JP5667109B2 - ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、コレクタ層,ベース層,エミッタ層からなる素子部を備えるヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法に関するものである。
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Heterojunction Bipolar Transistor)の高速化を図るためには、HBT素子の充放電時間を短縮させることが必須であり、このためには、HBT素子の動作電流を増加させることが効果的である。しかしながら、動作電流を増加させると、HBT素子内で消費される電力も増加することになり、この結果、自己発熱によって素子温度も上昇してしまう。
素子温度の上昇は、HBT素子内での電子輸送特性の劣化を招き、HBT素子の電子走行時間の増大を招くため、高電流注入による高速化の効果を打ち消してしまう。さらに、素子温度の上昇は、HBT素子の動作寿命を短縮させてしまうという深刻な問題も発生させる。従って、動作電流を増加させる場合は、同時に、HBT素子の放熱が円滑に行われるように配慮する必要がある。
HBT素子で発生する熱は、HBT素子に接続された配線やHBT素子直下の基板を通じて散逸される。特に、基板を通じての放熱が重要であり、放熱対策として熱伝導率の高い基板を用いることが有効とされている。例えば、比較的熱伝導率が高いSi基板上に、InP系HBTの層構造をエピタキシャル成長させる試みが報告されている。しかしながら、異種基板上にHBT層構造を結晶成長すると、格子定数や熱膨張係数などが異なるために転位や欠陥が発生し、十分な結晶品質が得られないという問題が生じる。
このため、基板とエピタキシャル層との間にバッファ層を形成し、転移や欠陥などをバッファ層内に封じ込める工夫が施されている(非特許文献1参照)。このバッファ層については、基板やエピタキシャル層の材料に応じてどのような材料を選択するか、あるいは、どのような条件で成長を実施するかということが課題となり、これまで、各研究機関から様々な試みが報告されている。
図6は、従来のHBTの一例を示した構成図である(非特許文献1参照)。このHBTは、放熱性に優れたSi基板601の上に形成されている。Si基板601の上には、比較的薄いGaAsと比較的厚いInPからなるバッファ層602が形成されており、バッファ層602の上には、高濃度のn型不純物が添加されたInGaAsからなるサブコレクタ層603が形成されている。また、サブコレクタ層603の上には、比較的厚いInPと比較的薄いInGaAsからなる複合コレクタ層604、高濃度のp型不純物が添加されたInGaAsからなるベース層605、低濃度のn型不純物が添加されたInPからなるエミッタ層606が形成されている。
また、エミッタ層606の上には、高濃度のn型不純物が添加されたInGaAsからなるキャップ層607を介してエミッタ電極608が形成され、エミッタ層606の周囲のベース層605の上にベース電極609が形成され、コレクタ層604の周囲のサブコレクタ層603の上にコレクタ電極610が形成されている。
HBTを構成するコレクタ,ベース,エミッタなどの各化合物半導体層(GaAs,InP,InGaAsから形成される層)は、有機金属化学気相堆積(MOCVD:Metal-Organic Chemical Vapor Deposition)法によって結晶成長されている。この例においては、十分な電流利得を実現するために、5μm程度の厚さを有するバッファ層602が用いられている。
T. Makimoto, K. Kurishima, T. Kobayashi and T. Ishibashi, "InP/InGaAs Double Heterojunction Bipolar Transistors Grown on Si", Japanese Journal of Applied Physics, vol.30, no.12B, pp.3815-3817, 1991.
