JP6372064B2 - 印刷装置、印刷システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置におけるプリントの実行順序に関し、特に印刷の割込制御の技術に関する。
印刷装置には、ユーザが急ぎで印刷を行いたい場合、実行中のジョブに割り込ませて印刷を行う割り込み印刷機能がある。
ユーザがこの割り込み印刷を実行する場合、実行中のジョブの緊急度を無視して割り込みをしてしまうため、他のユーザが投入した実行中のジョブの緊急度が高い場合であっても、割り込みプリントが実行される。
そのため、実行中のジョブの完了が遅くなり、実行中のジョブを投入したユーザが印刷装置の前で待たされてしまうといったことが懸念される。
ここで言うジョブの緊急度とは、ジョブを投入したユーザと印刷装置との距離に強い相関があると考え、実行待ちのユーザと印刷装置が離れているということは、実行待ちのユーザが想像しているよりもジョブの緊急度が低いとみなし、逆に距離が近いということは、緊急度が高いとみなすことが想定される。
そこで、ユーザと複合機との距離が近いほどジョブの実行順序の優先順位を上げることで、ユーザと印刷装置との距離が一番近いユーザのジョブをジョブリストの先頭に入れ替えることで、印刷装置に近いユーザのジョブが優先的に出力される状態になる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-227795
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ユーザがジョブを投入し、ユーザと印刷装置との距離が一番近いと判断された際でも、印刷装置で時間のかかるジョブが既に実行中である場合は、印刷装置との距離が一番近いユーザが印刷装置の前で待たされてしまうといった課題がある。
そこで、本発明では、印刷の割り込みを容易に行うことで、効率よく印刷処理を行うことができる、印刷装置、印刷システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1の発明は、印刷の割り込みを制御する印刷装置であって、ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする印刷装置。
上記目的を達成するための第2の発明は、通信機器と印刷装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記印刷装置は、ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、を備え、前記通信機器は、前記印刷装置に対してユーザにかかる情報を送信する送信手段、を備え、前記表示手段は、前記送信手段により送信されるユーザにかかる情報に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする。
上記目的を達成するための第3の発明は、印刷の割り込みを制御する印刷装置の制御方法であって、前記印刷装置は、ユーザの印刷ジョブを受付ける受付ステップと、前記受付ステップで受付けた印刷ジョブを実行する実行ステップと、前記受付ステップによって受付けた印刷ジョブを表示する表示ステップと、を実行し、前記表示ステップは、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行ステップで実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを実行することを特徴とする。
上記目的を達成するための第4の発明は、印刷装置のコンピュータを、ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、して機能させ、前記表示手段は、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示するものとして機能させるためのプログラムである。
上記目的を達成するための第5の発明は、通信機器と印刷装置とがネットワークを介して接続された印刷システムの制御方法であって、前記印刷装置は、ユーザの印刷ジョブを受付ける受付ステップと、前記受付ステップで受付けた印刷ジョブを実行する実行ステップと、前記受付ステップによって受付けた印刷ジョブを表示する表示ステップと、を実行し、前記通信機器は、前記印刷装置に対してユーザにかかる情報を送信する送信ステップ、を実行し、前記表示ステップは、前記送信ステップにより送信されるユーザにかかる情報に基づき、前記実行ステップで実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを実行することを特徴とする。
本発明に依れば、印刷の割り込みを容易に行うことで、効率よく印刷処理を行うことを可能とする。
本発明の実施形態にかかる印刷システムの概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態にかかる複合機のハードウェア構成を示す構成図である。 本発明の実施形態にかかる操作部の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態において、ジョブを投入したユーザが複合機の近くにいるか否かを判定する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態において、ジョブを投入したユーザが複合機の近くにいるか否かを判定する処理を示すフローチャートである。 本発明に実施形態にかかる印刷システムにおいて実行される処理で用いられる印刷ジョブテーブルの構成を示す構成図である。 本発明に実施形態にかかる印刷システムにおいて実行される処理で用いられるモバイル機器リストの構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、ジョブ状況確認画面の構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、ジョブ状況確認画面の構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、割り込み印刷ジョブの投入時におけるモバイル機器の認証処理を示すフローチャートである。 