JP6587918B2 - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御装置、制御プログラム及び電子機器システム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御装置、制御プログラム及び電子機器システム

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Description

本開示は電子機器に関する。
水中で使用することが可能な防水機能を有する電子機器としては、特許文献1にも記載されているように従来から様々な技術が提案されている。この電子機器では、例えば、電波の届く水中の浅いところに位置していれば、電話機能による通話が可能な場合がある。
特開2012−074922号公報
従来の電子機器については、着信に対する応答制御に改善の余地がある。
電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御装置、制御プログラム及び電子機器システムが開示される。
電子機器の一態様は、機器ケースと、通話処理部と、水中検出部と、動き検出部と、設定制御部と、接続認識部とを備える。通話処理部は、外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う。水中検出部は、機器ケースが水中に在る水中状態を検出する。動き検出部は、機器ケースの予め設定された特定の動きを検出する。設定制御部は、水中検出部によって前記水中状態が検出されるとき、動き検出部による特定の動きの検出に応じて着信に応答して通話が開始される動き着信モードが無効な状態に設定し、水中検出部によって水中状態が検出されなくなったとき、動き着信モードが有効な状態に設定する。接続認識部は、音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する。設定制御部は、動き着信モードが有効な状態に設定されているとき、接続認識部による接続状態の認識に応じて、水中検出部によって水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態を維持する。
電子機器の他の一態様は、機器ケースと、通話処理部と、水中検出部と、動き検出部と、設定制御部と、接続認識部とを備える。通話処理部は、外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う。水中検出部は、機器ケースが水中に在る水中状態を検出する。動き検出部は、機器ケースの予め設定された特定の動きを検出する。設定制御部は、動き検出部による特定の動きの検出に応じて着信に応答して通話が開始される動き着信モードの設定状態を制御する。接続認識部は、音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する。ここで、設定制御部は、接続認識部によって接続状態が認識されれば、予め前記動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、水中検出部によって水中状態が検出されても動き着信モードが有効な状態を維持し、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、水中検出部によって水中状態が検出されたことに応答して動き着信モードが有効な状態に設定する。
電子機器の制御方法の他の一態様は、外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、着信に応答して通話が開始されるモードの設定状態を制御する設定制御部と、を備える電子機器の制御方法である。電子機器の制御方法では、設定制御部は、接続認識部によって電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する工程と、接続状態が認識されれば、動き検出部による電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて着信に応答して通話が開始される動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって電子機器が水中に在る水中状態が検出されても動き着信モードが有効な状態を維持し、動き着信モードが無効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって水中状態が検出されたことに応答して動き着信モードが有効な状態に設定する工程と、を備えたモードの設定状態の制御を実行する。
電子機器の制御装置の他の一態様は、記憶部と、プロセッサーとを有する。記憶部は、プログラムを記憶する。プロセッサーは、プログラムを実行することにより、接続認識部によって電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態が認識されれば、動き検出部による電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて外部の通信機器からの着信に応答して通話が開始される動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、水中検出部によって電子機器が水中に在る水中状態が検出されても動き着信モードが有効な状態に維持し、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、水中検出部によって水中状態が検出されたことに応答して動き着信モードが有効な状態に設定する処理を制御する。
制御プログラムの他の一態様は、外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、着信に応答して通話が開始されるモードの設定状態を制御する設定制御部と、を備える電子機器を制御するための制御プログラムである。制御プログラムは、電子機器に、(a)接続認識部によって電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する工程と、(b)接続認識部によって接続状態が認識されれば、動き検出部による電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて着信に応答して通話が開始される動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって電子機器が水中に在る水中状態が検出されても動き着信モードが有効な状態を維持し、動き着信モードが無効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって水中状態が検出されたことに応答して動き着信モードが有効な状態に設定する工程と、を実行させる。
電子機器システムの一態様は、電子機器と、該電子機器に通信可能に接続されている、音声出力部及びマイク部を有する外部装置とを備える。
ユーザーが意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
