JP2015118586A - 印刷システムとその処理方法及びプログラム - Google Patents

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Koji Okada
浩二 岡田
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Abstract

【課題】アプリケーションが独自に管理する印刷ジョブからログを生成し、当該ログと本体機能で生成されたログとを関連付けて、ログを適切に管理することである。【解決手段】外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、印刷アプリケーションにより取得し、格納した画像形成装置で、格納する印刷ジョブの属性情報を用いて印刷ログを生成し、管理装置に送信する。また、印刷を実行した画像形成装置で生成した印刷ログの印刷ジョブに係る識別情報を、印刷ジョブを格納した際の印刷ログで利用した識別情報に書き換えて印刷ログを管理装置に送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷ログを管理する印刷システムとその処理方法及びプログラムに関する。
近年、情報漏洩の観点から、複合機での印刷ログを管理する仕組みが考えられている。
この仕組みにおいては、各複合機で印刷した結果をログとして出力し、このログをサーバに送信することで、印刷した内容をチェックする、あるいは、事後に追跡することができるようになっている。
また、近年では、蓄積印刷(留置き印刷ともいう)が行われ、クライアント端末から受信した印刷ジョブを格納しておき、認証処理により所望の複合機から印刷を実行することが行われている。(例えば、特許文献1)
特開2013−33443号公報
このような蓄積印刷の場合、印刷ジョブの投入先と、出力先の複合機が異なることもあり、情報の追跡のため、インプットとアウトプットのそれぞれのログを取得することが必要となっている。
そのため、複合機本体として、印刷ジョブを受信する(インプット)と、受信に伴うログを出力し、格納されている印刷ジョブを印刷すると、印刷に伴うログを出力することが行われる。
このログをサーバで管理することで、印刷ジョブに対する一連のログを管理することができる。また、ログに際しては、印刷ジョブのイメージデータを取得することでより適切なログの管理を行うことが可能となる。
しかしながら、近年複合機に、別途アプリケーションをインストールし、拡張機能を実現することが行われている。そのため、拡張機能においては、複合機上の本体機能を用いずに各種処理を実行することもあり、複合機の本体機能でログが取得できない場合があった。
特に、印刷ジョブを複合機で受信した場合、アプリケーションがこの受信を監視し、印刷ジョブをフックして、アプリケーションで管理することがある。この場合、複合機の本体機能で印刷ジョブを取得する前に、印刷ジョブをアプリケーションが取得してしまうため、受信した印刷ジョブのログを出力することができず、一連のログを適切に管理することができないことがあった。
そこで、本発明の目的は、アプリケーションが独自に管理する印刷ジョブからログを生成し、当該ログと本体機能で生成されたログとを関連付けて、ログを適切に管理する仕組みを提供することである。
本発明の目的を達成するための、印刷アプリケーションが動作し、本体機能である印刷機構を用いて印刷を実行可能な複数の画像形成装置と印刷ログを管理する管理装置とを含む印刷システムであって、第1の画像形成装置は、外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に印刷アプリケーションンにより取得する取得手段と、前記取得した印刷ジョブと、当該印刷ジョブのジョブ名称を含む属性情報を格納する格納手段と、前記格納手段で格納される属性情報を用いて、印刷ジョブごとに一意に付与される識別情報を含む第1の印刷ログを生成する第1のログ生成手段と、前記識別情報とジョブ名称とを対応付けた情報を管理する管理手段と、前記第1の印刷ログを前記管理装置に送信する第1のログ送信手段と、第2の画像形成装置からジョブ名称を受信するジョブ名称受信手段と、前記管理手段の情報に基づいて、前記ジョブ名称受信手段で受信したジョブ名称に対応する識別情報を前記第2の画像形成装置に送信する識別情報送信手段とを備え、第2の画像形成装置は、印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から印刷ジョブを受信して、印刷を実行する印刷実行手段と、前記第1の画像形成装置に、当該印刷ジョブのジョブ名称を送信するジョブ名称送信手段と、前記ジョブ名称に対応する識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記第1の印刷ログと対応付けるべく、前記識別情報受信手段で受信した識別情報と、前記印刷実行手段で実行により本体機能により生成されるログを用いた、第2の印刷ログを生成する第2のログ生成手段と、前記第2の印刷ログを前記管理装置に送信する第2のログ送信手段とを備え、前記管理装置は、前記第1の画像形成装置および前記第2の画像形成装置から印刷ログを受信するログ受信手段と、前記ログ受信手段で受信した第1の印刷ログと第2の印刷ログを記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションが独自に管理する印刷ジョブからログを生成し、当該ログと本体機能で生成されたログとを関連付けて、ログを適切に管理することができる。