本発明に実施形態において、モバイル機器のアプリケーション起動時の処理を示すフローチャートである。 本発明に実施形態において、ユーザID登録画面の構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、ユーザID登録画面の構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、モバイル機器の認証アプリケーションが終了した時の処理を示すフローチャートである。 本発明に実施形態にかかる印刷システムにおいて実行される処理で用いられる印刷ジョブテーブルの構成を示す構成図である。 本発明に実施形態において、ジョブ状況確認画面の構成を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の割り込み印刷の実行順序を制御する印刷システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、印刷機能を備えた複合機101は、ローカルエリアネットワーク(LAN)102を介して、1又は複数のPC端末103と接続される。
また、複合機101は、内蔵している無線LANユニット104を使用して1又は複数のモバイル機器105と無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)106を介して接続されるシステム構成となっている。
複合機101は、PDL(Page Description Language)機能を有するので、LAN102上に接続されているPC端末103から指示されたPDL画像を受信して印刷することが可能である。
また、複合機101は、無線LANユニット104を内蔵しており、無線LAN106を介してモバイル機器105と相互にデータの送受信を行う。
この複合機101とモバイル機器105との無線通信は、モバイル機器105と複合機101との無線電波強度から2点の距離を算出し、複合機101により近いモバイル機器105を判定するために使用する。
次に、図2を用いて、図1に示した複合機101を制御するコントローラユニットのハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した複合機101のコントローラユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、216はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部214や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部212と接続する一方、LAN(例えば、図1に示した無線LAN106)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット216において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。
202はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
203はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。
204はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
207は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(キーボード)208とのインタフェース部である。また、操作部I/F207は、操作部208から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU201に伝える役割をする。
205はネットワークインタフェース(Network
I/F)で、無線LAN106に接続し、データの入出力を行う。206はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。尚、無線LANユニット104については、ネットワークインタフェース205を含む構成を示している。
218は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394、プリンタポート、RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ219が外部I/F218に接続されている。
そして、CPU201は、この外部I/F218を介してカードリーダ219による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス209上に配置される。
220はイメージバスインタフェース(IMAGE
BUS I/F)であり、システムバス209と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス215は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス215上には以下のデバイスが配置される。
210はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。211はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部212とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、213はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ部214とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
217は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部217は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部214は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部208から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ部214に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿
画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部212は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。なお、プリンタ部212には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部208は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F207を介してCPU201に伝える。また、操作部208は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部は、プリンタによって表示性能がことなり、タッチパネルを介して操作をできるプリンタ、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけのプリンタによって本発明は構成されている。
ここで、操作部208のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。
また、操作部208のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部208のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ219は、CPU201からの制御により、携帯端末内に備えられたICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F218を介してCPU201へ通知する。
以上のような構成によって、複合機101は、スキャナ部214から読み込んだ画像データを無線LAN106上に送信したり、無線LAN106から受信した印刷データをプリンタ部212により印刷出力することができる。
また、スキャナ部214から読み込んだ画像データをモデム206により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部212により出力することできる。
図3は、図2に示す操作部208の構成を示す構成図である。
LCD表示部301は、LCD上にタッチパネルシートが貼られた構造となっており、複合機101の操作画面を表示するとともに、該画面に表示されたキーが押されるとその位置情報をコントローラユニット216のCPU201に伝える。
スタートキー302は、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いられる。スタートキー302の中央部には、緑と赤の2色LED306が設けられ、その色によってスタートキー302が使える状態にあるか否かを示す。
ストップキー303は、稼働中の動作を止めるときに操作され、IDキー304は、使用者のユーザIDを入力する時に用いられ、リセットキー305は、操作部208からの設定を初期化する時に用いられる。
以下では、複合機101に割り込みジョブが投入された場合、複合機101の近くにいるユーザの印刷ジョブを優先させるための仕組みについて図を用いて説明をする。
まずは、複合機101とモバイル機器105において、ジョブを投入したユーザが複合機101の近くにいるか否かを判定する処理について、図4及び図5に示すフローチャートを用いて説明する。尚、複合機101のCPU201の制御の下、処理が実行される。
ステップS100では、PC端末103から送信されたユーザを識別するためのユーザIDを含む印刷ジョブ(以下、割り込み印刷ジョブ)を受付け、図6に示す印刷ジョブテーブルに登録される。
印刷ジョブテーブルは、受付けた印刷ジョブと、印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザIDと、を対応させて記憶することが可能であり、当該印刷ジョブの実行を完了すると、印刷ジョブテーブルから削除される。
ステップS101では、既に印刷ジョブが実行中(以下、実行中印刷ジョブ)であるか否かを判定し、実行中でないと判定した場合、ステップS115へ処理を進め、実行中であると判定した場合、ステップS102へ処理を進める。
ステップS102以後では、ステップS100で受付けた割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザと、既に実行中印刷ジョブを投入したユーザと、について、どちらのユーザが複合機101に近いかを判定して印刷の実行順序を制御するため、以下の処理を行っていく。
複合機101に投入される印刷ジョブには、図6に示すように、印刷ジョブを投入したユーザを識別できる情報としてユーザIDが付随しているが、ステップS102では、実行中印刷ジョブと割り込み印刷ジョブに対して、それぞれ付随しているユーザIDを取得する。
そして、ステップS103では、現在、複合機101と接続可能なモバイル機器105のリスト(以下、モバイル機器リスト)を取得する。
このモバイル機器リストは、図7に示すように、モバイル機器105を所有しているユーザを識別するためのユーザID、モバイル機器105が固有に備えたユニークなIDを示すモバイル機器ID、複合機101に対するモバイル機器105の距離を示すモバイル機器距離、及びモバイル機器105の距離を最後に検出した時刻を示す最終検出時間を含む構成を備える。
このモバイル機器リストは、ユーザIDとモバイル機器IDは予めデータを登録させておき、複合機101で、モバイル機器105からの接続要求があったタイミングで、モバイル機器105から送信されるモバイル機器IDに対応させて、モバイル機器105の距離及び最終検出時間を登録する。
尚、通常の運用では、1人のユーザが1つのモバイル機器105を所有するため、ユーザIDとモバイル機器IDとは1対1の関係にある。
ステップS104からステップS114間の処理は、割り込み印刷ジョブと実行中印刷ジョブとを投入したユーザのモバイル機器を特定する処理を行っている。
