JPH0667782A - キー入力装置 - Google Patents
キー入力装置Info
- Publication number
- JPH0667782A JPH0667782A JP4237664A JP23766492A JPH0667782A JP H0667782 A JPH0667782 A JP H0667782A JP 4237664 A JP4237664 A JP 4237664A JP 23766492 A JP23766492 A JP 23766492A JP H0667782 A JPH0667782 A JP H0667782A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- key
- row
- key input
- input device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 省電力効果が高く、ノイズに強いキー入力装
置を提供する。 【構成】カウンタ12にクロック11を与え、その出力
をデコードしマトリクス14の各行に接続することでキ
ー走査を行う。ある行について、各列の対応するキー押
下状態は第1記憶部15に記憶される。そして、前回の
同一行走査時の状態と今回の状態が第1比較部16で比
較され、一致するか否かの比較結果が出力され、第2記
憶部17に格納される。即ち、第2記憶部17には各列
の走査中の行に対応するキーの比較結果が格納されてい
く。そして、第2比較部19は、前回の同一走査時の比
較結果と今回の比較結果から、ハイレベル、ロウレベル
間の移行状態を検出し、状態変化信号18を出力する。
キー入力制御装置は、この状態変化信号18をトリガー
として省電力状態と動作状態との間で状態を移行させ
る。
置を提供する。 【構成】カウンタ12にクロック11を与え、その出力
をデコードしマトリクス14の各行に接続することでキ
ー走査を行う。ある行について、各列の対応するキー押
下状態は第1記憶部15に記憶される。そして、前回の
同一行走査時の状態と今回の状態が第1比較部16で比
較され、一致するか否かの比較結果が出力され、第2記
憶部17に格納される。即ち、第2記憶部17には各列
の走査中の行に対応するキーの比較結果が格納されてい
く。そして、第2比較部19は、前回の同一走査時の比
較結果と今回の比較結果から、ハイレベル、ロウレベル
間の移行状態を検出し、状態変化信号18を出力する。
キー入力制御装置は、この状態変化信号18をトリガー
として省電力状態と動作状態との間で状態を移行させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキー入力装置に係り、詳
細には、キー押下状態の変化によって、省電力状態から
動作状態へ移行するキー入力装置に関する。
細には、キー押下状態の変化によって、省電力状態から
動作状態へ移行するキー入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、ワードプロセ
ッサのキーボード、電話機、計算機、テレビやビデオの
コントローラ等の電気製品では、各種の操作に必要な入
力を行うが、その入力を行うキー入力装置が広く使用さ
れている。このようなキー入力装置において、従来か
ら、省電力化を目的として、操作者が所定時間内にキー
入力を行わない場合に、マイクロプロセッサ等への電源
供給を停止したり、あるいはキーが押されていない場合
に走査を行わない等の処理を省電力状態とする提案がな
されている。このような、省電力化のために従来のキー
入力装置では、キー押下/入力検出回路を設けて状態の
変換を検出し、省電力状態から動作状態に移行するよう
になっている。
ッサのキーボード、電話機、計算機、テレビやビデオの
コントローラ等の電気製品では、各種の操作に必要な入
力を行うが、その入力を行うキー入力装置が広く使用さ
れている。このようなキー入力装置において、従来か
ら、省電力化を目的として、操作者が所定時間内にキー
入力を行わない場合に、マイクロプロセッサ等への電源
供給を停止したり、あるいはキーが押されていない場合
に走査を行わない等の処理を省電力状態とする提案がな
されている。このような、省電力化のために従来のキー
入力装置では、キー押下/入力検出回路を設けて状態の
変換を検出し、省電力状態から動作状態に移行するよう
になっている。
【0003】このような省電力化を目的とした提案され
た第1の従来技術として、特開昭59−71524号公
報に記載された技術がある。この技術では、全走査列の
論理和をフリップフロップによってラッチして状態変化
信号とし、省電力状態から動作状態に移行している。ま
た、第2の技術として、特開平2−238512号公報
に記載された技術がある。この技術では、前回走査時の
キー押下状態を全てのキーについて記憶しておき、比較
器によって状態の変化を検出して信号を出力している。
た第1の従来技術として、特開昭59−71524号公
報に記載された技術がある。この技術では、全走査列の
論理和をフリップフロップによってラッチして状態変化
信号とし、省電力状態から動作状態に移行している。ま
た、第2の技術として、特開平2−238512号公報
に記載された技術がある。この技術では、前回走査時の
キー押下状態を全てのキーについて記憶しておき、比較
