JP2016112756A - 印刷装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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和也 松本
恭子 小林
Kyoko Kobayashi
恭子 小林
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Ayumi Ueda
あゆみ 上田
季穂 村上
Kiho Murakami
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Abstract

【課題】印刷装置付近のユーザーに応じて印刷制御を行うことで、効率良く印刷を行いつつ、印刷装置から印刷される印刷物に印刷された情報のセキュリティを守ることが可能な印刷装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする【解決手段】ユーザーAが重要文書を印刷装置101に対して入稿した直後、ユーザーBが同じ印刷装置101に一般文書を入稿した場合、ユーザーAが印刷装置101に対する印刷許可エリア内に存在し、さらに、ユーザーBが、印刷装置101に対する印刷許可エリア内に存在しない場合、ユーザーAの重要文書を印刷するように印刷処理を行う。【選択図】図8

Description

本発明は、印刷物に印字された情報が漏洩することを防ぐ印刷処理を行う技術に関し、特に、印刷指示を行ったユーザーと他のユーザーとの印刷装置との位置を考慮して印刷処理を行う技術に関する。
現状、印刷装置にて留め置き印刷を実行する場合、ユーザーは印刷装置上でログインをし、投入した印刷ジョブを選択した後、印刷が実行されるのを待つ必要がある。
このような待つ必要性を回避するために、Bluetooth(登録商標)方式の携帯端末を利用して、ある特定のエリア内にユーザーが存在することを検知すると、その携帯端末から認証情報を取得して自動的に認証を行ない、接続認証が成立すると印刷ジョブが実行される仕組みが存在する(例えば、特許文献1)。
また、Bluetooth方式の携帯端末を持ったユーザーが印刷装置に到着する時間と、印刷が完了するまでの時間を算出することで、適切な段階で省エネモードの解除をし、ユーザーが印刷装置に到着すると同時に印刷が完了する仕組みが開示されて居る(例えば、特許文献2)。
それ以外にも、Bluetooth方式の携帯端末を持ったユーザーが印刷実行中に印刷装置から離れた場合の制御方法(例えば、特許文献3)や、印刷する予定のないユーザーが印刷装置に近づいた場合の認証制御方法(例えば、特許文献4)が、それぞれ開示されている。
特開2003−150354号公報 特開2013−162313号公報 特開2010−262639号公報 特開2011−65369号公報
しかしながら、特許文献1〜4の記載の発明では、複数人が印刷装置に近づいた場合の考慮がされていないため、複数人が印刷装置の特定エリア内に入ると各ユーザーの文書が次々と印刷実行されてしまい、印刷物が混在して印刷される可能性がある。また、印刷物の内容が第三者に見られ漏洩する危険性もある。
そこで、本発明では、印刷装置付近のユーザーに応じて印刷制御を行うことで、効率良く印刷を行いつつ、印刷装置から印刷される印刷物に印刷された情報のセキュリティを守ることが可能な印刷装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置であって、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムであって、前記携帯端末の位置情報を取得する取得手段と、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、前記取得手段によって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置の制御方法であって、前記印刷装置は、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定ステップと、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定ステップによって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御ステップと、を実行することを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置で読取実行可能なプログラムあって、前記印刷装置を、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の発明は、ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムの制御方法であって、前記携帯端末の位置情報を取得する取得ステップと、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定ステップと、前記取得ステップによって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定ステップによって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御ステップと、を実行することを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムで読取実行可能なプログラムあって、前記携帯端末の位置情報を取得する取得手段と、前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、前記取得手段によって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、して機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザーが印刷を行う際に、印刷文書の重要度及び各ユーザーの印刷装置に対する位置を考慮して印刷処理を行うことで、効率良く印刷を行いつつ、印刷装置から印刷される印刷物に印刷された情報のセキュリティを守ることができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るPC、携帯端末、位置検出サーバ、印刷サーバ、管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における携帯端末と印刷装置との位置関係を示すイメージ図である。 