JP6372412B2 - 半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子の製造方法に関する。
近年、通信機器等の高速化により、高速動作可能な半導体素子が求められている。このような半導体素子の一つとして、例えばヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)が知られている。例えば下記特許文献1には、半絶縁性のGaAs基板上に、n型GaAsコレクタ層と、p型GaAsベース層と、n型InGaP層及びn型AlGaAs層によって構成されるエミッタ層と、を順番に設けたHBTが開示されている。
特開平5−36713号公報
上述のHBTのような半導体素子は、基板上に積層された半導体層を複数回パターニングすることによって形成される。これらのパターニングの位置ずれを抑制するために、金属又は合金製のアライメントマークが用いられることがある。この場合、半導体素子の製造中にアライメントマークを構成する金属原子は半導体層内に拡散することがあり、半導体素子の電気的特性に影響を与えるおそれがある。
本発明は、半導体層内への金属拡散を抑制できる半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る半導体素子形成用基板は、支持基板と、支持基板の主面上に設けられる半導体積層体であって、支持基板側から順に積層される、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層を有する半導体積層体と、第1半導体層、第2半導体層、及び第3半導体層を貫通する第1開口部内に充填される樹脂から構成されるアライメントマークと、を備え、第1半導体層の一部には、第1開口部とは異なる第2開口部が設けられ、第2開口部内に樹脂が充填されてなる。
本発明の他の一側面に係る半導体素子形成用基板の製造方法は、半導体基板上に、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層が順番に積層された半導体積層体を形成する第1工程と、半導体積層体において半導体基板側とは反対側の第1主面上に第1支持基板を接着する第2工程と、半導体基板を半導体積層体から除去する第3工程と、半導体積層体の第1主面に対向する第2主面上に第1エッチングマスクを形成した後、エッチングにより第1半導体層、第2半導体層、及び第3半導体層を貫通する開口部を形成する第4工程と、第1エッチングマスクを除去する第5工程と、第2主面上に第2エッチングマスクを形成した後、エッチングにより開口部を拡張すると共に、第1半導体層の一部を除去して空隙を形成する第6工程と、開口部に樹脂を充填することによって開口部にアライメントマークを形成すると共に、空隙に樹脂を充填する第7工程と、を備える。
本発明の他の一側面に係る半導体素子の製造方法は、上記段落にて説明される半導体素子形成用基板の製造方法と、第2エッチングマスクを除去した後、第2主面に第2支持基板を接着する第8工程と、半導体積層体をエッチングすることにより、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層を成形する第9工程と、コレクタ層上にコレクタ電極を、ベース層上にベース電極を、エミッタ層上にエミッタ電極をそれぞれ形成する第10工程と、アライメントマークと、コレクタ層、ベース層、エミッタ層、空隙内に充填された樹脂、コレクタ電極、ベース電極、及びエミッタ電極を有する半導体素子と、を分断するように第2支持基板を切断する第11工程と、を備え、半導体素子に含まれる樹脂の比誘電率は、コレクタ層の比誘電率よりも小さい。
本発明によれば、半導体層内への金属拡散を抑制できると共に寄生容量を低減できる半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子の製造方法を提供できる。
