JP2015126318A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Omichi Ozaki
大道 尾崎
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鈴奈 石井
仁 道貝
Hitoshi Michigai
仁 道貝
真一 小池
Shinichi Koike
真一 小池
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Abstract

【課題】複合機を利用しているユーザを切り替えることができ、先のユーザの利用している機能に応じて、利用できる機能を識別表示することが可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】ログイン中のユーザが利用可能な機能を選択可能なメニュー画面を表示可能な画像処理装置であって、前記ログイン中のユーザとは異なるユーザからユーザの切り替えを受け付けるユーザ切替受付手段と、前記ユーザ切替受付手段により受付けた切替ユーザの利用するメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、を有し、前記メニュー画面表示手段は、前記ログイン中のユーザが利用している機能について利用可能か否かを識別可能に表示することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年、複写機や複合機などの画像処理装置は、本体に設けられた操作パネルよりほとんどの機能に関する操作ができるようになっている。
また、セキュリティの強化も進んでおり、画像処理装置を利用する際には、ユーザがログインして利用するような利用環境も提供されている。このような環境では、はじめにログインしたユーザだけが画像処理装置の操作をできるようになっている。
特許文献1には、単一ユーザによる操作パネルの占有を防ぐために、最初にユーザが指示したジョブ状況を損なう事なく、ユーザ切替を実施することができる技術が提案されている。
特開2010−68542号公報
しかしながら特許文献1においては、ユーザを切り替えることにより、操作パネルの複数ユーザの占有が可能となっているが、先にログインしたユーザが使っている機能が、切り替わったユーザが使いたい機能と競合する場合、先にログインしたユーザのジョブが終わってから実行されることになる。そして、利用したい機能が利用可能なのかどうかは、実際にジョブを実行しなければわからないようになっている。
そこで本発明では、複合機を利用しているユーザを切り替えることができ、先のユーザの利用している機能に応じて、利用できる機能を識別表示することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
ログイン中のユーザが利用可能な機能を選択可能なメニュー画面を表示可能な画像処理装置であって、前記ログイン中のユーザとは異なるユーザからユーザの切り替えを受け付けるユーザ切替受付手段と、前記ユーザ切替受付手段により受付けた切替ユーザの利用するメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、を有し、前記メニュー画面表示手段は、前記ログイン中のユーザが利用している機能について利用可能か否かを識別可能に表示する。
本発明によれば、複合機を利用しているユーザを切り替えることができ、先のユーザの利用している機能に応じて、利用できる機能を識別表示することが可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係わる画像処理装置を含む画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の画像処理を説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の操作パネルに表示される画面遷移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置のジョブ実行中に操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の機能制限付きメニューが選択された時の画面遷移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の競合リソース処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の切替ユーザ用のメニュー画面処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置の機能が使用するコントローラとリソースの関係を示す図である。 本発明の実施形態に係わる画像処理装置のリソースの競合判定に利用されるテーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置を含む画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
画像処理装置A(101)、画像処理装置B(102)および管理サーバ103が、LAN(ローカルエリアネットワーク)400を介して接続されている。
画像処理装置(画像処理装置AおよびB)は、ユーザAやユーザBによって利用可能である。ユーザは画像処理装置を利用する際には、所定のユーザ名とパスワードでログインして利用する。ログインの際には、ICカード認証などの技術を利用することにより、毎回のユーザ名やパスワードの入力を省くことができる。
画像処理装置A(101)は複合機としての機能を有しており、コピー機能や印刷機能、およびスキャンして送信機能などを利用可能である。また、これらの機能を実現する際には、スキャナ104やフィニッシャ105などの物理リソースが利用される。
本実施形態では、画像処理装置A(101)をユーザAが利用中に、ユーザBがユーザ切替によりログインした場合に、ユーザAが利用していないリソースに応じてユーザBが利用できる機能を操作パネルに表示可能になっている。
そして、例えばスキャナ104は利用可能であったが、フィニッシャ105が利用できない場合には、フィニッシャ105が利用できるようになるまで待つか、フィニッシャの空いている画像処理装置B(102)に出力することが可能である。