上述したように、熱伝導率が高い異種基板上にHBT層構造をエピタキシャル成長させる場合、あらかじめバッファ層を形成して基板からの転位や欠陥を低減させた後に、HBT層構造をエピタキシャル成長させる必要がある。このとき、より良質な結晶品質を得るためには、バッファ層を厚く堆積する必要がある。また、バッファ層には、HBTエピタキシャル層と同様な半導体材料を用いる必要が生じる。このため、バッファ層自体の熱伝導率は、基板よりも小さくなってしまう。この結果、HBT素子から基板への放熱が、バッファ層の存在によってある程度弱まってしまう。
このように、上述した技術では、良質な結晶品質を得ることと、高い放熱性を得ることとを両立させることができず、熱伝導率の高い異種基板を最大限に有効活用できないという本質的な課題がある。また、一般に、異種基板上にエピタキシャル成長を実施する場合は、基板とエピタキシャル層の結晶構造が似通っていることが必要とされる。従って、この手法においては、利用できる基板材料に対して大きな制約が生じてしまうという問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、放熱のための基板材料に制約を生じさせることなく、ヘテロ接合バイポーラトランジスタに、高い放熱性が得られるとともに良質な結晶品質が得られるようにすることを目的とする。
本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタは、放熱基板と、放熱基板の上に形成された第1金属パターン層と、第1金属パターン層の上に形成された第2金属パターン層と、第2金属パターン層の上に接して形成された第3金属パターン層と、第3金属パターン層の上に形成された第4金属パターン層と、第4金属パターン層の上に形成された化合物半導体からなるコレクタ層と、コレクタ層の上に形成された化合物半導体からなるベース層と、ベース層の上に形成されたベース層とは異なる化合物半導体からなるエミッタ層とを少なくとも備え、第2金属パターン層および第3金属パターン層は、第1金属パターン層および第4金属パターン層に対して選択的にエッチングできる材料から構成され、第2金属パターン層に第3金属パターン層が接合されて形成されている。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、第1金属パターン層の下の放熱基板に埋め込まれた第5金属層を備えるようにしてもよい。なお、第1金属パターン層および第4金属パターン層は、WおよびMoの少なくとも1つから構成され、第2金属パターン層および第金属パターン層は、Au,Cu,Auを主成分とする合金,Cuを主成分とする合金より選択された材料から構成されていればよい。
また、本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法は、化合物半導体からなる成長基板の上にエミッタ層となる化合物半導体からなるエミッタ形成層を形成する工程と、エミッタ形成層とは異なる化合物半導体からなるベース層となるベース形成層をエミッタ形成層の上に形成する工程と、ベース形成層の上にコレクタ層となる化合物半導体からなるコレクタ形成層を形成する工程と、コレクタ形成層の上に第1金属層を形成する工程と、第1金属層の上に第2金属層を形成する工程と、放熱基板の上に第3金属層を形成する工程と、第3金属層の上に第4金属層を形成する工程と、成長基板と放熱基板とを第2金属層と第4金属層とを接合することで貼り合わせる工程と、成長基板を除去する工程と、コレクタ形成層,ベース形成層,およびエミッタ形成層をパターニングして、第1金属層の上にコレクタ層,ベース層,およびエミッタ層からなる素子部を形成する工程と、第3金属層,第4金属層,第2金属層,および第1金属層をパターニングして、第1金属パターン層,第2金属パターン層,第3金属パターン層,および第4金属パターン層がこの順に積層された金属積層構造を形成する工程とを少なくとも備え、第4金属層および第2金属層は、第3金属層および第1金属層に対して選択的にエッチングできる材料から構成し、金属積層構造の形成では、第1金属層をパターニングして第4金属パターン層を形成した後で、第3金属層および第4金属パターン層に対して第4金属層および第2金属層が選択的にエッチングされるエッチング方法により第2金属層および第4金属層をパターニングして第3金属パターン層および第2金属パターン層を形成し、第3金属パターン層および第2金属パターン層を形成した後で、第3金属層をパターニングして第1金属パターン層を形成する。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、放熱基板に埋め込まれた第5金属層を形成する工程を備え、第3金属層は、第5金属層が埋め込まれている領域を含んで放熱基板の上に形成し、素子部は、第5金属層が形成されている領域の上に形成するようにしてもよい。