JP6369036B2 - 光導波路及び光導波路の製造方法 - Google Patents

光導波路及び光導波路の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光導波路及び光導波路の製造方法に関し、特に導波光の透過損失を低減する、光導波路及び光導波路の製造方法に関する。
シリコン光導波路の一つに、非特許文献1の、基板上に形成されたスラブと呼ばれるシリコン薄膜の導波路に幅1um程度のシリコンの突起形状を設けて横方向の閉じ込めを強くしたシリコンのリブ型光導波路がある。このリブ型光導波路は、導波路内で高次モードの生成を抑制でき、且つ、PDL(Polarization Dependent Loss、偏波依存損失)を小さく抑えられる。
このリブ型光導波路の光の主モードの大きさが約1μmなのに対し、通常のシングルモード光ファイバの光の主モードの大きさは約9μmと大きい。この光の主モードの大きさの違いのため、シングルモード光ファイバとリブ型光導波路との接続の際、結合損失が大きくなってしまう。
この結合損失を低減する方法の1つに、リブ型光導波路のコアを光ファイバに向かって緩やかに大きくし光の主モードの径を大きくする、コア拡大型のスポットサイズ変換器の導入がある。これまで複数のスポットサイズ変換器が提案されており、例えば、特許文献1〜5に記載されているように、緩やかに幅の広がっていくシリコンコア層を2段以上重ねて作るスポットサイズ変換機能を有する光導波路が提案されている。
これら多段のスポットサイズ変換機能を有する光導波路を作成する方法として、スポットサイズ変換機能部分を形成する領域を含む広い領域で追加コア層を厚く再成長させ、その後エッチングによりスポットサイズ変換機能を有する光導波路を形成する方法がある。
しかしこの製造方法では図18に示したように、光機能素子側の光導波路と、コア層を再成長させたスポットサイズ変換機能部分との間に、リブ型光導波路に直行する方向に伸びる障壁層907が生じてしまう。これは素子側の光導波路とスポットサイズ変換機能部分を各々別に形成するためである。具体的には、形成された一方をマスクで覆った上で他方を形成するため、一方と他方の境界部分にマージンを持たせてマスクを形成することに起因する。この障壁層907があると、高次モードへの結合や反射による透過損失が生じる事が懸念される。この透過損失に対し図18のように、非特許文献2に記載されている障壁層前後の光導波路にテーパー構造901−1、901−2を導入することで透過損失を抑制出来る事が知られている。
特開2001−033642号公報 特許第4719259号公報 特表2001−510589号公報 米国特許7088890号 国際公開2012/042795号
ただし、非特許文献2の構成を適用すると図18に示すように、テーパー構造901−1、901−2の長さだけスポットサイズ変換機能を有する光導波路が長くなるという課題が生じる。これは、1枚の基板から製造できる光導波路の数が少なくなり、製造コストが増加することを意味している。
本発明の目的は、上述の課題を解決する光導波路を提供することにある。
本発明の光導波路は、第一のリブと、第二のリブとが、一側から他側への一方向に沿ってスラブ層上に設けられ、さらに前記第一のリブと前記第二のリブの間に障壁層が接続された光導波路であって、前記第一のリブは、前記一側の第一の端部から、前記障壁層に接続する第二の端部にかけて幅が広くなる第一のテーパー部を有し、前記第二のリブは、前記スラブ層の面に順に積層された第一の層、第二の層を有し、前記第一の層は、前記第二の端部と略同じ幅でありかつ前記障壁層と接続している第三の端部から前記他側の第四の端部にかけて、同じ幅、または幅が広くなる形状を有し、前記第二の層は、前記一側の第五の端部から第六の端部にかけて幅が広くなる第二のテーパー部を有し、前記障壁層の前記一方向の一端と他端はいずれも前記第二の端部と前記第三の端部より広い幅を有する。
本発明の構成により、障壁層の前後の透過損失を抑制し、かつスポットサイズ変換機能を有する光導波路の短尺化が可能である。ひいては、集積光機能素子の製造コストを低減できる。