図1は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を示す断面図である。 図2の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する図である。 図3の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する図である。 図4の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する図である。 図5の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する図である。 図6の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を用いた半導体素子の製造方法を説明するための図である。 図7の(a),(b)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を用いた半導体素子の製造方法を説明するための図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。本願発明の一実施形態は、支持基板と、支持基板の主面上に設けられる半導体積層体であって、支持基板側から順に積層される、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層を有する半導体積層体と、第1半導体層、第2半導体層、及び第3半導体層を貫通する第1開口部内に充填される樹脂から構成されるアライメントマークと、を備え、第1半導体層の一部には、第1開口部とは異なる第2開口部が設けられ、第2開口部内に樹脂が充填されてなる半導体素子形成用基板である。
この半導体素子形成用基板によれば、アライメントマークは、樹脂によって構成されている。これにより、金属又は合金製のアライメントマークを用いた場合と比較して、半導体積層体に直接接する金属は低減するので、第1〜第3半導体層内への金属拡散を抑制できる。加えて、第1半導体層の一部に設けられた第2開口部に樹脂が充填されることにより、半導体素子形成用基板の寄生容量を低減できる。
また、アライメントマークは、支持基板側から前記第3半導体層側に向けて窪んでいる第1凹部を有し、第1凹部は、第1空隙を形成してもよい。上記半導体素子形成用基板の製造時等にアライメントマークを構成する樹脂が熱膨張した場合、当該樹脂は、第1凹部によって形成される第1空隙内に膨張できる。これにより、半導体素子形成用基板の破損を抑制できる。
また、第2開口部内の樹脂は、第1半導体層よりも比誘電率が小さくてもよい。
本願発明の他の一実施形態は、半導体基板上に、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層が順番に積層された半導体積層体を形成する第1工程と、半導体積層体において半導体基板側とは反対側の第1主面上に第1支持基板を接着する第2工程と、半導体基板を半導体積層体から除去する第3工程と、半導体積層体の第1主面に対向する第2主面上に第1エッチングマスクを形成した後、エッチングにより第1半導体層、第2半導体層、及び第3半導体層を貫通する開口部を形成する第4工程と、第1エッチングマスクを除去する第5工程と、第2主面上に第2エッチングマスクを形成した後、エッチングにより開口部を拡張すると共に、第1半導体層の一部を除去して空隙を形成する第6工程と、開口部に樹脂を充填することによって開口部にアライメントマークを形成すると共に、空隙に樹脂を充填する第7工程と、を備える半導体素子形成用基板の製造方法である。
この製造方法によれば、開口部に設けられるアライメントマークを樹脂によって形成できる。これにより、金属又は合金製のアライメントマークを用いた場合と比較して、半導体積層体に直接接する金属は低減するので、第1〜第3半導体層内への金属拡散を抑制できる。加えて、第1半導体層の一部を除去した空隙に樹脂が充填されることにより、半導体素子形成用基板の寄生容量を低減できる。
本願発明の他の一実施形態は、上記段落に記載した半導体素子形成用基板の製造方法と、第2エッチングマスクを除去した後、第2主面に第2支持基板を接着する第8工程と、半導体積層体をエッチングすることにより、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層を成形する第9工程と、コレクタ層上にコレクタ電極を、ベース層上にベース電極を、エミッタ層上にエミッタ電極をそれぞれ形成する第10工程と、アライメントマークと、コレクタ層、ベース層、エミッタ層、空隙内に充填された樹脂、コレクタ電極、ベース電極、及びエミッタ電極を有する半導体素子と、を分断するように第2支持基板を切断する第11工程と、を備え、半導体素子に含まれる樹脂の比誘電率は、コレクタ層の比誘電率よりも小さい、半導体素子の製造方法である。