電子機器の外観の一例を概略的に示す斜視図である。 電子機器の外観の一例を概略的に示す背面図である。 電子機器の電気的構成の一例を示す図である。 制御部の内部構成の一例を概略的に示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。 着信動作の一例を示すフローチャートである。 電子機器システムの外観の一例を概略的に示す斜視図である。 外部装置の電気的構成の一例を示す図である。 電子機器の電気的構成の一例を示す図である。 制御部の内部構成の一例を概略的に示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。 動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。 動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。 電子機器システムの外観の一例を概略的に示す斜視図である。 制御部の内部構成の一例を概略的に示す図である。 電子機器の外観の一例を概略的に示す背面図である。
以下、実施形態の各例ならびに各種変形例を図面に基づいて説明する。なお、図面においては同様な構成及び機能を有する部分については同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。また、図面は模式的に示されたものであり、各図における各種構造のサイズ及び位置関係などは適宜変更され得る。
<1.実施形態の一例>
<1−1.電子機器の外観>
図1は、電子機器1の外観の一例を概略的に示す斜視図である。図2は、電子機器1の外観の一例を概略的に示す背面図である。電子機器1は、例えば、いわゆる防水機能を有するスマートフォンなどの携帯電話機である。電子機器1は、基地局及びサーバなどを通じて他の通信装置と通信することが可能である。
図1及び図2に示されるように、電子機器1は、該電子機器1の前面1aに位置するカバーパネル2と、当該カバーパネル2が取り付けられる機器ケース3とを備えている。カバーパネル2及び機器ケース3は、電子機器1の外装を成している。電子機器1の形状は、例えば、平面視において略長方形の板状となっている。
カバーパネル2には、後述する表示パネル121が表示する、文字、記号、図形などの各種情報が表示される表示画面2aが設けられている。カバーパネル2における、表示画面2aを取り囲む周縁部2bの大部分は、例えば、フィルムなどが貼られることによって黒色となっている。これにより、カバーパネル2の周縁部2bの大部分は、表示パネル121が表示する各種情報が表示されない非表示領域となっている。
表示画面2aの裏面には、後述するタッチパネル130が取り付けられている。そして、表示パネル121は、タッチパネル130における表示画面2a側の面とは反対側の面に取り付けられている。つまり、表示パネル121は、タッチパネル130を介して表示画面2aの裏面に取り付けられている。これにより、ユーザーは、表示画面2aを指などの操作子で操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。タッチパネル130と表示パネル121との位置関係は上述した関係に限られない。表示画面2aに対する操作子による操作を検出することができれば、例えば、表示パネル121にタッチパネル130の構成の一部が埋め込まれたような構成であってもよい。
図1に示されるように、カバーパネル2の上側端部には、後述する第2カメラ190が有するレンズが電子機器1の外部から視認できるための第2レンズ用透明部19が設けられている。また、カバーパネル2の上側端部には、レシーバ穴16が設けられている。また、カバーパネル2の下側端部には、スピーカ穴17が設けられている。そして、電子機器1の底面1c、つまり機器ケース3の底面(下側の側面)には、マイク穴15が設けられている。
図2に示されるように、電子機器1の背面1b、つまり機器ケース3の背面の上側端部には、後述する第1カメラ180が有する撮像レンズが、電子機器1の外部から視認できるための第1レンズ用透明部18が設けられている。
機器ケース3の内部には、複数の操作ボタン14から成る操作ボタン群140が設けられている。各操作ボタン14は、押しボタンなどのハードウェアボタンである。操作ボタンは、「操作キー」あるいは「キー」と呼ばれることがある。各操作ボタン14は、例えば、カバーパネル2の下側端部から露出している。ユーザーは、各操作ボタン14を指などで操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
複数の操作ボタン14には、例えば、ホームボタン、バックボタン及び履歴ボタンが含まれている。ホームボタンは、表示画面2aにホーム画面(初期画面)を表示させるための操作ボタンである。バックボタンは、表示画面2aの表示を一つ前の画面に切り替えるための操作ボタンである。履歴ボタンは、電子機器1で実行されたアプリケーションの一覧を表示画面2aに表示させるための操作ボタンである。
<1−2.電子機器の電気的構成>
図3は、電子機器1の電気的構成の一例を示すブロック図である。図3に示されるように、電子機器1には、制御部100、無線通信部110、表示部120、タッチパネル130、操作ボタン群140及びマイク150が設けられている。さらに電子機器1には、レシーバ160、外部スピーカ170、第1カメラ180、第2カメラ190、水中検出部200、動き検出部210、計時部220及び電池230が設けられている。電子機器1に設けられたこれらの構成要素のそれぞれは、機器ケース3内に収められている。
制御部100は、一種の演算処理装置であって、例えば、電気回路であるCPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103などを備えている。制御部100は、電子機器1の他の構成要素を制御することによって、電子機器1の動作を統括的に管理することが可能である。電子機器1は、例えば、SoC(System-on-a-Chip)、MCU(Micro Control Unit)及びFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の副処理装置(co-processor)をさらに含んでもよい。また、電子機器1は、CPU(Central Processing Unit)および副処理装置の双方を協働させるか、或いは双方のうちの一方を選択的に用いて、各種の制御をおこなってもよい。