本発明の実施形態における印刷許可をユーザーに選択させるための印刷指示画面の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態における印刷装置に対してユーザーが印刷を実行した際の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、通常の場合の印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザーAが重要文書を印刷中にユーザーBが一般文書を入稿した場合の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザーAが重要文書を印刷中にユーザーBが重要文書を入稿した場合の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザーAが一般文書を印刷中にユーザーBが一般文書を入稿した場合の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザーAが一般文書と重要文書を入稿し、ユーザーBが一般文書を入稿し、ユーザーAの一般文書の印刷完了後にユーザーBが印刷許可エリアないに存在した場合の印刷処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザーが印刷中に印刷許可エリア内から離れた場合の印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、文書の判別を行なう際に必要な文書キーワードを確認する処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施形態における、文書によって印刷許可エリアを変更する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、文書キーワードDBのテーブル構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態における、文書重要度DBのテーブル構成の一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、印刷システムの概略構成を示す構成図である。図に示すように印刷システムにおいて、PC100から印刷装置101は、印刷ジョブを受け取ると、文書情報を管理サーバ105に格納し、印刷実行の際の情報を印刷サーバ104に管理する。
そして、複数存在するそれぞれの携帯端末102と印刷装置101との位置を位置検出サーバ103によって検出された状態をもとに印刷装置101は印刷を実行する構成となっている。尚、位置検出サーバ103は、各印刷装置101の位置に関する情報を予め記憶しており、この位置に関する情報を用いて、携帯端末102と印刷装置101との位置を検出するが、このような態様に限らず、携帯端末102と印刷装置101との位置関係が検出できれば、どのような手法を用いてもよい。この手法は、既知の技術を適用することで実現可能であるので、説明は、省略する。
図2は、図1に示した印刷装置101のコントローラユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、216はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ214や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ212と接続する一方、LANや公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット216において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。202はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
203はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。204は外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
207は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)208とのインタフェース部であり、操作部208に表示する画像データを操作部208に対して出力する。また、操作部I/F207は、操作部208から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU201に伝える役割をする。なお、操作部208はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザーが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
205はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。206はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
218は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ219が外部I/F部218に接続されている。そして、CPU201は、この外部I/F218を介してカードリーダ219によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。
尚、ICカードに限らず、ユーザーを特定することが可能な記憶媒体であればよい。この場合、記憶媒体にはユーザーを識別するための識別情報が記憶される。この識別情報は、記憶媒体の製造番号でも、ユーザーが企業内で与えられるユーザコードであってもよい。
以上のデバイスがシステムバス209上に配置される。
220はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス209と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス215は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス215上には以下のデバイスが配置される。
210はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。211はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ212とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、213はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ214とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