印刷システムの構成の一例を示すシステム構成図である 認証サーバ200、ログ管理サーバ400、クライアントPC500のハードウエア構成例を示すブロック図である 複合機300のハードウエア構成例を示すブロック図である 印刷システムの処理の概略図である 印刷システムの各装置における機能ブロック図である 印刷ジョブの格納処理に関するフローチャートである 印刷ジョブ格納時の印刷ログ送信処理に関するフローチャートである 蓄積されている印刷ジョブ出力処理のフローチャートである 印刷ジョブ出力時のログ生成処理のフローチャートである 書誌情報の一例を示すデータ図である 操作ログの一例を示すデータ図である ファイル名(ジョブ名)とドキュメントIDとの対応付けテーブルの一例を示す図 コンテンツログの一例を示すデータ図である ドキュメントIDの書き換え時の概略図である 操作ログを格納した際のデータの一例を示す図である コンテンツログを格納した際のデータの一例を示す図である
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の認証サーバ200、複合機300−1〜300−3、ログ管理サーバ400、クライアントPC500を含む印刷システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
認証サーバ200、複合機300−1〜300−3、ログ管理サーバ400、クライアントPC500がネットワーク100で接続されている。
外部装置としてのクライアントPC500のプリンタドライバを用いて、複合機300−1乃至300−3のいずれかの複合機に印刷ジョブを出力する。
出力先の複合機300で印刷ジョブを格納し、印刷ジョブから書誌情報を抽出し、格納する。
印刷を実行する複合機300からの印刷要求に従って、印刷ジョブを取得して印刷を実行する印刷システムである。
また、各複合機で生成された印刷ログを管理装置としてのログ管理サーバへ送信して、管理する印刷システムである。
次に、図2を用いて、図1に示した認証サーバ200、ログ管理サーバ400、クライアントPC500に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示した500)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機300のハードウエア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機300−1〜300−2のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LANや公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行なう。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムネットワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ部314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ部314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機300は、スキャナ部314から読み込んだ画像データをLAN上に送信したり、LANから受信した印刷ジョブをプリンタ部312により印刷出力することができる。
また、スキャナ部314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力することできる。
複合機300は、本体が予め備える本体機能(複合機300のオペレーティングシステム含む)のほか、アプリケーションをインストールすることが可能である。複合機300は、アプリケーションを追加することで、拡張機能(本体機能を利用した機能であってもよい)を利用することが可能な構成となっている。本実施形態では、認証アプリケーション、ログ管理アプリケーション、印刷アプリケーション、ストレージアプリケーション、ネーム管理アプリケーションがインストールされ、印刷拡張機能と認証拡張機能とログ管理拡張機能が実現される。なお、印刷アプリケーションとストレージアプリケーションを合わせて印刷アプリケーションとすることも可能である。
次に、図4の印刷システムの処理の概略図を用いて、本発明の処理概要について説明する。
(1)クライアントPC500のプリンタドライバを用いて、複合機300−1又は300−3の複合機のLPRポートに印刷ジョブを出力する(LPR:Line Printer daemon protocol、第1のプロトコル)。複合機300−1又は300−3はLPRポートで印刷ジョブを受け付ける。
(2)ストレージアプリケーションは、LPRポートを監視しており、受信した印刷ジョブをフックして、印刷データストレージに格納する。この時、印刷ジョブに含まれるデータから書誌情報(図10)を抽出し、印刷ジョブと共に格納する。書誌情報を属性情報とも言い換えることができる。
(3)ログ管理アプリケーションは、書誌情報を用いて操作ログとしての印刷ログ(第1の印刷ログ、図11)を生成する。この時ログ管理サーバ400に問合せを行い、印刷ジョブを一意に特定するための情報であるドキュメントIDをログ管理サーバ400から取得し、印刷ログとして管理する。また、ドキュメントIDとファイル名を対応付けて管理する(図12)。
