JP6384360B2 - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通常動作モード、及び、当該通常動作モードよりも消費電力を低減させたスリープモードを含む動作モードで動作する電子機器及び画像形成装置に関する。
一般的な携帯端末装置には、入力キー部と、当該入力キー部を照明する照明手段とを備えたものがある。この種の携帯用端末装置には、データ通信時において入力キー部の最後のキー操作から予め定められた時間が経過した後に当該照明手段が制御手段により制御されて漸次減光されるように構成されたものがある(特許文献1参照)。
特開2001−285471号公報
上述した携帯端末装置では応答性を重視するために、当該装置が操作者によって使用される可能性が高い時間帯であるか低い時間帯であるかを問わず、制御手段は、キー操作が行われたか否かの検出を非常に短い間隔で頻繁に行うので、その分、携帯端末装置の消費電力が増加する要因となっている。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、操作部への押圧操作が行われたか否かが検出される頻度を使用頻度に応じて変更することによって、消費電力を従来よりも低減することを目的とする。
本発明の一局面に係る電子機器はユーザーによって操作される操作部と、
時刻を計時する計時部と、
当該電子機器の動作モードを、通常動作可能な通常動作モードと、前記通常動作モードよりも消費電力を低減させたスリープモードとに切り替えるモード切替部と、
予め定められたパルス幅を有し、前記操作部のユーザーによる操作を検出するための駆動信号を出力する信号出力部と、
前記操作部のユーザーによる操作を前記駆動信号が前記信号出力部から出力されるタイミングで検出し、当該電子機器が前記スリープモードで動作中に、前記操作を検出した場合には、当該操作を検出した時点において、前記モード切替部に前記動作モードを前記スリープモードから前記通常動作モードに復帰させる操作検出部と、
当該電子機器の使用頻度が比較的低いと想定される予め定められた第1の時間帯と、当該電子機器の使用頻度が比較的高いと想定される予め定められた第2の時間帯と、当該電子機器の使用頻度が前記第1の時間帯よりも更に低いと想定される予め定められた第3の時間帯とを記憶する時間帯記憶部と、を備え、
前記信号出力部は、前記計時部からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が、前記第1の時間帯である場合、前記操作部に前記駆動信号を出力する周期を、前記第2の時間帯において前記駆動信号を出力する基本周期を整数倍に拡大した拡大周期とし、前記第3の時間帯である場合、前記操作部に前記駆動信号を出力する周期を、前記第2の時間帯において前記駆動信号を出力する基本周期を前記整数倍よりも大きい第2整数倍に拡大した第2拡大周期とし、
前記操作部は、複数の行ラインと複数の列ラインとにより行列状に配列された複数のキーを有し、
前記各キーは、前記複数の行ラインと前記複数の列ラインとが交差する各位置に配されており、前記操作検出部に接続されており、
前記複数のキーには、テンキーと、当該電子機器についての予め定められた動作を開始させるための複数の開始キーとが含まれ、前記複数の開始キーは、前記複数の列ラインのうちの一つの列ラインと前記複数の行ラインとの交差する各位置に配されており、
前記操作検出部は、当該電子機器が前記スリープモードで動作中に、前記複数のキーを前記行ラインごとに分けた複数のキー群を、一つずつ順番に検出対象とし、当該検出対象のキー群に含まれるキーのユーザーによる操作を検出する。
本発明によれば、操作部への押圧操作が行われたか否かが検出される頻度が時間帯に応じて変更されるため、消費電力を従来よりも低減することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 操作部が備える複数のキーのレイアウトを示す図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態において信号出力部が出力する駆動信号を示した図である。 画像形成装置におけるスリープモードから通常動作モードへの復帰動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の第1実施形態に係る電子機器及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明に係る電子機器の一実施形態である画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6及び原稿読取部5等を備えて構成されている。画像形成装置1は、通常動作可能な通常動作モード、及び、当該通常動作モードよりも消費電力を低減させたスリープモードを含む動作モードで動作する。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。ユーザーによって操作される操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473と、ユーザーによって押圧可能な複数のキー50と、抵抗膜式のタッチパネル51と、を有している。