JP6089649B2 - 共振器装置および信号処理装置 - Google Patents
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図1(A)は、第1の実施形態に係る共振器装置を示す分解斜視図である。図1(B)は、第1の実施形態に係る共振器装置を示す平面図である。
第1の実施形態に係る共振器装置1は、複数の誘電体同軸共振器2A,2B,2Cと、金属端子3A,3B,3Cと、結合部材4と、PCB基板5とを備えている。
ここでは、誘電体ブロック21の正面には外導体22を設けずに背面に外導体22を設けて、内導体23を、外導体22に対して一端短絡、且つ、一端開放としている。これにより、誘電体同軸共振器2A〜2Cは、1/4波長共振器として構成されている。なお、誘電体ブロック21の正面および背面に外導体22を設けずに、内導体23を外導体22に対して両端開放としてもよい。このようにすれば、誘電体同軸共振器2A〜2Cを1/2波長共振器として構成することができる。
底面電極43A,43Bは、誘電体板41の底面に設けられている。底面電極43Aと天面電極42Aとは、互いの一部領域同士が誘電体板41を介して対向するように設けられている。また、底面電極43Bと天面電極42Bとは、互いの一部領域同士が誘電体板41を介して対向するように設けられている。このため、底面電極43A,43Bと天面電極42A,42Bとは、容量結合している。
そして、実装基板12は、図示しないボルトやナットなどを用いて、筐体13の外装板14に取り付けられている。この状態で、外装板14の突起部15は、共振器装置1の誘電体同軸共振器2A〜2Cの底面に接触するように構成されている。即ち、突起部15は、実装基板12を外装板14に取り付けた状態で、誘電体同軸共振器2A〜2Cの底面に接触するように、その位置と突起高さとが設定されている。したがって、PCB基板5よりも熱伝導率の高い素材であるアルミなどで構成されている突起部15を介した熱伝達により、誘電体同軸共振器2A〜2Cから筐体13への放熱が行われる。
図4は、第2の実施形態に係る共振器装置を示す平面図である。なお、第2の実施形態に係る信号処理装置は、PCB基板の構成を除き、第1の実施形態と同じであり、図3(B)で示した第1の実施形態に係る信号処理装置と同じ断面構造を有している。
このような構成の共振器装置61を、筐体に収容し、筐体の外装板から突起する突起部を誘電体同軸共振器2A〜2Cの底面に接触させれば、本実施形態に係る信号処理装置を構成することができる。
図5(A)は、第3の実施形態に係る共振器装置を示す平面図である。図5(B)は、第3の実施形態に係る信号処理装置の要部構成を示す断面図である。
図6は、第4の実施形態に係る信号処理装置の要部構成を示す断面図である。なお、第4の実施形態に係る共振器装置は、第3の実施形態と同じ構成であり、図5(A)で示した第3の実施形態に係る共振器装置と同じ平面構造を有している。
また、緩衝材82は、導電性を有していても、導電性を有していなくてもよいが、導電性を有している場合には、誘電体同軸共振器におけるアース性能の改善を図ることができる。
図7(A)は、第5の実施形態に係る共振器装置を示す平面図である。図7(B)は、第5の実施形態に係る信号処理装置の要部構成を示す断面図である。
なお、カバー材92に突起部79を接触させるため、カバー材92の厚みの分だけ、突起部79の高さを低減することができる。このことを換言すれば、突起部79の突起高さが、実装基板の厚みよりも薄い場合に、カバー材92を厚み調整用の部材として設けることで、カバー材92と突起部79とを介した、誘電体同軸共振器2A〜2Cから筐体77への放熱を実現することが可能になる。
2A,2B,2C…誘電体同軸共振器
21…誘電体ブロック
22…外導体
23…内導体
24…貫通孔
3A,3B,3C…金属端子
31…筒部
32…舌部
4…結合部材
41…誘電体板
42A,42B,42C…天面電極
43A,43B…底面電極
5,62,72…PCB基板
51,63,73…板部
52A,52B…接続電極
53…接地電極
11,75,81,93…信号処理装置
12,76…実装基板
13,77,95…筐体