この製造方法によれば、アライメントマークを樹脂により形成できる。これにより、金属又は合金製のアライメントマークを用いた場合と比較して、半導体積層体に直接接する金属は低減するので、第1〜第3半導体層内への金属拡散を抑制できる。加えて、上記製造方法によって製造された半導体素子は、コレクタ層よりも小さい比誘電率を有する樹脂を有しているので、該半導体素子の寄生容量を低減できる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を示す断面図である。図1に示されるように、本実施形態の半導体素子形成用基板1は、支持基板(第2の支持基板)2と、支持基板2の主面2a上に設けられる金属層3と、金属層3上に設けられる半導体積層体4と、半導体積層体4を貫通する開口部(第1開口部)4a内に設けられるアライメントマーク5と、半導体積層体4の一部が除去された領域に充填される領域6と、を有する。
支持基板2は、高い熱伝導性を有する基板であり、例えばAlN基板(窒化アルミニウム基板)、Si基板(シリコン基板)、SiC基板(炭化ケイ素基板)又はダイヤモンド基板等である。支持基板2の厚さは、例えば20μm〜200μmである。支持基板2の熱伝導率は、例えばInP基板(インジウムリン基板)の熱伝導率よりも高いことが好ましい。支持基板2の熱伝導率は、例えば100W/(m・K)以上2000W/(m・K)以下である。また、支持基板2の熱膨張率は、例えば1〜5ppm/℃程度である。
金属層3は、支持基板2と半導体積層体4との間に設けられると共に、支持基板2と半導体積層体4とを互いに接合するための層である。金属層3は、例えばタングステン、モリブデン及びタンタルの内少なくとも1つを含む金属又は合金から構成される。金属層3の厚さは、10nm〜60nmである。金属層3の厚さが10nm以上である場合、半導体積層体4が支持基板2から剥離することを抑制できる。金属層3の厚さが60nm以下である場合、半導体積層体4の熱が支持基板2に十分に伝達される。金属層3の厚さは、50nm以下であることが好ましく、45nm以下であることがより好ましく、40nm以下であることがさらに好ましい。
金属層3は、互いに積層される第1金属層11及び第2金属層12を有する。第1金属層11及び第2金属層12は、互いに同一の材料から構成されてもよいし、互いに異なる材料から構成されてもよい。半導体積層体4の積層方向(以下、単に積層方向とする)において、アライメントマーク5と重なる第1金属層11と第2金属層12との間には、空隙(第3空隙)13が設けられている。同様に、積層方向において領域6と重なる第1金属層11と第2金属層12との間には、空隙14が設けられている。これらの空隙13,14には空気が充填されてもよいし、該空隙13,14は、真空状態であってもよい。
半導体積層体4は、例えばIII−V族化合物半導体によって構成される。半導体積層体4は、支持基板2側から順に積層される、半導体層21〜25を有する。例えば、半導体素子形成用基板1によってHBTが形成される場合、半導体層(第1半導体層)21,22はコレクタとして機能し、半導体層(第2半導体層)23はベースとして機能し、半導体層(第3半導体層)24,25はエミッタとして機能する。
半導体層21は、金属層3に接している層であり、例えばn型のInP層である。半導体層21の厚さは、例えば300nmである。半導体層21内のSi(シリコン)の濃度は、例えば2×1019atoms/cm程度である。半導体層21を形成するInPの比誘電率は12.4であり、InPの熱膨張率は4.5ppm/℃である。
半導体層22は、半導体層21の一部の領域に接しており、例えばn型のInP層とn型のInAlGaAs層との積層体である。n型のInP層は半導体層21側に位置し、n型のInAlGaAs層は半導体層23側に位置している。InP層の厚さは、例えば200nmであり、InAlGaAs層の厚さは、例えば50nmである。半導体層22におけるInP層内のSiの濃度は、例えば3×1016atoms/cm程度である。半導体層22におけるInAlGaAs層内のSiの濃度は、例えば1×1017atoms/cm程度である。