217は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部217は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部214は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部208から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ214に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部212は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。なお、プリンタ部212には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部208は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F207を介してCPU201に伝える。また、操作部208は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部208のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部208のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部208のIDキーは、使用者のユーザーIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ219は、CPU201からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F218を介してCPU201へ通知する。
以下、図3を用いて、図1に示したPC、携帯端末、位置検出サーバ、印刷サーバ、及び管理サーバに適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図3において、301はCPUで、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM302あるいは外部メモリ311からRAM303にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、305は入力コントローラで、キーボード(KB)309や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。306はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)310等の表示器への表示を制御する。なお、図3では、CRT310と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
307はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
308は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN600)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
尚、携帯端末102においては、無線で電波を送受信することが可能であり、このときの無線電波は、例えば、ブルートゥースの規格に準拠したものを用いる。
なお、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT310上での表示を可能としている。また、CPU301は、CRT310上の不図示のマウスカーソル等でのユーザー指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ311に記録されており、必要に応じてRAM303にロードされることによりCPU301によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ311に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図4は、本発明における印刷装置と携帯端末との位置関係を示した図である。
ユーザーにより印刷ジョブが入稿されると、図4に示す印刷装置101は、印刷ジョブ情報よりユーザーの携帯端末102の情報を取得し、この取得した情報をもとに、Bluetoothを利用して、不図示の基地局などを介して、位置検出サーバ103によって、携帯端末102と印刷装置101との距離を計測する。
携帯端末102が、印刷ジョブの文書キーワードをもとに設定された印刷許可エリア401内にいるか、印刷不可エリア402内にいるか否かの判定ができると、そのエリアに合わせた印刷制御を印刷装置101は行なう。
図5は、本発明において印刷許可をユーザーに選択させる際の画面の一例である。あるユーザーが印刷実行中に別のユーザーが印刷装置101に対して印刷ジョブを入稿し印刷装置101に近づいた場合に、その印刷ジョブの印刷許可エリア401内にその別のユーザーが存在すると判断されると、図5のような印刷指示画面500が表示される。
印刷指示画面500は、印刷指示画面500の付近に別のユーザーが居ることを示す警告表示領域501を備え、ユーザーはこの警告表示領域501に表示された内容を家訓した後、自身の印刷ジョブを印刷実行する場合は、印刷ボタン502を押下し、それともキャンセルする場合は、キャンセルボタン503を押下する。
以下、図6を参照して、本実施形態における全体の印刷処理の流れを説明する。
ステップS601では、ユーザーにより印刷ジョブが入稿されたと印刷装置101が判断すると、ステップS602では、入稿された印刷ジョブから文書情報(たとえば、文書キーワードなど)を取得する。
ステップS602において取得した文書情報から、ステップS603では、文書キーワードの確認処理に移行する(詳細後述)。文書キーワードの確認処理が完了すると、次に、ステップS604では、印刷許可エリア設定を行なう(詳細後述)。
その後、ステップS605では、印刷装置101と携帯端末102との距離から印刷制御処理を行ない(詳細後述)、印刷許可エリア401内にユーザーが存在次第、ステップS606にて印刷処理を行なう。
以下、図7を参照して、本実施形態における通常時の印刷制御の処理の流れを説明する。
図6のステップS605にて印刷制御処理に移行すると、通常の場合、ステップS702にて入稿文書の印刷処理を開始する。
印刷処理開始後、ステップS703では、ユーザーの携帯端末102があらかじめ登録された印刷許可エリア401内に存在すると、ステップS704では、入稿文書の印刷を実行し、印刷物を出力する。
一方、ステップS703において、ユーザーの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在しないと判断されると、ユーザーの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するまで印刷実行を待機する。
以下、図8を参照して、本実施形態における複数ユーザーが同時に印刷を行った際の印刷処理の流れを説明する。
ステップS801では、ユーザーAが、重要文書を入稿し、その直後にあたるステップS802では、ユーザーBが、一般文書の入稿を行うと、ステップ803では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行う。
ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在する場合、ステップS804では、ユーザーAの重要文書の印刷を実行する。印刷が完了後、ステップS805では、ユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行い、存在することを確認できた後、さらにステップS806では、ユーザーAの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかった場合、ユーザーAが重要文書を取り印刷装置101から遠ざかったとみなし、ステップS807では、ユーザーBの一般文書の印刷を実行する。
また、ユーザーAの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかっていない場合、ステップS808では、ユーザーBの一般文書の印刷を待機させる。
一方、ステップS803においてユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在しない場合で、ステップS809において、ユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在する場合、ステップS810では、ユーザーBの一般文書の印刷を開始する。
ステップS811〜ステップS814は、ステップS804〜ステップS808と同様の処理を行うが、この場合は、ユーザーBが一般文書を取り、印刷装置101から遠ざかったとみなしてから、ユーザーAの重要文書の印刷を開始する。
ステップS810において、印刷が完了後、ステップS811では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行い、存在することを確認できた後、さらにステップS812では、ユーザーBの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかった場合、ユーザーBが一般文書を取り印刷装置101から遠ざかったとみなし、ステップS813では、ユーザーAの重要文書の印刷を実行する。
また、ユーザーBの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかっていない場合、ステップS814では、ユーザーAの重要文書の印刷を待機させる。
以下、図9を参照して、本実施形態におけるユーザーAが重要文書を印刷中に、ユーザーBが重要文書の入稿をした場合の印刷処理の流れを説明する。
ステップS901では、ユーザーAが、重要文書を入稿し、その直後にあたるステップS902では、ユーザーBが、重要文書の入稿を行うと、ステップ903では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行う。
ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在する場合、ステップS904では、ユーザーAの重要文書の印刷を実行する。印刷が完了後、ステップS905では、ユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行い、存在することを確認できた後、さらにステップS906では、ユーザーAの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかった場合、ユーザーAが重要文書を取り印刷装置101から遠ざかったとみなし、ステップS907では、ユーザーBの重要文書の印刷を実行する。
また、ユーザーAの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかっていない場合、ステップS908では、ユーザーBの重要文書の印刷を待機させる。
一方、ステップS903においてユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在しない場合で、ステップS909において、ユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在する場合、ステップS910では、ユーザーBの重要文書の印刷を開始する。
ステップS911〜ステップS914は、ステップS904〜ステップS908と同様の処理を行うが、この場合は、ユーザーBが重要文書を取り、印刷装置101から遠ざかったとみなしてから、ユーザーAの重要文書の印刷を開始する。
ステップS910において、印刷が完了後、ステップS911では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するか確認を行い、存在することを確認できた後、さらにステップS912では、ユーザーBの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかった場合、ユーザーBが重要文書を取り印刷装置101から遠ざかったとみなし、ステップS913では、ユーザーAの重要文書の印刷を実行する。
また、ユーザーBの携帯端末102が印刷装置101から遠ざかっていない場合、ステップS914では、ユーザーAの重要文書の印刷を待機させる。
つまり、図8に示すようなユーザーAとユーザーBとが同時に印刷を行ったときと、同様な処理を行う。
以下、図10を参照して、本実施形態におけるユーザーAが一般文書を印刷中に、ユーザーBも一般文書の入稿をした場合の流れを説明する。
ステップS1001では、ユーザーAが印刷装置101に対して一般文書を入稿し、続けてステップS1002では、ユーザーBが同じように印刷装置101に対して一般文書を入稿したとする。
次に、ステップS1003では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行い、存在した場合、ステップS1004では、ユーザーAの一般文書の印刷を実行する。
存在しなかった場合、ステップS1007では、ユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行い、存在した場合、ステップS1008では、ユーザーBの一般文書の印刷を実行し、存在しなかった場合、再度、ステップS1003にてユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかを問い合わせる。
ステップS1004における印刷完了後、ステップS1005では、ユーザーBの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行い、存在した場合、ステップS1006では、ユーザーBの一般文章の印刷を実行し処理を終了し、存在しなかった場合、再度、ステップS1005においてユーザーBの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行う。