なお、第3金属層および第1金属層は、WおよびMoの少なくとも1つから構成し、第4金属層および第2金属層は、Au,Cu,Auを主成分とする合金,Cuを主成分とする合金より選択された材料から構成すればよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、放熱のための基板材料に制約を生じさせることなく、ヘテロ接合バイポーラトランジスタに、高い放熱性が得られるとともに良質な結晶品質が得られるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す構成図である。 図2Aは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Bは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Cは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Dは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Eは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Fは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Gは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Hは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Iは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Jは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Kは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図2Lは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1における他のヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す構成図である。 図4は、本発明の実施の形態2におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す構成図である。 図5Aは、本発明の実施の形態2におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図5Bは、本発明の実施の形態2におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。 図6は、従来のHBTの一例を示した構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)の構成を示す構成図である。図1では、HBTの断面を模式的に示している。
このHBTは、放熱基板101と、放熱基板101の上に形成された第1金属パターン層102と、第1金属パターン層102の上に形成された第2金属パターン層103と、第2金属パターン層103の上に接して形成された第3金属パターン層104と、第3金属パターン層104の上に形成された第4金属パターン層105とを備える。各金属パターン層により、金属積層構造体120が構成されている。
ここで、第2金属パターン層103および第3金属パターン層104は、第1金属パターン層102および第4金属パターン層105に対して選択的にエッチングできる材料から構成されていることが重要である。また、第2金属パターン層103に第3金属パターン層104が接合されて形成されている。例えば、よく知られたウエハ貼り合わせ技術により、第2金属パターン層103に第3金属パターン層104が接合されている。
また、実施の形態1におけるHBTは、第4金属パターン層105の上に形成された化合物半導体からなるコレクタ層107と、コレクタ層107の上に形成された化合物半導体からなるベース層108と、ベース層108の上に形成されたベース層108とは異なる化合物半導体からなるエミッタ層109とを少なくとも備える。これらで素子部130が構成されている。なお、コレクタ層107は、サブコレクタ層106の上に形成され、エミッタ層109の上には、キャップ層110が形成されている。
また、キャップ層110の上には、エミッタ電極111が形成され、エミッタ層109の周囲のベース層108の上にベース電極112が形成され、コレクタ層107の周囲のサブコレクタ層106の上にコレクタ電極113が形成されている。このように、放熱基板101の上に、金属積層構造体120を介して素子部130が形成されているところが特徴である。