この場合の画像処理装置B(102)は、フィニッシャ機能を有していればよく、スキャナ機能を有さないプリンタ装置や画像処理装置A(101)と同等の機能を有する複合機のどちらも利用することができる。
管理サーバ103は、画像処理装置A(101)の機能が使用するコントローラとリソースの関係や、リソースの競合判定に利用されるテーブルが記憶されている。なお、管理サーバ103を設けない場合は、画像処理装置A(101)にこれらの情報を記憶させることができる。
図2は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
216はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ214や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ212と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN400)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット216において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。202はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
203はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。204はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。クライアント装置から受信した印刷データもこのHDD204に記憶されることになる。
207は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部208とのインタフェース部である。また、操作部I/F207は、操作部208から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU201に伝える役割をする。
205はネットワークインタフェース(ネットワークI/F)で、LAN400等のネットワークに接続し、データの入出力を行う。206はモデムで、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
218は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においてはユーザの認証を行う際に必要となる非接触ICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ219が外部I/F218に接続されている。そして、CPU201は、この外部I/F218を介してカードリーダ219によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス209上に配置される。
220はイメージバスインタフェース(イメージバスI/F)であり、システムバス209と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス215上には以下のデバイスが配置される。
210はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。211はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ212とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、213はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ214とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
217は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行ったりする。また、これに加えて、画像処理部217は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。そして、この画像処理部217は、スキャナ214を駆動して画像読み取りされた画像データを画像処理して、ファイル出力可能な形式(例えば、PDF形式ファイル)に変換し、CPU201と連携して、ネットワークI/F205を介して、外部装置に画像データのファイルを送信することができる。
スキャナ214は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部208から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ214に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ212は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。なお、プリンタ212には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部208は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F207を介してCPU201に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部208のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部208のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部208のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時、また手動でユーザのログアウト処理を行う時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ219は、CPU201からの制御により、非接触ICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F218を介してCPU201へ通知する。