半導体層23は、半導体層22に接しており、例えばp型のInGaAs層である。半導体層23の厚さは、例えば400nmである。半導体層23内のC(炭素)の濃度は、例えば5×1019atoms/cm程度である。
半導体層24は、半導体層23の一部の領域に接しており、例えばn型のInP層である。半導体層24の厚さは、例えば150nmである。半導体層24内のSiの濃度は、例えば2×1018atoms/cm程度である。
半導体層25は、半導体層24に接しており、例えばn型のInGaAs層である。半導体層25の厚さは、例えば250nmである。半導体層25内のSiの濃度は、例えば2×1019atoms/cm程度である。
アライメントマーク5は、例えば支持基板2の端部に一又は複数設けられており、半導体積層体4の半導体層21〜25を貫通する上記開口部4a内に充填された樹脂から構成されている。この樹脂は絶縁性を有している。また、この樹脂の比誘電率は、少なくとも半導体層21の比誘電率(すなわち、InPの比誘電率)よりも小さくなっており、例えば2〜6である。上記樹脂の比誘電率は、半導体層21〜25の比誘電率よりも小さいことが好ましい。本実施形態では、上記樹脂として、例えば比誘電率が2.6であるベンゾシクロブテン(BCB)を用いる。なお、上記ベンゾシクロブテンの比誘電率は、半導体層21〜25の比誘電率よりも小さく、その熱膨張率は、52ppm/℃である。
アライメントマーク5は、積層方向において、支持基板2側から半導体層25側に向けて窪んでいる凹部(第1凹部)5aを有している。この凹部5aは空隙(第1空隙)を形成しており、該空隙が形成されていることにより上述した空隙13が形成される。また、アライメントマーク5の支持基板2と反対側の露出部5bは、半導体層25の表面に接している。アライメントマーク5の中間部5cは、積層方向において半導体層23及び半導体層25に挟まれている。
領域6は、半導体積層体4における半導体層21,22の一部が除去されることによって形成される開口部(第2開口部)26に充填された樹脂から構成されている。領域6を構成する樹脂は、アライメントマーク5を構成する樹脂と同一である。この樹脂である領域6は、支持基板2側から半導体層25側に向けて窪んでいる凹部6aを有している。この凹部6aは空隙を形成しており、該空隙が形成されていることにより上述した空隙14が形成される。
次に、図2〜図5を用いながら本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する。図2の(a)〜(c)、図3の(a)〜(c)、図4の(a)〜(c)、及び図5の(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板の製造方法を説明する図である。
まず、図2の(a)に示されるように、第1ステップとして、保護層32、半導体積層体4、保護層33、接着層34、及び支持基板(第1支持基板)35が順に積層された半導体基板31を準備する。第1ステップでは、まず、半導体基板31上に保護層32、半導体積層体4、保護層33を形成する。そして、該保護層33上に設けられた金属層と、支持基板35上に設けられた金属層とを互いに接着させて接着層34を形成する。これにより、半導体積層体4において半導体基板31と反対側の第1主面4b上の保護層33に、接着層34を介して支持基板35を接着する。上記金属層同士の接着は、例えば原子拡散接合によって行われる。
半導体基板31は、例えばIII−V族化合物半導体によって構成される。半導体基板31は、例えばInP基板である。保護層32は、半導体積層体4の半導体層21に対してエッチング選択性が高い半導体層である。保護層32は、例えば200nm程度のInGaAs層である。保護層32は、エピタキシャル成長法によって形成される。同様に、半導体積層体4に含まれる半導体層21〜25は、例えばエピタキシャル成長法によって形成される。
保護層33は、半導体積層体4の半導体層25に対してエッチング選択性が高い半導体層33aと、半導体層33aに対してエッチング選択性が高い半導体層33bとが順に積層された積層体である。半導体層33aは、例えば200nm程度のInP層である。半導体層33bは、例えば200nm程度のInGaAs層である。半導体層33a,33bは、エピタキシャル成長法によってそれぞれ形成される。接着層34はタングステン層等であり、例えばスパッタリングで成長される。