放熱基板101は、例えば、Si基板であればよい。また、第1金属パターン層102および第4金属パターン層105は、主にタングステン(W)から構成されていればよい。第1金属パターン層102および第4金属パターン層105は、モリブデン(Mo)から構成されていてもよい。なお、第4金属パターン層105は、第3金属パターン層104の側のW層と、素子部130の側のMo層との2層構造としてもよい。一方、第2金属パターン層103および第3金属パターン層104は、例えば、Auから構成されていればよい。また、第2金属パターン層103および第3金属パターン層104は、Cuから構成されていてもよく、Auを主成分とする合金またはCuを主成分とする合金より構成されていてもよい。
サブコレクタ層106は、高濃度にn型不純物が導入されたInGaAs(n+−InGaAs)から構成されている。コレクタ層107は、例えば、2層構造の複合コレクタ構造とされ、サブコレクタ層106の側の比較的厚いInP層と、InP層の上に積層された比較的薄いInGaAs層とから構成されている。ベース層108は、高濃度にp型不純物が導入されたInGaAs(p+−InGaAs)から構成されている。エミッタ層109は、低濃度にn型不純物が導入されたInP(n-−InP)から構成されている。キャップ層110は、高濃度にn型不純物が導入されたInGaAs(n+−InGaAs)から構成されている。
次に、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法について、図2A〜図2Lを用いて説明する。図2A〜図2Lは、本発明の実施の形態1におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。図2A〜図2Lでは、断面を模式的に示している。
まず、図2Aに示すように、化合物半導体であるInPからなる成長基板201の上に、InGaAsからなる第1エッチング停止層202,InPからなる第2エッチング停止層203,n+−InGaAs層204,n-−InPからなるエミッタ形成層205,p+−InGaAsからなるベース形成層206,比較的薄いInGaAs層と比較的厚いInP層とからなるコレクタ形成層207と、n+−InGaAs層208とを、順次に結晶成長して形成する。n+−InGaAs層204は、キャップ層110となる。n+−InGaAs層208は、サブコレクタ層106となる。これらは、例えば、MOCVD法や分子線エピタキシー(MBE:Molecular Beam Epitaxy)法を用いて堆積することで形成すればよい。各化合物半導体の層は、InPの上にエピタキシャル成長しているため、転位や欠陥などの発生が抑制された良質な状態で形成されている。
次に、図2Bに示すように、n+−InGaAs層208の上に、第1金属層209を形成し、第1金属層209の上に第2金属層210を形成する。例えば、第1金属層209は、下層がMo層、上層がW層から構成されていればよい。例えば、電子ビーム蒸着法によりMo層を形成し、引き続いてスパッタ法によりW層を形成すればよい。このように、化合物半導体層の側にMo層を配置することで、W層を直接形成する場合より、低いコンタクト抵抗が得られる。また、Mo層は、化合物半導体層に対して損傷を与えることが少ない、電子ビーム蒸着法を用いることが可能である。また、第2金属層210は、Auから構成されていればよく、スパッタ法により形成すればよい。ここで、Wは、Auに対して理想的なエッチング停止層やエッチングマスクの材料として用いることができる。
一方、図2Cに示すように、シリコンからなる放熱基板101の上に第3金属層221を形成し、第3金属層221の上に第4金属層222を形成する。例えば、スパッタ法によりWを堆積して第3金属層221を形成すればよい。また、スパッタ法によりAuを堆積して第4金属層222を形成すればよい。
次に、図2Dに示すように、成長基板201と放熱基板101とを、第2金属層210と第4金属層222とを接合することで貼り合わせる。例えば、表面活性化接合法や原子拡散接合法などのウエハ貼り合わせ技術を用い、第2金属層210と第4金属層222とを接合すればよい。実施の形態1では、第2金属層210および第4金属層222は、ともにAuから構成されており、容易に接合させることができる。
次に、成長基板201を除去する。例えば、石英などから構成されたサポート基板に放熱基板101を貼り付け、この状態で、成長基板201を研磨して薄くする。次いで、塩酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングにより、残っている成長基板201を除去して第1エッチング停止層202を露出させる。このウエットエッチングでは、InGaAsからなる第1エッチング停止層202は、ほとんどエッチングされない。次いで、第1エッチング停止層202をクエン酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングにより除去し、第2エッチング停止層203を露出させる。InPからなる第2エッチング停止層203は、クエン酸系のエッチング液ではほとんどエッチングされない。