図3は、本発明の実施形態に係わる印刷管理装置におけるソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置は、ログインセッション管理部301、実行状態管理部302、リソース競合判定部303、メニュー表示制御部304、および他デバイス処理部305を有している。
ログインセッション管理部301は、画像処理装置を利用するユーザのログイン状態を管理する。複数のユーザがログインできるようにし、先にログインしたユーザから後にログインするユーザにログイン状態を切り替えることができる。その場合、先にログインしたユーザのログイン状態は保持されることになる。
実行状態管理部302は、各機能におけるジョブの実行状態(進捗状態・残り時間など)を管理(進捗管理)するものである。各機能を実行するアプリケーションから取得することができる。
リソース競合判定部303は、切替ユーザがログインする際に、元のユーザが利用していた機能の利用制限を行うためのものであり、元のユーザが利用していないリソースであれば利用させるためにも利用される。
メニュー表示制御部304は、ログインしたユーザに対して表示するメインメニューに表示される機能アイコンを、利用可能なのか、一部制限付きで利用可能なのか、または利用不可なのかを識別可能に表示制御するものである。
他デバイス処理部305は、リソースが競合することにより利用できない機能がある場合に、ネットワークに接続される他のデバイスから、処理を代行可能なデバイスを検索し、他デバイスに処理させるものである。
図4は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の画像処理を説明するシーケンス図である。
ユーザA(401)が最初のユーザとしてログインし、印刷機能を実行している状態で、ユーザB(102)が切替ユーザとしてログインしたときに、実行中の印刷機能で利用しているリソースと競合しない機能を実行可能(競合する機能を利用不可)に表示する際のシーケンスを説明する。
なお、切替ユーザとは、複合機に2人以上のユーザを同時にログインさせ、既にログインしていたユーザから後からログインするユーザにログインユーザを切り替えることをいう。このとき既にログインしていたユーザのログイン状態も保たれたままである。
操作パネル403、ログインセッション管理モジュール404、物理リソース競合判定モジュール405、および印刷アプリケーション(印刷機能)406は、画像処理装置A(101)に備えられた構成である。
図5に示す操作パネルに表示される画面イメージを利用しながら説明する。S410で、ユーザA(401)が、図5に示す操作パネル501を利用してログイン処理を行う。操作パネル501で、ユーザIDとパスワードを入力してログインするようになっている。また、ICカードや非接触カードなどを利用することにより入力を省略してログインすることも可能である。
ログインするとS411では、ログインセッション管理モジュールにログインセッションのチェックを行う。初回ログインなので、「誰もログインしていないとしてログインセッション無し」と判定され、S410−2で、ユーザAが利用可能なアプリケーション(機能)が、図5に示すメインメニュー502に表示される。ログインユーザ503には、ユーザAがログイン中であることが示される。
利用可能なアプリケーション(機能)とは、「コピー機能」504、「スキャン送信機能」505、および「印刷機能」506が選択可能に表示される。ここで、それぞれの機能が利用する物理リソースおよびコントローラの組合せについて図11を利用して説明する。また、各機能はこれに限ったものではなく、FAXなどここに示した以外の機能を対象とすることもできる。
図11は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の機能が使用するコントローラとリソースの関係を示す図である。画像処理装置A101もしくは、管理サーバ103に記憶されている。
「コピー」機能が使用するコントローラと物理リソース(1101)では、コピー機能を実現するために、コントローラ1102として、プリントコントローラ1103およびスキャンコントローラ1104が利用される。印刷機能は、原稿をスキャンしてプリントする機能である。コントローラとは、システムの操作をするためのデバイスあるいは操作まわりを制御するモジュールのことを指す。
プリントコントローラ1103は、物理リソースとしてフィニッシャ1006を利用し、スキャナ1007は利用しない。スキャンコントローラ1102は、フィニッシャ1006は利用せず、スキャナ1007を利用する。
物理リソース1005とは、画像処理装置が備える物理的な部分のことで、フィニッシャ1006は、印刷機能やコピー機能などにより用紙が出力される部分であり、図1のフィニッシャ105に対応する。スキャナ1007とは、コピー機能やスキャン送信機能で原稿をスキャンする部分であり、図1のスキャナ104に対応する。
同様に、「スキャン送信」機能が使用するコントローラと物理リソース(1008)では、スキャンコントローラは、物理リソースであるフィニッシャは利用されず、スキャナが利用される。また、メール送信コントローラは、フィニッシャおよびスキャナのどちらの物理リソースは利用されない。スキャン送信とは、スキャナで読み取った原稿をメールやSENDなどを利用して、メールサーバやファイルサーバに送信する機能である。
「印刷」機能が使用するコントローラと物理リソース(1109)では、プリントコントローラが利用され、物理リソースとしては、フィニッシャが利用され、スキャナは利用されない。印刷とは、PCなどの情報処理装置から画像処理装置へ印刷命令が行われることにより、画像処理装置のフィニッシャから印刷物が出力されるものである。
図4の説明に戻る。S412でユーザA(401)が印刷アプリケーション(機能)を実行すると、S413で、ログインセッション管理モジュール404が、ユーザAのログインセッションにおいて、実行中の機能(印刷)の実行状態を保持し、S414で印刷アプリケーションが印刷ジョブを実行する。この時に表示される画面は、図6の601に示すような画面であり、実行中の機能(アプリケーション)と後述する420でされる利用状況が表示される。また、画面601は、印刷機能を実行中の表示画面であるが、例えばスキャン送信機能が実行された場合は、602に示すような画面が表示される。表示される内容は、601の場合と同様である。