当該タッチパネル51は、表示部473の表示面に設けられ、当該タッチパネル51への接触ポイントを検出する。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、原稿読取動作により生成された画像データ又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125Aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。制御部100(図3)は、操作者による指示で指定されたサイズの記録紙が収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている記録紙Pをニップ部Nに向けて搬送させる。
尚、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により記録紙の他方の面に画像が形成される。
図2は操作部47が備える複数のキー50のレイアウトを示す図である。
図2に示すように、操作部47は、行ラインM1〜M4と列ラインN1〜N4とにより行列状に配列された複数のキー50を有している。各キー50は、行ラインM1〜M4と列ラインN1〜N4とが交差する位置に配されており、操作検出部113(図3参照)に接続されている。これにより、操作検出部113は各キー50の押圧を検出可能である。キー50の数は、行と列とのそれぞれにもうけられたライン数の積で決まる。本実施形態では、行ラインが4本、列ラインが4本であるので、16個のキー50が設けられている。
複数のキー50は、スタート/ストップキー57と、モードキー58とを有している。モードキー58は、テンキー53と、カラーキー54と、モノクロキー55と、スリープキー56とを有している。テンキー53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。カラーキー54は、カラーコピー動作を開始させるためのものである。モノクロキー55は、モノクロコピー動作を開始させるためのものである。スリープキー56は、画像形成装置1をスリープモードにするキーである。スタート/ストップキー57はコピー動作やスキャナー動作等を開始させるボタンであるとともに、コピー動作やスキャナー動作等の停止、入力操作の取り消しを行うキーである。
操作検出部113は、複数のキー50を複数のキー群A〜Dに分けて、当該キー群A〜Dごとにキー50の押圧操作を検出する。図2中のキー群A〜Dは、行ラインM1〜M4に沿ってそれぞれ配置されたキー群を示す。画像形成装置1がスリープモードで動作中、操作検出部113は、例えば、キー群A→キー群B→キー群C→キー群D→キー群A→・・・の順番で走査して、キー50の押圧操作の有無の検出の対象とする。
図3は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、駆動モーター70、操作部47、ファクシミリ通信部71、タイマー80、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD92等を備える。尚、図1を用いて説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
原稿読取部5は、制御ユニット10に備えられる制御部100による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構163(図1)を備える。原稿読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データ等を記憶する大容量の不揮発性記憶装置である。
駆動モーター70は、画像形成部12の各回転部材及び搬送ローラー対19等に回転駆動力を付与する駆動源である。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
タイマー80は、時刻を計時する。なお、タイマー80は、特許請求の範囲における計時部の一例となる。なお、タイマー80は、カレンダー機能を有し、時刻と共に、日付及び曜日も計測可能である。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置20と種々のデータの送受信を行う。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成される。制御ユニット10は、制御部100、信号出力部111、モード切替部112、操作検出部113、時間帯記憶部114、消費電力計測部115、消費電力取得部116、及び時間帯書込部117を備える。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動制御を司る。
信号出力部111は、予め定められたパルス幅を有し、操作部47の操作を検出するための駆動信号を生成する。