本発明の第一の実施の形態における光導波路の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における光導波路の他の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における光導波路の製造方法の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における光導波路の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における光導波路の製造方法の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における光導波路の構成例との比較を説明する図である。 本発明の第二の実施の形態および第一の実施形態における光導波路の構成例の段差に起因する不整合損失の計算結果を示す図である。 本発明の第三の実施の形態における光導波路の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施の形態における光導波路の製造方法の例を示す図である。 本発明の実施例における光導波路の障壁層の前後での透過損失の第一のリブ10及び第二のリブ20との幅(リブ幅)への依存性の計算結果を示す図である。 本発明の実施例1における光導波路の、透過損失の障壁層の厚さ依存性を示す図である。 本発明の実施例1及び比較例における光導波路の、透過損失の第三の端部の幅(リブ幅)及び第五の端部42の幅(先端幅)依存性を示す図である。 本発明の実施例1及び比較例における光導波路の、透過損失の第五の端部の第三の端部の中心からの横ずれ依存性を示す図である。 本発明の実施例2の光導波路の光導波路の構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態の光導波路の構成を適用した場合の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における光導波路の製造方法の例における工程Eの詳細な具体例を示す図である 本発明の第二の実施の形態における光導波路の製造方法の例における工程Eの詳細な具体例を示す図である 非特許文献2に記載の技術をスポットサイズ変換機能を有する光導波路に適用した例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。各実施例は例示であり、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
[第一の実施形態]本発明の第一の実施形態を説明する。図1は、本発明の第一の実施形態における光導波路の構成例の鳥瞰図を示す。
[構成の説明]以下、図1を参照して本実施形態における光導波路の構成例を説明する。図1に示したように、光導波路100は、スラブ層1、第一のリブ10、第二のリブ20、障壁層30を有する。
光導波路100は、第一のリブ10と、第二のリブ20とが、一側から他側への一方向に沿ってスラブ層1上に設けられ、さらに第一のリブ10と第二のリブ20の間に障壁層30が接続された光導波路である。図1において、一側は図示左手前側、他側は図示右奥側である。また、図1に示したように、障壁層30の厚さ方向とは一側から他側への一方向の障壁層の厚さの方向である。
第一のリブ10は、一側の第一の端部11から、障壁層30に接続する第二の端部12にかけて幅が広くなる第一のテーパー部13を有する。このように、第一のリブ10の幅が連続的に緩やかに変わることで、導波する光の主モードの形状を低損失で図1中幅方向に変換することができる。
第二のリブ20は、スラブ層1の面に順に積層された第一の層21、第二の層41を有する。
第一の層21は、第二の端部12と略同じ幅でありかつ障壁層30と接続している第三の端部22から他側の第四の端部23にかけて、同じ幅、または図2に示すように幅が広くなる形状を有する。また、障壁層30の前述の一方向の一端と他端はいずれも第二の端部12と第三の端部22より広い幅を有する。図2に示すように第一の層21が第三の端部22から第四の端部23にかけて幅が広くなる形状を有する場合、第一のリブ10の幅が連続的に緩やかに変わる。そのため、第一のリブ10と同様に、導波する光の主モードの形状を図2中の幅方向に低損失で変換することができる。この場合、障壁層30を除く、第一の端部11から第四の段部23にかけて導波する光の主モードを連続的に幅方向に低損失で変換することができる。また、第三の端部22を第二の端部12と略同じ幅とすることで、第二の端部12、障壁層30、第三の端部22の間の境界面で光の電磁界分布がほとんど変わらなくなり、結合損を抑制することができる。加えて、第三の端部22を第二の端部12と略同じ幅とすることで、導波する光の障壁層30で生じる透過損失の偏光依存性を低減することができる。