この特定処理は、複合機101と無線LAN106に接続されているモバイル機器リストに登録されているモバイル機器の個数分繰り返して行うが、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザと、実行中印刷ジョブとを投入したユーザと、のモバイル機器105の両方が特定できた場合は、この繰り返し処理を抜ける(ステップS104)。
まず、ステップS105では、複合機101からモバイル機器105に対して、認証情報を送信する。
この認証情報には、モバイル機器105にインストールされているアプリケーションの中から認証アプリケーションに対して通信する情報と、割り込み印刷ジョブや実行中印刷ジョブに付随しているユーザIDが含まれる。
ステップS106では、モバイル機器105からの認証情報に対する応答の有無を判断し、ステップS105において送信した認証情報に対して、モバイル機器105からユーザID及び自身に備えたモバイル機器IDの返信がなければ、ステップS107へ処理を進め、モバイル機器105からユーザID及び自身に備えたモバイル機器IDの返信があれば、ステップS108へ処理を進める。
ステップS107では、認証情報を送信してから、所定時間経過したか否かを判定し、所定時間経過したいと判定した場合は、ステップS104へ処理を進め、所定時間経過したと判定しない場合、ステップS106へ処理を進める。
尚、本ステップでは、モバイル機器105に認証アプリケーションがインストールされていない場合、モバイル機器105は、ユーザIDを受信することができないため、モバイル機器105からの応答の有無を判断することができなくなる。
そのため、応答がないと十分判断される時間を設定し、制限時間まで応答がなければ待機を続け、制限時間外であれば応答がないとして処理をステップS104まで戻す。
ステップS108では、応答があったモバイル機器105からユーザID及び自身に備えたモバイル機器IDを取得し、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザであるか否かの判定を行い、もし割り込み印刷ジョブのユーザIDが一致していれば、ステップS109へ処理を進め、一致しなければ、ステップS112へ処理を進める。
ステップS109では、一致したモバイル機器105のモバイル機器IDを取得して保持し、ステップS110では、一致したモバイル機器105の距離情報や現在の時間をモバイル機器リストへ登録する。
ステップS112では、実行中印刷ジョブを投入したユーザであるか否かの判定を行い、もし実行中印刷ジョブのユーザIDが一致していれば、ステップS113へ処理を進め、一致しなければ、ステップS104へ処理を進める。
ステップS113では、一致したモバイル機器105のモバイル機器IDを取得して保持し、ステップS114では、一致したモバイル機器105の距離情報や現在の時間をモバイル機器リストへ登録する。
ステップS115では、ステップS100において受付けた割り込み印刷ジョブを実行し、本処理を終了する。
次に、モバイル機器105が特定できなかった場合の処理を行う。
ステップS116では、無線LAN106を介して接続されているモバイル機器105の中に、割り込み印刷ジョブを投入したユーザのモバイル機器105に対して通信可能か否かを判定し、通信可能と判定した場合、ステップS118へ処理を進め、通信可能と判定しない場合、ステップS117へ処理を進める。
ステップS117では、割り込み印刷ジョブを割り込み印刷キューに格納する。印刷ジョブを投入したユーザのモバイル機器105が特定できなかった場合は、複合機101の近くにいるユーザがどこにいるか特定できないため、本システムに則った割り込み印刷を行うことができない。そのため、割り込み印刷ジョブを割り込み印刷キューに格納し、処理を終了させる。
ステップS118では、ステップS116と同様に、実行中印刷ジョブを投入したユーザのモバイル機器105に対して通信可能か否かを判定し、通信可能と判定した場合は、ステップS119へ処理を進め、通信不可と判定した場合は、ステップS117へ処理を進める。
ステップS119では、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザのモバイル機器105と複合機101との距離を無線電波の強度を用いて算出し(距離Aとする)、モバイル機器リストへ距離情報と現在の時間とを登録する。
ステップS120では、ステップS119と同様に、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザのモバイル機器105と複合機101との距離を無線電波の強度を用いて算出し(距離Bとする)、モバイル機器リストへ距離情報と現在の時間とを登録する。
ステップS121では、ステップS119で算出した距離Aと、ステップS120で算出した距離Bとを比較して、距離Aよりも距離Bの方がい場合、つまり、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザの方が、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザよりも、複合機101に近い場合、ステップS122へ処理を進め、距離Aよりも距離Bの方がい場合、つまり、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザの方が、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザよりも、複合機101に近い場合、ステップS123へ処理を進める。
ステップS122では、割り込み印刷ジョブを実行する。
尚、複合機101のジョブ状況を確認するためのジョブ状況確認画面を図8に示す。ジョブ状況確認画面は、割り込み印刷ジョブの割り込みを許可する前では、図示するように、実行中印刷ジョブの次に実行されるように順序付けられる。
しかしながら、本ステップで、ステップS122で、実況中印刷ジョブが存在した場合でも、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザの方が、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザよりも、複合機101に近い場合、割り込み印刷ジョブを優先的に実行させるため、図9に示すように、印刷ジョブの実行順序が変更される。
