JP6376223B2 - 舵角可変式ステアリング装置 - Google Patents
舵角可変式ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6376223B2 JP6376223B2 JP2016561945A JP2016561945A JP6376223B2 JP 6376223 B2 JP6376223 B2 JP 6376223B2 JP 2016561945 A JP2016561945 A JP 2016561945A JP 2016561945 A JP2016561945 A JP 2016561945A JP 6376223 B2 JP6376223 B2 JP 6376223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- ratio adjusting
- adjusting motor
- rotating shaft
- angle ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 43
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 8
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- KRQUFUKTQHISJB-YYADALCUSA-N 2-[(E)-N-[2-(4-chlorophenoxy)propoxy]-C-propylcarbonimidoyl]-3-hydroxy-5-(thian-3-yl)cyclohex-2-en-1-one Chemical compound CCC\C(=N/OCC(C)OC1=CC=C(Cl)C=C1)C1=C(O)CC(CC1=O)C1CCCSC1 KRQUFUKTQHISJB-YYADALCUSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/008—Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/02—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
- B60R25/021—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/195—Yieldable supports for the steering column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/197—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible incorporating devices for preventing ingress of the steering column into the passengers space in case of accident
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
前記ステアリングコラムは、筒状で、車体の幅方向に配設された支持フレームに支持される。
前記第一の回転軸は、前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持され、後端部に固定されるステアリングホイールにより回転される。
前記第二の回転軸は、前記第一の回転軸と同心に設けられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する。
前記変速機は、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間に設けられ、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸とを互いに回転力の伝達を可能に接続する、差動式のもので、例えば、遊星歯車式変速機や波動歯車式変速機、ボール式変速機等により構成される。
前記舵角比調節用モータは、前記ステアリングコラムに対し支持固定され、前記変速機を構成する回転要素(例えば遊星歯車式変速機のキャリア、波動歯車式変速機を構成するウェーブジェネレータ、ボール式変速機の回転部材)を回転駆動する為のものである。
そして、前記舵角比調節用モータにより前記回転要素を回転駆動する事で、前記第一の回転軸の回転量と前記第二の回転軸の回転量との関係を変化させる。これにより、前記ステアリングホイールの操舵量と前記舵角の変化量との関係(舵角比)を変化させる。
図1〜2は、本発明の実施形態の第1例を示している。本例を含め、本発明の舵角可変式ステアリング装置の特徴は、衝突事故の際にステアリングホイール4(図11参照)が運転者の身体に向けて突き上げられるのを防止する為の構造にある。
図3は、本発明の実施形態の第2例を示している。本例の舵角可変式ステアリング装置には、電動式パワーステアリング装置が組み込まれている。この電動式パワーステアリング装置においては、補助力付与用モータ21を補助動力源として、ステアリングホイール4(図11参照)を操作する為に要する力の低減を図っている。また、この電動式パワーステアリング装置は、補助力付与用モータ21の補助動力をステアリングギヤユニット7aを構成するピニオン軸に付与する、ピニオンアシスト型としている。この様なピニオンアシスト型は、前述の図11に示したコラムアシスト型と比較して、大きな補助力を付与できる為、普通自動車の中でも比較的大型の車両に好ましく適用できる。
図4は、本発明の実施形態の第3例を示している。本例の舵角可変式ステアリング装置には、補助力付与用モータ21aの補助動力を減速機22を介してロアシャフト12に付与する、コラムアシスト型の電動式パワーステアリング装置が組み込まれている。本例の場合、変速機13を収納するケーシング19の前部に、減速機22が支持固定されている。補助力付与用モータ21aは、ステアリングコラム2aの幅方向に関して、舵角比調節用モータ14がケーシング19に対して支持固定された側と反対側で、減速機22に対し支持固定されている。従って、補助力付与用モータ21aの存在に基づいてステアリングコラム2aに加わるステアリングコラム2aの中心軸回りのモーメントの方向は、舵角比調節用モータ14の存在に基づいて加わるモーメントの方向と逆になる。又、補助力付与用モータ21aの中心軸α21と、舵角比調節用モータ14の中心軸α14(ハンガーパイプ16の中心軸及びステアリングコラム2aの中心軸に対しそれぞれ直交する仮想線)と、は互いに平行になる様に構成されている。この為、ステアリングコラム2aの中心軸回りのモーメントをより小さく抑える事ができて、ハンガーパイプ16の取付部17と、コラム側ブラケット15及びロアブラケット20と、の結合部に加わる捩り応力をより小さく抑えられる。