S415で図5のユーザ切替507が押下されると(ユーザ切替受付手段)、ユーザ切替用のログイン画面508が表示され(メニュー画面表示手段)、ユーザBがログイン画面501と同様にログインを行う。
S416およびS417では、ログインセッション管理モジュール404にログインセッションのチェックを行い、ログイン済みのユーザAがログイン中ユーザとして認識される。S418で、認識されたログインユーザのログインセッションで保持されている機能の実行状況(本実施例では印刷機能)の取得を行う。
S419で利用中の機能から競合する物理リソースに該当する機能の問い合わせを、物理リソース競合判定モジュールに対して行う。例えば、ユーザAの印刷において、「印刷」機能が利用中であれば、印刷機能に対応する物理リソースである「フィニッシャ」を利用する機能である「コピー」および「印刷」機能が機能一覧として返却される。
S420では印刷アプリケーション406に対して、利用状況の問い合わせを行う。具体的には、実行中のジョブの進捗状況の問い合わせであり、印刷アプリケーションにて管理される、ジョブの進捗率や終了予定時刻の取得を行う。
S421では、問い合わせた利用状況に応じて図5のメインメニュー509が表示される。表示の条件を以下に示す。
(1)競合する機能一覧に該当しない機能:利用可能状態で表示(例:511)
(2)競合する機能一覧に該当する機能:利用不可状態(例:512)
(3)一部の物理リソースのみ競合する機能:制限付き利用可能状態(例:510)
コピー機能510は、一部制限とあるように、全てのリソースを無制限に利用できるわけではないが利用可能な状態、スキャン送信機能511は、通常どおり利用できる状態、そして印刷機能512は、ユーザAの利用している機能と競合するため、利用できない状態としてそれぞれメニュー表示される。詳細については、図9を利用して後述する。
図8は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の全体処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザによりログイン要求を受け付けることにより処理が開始される。ステップS801で、ユーザからのログイン要求を受け付ける。本実施例では便宜上、図5の501もしくは508のログイン画面からログイン要求を受けるものとして説明するがこれに限ったものではない。
ステップS802で、ログインの種別を判定する。通常のログイン、すなわちログイン画面501からのログインであった場合、ステップS805に進み通常ユーザ用メニュー画面を表示して処理を終了する。通常ユーザ用のメニュー画面とは例えば図5のメインメニュー502に示す画面であって、利用できる機能に制限がないものである。
一方、ログインの種別が切替であった場合、ステップS803に進み、図9に示す競合リソース処理を行う。詳細については後述するが、現在ログインしているユーザの利用している機能の影響を受けるリソースを判定する処理である。
ステップS804では、競合リソース処理の結果を受けて表示される、切替ユーザ用メニュー画面が表示され、ユーザにより選択されたメニューに対応した処理を行い終了する。
図9は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の競合リソース処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS901では、ログイン中のユーザ(本実施例では、先にログインしたユーザA)のジョブを取得する。ジョブとは、利用中の機能に対応して処理される命令のことである。
ステップS902では、ジョブがあったかどうかを判定し、ジョブが無かった(取得できなかった)場合は、ステップS905に進む。一方、ジョブが有った場合、ジョブを処理している機能があるかどうかを判定する。処理中の機能がない場合(例えば、ジョブが保留中で実行されていない場合や)、ステップS905に進み全機能が利用可能に表示されたメニュー(図5の501)を表示して処理を終了する。
一方、ステップS903で処理中の機能があった場合、ステップS904に進み、使用可能なリソースが有るかを判定する(利用中機能判定手段)。使用可能なリソースが有るかどうかの判定は、以下の手順で、メニューに表示すべき機能に対して行う。
(1)処理中の機能から利用される物理リソースを特定(物理リソース特定手段)。
(2)ジョブの進捗状況を、機能を実行しているアプリケーションから取得。
(3)進捗状況に応じて利用可能な物理リソースがあるかを判定する。
例えば、処理中の機能がコピーであった場合、(1)利用される物理リソースは図11よりフィニッシャ1006およびスキャナ1007となる。(2)図12に示す判定用テーブル(詳細については後述)により、コピージョブの進捗が40%までであればスキャナが利用可能で、40%〜100%の場合は、フィニッシャが利用可能と判定される。(3)利用可能な物理リソースを特定する。
ステップS904で、使用可能なリソースが無いと判定されると、ステップS907に進み処理中の機能(例えば図5の印刷機能512など)を利用が不可であるように識別可能に表示する。
一方、使用可能なリソースが有ったと判定された場合、ステップS906に進み、制限付きで利用可能な機能(例えば図5のコピー510など)、または制限無く利用可能な機能(例えば図5のスキャン送信511)のようにそれぞれ表示制御を行う。この場合の表示の制限は、例えば図4のS421に示す方法で決定することができる。
ステップS908では、表示されるべき全機能に対して処理が行われたかどうかを判定して、全機能に対して処理が行われるまでステップS904からステップS908までの処理を繰り返し、処理を終了する。
図10は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の切替ユーザ用のメニュー画面処理の一例を示すフローチャートである。