器によって状態の変化を検出して信号を出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術における、キー押下/入力を検出する回路で
は、図6(a)に示すようなキー押下状態の信号の変化
に対し、(c)、(d)に示すように、キー押下状態の
信号の変化を直接トリガーとして使用しており、チャタ
リングを吸収していない。このため、状態変化を検知し
た後、変化確定の判定のための時間が必要となるという
問題があった。また、ノイズに弱いといった実用上の不
都合、冗長部分があった。また、前記第1の従来技術で
は、キーの押下動作を検出することはできるが、キーを
放す動作は検出できなかった。第2の従来技術では、状
態変化を検出した後、変化確定のため、再度キー走査が
必要となっているため、キー入力装置の消費電力を十分
には削減していなかった。さらに、従来、キーボードの
チャタリングによる誤検出を防止するための走査周期
は、ソフトウェアによって規定されていた。このため、
ソフトウェアに冗長部分があり、また周期を決めるため
に無駄なウェイト時間が存在した。
来の技術における、キー押下/入力を検出する回路で
は、図6(a)に示すようなキー押下状態の信号の変化
に対し、(c)、(d)に示すように、キー押下状態の
信号の変化を直接トリガーとして使用しており、チャタ
リングを吸収していない。このため、状態変化を検知し
た後、変化確定の判定のための時間が必要となるという
問題があった。また、ノイズに弱いといった実用上の不
都合、冗長部分があった。また、前記第1の従来技術で
は、キーの押下動作を検出することはできるが、キーを
放す動作は検出できなかった。第2の従来技術では、状
態変化を検出した後、変化確定のため、再度キー走査が
必要となっているため、キー入力装置の消費電力を十分
には削減していなかった。さらに、従来、キーボードの
チャタリングによる誤検出を防止するための走査周期
は、ソフトウェアによって規定されていた。このため、
ソフトウェアに冗長部分があり、また周期を決めるため
に無駄なウェイト時間が存在した。
【0005】そこで、本発明は、このような課題を解決
するために提案されたもので、より省電力効果が高く、
ノイズに強いキー入力装置を提供することを目的とす
る。
するために提案されたもので、より省電力効果が高く、
ノイズに強いキー入力装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数の行および列を有し、各行と各列の間にそれぞ
れキースイッチを接続したキーマトリクスを持ち、その
キーマトリクスの状態を入力手段の1つとするキー入力
装置であって、各キースイッチの対応行走査時における
押下状態を記憶する記憶手段と、次回同一行走査時の状
態と比較して押下状態変化の確定を反対する判定手段
と、この判定手段による判定で状態変化が確定した場合
のみ状態変化信号を出力する出力手段と、この号出力手
段から出力される状態変化信号によって省電力状態から
動作状態へ移行する状態移行手段、とをキー入力装置に
具備させて、前記目的を達成する。請求項2記載の発明
では、請求項1記載のキー入力装置において、キースイ
ッチの押下状態の変化が確定したとき、状態の変化した
キースイッチに対応するマトリクスの行および列の番号
のデータを出力し、次に、いずれかのキースイッチの状
態の変化が確定するまでその出力を保持する。請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載のキー入
力装置において、各行の走査周期を変化させることによ
り、キースイッチ押下状態変化の確定判定基準を変化さ
せる手段を具備させる。
は、複数の行および列を有し、各行と各列の間にそれぞ
れキースイッチを接続したキーマトリクスを持ち、その
キーマトリクスの状態を入力手段の1つとするキー入力
装置であって、各キースイッチの対応行走査時における
押下状態を記憶する記憶手段と、次回同一行走査時の状
態と比較して押下状態変化の確定を反対する判定手段
と、この判定手段による判定で状態変化が確定した場合
のみ状態変化信号を出力する出力手段と、この号出力手
段から出力される状態変化信号によって省電力状態から
動作状態へ移行する状態移行手段、とをキー入力装置に
具備させて、前記目的を達成する。請求項2記載の発明
では、請求項1記載のキー入力装置において、キースイ
ッチの押下状態の変化が確定したとき、状態の変化した
キースイッチに対応するマトリクスの行および列の番号
のデータを出力し、次に、いずれかのキースイッチの状
態の変化が確定するまでその出力を保持する。請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載のキー入
力装置において、各行の走査周期を変化させることによ
り、キースイッチ押下状態変化の確定判定基準を変化さ
せる手段を具備させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のキー入力装置における一実施
例を図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図1
は、キー入力装置における第1実施例の構成について表
したものである。このキー入力装置は、クロック11が