図5は、本発明の実施形態の第4例を示している。本例の場合、舵角比調節用モータ14の外周面の幅方向外側部分に、鋼板等の金属板を略L字形に曲げ成形して成る案内板23が支持固定されている。これにより、舵角比調節用モータ14よりも前側に幅方向外方に向かう程(ステアリングコラム2aから離れる程)後方に向かう方向に傾斜した傾斜面部24が設けられている。この様な本例の舵角可変式ステアリング装置を搭載した車両が衝突事故を起こした場合、一次衝突の際に潰れて後方に変位した車体の前部は、傾斜面部24に案内され、この傾斜面部24に沿って幅方向外方へと移動する。従って、一次衝突の際に舵角比調節用モータ14に加わる後方に向いた衝撃荷重を小さく抑える事ができる。
図6は、本発明の実施形態の第5例を示している。本例の場合、舵角比調節用モータ14の外周面の幅方向外側部分に、この舵角比調節用モータ14への通電を制御する為の制御器(ECU)25が支持固定されている。そして、制御器25の前端面の幅方向外半部に、幅方向外方に向かう程後方に向かう方向に傾斜した傾斜面部24aが設けられている。
図7は、本発明の実施形態の第6例を示している。本例の舵角可変式ステアリング装置には、補助力付与用モータ21bの補助動力を減速機22を介してロアシャフト12に付与する、コラムアシスト型の電動式パワーステアリング装置が組み込まれている。減速機22は、変速機13を収納するケーシング19の前部に支持固定されている。補助力付与用モータ21bは、ステアリングコラム2aの幅方向に関して、舵角比調節用モータ14が変速機13を収納するケーシング19に対して支持固定された側と同じ側で、減速機22に対し支持固定されている。換言すれば、補助力付与用モータ21bと舵角比調節用モータ14とは、ステアリングコラム2aの中心軸の軸方向に関して、重畳した状態で設けられている。従って、一次衝突時に、舵角比調節用モータ14がハンガーパイプ16(図2参照)に衝突した状態で、補助力付与用モータ21bが更に後方に変位する傾向になると、この補助力付与用モータ21bが舵角比調節用モータ14に衝突する。この結果、ステアリングコラム2aの後方への変位が、一体化したこれら両モータ14、21bと、ハンガーパイプ16と、の係合部(当接部)により阻止される。即ち、本例によれば、一次衝突の際に、ステアリングコラム2aが後方に変位するのを阻止する為の構造を二重にでき、舵角比調節用モータ14がハンガーパイプ16(図2参照)に衝突した状態で、ステアリングコラム2aがそれ以上後方に変位する事に対する阻止力をより大きくする事ができる。又、舵角可変式ステアリング装置を組み立てる際に、この舵角可変式ステアリング装置の向きを変更する事なく、舵角比調節用モータ14と補助力付与用モータ21bとを組み付ける事ができ、製造コストを抑える事ができる。
図8は、本発明の実施形態の第7例を示している。本例の舵角可変式ステアリングコラムには、アッパシャフト11がステアリングコラム2a内で回転する事を実質的に阻止する為のステアリングロック装置26が組み込まれている。ステアリングロック装置26は、ステアリングコラム2aの周囲で変速機13の後側に隣接する部分に設けられている。ステアリングロック装置26は、ステアリングコラム2aの中間部に形成された通孔(図示省略)と、周方向の少なくとも1箇所に係合凹部が形成されたキーロックカラー(図示省略)と、通孔の内側をステアリングコラム2aの径方向に変位可能に設けられたロックピン(図示省略)と、直動式のアクチュエータ(ソレノイド)27と、を備える。
図9及び図10は、本発明の実施形態の第8例を示している。本例の場合、舵角比調節用モータ14の中心軸αと、ハンガーパイプ16の中心軸δ及びステアリングコラム2aの中心軸εに対しそれぞれ直交する仮想直線β(図2参照)と、が平行に配置されない。即ち、上述した実施形態においては、舵角比調節用モータ14の中心軸αが、ハンガーパイプ16の中心軸δ及びステアリングコラム2aの中心軸εに直交していたが、本例では直交しない。
2、2a ステアリングコラム
3 ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7、7a ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10 電動モータ
11 アッパシャフト
12 ロアシャフト
13 変速機
14 舵角比調節用モータ
15 コラム側ブラケット
16 ハンガーパイプ
17 取付部
18 通孔
19 ケーシング
20 ロアブラケット
21、21a、21b 補助力付与用モータ
22 減速機
23 案内板
24、24a 傾斜面部
25 制御器
26 ステアリングロック装置
27 アクチュエータ
Claims (8)
- 車体の幅方向に配設された支持フレームに支持される筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持され、後端部に固定されるステアリングホイールにより回転される第一の回転軸と、
前記第一の回転軸と同心に設けられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する第二の回転軸と、
前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間に設けられ、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸とを互いに回転力の伝達を可能に接続する変速機と、
前記ステアリングコラムに支持固定され、前記変速機を構成する回転要素を回転駆動する為の舵角比調節用モータと、
を備え、
前記舵角比調節用モータにより前記回転要素を回転駆動する事で、前記第一の回転軸の回転量と前記第二の回転軸の回転量との関係を変化させる事により、前記ステアリングホイールの操舵量と前記舵角の変化量との関係を変化させる、舵角可変式ステアリング装置に於いて、