モード切替部112は、画像形成装置1の動作モードを通常動作モードとスリープモードとに切り替える。例えば、モード切替部112は、スリープキー56からの信号に従って、スリープモードに切替え、また、スリープモード状態において、キー50の各種キーからの信号を受けて、スリープモードから、通常動作モードに復帰させる。
操作検出部113は、操作部47の操作を駆動信号が信号出力部111から出力されるタイミングで検出し、当該画像形成装置1が前記スリープモードで動作中に、操作部47の操作を検出した場合には、当該操作を検出した時点において、モード切替部112に画像形成装置1の動作モードをスリープモードから通常動作モードに復帰させる。操作検出部113は、例えば、操作部47の操作を駆動信号のパルス幅の期間に検出する。
時間帯記憶部114は、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される予め定められた第1の時間帯と、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的高いと想定される予め定められた第2の時間帯とを記憶する。
消費電力計測部115は、画像形成装置1の消費電力Wを計測する。当該消費電力Wは以下の式(1)で表される。なお、式(1)中のVは電圧を示し、Iは電流を示し、tは時間を示す。
W=VIt・・・・(1)
消費電力取得部116は、例えば、予め定められた時間の経過毎(例えば、1時間毎)に、時間帯における消費電力を消費電力計測部115から取得する。
時間帯書込部117は、消費電力取得部116により取得された上記予め定められた時間における消費電力が予め定められた閾値以下の場合、当該予め定められた時間を示す時間帯をタイマー80から取得し、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯として時間帯記憶部114に書き込む。
一方、時間帯書込部117は、消費電力取得部116により取得された上記予め定められた時間における消費電力が予め定められた閾値を超える場合、当該予め定められた時間を示す時間帯をタイマー80から取得し、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的高いと想定される上記第2の時間帯として時間帯記憶部114に書き込む。
信号出力部111は、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が、時間帯記憶部114に記憶されている上記第1の時間帯である場合、駆動信号を出力する周期を予め定められた期間だけ拡大する。例えば、上記第2の時間帯で信号出力部111が駆動信号を出力する周期を基本周期とすると、当該第1の時間帯で用いられる周期を、当該基本周期の2倍に拡大した拡大周期とする。なお、これは、当該拡大周期を上記基本周期の2倍の周期に拡大する処理に限定する趣旨ではなく、第1の時間帯で用いられる拡大周期が、第2の時間帯で用いられる基本周期よりも長く設定されていれば足りる。
制御部100は、操作部47、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、駆動モーター70、ファクシミリ通信部71、タイマー80、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD92等と接続され、これら各部の制御を行う。
制御ユニット10は、画像処理プログラムに従った動作により、制御部100として機能する。但し、当該制御部100は、制御ユニット10による画像処理プログラムに従った動作によらず、それぞれハード回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
図4は、本発明の一実施形態において信号出力部111が出力する駆動信号を示した図である。図4中の符号T1は、当該駆動信号が有する予め定められたパルス幅(例えば5msec)を示す。
信号出力部111は、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が、時間帯記憶部114に記憶されている、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的高いと想定される上記第2の時間帯(例えば、オフィスの就業時間にあたる朝や昼間の時間帯が第2の時間帯となり得る)である場合、当該第2の時間帯では、図4(A)に示すように、駆動信号を上記基本周期で出力する。信号出力部111は、パルス周期TAを上記基本周期としての例えば20msecとする駆動信号を出力する。
信号出力部111は、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が、時間帯記憶部114に記憶されている、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯(例えば早朝や夜の時間帯が第1の時間帯となり得る)である場合、当該第1の時間帯では、図4(B)に示すように、駆動信号を上記拡大周期で出力する。信号出力部111は、図4(A)に示した駆動信号のパルス周期TA(上記基本周期。例えば20msec)を、予め定められた期間(例えば20msec)だけ拡大した拡大周期TBとする。ここでは、パルス周期TAを2倍の40msecに拡大する。