与えられるカウンタ12、このカウンタ12の出力をデ
コードするデコーダ13を備えており、このデコーダ1
3の出力はマトリクス14の各行に接続されている。キ
ー入力装置は、さらに、キー押下状態が格納される第1
記憶部15、前回の同一行走査時の状態と今回の状態と
を比較する第1比較部16、この第1比較部16の比較
結果が格納される第2記憶部17、回路に応じた極性の
移行を検出して状態変化信号18を出力する第2比較部
19を備えている。
例を図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図1
は、キー入力装置における第1実施例の構成について表
したものである。このキー入力装置は、クロック11が
与えられるカウンタ12、このカウンタ12の出力をデ
コードするデコーダ13を備えており、このデコーダ1
3の出力はマトリクス14の各行に接続されている。キ
ー入力装置は、さらに、キー押下状態が格納される第1
記憶部15、前回の同一行走査時の状態と今回の状態と
を比較する第1比較部16、この第1比較部16の比較
結果が格納される第2記憶部17、回路に応じた極性の
移行を検出して状態変化信号18を出力する第2比較部
19を備えている。
【0008】次に、このように構成された第1実施例の
動作について説明する。カウンタ12にクロック11を
与え、カウンタ12の出力をデコーダ13でデコードし
たものをマトリクス14の各行に接続することにより、
キー走査を行う。そして、ある行について、各列の対応
するキー押下状態は第1記憶部15に記憶される。即
ち、第1記憶部15には各列の走査中の行に対応するキ
ーの押下状態が記憶されていく。前回の同一行走査時の
状態と、今回の状態が第1比較部16で比較され、一致
するか否かの比較結果が出力される。この比較結果は第
2記憶部17に格納される。即ち、第2記憶部17には
各列の走査中の行に対応するキーの比較結果が格納され
ていく。
動作について説明する。カウンタ12にクロック11を
与え、カウンタ12の出力をデコーダ13でデコードし
たものをマトリクス14の各行に接続することにより、
キー走査を行う。そして、ある行について、各列の対応
するキー押下状態は第1記憶部15に記憶される。即
ち、第1記憶部15には各列の走査中の行に対応するキ
ーの押下状態が記憶されていく。前回の同一行走査時の
状態と、今回の状態が第1比較部16で比較され、一致
するか否かの比較結果が出力される。この比較結果は第
2記憶部17に格納される。即ち、第2記憶部17には
各列の走査中の行に対応するキーの比較結果が格納され
ていく。
【0009】そして、前回の同一走査時の比較結果と今
回の比較結果をさらに第2比較部19で比較する。第2
比較部19では一致するか否かではなく、ハイレベルか
らロウレベルあるいはその反対といった、両レベル間の
移行状態を検出する。この極性は前段回路により異な
る。第2比較部19は、回路に応じた極性の移行状態を
検出すると、状態変化を示す状態変化信号18を出力す
る。キー入力制御装置は、この状態変化信号18をトリ
ガーとして動作状態に移行する。
回の比較結果をさらに第2比較部19で比較する。第2
比較部19では一致するか否かではなく、ハイレベルか
らロウレベルあるいはその反対といった、両レベル間の
移行状態を検出する。この極性は前段回路により異な
る。第2比較部19は、回路に応じた極性の移行状態を
検出すると、状態変化を示す状態変化信号18を出力す
る。キー入力制御装置は、この状態変化信号18をトリ
ガーとして動作状態に移行する。
【0010】次に、第2実施例について説明する。図2
は、キー入力装置における第2実施例の構成について表
したものである。この第2実施例では、図1に示す第1
実施例におけるカウンタ12の出力および、第2比較部
19での全ての列の移行状態検出信号をラッチするよう
にしたものである。これにより、状態変化が起こったキ
ーの行、列のデータを得ることができる。なお、カウン
タ12の出力と移行状態検出信号のラッチは、状態変化
信号18の出力によって行われる。
は、キー入力装置における第2実施例の構成について表
したものである。この第2実施例では、図1に示す第1
実施例におけるカウンタ12の出力および、第2比較部
19での全ての列の移行状態検出信号をラッチするよう
にしたものである。これにより、状態変化が起こったキ
ーの行、列のデータを得ることができる。なお、カウン
タ12の出力と移行状態検出信号のラッチは、状態変化
信号18の出力によって行われる。
【0011】次に、第3実施例について説明する。図3
は、キー入力装置における第3実施例の構成について表
したものである。この第3実施例では、図1に示す第1
実施例におけるカウンタ12に供給されるクロック11
を分周器31で分周するようにしたものである。これに
より、分周器31の分周比を変化させることで、マトリ
クス14の走査周期を変化させることができる。なお、
分周器31の代わりに電圧・周期変換器を使用すること
も可能である。
は、キー入力装置における第3実施例の構成について表
したものである。この第3実施例では、図1に示す第1
実施例におけるカウンタ12に供給されるクロック11
を分周器31で分周するようにしたものである。これに
より、分周器31の分周比を変化させることで、マトリ
クス14の走査周期を変化させることができる。なお、