(4)ログ管理アプリケーションは、生成した印刷ログをログ管理サーバ400に送信する。
(5)ストレージアプリケーションは、(2)で印刷ジョブを格納すると、複合機300−2のネーム管理アプリケーションに対して、印刷ジョブの格納先であるネーム情報を通知する。通知の際には、印刷したユーザ名と共に通知する。そして、ネーム管理アプリケーションは、受信したネーム情報をユーザ名と対応付けて管理する。これにより、ユーザの印刷ジョブがどの複合機に格納されているかが管理できる。
(6)ICカードを読み取り、認証アプリケーションで認証の成功を受け付けると、認証されたユーザ名を複合機300−2に送信し、当該ユーザ名に対応する印刷ジョブが格納されている複合機のネーム情報を印刷アプリケーションが受信する。
(7)このネーム情報に基づいて、印刷ジョブが格納されている複合機に対して印刷ジョブ一覧要求を行い、各複合機から、書誌情報を受信する。この書誌情報をもとに印刷ジョブ一覧を表示する。なお、この時、認証された複合機300−1又は300−3自身から書誌情報を取得して、表示する。
(8)選択され、印刷指示のあった印刷ジョブの印刷命令を、格納されている複合機に送信する。そして格納されている複合機は印刷命令のあった印刷ジョブのFTP印刷を行う(FTP:File Transfer Protocol、第2のプロトコル)。印刷命令を送信した複合機は、FTPポートにて印刷ジョブを受け付け、本体機能であるプリント機能(印刷機構)を介して印刷を実行する。
(9)複合機の本体機能では、印刷した結果のログ情報を出力する。この時印刷した印刷ジョブのイメージデータも出力する。
(10)ログ管理アプリケーションは、出力したログに基づいて、複合機での印刷実行時の印刷ログを生成する。この時、ログ管理アプリケーションは、(3)と同様にログ管理サーバ400からドキュメントIDを取得して、印刷ログを生成する(図13)。そして、印刷ジョブのジョブ名に基づいて、図12の対応付けテーブルから、ドキュメントIDを取得して、生成した印刷ログのドキュメントIDを書き換える(図14)。
(11)ログ管理アプリケーションは、ドキュメントIDが書き換えられた印刷ログ(第2の印刷ログ)と、イメージデータをログ管理サーバ400へ送信する。ログ管理サーバ400は、受信した2つの印刷ログを、1つの印刷ジョブに対するログとして対応付けて管理する。
上述の各処理の詳細は、後述のフローチャートを用いて説明する。
次に、図5の機能ブロック図を用いて、本発明各装置の機能について説明する。なお、各機能はそれぞれのCPUが機能を実行するものとする。
また、図5は、印刷アプリケーションが動作し、本体機能である印刷機構を用いて印刷を実行可能な複数の複合機(例えば、画像形成装置)と、印刷ログを管理するログ管理サーバ(例えば、管理装置)とを含む印刷システムの機能ブロック図である。以下、複数の複合機を第1の画像形成装置、第2の画像形成装置として説明し、ログ管理サーバを管理装置として説明する。
第1の画像形成装置は以下の機能部を備える。
取得部501は、外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、印刷アプリケーションにより取得する機能部である。
格納部502は、前記取得した印刷ジョブと、当該印刷ジョブのジョブ名称を含む属性情報を格納する機能部である。
第1のログ生成部503は、前記格納部502で格納された印刷ジョブ(属性情報)を用いて、印刷ジョブごとに一意に付与される識別情報を含む第1の印刷ログを生成する機能部である。
管理部504は、前記識別情報とジョブ名称とを対応付けた情報を管理する機能部である。
第1のログ送信部505は、前記第1の印刷ログを前記管理装置に送信する機能部である。
ジョブ名称受信部506は、第2の画像形成装置からジョブ名称を受信する機能部である。
識別情報送信部507は、前記管理部504の情報に基づいて、前記ジョブ名称受信部506で受信したジョブ名称に対応する識別情報を前記第2の画像形成装置に送信する機能部である。
第2の画像形成装置は、以下の機能部を備える。
印刷実行部508は、印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から印刷ジョブを受信して、印刷を実行する機能部である。
ジョブ名称送信部509は、前記第1の画像形成装置に、当該印刷ジョブのジョブ名称を送信する機能部である。
識別情報受信部510は、前記ジョブ名称に対応する識別情報を受信する機能部である。
第2のログ生成部511は、前記第1の印刷ログと対応付けるべく、前記識別情報受信部510で受信した識別情報と、前記印刷実行部508で実行により本体機能により生成されるログを用いた、第2の印刷ログを生成する機能部である。
第2のログ送信部512は、前記第2の印刷ログを前記管理装置に送信する機能部である。
管理装置は、以下の機能部を備える。
ログ受信部513は、前記第1の画像形成装置および前記第2の画像形成装置から印刷ログを受信する機能部である。
記憶部514は、前記ログ受信部513で受信した第1の印刷ログと第2の印刷ログを記憶する機能部である。
次に、本実施形態における処理の詳細な説明を、図6〜図9のフローチャートを用いて説明する。なお、フローチャートのステップは、各装置のCPUが処理を実行する。
図6は、印刷ジョブの格納処理に関するフローチャートである。