また、ステップS1008の印刷完了後、ステップS1009では、ユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行い、存在した場合、ステップS1010では、ユーザーAの一般文章の印刷を実行し処理を終了し、存在しなかった場合、再度、ステップS1009においてユーザーAの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行う。
以下、図11を参照して、本実施形態におけるユーザーAが重要文書と一般文書の両方の文書を印刷装置101に対して入稿して印刷実行中のときに、ユーザーBが一般文書を入稿した場合の処理の流れを説明する。
ステップS1101では、ユーザーAが、一般文書を印刷装置101に対して入稿し、続けてステップS1102では、重要文書を印刷装置101に対して入稿した後、ステップS1103では、ユーザーBが、一般文書を同一の印刷装置101に対して入稿したとする。
そうすると、まず先に入稿したユーザーAの一般文書から得た情報をもとに、ステップS1104では、ユーザーAの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在するかどうかを確認し、存在した場合は、ステップS1105では、ユーザーAが入稿した一般文書を印刷し、存在しない場合は、再度、ユーザーAの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在するかどうかの確認に戻る。
ユーザーAの一般文書の印刷が終わると、次にユーザーAが入稿した重要文書から得た情報をもとに、ステップS1106では、ユーザーAの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在するか確認をし、その確認中に、ステップS1107では。次のユーザーBの入稿文書に対する印刷許可エリア401内にユーザーBの携帯端末102が存在するかどうかの確認も行う。
もし、ユーザーBの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在した場合は、ステップS1108では、操作部208にユーザーAの重要文書の印刷を続けるか否かの問い合わせを出すため、印刷指示画面500を表示し、ユーザーAが印刷ボタン502を押下した場合は、ステップS1109において、ユーザーAの重要文書を印刷する。
一方、ステップS1108において、ユーザーAがキャンセルボタン503を押下した場合は、ユーザーBが印刷許可エリア401内から出ない限り印刷が中断される。
ステップS1107では、ユーザーBが印刷許可エリア401内に存在しなかった場合は、ステップS1109では、ユーザーAの重要文書の印刷を実行する。
そして、再度、ユーザーBの携帯端末102が、印刷許可エリア401内に存在するかどうかをステップS1110において確認し、存在した場合は、ステップS1111にてユーザーBの一般文書を印刷する。
以下、図12を参照して、本実施形態におけるユーザーが印刷装置から離れた場合に印刷処理を中止する処理の流れを説明する。
ステップS1201では、ユーザーが印刷装置101に対して文書を入稿し、ステップS1202では、ユーザーの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかの問い合わせを行う。
存在しない場合は、再度、ステップS1202を実行し、存在した場合、ステップS1203では、文書の印刷を開始する。
ステップS1204では、文書の印刷中にユーザーの携帯端末102が印刷許可エリア401から遠ざかったかの問い合わせを行い、遠ざかっている場合、ステップS1205では、文書の印刷を中止し、遠ざかっていない場合、ステップS1208へ処理を進める。
そして、ステップS1206では、ユーザーの携帯端末102が印刷許可エリア401内に存在するかを再度確認し、存在しない場合は、再度、ステップS1206を実行し、存在した場合、ステップS1207にて文書の印刷を再開し、ステップS1208で文書の印刷が完了したか否かを判定し、完了したと判定した場合、処理を終了し、完了したと判定しない場合、処理をステップS1204へ進める。
以下、図13を参照して、本実施形態における文書キーワード確認の処理の流れを説明する。
図6のステップS603において文書キーワード確認処理に移行すると、通常の場合、ステップS1301では、文書キーワードDB(図15参照)にアクセスを行い、ステップS1302では、印刷文書に文書キーワードが存在したと判定した場合、ステップS1303では、印刷文書を重要文書として文書重要度DB(図16参照)へ登録し、処理を終了し、印刷文書に文書キーワードが存在しないと判定した場合、ステップS1304では、印刷文書を一般文書として文書重要度DBへ登録し処理を終了する。
本処理で用いる図15に示す文書キーワードDB1501は、文書を重要文書として決定するためのキーワードを登録しておくテーブルであり、当該キーワード、機密レベルを示すR2、R1、極秘などを設定することが可能である。
つまり、ステップS1302では、印刷対象とする文書に含まれる用語が、文書キーワードDB1501に登録されたキーワードに一致するか否かを判定し、一致するものが存在すると判定した場合、ステップS1303へ処理を進め、一致するものが存在しない場合、ステップS1304へ処理を進める。
また、図16に示す文書重要度DBは、印刷ジョブを一意に識別するためのジョブID1601、印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザーの名称を示すユーザー名、印刷ジョブの印刷文書が重要であるか否かを示す重要度1603を含む構成をしており、各ユーザーが印刷文書を印刷装置101に入稿した際に、このテーブルの情報を用いて、印刷文書が重要なものか、あるいは、一般のものかを判定している。
以下、図14を参照して、本実施形態における印刷許可エリア設定の処理の流れを説明する。
図6のステップS604では、印刷許可エリア設定に移行すると、通常の場合、ステップS1401では、印刷文書が一般文書であるかを判断し、一般文書であると判断した場合、ステップS1402では、デフォルト値を印刷許可エリアに設定し処理を終了し、ステップS1302において印刷文章が一般文章でないと判定した場合、ステップS1403では、印刷装置101とユーザーとの距離が所定の距離(例えば、0や印刷装置101の前にユーザーが居すると見做せる距離など)になる範囲を印刷許可エリアに設定する。
以上、本発明によれば、複数のユーザーが印刷を行う際に、印刷文書の重要度及び各ユーザーの印刷装置に対する位置を考慮して印刷処理を行うことで、効率良く印刷を行いつつ、印刷装置から印刷される印刷物に印刷された情報のセキュリティを守ることができる。
以上、各実施形態例の説明をしたが、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは印刷装置に供給し、そのシステムあるいは印刷装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の印刷装置から構成されるシステムに適用しても、1つの印刷装置からなる装置に適用してもよい。