次に、画像形成装置1におけるスリープモードから通常動作モードへの復帰動作を説明する。図5は、画像形成装置1におけるスリープモードから通常動作モードへの復帰動作を示すフローチャートである。
なお、初期状態において、画像形成装置1はスリープモードで動作しているものとする。また、時間帯記憶部114は、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯と、上記第2の時間帯とを記憶しているものとする。
信号出力部111は、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が上記第2の時間帯であるか否か判定する(S1)。上記第2の時間帯である場合(S1でYES)、信号出力部111は、予め定められたパルス幅T1(例えば5msec)を有し、操作部47の操作を検出するための駆動信号(図4(A)参照)を上記の基本周期で出力する(S2)。上記第2の時間帯ではない場合、すなわち、使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯である場合(S1でNO)、信号出力部111は、図4(A)に示した駆動信号のパルス周期TA(例えば20msec)を予め定められた期間(例えば20msec)だけ拡大した上記拡大周期(図4(B)参照)として上記駆動信号を出力する(S3)。
操作検出部113は、駆動信号が信号出力部111から出力されてくるタイミングで操作部47の操作を検出する(S4)。操作検出部113は、操作部47の操作を検出した場合(S4でYES)、モード切替部112に画像形成装置1の動作モードをスリープモードから通常動作モードに復帰させる(S5)。そして、制御部100は、処理を終了させる指示を受け付け、画像形成装置1の復帰動作を終了させる。
一方、操作検出部113が操作部47の操作を検出しない場合(S4でNO)、処理は終了する。
上述のように、信号出力部111は、操作部47の操作を検出するためのパルス信号を出力する。操作検出部113は、操作部47による復帰指示の受付の有無を駆動信号のパルス幅の期間に検出する。
このように、本実施形態の画像形成装置1では、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯における駆動信号出力に上記拡大周期が設定され、当該画像形成装置1の使用頻度が比較的高いと想定される上記第2の時間帯における駆動信号出力に上記基本周期が設定されているため、画像形成装置1の使用頻度が低くなるにつれて、操作部47の操作が行われたか否かを検出する頻度を低下させることができる。
このように、本実施形態の画像形成装置1では、操作部47の操作が行なわれたか否かを検出する頻度が、画像形成装置1の使用頻度に応じて変更されるので、画像形成装置1の使用頻度が低い時間帯に高い頻度で操作部の操作を検出するといった無駄な処理を回避できるので、従来よりも消費電力を低減できる。
また、上述した実施形態では、消費電力計測部115は、画像形成装置1の消費電力を計測する。消費電力取得部116は、当該時間帯における消費電力を消費電力計測部115から取得する。時間帯書込部117は、消費電力取得部116により取得された前記時間帯における消費電力が予め定められた閾値以下の場合、当該時間帯を当該画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第1の時間帯として時間帯記憶部114に書き込み、消費電力取得部116により取得された前記時間帯における消費電力が予め定められた閾値を超える場合、当該時間帯を当該画像形成装置1の使用頻度が比較的高いと想定される上記第2の時間帯として時間帯記憶部114に書き込むので、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が、上記第1及び第2の時間帯のいずれに属するかに応じて、信号出力部111に、画像形成装置1の利用頻度に応じて、上記基本周期又は上記拡大周期のいずれで駆動信号を出力させるかを切り換えることが可能になる。
また、上述した実施形態では、操作検出部113は、16個のキー50を4つのキー群A〜Dに分けて、当該キー群A〜Dごとにキー50の押圧操作を検出するので(図2参照)、16個のキーの押圧操作をキー毎に検出する場合と比べて検出に要する電力、例えば、検出信号を制御部100に送信するための送信電力を低減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記第1の時間帯よりも更に画像形成装置1の使用頻度が比較的低いと想定される上記第3の時間帯を設定し、当該第3の時間帯が時間帯記憶部114に記憶されるようにしてもよい。信号出力部111は、タイマー80からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が当該第3の時間帯である場合、当該第3の時間帯では、駆動信号を出力する周期を、図4(C)に例を示すように、第1の時間帯の場合よりも更に長い期間拡大する。