この後、塩酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングにより、第2エッチング停止層203を除去する。上述したように、塩酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングでは、InGaAsはほとんどエッチングされないので、n+−InGaAs層204に対して、第2エッチング停止層203を選択的にエッチング除去できる。このように、第1エッチング停止層202および第2エッチング停止層203を設けておくことで、成長基板201の除去工程におけるn+−InGaAs層204への影響を最小限に抑制できるようになる。
以上のことにより、図2Eに示すように、放熱基板101の上に、第3金属層221,第4金属層222,第2金属層210,および第1金属層209が積層され、第1金属層209の上に、n+−InGaAs層208,コレクタ形成層207,ベース形成層206,エミッタ形成層205,およびn+−InGaAs層204が積層された状態が得られる。
次に、コレクタ形成層207,ベース形成層206,およびエミッタ形成層205をパターニングし、図2F,図2Gに示すように、第1金属層209の上にコレクタ層107,ベース層108,およびエミッタ層109からなる素子部130を形成する。
例えば、まず、n+−InGaAs層204の上に、エミッタ電極111を形成する。例えば、公知のリソグラフィ技術により、エミッタ電極形成部に開口部を有するレジストパターンを形成する。次いで、レジストパターンの上に、蒸着法などにより金属材料を堆積して金属層を形成する。この後、レジストパターンを除去(リフトオフ)すれば、エミッタ電極111が形成できる。次に、形成したエミッタ電極111をマスクとして、n+−InGaAs層204およびエミッタ形成層205を選択的にエッチングしてパターニングすることで、図2Fに示すように、キャップ層110およびエミッタ層109を形成すればよい。
以上のようにして、キャップ層110およびエミッタ層109を形成した後、エミッタ層109の周囲のベース形成層206の上に、ベース電極112を形成する。ベース電極112は、前述したエミッタ電極111と同様に形成すればよい。次いで、公知のリソグラフィ技術により、ベース電極112の形成領域を含むベース・コレクタ形成領域を覆うレジストパターンを形成する。次いで、形成したレジストパターンをマスクとし、ベース形成層206およびコレクタ形成層207を選択的にエッチング除去してパターニングすることで、図2Fに示すように、ベース層108およびコレクタ層107を形成すればよい。
次に、コレクタ層107の周囲のn+−InGaAs層208の上にコレクタ電極113を形成する。コレクタ電極113も、前述したエミッタ電極111と同様に形成すればよい。次いで、公知のリソグラフィ技術により、コレクタ電極113の形成領域を含むサブコレクタ形成領域を覆うレジストパターンを形成する。次いで、形成したレジストパターンをマスクとし、n+−InGaAs層208を選択的にエッチング除去してパターニングすることで、図2Gに示すように、サブコレクタ層106を形成すればよい。サブコレクタ層106の形成により、素子部130の周囲の第1金属層209が露出した状態となる。
次に、図2Hに示すように、素子部130を覆う保護層211を第1金属層209の上に形成する。例えば、まず、第1金属層209の全域にベンゾシクロブテン(Benzocyclobuten)をスピン塗布して塗布膜を形成する。次いで、素子部130を含む領域を覆うレジストパターンを塗布膜の上に形成する。次いで、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)法を用いて塗布膜をエッチング除去し、この後、レジストパターンを除去すれば、保護層211が形成できる。なお、保護層211は、加熱により熱硬化させておいてもよい。
次に、図2Iに示すように、保護層211を含めた第1金属層209の上に、Wからなる金属マスク層212を形成する。例えば、スパッタ法によりWを堆積することで、金属マスク層212が形成できる。保護層211が形成されているので、金属マスク層212が素子部130に接触することがない。
次に、保護層211を含む所定の領域を覆うレジストパターンを金属マスク層212の上に形成し、レジストパターンをマスクとして金属マスク層212および第1金属層209を選択的に除去する。例えば、エッチングガスとしてSF6を用いた反応性イオンエッチングにより上記選択除去を行えばよい。SF6を用いることで、Auに対してWおよびMoを選択的にエッチング除去できる。このエッチングによれば、Auからなる第2金属層210は、エッチングされずにエッチング停止層として機能する。この後、上記レジストパターンを除去すれば、図2Jに示すように、第4金属パターン層105が形成される。