また、位置検出サーバ103、印刷サーバ104、及び管理サーバ105の機能を印刷装置101に備え、PC100と携帯端末102と印刷装置101との構成としてもよく、携帯端末102と印刷装置101とで相互の距離を計測しても良い。
また、印刷指示を行ったユーザーを対象に処理を行っているが、重要文書の印刷ジョブを印刷する際に、印刷指示を行っていないユーザーの位置を検出し、この印刷指示を行っていないユーザーが印刷許可エリア401内に存在する場合は、重要文書の印刷ジョブの印刷を止めておく、あるいは、ステップS1108のように、操作部208に重要文書の印刷を続けるか否かの問い合わせを出すため、印刷指示画面500を表示させる態様も可能である。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。
この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体をシステムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 印刷システム
101 印刷装置
102 携帯端末
103 位置検出サーバ
104 印刷サーバ
105 管理サーバ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD
205 ネットワークインタフェース
206 MODEM
207 操作部I/F
208 操作部
209 システムバス
210 RIP
211 プリンタI/F
212 プリンタ部
213 スキャナI/F
214 スキャナ部
215 画像バス
216 コントローラユニット
217 画像処理部
218 外部I/F
219 カードリーダ
220 イメージバスインタフェース
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 システムバス
305 入力コントローラ
306 ビデオコントローラ
307 メモリコントローラ
308 通信I/Fコントローラ
309 KB
310 CRT
311 外部メモリ

Claims (9)

  1. ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、
    印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 先に印刷指示を行った印刷ジョブが重要度の高い場合、当該印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザーが前記許可エリアに存在し、さらに、後に印刷指示を行ったユーザーが、前記許可エリアに存在しない場合、先の印刷ジョブを処理することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 先に印刷指示を行った印刷ジョブが通常の場合、後に印刷指示を行ったユーザーが前記許可エリアに存在するか否かに関わらず、当該印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザーが前記許可エリアに存在した場合、先の印刷ジョブを処理することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 先に印刷指示を行った印刷ジョブが重要度の高い場合、当該印刷ジョブの印刷指示を行ったユーザーが前記許可エリアに存在し、さらに、後に印刷指示を行ったユーザーが、前記許可エリアに存在する場合、先に印刷指示を行ったユーザーに対して、先の印刷ジョブを処理すべきか否かの選択を受け付ける選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
  5. ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムであって、
    前記携帯端末の位置情報を取得する取得手段と、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、
    前記取得手段によって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  6. ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定ステップと、
    印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定ステップによって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御ステップと、
    を実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. ユーザーが所有する携帯端末の位置に基づいて印刷を行う印刷装置で読取実行可能なプログラムあって、
    前記印刷装置を、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、
    印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  8. ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムの制御方法であって、
    前記携帯端末の位置情報を取得する取得ステップと、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定ステップと、
    前記取得ステップによって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定ステップによって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御ステップと、
    を実行することを特徴とする印刷システム。
  9. ユーザーが所有する携帯端末と印刷装置とを含む印刷システムで読取実行可能なプログラムあって、
    前記携帯端末の位置情報を取得する取得手段と、
    前記印刷装置から所定距離以内のエリアを示す許可エリアを設定する設定手段と、
    前記取得手段によって取得した位置情報を用いて、印刷指示を行ったユーザーが少なくとも1人以上、前記設定手段によって設定した許可エリアに存在するときに、印刷ジョブの重要度に応じて印刷制御を行う制御手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007183A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 コニカミノルタ株式会社 印刷装置

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