分周器31の代わりに電圧・周期変換器を使用すること
も可能である。
【0012】次に、これら第1、第2、第3実施例に適
用されるキー入力装置の回路構成について説明する。図
4は、キー入力装置の回路構成を表したものである。マ
トリクス14は16行×8列で構成されており、状態入
力はキーが押されていないときハイレベル、押されてい
るときロウレベルになるものとする。基準クロックをカ
ウンタで分周、分周比設定入力に応じてマルチプレクサ
41により選択する。図4では、簡単のため、8本の状
態入力のうち1本についてのみ第1、第2記憶部15、
17、第1、第2比較部16、19を示しいてる。この
図4において、第1記憶部15は1段目のシフトレジス
タ42、43で構成され、第1比較部16はエクスクル
ーシブORゲートで構成されている。第2記憶部17
は、2段目のシフトレジスタ45、46で構成され、第
2比較部19はNANDゲートで構成されている。2つ
のフリップフロップ48、49は、同期をとるためのも
のである。
用されるキー入力装置の回路構成について説明する。図
4は、キー入力装置の回路構成を表したものである。マ
トリクス14は16行×8列で構成されており、状態入
力はキーが押されていないときハイレベル、押されてい
るときロウレベルになるものとする。基準クロックをカ
ウンタで分周、分周比設定入力に応じてマルチプレクサ
41により選択する。図4では、簡単のため、8本の状
態入力のうち1本についてのみ第1、第2記憶部15、
17、第1、第2比較部16、19を示しいてる。この
図4において、第1記憶部15は1段目のシフトレジス
タ42、43で構成され、第1比較部16はエクスクル
ーシブORゲートで構成されている。第2記憶部17
は、2段目のシフトレジスタ45、46で構成され、第
2比較部19はNANDゲートで構成されている。2つ
のフリップフロップ48、49は、同期をとるためのも
のである。
【0013】あるキーの状態に変化が起こり、次の走査
時にその変化が継続されていると、2段目のフリップフ
ロップ49の出力が立下がり、対応する列の番号がエン
コーダ51の出力に現れ、状態変化信号18が立上が
る。キー入力制御装置はこの状態変化信号18の立上が
りをトリガーにして省電力状態から動作状態に移行し、
ラッチされている行および列のデータを読み込んで変化
したキーを特定し、キー入力に応じた処理を行った後は
次の変化があるまで再び省電力状態に戻る。図5にキー
状態入力信号、第1比較部16の出力信号、第2比較部
19の出力信号、および状態変化信号18のタイミング
チャートを示す。
時にその変化が継続されていると、2段目のフリップフ
ロップ49の出力が立下がり、対応する列の番号がエン
コーダ51の出力に現れ、状態変化信号18が立上が
る。キー入力制御装置はこの状態変化信号18の立上が
りをトリガーにして省電力状態から動作状態に移行し、
ラッチされている行および列のデータを読み込んで変化
したキーを特定し、キー入力に応じた処理を行った後は
次の変化があるまで再び省電力状態に戻る。図5にキー
状態入力信号、第1比較部16の出力信号、第2比較部
19の出力信号、および状態変化信号18のタイミング
チャートを示す。
【0014】この実施例では、エンコーダ51を用いる
ことで、キー入力制御装置への入力信号線の本数を減ら
している。これは省電力状態から動作状態に復帰後キー
走査を行う必要がないという、本実施例の特徴によって
いる。
ことで、キー入力制御装置への入力信号線の本数を減ら
している。これは省電力状態から動作状態に復帰後キー
走査を行う必要がないという、本実施例の特徴によって
いる。
【0015】従来技術では、図6(c)、(d)のよう
にチャタリングを吸収せずにキー入力検出信号を発生し
ているので、キー入力検出信号をトリガーとして省電力
状態から動作状態に移行したキー入力制御装置は改めて
キー走査を行い、キー状態変化の確定を判定してから入
力に対応する処理に移っていた。これに対して、本実施
例では、図6(b)に示すように、キー状態変化の確定
を判定した後にキー入力検出信号を発生するので、再度
走査する必要がない。このため第1実施例によるキー入
力装置では、従来技術に比べ、ソフトウェアの削減効果
がある。また、キー入力制御装置が省電力状態にある時
間が長くなることにより無駄な消費電力の削減効果があ
る。
にチャタリングを吸収せずにキー入力検出信号を発生し
ているので、キー入力検出信号をトリガーとして省電力
状態から動作状態に移行したキー入力制御装置は改めて
キー走査を行い、キー状態変化の確定を判定してから入
力に対応する処理に移っていた。これに対して、本実施
例では、図6(b)に示すように、キー状態変化の確定
を判定した後にキー入力検出信号を発生するので、再度
走査する必要がない。このため第1実施例によるキー入
力装置では、従来技術に比べ、ソフトウェアの削減効果
がある。また、キー入力制御装置が省電力状態にある時
間が長くなることにより無駄な消費電力の削減効果があ
る。
【0016】また、第2実施例によれば、キー入力検出
信号をトリガーとして省電力状態から動作状態に移行し
たキー入力制御装置は、ラッチされている変化キーの列
・行データを読み込んで入力に対応する処理を行った後
に、次の状態変化が生じるまで再び省電力状態に入るこ