次に、図2の(b)に示されるように、第2ステップとして、半導体基板31を半導体積層体4から除去する。例えば、ドライエッチング又はウェットエッチングにより半導体基板31を除去する。そして、保護層32を半導体積層体4から除去する。
次に、図2の(c)に示されるように、第3ステップとして、露出した半導体積層体4の第1主面4bに対向する第2主面4c上に、パターニングされた第1エッチングマスク36を形成する。この第1エッチングマスク36は、例えばシリコン化合物(SiN層又はSiOx層等)であり、開口部36aを有する。この開口部36aによって、第2主面4cの一部が露出する。
次に、図3の(a)に示されるように、第4ステップとして、第1エッチングマスク36を用いて半導体積層体4の一部をエッチングする。具体的には、開口部36aによって露出する半導体積層体4の半導体層21〜25をウェットエッチングすることにより、該半導体層21〜25を貫通する開口部4aを形成する。半導体層21〜25のウェットエッチングは、例えば複数のエッチャントを用いて行われる。ウェットエッチングの時間を調整することにより、開口部4aの最大幅は、第1エッチングマスク36に設けられる開口部36aの幅よりも大きくなっている。ウェットエッチングの時間は、例えば数分から数十分であってよい。
次に、第5ステップとして、まず第1エッチングマスク36を種々のエッチングによって除去した後、図3の(b)に示されるように、第2主面4c上に、パターニングされた第2エッチングマスク37を形成する。この第2エッチングマスク37は、積層方向において開口部4aに重ならない開口部37aと、積層方向において開口部4aに重なる開口部37bとを有する。この第5ステップでは、第2エッチングマスク37を形成する前に、開口部4aを例えば樹脂によって充填することにより、平坦な第2エッチングマスク37を形成可能である。この場合、開口部4aに充填された樹脂は、第2エッチングマスク37に開口部37bが形成された後、該開口部37bを介した種々のエッチングにより除去される。
次に、図3の(c)に示されるように、第6ステップとして、第2エッチングマスク37を用いて半導体積層体4の一部を除去する。具体的には、開口部37aによって露出する半導体積層体4の半導体層21,22の一部をエッチングすることにより、空隙を構成する開口部26を形成する。より具体的には、半導体層21を構成するInP、及び半導体層22を構成するn型のInP層を、濃度を調整した塩酸を用いてウェットエッチングすることにより、半導体積層体4に開口部26を形成する。また、開口部26の形成と同時に、開口部37bを介したエッチングにより開口部4aを拡張すると共に半導体層33aの一部を除去する。具体的には、半導体層21であるInP層、半導体層22であるn型のInP層、半導体層24であるn型のInP層、及び半導体層33aであるInP層を、上記塩酸を用いてウェットエッチングすることにより、開口部4aの一部を拡張すると共に半導体層33aの一部を除去する。
次に、図4の(a)に示されるように、第7ステップとして、第2エッチングマスク37上に樹脂層39を形成すると共に、開口部4a及び半導体積層体4の開口部26によって形成される空隙内に樹脂を充填する。例えば、塗布法又はインクジェット法等によって樹脂層39を形成すると共に、開口部4a及び開口部26に樹脂を充填する。
次に、図4の(b)に示されるように、第8ステップとして、樹脂層39を除去する。例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing)によって樹脂層39を除去する。これにより、少なくとも開口部4a及び開口部26に充填された樹脂は残存し、本実施形態のアライメントマーク5及び領域6を形成する。また、アライメントマーク5及び領域6を形成する樹脂の露出面と、第2エッチングマスク37の表面とは、略面一になる。なお、樹脂の上記露出面はディッシングによって窪んでもよい。
次に、図4の(c)に示されるように、第9ステップとして、アライメントマーク5の樹脂の一部、及び領域6である樹脂の一部を除去することにより、アライメントマーク5に凹部5aを形成すると共に領域6に凹部6aを形成する。具体的には、第2エッチングマスク37を用いて樹脂の一部をドライエッチングすることにより、凹部5a,6aを形成する。このドライエッチングは、例えばCFガス及びOガスを用いた反応性イオンエッチングであり、凹部5a,6aの窪みが少なくとも第2主面4cよりも支持基板35側に到達するまで行われる。例えば、CFガスの流量を10sccm、Oガスの流量を5sccm、圧力を20Pa、及び100Wの条件下で上記反応性イオンエッチングを行う。