次に、金属マスク層212および第4金属パターン層105をマスクとして第2金属層210および第4金属層222を選択的に除去する。例えば、エッチングガスとしてArおよびO2を用いた反応性イオンエッチングにより行えばよい。これにより、Wに対してAuを選択的にエッチング除去でき、図2Kに示すように、第2金属パターン層103および第3金属パターン層104が形成され、これらの層の形成領域以外の第3金属層221が露出する。このエッチングでは、Wからなる第3金属層221はエッチングされずにエッチング停止層として機能する。
次いで、エッチングガスとしてSF6を用いた反応性イオンエッチングを行うことで、金属マスク層212を除去するとともに、上述したように露出している第3金属層221を除去することで、図2Lに示すように、第2金属パターン層103の下の放熱基板101の上に第1金属パターン層102が形成される。以上のことにより、第3金属層221,第4金属層222,第2金属層210,および第1金属層209がパターニングされ、第1金属パターン層102,第2金属パターン層103,第3金属パターン層104,および第4金属パターン層105がこの順に積層された金属積層構造体120が形成される。なお、保護層211は、素子部130の保護のために除去せずに用いることができる。
以上に説明したように、実施の形態1によれば、自己発熱が生じる素子部の各化合物半導体層が、熱伝導率が高い金属を介して放熱基板に接続されているため、素子内で発生する熱を効果的に基板へと散逸させることが可能である。また、実施の形態1によれば、素子部となる化合物半導体の層をエピタキシャル成長させる成長基板と、放熱基板とを個別に用意し、これらを貼り合わせるようにしているため、本質的に、HBTの各化合物半導体層の結晶品質が、放熱基板によって影響されることはない。このため、放熱のための基板材料に制約を生じさせることなく様々な放熱基板を用いることが可能となる。このように、実施の形態1によれば、放熱性に優れて,かつ、良好な電気特性を有するHBTを実現することが可能である。
さらに、実施の形態1によれば、Wからなる第1金属パターン層となる第3金属層およびWからなる第4金属パターン層となる第1金属層が、Auからなる第2金属パターン層および第3金属パターン層となる第4金属層および第2金属層に対し、各々、エッチングマスクあるいはエッチング停止層として用いることができるため、微細なメサ形状を精度良く加工することができる。加えて、Wからなる第1金属パターン層は、第2金属パターン層,第3金属パターン層を構成するAuが、放熱基板に移動・拡散することを防ぐ機能を果たすことができる。同様に、Wからなる第4金属パターン層は、第3金属パターン層および第2金属パターン層を構成するAuが、HBTの素子部の側に移動・拡散することを防ぐ機能を果たすことになる。
ところで、HBTの素子部は、第4金属パターン層の上に形成されている。従って、図3に示すように、第1金属パターン層102,第2金属パターン層103,第3金属パターン層104,第4金属パターン層105からなる金属積層構造体120を、サブコレクタ層306に接続するコレクタ電極として用いてもよい。この構成では、サブコレクタ層306のコレクタ層107側の上面にコレクタ電極を形成する必要がない。このため、サブコレクタ層306は、ベース層108およびコレクタ層107と同じ形状にパターン形成すればよい。なお、このHBTの他の構成は、図1を用いて説明したHBTと同様である。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)の構成を示す構成図である。図4では、HBTの断面を模式的に示している。
このHBTは、放熱基板101と、放熱基板101の上に形成された第1金属パターン層102と、第1金属パターン層102の上に形成された第2金属パターン層103と、第2金属パターン層103の上に接して形成された第3金属パターン層104と、第3金属パターン層104の上に形成された第4金属パターン層105とを備える。各金属パターン層により、金属積層構造体120が構成されている。
また、実施の形態2におけるHBTは、第4金属パターン層105の上に形成された化合物半導体からなるコレクタ層107と、コレクタ層107の上に形成された化合物半導体からなるベース層108と、ベース層108の上に形成されたベース層108とは異なる化合物半導体からなるエミッタ層109とを少なくとも備える。これらで素子部130が構成されている。なお、コレクタ層107は、サブコレクタ層106の上に形成され、エミッタ層109の上には、キャップ層110が形成されている。
また、キャップ層110の上には、エミッタ電極111が形成され、エミッタ層109の周囲のベース層108の上にベース電極112が形成され、コレクタ層107の周囲のサブコレクタ層106の上にコレクタ電極113が形成されている。これらの構成は、前述した実施の形態1と同様である。