とができる。これにより、キー入力装置の消費電力を削
減することができる。さらに、第3実施例によれば、走
査周期を変化させることができるので、チャタリング吸
収に最も適した走査周期を選び、誤検出を少なくするこ
とができる。そして、キー入力が一定期間なされない場
合に走査周期を長くして更に消費電力を低減することが
できる。
信号をトリガーとして省電力状態から動作状態に移行し
たキー入力制御装置は、ラッチされている変化キーの列
・行データを読み込んで入力に対応する処理を行った後
に、次の状態変化が生じるまで再び省電力状態に入るこ
とができる。これにより、キー入力装置の消費電力を削
減することができる。さらに、第3実施例によれば、走
査周期を変化させることができるので、チャタリング吸
収に最も適した走査周期を選び、誤検出を少なくするこ
とができる。そして、キー入力が一定期間なされない場
合に走査周期を長くして更に消費電力を低減することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より省電力効果が高く、また、ノイズに強いキー入力装
置を得ることができる。
より省電力効果が高く、また、ノイズに強いキー入力装
置を得ることができる。
【図1】本発明のキー入力装置における第1実施例の概
念図である。
念図である。
【図2】同上、第2実施例の概念図である。
【図3】同上、第3実施例の概念図である。
【図4】同上、キー入力装置の回路構成図である。
【図5】同上、キー入力装置の各部における信号のタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図6】従来と本実施例におけるキー入力検出信号を比
較したタイミングチャートである。
較したタイミングチャートである。
11 クロック 12 カウンタ 13 デコーダ 14 マトリクス 15 第1記憶部 16 第1比較部 17 第2記憶部 18 状態変化信号 19 第2比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/32
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の行および列を有し、各行と各列の
間にそれぞれキースイッチを接続したキーマトリクスを
持ち、そのキーマトリクスの状態を入力手段の1つとす
るキー入力装置であって、 各キースイッチの対応行走査時における押下状態を記憶
する記憶手段と、 次回同一行走査時の状態と比較して押下状態変化の確定
を反対する判定手段と、 この判定手段による判定で状態変化が確定した場合のみ
状態変化信号を出力する出力手段と、 この号出力手段から出力される状態変化信号によって省
電力状態から動作状態へ移行する状態移行手段とを具備
することを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項2】 キースイッチの押下状態の変化が確定し
たとき、状態の変化したキースイッチに対応するマトリ
クスの行および列の番号のデータを出力し、次に、いず
れかのキースイッチの状態の変化が確定するまでその出
力を保持することを特徴する請求項1記載のキー入力装
置。 - 【請求項3】 各行の走査周期を変化させることによ
り、キースイッチ押下状態変化の確定判定基準を変化さ
せる手段を備えたことを特徴する請求項1または請求項
2記載のキー入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237664A JPH0667782A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | キー入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237664A JPH0667782A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | キー入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667782A true JPH0667782A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17018681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237664A Pending JPH0667782A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | キー入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161992A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP4237664A patent/JPH0667782A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161992A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器及び画像形成装置 |
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