第二の層41は、一側の第五の端部42から第六の端部43にかけて幅が広くなる第二のテーパー部44を有する。このように、第二の層41の幅が連続的に緩やかに変わることで、導波する光の主モードの図1中の高さ方向の形状を低損失で変換できる。
[製造方法の説明]次に、図3を参照し、本実施形態の光導波路100の製造方法をエッチングによる光導波路の形成を例に説明する。図3中A〜Eが示す5工程として製造方法を説明する。
コア層200がクラッド層201の上に配置された基板300を用意する(図3中A:基板の用意)。コア層200の厚さは、例えば接続予定の光機能素子などの光導波路の高さとすることができる。これにより、光機能素子などの光導波路の上面部のエッチングが不要となり、製造が容易となる。以降クラッド層201は図示が省略される。
次に、コア層200に第一のリブ10を形成する(図3B:第一のリブの形成)。第一のリブ10の上面は、予め高い平坦性を有するコア層200の上面を用いることができる。この場合は、エッチングによる平坦性の荒れが無く、第一のリブ10は低損失な光導波路となる。この際、スラブ層1の厚さは光機能素子などの光導波路のスラブ層と同じとすることができる。さらに、第一のリブ10の高さ方向の上面が障壁層30の上面と同じとすることができる。これらのどちらも光機能素子などと同時に製造することを可能にし、製造を簡素化する。この段階では第二のリブ20を形成する領域にはコア層200の上面がそのまま残された状態である。
次に、第一のリブ10を覆う保護層203を形成する。この保護層203は、第一のリブ10を含まないコア層200のうち第一のリブ10と隣接する領域も覆う。ここでの隣接する領域とは、保護層203の形成の誤差を考慮し、また第一のリブ10を完全に覆うために、保護層203の形成の領域に設けられうるマージンを指す。すなわち保護層203は、第二のリブ20を形成する領域も一部カバーし、保護層203に覆われていない部分は第二のリブ20を形成する領域のみとする(図3C:保護層の形成)。
次に、コア層200上の第二のリブ20を形成する領域に追加コア層204が形成される(図3D:追加コア層の形成)。この工程において、コア層200がそのまま残っている第二のリブ20を形成する領域のみが追加コア層204が形成させる領域として選択されており、且つ、その領域が十分な広さを持っており、良好な厚膜の追加コア層204を成長させることができる。
図3Dに示される工程で形成された追加コア層204を多段にエッチングし、第一の層21と第二の層41とを有する第二のリブ20を形成する(図3E:第二のリブの形成)。第一のリブ10と第二のリブ20とを別工程でエッチングするため、図3Eに示されるように、保護層203の形成に由来する障壁層30が付随して形成される。図3Eに示される工程の詳細な具体例を図16に示す。図16(E−1)の工程ではリソグラフィにより追加コア204の積層方向上面に保護膜205が生成され、以降(E−2)、(E−3)にわたって追加コア204及びコア層200が多段にエッチングされることで、第二の層41と第一の層21が形成される。
図示しないが、本製造方法では、図3Eの工程の後にさらにクラッド層を堆積させる。上層にもクラッド層を配置することでコア層200の酸化を防ぐことが出来、長期間低損失の光の主モードの変換を提供できる。
例示した製造方法以外でも、本実施形態における光導波路100を製造できる他の製造方法であってもよい。
[作用の説明]次に、図1を参照して光導波路100の作用の説明をする。ここでは、一側から他側への一方向に光導波路100を光が導波することで、光の主モードの径が拡大される例によって説明する。
第一の端部11側から第一のリブ10に入射した光は、まず、第一のテーパー部13内を導波する過程で図1における幅方向に主モードの径が低損失で拡大される。第二の端部12と障壁層30との境界、障壁層30と第三の端部22との境界においては導波する光の主モードの電磁界分布のずれが生じ、透過損失が生じる。しかし、第三の端部22は第二の端部12と略同じ幅であるため、おのおのの境界面での光の主モードの電磁界分布が変わらなくなり、透過損失は低減される。さらに、主モードの径が拡大する方向、縮小する方向のいずれの方向に光が導波した場合でも、その透過損失は同じとなる。加えて、第三の端部22の幅を障壁層30の厚さに対して十分広くしたことで、導波する光の透過損失の偏波依存性を低減することができる。