図示するように、実行中印刷ジョブの実行を一時停止し、割り込み印刷ジョブを割り込ませて実行する。
本システムでは、割り込み印刷ジョブの印刷維持を行ったユーザが、一度でも実行中印刷ジョブのユーザよりも近くなれば、割り込みを行う仕組みとなっている。
これは、この2つの印刷ジョブの実行・中断を繰り返すことによって、印刷ジョブの終了が全体的に遅くなることや、排紙トレイが1つの場合に、2つの印刷ジョブが交互に印刷出力された際に印刷物がどちらのものであるかの判別がつかなくなることを考慮しているためである。
図10は、割り込み印刷ジョブの投入時におけるモバイル機器の認証処理を示すフローチャートを示している。
ステップS201では、モバイル機器105では、まず印刷ジョブのユーザを特定するための認証を行うため、認証アプリケーションが起動しているかどうかの判定を行い、起動していると判定した場合は、処理をステップS202へ進め、起動していると判定しない場合は、処理を終了する。
ステップS202では、複合機101から認証情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合は、ステップS203へ処理を進め、受信したと判定しない場合は、ステップS201へ処理を進める。
ステップS203では、複合機101において、印刷ジョブを投入したユーザのモバイル機器105の特定を行うため、モバイル機器105のユーザIDを複合機101に送信する。
ユーザIDを送信した後は、また次の割り込みプリントジョブが投入されるまで待機するため、ステップS201の処理まで戻る。
モバイル機器105には、図10に示すように複合機101に投入されている印刷ジョブのユーザを識別するため、認証アプリケーションをインストールしておく。図11ではモバイル機器のアプリケーション起動時の処理を示すフローチャートを表している。
まず、ステップS301では、モバイル機器105の電源が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS302へ処理を進める。
ステップS302では、まず認証アプリケーションを起動し、起動後、認証アプリケーションにユーザIDが登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS303へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、ステップS304へ処理を進める。
ステップS303では、ユーザIDが登録されていない場合、初回時の起動であるとして、ユーザIDの登録を行うために認証アプリケーションをフォアグラウンドで起動する。
一方、ステップS304では、ユーザIDが登録されていれば、認証アプリケーションをバックグラウンドで起動する。バックグラウンドで起動を行うのは、認証時には、モバイル機器105での操作の必要がないためである。
ステップS305では、ユーザIDの登録を行うため、ユーザID登録画面(図12参照)を表示する。
ユーザID登録画面は、ユーザIDとしての文字列を入力するためのユーザID入力欄401、ユーザID入力欄401へユーザIDを入力後、当該ユーザIDの登録を行う際に押下するためのOKボタン402を備えている。
ステップS306では、OKボタン402が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS307へ処理を進める。
ステップS307では、ユーザID入力欄401へ入力されたユーザIDを取得して登録を行う。
ステップS308では、ユーザID登録完了画面(図13参照)を表示し、ユーザID登録完了画面には、ユーザIDの登録が完了した旨が表示される。
ステップS309では、ユーザID登録完了画面のOKボタン501が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS310へ処理を進める。
ステップS310では、認証アプリーションをバックグラウンド起動に移行し、複合機101との通信が行える状態にする。
図14には、モバイル機器の認証アプリケーションが終了した時の処理を示すフローチャート示している。
ステップS401では、モバイル機器105に電源が入っている状態から電源ボタンが押下されたか否かの判定を行い、押下されたと判定した場合は、ステップS402へ処理を進め、ステップS402では、認証アプリケーション等を終了し、電源をOFFとする。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、ステップS121の判定を行う際に、距離Aよりも距離Bの方がい場合、つまり、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザの方が、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザよりも、複合機101に近い場合、割り込み印刷ジョブを実行する態様を示したが、これに限らず、第2の実施形態では、距離Aと距離Bとの差が所定距離離れた場合、割り込み印刷ジョブを実行する態様をとる。
この場合、ステップS100において印刷ジョブを受付けた後、所定時間間隔で、本処理を繰り返して処理する。尚、この繰り返し処理については、印刷ジョブテーブルに登録された情報がなくなるまで、つまり印刷ジョブの実行が完了するまで(1回の本処理を終了する際に、印刷ジョブテーブルを確認する)処理を行う。
これによって、実行中印刷ジョブのユーザは、印刷ジョブの実行中、複合機101からやや離れた位置で、印刷出力が完了することを待っている最中に、割り込み印刷ジョブのユーザが、現在の印刷出力の状況を操作部208に表示されるジョブ状況確認画面で確認することが想定されるが、このような場合、割り込み印刷ジョブのユーザの方が、実行中印刷ジョブのユーザよりも複合機101に近いため、割り込みが発生してしまう。
そこで、距離Aと距離Bとの差が所定距離離れた場合、割り込みジョブを実行させることも可能である。尚、所定距離については、ROM203やHDD204等に備えたテーブルへ予め記憶させておく。