次に、図5の(a)に示されるように、第10ステップとして、第2エッチングマスク37を除去する。例えば、種々のエッチングによって第2エッチングマスク37を除去する。
次に、図5の(b)に示されるように、第11ステップとして、その主面2aに第1金属層11が設けられた支持基板(第2支持基板)2を準備する。また、半導体積層体4の第2主面4c上、アライメントマーク5の露出面上、及び領域6の露出面上に、第2金属層12を形成する。
次に、図5の(c)に示されるように、第12ステップとして、半導体積層体4の第2主面4c上に支持基板2を接着する。具体的には、第1金属層11と第2金属層12とを互いに接着させることにより金属層3を形成することにより、支持基板2を半導体積層体4の第2主面4c上に接着する。第1金属層11と第2金属層12との接着は、例えば原子拡散接合によって行われる。ここで、積層方向から見てアライメントマーク5の凹部5aに重なる第1金属層11と第2金属層12とは互いに接着せず、空隙13を形成すると共に、領域6の凹部6aに重なる第1金属層11と第2金属層12とは互いに接着せず、空隙14を形成する。次に、支持基板35を半導体積層体4から除去する。例えば、ドライエッチング又はウェットエッチングにより支持基板35を除去する。そして、接着層34及び保護層33を除去する。以上により、半導体素子形成用基板1が完成する(図2を参照)。
以上に説明した、本実施形態に係る製造方法によって形成された半導体素子形成用基板1のアライメントマーク5は、樹脂によって構成されている。これにより、金属又は合金製のアライメントマークを用いた場合と比較して、半導体積層体4に直接接する金属は低減するので、半導体層21〜25への金属拡散を抑制できる。加えて、半導体層21,22の一部に設けられた開口部26に樹脂が充填されることにより、半導体素子形成用基板1の寄生容量を低減できる。
また、アライメントマーク5は、支持基板2側から半導体層25側に向けて窪んでいる凹部5aを有し、凹部5aは、空隙を形成してもよい。半導体素子形成用基板1の製造時等にアライメントマーク5を構成する樹脂が熱膨張した場合、当該樹脂は、凹部5aによって形成される空隙内に膨張できる。これにより、半導体素子形成用基板1の破損を抑制できる。
また、開口部26内の樹脂は、半導体層21よりも比誘電率が小さくてもよい。
また、上記開口部26に充填された樹脂である領域6は、支持基板2側から半導体層25側に向けて窪んでいる凹部6aを有し、凹部6aには、空隙が形成されていてもよい。上記半導体素子形成用基板1の製造時等に上記樹脂が熱膨張した場合、当該樹脂は、凹部6aによって形成される空隙内に膨張することができる。これにより、半導体素子形成用基板1の破損を抑制できる。
また、半導体素子形成用基板1は、半導体積層体4と支持基板2との間に設けられると共に、半導体積層体4と支持基板2とを互いに接合する金属層3をさらに備えてもよい。この場合、半導体積層体4内で発生した熱は、支持基板2と半導体積層体4とに接する金属層3を介して支持基板2に良好に放出される。
また、金属層3は、互いに積層する第1金属層11及び第2金属層12を有し、積層方向においてアライメントマーク5と重なる第1金属層11と第2金属層12との間には、空隙13が設けられてもよい。この場合、半導体素子形成用基板1の加熱時等に発生する熱応力を緩和できる。
次に、図6及び図7を用いながら、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を用いて形成される半導体素子(HBT)の製造方法の一例を説明する。図6の(a)〜(c)及び図7の(a),(b)は、本実施形態に係る半導体素子形成用基板を用いた半導体素子の製造方法を説明するための図である。