ステップS601はクライアントPC500の処理である。ステップS602〜ステップS606は、複合機300−3の処理である。ステップS607〜ステップS608の処理は複合機300−2の処理である。
なお、本実施形態では、複合機300−1〜複合機300−3を分けて説明するが、複合機300−2でも、複合機300−1や複合機300−3の機能を実現する構成であってもよい。
ステップS601では、プリンタドライバを用いて、LPR印刷を実行する。これにより、印刷ジョブが複合機300−3に送信する。
ステップS602では、LPRポートをストレージアプリケーションが監視して(監視手段の一例)、LPRポートで受け付けた印刷ジョブを取得する(取得手段の一例)。
ステップS603では、印刷ジョブから書誌情報を抽出し、図10の書誌情報ファイルを生成する。
図10について説明する、書誌情報として、印刷ジョブのファイル名1001、印刷を実行したユーザ名1002を記憶し、その他、ドキュメント名、印刷日時、保存日時、部数などを記憶管理している。
ステップS604では、印刷ジョブをストレージアプリケーションが管理するHDDの領域に格納する。
ステップS605では、生成された書誌情報ファイルをストレージアプリケーションが管理するHDDの領域に格納する。印刷ジョブ名で書誌情報ファイルと印刷ジョブが対応付けて管理しているものとする。
ステップS604とステップS605は、格納手段の一例である。
ステップS606では、複合機300−2のネーム管理アプリケーションへネーム情報(例えば、複合機300−3のIPアドレス)を送信する。この時、印刷ジョブに対応するユーザ名についても送信する。
ステップS607では、ネーム情報とユーザ名を受信する。
ステップS608では、ネーム情報とユーザ名をネーム情報テーブルに記憶する(不図示)。
次に、図7に移り、本実施形態の詳細な処理の説明を続ける。
図7は、印刷ジョブ格納時の印刷ログ送信処理に関するフローチャートである。
ステップS701〜ステップS706は、複合機300−3の処理である。ステップS707〜ステップS708は、ログ管理サーバ400の処理である。
ステップS701では、印刷ジョブ、書誌情報ファイルの格納領域を監視する。
ステップS702では、書誌情報ファイルが追加されたか否かを判定する。書誌情報ファイルが追加された場合には、ステップS703へ処理を移す。書誌情報ファイルが追加されていない場合には、ステップS701へ処理を戻し、追加されるまで待機する。
ステップS703では、書誌情報ファイル(図10)を取得する。
ステップS704では、印刷ログとしての操作ログを生成する(第1のログ生成手段の一例)。操作ログを生成する際に、ログ管理サーバ400から印刷するデータ(印刷ジョブ)に一意に付与されるドキュメントIDを取得する。本実施形態では、ドキュメントIDをログ管理サーバ400から取得するようにしたが、ログ管理アプリケーションが一意となるドキュメントIDを生成する構成であってもよい。
生成された操作ログの一例が図11である。ここで図11について説明する。
ジョブログID1101は、複合機での操作(本体機能としてジョブを保存するインプットの動作や、印刷ジョブを紙出力するアウトプットの動作や、コピーなど)ごとに一意に付与されるIDで、ログ管理アプリケーション又はログ管理サーバ400により生成されるIDである。
ドキュメントID1102は、上述の印刷するデータ(印刷ジョブ)に一意に付与されるIDである。
ジョブ名1103は、書誌情報のファイル名1001である。
その他、ユーザ名など各種情報を記憶管理している。
ステップS705では、ファイル名(ジョブ名)とドキュメントIDを図12の対応付けテーブルに記憶する(管理手段の一例)。この対応付けテーブルは、複合機300−3に記憶されており、ログ管理アプリケーションが参照可能なテーブルとなっている。
なお、対応付けテーブルへの記憶はステップS706の処理後に実行してもよく、手順に限定されるものではない。
ステップS706では、ログ管理サーバ400に図11の操作ログを送信する(第1のログ送信手段の一例)。
ステップS707では、操作ログを受信し、ステップS708では、受信した操作ログを外部メモリに格納する。
操作ログを格納した際の例が、図15である。ここで図15について説明する。
操作ログテーブル1501に、受信した操作ログを記憶させる。操作ログテーブル1501には、受信した操作ログに対応するデータがすべて記載されていないが、当然ジョブ名など必要な情報が記憶されているものとする。
コンテンツログテーブル1502には、操作ログに対応するデータが記憶されていない状態となっている。このコンテンツログテーブルには後述する処理で記憶される。
コンテンツ‐操作ログ関連付けテーブル1503には、操作ログのジョブログIDが記憶され、登録日が記憶される。また、コンテンツIDは、ドキュメントIDが記憶される。
コンテンツログのイメージデータテーブル1504には、コンテンツログを取得しておらず、印刷時のイメージを有していないため、データが記憶されていない状態である。
次に、図8に移り、本実施形態の詳細な処理の説明を続ける。
図8は、蓄積されている印刷ジョブ出力処理のフローチャートである。