次に、第三の端部22から第二のリブ20の第一の層21に入射した光は、第一の層21と第二の層41の積層部分から他側に向かって導波する際、第二のテーパー部44の幅が広くなるにしたがって今度は積層方向(図1中高さ方向)に主モードの径が低損失で拡大される。ここで、第五の端部42は有限の幅を有するため、一般にその先端位置の前後で光のモードの形状が大きく変わり、透過損失が生じる。しかし、第三の端部22を第二の端部12と略同じ幅とすることで、第五の端部42の前後で第一の層21の幅が第五の端部より十分広くなる。このため第一の層21に光が多く閉じ込められ、光の電磁界分布もほとんど第一の層21の内部に閉じ込められる。このため、第五の端部42の先端位置の前後で光の電磁界分布がほとんど変わらなくなり、透過損失を抑制できる。
前述の理由から、高さ方向に光の主モードを拡大したい場合は、あらかじめ下層のリブ幅を十分広げた上で上段にテーパー部を設ける必要がある。しかも、図16に示したように、非特許文献1に記載の技術においては障壁層30の前後のテーパー構造901−1、901−2のため、一旦狭くなったリブ幅を再度拡大する必要があり、下層の光導波路が長くなる問題があった。しかし、本実施形態における第三の端部22のようにリブ幅が十分広い構成であれば、図16におけるテーパー構造901−2が必要なく、このため前述のリブ幅の拡大が必要ないため、光導波路100の長さを抑制することができる。また、前述の長さを抑制することにより、製造時に生じた光導波路の側壁の荒れなどに起因する損失も低減できる。
このように、一側から他側への一方向に光導波路100を光が導波することで、光の主モードの径が拡大される。ここでは、一側から他側への一方向に光導波路100を光が導波することで、光の主モードの径が拡大される例を示したが、他側から一側への方向に光導波路100を光が導波することで、光の主モードの径が縮小されることは言うまでもない。
[効果の説明]上述のように、本実施形態における光導波路100は、第一のリブ10と、第二のリブ20とが、一側から他側への一方向に沿ってスラブ層1上に設けられ、さらに第一のリブ10と第二のリブ20の間に障壁層30が接続された光導波路であって、第一のリブ10は、一側の第一の端部11から、障壁層30に接続する第二の端部12にかけて幅が広くなる第一のテーパー部13を有し、第二のリブ20は、スラブ層1の面に順に積層された第一の層21、第二の層41を有し、第一の層21は、第二の端部12と略同じ幅でありかつ障壁層30と接続している第三の端部22から他側の第四の端部23にかけて、同じ幅、または幅が広くなる形状を有し、第二の層21は、一側の第五の端部42から第六の端部43にかけて幅が広くなる第二のテーパー部44を有し、障壁層30の一方向の一端と他端はいずれも第二の端部12と第三の端部22より広い幅を有する。したがって、第一の実施形態では、スポットサイズ変換機能を有する光導波路の短尺化が可能である。ひいては、集積光機能素子の製造コストを低減できる。
スラブ層1と、第一のリブ10と、第二のリブ20とには屈折率約3.5のシリコンを用いることが好ましい。すなわち、製造工程にてコア層200に上述のシリコンを用いることが好ましい。また、クラッド層には、屈折率1.5の二酸化ケイ素を用いることが好ましい。
第一の層21の高さを第一のリブ10の高さと同じとすることが好ましい。第二の端部12と第三の端部22とが略同じ幅であることに加え、先述のように高さを同じにすることで、より障壁層30の前後での透過損失が抑制される。
第四の端部23と第六の端部43の端面が面一であることが望ましい。また、第六の端部43は第四の端部23と略同じ幅であるであることが望ましい。
第五の端部42は、一方向に沿って障壁層30にできるだけ近いことが好ましい。このことにより、光導波路100の長さを抑制することができる。
第六の端部43は、第四の端部23と揃えて形成されることが好ましい。
本実施形態において第二のリブ20は第一の層21と第二の層41の計2層であるが、それ以上設けることもできる。また、第一の層21と第二の層41とは接着剤等を挟んで光学的に接続していてもよいし、直接積層していてもよい。
[第二の実施形態]本発明の第二の実施形態を説明する。図4は、本発明の第二の実施形態における光導波路の構成例の鳥瞰図を示す。第二の実施形態における光導波路101は、第一の実施形態における光導波路100と第五の端部42が障壁層30の高さ方向上面内にある段差と接する点が異なる。すなわち、第一の実施形態と第二の実施形態では、一側から他側に向かう一方向に沿った第五の端部42の位置が異なる。
