JP6370142B2 - 重なり量測定装置及び重なり量測定方法 - Google Patents
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Description
本構成によれば、重なり部を含む所定領域を撮影した画像内に含まれる先端側のシート状部材の第1成形痕と後端側の第2成形痕とを検出し、第1成形痕と第2成形痕との間の距離から重なり量を算出するので正確に重なり量を測定することができる。即ち、画像に撮影された第1成形痕や第2成形痕は、シート状部材を成形したときに常に形成されるものであるため、互いの関係、例えば、距離関係については一定である。また、シート状部材は、成形ドラムに巻き付けたときに最適な重なり量が得られるように成形されていることから、巻付け前の搬送時に変形してしまった場合や、成形ドラムに正しく巻き付けられなかった場合には、第1成形痕と第2成形痕との関係に変化が生じることになる。したがって、あらかじめ成形ドラムにシート状部材を巻き付けたときの第1成形痕と第2成形痕との距離関係を既知としておき、実際に成形ドラムにシート状部材を巻き付けたときの第1成形痕と第2成形痕との距離を測定して、あらかじめ既知として用意しておいた第1成形痕と第2成形痕との距離関係とを比較することで重なり量の増減を調べることで、正確に重なり量を測定することが可能となる。さらに、立体的な重なり部を上側から撮影して平面的な画像として取得し、この画像から第1成形痕と第2成形痕との間を測定するようにしていることから、重なり部の表面における凹凸、重なり部における反りや浮き上がり、シート状部材の厚みの変動等の立体的な状態の影響を受けずに、重なり量を正確に測定することができる。
また、上記課題を解決するための重なり量測定方法の態様として、所定長さに成形され、かつ表面側に、幅方向に延長する成形痕を有するシート状部材を成形ドラムの外周側に先端側から巻付けたときに、シート状部材の先端側と後端側との重なり部の重なり量の測定において、重なり部を含む周囲全体を上から撮影手段で撮影することにより、後端側のシート状部材の表面に形成される第1成形痕と先端側のシート状部材の表面に形成される第2成形痕とを検出する検出工程と、撮影した画像のフレームからシート状部材の第1成形痕とシート状部材の第2成形痕との間の距離を測定して重なり量を算出する算出工程とを備える態様としたことにより、重なり部を含む所定領域を撮影した画像内に含まれる先端側のシート状部材の第1成形痕と後端側の第2成形痕とを検出し、第1成形痕と第2成形痕との間の距離から重なり量を算出するので正確に重なり量を測定することができる。
また、上記課題を解決するための重なり量測定方法の他の態様として、検出工程は、フレームの幅より狭い幅のブロックに分割し、それぞれのブロックの画像をシート状部材の第1成形痕側の第1領域と、シート状部材の第2成形痕側の第2領域とに分割して第1成形痕と、第2成形痕とを個別に検出し、それぞれの検出を各ブロック毎に行う態様としたことにより、より精度良く重なり量を測定することができる。即ち、フレームの幅よりも狭い幅のブロックに分割し、それぞれのブロックの画像からシート状部材の重なり量を測定することで、フレーム内における重なり量の変化を検出することができる。また、各ブロックの画像を第1成形痕を含む第1領域と、第2成形痕を含む第2領域とに分けて第1成形痕と第2成形痕とを検出することで、重なりの状態も検出することができる。例えば、後端側の第1成形痕が、第1領域から検出されないときには、重なりに浮き上がり、反り返り等が生じていると判定することができる。
また、上記課題を解決するための重なり量測定方法の他の態様として、検出工程では、前記第1領域の濃淡から閾値以上の輝度値を有する画素を検出し、検出された画素が直線状に並ぶ直線を第1成形痕として検出する工程と、第2領域の濃淡から閾値以上の輝度値を有する画素を検出し、検出された画素が直線状に並ぶ直線を第2成形痕として検出する工程とを備える態様としたことにより、重なり量の測定とともに重なりの状態を検出することができる。即ち、第1成形痕や第2成形痕は、シート状部材において立体的な変化があるため撮影において影等が生じることになり、画像には、重なり部と他の部位との間に濃淡が生じることになる。そこで、画像における濃淡を閾値と比較し、重なり部における第1成形痕及び第2成形痕を他の部位と分離することで、画像における第1成形痕や第2成形痕を確実に検出することができる。
また、上記課題を解決するための重なり量測定方法の他の態様として、算出工程は、シート状部材の第1成形痕とシート状部材の第2成形痕との間の距離と、重なり部におけるシート状部材の先端から第1成形痕までの距離及びシート状部材の後端から第2成形痕までの距離との関係に基づいて重なり量を算出することにより、重なり量を正確に測定することができる。
また、上記課題を解決するための重なり量測定方法の他の態様として、撮影手段で撮影されるシート状部材の第1成形痕は、L字状の段部の表面側の角部であり、第2成形痕は、シート状部材表面側に形成される矩形状の凸状部の一方の角部である態様としたことにより、精度良く重なり量を測定することができる。
同図において、シート状部材を成形するためのドラム成形装置2は、概略、所定距離離間して立設される一対の支柱21と、支柱21により回転可能に支持される軸22と、軸22に取り付けられる成形ドラム23と、軸22を駆動する駆動機構24とにより構成される。
一対の支柱21;21は、上端側に軸受21aを備え、この軸受21aにより成形ドラム23を回転可能とする軸22を支持する。軸22には、断面円形の円筒状の成形ドラム23が同軸となるように固着される。軸22の一端には、成形ドラム23の回転角度を検出するためのエンコーダ25が取り付けられる。
本実施形態では、上記後端Y側に形成される角部としてのエッジ10Aと、先端H側の表面側に形成されるリッジ12mのエッジ角部12Aとの区間距離を測定することで、重なり量Lを測定する。なお、エッジ10Aとともにエッジ10Qが形成され、またリッジ12にはリッジ角部12Aとともにリッジ角部12Qも形成される。
なお、成形ドラム23の幅方向の端部を基準として、カーカスプライ10の巻付けを行なう場合には、基準となる端部側のカメラは、架橋部材27に直接固定するようにしても良い。
3台のカメラ31は、所定のフレームの領域の撮影を可能にするエリアカメラであって、成形ドラム23に巻付けられたカーカスプライ10の巻付け開始端と巻付け終了端とが重なる重なり部を含む所定範囲の領域を撮影する。
エッジ検出部35は、図4(a)に示すように、エッジ10A側の領域R1をスキャンしてカーカスプライ10の後端Yのエッジ10Aを検出することでエッジ直線10Lを検出する。具体的には、エッジ検出部35は、まず、領域R1の左端に位置する画素列を下端から上端までスキャンし、当該画素列のスキャンが終了すると1つ右隣の画素列を下端から上端までスキャンする工程を右端の画素列まで繰り返して、エッジ10Aが撮影されたものと想定される画素の検出を行う。上記スキャンは、撮影した画像を構成する画素の色の濃淡に基づいて検出する。即ち、画素の輝度値が所定の閾値以上の輝度値のときに、エッジ10Aが撮影された画素として検出される。検出された画素は、その輝度値とともに、エッジ10A側の領域R1における座標位置が記憶される。
なお、閾値以上の輝度値を有する画素が領域R1の幅方向に直線状に連続するときに直線として検出するとして説明したが、例えば、閾値以上の輝度値を有する画素が上下方向に所定画素数以内に連続するときにも直線として検出するようにしても良い。
各カメラ31により撮影された各フレームP1,P2,P3をそれぞれ、複数のブロックQ1,Q2,Q3に分割することにより、各フレームP1,P2,P3内において異なる重なり量を検出することが可能となる。即ち、フレームP1,P2,P3の中においても撮影された位置によって重なり量も異なるため、先端Hと後端Yとが重なる重なり部の延長方向に沿うようにフレームP1,P2,P3を複数のブロックQ1,Q2,Q3に分割して各ブロックQ1,Q2,Q3において重なり量を測定することで重なり部における重なりの状態を正確に把握することが可能となる。
また、各フレームP1,P2,P3において分割した各ブロックQ1,Q2,Q3をさらに、上,下の領域R1,R2に分割し、各領域R1,R2に含まれるエッジ10A又はリッジ角部12Aを個別に検出することにより、エッジ10A及びリッジ角部12Aの検出に係るアルゴリズムを簡素化することができる。
また、エッジ10Aに相当するエッジ直線10Lの検出と、リッジ角部12Aに相当するリッジ直線12Lの検出は、フレームPを構成する画素の輝度値の濃淡により検出していることにより、実際の重なりにおいてエッジ10Aに浮きが生じた場合や、部材としての成形時にリッジ12に成形不良が生じている場合には、リッジ角部12A及びエッジ10Aの検出において十分な濃淡として表れないため、閾値を下回ることになりリッジ直線12Lの検出やエッジ直線10Lの検出において不良として判定されることになる。この場合、重なり量Lは算出されずに測定失敗(測定エラー)やジョイント不良と判定することができる。
以下実施例を用いて本発明による重なり量測定装置1による重なり量Lの算出方法について説明する。
まず、フレームP1は、フレーム分割部33により幅方向に均等な大きさの左ブロックQ1、中央ブロックQ2、右ブロックQ3の3つに分割される。
分割された各ブロックQ1乃至Q3は、それぞれ、ウインドウ分割部34によりさらにエッジ10A側の領域R1、リッジ12m側の領域R2に分割される。
各フレームP1が複数の領域R1,R2に分割されると、最初に中央ブロックQ2から領域R1,領域R2について重なり量Lを算出する処理が実行される。
ステップ201では、左ブロックQ1のエッジ10A側の領域R1を呼び出し、エッジ検出部35によりカーカスプライ10の一端である後端Y端のエッジ10Aを領域R1から検出する。このエッジ検出工程では、領域R1をスキャンして領域R1を構成する画素の輝度値を閾値βと比較し、画素の輝度値が閾値β以上のものをエッジ10Aが撮影されたとものとして検出する。ここで閾値βは、閾値αよりも輝度値の判定基準を低く設定する。そして、閾値β以上の輝度値を有する画素が領域R1の幅方向全域に亘り直線的に連続するものを直線として検出し、検出された直線のうち領域R1において最も下側に位置する直線をエッジ直線10Lとして検出し、幅方向全域に亘り直線的に連続するものがない場合には、直線なし、つまりエッジ直線10Lなしとして検出する。
そして、閾値β以上の輝度値を有する画素が領域R2の幅方向全域に亘り直線的に連続するものを直線として検出し、検出された直線のうちリッジ12側の領域R2において最も下側に位置する直線をリッジ直線12Lとして検出する。また、幅方向全域に亘り直線的に連続するものがない場合には、直線なし、つまりリッジ直線12Lなしとして検出する。
ステップ301では、右ブロックQ3のエッジ10A側の領域R1を呼び出し、エッジ検出部35によりカーカスプライ10の一端であるエッジ10Aを領域R1から検出する。このエッジ検出工程では、領域R1をスキャンして領域R1を構成する画素の輝度値を閾値γと比較し、画素の輝度値が閾値γ以上のものをエッジ10Aが撮影されたとものとして検出する。ここで、閾値γは、閾値αよりも検出基準が厳しくなるように選択する。そして、閾値γ以上の輝度値を有する画素がエッジ10A側の領域R1の幅方向全域に亘り直線的に連続するものを直線として検出し、検出された直線のうちエッジ10A側の領域R1において最も下側に位置する直線をエッジ直線10Lとして検出する。また、幅方向全域に亘り直線的に連続するものがない場合には、直線なし、つまりエッジ直線10Lなしとして検出する。
ステップ101〜ステップ305の処理が終了すると、中央フレームP2から重なり量Lを算出する処理を上記ステップに従って行い、中央フレームP2による重なり量Lの算出がすると、右フレームP3による重なり量Lの算出を行うことで重なり量測定工程が終了する。
このように、重なり量測定装置1を構成することで、画像に対応する重なり量Lの状態を目視で確認できるとともに、測定された結果から重なり部の状態を知ることができるので、後段の重なり部の判定において重なり量Lの良否を容易に判定することができる。
図6に示す測定結果は、エッジ10A−リッジ角部12A間の距離が7.99mmのときに正規の重なり量Lが得られるように設定されているものである。
即ち、先端Hに対する後端Yの重なりは、左フレームP1から右フレームP3にかけて重なり量Lが減少していることになり、傾斜して重なっていることが分かる。
例えば、上記実施形態では、カメラにより撮像した画像のフレームを3つのブロックに分割するとして説明したが、左右二つに分割して異なる閾値によって直線を構成する画素を検出するようにしても良いし、4つ以上のブロックに分割して、ブロック毎に画素を検出する閾値に異なる値を設定してエッジやリッジに相当する直線を検出するようにしても良い。
また、後端Y側は、幅方向に切り落としのままであって、段部Sが存在しないタイプの場合には、カーカスプライ10表面側の巻付け終了端のエッジをそのまま検出することにより、重なり量Lを検出できる。
また、後端Yについては、エッジ10A又はエッジ10Qに限らずその後部側表面に形成される図3のリッジ12mを検出して、巻付け開始端における終了端側の表面側のリッジ12mとの区間を計算しても良い。これにより、後端Y側に多少のめくれが生じても重なり量Lを検出できる。
また、カメラ31は、本実施形態の3台に限定されず何台で合っても良い。例えば、1台を左,右方向に移動し、かつ、所定位置(例えば、左端,中央,右端)で停止しつつ撮影しても、あるいは、エッジ10が細幅の場合、2個のカメラを用いても良い。また、撮影フレームP1乃至P3は、エッジ10Aとリッジ角部12Aとの全体を撮影する範囲として説明したが、エッジ10Aとリッジ角部12Aとを個別に撮影する範囲であっても良い。
23 成形ドラム、31 撮影手段、32 処理手段、33 フレーム分割部、
34 領域分割部、35 エッジ検出部、36 リッジ検出部、37 重なり量算出部、
H 先端、P;P1乃至P3 フレーム、Q;Q1乃至Q3 ブロック、
R1;R2 領域、Y 後端、α;β;γ 閾値。
Claims (6)
- 所定長さに成形され、かつ表面側に、幅方向に延長する金型成形痕を有するシート状部材を、成形ドラムの外周側に先端側から巻付けたときに、シート状部材の先端側と後端側との重なり部の重なり量を測定する重なり量測定装置であって、
前記重なり部を含む周囲全体を上から撮影手段で撮影することにより、後端側のシート状部材の表面に形成される第1成形痕と、先端側のシート状部材の表面に形成される第2成形痕とを検出する検出手段と、
撮影した画像のフレームから前記シート状部材の前記第1成形痕と、前記シート状部材の前記第2成形痕との間の距離を測定して重なり量を算出する算出手段とを備える重なり量測定装置。 - 所定長さに成形され、かつ表面側に、幅方向に延長する金型成形痕を有するシート状部材を、成形ドラムの外周側に先端側から巻付けたときに、シート状部材の先端側と後端側との重なり部の重なり量を測定する重なり量測定方法であって、
前記重なり部を含む周囲全体を上から撮影手段で撮影することにより、後端側のシート状部材の表面に形成される第1成形痕と、先端側のシート状部材の表面に形成される第2成形痕とを検出する検出工程と、
撮影した画像のフレームから前記シート状部材の前記第1成形痕と、前記シート状部材の前記第2成形痕との間の距離を測定して重なり量を算出する算出工程とを備える重なり量測定方法。 - 前記検出工程は、前記フレームの幅より狭い幅のブロックに分割し、それぞれのブロックの画像を前記シート状部材の第1成形痕側の第1領域とシート状部材の第2成形痕側の第2領域とに分割して、前記第1成形痕と前記第2成形痕とを個別に検出し、それぞれの検出を各ブロック毎に行うようにしたことを特徴とする請求項2記載の重なり量測定方法。
- 前記検出工程では、前記第1領域の濃淡から閾値以上の輝度値を有する画素を検出し、検出された画素が直線状に並ぶ直線を前記第1成形痕として検出する工程と、
前記第2領域の濃淡から閾値以上の輝度値を有する画素を検出し、検出された画素が直線状に並ぶ直線を前記第2成形痕として検出する工程とを備えることを特徴とする請求項3記載の重なり量測定方法。 - 前記算出工程は、前記シート状部材の第1成形痕と前記シート状部材の第2成形痕との間の距離と、
前記重なり部におけるシート状部材の先端から前記第1成形痕までの距離及びシート状部材の後端から前記第2成形痕までの距離との関係に基づいて重なり量を算出することを特徴とする請求項2乃至請求項4いずれか記載の重なり量測定方法。 - 撮影手段で撮影されるシート状部材の前記第1成形痕は、L字状の段部の表面側の角部であり、前記第2成形痕は、シート状部材の表面側に形成される矩形状の突状部の一方の角部であることを特徴とする請求項2乃至請求項5いずれか記載の重なり量測定方法。
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