ステップS801、ステップS805、ステップS806、ステップS809、ステップS810、ステップS813〜ステップS816、ステップS819、ステップS820は複合機300−1の処理である。ステップS802、ステップS803は、認証サーバ200の処理である。ステップS807、ステップS808は複合機800−2の処理である。ステップS811、ステップS812、ステップS817、ステップS818は複合機300−3の処理である。
ステップS801では、ICカードを読み取り、認証アプリケーションにより、ユーザID(ユーザ名)を含む認証要求を認証サーバ200へ送信する。なお、ICカード以外に、ユーザID、パスワードをユーザに入力させ、認証を行わせることができる。
ステップS802では、認証要求を受け付け、認証サーバ200で管理するユーザテーブルを参照し、一致するユーザIDがあるか否かを判定する(認証)。
ステップS803では、認証結果を送信する。ここでは、認証が成功したものとして説明を進める。なお、本実施形態では、認証サーバ200を用いて認証を実行するように構成したが、認証サーバの機能を複合機内に持たせ、複合機内で認証を実行する構成であってもよい。
ステップS804では、認証成功の結果を受信し、ログインを実行する。ここでログインユーザ名を本体機能が管理するログイン情報にセットすることで複合機本体へのログインが行われる。なお。ログイン情報には、ユーザ名以外に、メールアドレスなど、認証成功の結果に含まれる情報がセットされることは言うまでもない。
ステップS805では、印刷アプリケーションが、ログイン情報を取得する。
ステップS806では、印刷アプリケーションが、ユーザ名に対応付く印刷ジョブが格納されている複合機の情報、すなわちネーム情報を取得するため、ログイン情報に含まれるユーザ名を含む取得要求をネーム管理アプリケーションに送信する。なお、機種名を用いて、その機種で印刷可能な印刷ジョブを取得する構成としてもよい。この場合、ステップ608で記憶するネーム情報にも機種情報が含まれているものとする。なお、近年では複数の複合機で扱える印刷ジョブを生成する機種共通プリンタドライバもあるため、機種情報を用いない構成で実現できることは言うまでもない。
ステップS807では、ネーム管理アプリケーションは、取得要求を受信する。
ステップS808では、取得要求に含まれるユーザ名を用いて、ネーム情報(例えば、IPアドレス)を取得し、複合機300−1へ送信する。
ステップS809では、ネーム情報を受信する。
ステップS810では、受信したネーム情報を用いて、ネーム情報に対応する各複合機(ここでは、複合機300−3とする)へ印刷ジョブ一覧要求を送信する。印刷ジョブ一覧要求には、ユーザ名が含まれている。
ステップS811では、印刷ジョブ一覧要求を受信する。
ステップS812では、印刷ジョブ一覧要求に含まれているユーザ名を有する、書誌情報を取得し、複合機300−1へ送信する。書誌情報の中で、印刷ジョブ一覧表示に必要な情報を送信する。例えば、ファイル名、ドキュメント名、日時、部数など。なお、書誌情報は、1又は複数の印刷ジョブの書誌情報である。
ステップS813では、書誌情報を受信する。
ステップS814では、受信した書誌情報をもとに、印刷ジョブ一覧を表示する。
ステップS815では、ユーザの操作に応じて、表示した印刷ジョブ一覧から印刷ジョブを選択する。
ステップS816では、選択された印刷ジョブの印刷指示要求を送信する。ここでは、印刷ジョブを特定するため、ファイル名を印刷指示要求として送信する。
ステップS817では、印刷指示要求を受信する。
ステップS818では、印刷指示要求のあった印刷ジョブを取得し、FTP印刷を実行する。
ステップS819では、FTPポートで印刷ジョブを受信して、本体機能の印刷機構を用いて、印刷を実行する(印刷実行手段の一例)。
ステップS820では、本体機能により、印刷結果を格納する。印刷結果には、図13のコンテンツログを生成するもとになる情報が含まれている。また
この時、印刷時に展開された画像(イメージデータ)についても合わせて格納する。
次に、図9に移り、本実施形態の詳細な処理の説明を続ける。
図9は、印刷ジョブ出力時のログ生成処理のフローチャートである。
ステップS901〜ステップS908、ステップS913〜ステップS915、ステップS918は複合機300−1の処理である。ステップS909〜ステップS912は、複合機300−3の処理である。ステップS916、ステップS917、ステップS919はログ管理サーバ400の処理である。
ステップS901では、本体機能が生成したログを取得する。
ステップS902では、取得したログをもとに、図13のコンテンツログ(第2の印刷ログ)を生成する。
ここで図13のコンテンツログについて説明する。
ジョブログID1301は、操作ごとに一意に付与されるIDで、ログ管理アプリケーション又はログ管理サーバ400により生成されるIDである。
ドキュメントID1302は、印刷するデータ(印刷ジョブ)に一意に付与されるIDである。ただし、ここでは、操作ログで付与されたドキュメントIDが解らないため、新たなIDを付与して記憶する。なお、この時点でNULLでもよい。
ジョブ名1303は、印刷した印刷ジョブのファイル名1001である。IPアドレス1304は、複合機300−1のIPアドレスである。
その他、ユーザ名など各種情報を記憶管理している。
ステップS903では、ステップS902で生成したコンテンツログに対応する印刷がFTP印刷か否かを判定する(第1の印刷判定手段の一例)。FTP印刷か否かの判定は、コンテンツログに含まれるIPアドレスに値が入っているか否かで判定する。コンテンツログが、IPアドレス以外にFTP印刷時にフラグを有する構成であれば、フラグで判断してもよい。FTP印刷と判定された場合には、ステップS904へ処理を移し、FTP印刷でないと判定された場合には、ステップS918に処理を移す。
