JP6372413B2 - フィルタ装置 - Google Patents
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Description
また、一般に多段型のバルク共振素子を用いてフィルタ装置を構成する場合には、誘電体ブロックの内部に発生する内導体間の相互容量によって共振器間の結合が実現される。一方、単体型のディスクリート共振素子を用いてフィルタ装置を構成する場合には、貫通孔に開放端側から端子具を挿入し、端子具を介して内導体と容量素子等の他の回路素子とを接続することで共振器間の結合が実現される。
図1は、第1の実施形態に係るフィルタ装置を分解した状態で正面側から視た分解斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るフィルタ装置を背面側から視た外観斜視図である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るフィルタ装置を背面側から視た外観斜視図である。第2の実施形態に係るフィルタ装置71は、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の誘電体共振素子72A,72B,72C,72Dを備えている。また、誘電体共振素子72A〜72Dは、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の第2の電極非形成部76を備えている。電極非形成部76は、誘電体ブロック21の背面に設けており、貫通孔24の周囲に間隔を空けずに囲むように設け、内導体23と外導体22とを分離している。このようにしても、誘電体共振素子72A〜72Dの背面を、面積比で見て50%程度以上を外導体22で覆うようにすれば、誘電体共振素子72A〜72Dの背面側で外部影響を受け難くすることができる。また、電極非形成部が誘電体ブロック21の背面に露出するため、その形状および位置の調整が容易になる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るフィルタ装置を背面側から視た外観斜視図である。第3の実施形態に係るフィルタ装置81は、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の誘電体共振素子82A,82B,82C,82Dを備えている。また、誘電体共振素子82A〜82Dは、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の第2の電極非形成部86を備えている。電極非形成部86は、誘電体ブロック21の背面に設けており、貫通孔24の周囲に間隔を空けて囲むように設け内導体23と外導体22とを分離している。このようにしても、誘電体共振素子82A〜82Dの背面を、面積比で見て50%程度以上を外導体22で覆うようにすることで、誘電体共振素子82A〜82Dの背面側で外部影響を受け難くすることができる。また、電極非形成部が誘電体ブロック21の背面に露出するため、その形状および位置の調整が容易になる。
図8は、本発明の第4の実施形態に係るフィルタ装置を正面側から視た分解斜視図である。第4の実施形態に係るフィルタ装置91は、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の誘電体共振素子92A,92B,92C,92Dを備えている。また、誘電体共振素子92A〜92Dは、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の第1の電極非形成部95を備えている。電極非形成部95は、誘電体ブロック21の正面の一部に設けており、貫通孔24の周囲に間隔を空けずに囲むように設け内導体23と外導体22とを分離している。そして、外導体22の一部は、誘電体ブロック21の正面にも設けている。このようにすると、誘電体共振素子92A〜92Dの正面にも外導体22の一部が設けられるために、誘電体共振素子92A〜92Dの正面側で外部影響を受け難くすることができる。また、シールド部材6の開口部64A,64Bを介してリュータ等を誘電体共振素子92A〜92Dの正面側に挿入し、誘電体共振素子92A〜92Dの正面の外導体22にトリミング作業を施し、外導体22の一部を除去したトリミング痕96を設けることで、特性調整することが可能になる。
図9は、本発明の第5の実施形態に係るフィルタ装置を正面側から視た分解斜視図である。第5の実施形態に係るフィルタ装置101は、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の誘電体共振素子102A,102B,102C,102Dを備えている。また、誘電体共振素子102A〜102Dは、第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、第1の実施形態に係る構成とは異なる構成の第1の電極非形成部105を備えている。電極非形成部105は、誘電体ブロック21の正面の一部に設けており、貫通孔24の周囲に間隔を空けて囲むように設けて、内導体23と外導体22とを分離している。このようにしても、誘電体共振素子102A〜102Dの正面側で外部影響を受け難くすることができる。また、シールド部材6の開口部64A,64Bを介してリュータ等を誘電体共振素子102A〜102Dの正面側に挿入し、誘電体共振素子102A〜102Dの正面で外導体22にトリミング作業を施して、外導体22の一部を除去したトリミング痕106を設けることで、特性調整することが可能になる。
2A,2B,2C,2D…誘電体共振素子
21…誘電体ブロック
22…外導体
23…内導体
24…貫通孔
25,26…電極非形成部
29,96,106…トリミング痕
3A,3B,3C,3D…端子具
31…筒部
32…舌部
4…板状回路素子
41…低誘電率板
42A,42B,42C,42D…天面電極
43A,43B…底面電極
5…基板
51…板部
52A,52B…接続電極
53…接地電極
6…シールド部材
61…正面板
62…天面板
63A,63B…側面板
64A,64B…開口部
Claims (9)
- 第1端面と第2端面と外周面とを有し、前記第1端面と前記第2端面とに開口する貫通孔を設けた誘電体ブロック、
前記外周面を覆う外導体、および、
前記貫通孔の内面を覆う内導体、を有する誘電体共振素子と、
前記誘電体共振素子の前記貫通孔に前記第1端面側から挿入した端子具と、
前記端子具を介して前記誘電体共振素子と電気的に接続した回路素子と、
前記誘電体共振素子および前記回路素子を搭載する基板と、
を備えるフィルタ装置であって、
前記外導体は、前記外周面とともに前記第2端面も覆うように設けており、
前記誘電体共振素子は、
前記第1端面で前記内導体と前記外導体とを分離する第1の電極非形成部と、
前記貫通孔または前記第2端面で前記内導体と前記外導体とを分離する第2の電極非形成部と、
を有し、
前記誘電体共振素子は、前記外周面にトリミング痕を有し、
前記トリミング痕は、前記第1端面と前記第2端面との間の中心位置に重なっている、
フィルタ装置。 - 前記第2の電極非形成部は、少なくとも一部を前記貫通孔に設けている、
請求項1に記載のフィルタ装置。 - 前記誘電体共振素子の前記第1端面を覆うシールド部材を更に備える、
請求項1または請求項2に記載のフィルタ装置。 - 前記シールド部材は、前記誘電体共振素子の第2端面側の端部を露出させる、
請求項3に記載のフィルタ装置。 - 前記誘電体共振素子は、前記第1端面と前記第2端面とのうち、前記第2端面のみにトリミング痕を有している、
請求項4に記載のフィルタ装置。 - 前記シールド部材は、前記誘電体共振素子の第1端面側の端部を露出させる、
請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のフィルタ装置。 - 前記誘電体共振素子は、前記第1端面と前記第2端面とのうち、前記第1端面のみにトリミング痕を有している、
請求項6に記載のフィルタ装置。 - 前記回路素子は、前記端子具と前記基板との間の間隔と略同じ厚みを有し、前記端子具と前記基板とに接する板状回路素子を含む、
請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のフィルタ装置。 - 前記誘電体共振素子は、前記貫通孔および前記内導体が1組のみ設けられている、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のフィルタ装置。
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