第21ステップとして、半導体素子形成用基板1の半導体積層体4の一部を除去する。第21ステップでは、まず、図6の(a)に示されるように、半導体層25をパターニングすることにより、エミッタコンタクト層51を形成する。例えば、ウェットエッチングにより、エミッタコンタクト層51を形成する。次に、少なくともエミッタコンタクト層51と、アライメントマーク5とを覆う第3エッチングマスク41を形成した後、半導体層23,24をウェットエッチングする。これにより、領域6上にエミッタ層52及びベース層53を形成する。また、上記第21ステップにより、ベース層53に対して外側に形成される領域6が露出するまで半導体層22をエッチングする。上記第21ステップにおいては、アライメントマーク5を用いて半導体層22〜25のエッチングを行うと共に、第3エッチングマスク41を所定の位置に形成する。
次に、第22ステップとして、図6の(b)に示されるように、半導体層21,22及び金属層3をそれぞれパターニングすることによって、サブコレクタ層54a及びメインコレクタ層54bを含むコレクタ層54と、ベース層53と、エミッタ層52と、エミッタコンタクト層51とを有するメサ構造の半導体積層体50を形成する。この半導体積層体50は、アライメントマーク5と分離すると共に領域6を含むように設けられる。なお、上記パターニングの際、アライメントマーク5及び領域6はエッチングマスクによって覆うので、アライメントマーク5及び領域6の形状等は変化しない。次に、半導体積層体50のエミッタコンタクト層51上にエミッタ電極として機能する電極55を、ベース層53上にベース電極として機能する電極56を、サブコレクタ層54a上にコレクタ電極として機能する電極57をそれぞれ形成する。これにより、HBTである半導体素子100を形成する。半導体素子100を形成後、アライメントマーク5及び半導体素子100を覆う絶縁膜58を形成する。絶縁膜58は、例えば窒化シリコン膜である。上記第22ステップにおいては、アライメントマーク5を用いて半導体層21,22及び金属層3のエッチングを行うと共に、電極55〜57を所定の位置に形成する。
次に、図6の(c)に示されるように、第23ステップとして、層間膜59a,59bと、電極55に接続される配線60、及び電極57に接続される配線61とを形成する。層間膜59a,59bは、平坦化膜と呼称してもよく、例えばポリイミド等の樹脂によって形成される層である。また、配線60,61は、金属又は合金を含む導電材料から構成される。なお、図6の(c)には示されていないが、電極56に接続される配線も第23ステップにて形成される。
次に、図7の(a)に示されるように、第24ステップとして、絶縁膜58の一部及び層間膜59a,59bを除去することによって、支持基板2の主面2aの一部を露出する溝Gを形成する。例えば、種々のエッチングにより絶縁膜58及び層間膜59a,59bを除去して溝Gを形成する。溝Gは、積層方向から見て例えば格子状に形成されている。該溝Gによって露出する領域は、後述するダイシングソーが通過する領域である。
次に、図7の(b)に示されるように、第25ステップとして、支持基板2の薄膜化を行った後、該支持基板2の主面2aに対向する面2b上に、半導体素子100の裏面電極として機能する導電層62を形成する。導電層62の形成後、支持基板2上に形成された溝Gに沿って支持基板2を切断し、アライメントマーク5と半導体素子100とを分断する。例えば、ダイシングソーを用いて支持基板2を切断する。
以上に説明した、本実施形態に係る半導体素子形成用基板1を用いて形成された半導体素子100には領域6が設けられている。この領域6である樹脂は、少なくとも半導体層21の比誘電率よりも小さくなっている。これにより、半導体素子100に含まれる半導体積層体50の一部の領域が、その比誘電率よりも小さい樹脂に置換されるので、該半導体素子100の寄生容量を低減できる。
本発明による半導体素子形成用基板、半導体素子形成用基板の製造方法、及び半導体素子形成用基板を用いて形成される半導体素子の製造方法は、上述した実施形態及び変形例に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態に係る半導体素子100は、HBTに限らず、例えば高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)等であってもよい。
また、上記実施形態及び変形例において、可能な範囲で互いに組み合わせてもよい。例えば、半導体積層体4内に埋め込まれる領域6は、半導体層21のみに設けられてもよい。また、上記領域に樹脂が充填されず、半導体素子100のサブコレクタ層54aには空隙が形成されてもよい。