ステップS904では、他の複合機からのFTP印刷か否かを判定する(第2の印刷判定手段の一例)。コンテンツログのIPアドレス1304と、複合機300−3(自機)のIPアドレスとの一致を判定することで、自機からのFTP印刷か、他機からのFTP印刷かが判定できる。自機からのFTP印刷の場合には、ステップS905へ処理を移し、他機からのFTP印刷の場合には、ステップS906へ処理を移す。
ステップS905では、コンテンツログのジョブ名1303をもとに、自機に記憶されている図12の対応付けテーブルを参照し、ドキュメントIDを取得する。なお、ジョブ名とファイル名で一致を判定して、一致したレコードのドキュメントIDを取得するものとする。
本実施形態では、ドキュメントIDを用いる構成としたが、ジョブ名で管理する構成である場合には、ジョブ名を用いて操作ログとコンテンツログを関連付ける構成としてもよい。
ステップS906では、コンテンツログのIPアドレス1304に従って、複合機300−3のログ管理アプリケーションと通信を確立する。
ステップS907では、通信を確立できたかを判定し、通信が確立できた場合には、ステップS908へ処理を移し、通信が確立できなかった場合には、ステップS918へ処理を移す。
ステップS908では、コンテンツログのジョブ名1303を含むドキュメントID取得要求を、複合機300−3のログ管理アプリケーションに送信する(ジョブ名称送信手段の一例)。本実施形態では、ドキュメントIDを用いる構成としたが、ジョブ名で管理する構成である場合には、ジョブ名を用いて操作ログとコンテンツログを関連付ける構成としてもよい。
ステップS909では、ドキュメントID取得要求を受信する(ジョブ名称受信手段の一例)。
ステップS910では、ドキュメントID取得要求に含まれるジョブ名をもとに、複合機300−3で管理する図12の対応付けテーブルを参照して、ドキュメントIDを取得する。なお、ジョブ名とファイル名で一致を判定して、一致したレコードのドキュメントIDを取得するものとする。
ステップS912では、取得したドキュメントIDを複合機300−1のログ管理アプリケーションに送信する(識別情報送信手段の一例)。
ステップS913では、ドキュメントIDを受信する(識別情報受信手段の一例)。
ステップS914では、図13のコンテンツログのドキュメントID1302を、ステップS905又はステップS913で取得したドキュメントIDに書き換える(第2のログ生成手段の一例)。ドキュメントIDの書き換え時の概略図が図14である。ドキュメントID1401の値が、ドキュメントID1402で変更されている。
ステップS915では、ステップS915でドキュメントIDが書き換えられたコンテンツログをログ管理サーバ400へ送信する(第2のログ送信手段の一例)。この時、コンテンツログに対応して生成されたイメージデータ(印刷ジョブの画像)も合わせて送信する。
ステップS916では、コンテンツログと、イメージデータを受信する(ログ受信手段の一例)。
ステップS917では、先に格納されている操作ログとコンテンツログを関連付けて記憶制御する(記憶手段の一例)。ドキュメントIDが一致する操作ログとコンテンツログが関連付くものとする。
コンテンツログを格納した際の例が、図16である。ここで図16について説明する。
操作ログテーブル1601には、既に操作ログが記憶されている例である。
コンテンツログテーブル1602には、複合機での印刷時のコンテンツログが記憶されている例である。
コンテンツ‐操作ログ関連付けテーブル1603には、受信し、登録するコンテンツログのドキュメントIDとコンテンツIDが一致した場合に、ジョブログIDに、コンテンツログのジョブログIDが記憶されたテーブルの例である。これによって、操作ログとコンテンツログが関連付く。
コンテンツログのイメージデータテーブル1604は、コンテンツログを受信した際に、コンテンツIDにコンテンツログのドキュメントIDが記憶され、イメージデータのファイル名が記憶されたテーブルの例である。
この1601〜1604のデータが記憶されることで、同じ印刷ジョブに対するインプットとアウトプットのログが関連付き、印刷時の一連のログが管理できる。
なお、図15と図16のデータはデータベース等で管理する構成でもよい。
ステップS918では、ドキュメントIDを変更することなく、ステップS902で生成された印刷ログを送信する。
ステップS919では、印刷ログを管理誌、コンテンツログテーブルに印刷ログを記憶させる。この時、コンテンツログに関連付く操作ログは、操作ログテーブルには記憶されていない。
以上により、外部装置(クライアントPC)から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、印刷アプリケーションにより取得し、格納した画像形成装置(複合機)で、格納する印刷ジョブの属性情報を用いて印刷ログを生成し、管理装置(ログ管理サーバ)に送信する。また、印刷を実行した画像形成装置(複合機)で生成した印刷ログの印刷ジョブに係る識別情報を、印刷ジョブを格納した際の印刷ログで利用した識別情報に書き換えて印刷ログを管理装置(ログ管理サーバ)に送信することができる。そのため、受信時に通常取得できない印刷ログを生成させ、印刷時の印刷ログと関連付けることができるので、印刷の一連(複合機へのインプットからアウトプット)のログを関連付けて管理することができる。