14,78…外装板
15,79,94…突起部
64,74…開口部
65…延伸部
82…緩衝材
92…カバー材
Claims (13)
- 周波数回路を筐体に収容している信号処理装置であって、
前記周波数回路の構成素子であり、正面と背面と天面と底面と右側面と左側面とを有する六面体からなり、前記正面と前記背面とに開口する貫通孔が設けられた誘電体ブロックを備え、該誘電体ブロックの前記正面を除く外面に外導体を設け、前記貫通孔に内導体を設けてなる誘電体同軸共振器と、
前記誘電体同軸共振器を天面に搭載している基板と、
前記筐体から筐体の内部空間に突出しており、前記基板よりも高い熱伝導性を有する突起部と、を備え、
前記誘電体同軸共振器の底面の一部領域が、前記基板から露出して前記突起部と接している、信号処理装置。 - 流動性と、前記基板よりも高い熱伝導性と、を有する緩衝材を備え、
前記基板から露出する前記誘電体同軸共振器の底面が、前記緩衝材に覆われている、請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記基板は、天面と底面とに開口する開口部を備え、
前記誘電体同軸共振器の底面の一部領域が、前記開口部から露出する、
請求項1または2に記載の信号処理装置。 - 前記開口部は孔状であり、
前記貫通孔が開口する前記誘電体同軸共振器の正面側端部と背面側端部との間の中央部が、前記開口部から露出する、請求項3に記載の信号処理装置。 - 前記開口部は切欠き状であり、
前記貫通孔が開口する前記誘電体同軸共振器の背面側端部が、前記開口部から露出する、請求項3に記載の信号処理装置。 - 前記誘電体同軸共振器を囲む筒状であり、前記基板よりも高い熱伝導性を有するカバー材を備え、
前記基板から露出する前記誘電体同軸共振器の底面が、前記カバー材に覆われている、請求項1〜5のいずれかに記載の信号処理装置。 - 正面と背面と天面と底面と右側面と左側面とを有する六面体からなり、前記正面と前記背面とに開口する貫通孔が設けられた誘電体ブロックを備え、該誘電体ブロックの前記正面を除く外面に外導体を設け、前記貫通孔に内導体を設けてなる誘電体同軸共振器と、
前記誘電体同軸共振器を天面に搭載している基板と、
前記誘電体同軸共振器および前記基板を内部空間に収容する筐体と、
前記筐体から前記内部空間に突出しており、前記基板よりも高い熱伝導性を有する突起部と、を備え、
前記誘電体同軸共振器の底面の一部領域が、前記基板から露出して前記突起部と接している、共振器装置。 - 正面と背面と天面と底面と右側面と左側面とを有する六面体からなり、前記正面と前記背面とに開口する貫通孔が設けられた誘電体ブロックを備え、該誘電体ブロックの前記正面を除く外面に外導体を設け、前記貫通孔に内導体を設けてなる誘電体同軸共振器と、
前記誘電体同軸共振器を天面に搭載している基板と、
を備え、
前記誘電体同軸共振器の底面の一部領域が、前記基板から露出しており、
流動性と、前記基板よりも高い熱伝導性と、を有する緩衝材を備え、
前記基板から露出する前記誘電体同軸共振器の底面が、前記緩衝材に覆われている、共振器装置。 - 流動性と、前記基板よりも高い熱伝導性と、を有する緩衝材を備え、
前記基板から露出する前記誘電体同軸共振器の底面が、前記緩衝材に覆われている、請求項7に記載の共振器装置。 - 前記基板は、天面と底面とに開口する開口部を備え、
前記誘電体同軸共振器の底面の一部領域が、前記開口部から露出する、
請求項7〜9のいずれかに記載の共振器装置。 - 前記開口部は孔状であり、
前記貫通孔が開口する前記誘電体同軸共振器の正面側端部と背面側端部との間の中央部が、前記開口部から露出する、請求項10に記載の共振器装置。 - 前記開口部は切欠き状であり、
前記貫通孔が開口する前記誘電体同軸共振器の背面側端部が、前記開口部から露出する、請求項10に記載の共振器装置。 - 前記誘電体同軸共振器を囲む筒状であり、前記基板よりも高い熱伝導性を有するカバー材を備え、
前記基板から露出する前記誘電体同軸共振器の底面が、前記カバー材に覆われている、請求項7〜12のいずれかに記載の共振器装置。
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