実施の形態2では、第1金属パターン層102の下の放熱基板101に埋め込まれた第5金属層401を備えるようにした。第5金属層401は、放熱基板101に形成された凹部内にバリア層402を介して形成されている。第5金属層401は、例えば、Cuから構成されていればよい。また、バリア層402は、SiNから構成すればよい。バリア層402は、Wから構成してもよい
次に、本発明の実施の形態2におけるHBTの製造方法について、図5Aおよび図5Bを用いて説明する。図5Aおよび図5Bは、本発明の実施の形態2におけるHBTの製造方法を説明するための各工程における状態を示す構成図である。図5Aおよび図5Bでは、断面を模式的に示している。
まず、図5Aに示すように、放熱基板101に凹部501を形成し、形成した凹部501の側壁および底面にバリア層402を形成する。例えば、公知のリソグラフィ技術により形成したマスクパターンをマスクとし、反応性イオンエッチングにより選択的に放熱基板101をエッチングすることで、凹部501が形成できる。また、化学的気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)によりSiNを堆積することで、バリア層402が形成できる。スパッタ法でWを堆積することで、バリア層402を形成してもよい。
次に、例えばめっき法によりCuのめっき膜を、凹部501を充填して形成した後、化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により、めっき膜および堆積膜を平坦化除去し、凹部501以外の放熱基板101の平坦部を露出させることで、第5金属層401が形成できる。ここで、バリア層402は、第5金属層401を構成する金属が、放熱基板101に移動・拡散することを防いでいる。
次に、図5Bに示すように、第5金属層401が形成された放熱基板101の上に、第3金属層221を形成し、第3金属層221の上に第4金属層222を形成する。例えば、スパッタ法によりWを堆積して第3金属層221を形成すればよい。また、スパッタ法によりAuを堆積して第4金属層222を形成すればよい。
一方で、前述した実施の形態1と同様に、図2Bに示すように成長基板201の上に各化合物半導体層をエピタキシャル成長させておく。この後、前述した実施の形態1と同様に、成長基板201と放熱基板101とを、第2金属層210と第4金属層222とを接合することで貼り合わせる。次いで、前述した実施の形態1と同様に、成長基板201,第1エッチング停止層202,第2エッチング停止層203を除去し、素子部130を形成し、金属積層構造体120を形成すればよい。ここで、第5金属層401との相対的な位置関係が既知の位置合わせマークを放熱基板101に設けておけば、位置合わせマークを用いることで、第5金属層401の形成位置に併せて素子部130を形成することができる。
上述した実施の形態2によれば、放熱基板内に第5金属層が埋め込まれているために、HBTの素子部で発生した熱を、第5金属層を通じて放熱基板の奥深くまで、より効率的に輸送させることが可能となる。この結果、高電流注入によって発生する自己発熱の影響を最小限に抑制することが可能となる。また、実施の形態2においても、第5金属層を埋め込んだ放熱基板と、素子部となる化合物半導体の層をエピタキシャル成長させる成長基板とを貼り合わせている。従って、本質的に、HBTの各化合物半導体層の結晶品質が、放熱基板によって影響されることはない。このため、放熱のための基板材料に制約を生じさせることなく様々な放熱基板を用いることが可能となる。このように、実施の形態2においても、放熱性に優れて,かつ、良好な電気特性を有するHBTを実現することが可能である。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述した実施の形態では、放熱基板とHBTエピタキシャル層の間に金属層が挿入されている場合について説明したが、熱伝導率の良い材料であり、かつ、本発明の特徴と同様の性質を有するものであれば、特に金属に限るものではない。また、上述した実施の形態では、超高速集積回路を実現する上で有望なnpn形InP/InGaAs系HBTについて詳細に述べたが、同様な効果は、他の様々な電子デバイスに対しても有効である。
101…放熱基板、102…第1金属パターン層、103…第2金属パターン層、104…第3金属パターン層、105…第4金属パターン層、106…サブコレクタ層、107…コレクタ層、108…ベース層、109…エミッタ層、110…キャップ層、111…エミッタ電極、112…ベース電極、113…コレクタ電極、120…金属積層構造体、130…素子部。

Claims (6)

  1. 化合物半導体からなる成長基板の上にエミッタ層となる化合物半導体からなるエミッタ形成層を形成する工程と、
    前記エミッタ形成層とは異なる化合物半導体からなるベース層となるベース形成層を前記エミッタ形成層の上に形成する工程と、
    前記ベース形成層の上にコレクタ層となる化合物半導体からなるコレクタ形成層を形成する工程と、