また、上記実施形態及び変形例において、半導体積層体4にはエッチストップ層が含まれていてもよい。例えば、当該エッチストップ層は、半導体積層体4における半導体層21と半導体層22との間に含まれており、半導体層22に対するエッチング選択性が非常に低いものとする。この場合、エッチストップ層は、半導体層22の過剰エッチングを抑制でき、半導体素子の特性変化を抑制できる。例えば、エッチストップ層としてInGaAsが用いられる。このエッチストップ層は、例えばリン酸及び過酸化水素水の混合液を水で希釈した液体をエッチャントとしてエッチングされる。
1…半導体素子形成用基板、2…支持基板、2a…主面、3…金属層、4…半導体積層体、4a…開口部、5…アライメントマーク、5a…凹部、6…領域、6a…凹部、11…第1金属層、12…第2金属層、13,14…空隙、21〜25…半導体層、26…開口部、31…半導体基板、35…支持基板、36…第1エッチングマスク、37…第2エッチングマスク、51…エミッタコンタクト層、52…エミッタ層、53…ベース層、54…コレクタ層、54a…サブコレクタ層、54b…メインコレクタ層、55〜57…電極、100…半導体素子、G…溝。

Claims (5)

  1. 支持基板と、
    前記支持基板の主面上に設けられる半導体積層体であって、前記支持基板側から順に積層される、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層を有する半導体積層体と、
    前記第1半導体層、前記第2半導体層、及び前記第3半導体層を貫通する第1開口部内に充填される樹脂から構成されるアライメントマークと、を備え、
    前記第1半導体層の一部には、前記第1開口部とは異なる第2開口部が設けられ、前記第2開口部内に樹脂が充填されてなる、半導体素子形成用基板。
  2. 前記アライメントマークは、前記支持基板側から前記第3半導体層側に向けて窪んでいる第1凹部を有し、
    前記第1凹部は、第1空隙を形成している、請求項1に記載の半導体素子形成用基板。
  3. 前記第2開口部内の前記樹脂は、前記第1半導体層よりも比誘電率が小さい、請求項1又は2に記載の半導体素子形成用基板。
  4. 半導体基板上に、コレクタとして機能する第1半導体層、ベースとして機能する第2半導体層、及びエミッタとして機能する第3半導体層が順番に積層された半導体積層体を形成する第1工程と、
    前記半導体積層体において前記半導体基板側とは反対側の第1主面上に第1支持基板を接着する第2工程と、
    前記半導体基板を前記半導体積層体から除去する第3工程と、
    前記半導体積層体の前記第1主面に対向する第2主面上に第1エッチングマスクを形成した後、エッチングにより前記第1半導体層、前記第2半導体層、及び前記第3半導体層を貫通する開口部を形成する第4工程と、
    前記第1エッチングマスクを除去する第5工程と、
    前記第2主面上に第2エッチングマスクを形成した後、エッチングにより前記開口部を拡張すると共に、前記第1半導体層の一部を除去して空隙を形成する第6工程と、
    前記開口部に樹脂を充填することによって前記開口部にアライメントマークを形成すると共に、前記空隙に前記樹脂を充填する第7工程と、
    を備える半導体素子形成用基板の製造方法。
  5. 請求項4に記載の半導体素子形成用基板の製造方法と、
    前記第2エッチングマスクを除去した後、前記第2主面に第2支持基板を接着する第8工程と、
    前記半導体積層体をエッチングすることにより、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層を成形する第9工程と、
    前記コレクタ層上にコレクタ電極を、前記ベース層上にベース電極を、前記エミッタ層上にエミッタ電極をそれぞれ形成する第10工程と、
    前記アライメントマークと、前記コレクタ層、前記ベース層、前記エミッタ層、前記空隙内に充填された前記樹脂、前記コレクタ電極、前記ベース電極、及び前記エミッタ電極を有する半導体素子と、を分断するように前記第2支持基板を切断する第11工程と、
    を備え、
    前記半導体素子に含まれる前記樹脂の比誘電率は、前記コレクタ層の比誘電率よりも小さい、
    半導体素子の製造方法。
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