図4(C)は、このように周期の更なる拡大を行う場合の駆動信号の波形を示す図であり、パルス周期を拡大した後の駆動信号の波形の別の一例を示す。画像形成装置1が使用される可能性が早朝や夜の時間帯よりも低い休日が想定される当該第3の時間帯では、信号出力部111は、図4(C)に例を示すような駆動信号を出力する。図4(C)に示すように、信号出力部111は、図4(A)に示した駆動信号のパルス周期TA(例えば20msec)を予め定められた期間(例えば100msec)だけ拡大する。図4(C)には、パルス周期TAが6倍の120msecに拡大された第2拡大周期としてのパルス周期(例えば120msec)が示されている。すなわち、信号出力部111は、画像形成装置1の使用頻度に応じて、駆動信号を出力する周期を3段階に変更する。
また、上記実施形態では、本発明に係る電子機器の一実施形態として複合機としての画像形成装置を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の画像形成装置、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等でもよいし、更には、他の電子機器、例えば、画像表示装置等の表示部を備えた機器であっても構わない。
また、上記実施形態では、図1乃至図5を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
11 装置本体
12 画像形成部
47 操作部
50 キー
51 タッチパネル
53 テンキー
80 タイマー
100 制御部
111 信号出力部
112 モード切替部
113 操作検出部
114 時間帯記憶部
115 消費電力計測部
116 消費電力取得部
117 時間帯書込部
473 表示部

Claims (3)

  1. ユーザーによって操作される操作部と、
    時刻を計時する計時部と、
    当該電子機器の動作モードを、通常動作可能な通常動作モードと、前記通常動作モードよりも消費電力を低減させたスリープモードとに切り替えるモード切替部と、
    予め定められたパルス幅を有し、前記操作部のユーザーによる操作を検出するための駆動信号を出力する信号出力部と、
    前記操作部のユーザーによる操作を前記駆動信号が前記信号出力部から出力されるタイミングで検出し、当該電子機器が前記スリープモードで動作中に、前記操作を検出した場合には、当該操作を検出した時点において、前記モード切替部に前記動作モードを前記スリープモードから前記通常動作モードに復帰させる操作検出部と、
    当該電子機器の使用頻度が比較的低いと想定される予め定められた第1の時間帯と、当該電子機器の使用頻度が比較的高いと想定される予め定められた第2の時間帯と、当該電子機器の使用頻度が前記第1の時間帯よりも更に低いと想定される予め定められた第3の時間帯とを記憶する時間帯記憶部と、を備え、
    前記信号出力部は、前記計時部からの時刻情報が示す時刻が属する時間帯が、前記第1の時間帯である場合、前記操作部に前記駆動信号を出力する周期を、前記第2の時間帯において前記駆動信号を出力する基本周期を整数倍に拡大した拡大周期とし、前記第3の時間帯である場合、前記操作部に前記駆動信号を出力する周期を、前記第2の時間帯において前記駆動信号を出力する基本周期を前記整数倍よりも大きい第2整数倍に拡大した第2拡大周期とし、
    前記操作部は、複数の行ラインと複数の列ラインとにより行列状に配列された複数のキーを有し、
    前記各キーは、前記複数の行ラインと前記複数の列ラインとが交差する各位置に配されており、前記操作検出部に接続されており、
    前記複数のキーには、テンキーと、当該電子機器についての予め定められた動作を開始させるための複数の開始キーとが含まれ、前記複数の開始キーは、前記複数の列ラインのうちの一つの列ラインと前記複数の行ラインとの交差する各位置に配されており、
    前記操作検出部は、当該電子機器が前記スリープモードで動作中に、前記複数のキーを前記行ラインごとに分けた複数のキー群を、一つずつ順番に検出対象とし、当該検出対象のキー群に含まれるキーのユーザーによる操作を検出する電子機器。
  2. 前記電子機器の消費電力を計測する消費電力計測部と、
    前記消費電力を予め定められた時間帯毎に前記消費電力計測部から取得する消費電力取得部と、
    前記消費電力取得部により取得された前記いずれかの時間帯における消費電力が予め定められた閾値以下の場合、当該時間帯を前記第1の時間帯として前記時間帯記憶部に書き込み、
    前記消費電力取得部により取得された前記いずれかの時間帯における消費電力が前記閾値を超える場合、当該時間帯を前記第2の時間帯として前記時間帯記憶部に書き込む時間帯書込部と、を備える請求項1に記載の電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
    前記通常動作モードで動作中に、記録媒体に画像形成を行う画像形成部を備えた画像形成装置。
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