前記第二の回転軸又は前記第二の回転軸の回転に伴って変位する部材に対し、前記ステアリングホイールから付与される力と同方向の補助力を付与する、補助力付与用モータを備えた補助力付与装置を更に備え、
前記補助力付与装置が、前記舵角比調節用モータよりも前側部分に設けられ、前記補助力付与用モータと前記舵角比調節用モータとは、前記ステアリングコラムの中心軸の軸方向に関して、重畳した状態で設けられており、
前記舵角比調節用モータが、前記ステアリングコラムのうち前記ステアリングコラムが前記支持フレームに対して支持される部分より前側部分に支持固定されており、
一次衝突時に、前記舵角比調節用モータが前記支持フレームに衝突する事によりそれ以上の後方への変位が阻止される、舵角可変式ステアリング装置。 - 前記舵角比調節用モータの出力軸は、前記車体の幅方向及び前記ステアリングコラムの中心軸の軸方向にそれぞれ直交する、請求項1に記載した舵角可変式ステアリング装置。
- 前記舵角比調節用モータの出力軸と、前記車体の幅方向と、が成す鋭角θが0°≦θ<90°を満たす、請求項1に記載した舵角可変式ステアリング装置。
- 車体の幅方向に配設された支持フレームに支持される筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持され、後端部に固定されるステアリングホイールにより回転される第一の回転軸と、
前記第一の回転軸と同心に設けられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する第二の回転軸と、
前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間に設けられ、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸とを互いに回転力の伝達を可能に接続する変速機と、
前記ステアリングコラムに支持固定され、前記変速機を構成する回転要素を回転駆動する為の舵角比調節用モータと、
を備え、
前記舵角比調節用モータにより前記回転要素を回転駆動する事で、前記第一の回転軸の回転量と前記第二の回転軸の回転量との関係を変化させる事により、前記ステアリングホイールの操舵量と前記舵角の変化量との関係を変化させる、舵角可変式ステアリング装置に於いて、
前記第二の回転軸又は前記第二の回転軸の回転に伴って変位する部材に対し、前記ステアリングホイールから付与される力と同方向の補助力を付与する、補助力付与用モータを備えた補助力付与装置を更に備え、
前記補助力付与装置が、前記舵角比調節用モータよりも前側部分に設けられ、
前記舵角比調節用モータが、前記ステアリングコラムのうち前記ステアリングコラムが前記支持フレームに対して支持される部分より前側部分に支持固定され、
前記補助力付与用モータが、前記ステアリングコラムのうち前記舵角比調節用モータが支持固定された部分より前側部分に支持固定されており、
一次衝突時に、前記舵角比調節用モータが前記支持フレームに衝突する事によりそれ以上の後方への変位が阻止され、且つ、前記舵角比調節用モータが前記支持フレームに衝突した状態で、前記補助力付与用モータが更に後方に変位する傾向になると、前記補助力付与用モータが前記舵角比調節用モータに衝突する、
舵角可変式ステアリング装置。 - 前記補助力付与用モータの出力軸と、前記舵角比調節用モータの出力軸と、は平行である、請求項4に記載した舵角可変式ステアリング装置。
- 前記舵角比調節用モータと前記補助力付与用モータとが、前記ステアリングコラムに対し幅方向に関して互いに同じ側に支持固定されている、請求項4又は5に記載した舵角可変式ステアリング装置。
- 前記舵角比調節用モータよりも前側で前記舵角比調節用モータに対して固定された部分に、幅方向外方に向かう程後方に向かう方向に傾斜した傾斜面部が設けられている、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載した舵角可変式ステアリング装置。
- 車体の幅方向に配設された支持フレームに支持される筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持され、後端部に固定されるステアリングホイールにより回転される第一の回転軸と、
前記第一の回転軸と同心に設けられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する第二の回転軸と、
前記第一の回転軸と前記第二の回転軸との間に設けられ、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸とを互いに回転力の伝達を可能に接続する変速機と、
前記ステアリングコラムに支持固定され、前記変速機を構成する回転要素を回転駆動する為の舵角比調節用モータと、
を備え、
前記舵角比調節用モータにより前記回転要素を回転駆動する事で、前記第一の回転軸の回転量と前記第二の回転軸の回転量との関係を変化させる事により、前記ステアリングホイールの操舵量と前記舵角の変化量との関係を変化させる、舵角可変式ステアリング装置に於いて、
前記舵角比調節用モータが、前記ステアリングコラムのうち前記ステアリングコラムが前記支持フレームに対して支持される部分より前側部分に支持固定されており、
作動時に、前記第一の回転軸及び前記第二の回転軸が前記ステアリングコラムの内径側で回転する事を実質的に阻止するステアリングロック装置を更に備え、
前記ステアリングロック装置は、前記ステアリングコラムに形成された通孔と、前記第一の回転軸と前記第二の回転軸とのうちの一方の軸の一部で軸方向に関し前記通孔と整合する位置に直接又は他の部材を介して形成された係合凹部と、前記通孔の内側を前記ステアリングコラムの径方向に変位可能に設けられたロックピンと、前記ロックピンを前記ステアリングコラムの径方向に変位させる為のアクチュエータと、を備え、
前記アクチュエータにより前記ロックピンを径方向内方に変位させ、前記ロックピンの先端部を前記係合凹部に係合させる事で、前記ステアリングコラムに対する前記第一の回転軸及び前記第二の回転軸の回転を実質的に阻止する状態を実現し、
前記アクチュエータにより前記ロックピンを径方向外方に変位させ、前記ロックピンの先端部と前記係合凹部との係合を外す事で、前記ステアリングコラムに対する前記第一の回転軸及び前記第二の回転軸の回転を許可する状態を実現し、
前記アクチュエータが、前記ステアリングコラムのうち前記ステアリングコラムが前記支持フレームに対し支持された部分より前側部分で、幅方向に関して前記舵角比調節用モータと同じ側に支持固定されており、