    前記コレクタ形成層の上に第1金属層を形成する工程と、
    前記第1金属層の上に第2金属層を形成する工程と、
    放熱基板の上に第3金属層を形成する工程と、
    前記第3金属層の上に第4金属層を形成する工程と、
    前記成長基板と前記放熱基板とを前記第2金属層と前記第4金属層とを接合することで貼り合わせる工程と、
    前記成長基板を除去する工程と、
    前記コレクタ形成層,前記ベース形成層,および前記エミッタ形成層をパターニングして、前記第1金属層の上にコレクタ層,ベース層,およびエミッタ層からなる素子部を形成する工程と、
    前記第3金属層,前記第4金属層,前記第2金属層,および前記第1金属層をパターニングして、第1金属パターン層,第2金属パターン層,第3金属パターン層,および第4金属パターン層がこの順に積層された金属積層構造を形成する工程と
    を少なくとも備え、
    前記第4金属層および前記第2金属層は、前記第3金属層および前記第1金属層に対して選択的にエッチングできる材料から構成し、
    前記金属積層構造の形成では、
    前記第1金属層をパターニングして前記第4金属パターン層を形成した後で、前記第3金属層および前記第4金属パターン層に対して前記第4金属層および前記第2金属層が選択的にエッチングされるエッチング方法により前記第2金属層および前記第4金属層をパターニングして前記第3金属パターン層および前記第2金属パターン層を形成し、前記第3金属パターン層および前記第2金属パターン層を形成した後で、前記第3金属層をパターニングして前記第1金属パターン層を形成する
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  2. 請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記放熱基板に埋め込まれた第5金属層を形成する工程を備え、
    前記第3金属層は、前記第5金属層が埋め込まれている領域を含んで前記放熱基板の上に形成し、
    前記素子部は、前記第5金属層が形成されている領域の上に形成する
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  3. 請求項1または2記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記第3金属層および前記第1金属層は、WおよびMoの少なくとも1つから構成し、
    前記第4金属層および前記第2金属層は、Au,Cu,Auを主成分とする合金,Cuを主成分とする合金より選択された材料から構成する
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  4. 放熱基板と、
    前記放熱基板の上に形成された第1金属パターン層と、
    前記第1金属パターン層の上に形成された第2金属パターン層と、
    前記第2金属パターン層の上に接して形成された第3金属パターン層と、
    前記第3金属パターン層の上に形成された第4金属パターン層と、
    前記第4金属パターン層の上に形成された化合物半導体からなるコレクタ層と、
    前記コレクタ層の上に形成された化合物半導体からなるベース層と、
    前記ベース層の上に形成された前記ベース層とは異なる化合物半導体からなるエミッタ層と
    を少なくとも備え、
    前記第2金属パターン層および前記第3金属パターン層は、前記第1金属パターン層および前記第4金属パターン層に対して選択的にエッチングできる材料から構成され、
    前記第2金属パターン層に前記第3金属パターン層が接合されて形成されている
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  5. 請求項4記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、
    前記第1金属パターン層の下の前記放熱基板に埋め込まれた第5金属層を備えることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  6. 請求項4または5記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、
    前記第1金属パターン層および前記第4金属パターン層は、WおよびMoの少なくとも1つから構成され、
    前記第2金属パターン層および前記第金属パターン層は、Au,Cu,Auを主成分とする合金,Cuを主成分とする合金より選択された材料から構成されている
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
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