以上、本実施形態によれば、アプリケーションが独自に管理する印刷ジョブからログを生成し、当該ログと本体機能で生成されたログとを関連付けて、ログを適切に管理することができる。
特に、複合機やプリンタなどのデバイスで受信した印刷ジョブをフックして管理し、管理された印刷ジョブを他のデバイスで出力させる形態においては、デバイスの本体でログが生成されず、適切なログが管理できないという従来の課題を解決することが可能となる。すなわち、同じ印刷ジョブに対するデバイスへのインプットと、デバイスからのアウトプットのログを関連付け、印刷時の一連のログが管理できる(同一の印刷ジョブのログを一元管理できる)。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図6〜図9に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4〜図6の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図6〜図9の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 ネットワーク
200 認証サーバ
300 複合機(デバイス)
400 ログ管理サーバ
500 クライアントPC

Claims (9)

  1. 印刷アプリケーションが動作し、本体機能である印刷機構を用いて印刷を実行可能な複数の画像形成装置と、印刷ログを管理する管理装置とを含む印刷システムであって、
    第1の画像形成装置は、
    外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、前記印刷アプリケーションにより取得する取得手段と、
    前記取得した印刷ジョブと、当該印刷ジョブのジョブ名称を含む属性情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段で格納される属性情報を用いて、印刷ジョブごとに一意に付与される識別情報を含む第1の印刷ログを生成する第1のログ生成手段と、
    前記識別情報とジョブ名称とを対応付けた情報を管理する管理手段と、
    前記第1の印刷ログを前記管理装置に送信する第1のログ送信手段と、
    第2の画像形成装置からジョブ名称を受信するジョブ名称受信手段と、
    前記管理手段の情報に基づいて、前記ジョブ名称受信手段で受信したジョブ名称に対応する識別情報を前記第2の画像形成装置に送信する識別情報送信手段と
    を備え、
    第2の画像形成装置は、
    印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から印刷ジョブを受信して、印刷を実行する印刷実行手段と、
    前記第1の画像形成装置に、当該印刷ジョブのジョブ名称を送信するジョブ名称送信手段と、
    前記ジョブ名称に対応する識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記第1の印刷ログと対応付けるべく、前記識別情報受信手段で受信した識別情報と、前記印刷実行手段で実行により本体機能により生成されるログを用いた、第2の印刷ログを生成する第2のログ生成手段と、
    前記第2の印刷ログを前記管理装置に送信する第2のログ送信手段と
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記第1の画像形成装置および前記第2の画像形成装置から印刷ログを受信するログ受信手段と、
    前記ログ受信手段で受信した第1の印刷ログと第2の印刷ログを記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 前記第1の画像形成装置は、
    前記印刷アプリケーションにより、第1のプロトコルによる印刷を監視する監視手段を更に備え、
    前記取得手段は、監視手段による監視により印刷ジョブを取得することを特徴とし、
    前記第2の画像形成装置は、
    印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から受信した印刷ジョブが第2のプロトコルによる印刷か否かを判定する第1の印刷判定手段を更に備え、
    前記ジョブ名称送信手段は、前記第1の印刷判定手段で第2のプロトコルによる印刷と判定された場合に、前記第1の画像形成装置にジョブ名称を送信することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記第2のログ送信手段は、前記第1の印刷判定手段で第2のプロトコルによる印刷でないと判定された場合に、前記第1の画像形成装置から受信する識別情報を用いることなく、本体機能により生成されるログを送信することを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記第2の画像形成装置は、
    前記第2のプロトコルによる印刷が、当該第2の画像形成装置からの印刷か否かを判定する第2の印刷判定手段を更に備え、
    前記識別情報受信手段は、当該第2の画像形成装置からの印刷と判定される場合に、当該第2の画像形成装置から識別情報を受信し、当該第2の画像形成装置からの印刷でないと判定された場合に、前記第1の画像形成装置から識別情報を受信することを特徴とする請求項2又は3に記載の印刷システム。
  5. 前記第2のログ生成手段は、本体機能により生成されるログを用いて生成された印刷ログの識別情報を、前記識別情報受信手段で受信した識別情報に変更することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  6. 前記第1のプロトコルはLPRであり、前記第2のプロトコルはFTPであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の印刷システム。
  7. 印刷アプリケーションが動作し、本体機能である印刷機構を用いて印刷を実行可能な複数の画像形成装置と、印刷ログを管理する管理装置とを含む印刷システムの処理方法であって、
    第1の画像形成装置が、
    外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、前記印刷アプリケーションにより取得する取得ステップと、
    前記取得した印刷ジョブと、当該印刷ジョブのジョブ名称を含む属性情報を格納する格納ステップと、
    前記格納ステップで格納される属性情報を用いて、印刷ジョブごとに一意に付与される識別情報を含む第1の印刷ログを生成する第1のログ生成ステップと、
    前記識別情報とジョブ名称とを対応付けた情報を管理する管理ステップと、
    前記第1の印刷ログを前記管理装置に送信する第1のログ送信ステップと、
    第2の画像形成装置からジョブ名称を受信するジョブ名称受信ステップと、
    前記管理ステップの情報に基づいて、前記ジョブ名称受信ステップで受信したジョブ名称に対応する識別情報を前記第2の画像形成装置に送信する識別情報送信ステップと
    を実行し、
    第2の画像形成装置が、
    印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から印刷ジョブを受信して、印刷を実行する印刷実行ステップと、
    前記第1の画像形成装置に、当該印刷ジョブのジョブ名称を送信するジョブ名称送信ステップと、
    前記ジョブ名称に対応する識別情報を受信する識別情報受信ステップと、
    前記第1の印刷ログと対応付けるべく、前記識別情報受信ステップで受信した識別情報と、前記印刷実行ステップで実行により本体機能により生成されるログを用いた、第2の印刷ログを生成する第2のログ生成ステップと、
    前記第2の印刷ログを前記管理装置に送信する第2のログ送信ステップと
    を実行し、
    前記管理装置が、
    前記第1の画像形成装置および前記第2の画像形成装置から印刷ログを受信するログ受信ステップと、
    前記ログ受信ステップで受信した第1の印刷ログと第2の印刷ログを記憶する記憶ステップと
    を実行することを特徴とする処理方法。
  8. 印刷アプリケーションが動作し、本体機能である印刷機構を用いて印刷を実行可能な複数の画像形成装置と、印刷ログを管理する管理装置とを含む印刷システムのプログラムであって、
    第1の画像形成装置を、
    外部装置から受信する印刷ジョブを本体機能で取得する前に、前記印刷アプリケーションにより取得する取得手段と、
    前記取得した印刷ジョブと、当該印刷ジョブのジョブ名称を含む属性情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段で格納される属性情報を用いて、印刷ジョブごとに一意に付与される識別情報を含む第1の印刷ログを生成する第1のログ生成手段と、
    前記識別情報とジョブ名称とを対応付けた情報を管理する管理手段と、
    前記第1の印刷ログを前記管理装置に送信する第1のログ送信手段と、
    第2の画像形成装置からジョブ名称を受信するジョブ名称受信手段と、
    前記管理手段の情報に基づいて、前記ジョブ名称受信手段で受信したジョブ名称に対応する識別情報を前記第2の画像形成装置に送信する識別情報送信手段として機能させ、
    第2の画像形成装置を、
    印刷要求に応じて、前記第1の画像形成装置から印刷ジョブを受信して、印刷を実行する印刷実行手段と、
    前記第1の画像形成装置に、当該印刷ジョブのジョブ名称を送信するジョブ名称送信手段と、
    前記ジョブ名称に対応する識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記第1の印刷ログと対応付けるべく、前記識別情報受信手段で受信した識別情報と、前記印刷実行手段で実行により本体機能により生成されるログを用いた、第2の印刷ログを生成する第2のログ生成手段と、
    前記第2の印刷ログを前記管理装置に送信する第2のログ送信手段として機能させ、
    前記管理装置を、
    前記第1の画像形成装置および前記第2の画像形成装置から印刷ログを受信するログ受信手段と、
    前記ログ受信手段で受信した第1の印刷ログと第2の印刷ログを記憶する記憶手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記請求項1の前記画像形成装置又は前記管理装置の各手段を機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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