一次衝突時に、前記舵角比調節用モータが前記支持フレームに衝突する事によりそれ以上の後方への変位が阻止され、且つ、前記舵角比調節用モータと前記アクチュエータとのうちの一方の部材が前記支持フレームに衝突した状態で、前記舵角比調節用モータと前記アクチュエータとのうちの他方の部材が更に後方に変位する傾向になると、前記他方の部材が前記一方の部材に衝突する、
舵角可変式ステアリング装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014241031 | 2014-11-28 | ||
JP2014241031 | 2014-11-28 | ||
PCT/JP2015/083244 WO2016084899A1 (ja) | 2014-11-28 | 2015-11-26 | 舵角可変式ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2016084899A1 JPWO2016084899A1 (ja) | 2017-04-27 |
JP6376223B2 true JP6376223B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=56074449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016561945A Active JP6376223B2 (ja) | 2014-11-28 | 2015-11-26 | 舵角可変式ステアリング装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10308276B2 (ja) |
EP (1) | EP3208178B1 (ja) |
JP (1) | JP6376223B2 (ja) |
CN (1) | CN107107944B (ja) |
WO (1) | WO2016084899A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3120224A1 (fr) * | 2021-02-26 | 2022-09-02 | Psa Automobiles Sa | Vehicule comportant une colonne de direction assistee a moteur electrique d’assistance maintenu en cas de choc avant |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2970125B2 (ja) * | 1990-12-25 | 1999-11-02 | 株式会社デンソー | 前輪操舵装置 |
JPH05105103A (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-27 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JPH10287250A (ja) | 1997-04-16 | 1998-10-27 | Toyota Motor Corp | 車両用ステアリング装置 |
JP3951199B2 (ja) * | 1997-06-27 | 2007-08-01 | スズキ株式会社 | 電動パワーステアリング装置の駆動モータ配設構造 |
JP3787035B2 (ja) * | 1998-12-02 | 2006-06-21 | トヨタ自動車株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
JP3536296B2 (ja) | 1999-01-22 | 2004-06-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用操舵制御装置 |
JP2002240729A (ja) | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用操舵装置 |
US6655709B2 (en) * | 2002-01-29 | 2003-12-02 | Trw Inc. | Steer-by-wire steering apparatus with actuatable mechanism |
JP3908093B2 (ja) | 2002-06-11 | 2007-04-25 | 株式会社ジェイテクト | 伝達比可変操舵装置 |
JP2006015856A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Toyoda Mach Works Ltd | 伝達比可変操舵装置 |
WO2006059646A1 (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Autonetworks Technologies, Ltd. | 電力供給制御装置 |
US7568989B2 (en) * | 2005-02-16 | 2009-08-04 | Jtekt Corporation | Rotation transmitting apparatus and vehicle steering apparatus |
GB0505646D0 (en) * | 2005-03-18 | 2005-04-27 | Oxborrow Mark | Solid-state maser oscillator of high frequency stability and low phase noise |
US7240760B2 (en) * | 2005-07-25 | 2007-07-10 | Trw Automotive U.S. Llc | Steering apparatus |
FR2917362B1 (fr) | 2007-06-12 | 2009-08-28 | Zf Systemes De Direction Nacam Sas | Dispositif de serrage electrique d'une colonne de direction reglable de vehicule automobile |