また、この繰り返し処理を終了する際に、2人以上の印刷ジョブが、印刷ジョブテーブルに登録されていないことを条件に処理を終了しても良い(1回の本処理を終了する際に、印刷ジョブテーブルを確認する)。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では、割り込み印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザと、実行中印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザと、の複合機に対する距離の情報のみを用いて、印刷の制御を行ったが、第3の実施形態では、実行中印刷ジョブのユーザが複合機を離れた後、戻ってくることを加味して、割り込みジョブの実行を制御する。
基本的には、第2の実施形態の構成や処理と同様な構成及び処理を備えているので、説明は省略し、異なるところのみ説明を行う。
まず、例えば、図15に示すように、印刷ジョブテーブルへ印刷ジョブの実行開始時刻と、その印刷ジョブの実行が完了するまでの予測時間と、を追加し、ステップS100において印刷ジョブを受付けた際に、印刷ジョブ、ユーザID情報、印刷ジョブの実行が完了するまでの予測時間を、既存技術を用いて算出を行い、このテーブルへ登録する。
そして、印刷ジョブの実行が開始されると、印刷ジョブの実行開始時間を印刷ジョブテーブルへ登録する。
ステップS121では、ステップS119で算出した距離Aと、ステップS120で算出した距離Bとを比較して、距離Aよりも距離Bの方が短いと判定した場合、以下の処理を行い、短いと判定しない場合は、ステップS123へ処理を進める。
次のステップとして、距離Bを用いて、実行中印刷ジョブのユーザが複合機101へ戻れる時間を算出する。例えば、距離B、毎分50メートル等の徒歩平均速度を用いて、戻れる時間を算出する。
そして、実行中印刷ジョブの実行開始時刻と実行予測時間とを用いて、当該実行中印刷ジョブの実行が完了する残時間を算出する。
そして、戻れる時間と残時間とを比較し、残時間の方が大きければ、戻ったとしても、実行中印刷ジョブのユーザが複合機101の前で出力完了を待つことになるため、割り込みジョブの実行を行うため、ステップS122へ処理を進め、残時間の方が小さければ、戻った際に、他ユーザの割り込み印刷ジョブが、実行されているため、複合機101の前で待機する可能性が生じ得るので、割り込み印刷ジョブを実行させずに継続して実行中印刷ジョブの実行を行うため、ステップS123へ処理を進める。
また、この別例として、残時間から戻れる時間を減算して得られた時間と、割り込み印刷ジョブの実行予測時間とを比較して、減算して得られた時間の方が、割り込み印刷ジョブの実行予測時間よりも大きい場合は、割り込み印刷ジョブを実行したとしても、実行中印刷ジョブのユーザが戻って、複合機101の前で自身の印刷ジョブが完了することを待機する可能性が抑えられるので、割り込み印刷ジョブを実行させるため、ステップS122へ処理を進める。
一方、残時間から戻れる時間を減算して得られた時間と、割り込み印刷ジョブの実行予測時間とを比較して、減算して得られた時間の方が、割り込み印刷ジョブの実行予測時間よりも小さい場合は、複合機101の前で自身の印刷ジョブが完了することを待機する可能性が高くなるので、割り込み印刷ジョブを実行させずに、継続して実行中印刷ジョブの実行を行うため、ステップS123へ処理を進める。
[第4の実施形態]
第1から第3の実施形態では、印刷システムにおいて、割り込みの判定を自動で行ったが、第4の実施形態では、実行中印刷ジョブのユーザが、割り込みを行わせるか否かを選択することが可能な態様をとる。
例えば、実行中印刷ジョブのユーザと、割り込み印刷ジョブのユーザ、が複合機101の近くに居る時に、実行中印刷ジョブのユーザに対して、割り込みをさせるか否かを選択可能とするために確認を行う。
このような態様を実現するために、ステップS121において、距離Aと距離Bとが、複合機101から、所定範囲内の距離である場合、ジョブ状況確認画面に対して、割り込み可能であることを通知する。
例えば、図16に示すジョブ状況確認画面の右上部分に、「割り込み対象となる印刷ジョブがありますが、割り込みをさせますか?」といった通知を行う。
更に、前述の所定範囲内の距離である場合に、ジョブ状況確認画面の割り込み許可ボタン601を表示させ、割り込み対象となる印刷ジョブに触れることで選択を行った後、
割り込み許可ボタン601を押下して割り込みをさせる。
更に、割り込み可能な印刷ジョブを、ジョブ状況確認画面に示すように識別表示「(印刷待ち(割込可))や枠線で囲んで表示しても良い。
以上、本発明によれば、ユーザと印刷装置との距離によって、実行中のジョブに対して、投入ジョブを割り込み印刷させることで、印刷装置の前で待つことを極力回避することで、より効率よく印刷処理を行うことができる。
以上、各実施形態例の説明をしたが、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは複合機に供給し、そのシステムあるいは複合機のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規の機能を実現することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の複合機から構成されるシステムに適用しても、1つの複合機からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。
この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体をシステムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 印刷システム
101 複合機
102 LAN
103 PC端末
104 無線LANユニット
105 モバイル機器
106 無線LAN
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD
205 ネットワークインタフェース
206 MDEM
207 操作部I/F
208 操作部
209 システムバス
210 RIP
211 プリンタI/F
212 プリンタ部
213 スキャナI/F
214 スキャナ部
215 画像バス
216 コントローラユニット
217 画像処理部
