JP6384660B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
かかる態様では、モード1により、ノズルがキャップされない状態で電源が切られた状態あるいは節電状態となるので、その後に液体が凍結するような温度になっても、ノズル内の液体から凍結して順次圧力発生室内まで凍結するまでは、マニホールド内の液体は凍結せず、圧力発生室内の膨張による圧力上昇の逃げ場があり、圧力発生室内のクラックを防ぐことができる。
かかる態様では、モード1により、ノズルがキャップされない状態で、ノズルのキャップに対する相対移動が規制手段により規制されるので、その後に液体が凍結するような温度になっても、ノズル内の液体から凍結して順次圧力発生室内まで凍結するまでは、マニホールド内の液体は凍結せず、圧力発生室内の膨張による圧力上昇の逃げ場があり、圧力発生室内のクラックを防ぐことができる。また、移動や搬送などの際の相対移動が防止される。
かかる態様では、マニホールド内の液体の凍結がさらに確実に遅延でき、圧力発生室内のクラックをより確実に防ぐことができる。
かかる態様では、モード1を実施した方がよいタイミング、例えば、長期保存や商品配送などの場合、モード1の実施をユーザーの選択に掛からしめることができるので、操作性に富む。
かかる態様では、凍結しそうなときを検知してモード1を実施できるので、ユーザーの選択がなくても、モード1を行うことができ、操作性に富む。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略構成を示す斜視図、図2は、キャップ手段である吸引キャップ及び保護キャップを示す斜視図である。
上述した実施形態では、モード1では、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックを任意としたが、本実施形態では、モード1が実行される場合に、キャリッジロック機構によるキャリッジロックを必須とした。すなわち、図7(a)の位置に移動すると、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックが自動的に実行される。また、図7(b)のモード2においても、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックが自動的に実行される。
なお、本実施形態でも、モード1では基本的には電源オフ又は節電状態が前提としてもよいが、必ずしも電源オフ又は節電状態を前提とする必要はない。すなわち、モード1の実施を、ユーザーの選択に掛からしめる場合であっても、検知手段の検知結果に掛からしめる場合であっても、モード1の実施により、保護キャップ9によりノズル開口21がキャッピングされていない状態で、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックをする。また、モード2の実施により、保護キャップ9によりノズル開口21がキャッピングされている状態で、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックをする。これにより、電源オフ又は節電状態でなくてもモード1が実施されることで、マニホールド100内の凍結に先立ってノズル開口21内や圧力発生室12内の凍結を進めることができ、圧力発生室内のクラックを防ぐことができる。また、キャリッジロック機構910によるキャリッジロックをするので、移動や搬送などの際の相対移動が防止される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
Claims (8)
- ノズルが形成されたノズルプレートと、
前記ノズルと連通する圧力発生室であって、駆動素子の駆動により生じた圧力変動により圧力発生室内の液体を前記ノズルから吐出させるための圧力発生室と、
複数の前記圧力発生室と連通し、前記圧力発生室に液体を供給するマニホールドと、
前記ノズルをキャップするためのキャップ手段と、
モード1又は2を選択して、前記キャップ手段を動作させることが可能な制御手段と、
を備え、
前記キャップ手段によりキャップされる領域は、前記ノズルプレートの面に沿う平面上において、前記マニホールドの少なくとも一部に対応する領域を含み、
前記モード1は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされない状態で、電源が切られるあるいは節電状態となるモードであり、
前記モード2は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされた状態で、電源が切られるあるいは節電状態となるモードである、
液体噴射装置。 - ノズルが形成されたノズルプレートと、
前記ノズルと連通する圧力発生室であって、駆動素子の駆動により生じた圧力変動により圧力発生室内の液体をノズルから吐出させるための圧力発生室と、
複数の前記圧力発生室と連通し、前記圧力発生室に液体を供給するマニホールドと、
前記ノズルをキャップするためのキャップ手段と、
被吐出媒体に対してノズルを相対的に移動させる移動機構と、
被吐出媒体に対するノズルの相対的な移動を規制する規制手段と、
モード1又は2を選択して、前記キャップ手段を動作させることが可能な制御手段と、
を備え、
前記キャップ手段によりキャップされる領域は、前記ノズルプレートの面に沿う平面上において、前記マニホールドの少なくとも一部に対応する領域を含み、
前記モード1は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされない状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードであり、
前記モード2は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされた状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードであり、
さらに、前記マニホールドを規定する部材に固定された断熱部材を備え、前記断熱部材は、前記ノズルプレートよりも熱伝導率が低く、
前記断熱部材は、空気層を含む、多層構造となっている、
液体噴射装置。 - ノズルが形成されたノズルプレートと、
前記ノズルと連通する圧力発生室であって、駆動素子の駆動により生じた圧力変動により圧力発生室内の液体をノズルから吐出させるための圧力発生室と、
複数の前記圧力発生室と連通し、前記圧力発生室に液体を供給するマニホールドと、
前記ノズルをキャップするためのキャップ手段と、
被吐出媒体に対してノズルを相対的に移動させる移動機構と、
被吐出媒体に対するノズルの相対的な移動を規制する規制手段と、
モード1又は2を選択して、前記キャップ手段を動作させることが可能な制御手段と、
を備え、
前記キャップ手段によりキャップされる領域は、前記ノズルプレートの面に沿う平面上において、前記マニホールドの少なくとも一部に対応する領域を含み、
前記モード1は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされない状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードであり、
前記モード2は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされた状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードであり、
さらに、温度を検知する検知手段を備え、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記モード1を行う、
液体噴射装置。 - ノズルが形成されたノズルプレートと、
前記ノズルと連通する圧力発生室であって、駆動素子の駆動により生じた圧力変動により圧力発生室内の液体をノズルから吐出させるための圧力発生室と、
複数の前記圧力発生室と連通し、前記圧力発生室に液体を供給するマニホールドと、
前記ノズルをキャップするためのキャップ手段と、
被吐出媒体に対してノズルを相対的に移動させる移動機構と、
被吐出媒体に対するノズルの相対的な移動を規制する規制手段と、
モード1又は2を選択して、前記キャップ手段を動作させることが可能な制御手段と、
を備え、
前記キャップ手段によりキャップされる領域は、前記ノズルプレートの面に沿う平面上において、前記マニホールドの少なくとも一部に対応する領域を含み、
前記モード1は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされず、前記駆動素子の駆動が行われない状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードであり、
前記モード2は、前記キャップ手段により前記ノズルがキャップされた状態で、前記ノズルの相対的な移動が前記規制手段により規制されるモードである、
液体噴射装置。 - さらに、前記マニホールドを規定する部材に固定された断熱部材を備え、前記断熱部材は、前記ノズルプレートよりも熱伝導率が低い、
請求項1、3および4の何れか一項記載の液体噴射装置。 - 前記断熱部材は、空気層を含む、多層構造となっている、
請求項5記載の液体噴射装置。 - 前記制御手段は、前記モード1を行うか否かのユーザーの選択に基づいて、前記モード1を行う、
請求項1、2、4から6の何れか一項(ただし、請求項3を引用する部分を除く)記載の液体噴射装置。 - さらに、温度を検知する検知手段を備え、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記モード1を行う、
請求項1、2、4から6の何れか一項(ただし、請求項3を引用する部分を除く)記載の液体噴射装置。
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US15/585,788 US10220624B2 (en) | 2014-08-18 | 2017-05-03 | Liquid ejecting apparatus and method of controlling liquid ejecting apparatus |
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- 2014-08-18 JP JP2014166233A patent/JP6384660B2/ja active Active
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