切替ユーザ用のメニュー509から一部制限付きのコピー機能510が選択された時の処理に対応する。図7の画面遷移のイメージ図を利用しながら説明する。
ステップS1001で、制限付き機能(すなわち図5のコピー機能510)が選択されたかどうかを判定し、選択されていない場合は、ステップS1002に進み通常のジョブ実行な行われ処理を終了する。
一方、選択された場合、コピー画面701が表示されるとともに、ステップS1003で該当するジョブの進捗を取得する。例えば実行状態管理部302より取得する。ここで進捗が40%だとすると一部利用可能判定用テーブル1201によれば、スキャナは利用可能でフィニッシャは利用不可であることがわかる。そして、フィニッシャが利用可能になるまでの時間が10分であることを実行状態管理部から取得可能となっている。
画面711が表示されるまでの間、スキャナが利用可能であったので、コピー機能におけるスキャン処理は終了していることになる。画面711では、フィニッシャが利用可能になるまでの時間が10分後である(印刷するにはユーザは10分待機する)ことと、他のデバイスからプリントするかを選択させる画面が表示される。
OKが押下されると、10分待つことがユーザにより了承されたのでステップS1005に進み、リソースが空くのを待ちジョブを実行する。一方、キャンセルが押下されると処理を終了する。
「他デバイスからプリント」が押下されると、ステップS1006に進み、LAN400に接続された他のデバイスを取得する。画像処理装置Aが取得してもよいし、管理サーバ103が取得してもよい。取得したデバイスリストは画面721され、ユーザからの選択を受け付けることにより、ステップS1007で、スキャンしたデータを選択されたデバイスに出力する。本処理は、直接印刷の命令を行ってもよいし、スキャンしたデータを送信し、受信したデバイスで印刷処理をするようにしてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、実施例に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は実施例にしめるフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは実施例の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。 さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD
205 ネットワークI/F
206 モデム
207 操作部I/F
208 操作部

Claims (7)

  1. ログイン中のユーザが利用可能な機能を選択可能なメニュー画面を表示可能な画像処理装置であって、
    前記ログイン中のユーザとは異なるユーザからユーザの切り替えを受け付けるユーザ切替受付手段と、
    前記ユーザ切替受付手段により受付けた切替ユーザの利用するメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、を有し、
    前記メニュー画面表示手段は、前記ログイン中のユーザが利用している機能について利用可能か否かを識別可能に表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ログイン中のユーザが利用中の機能を判定する利用中機能判定手段を更に有し、
    前記メニュー画面表示手段は、前記利用中機能判定手段により利用中であると判定された機能を、利用が不可であると識別可能に表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記利用中機能判定手段により利用中と判定された機能が利用する物理リソースを特定する物理リソース特定手段を更に有し、
    前記メニュー画面表示手段は、前記利用中機能判定手段により利用中と判定された機能であっても、利用可能な物理リソースがある場合には、制限付きで利用か可能であると識別可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制限とは、利用する機能で利用される物理リソースが利用可能になるまで待機するものであって、
    前記制限により印刷が開始できない場合には、ネットワークに接続される他の画像処理装置で印刷を実行させることが可能な請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 処理中のジョブの進捗を管理する進捗管理手段を更に有し、
    前記制限は前記処理中のジョブの進捗に応じて制限することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. ログイン中のユーザが利用可能な機能を選択可能なメニュー画面を表示可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記ログイン中のユーザとは異なるユーザからユーザの切り替えを受け付けるユーザ切替受付ステップと、
    前記ユーザ切替受付ステップにより受付けた切替ユーザの利用するメニュー画面を表示するメニュー画面表示ステップと、を有し、
    前記メニュー画面表示ステップは、前記ログイン中のユーザが利用している機能について利用可能か否かを識別可能に表示することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. ログイン中のユーザが利用可能な機能を選択可能なメニュー画面を表示可能な画像処理装置を、
    前記ログイン中のユーザとは異なるユーザからユーザの切り替えを受け付けるユーザ切替受付手段と、
    前記ユーザ切替受付手段により受付けた切替ユーザの利用するメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、を有し、
    前記メニュー画面表示手段は、前記ログイン中のユーザが利用している機能について利用可能か否かを識別可能に表示することを特徴とする画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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