体検出部62、撮像部110の撮像情報に基づき室内機100が設置されている部屋の間取りを検出する間取り検出部63、間取り検出部63の間取りに基づき空調制御の領域に分割する領域分割部64、領域分割部64で分割された領域毎の風あて/風よけを判定する領域毎の風あて/風よけ判定部65、室内機100の据付位置、風あて/風よけの選択エリア、人(人体)の位置関係判定部66、気流制御部67、記憶部69などを有する。制御部60は、電装品(電装品箱内)に備えられており、リモコン40とセンサ部50からの情報に基づき、室内機100の送風ファン103、左右風向板104、上下風向板105などを制御する。また、制御部60は、室外機200の圧縮機202、プロペラファン207などを制御する。また、制御部60は、撮像部110の制御も行う。
(1)「風あて」のエリアが設定されている場合(図11参照)
(2)室内機100が左右壁に近く、室内機100の正面の近い側に「風よけ」のエリアが設定され、人がその奥に存在する場合(図12参照)
(3)室内機100が左右壁に近く、室内機100の正面の遠い側に「風よけ」のエリアが設定され、人がその手前に存在する場合(図13参照)
(4)前記(2)、(3)以外の「風よけ」のエリアが設定されている場合(図14〜図18参照)
などである。前記(1)〜(4)の判定結果に対して、気流制御部67は、左右風向板104、上下風向板105の風向制御を行う。
次に、風あて/風よけの選択エリアに対し、風向の設定方法について説明する。
図11は、風あてが選択された場合の風向板の制御範囲を示す図である。エリアを選択した状態で「風あて」運転を行う場合の風向について説明する。選択したエリアに気流が最も効率よく届くように、上下風向板の角度と左右風向板の角度を制御する。この際、上下風向板105と左右風向板104はスイングすることで選択エリア全体に気流を送るとよい。
「風あて」運転時にエリアが設定されていない場合は、場所に関わらず、人体検出部62によって検出した人を中心として、制御部60は、上下風向板105、左右風向板104を制御して送風する。この際、上下風向板105と左右風向板104はスイングしていてもよい。
図19は、間取り検出部のコーナ方向判定処理を示すフローチャートである。図20は、間取り検出部のコーナ方向判定処理で行う画像処理を示す図であり、(a)〜(e)はこの順に画像処理の手順を示している。図21は、間取り検出部のコーナ方向判定処理での室内の平面を示す説明図である。
“640[pixel]:β[pixel]=60°:a°”、
“a°=60°×β[pixel]/640[pixel]”
から求められる。そして、“A°=30°+a°”で角度Aが求められる(範囲312の角度が約60°で、30°はその半分)。
図23は、間取り検出部の拡がり範囲判定処理を示すフローチャートである。図24は、間取り検出部の拡がり範囲判定処理での室内配置を示す平面図である。適宜図21を参照する。図23、図24を参照して、人体検出部62の検出処理の結果を用いて室内の拡がりの範囲を判定する処理について説明する。まず、所定時間t1ごとに撮像部110の撮像処理が行われ、その度にその結果が記憶部69に記憶されている。
“コーナ421aまでの距離=
√((壁336aまでの距離)2+(壁334aまでの距離)2)”、
“コーナ421bまでの距離=
√((壁335aまでの距離)2+(壁334aまでの距離)2)”
である。コーナ422aまでの距離、コーナ422bまでの距離も同様に求められる。
60 制御部
62 人体検出部
63 間取り検出部
64 領域分割部
65 領域毎の風あて/風よけ判定部
66 据付位置、選択エリア、人の位置関係判定部
67 気流制御部
69 記憶部
70 カバー
71 エリア選択部
71B エリア選択のボタン
72 風あて/風よけ選択部
72B 風あて/風よけ選択ボタン
73 据付位置設定部
73B 室内機の据付位置設定のボタン
100 室内機
101 筐体ベース
102 熱交換器
102a 伝熱管
103 送風ファン
104 左右風向板
105 上下風向板
106 前面パネル
107 空気吸込み口
108 フィルタ
109a 吹出し風路
109b 空気吹出し口
110 撮像部
200 室外機
AC 空気調和機
Q リモコン受信部
Claims (5)
- ユーザが気流をよけるエリアを選択するエリア選択部を有する空調制御端末と、
人体の位置を検出する人体検出部と、
前記人体検出部で検出された人体が、気流を送風する室内機からみて前記選択されたエリアの奥方向の場合、気流を送風しないエリアを、前記選択されたエリアの奥方向、かつ、前記人体が検出された位置の手前の領域まで広げる気流制御部とを有する
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記気流制御部は、前記人体検出部で検出された人体が、前記室内機からみて前記選択されたエリアの手前の場合、左右方向で前記選択されたエリアをよける
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記気流制御部は、前記選択されたエリアが、前記室内機からみて正面にない場合、該正面方向に送風する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記気流制御部は、前記選択されたエリアが、前記室内機からみて正面にかかる場合、左右方向で前記選択されたエリアと反対方向に送風する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記エリア選択部は、空調室を複数領域に分割したエリアと前記空調室の中央領域のエリアとを選択可能とする
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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