JPH07198550A - タイヤブレーカの検査方法及び装置 - Google Patents

タイヤブレーカの検査方法及び装置

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JPH07198550A
JPH07198550A JP5352712A JP35271293A JPH07198550A JP H07198550 A JPH07198550 A JP H07198550A JP 5352712 A JP5352712 A JP 5352712A JP 35271293 A JP35271293 A JP 35271293A JP H07198550 A JPH07198550 A JP H07198550A
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tire
breaker
image
moire fringes
carcass
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JP5352712A
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English (en)
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Masahito Takeshima
雅人 竹嶋
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤブレーカの良否判別を自動的に行い、
検査精度の向上を図る。 【構成】 タイヤTの半径方向にX線を照射するX線照
射装置20と、タイヤTを透過するX線を受けてカーカ
ス及びブレーカの各コードによるモアレ縞の可視像を形
成する螢光板22と、この螢光板22に形成されたモア
レ縞を撮像する撮像カメラ24と、撮像されたモアレ縞
を示す画像データからブレーカのエッジ部を認識すると
ともに、この認識結果が予め設定された条件を満たして
いるか否かを判別する主演算装置28とを備えたタイヤ
ブレーカの検査装置10及び検査方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤの検査方法及び
装置において、特に、ブレーカの異常を検出するタイヤ
ブレーカの検査方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、タイヤの製造においては、ト
レッドとカーカスとの間にブレーカと称する補強用のゴ
ム層を設けることが行われている。
【0003】上記ブレーカは、タイヤ表面に凹凸が生じ
るのを極力回避するために、通常2乃至3枚程度の異な
る幅(タイヤ軸方向の寸法)のプライを積層して貼り合
わせることにより構成されるようになっており、例え
ば、2枚のプライからなるブレーカでは、タイヤ内周側
に広幅のプライを配し、外周側に狭幅のプライを配設す
るようになっている。この際、ブレーカにおいては、狭
幅プライに対する広幅プライのはみ出し幅(ステップ
幅)が左右(タイヤ幅方向左右)で均一になるように両
者が貼り合わされるようになっている。
【0004】ところが、上記のように、ステップ幅を左
右均一に貼付て加硫前タイヤを構成しても、加硫工程で
これが不均一となったり、狭幅プライがずれて、広幅プ
ライよりもタイヤ軸方向外側にはみ出る(逆ステップ現
象)等することがあり、このような場合には完成タイヤ
の性能を著しく低下させることになる。
【0005】そこで、タイヤ製造においては、一般に、
加硫後のタイヤにX線を照射して形成されるブレーカの
コード像をモニター表示し、作業者がこのコード像を目
視で確認する等の非破壊検査によりブレーカの検査を行
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように作業者がステップ幅等を目視で確認してブレーカ
の良否判別を行う従来の方法では、判別基準が作業者毎
に異なったり、あるいは同一の作業者が判別する場合で
あっても、長時間モニターを眺めることによる目の疲労
等により判別基準が異なり、その結果、ブレーカの良否
判定に正確さを欠くといった事態を招くことがあった。
【0007】また、上記のような良否判別は、必ずしも
熟練を要する作業に該当するものではないため、このよ
うな作業を自動化できれば人員削減、あるいは作業効率
の意味からも好ましい。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、タイヤブレーカの良否判別を自動的に
行い、検査精度の向上を図ることができるタイヤブレー
カの検査方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
タイヤファブリックで構成されたカーカス及びブレーカ
を具備してなるタイヤの検査方法において、タイヤの半
径方向にX線を照射することにより上記カーカス及びブ
レーカの各コードによるモアレ縞の可視像を形成し、こ
のモアレ縞の撮像に基づいて上記ブレーカのエッジ部を
認識することにより上記ブレーカの異常を検知するもの
である。
【0010】請求項2に係る発明は、タイヤファブリッ
クで構成されたカーカス及びブレーカを具備してなるタ
イヤの検査装置において、タイヤの半径方向にX線を照
射するX線照射装置と、タイヤを透過するX線を受けて
カーカス及びブレーカの各コードによるモアレ縞の可視
像を形成する可視像形成手段と、この可視像形成手段に
形成されたモアレ縞を撮像する撮像手段と、撮像された
モアレ縞像を示す画像データからブレーカのエッジ部を
認識するとともに、この認識結果が予め設定された条件
を満たしているか否かを判別する判別手段とを備えたも
のである。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、X線を照射
することににより、カーカスを構成するコードの像とブ
レーカを構成するコードの像とによりカーカスとブレー
カとの積層部分にモアレ縞を示す画像が形成され、この
モアレ縞を示す画像に基づいてブレーカのエッジ部分が
認識されてブレーカの異常が検知される。
【0012】上記請求項2記載の発明によれば、タイヤ
の半径方向にX線照射装置によりX線が照射されると、
カーカスを構成するコードの像とブレーカを構成するコ
ードの像とにより、可視像形成手段にモアレ縞が形成さ
れ、このモアレ縞を示す画像が撮像手段により撮像され
る。そして、判別手段において、このモアレ縞を示す画
像データからブレーカのエッジ部分が認識され、その認
識結果と予め設定された条件とが比較されて当該ブレー
カに対する良否判別が行なわれる。
【0013】
【実施例】本発明に係るタイヤブレーカの検査装置の実
施例について図面を用いて説明する。図1は、本発明に
係るタイヤブレーカの検査装置の一例を示す概念図で、
図2は、検査状態を示す断面略図である。
【0014】図1に示すように、タイヤブレーカの検査
装置10は、タイヤTを起立状態に支持するための支持
部材13と、支持されたタイヤTにX線を照射するX線
照射装置20と、タイヤTを透過するX線を受けてタイ
ヤTの可視像を形成する螢光板22と、この螢光板22
に形成された可視像を撮像する撮像カメラ24とからな
り、これらの各部材が検査室12内に配置された構成を
有している。
【0015】上記支持部材13は、タイヤTを外周側下
方から支持する一対の外周側支持ローラ14a,14b
と、これらに支持されたタイヤTを内周側から適度に押
圧しつつ支持する内周側支持ローラ18とからなり、こ
れらの各ローラ14a,14b,18が、共に水平軸を
有して回転可能に軸支された構成となっている。上記外
周側支持ローラ14a,14bの片側のローラ14b
は、駆動モータ16の出力軸に連結されており、この駆
動モータ16が駆動されることにより同図の実線矢印方
向に回転されて、支持部材13に装着されたタイヤTを
同図の一点矢印方向に回転させるようになっている。
【0016】上記駆動モータ16には、エンコーダから
なる位置検出手段17(図3に示す)が一体に設けられ
ており、検査時は、この位置検出手段17によりタイヤ
Tの検査位置、すなわちタイヤ周方向の、どの位置で検
査が行われているかが検知されるようになってる。
【0017】また、上記支持部材13において、上記内
周側支持ローラ18は上下方向への進退が可能とされて
おり、支持部材13へのタイヤTの着脱の際には内周側
支持ローラ18が上下に移動されるようになっている。
【0018】上記X線照射装置20は、上記内周側支持
ローラ18の略上方位置に固定されており、同図に示す
ように、支持部材13に装着されたタイヤTにX線を照
射するようになっている。より具体的には、タイヤTの
半径方向に、タイヤTの内周面側から外周面側に向かっ
て、かつ、図2に示すように、ブレーカBの全幅(図2
では上下方向)を含む部分にX線を照射するようになっ
ている。
【0019】上記撮像カメラ24は、例えば、CCDカ
メラであって、上述のようにタイヤTを透過するX線を
受けて螢光板22に形成される画像を取り込むようにな
ってる。
【0020】次に、上記検査装置10の制御系について
図3を用いて説明する。図3は、検査装置10の制御系
の一例を示すブロック図である。
【0021】同図に示すように、本制御系においては、
上記駆動モータ16及びX線照射装置20が、コントロ
ーラ26の駆動制御装置32に電気的に接続されるとと
もに、上記撮像カメラ24が、画像処理装置34に電気
的に接続されており、更に、これらの駆動制御装置32
及び画像処理装置34が主演算装置28に接続されてい
る。また、上記位置検出手段17が主演算装置28に接
続されている。
【0022】上記主演算装置28は、上記支持部材13
に完成タイヤが装着されると、予め設定されたプログラ
ムに従って検査を自動的に行わせるように上記駆動制御
装置32を介して駆動モータ16及びX線照射装置20
の作動をコントロールするとともに、上記撮像カメラ2
4により取り込まれ、画像処理装置34を介して出力さ
れる画像信号に所定の演算処理を施すことにより、上記
タイヤTにおけるブレーカBのエッジ部分の認識を行い
ステップ幅等の演算を行うようになっている。
【0023】また、上記主演算装置28には、ステップ
幅等に対する適正データを格納するための記憶部30が
接続されており、主演算装置28においてテップ幅等の
演算が行われた際には、記憶部30から適正データを読
みだして演算結果に係るステップ幅と適正データを比較
し、ブレーカBの異常を検知するようになっている。
【0024】さらに、上記主演算装置28には、表示装
置36が接続されており、主演算装置28でのブレーカ
Bの検査結果をこの表示装置36を介して作業者に報知
するようになっている。
【0025】次に、上記検査装置10におけるタイヤの
検査の原理について簡単に説明する。なお、以下説明に
おいては、図2に示すように、広幅プライBbの表面に
狭幅プライBaが重ねて貼り合わされた構成のブレーカ
Bを備えたタイヤTを検査するものとする。
【0026】上記検査装置10において、図2に示すよ
うに、タイヤTの半径方向にX線を照射すると、タイヤ
Tを透過したX線により、螢光板22には、図4に示す
ような比較的暗い縞模様を含んだ画像Gが形成される。
すなわち、タイヤTは、一般には、カーカスのコード
と、ブレーカBを構成する狭幅プライBaのコードと、
広幅プライBbのコードとが、それぞれ所定の角度で交
差するように構成されているので、X線がタイヤTの半
径方向に透過すると、上記螢光板22に各コードの像が
重なって表れ、その各コード像の重なり部分の濃度が濃
くなり、かつ規則的に表れて同図に示すような縞模様、
いわゆるモアレ縞を形成することになる。
【0027】この際、縞のピッチや濃度等の形態は、X
線が透過するタイヤ構成材料、すなわちゴム材料の数や
コード交差角等により異なり、ブレーカBが狭幅プライ
Ba及び広幅プライBbとからなる実施例のタイヤTで
は、同図に示すように、狭幅プライBa,広幅プライB
b及びカーカスの3枚のゴム材料が重なる中央部分に比
較的濃度の濃い縞Saが形成され、その両側で、広幅プ
ライBbとカーカスの2枚のゴム材料が重なる部分に縞
Saより濃度の薄い縞Sbが形成されることになる。
【0028】そこで、撮像カメラ24により上記のよう
な画像Gを取り込み、これにより得られる画像データに
基づいてタイヤTの幅方向に濃度検出のための走査(図
4のS線上の走査)を行い、これにより図5に示すよう
な、縞Sa及び縞Sbの各縞の濃度差を示す濃度分布デ
ータを得て、このデータにおける濃度レベルの変化点を
検出することにより、狭幅プライBa及び広幅プライB
bのエッジ部分を検出することが可能となる。図5に示
す例では、濃度レベルの変化点1a,1bが広幅プライ
Bbのエッジ部分を、また変化点2a,2bが狭幅プラ
イBaのエッジ部分をそれぞれ示している。
【0029】そして、上記の走査を画像Gの範囲でタイ
ヤTの周方向に複数回行い、これにより濃度レベルの変
化点1a,1b,2a,2bの連続状態を示す、例えば
図6に示すようなデータを得ることにより、狭幅プライ
Ba及び広幅プライBbのエッジ部分の状態を認識する
ことが可能となる。つまり、図6においては、1A,1
Bがそれぞれ上記変化点1a,1bの連続状態を示し、
2A,2Bがそれぞれ上記変化点2a,2bの連続状態
を示しており、従って1A,1Bが広幅プライBbのエ
ッジ部分を示し、2A,2Bが狭幅プライBaのエッジ
部分をそれぞれ示すことになる。
【0030】このようにして、上記検査装置10におい
ては、タイヤTを透過したX線により、螢光板22に形
成されるモアレ縞を利用して、ブレーカBの狭幅プライ
Ba及び広幅プライBbのエッジ部分の状態をそれぞれ
認識することによりブレーカBの検査を行うようになっ
ている。
【0031】次に、上記構成の検査装置10における制
御の一例について図7のフローチャートに基づいて説明
する。
【0032】先ず、ステップS1で、上記支持部材13
にタイヤTが装着されると、X線照射装置20によるX
線の照射が開始されるとともに、これにより形成される
螢光板22上の画像が撮像カメラ24により取り込まれ
てタイヤTにおけるブレーカBの検査が開始される(ス
テップS1〜ステップS3)。このとき、X線の照射が
開始されると、例えば、位置検出手段17によりタイヤ
Tの検査開始位置が検出される。
【0033】そして、ステップS4で、ブレーカBにお
ける逆ステップの有無の判別がなされる。具体的には、
上記原理で説明したような濃度レベルの変化点1a,1
b,2a,2bの連続状態を示すデータ(図6に示す)
について、狭幅プライBaのエッジ部分を示すデータ
(図6では2A,2B)に不連続な状態が生じていない
か否かが判別され、生じている場合(ステップS4でN
G)には、逆ステップが生じている、すなわち狭幅プラ
イBaが広幅プライBbの外側にはみ出している虞があ
るとして、ステップS8に移行し、上記表示装置36に
より作業者にブレーカBの異常を報知し、本フローチャ
ートを終了する。
【0034】一方、逆ステップ現象が生じていないと判
断された場合(ステップS4でOK)には、次いでステ
ップS5へと移行され、ここで、ステップ幅の演算が行
われるとともに、求められたステップ幅が適正か否かの
判定が行われる。具体的には、濃度レベルの変化点1
a,1b,2a,2bの連続状態を示すデータ(図6に
示す)に基づいて、狭幅プライBaのエッジ部分から広
幅プライBbのエッジ部分までの寸法、すなわち図6に
示す寸法ha,hbがそれぞれ演算される。そして、当
該演算結果が予め設定された許容範囲内にあるか否かの
判別が行われ、範囲外である場合にはステップS8に移
行されて、ブレーカBの異常が報知された後、本フロー
チャートを終了する。
【0035】一方、ステップS5において、ステップ幅
の演算値が許容範囲内である場合(ステップS5でO
K)には、当該X線照射範囲内でのブレーカBについて
は特に異常が認められないとしてステップS6に移行さ
れる。
【0036】ステップS6では、上記駆動モータ16が
駆動されて支持部材13に装着されているタイヤTが予
め設定された角度だけ回転されてステップS7に移行さ
れる。
【0037】ステップS7では、タイヤTの全周に対す
るブレーカBの検査が終了したか否か判別され、終了し
ていない場合(ステップS7でNO)には、ステップS
2に移行されて上記の動作(ステップS2〜ステップS
6)が繰り返し行われる。
【0038】一方、ステップS7において、タイヤTの
全周に対する検査が終了している場合(ステップS7で
YES)には、例えば、上記表示装置36等により検査
終了を作業者に報知するようになっている。
【0039】このように上記検査装置10によれば、タ
イヤTの半径方向にX線を照射すると、螢光板22に、
カーカスを構成するコードの像とブレーカBの各プライ
Ba,Bbを構成するコードの像とによりカーカスとブ
レーカBとの積層部分にモアレ縞が形成されることを利
用して、このモアレ縞を示す画像データに演算処理を施
すことによりブレーカBの各プライBa,Bbのエッジ
部分を認識してブレーカBの異常を検知するようにした
ので、自動的にブレーカBの良否判別を行うことができ
る。従って、従来のように、作業者が目視によりブレー
カの良否判別を行う必要がなく、これにより判別基準が
作業者毎に異なる等の不都合を回避することができ、検
査精度の向上を図ることが可能になる。また、モニター
を見ながらブレーカBの良否判別を行う作業者の削減を
図ることができるので、製造工程における人員削減をも
図ることができる。
【0040】なお、上記実施例の検査装置10は、本発
明のタイヤブレーカの検査方法を実施するにあたり構成
されたタイヤブレーカの検査装置の一実施例であり、そ
の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能である。例えば、上記実施例では、一台のX線
照射装置20に対して、タイヤTを回転させつつタイヤ
T全周検査を行うようにしているが、複数台のX線照射
装置20及び螢光板22を設けてタイヤTの全周に対す
る検査を同時に行い得るように構成しても構わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、タイヤ
ファブリックで構成されたカーカス及びブレーカを具備
してなるタイヤの検査装置において、タイヤの半径方向
にX線を照射するX線照射装置と、タイヤを透過するX
線を受けてカーカス及びブレーカの各コードによるモア
レ縞の可視像を形成する可視像形成手段と、この可視像
形成手段に形成されたモアレ縞を撮像する撮像手段と、
撮像されたモアレ縞像を示す画像データからブレーカの
エッジ部を認識するとともに、この認識結果が予め設定
された条件を満たしているか否かを判別する判別手段と
を備えたので、タイヤブレーカの良否判別を自動的に行
い、検査精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤブレーカの検査装置を示す
概念図である。
【図2】タイヤの検査状態を示す断面略図である。
【図3】タイヤブレーカの検査装置における制御系を示
すブロック図である。
【図4】螢光板に形成された画像を示す略図である。
【図5】図4の画像データから得られる濃度分布データ
を示す略図である。
【図6】濃度レベルの変化点の連続状態を示す略図であ
る。
【図7】タイヤブレーカの検査装置における制御の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 検査装置 12 検査室 14a,14b 外周側支持ローラ 16 駆動モータ 17 位置検出手段 18 内周側支持ローラ 20 X線照射装置 22 螢光板 24 撮像カメラ 26 コントローラ 28 主演算装置 30 記憶部 32 駆動制御装置 34 画像処理装置 36 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤファブリックで構成されたカーカ
    ス及びブレーカを具備してなるタイヤの検査方法におい
    て、タイヤの半径方向にX線を照射することにより上記
    カーカス及びブレーカの各コードによるモアレ縞の可視
    像を形成し、このモアレ縞の撮像に基づいて上記ブレー
    カのエッジ部を認識することにより上記ブレーカの異常
    を検知することを特徴とするタイヤブレーカの検査方
    法。
  2. 【請求項2】 タイヤファブリックで構成されたカーカ
    ス及びブレーカを具備してなるタイヤの検査装置におい
    て、タイヤの半径方向にX線を照射するX線照射装置
    と、タイヤを透過するX線を受けてカーカス及びブレー
    カの各コードによるモアレ縞の可視像を形成する可視像
    形成手段と、この可視像形成手段に形成されたモアレ縞
    を撮像する撮像手段と、撮像されたモアレ縞像を示す画
    像データからブレーカのエッジ部を認識するとともに、
    この認識結果が予め設定された条件を満たしているか否
    かを判別する判別手段とを備えたことを特徴とするタイ
    ヤブレーカの検査装置。
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