[製造方法の説明]図5には、図3Cの保護層の形成の工程(図5右下)と図4の光導波路101の構造(図5左)、及び光導波路101の側面図と断面図(図5右上)とを比較した図が示されている。図5右下には、図3Bの工程で形成された第一のリブ10の保護層203が示されている。この保護層203は、第二のリブ20を形成する領域も図5右下中に示されるエッジ50までその一部をカバーする。この状態で、コア層200がそのまま残っている第二のリブ20を形成する領域のみに、第一のリブ10の形成とは少なくとも別の工程で、追加コア層204の形成および多段のエッチングが行われる。図3Eに示される工程の詳細な具体例を図17に示す。第一の実施形態で示した具体例(図16)とは、追加コア204の積層方向上面に生成される保護膜205のみ異なる。このように、一方向に沿ってエッジ50を境界とした前後で第一のリブ10および第二のリブ20が形成される。
[作用の説明]第二のリブ20を形成する工程において、エッチングの条件は第一のリブ10の形成時と同じである必要はないため、異なる条件で行われることもありうる。つまり、別の工程かつ場合によっては異なる条件下で、第二のリブ20が形成される。このため、条件の違いや、同じ条件下での工程(具体例の場合はエッチング)の場合でも製造誤差などの理由により、図5に示されるように一方向に対して垂直にエッジ50と界面51に段差が生じる。第五の端部42は、そのうちのエッジ50の段差と接する。図5右上の側面図に各段差の一例が示されているが、段差の大きさなどは分かりやすさのためにスケールを適宜調節してある。図5右上の側面図に示されているように、エッジ50の段差は、追加コア層204に対し上層からエッチングした際の第二の層41の形成時に、そして界面51の段差は第一の層21及びスラブ層1の形成時に生じる。
同様に、第一の実施形態における光導波路100の構成を図3で示した工程で製造した場合にも、図6右下に示す障壁層30前後の側面図および光の導波経路に沿った断面図に示すように、エッジ50と界面52に段差が生じる。しかし、図6右の断面図に示されるように、エッジ50から第五の端部42に至るまでにさらに段差(図6右第一の段差53)を有する点で、第二の実施形態における光導波路101と異なる。 図7に、第一のリブ10および第一の層21の幅が4μm、障壁層30の厚さが3μmとした場合の、上述の段差による光のモードの不整合に起因する透過損失の計算結果が示されている。ここで透過損失は、導波する光の入射光強度から出射光強度を減算し、算出した値にマイナスを掛けた値である。図7左は第五の端部42が光導波路100の構成の場合の結果を示している。また、図7右は第五の端部42が第二の実施形態における光導波路101の構成の場合の結果を示している。図中横軸のマイナス側は第一のリブ10側の段差が低い場合であり、プラス側は第一のリブ10側の段差が高い場合である。
図7に示されるように、第一のリブ10と第二のリブ20との間で段差または高さのずれが生じると損失が生じる。図7左に示されるように、横軸(エッチング高さずれ)でマイナス側の損失がより大きい。本実施形態に示されるように、第五の端部42が障壁層30の高さ方向上面内にあるエッジ50の段差に接する構成とすることで、図7右に示されるようにマイナス側の損失を抑制できる。例えば、図7右に示されるように、例えば0.2μmのずれに対して、図7左の第一の実施形態の光導波路100の構成と比較して0.005dBの損失改善を実現できる。このように、本実施形態における光導波路101は、製造工程において生じる段差による損失を抑制できる。
[第三の実施形態]本発明の第三の実施形態を説明する。図8に、本発明の第三の実施形態における光導波路102の構成例の鳥瞰図が示されている。
第三の実施形態における光導波路102は、第一の端部11に略同じ幅で延接された第一の接続部60と第六の端部43及び第四の端部23に略同じ幅で延接された第二の接続部70とをさらに有する点が第一の実施形態における光導波路100と異なる。光導波路102の製造方法は、図9に示されるように光導波路100の製造方法と同様である。
第一の接続部60は第一の端部11と接続する一端に対する他端で他の光機能素子などの光導波路と接続することができる。第二の接続部70も同様に、第四の端部23及び第六の端部43と接続する一端に対し他端で他の光学デバイスなどと接続できる。以降説明のため、第一の接続部60が他の光機能素子などの光導波路と接続できる前記他端は第七の端部61と示される。同様に、第二の接続部70が他の光学デバイスなどと接続できる前記他端は第八の端部71と示される。
[実施例1]本実施形態における光導波路102に関する計算結果が以下に示される。図10には、障壁層30(厚さが3μmの場合)の前後での透過損失の図10内の概略図における第一のリブ10と第二のリブ20との幅(リブ幅)への依存性の計算結果が示されている。ここで、第二の端部12と障壁層30との境界面での光の主モードの形状は縦1μm、横4μmの楕円形状として計算している。図10に示されるように光の主モードの幅が4μmであるのに対し、第三の端部22の幅を4μmまで広げると、透過損失を0.05dB以下まで下げることができる。さらに、図10中のTE(TE波、Transverse Electric Wave)とTM(TM波、Transverse Magnetic Wave)との間の透過損失の差を低減できる。すなわち、リブ幅を非特許文献2における1.2μmより4μmまで広くしたことで、導波する光の透過損失の偏波依存性が低減されることが分かる。加えて、リブ幅を前述のように広くしたため、高次モードへの結合損は小さくなり、非特許文献2のように、図18に示すような障壁層903の前後にテーパー構造901−1、901−2を設ける必要はない。
また、図11には第一のリブ10と第二のリブ20とのリブ幅が4μmの時の、透過損失の、障壁層30の厚さ依存性が示されている。図11に示されるように、障壁層30は可能な限りその厚さを薄くすることで、導波する光の透過損失を低減でき、さらに偏波依存性も低減できる。
図12には、導波する光の透過損失の、第三の端部22の幅(リブ幅)及び第五の端部42の幅(先端幅)依存性が示されている。図12の左のグラフに示される比較例のように、リブ幅が狭い(1.3μm)時は、例えば先端幅が0.4μmの時には0.04dBの透過損失が生じる。一方、図12の右のグラフに示される本実施例のように、リブ幅が4μmと広い時は先端幅が1.3μmの時に前述の透過損失の約半分である0.02dBに低減する事ができる。
第五の端部42は有限の幅を有するため、一般にその先端位置の前後で光のモードの形状が大きく変わり、透過損失が生じる。しかし、第三の端部22の幅が広いほど、第一の層21に多く光が閉じ込められ、光の電磁界分布もほとんど第一の層21の内部に閉じ込められる。このため、図12左の比較例と比べて、図12右の本実施例の構成では第五の端部42の先端位置の前後で光の電磁界分布がほとんど変わらなくなるため、透過損失を抑制できる。
実施例1では第五の端部42は0.4μm、第三の端部22の幅が4μmである。上述の効果を得るために、第三の端部22の幅が、第五の端部42の幅の10〜20倍であることが好ましい。
図13には、導波する光の透過損失の、第五の端部42の第三の端部22の中心からの横ずれ依存性が示されている。第五の端部42は製造時のマスク位置の精度ずれ(約50nm)により横方向(幅方向)にずれる可能性がある。しかし、第一の層21のリブ幅が十分に広い構成のため、図13に示すように透過損失のマスク横ずれ依存性を抑える事ができる。最大の50nmのずれが生じた場合、図13左の比較例(第三の端部22のリブ幅が1.3μmの例)では0.06dBまで損失が増えるが、図13右の本実施例の構成(第三の端部22のリブ幅が4.0μmの例)ではその1/3と小さくできる。
[実施例2]本実施形態における光導波路102の一使用例として、第七の端部61に光機能素子が接続され、第八の端部71に光ファイバが接続される場合が以下に説明される。図14には、本実施例における光導波路103が示されている。また、以下第七の端部61側の光の主モードの形状は直径1μmも円状とし、第八の端部71側の光の主モードを直径4μmの円状として説明する。
図14に示されるように、第一の接続部60の第七の端部61における断面は、接続予定の光機能素子の光導波路と略同形状であり、本実施例では1μm四方である。加えて、スラブ層1の厚さを接続予定の光機能素子のスラブ層と略同じ厚さとしている。このような構成とすることで、本実施形態における光導波路102と接続予定の光機能素子の光導波路をエッチングで同時に作製でき、製造を簡素化することができる。
また、第二の接続部70の第八の端部71は、接続予定の光ファイバ(例としてシングルモードファイバ(Single Mode Fiber、SMF)が図中に示されている)内を導波する光の主モードに対応する4μm四方である。光ファイバ側の光のモードが中心対称であるため、結合損失を低減できるよう光導波路側も中心対称としている。一般的に光ファイバ側のモード径は光導波路側よりも大きいため、対応する7μm四方程度まで第八の端部71を大きくすることが可能である。また、第八の端部71の高さまたは第二の層41の幅のみを光ファイバ側のモード径に合わせることでも結合損を低減することが可能である。しかし、前述のように高さまたは幅のみを対応させる場合は、高さと幅の比が大きく異なると、内部を対称性の悪化のために光ファイバとの結合損が増えてしまう。
ここで、非特許文献2に記載の技術(図18におけるテーパー構造901−1〜901−2)を適用した場合の構成と実施例2の構成を比較する。ここで、共通する構成に関しては、本実施例で用いた符号を適宜用いる。第一の端部11側の光の主モードが直径1μmの円状、第四の端部23、第六の端部43側の光の主モードが直径4μmの円状、障壁層30の厚さを3μmとした場合、非特許文献2に記載の技術を適用すると、障壁層30の前後にそれぞれ500μmのテーパー構造が必要とされる。さらに、光の主モードの高さ方向の変換のため、前述のいずれかのテーパー構造に連結して、幅が緩やかに広がる第一の層21と、その上に積層する、高さ方向に主モードの径を拡大させるための多層構造(第二の層41と対応)とを含む光導波路(第二のリブ20と対応)が800μm必要とされる。すなわち光の主モードの径の変換に関わる構造で、約1800μmの長さを要する。
しかし、本実施例における光導波路102の構成では、前述のテーパー構造のうち、障壁層30と第二のリブ20との間にある側のものが不要であり、まずは500μmの短尺化ができる。さらに第一の層21を、第三の端部22が4μm、第三の端部22から第四の端部23にかけて光ファイバを接続する第二の接続部70の幅へ緩やかに増加する構造とすると、第二のリブ20は500μmに抑えることができ、300μm短尺化できる。つまり、全体で800μmの短尺化ができる。この構成では、前述の非特許文献2に記載の技術を適用した場合の構成よりも素子全体で0.15dB損失が改善した。
または第一の実施形態の光導波路100および第二の実施形態における光導波路101においても、図15に示されるように第一の端部11における断面が接続予定の光機能素子の光導波路と略同形状とされうる。このような構成とすることで、実施例2において先述した理由で製造を簡素化することができる。
このような構成とすることは、光機能素子に対してのみでなく、他の接続予定の光学部材や光デバイスに対して行ってよく、また第二の接続部70において行ってもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
第一のリブと、第二のリブとが、一側から他側への一方向に沿ってスラブ層上に設けられ、さらに前記第一のリブと前記第二のリブの間に障壁層が接続された光導波路であって、
前記第一のリブは、前記一側の第一の端部から、前記障壁層に接続する第二の端部にかけて幅が広くなる第一のテーパー部を有し、
前記第二のリブは、前記スラブ層の面に順に積層された第一の層、第二の層を有し、
前記第一の層は、前記第二の端部と略同じ幅でありかつ前記障壁層と接続している第三の端部から前記他側の第四の端部にかけて、同じ幅、または幅が広くなる形状を有し、
前記第二の層は、前記一側の第五の端部から第六の端部にかけて幅が広くなる第二のテーパー部を有し、
前記障壁層の前記一方向の一端と他端はいずれも前記第二の端部と前記第三の端部より広い幅を有する、光導波路。
[付記2]
前記第五の端部が前記障壁層の高さ方向上面内にある段差に接する、付記1に記載の光導波路。
[付記3]
前記第六の端部は、第四の端部と揃えて形成される、付記1または2に記載の光導波路。
[付記4]
前記第一のリブと前記第二のリブとの高さ方向上面が略同一面内にある、付記1から3のいずれかに記載の光導波路。
[付記5]
前記第一の端部に略同じ幅で延接された第一の接続部をさらに有する付記1から4のいずれかに記載の光導波路。
[付記6]
前記第一の接続部で光機能素子と接続する、付記5に記載の光導波路。
[付記7]
前記第六の端部は前記第四の端部と略同じ幅である、付記1から6のいずれかに記載の光導波路。
[付記8]
前記第六の端部及び前記第四の端部に略同じ幅で延接された第二の接続部をさらに有する付記7に記載の光導波路。
[付記9]
前記第二の接続部で光ファイバと接続する、付記8に記載の光導波路。
[付記10]
前記第一のリブと前記スラブ層との積層部分の前記第一の端部の断面が略1μm四方である、付記1から9のいずれかに記載の光導波路。
[付記11]
前記第一の端部の断面が接続予定の光機能素子の光導波路と略同形状である、付記1から10のいずれかに記載の光導波路。
[付記12]
前記第一の層と前記第二の層と前記スラブ層との積層部分の前記第四の端部および前記第六の端部における積層方向の断面の幅及び高さが、4−7μmである、付記1から11のいずれかに記載の光導波路。
[付記13]
前記第三の端部の幅が、前記第五の端部の幅の10〜20倍である、付記1から12のいずれかに記載の光導波路。
[付記14]
付記1から13のいずれかに記載の光導波路の製造方法であって、
コア層がクラッド層の上に配置された基板の前記コア層に前記第一のリブを形成する工程と、
前記第一のリブと前記第一のリブを含まない前記コア層のうち前記第一のリブと隣接する領域を覆う保護層を形成する工程と、
前記保護層に覆われていない前記コア層上に追加コア層を形成する工程と
前記追加コアを多段にエッチングし、第一の層と第二の層とを有する第二のリブを形成する工程と、を有する光導波路の製造方法。
[付記15]
前記追加コア層が前記保護層に接して形成される、付記14に記載の光導波路の製造方法。
[付記16]
前記第一のリブと前記第二のリブと前記スラブ層とがシリコンである、付記1から13のいずれかに記載の光導波路。
1 スラブ層
10 第一のリブ
11 第一の端部
12 第二の端部
13 第一のテーパー部
20 第二のリブ
21 第一の層
22 第三の端部
23 第四の端部
30 障壁層
41 第二の層
42 第五の端部
43 第六の端部
44 第二のテーパー部
50 エッジ
51 界面
52 界面
53 第一の段差
60 第一の接続部
61 第七の端部
70 第二の接続部
71 第八の端部
100 光導波路
101 光導波路
102 光導波路
103 光導波路
200 コア層
201 クラッド層
203 保護層
204 追加コア層
205 保護膜
300 基板
901−1〜901−2 テーパー構造
903 障壁層

Claims (10)

  1. 第一のリブと、第二のリブとが、一側から他側への一方向に沿ってスラブ層上に設けられ、さらに前記第一のリブと前記第二のリブの間に障壁層が接続された光導波路であって、
    前記第一のリブは、前記一側の第一の端部から、前記障壁層に接続する第二の端部にかけて幅が広くなる第一のテーパー部を有し、
    前記第二のリブは、前記スラブ層の面に順に積層された第一の層、第二の層を有し、
    前記第一の層は、前記第二の端部と略同じ幅でありかつ前記障壁層と接続している第三の端部から前記他側の第四の端部にかけて、同じ幅、または幅が広くなる形状を有し、
    前記第二の層は、前記一側の第五の端部から第六の端部にかけて幅が広くなる第二のテーパー部を有し、
    前記障壁層の前記一方向の一端と他端はいずれも前記第二の端部と前記第三の端部より広い幅を有する、光導波路。
  2. 前記第五の端部が前記障壁層の高さ方向上面内にある段差に接する、請求項1に記載の光導波路。
  3. 前記第六の端部は、第四の端部と揃えて形成される、請求項1または2に記載の光導波路。
  4. 前記第一のリブと前記第一の層との高さ方向上面が略同一面内にある、請求項1から3のいずれかに記載の光導波路。
  5. 前記第一の端部に略同じ幅で延接された第一の接続部をさらに有する請求項1から4のいずれかに記載の光導波路。
  6. 前記第六の端部は前記第四の端部と略同じ幅である、請求項1から5のいずれかに記載の光導波路。
  7. 前記第六の端部及び前記第四の端部に略同じ幅で延接された第二の接続部をさらに有する請求項6に記載の光導波路。
  8. 前記第一の端部の断面が接続予定の光機能素子の光導波路と略同形状である、請求項1から7のいずれかに記載の光導波路。
  9. 前記第三の端部の幅が、前記第五の端部の幅の10〜20倍である、請求項1から8のいずれかに記載の光導波路。
  10. 請求項1から8のいずれかに記載の光導波路の製造方法であって、
    コア層がクラッド層の上に配置された基板の前記コア層に前記第一のリブを形成する工程と、
    前記第一のリブと前記第一のリブを含まない前記コア層のうち前記第一のリブと隣接する領域を覆う保護層を形成する工程と、
    前記保護層に覆われていない前記コア層上に追加コア層を形成する工程と
    前記追加コアを多段にエッチングし、第一の層と第二の層とを有する第二のリブを形成する工程と、を有する光導波路の製造方法。
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