218 外部I/F
219 カードリーダ
220 イメージバスインタフェース

Claims (13)

  1. 印刷の割り込みを制御する印刷装置であって、
    ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、
    前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、
    前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記表示手段は、第1ユーザの通信機器と第2ユーザの通信機器と所定範囲の距離に居ることを検知しているとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記表示手段は、第1ユーザの印刷ジョブが前記実行手段で実行中に、第1ユーザの通信機器と第2ユーザの通信機器と所定範囲の距離に居ることを検知しているとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記表示手段は、前記印刷装置から所定範囲の距離に前記実行手段で実行されていない印刷ジョブのユーザの通信機器が居ることを検知したことによって、当該印刷ジョブを識別可能に表示する際に、当該刷ジョブの実行を許可するための許可部を表示することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷ジョブを識別可能に表示するとは、当該印刷ジョブを割り込み対象として表示することを示す請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記実行手段は、第1ユーザの印刷ジョブが前記実行手段で実行中に、第1ユーザの通信機器よりも第2ユーザの通信機器近くに居ることを検知すると、第2ユーザの印刷ジョブを割り込み印刷ジョブとして実行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記表示手段は、第1ユーザの印刷ジョブが前記実行手段で実行中に、第1ユーザの通信機器よりも第2ユーザの通信機器が近くに居ることを検知すると、第2ユーザの印刷ジョブを割り込み印刷ジョブとして表示することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記表示手段は、第1ユーザの印刷ジョブが前記実行手段で実行中に、第1ユーザの通信機器と第2ユーザの通信機器とが所定距離離れたことを検知すると、第2ユーザの印刷ジョブを割り込み印刷ジョブとして表示することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記表示手段は、実行中の印刷ジョブと、当該実行中の印刷ジョブに対する割り込み対象の印刷ジョブを識別して表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の印刷装置。
  10. 通信機器と印刷装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、
    前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、
    前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、
    を備え、
    前記通信機器は、
    前記印刷装置に対してユーザにかかる情報を送信する送信手段、
    を備え、
    前記表示手段は、前記送信手段により送信されるユーザにかかる情報に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを特徴とする印刷システム。
  11. 印刷の割り込みを制御する印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    ユーザの印刷ジョブを受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受付けた印刷ジョブを実行する実行ステップと、
    前記受付ステップによって受付けた印刷ジョブを表示する表示ステップと、
    を実行し、
    前記表示ステップは、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行ステップで実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. 印刷装置のコンピュータを、
    ユーザの印刷ジョブを受付ける受付手段と、
    前記受付手段で受付けた印刷ジョブを実行する実行手段と、
    前記受付手段によって受付けた印刷ジョブを表示する表示手段と、
    して機能させ
    前記表示手段は、ユーザを特定可能な通信機器の通信に基づき、前記実行手段で実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示するもの
    して機能させるためのプログラム。
  13. 通信機器と印刷装置とがネットワークを介して接続された印刷システムの制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    ユーザの印刷ジョブを受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受付けた印刷ジョブを実行する実行ステップと、
    前記受付ステップによって受付けた印刷ジョブを表示する表示ステップと、
    を実行し、
    前記通信機器は、
    前記印刷装置に対してユーザにかかる情報を送信する送信ステップ、
    を実行し、
    前記表示ステップは、前記送信ステップにより送信されるユーザにかかる情報に基づき、前記実行ステップで実行する印刷ジョブのユーザである第1ユーザの通信機器、及び第2ユーザの通信機器が印刷装置から所定範囲の距離に位置するとき、第2ユーザの印刷ジョブを識別可能に表示することを実行することを特徴とする印刷システムの制御方法。
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