FR2932143B1 (fr) | 2008-06-04 | 2011-09-02 | Zf Systemes De Direction Nacam Sas | Colonne de direction reglable amelioree pour vehicules automobiles |
DE102010020633A1 (de) | 2010-05-14 | 2011-11-17 | Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) | Lenksäule für ein Kraftfahrzeug |
JP2012006417A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Denso Corp | 操舵制御装置 |
WO2012049920A1 (ja) * | 2010-10-15 | 2012-04-19 | 日本精工株式会社 | 自動車用ステアリング装置 |
US9280834B2 (en) * | 2011-04-04 | 2016-03-08 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and a processor for texture compression |
JP5776627B2 (ja) * | 2011-08-23 | 2015-09-09 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置用ステアリングコラムの支持装置及び支持ブラケットの製造方法 |
CN103608240B (zh) * | 2012-03-06 | 2016-03-30 | 日本精工株式会社 | 冲击吸收式转向装置 |
-
2015
- 2015-11-26 WO PCT/JP2015/083244 patent/WO2016084899A1/ja active Application Filing
- 2015-11-26 JP JP2016561945A patent/JP6376223B2/ja active Active
- 2015-11-26 US US15/508,276 patent/US10308276B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2015-11-26 EP EP15863018.6A patent/EP3208178B1/en not_active Not-in-force
- 2015-11-26 CN CN201580062337.8A patent/CN107107944B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170297609A1 (en) | 2017-10-19 |
CN107107944A (zh) | 2017-08-29 |
EP3208178B1 (en) | 2019-10-16 |
EP3208178A4 (en) | 2018-04-18 |
EP3208178A1 (en) | 2017-08-23 |
CN107107944B (zh) | 2019-07-26 |
WO2016084899A1 (ja) | 2016-06-02 |
JPWO2016084899A1 (ja) | 2017-04-27 |
US10308276B2 (en) | 2019-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7048264B2 (ja) | 自動車用電動式ステアリングコラム装置 | |
US8935968B2 (en) | Steering system | |
JP5765439B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2007076531A (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
WO2013022029A1 (ja) | エネルギ吸収部材および衝撃吸収式ステアリング装置 | |
WO2012049920A1 (ja) | 自動車用ステアリング装置 | |
JP2012025199A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2017124715A (ja) | 操舵装置 | |
JP2008006953A (ja) | 電動式位置調節機構付ステアリング装置の衝撃吸収装置 | |
WO2013080716A1 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP2014076805A5 (ja) | ||
JP5146474B2 (ja) | ステアリングコラム装置とその組立方法 | |
JP6376223B2 (ja) | 舵角可変式ステアリング装置 | |
JP2008087537A (ja) | 衝撃吸収ステアリング装置 | |
JP6011858B2 (ja) | 伸縮シャフトおよびステアリング装置 | |
JP5499995B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置を備えた衝撃吸収式ステアリング装置 | |
JP5962479B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置用コラムユニット | |
JP5146483B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP6048594B2 (ja) | テレスコピックステアリング装置用アウタコラム | |
JP2014104785A (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
KR101503105B1 (ko) | 자동차의 충격 흡수식 조향컬럼 | |
JP5281353B2 (ja) | 車両用操舵力伝達装置 | |
JP5641333B2 (ja) | 伸縮可能シャフトおよび車両用操舵装置 | |
JP2017170981A (ja) | 車両前部構造 | |
JP6394250B2 (ja) | 衝撃吸収式ステアリングシャフト及び衝撃吸収式ステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6376223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |