JP6368096B2 - 現在位置特定プログラム、および現在位置特定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現在位置特定プログラム、および現在位置特定装置に関する。
次のような徘徊予防装置が知られている。この徘徊予防装置は、通報対象者の位置を測定し、通報対象者があらかじめ登録された自宅から一定距離だけ離れたときに、通報対象者の位置を探索者に通知する(例えば、特許文献1)。
特開2004−357268号公報
従来の徘徊予防装置では、探索者は、送信機から送信される情報を探索者用端末で受信することにより、通報対象者の位置を把握することができる。この場合、探索者が位置を把握したいと考える通報対象者が複数存在する可能性があるが、従来の徘徊予防装置では、その場合のシステム構成や処理の内容については、何ら検討がされていなかった。
本発明による現在位置特定プログラムは、ユーザによる操作に基づいて、複数の位置特定用端末の登録を受け付ける登録受付手順と、登録受付手順で受け付けた位置特定用端末を示す位置特定用端末情報を画面上に一覧表示する位置特定用端末情報表示手順と、ユーザによる操作に基づいて、位置特定用端末情報表示手順で表示した位置特定用端末情報の中から、位置特定対象端末とする位置特定用端末の位置特定用端末情報を選択する位置特定対象端末選択手順と、ユーザから、位置特定対象端末選択手順で選択した位置特定対象端末への位置情報の問い合わせ指示を受け付ける問い合わせ指示受付手順と、問い合わせ指示受付手順で問い合わせ指示を受け付けたときに、通信回線を介して、位置特定対象端末へ位置情報を問い合わせるためのコマンドを送信する問い合わせコマンド送信手順と、位置特定対象端末から、位置特定対象端末で測位された、位置特定対象端末の現在位置を示す現在位置情報を受信する現在位置情報受信手順と、現在位置情報受信手順で受信した現在位置情報を画面上に表示する現在位置情報表示手順と、登録受付手順で受け付けた位置特定用端末から現在位置情報を含んだ通報情報を受信するタイミングを決定するための通報条件を位置特定用端末へ送信して、位置特定用端末に通報条件を設定する通報条件設定手順と、通報条件を満たした際に位置特定用端末から送信される通報情報を受信して、ユーザに通知する通報情報通知手順とをコンピュータに実行させるための現在位置特定プログラムであって、通報条件は、位置特定用端末が移動を開始したとき、および位置特定用端末の所持者の帰宅を検出したときに通報情報を送信するように設定され、通報情報通知手順は、位置特定用端末が移動を開始したときに通報情報を受信したときには、位置特定用端末が移動を開始したことを示す情報と、そのときの位置特定用端末の現在位置情報を表示部材に表示してユーザに通知し、位置特定用端末の所持者の帰宅を検出したときに通報情報を受信したときには、位置特定用端末の所持者が帰宅したことを示す情報と、そのときの位置特定用端末の現在位置情報を表示部材に表示してユーザに通知することを特徴とする。
本発明による現在位置特定装置は、上記現在位置特定プログラムを実行するための実行手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、複数の位置特定用端末を登録しておき、その中から位置特定対象端末とする位置特定用端末を選択して位置情報の問い合わせを行うことができるため、位置を把握したいと考える対象者や対象物が複数ある場合であっても、それぞれの位置を把握することができる。
現在位置特定システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 現在位置特定装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 現在位置特定装置100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における現在位置特定システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。現在位置特定システム10は、現在位置特定装置100と、位置特定用端末200とで構成される。現在位置特定装置100は、ユーザが所持する端末であって、例えばスマートフォン、タブレット端末、パソコン等の情報端末が用いられる。また、位置特定用端末200は、ユーザが現在位置特定装置100を操作して位置を特定したいと考える人物や物に取り付けられる端末である。
本実施の形態では、現在位置特定装置100と位置特定用端末200とは、例えばインターネットや携帯電話網等の通信回線を介して接続される。なお、図1では、現在位置特定システム10は、現在位置特定装置100と位置特定用端末200とがそれぞれ1台ずつで構成される例を示しているが現在位置特定システム10の構成はこれに限定されない。例えば、ユーザが位置を特定したいと考える人物や物が複数ある場合には、それぞれの人物や物に取り付けられた複数の位置特定用端末200が現在位置特定システム10に含まれる。
なお、位置特定用端末200は、GPS衛星と通信を行って位置特定用端末200の現在位置を特定するためのモジュールを含む位置特定部と、装置全体を制御する制御部と、内蔵バッテリから各部へ電力を供給するための電源回路を含む電力供給部と、通信回線に接続して現在位置特定装置100と通信を行うための通信部とを備えた端末である。本実施の形態では、位置特定用端末200を外出時に所在確認を可能にすることが望まれる人物を見守り対象者とし、該見守り対象者に所持させる場合を想定し、位置特定用端末200は見守り対象者が外出時に所持しやすいように小型化されているものとする。
なお、外出時に所在確認を可能にすることが望まれる人物とは、例えば認知症の人、徘徊の危険性がある人、知的障害者、高齢者、子供、幼児といった、ユーザが常にその人物の現在位置を確認したいと考える人物を想定する。また、これらの見守り対象者に位置特定用端末200を所持させる方法としては、位置特定用端末200をネックレス型、ペンダント型、腕時計型などの身に着けやすい形状にして所持させてもよいし、外出時に着用する衣服のポケットの中や、外出時に持ち出すバッグの中に入れて所持させてもよい。
また、位置特定用端末200を見守り対象者の靴に装着するようにしてもよい。このようにすれば、見守り対象者は、外出時に必ず位置特定用端末200を身に着けることになるというメリットがある。すなわち、位置特定用端末200を首にかけて持ち出したり、ポケットやバッグに入れて持ち出すようにした場合には、見守り対象者が位置特定用端末200を忘れて外出してしまう可能性がある。しかしながら、靴は外出時に必ず履くものであるため、位置特定用端末200を靴に搭載しておけば、見守り対象者は、外出時には常に位置特定用端末200を身に着けて行動することになる。
この場合、位置特定用端末200は、靴に収納可能なサイズに小型化されており、例えば、靴の中敷きの内部や中敷きの下に位置特定用端末200を収納するためのスペースを設け、ここに位置特定用端末200を収納すればよい。なお、位置特定用端末200を収納するスペースは、中敷きの下に限定されず、靴の上面、側面、踵部分、つま先部分等であってもよい。
図2は、本実施の形態における現在位置特定装置100としてスマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、スマートフォンに位置特定用端末200と通信を行って、以下に説明する種々の機能を提供するための現在位置特定アプリケーションがインストールされることにより、本実施の形態における現在位置特定装置100として動作する。なお、現在位置特定アプリケーションのプログラムは、インターネットを介して接続されたサーバ上で公開されることにより提供され、ユーザがこれをダウンロードにより入手し、現在位置特定装置100にあらかじめインストールされているものとする。あるいは、現在位置特定アプリケーションのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
現在位置特定装置100は、タッチパネル101と、通信モジュール102と、マイク103と、制御装置104と、スピーカー105とを備えている。
タッチパネル101は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、現在位置特定装置100のユーザは、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、現在位置特定装置100を操作することができる。タッチパネル101は、ユーザによるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置104へ出力する。
通信モジュール102は、無線または有線により、LANや携帯電話通信網を介してインターネットに接続するためのモジュールが用いられる。現在位置特定装置100は、この通信モジュール102を介して位置特定用端末200と通信を行う。
マイク103は、ユーザによる発話音声を入力するための集音装置である。マイク103から入力されたアナログデータは、制御装置104でデジタル信号に変換される。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、現在位置特定装置100の全体を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、現在位置特定装置100を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。本実施の形態では、この不揮発性のメモリに、上述した現在位置特定アプリケーションのプログラムが記録されている。
スピーカー105は、音声を出力するための出力装置である。制御装置104は、他のユーザから着信があった場合の音声データや、不揮発性メモリに記録されている音声データをスピーカー105を介して出力する。
本実施の形態における現在位置特定システム10では、ユーザは、現在位置特定装置100上で、現在位置を確認したい見守り対象者が所持する位置特定用端末200をあらかじめ登録しておく。本実施の形態では、ユーザは、複数の位置特定用端末200を登録することができ、登録済みの位置特定用端末200の中から現在位置を確認したい見守り対象者が所持する位置特定用端末200を選択して、選択した位置特定用端末200の現在位置の現在位置を問い合わせるように指示することができる。以下、本実施の形態における現在位置特定装置100で実行される処理について説明する。
ユーザは、タッチパネル101に表示された現在位置特定アプリケーションのアイコンにタッチすることにより、現在位置特定アプリケーションの起動を指示することができる。本実施の形態では、ユーザは、現在位置特定アプリケーションの起動開始時にパスワードによる認証を行うか否かをあらかじめ設定することができる。ユーザによって起動時にパスワード認証を行わないように設定されている場合には、制御装置104は、ユーザによって現在位置特定アプリケーションの起動が指示されると、メモリから現在位置特定アプリケーションのプログラムを読み出して実行することにより、現在位置特定アプリケーションを起動する。一方で、ユーザによって起動時にパスワード認証を行うように設定されている場合には、制御装置104は、ユーザによって現在位置特定アプリケーションの起動が指示されると、タッチパネル101上に不図示のパスワード入力画面を表示し、該パスワード入力画面上でユーザによって入力されたパスワードが、あらかじめ登録されたパスワードと一致するか否かを判定し、一致する場合のみ、メモリから現在位置特定アプリケーションのプログラムを読み出して実行することにより、現在位置特定アプリケーションを起動する。
ユーザは、現在位置特定アプリケーションを起動した後にタッチパネル101に表示される画面上で、所定の操作を行うことにより、現在位置を特定して所在を確認したい見守り対象者が所持する位置特定用端末200の登録を行うことができる。制御装置104は、ユーザによって位置特定用端末200の登録開始が指示された場合には、タッチパネル101に不図示の端末情報入力画面を表示する。端末情報入力画面には、位置特定用端末200の登録に必要な情報、例えばお客様番号とセキュリティコードを入力するための入力欄が配置されている。
お客様番号とセキュリティコードは、位置特定用端末200のそれぞれに、位置特定用端末200を一意に識別可能な識別情報として付されており、ユーザは、見守り対象者に所持させるために入手した位置特定用端末200に付されているお客様番号とセキュリティコードを端末情報入力画面上で入力する。
制御装置104は、ユーザによってお客様番号とセキュリティコードが入力され、登録の実行が指示されると、通信モジュール102を介して、位置特定用端末200を管理する管理サーバに、入力されたお客様番号とセキュリティコードを送信して、登録が指示された位置特定用端末200の電話番号を問い合わせる。管理サーバには、あらかじめ、位置特定用端末200に付されたお客様番号とセキュリティコードとの組に対して、位置特定用端末200の電話番号が関連付けられて記録されており、管理サーバの制御装置は、受信したお客様番号とセキュリティコードの組に関連付けられている電話番号を問い合わせ元の現在位置特定装置100へ送信する。制御装置104は、管理サーバから受信した電話番号を、現在位置を特定して所在を確認したい対象者が所持する位置特定用端末200の電話番号として、メモリに記録する。これによって、制御装置104は、登録が指示された位置特定用端末200へ通信回線を介して接続するための電話番号を取得することができる。
また、制御装置104は、タッチパネル101に、登録対象の位置特定用端末200を用いて現在位置を確認する見守り対象者の名前と住所を入力するための画面を表示し、ユーザから見守り対象者の名前と住所の入力を受け付ける。制御装置104は、ユーザによって見守り対象者の名前と住所が入力されると、これらを上記処理で取得した位置特定用端末200の電話番号と関連付けてメモリに記録する。これにより、現在位置特定装置100上での位置特定用端末200の登録は完了する。なお、ユーザは、見守り対象者を特定するための画像や見守り対象者の写真等も入力を受け付けて、これらの画像や写真も電話番号に関連付けて記録するようにしてもよい。本実施の形態では、ユーザは、複数の位置特定用端末200を登録することができ、このためには、ユーザの操作に基づいて、上記の登録処理を繰り返すことになる。
ユーザは、登録した位置特定用端末200を対象として、現在位置特定装置100上で位置特定用端末200の現在位置を確認することができる。制御装置104は、ユーザによって位置特定用端末200が登録された後は、タッチパネル101上に登録済みの位置特定用端末200を示す情報を一覧表示する。このとき、制御装置104は、登録済みの位置特定用端末200を示す情報として、メモリに記録されている位置特定用端末200の所持者の名前を一覧表示すれば、ユーザは、一覧表示された位置特定用端末200がどの見守り対象者に所持させたものであるかを把握することができる。
ユーザは、タッチパネル101上に表示された位置特定用端末200の中のいずれかにタッチすることにより、現在位置を確認したい見守り対象者が所持する位置特定用端末200を選択する。制御装置104は、ユーザによっていずれかの位置特定用端末200が選択された場合には、選択された位置特定用端末200を位置特定対象端末として特定する。制御装置104は、位置特定対象端末として特定した位置特定用端末200の位置問い合わせ画面をタッチパネル101に表示し、該位置問い合わせ画面上で位置確認用のボタンのタッチを待ち受ける。ユーザは、位置特定対象端末に対して現在位置の確認を行う場合には、位置確認用のボタンにタッチして、現在位置の確認を指示する。
制御装置104は、ユーザによって位置確認用のボタンがタッチされたことを検出すると、位置特定対象端末として特定した位置特定用端末200の電話番号を特定し、特定した電話番号に宛てて、位置情報の送信要求コマンドを送信する。位置情報の送信要求コマンドの送信は、例えば、電話番号に宛てて、コマンドを記載したショートメッセージを送信することにより行えばよい。
位置特定用端末200は、現在位置特定装置100からコマンドを受信すると、GPSモジュールからの出力に基づいて現在位置を特定し、現在位置特定装置100へ現在位置を示す現在位置情報、例えば緯度経度情報を送信する機能を有している。
制御装置104は、位置特定用端末200から現在位置情報を受信すると、受信した現在位置に基づいて現在位置を特定し、タッチパネル101に特定した現在位置周辺の地図を表示するとともに、地図上に現在位置を示すマークを表示して、ユーザに位置特定対象端末の現在位置を通知する。これによって、ユーザは、位置特定対象端末を所持した見守り対象者の現在位置を把握することができる。
本実施の形態における現在位置特定装置100では、ユーザは、あらかじめ位置特定用端末200から現在位置情報の通報を受ける条件を設定しておき、この通報条件を満たしたときに、登録済みの位置特定用端末200から現在位置情報を受信して、見守り対象者の現在位置を把握することができる。
現在位置情報の通報を受ける通報条件としては、例えば、位置特定用端末200が移動を開始したとき、位置特定用端末200の移動距離が所定距離以上であるとき、位置特定用端末200の所持者である見守り対象者の帰宅を検出したとき、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったとき、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間を超えたとき、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないとき、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたとき、位置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された残量以下になったときの少なくともいずれかのタイミングとなったことを設定することができる。以下、それぞれの通報条件ごとに、処理の具体的について説明する。
ユーザは、位置特定用端末200が移動を開始したときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、位置特定用端末200が移動を開始したときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200が移動を開始したときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、移動の開始を検出する機能を備えており、位置特定用端末200が移動を開始したときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置が移動の開始を検出したタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、位置特定用端末200が移動を開始したことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報、例えば緯度経度情報とを含む移動開始情報を通報情報として送信する。なお、位置特定用端末200が備える移動の開始を検出する機能は、例えば、所定時間ごとに位置特定用端末200の現在位置を特定し、現在位置が所定時間以上変化していなかった状況で、現在位置の変化を検出したときに移動を開始したと判定してもよいし、位置特定用端末200に振動センサを搭載し、所定時間以上振動を検出していなかった状況で、振動を検出したときに移動を開始したと判定してもよい。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から移動開始情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200が移動を開始したことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者が移動を開始したこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200の移動距離が所定距離以上であるときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。このとき、通報条件とする移動距離は、ユーザが任意に指定できるものとする。位置特定用端末200では、位置特定用端末200の移動距離が所定距離以上であるときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200の移動距離が所定距離以上であるときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、移動距離を計測する機能を備えており、位置特定用端末200の移動距離が所定時間以上であるときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置は、移動距離があらかじめ設定された所定距離以上となったタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、位置特定用端末200の移動距離が所定時間以上となったことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報とを含む移動距離超過情報を通報情報として送信する。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から移動距離超過情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200の移動距離が所定時間以上となったことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者の移動距離が所定距離を超えたこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200を所持する見守り対象者の帰宅を検出したときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、位置特定用端末200を所持する見守り対象者の帰宅を検出したときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200を所持する見守り対象者の帰宅を検出したときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、見守り対象者の帰宅を検出する機能を備えており、見守り対象者の帰宅を検出したときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置が見守り対象者の帰宅を検出したタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、見守り対象者の帰宅したことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報を含む帰宅情報を通報情報として送信する。なお、位置特定用端末200が備える見守り対象者の帰宅を検出する機能は、例えば、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された位置特定用端末200を所持する見守り対象者の自宅位置から所定距離以内に入ったことを検出したときに、見守り対象者の帰宅を検出すればよい。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から帰宅情報を受信すると、タッチパネル101に見守り対象者が帰宅したことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者が帰宅したこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったことを検出する機能を備えており、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったことを検出したときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置が位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったことを検出したタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、位置特定用端末200の現在位置が危険地域内に入ったことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報を含む危険地域進入情報を通報情報として送信する。なお、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったことを検出する機能は、例えば、交通量が多い幹線道路、高速道路、河川などの一般的に通報対象者が立ち入ってしまうと危険が伴う場所が危険地域としてあらかじめ設定されており、位置特定用端末200の現在位置がこれらの危険地域に入ったことを検出すればよい。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から危険地域進入情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者が危険地域に進入したこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上であるときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。このとき、通報条件とする移動継続時間は、ユーザが任意に指定できるものとする。位置特定用端末200では、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上であるときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上であるときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、移動継続時間を計測する機能を備えており、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上であるときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置は、移動継続時間があらかじめ設定された所定時間以上となったタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上となったことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報とを含む移動継続時間超過情報を通報情報として送信する。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から移動継続時間超過情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間以上となったことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者が長時間移動を継続していること、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、停止継続時間を計測する機能を備えており、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置は、停止継続時間があらかじめ設定された所定時間以上となったタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報とを含む停止継続時間超過情報を通報情報として送信する。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から停止継続時間超過情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、見守り対象者が長時間移動していないこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、バッテリの充電が開始されたことを検出する機能を備えており、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置は、バッテリの充電が開始されたタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、バッテリの充電が開始されたことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報とを含む充電開始情報を通報情報として送信する。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200から充電開始情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、位置特定用端末200のバッテリの充電が開始されたこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
また、ユーザは、位置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された残量以下となったときを通報条件に設定するか否かを指定することができる。制御装置104は、ユーザによる指定内容を示す情報を位置特定用端末200へ送信して、通報条件の設定を指示する。位置特定用端末200では、置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された所定残量以下となったときを通報条件に設定するように指定したことを示す情報を受信した場合には、受信した情報に基づいて、置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された所定残量以下となったときに位置特定用端末200の現在位置を現在位置特定装置100へ通報するように通報条件を設定する。
位置特定用端末200は、バッテリの残量を検出する機能を備えており、位置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された所定残量以下となったときに通報を行うように通報条件が設定されている場合には、制御装置は、バッテリの残量があらかじめ設定された所定残量以下となったことを検出したタイミングで、位置特定用端末200の現在位置を取得し、現在位置特定装置100へ、バッテリの残量が所定残量以下となったことを示す情報と、位置特定用端末200の現在位置を示す現在位置情報とを含むバッテリ残量情報を通報情報として送信する。
現在位置特定装置100では、制御装置104は、位置特定用端末200からバッテリ残量情報を受信すると、タッチパネル101に位置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された所定残量以下となったことを示す情報と、そのときの位置特定用端末200の現在位置情報を表示してユーザに通知する。これによって、現在位置特定装置100のユーザは、位置特定用端末200のバッテリの充電が必要となったこと、およびその際の現在位置を把握することができる。
図3は、本実施の形態において、現在位置特定装置100で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図3に示す処理は、ユーザによって現在位置特定アプリケーションの起動が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図3に示す処理では、既にユーザによって、現在位置を確認したい見守り対象者が所持する位置特定用端末200の登録、および通報条件の設定は完了しているものとする。
ステップS10において、制御装置104は、タッチパネル101上に登録済みの位置特定用端末200を示す情報を一覧表示する。その後、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置104は、一覧表示した登録済みの位置特定用端末200の中からユーザによっていずれかの位置特定用端末200が選択されたか否かを判断する。ステップS20で否定判断した場合には、後述するステップS90へ進む。これに対して、ステップS20で肯定判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、ユーザによって選択された位置特定用端末200を位置特定対象端末として特定する。その後、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置104は、ステップS30で位置特定対象端末として特定した位置特定用端末200の位置問い合わせ画面をタッチパネル101に表示する。その後、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置104は、位置問い合わせ画面上でユーザによって位置確認用のボタンがタッチされ、位置特定対象端末として特定した位置特定用端末200への現在位置の問い合わせが指示されたか否かを判断する。ステップS50で否定判断した場合には、ステップS10へ戻る。これに対して、ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置104は、位置特定対象端末として特定した位置特定用端末200の電話番号を特定し、特定した電話番号に宛てて、位置情報の送信要求コマンドを送信する。その後、ステップS70へ進む。
ステップS70では、制御装置104は、上述したように、位置特定用端末200から現在位置情報を受信したか否かを判断する。ステップS70で肯定判断した場合には、ステップS80へ進む。
ステップS80では、制御装置104は、位置特定用端末200から受信した現在位置に基づいて現在位置を特定し、タッチパネル101に特定した現在位置周辺の地図を表示するとともに、地図上に現在位置を示すマークを表示して、ユーザに位置特定対象端末の現在位置を通知する。その後、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御装置104は、上述したように、ユーザによってあらかじめ設定された通報条件に基づいて、位置特定用端末200から通報情報を受信したか否かを判断する。ステップS90で否定判断した場合には、後述するステップS110へ進む。これに対して、ステップS90で肯定判断した場合には、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置104は、位置特定用端末200から受信した通報情報をタッチパネル101に表示して、ユーザに通知する。その後、ステップS110へ進む。
ステップS110では、制御装置104は、ユーザによって現在位置特定アプリケーションの終了が指示されたか否かを判断する。ステップS110で否定判断した場合には、ステップS10へ戻る。これに対して、ステップS110で否定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、ユーザによる操作に基づいて、複数の位置特定用端末200の登録を受け付け、受け付けた位置特定用端末200を示す情報をタッチパネル101上に一覧表示し、ユーザによる操作に基づいて、表示した情報の中から、位置特定対象端末とする位置特定用端末を選択する。そして、制御装置104は、ユーザから、位置特定対象端末への位置情報の問い合わせ指示を受け付け、問い合わせ指示を受け付けたときに、通信回線を介して、位置特定対象端末へ位置情報を問い合わせるためのコマンドを送信し、位置特定対象端末から、位置特定対象端末で測位された、位置特定対象端末の現在位置を示す現在位置情報を受信し、受信した現在位置情報をタッチパネル101上に表示するようにした。これによって、ユーザは、見守り対象者に所持させた位置特定用端末200の位置を把握して、見守り対象者の所在地を確認することができる。また、ユーザは、複数の位置特定用端末200を登録しておき、その中から位置特定対象端末とする位置特定用端末を選択して位置情報の問い合わせを行うことができるため、位置を把握したいと考える見守り対象者が複数人いる場合であっても、それぞれの見守り対象者の所在地を確認することができる。
(2)制御装置104は、位置特定用端末200から現在位置情報を含んだ通報情報を受信するタイミングを決定するための通報条件を位置特定用端末200へ送信して、位置特定用端末200に通報条件を設定し、通報条件を満たした際に位置特定用端末200から送信される通報情報を受信して、ユーザに通知するようにした。これによって、ユーザは、あらかじめ設定された通報条件を満たしたときに、位置特定用端末200の現在位置を把握することができる。
(3)通報条件は、位置特定用端末200が移動を開始したとき、位置特定用端末200の移動距離が所定距離以上であるとき、位置特定用端末200の所持者である見守り対象者の帰宅を検出したとき、位置特定用端末200の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったとき、位置特定用端末200の移動継続時間が所定時間を超えたとき、位置特定用端末200の現在位置が所定時間以上変化しないとき、位置特定用端末200が備えるバッテリの充電が開始されたとき、位置特定用端末200が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された残量以下になったときの少なくともいずれかのタイミングで通報情報を送信するように設定することができるようにした。これによって、見守り対象者の現在位置確認が必要となることが想定されるタイミングで通報情報を受信するように、通報条件を設定することができる。
(4)制御装置104は、ユーザによる通報条件の設定を受け付け、受け付けた通報条件を位置特定用端末200へ送信するようにした。これによって、ユーザは、任意に通報条件を設定することができる。
(5)制御装置104は、ユーザによる操作に基づいて、位置特定用端末200に対して一意に割り当てられたお客様番号とセキュリティコードの識別情報の入力を受け付け、受け付けた識別情報に基づいて、位置特定用端末200を特定し、特定した位置特定用端末200を登録対象端末として特定することにより位置特定用端末200の登録を受け付けるようにした。これによって、ユーザは、位置特定用端末200に付されたお客様番号とセキュリティコードを入力するだけの簡易な操作で、現在位置特定装置100に位置特定用端末200を登録することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の現在位置特定システム10は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態における現在位置特定装置100においては、ユーザは、見守り対象者が所持する位置特定用端末200から受信した現在位置情報を、他の端末へ送信して、ユーザ以外の第三者へ通知することができるようにしてもよい。例えば、ユーザは、あらかじめ現在位置特定装置100に登録した連絡先リストの中から、位置特定用端末200から受信した現在位置情報を送信したい人物を指定して、位置特定用端末200から受信した現在位置情報の送信を指示することができる。ここで、連絡先リストとしては、例えば電話帳などを用いればよい。
制御装置104は、ユーザによって送信先が指定されて現在位置情報の送信が指示された場合には、連絡先リストに登録されている送信先の電話番号やメールアドレスを送信先として特定し、特定した送信先に位置特定用端末200から受信した現在位置情報を送信する。これによって、ユーザは、見守り対象者の現在位置を、他の人物にも伝えることができる。例えば、見守り対象者が危険地域内に入ってしまった場合、長時間帰宅せず、迷子になっている可能性がある場合、長時間移動せず、病気や怪我などで動けない可能性がある場合など、見守り対象者の現在位置へ駆けつけて状況を把握する必要があるときに、ユーザ自身が見守り対象者の現在位置へ行けない場合であっても、第三者に見守り対象者の現在位置を伝えて、駆けつけるように依頼することができる。また、送信先にタクシー会社を指定して、タクシーでの送迎を依頼したり、送信先に行政機関を指定して、見守り対象者の保護や世話等を依頼することもできる。
(2)上述した実施の形態では、現在位置特定装置100は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の情報端末等の一般的な情報端末が用いられる例について説明した。しかしながら、これらの汎用性のある情報端末ではなく、位置特定用端末200と通信を行うための専用端末を用いてもよい。
(3)上述した実施の形態では、現在位置特定装置100は、通話機能を備えたスマートフォンを想定しているため、マイク103とスピーカー105とを備えるが、現在位置特定装置100として通話機能を備えない端末を用いる場合には、マイク103とスピーカー105は搭載されない。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
10 現在位置特定システム
100 現在位置特定装置
101 タッチパネル
102 通信モジュール
103 マイク
104 制御装置
105 スピーカー
200 位置特定用端末

Claims (6)

  1. ユーザによる操作に基づいて、複数の位置特定用端末の登録を受け付ける登録受付手順と、
    前記登録受付手順で受け付けた前記位置特定用端末を示す位置特定用端末情報を画面上に一覧表示する位置特定用端末情報表示手順と、
    ユーザによる操作に基づいて、前記位置特定用端末情報表示手順で表示した前記位置特定用端末情報の中から、位置特定対象端末とする位置特定用端末の前記位置特定用端末情報を選択する位置特定対象端末選択手順と、
    ユーザから、前記位置特定対象端末選択手順で選択した前記位置特定対象端末への位置情報の問い合わせ指示を受け付ける問い合わせ指示受付手順と、
    前記問い合わせ指示受付手順で問い合わせ指示を受け付けたときに、通信回線を介して、前記位置特定対象端末へ位置情報を問い合わせるためのコマンドを送信する問い合わせコマンド送信手順と、
    前記位置特定対象端末から、前記位置特定対象端末で測位された、前記位置特定対象端末の現在位置を示す現在位置情報を受信する現在位置情報受信手順と、
    前記現在位置情報受信手順で受信した前記現在位置情報を画面上に表示する現在位置情報表示手順と、
    前記登録受付手順で受け付けた前記位置特定用端末から前記現在位置情報を含んだ通報情報を受信するタイミングを決定するための通報条件を前記位置特定用端末へ送信して、前記位置特定用端末に通報条件を設定する通報条件設定手順と、
    前記通報条件を満たした際に前記位置特定用端末から送信される前記通報情報を受信して、ユーザに通知する通報情報通知手順とをコンピュータに実行させるための現在位置特定プログラムであって、
    前記通報条件は、前記位置特定用端末が移動を開始したとき、および前記位置特定用端末の所持者の帰宅を検出したときに前記通報情報を送信するように設定され
    前記通報情報通知手順は、前記位置特定用端末が移動を開始したときに前記通報情報を受信したときには、前記位置特定用端末が移動を開始したことを示す情報と、そのときの前記位置特定用端末の現在位置情報を表示部材に表示してユーザに通知し、前記位置特定用端末の所持者の帰宅を検出したときに前記通報情報を受信したときには、前記位置特定用端末の所持者が帰宅したことを示す情報と、そのときの前記位置特定用端末の現在位置情報を表示部材に表示してユーザに通知することを特徴とする現在位置特定プログラム。
  2. 請求項1に記載の現在位置特定プログラムにおいて、
    前記通報条件は、前記位置特定用端末の移動距離が所定距離以上であるとき、前記位置特定用端末の現在位置があらかじめ設定された危険地域内に入ったとき、前記位置特定用端末の移動継続時間が所定時間を超えたとき、前記位置特定用端末の現在位置が所定時間以上変化しないとき、前記位置特定用端末が備えるバッテリの充電が開始されたとき、前記位置特定用端末が備えるバッテリの残量があらかじめ設定された残量以下になったときの少なくともいずれかのタイミングにおいても前記通報情報を送信するように設定されることを特徴とする現在位置特定プログラム。
  3. 請求項1または2に記載の現在位置特定プログラムにおいて、
    ユーザによる前記通報条件の設定を受け付ける通報条件設定受付手順をさらに有し、
    前記通報条件設定手順は、前記通報条件設定受付手順で受け付けた前記通報条件を前記位置特定用端末へ送信することを特徴とする現在位置特定プログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の現在位置特定プログラムにおいて、
    前記現在位置情報受信手順で受信した前記現在位置情報をユーザによって指定された他の端末へ送信する現在位置情報送信手順をさらに有することを特徴とする現在位置特定プログラム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の現在位置特定プログラムにおいて、
    ユーザによる操作に基づいて、前記位置特定用端末に対して一意に割り当てられた識別情報の入力を受け付ける識別情報受付手順と、
    前記識別情報受付手順で受け付けた前記識別情報に基づいて、前記位置特定用端末を特定する位置特定用端末特定手順とをさらに有し、
    前記登録受付手順は、前記位置特定用端末特定手順で特定した前記位置特定用端末を登録対象端末として特定することにより、前記位置特定用端末の登録を受け付けることを特徴とする現在位置特定プログラム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の現在位置特定プログラムを実行するための実行手段を備えた現在位置特定装置。
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