記憶部103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの、CPU101及びDSP102が読み取り可能な非一時的な記録媒体を含む。記憶部103が有するROMは、例えば、不揮発性メモリであるフラッシュROM(フラッシュメモリ)である。記憶部103には、電子機器1を制御するためのメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム(以降、単に「アプリケーション」と呼ぶことがある)などが記憶されている。制御部100の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。記憶部103には、例えば、音声通話及びビデオ通話を行うための通話アプリケーション、第1カメラ180あるいは第2カメラ190を用いて、静止画像あるいは動画像を撮像するためのカメラアプリケーションが記憶されている。また、記憶部103に記憶されるアプリケーションには、例えば、電子機器1を制御するための制御プログラムPg1が含まれる。
なお、記憶部103は、ROM及びRAM以外の、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体を備えていてもよい。記憶部103は、例えば、小型のハードディスクドライブ及びSSD(Solid State Drive)などを備えていてもよい。また、制御部100の全ての機能あるいは制御部100の一部の機能は、その機能の実現にソフトウェアが不要なハードウェアによって実現されても構わない。
無線通信部110は、アンテナ111を有している。無線通信部110は、例えば、電子機器1とは別の通信機器からの信号、あるいはインターネットに接続されたウェブサーバなどの通信装置からの信号を、基地局を介してアンテナ111で受信することが可能である。無線通信部110は、アンテナ111での受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部100に出力することが可能である。制御部100は、入力される受信信号に対して復調処理などを行って、当該受信信号に含まれる音声や音楽などを示す音信号などの情報を取得することが可能である。
また、無線通信部110は、制御部100で生成された送信信号に対して、アップコンバート及び増幅処理を行って、当該処理後の送信信号をアンテナ111から無線送信することが可能である。アンテナ111からの送信信号は、例えば、基地局を通じて、電子機器1以外の携帯電話機あるいはインターネットに接続されたウェブサーバなどの通信装置で受信される。
表示部120は、表示パネル121及び表示画面2aを備えている。表示パネル121は、例えば、液晶パネルあるいは有機ELパネルである。表示パネル121は、制御部100に制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示することが可能である。表示パネル121が表示する各種情報は、表示画面2aに表示される。
タッチパネル130は、例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルである。タッチパネル130は、表示画面2aに対する指などの操作子による操作を検出することが可能である。ユーザーが指などの操作子によって表示画面2aに対して操作を行うと、その操作に応じた電気信号がタッチパネル130から制御部100に入力される。これにより、制御部100は、タッチパネル130からの電気信号に基づいて、表示画面2aに対して行われた操作の内容を特定して、その内容に応じた処理を行うことが可能である。なお、ユーザーは、指以外の操作子、例えば、スタイラスペンなどの静電式タッチパネル用ペンで表示画面2aを操作することによっても、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
操作ボタン群140の各操作ボタン14は、ユーザーによって操作されると、操作されたことを示す操作信号を制御部100に出力する。これにより、制御部100は、各操作ボタン14からの操作信号に基づいて、当該操作ボタン14が操作されたか否かを判断することができる。制御部100は、操作された操作ボタン14に応じた処理を行うことが可能である。なお、各操作ボタン14は、押しボタンなどのハードウェアボタンではなく、表示画面2aに表示されるソフトウェアボタンであってもよい。この場合には、ソフトウェアボタンへの操作がタッチパネル130によって検出されて、制御部100は、操作されたソフトウェアボタンに応じた処理を行うことが可能である。
マイク150は、電子機器1の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部100に出力することが可能である。電子機器1の外部からの音は、例えば、機器ケース3の底面(下側の側面)に設けられたマイク穴15から電子機器1の内部に取り込まれてマイク150に入力される。
外部スピーカ170は、例えば、タイミックスピーカである。外部スピーカ170は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力することが可能である。外部スピーカ170から出力される音は、例えば、カバーパネル2の下側端部に設けられスピーカ穴17から電子機器1の外部に出力される。スピーカ穴17から出力される音については、電子機器1から離れた場所でも聞こえるような音量となっている。
レシーバ160は、例えば、ダイナミックスピーカで構成されている。レシーバ160は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力することが可能である。レシーバ160は、例えば、受話音を出力する。レシーバ160から出力される音は、例えば、カバーパネル2の上側端部に設けられたレシーバ穴16から外部に出力される。レシーバ穴16から出力される音の音量は、例えば、外部スピーカ170からスピーカ穴17を介して出力される音の音量よりも小さくなっている。
なおレシーバ160に代えて、圧電振動素子が設けられてもよい。圧電振動素子は、制御部100からの音声信号に基づいて振動することが可能である。圧電振動素子は、例えばカバーパネル2の裏面に設けられており、音声信号に基づく自身の振動によってカバーパネル2を振動させることが可能である。そして、ユーザーが自身の耳をカバーパネル2に近づけることにより、カバーパネル2の振動が音声としてユーザーに伝達される。レシーバ160に代えて圧電振動素子が設けられる場合には、レシーバ穴16は不要である。
計時部220は、現在時刻を計時すると共に、現在の日付を計時することが可能である。計時部220は、リアルタイムクロック(RTC)などを備えている。計時部220は、計時した時刻を示す時刻情報と、計時した日付を示す日付情報とを制御部100に出力することが可能である。
電池230は、電子機器1の電源を出力することが可能である。電池230は、例えば、リチウムイオン二次電池などの充電式の電池である。電池230は、電子機器1が備える制御部100及び無線通信部110などの各種電子部品に対して電源を供給することが可能である。
第1カメラ180及び第2カメラ190のそれぞれは、レンズ及び撮像素子などで構成されている。第1カメラ180及び第2カメラ190のそれぞれは、制御部100の制御によって被写体を撮像し、撮像した被写体が映る静止画像あるいは動画像を生成して制御部100に出力することが可能である。制御部100は、入力される静止画像あるいは動画像を、記憶部103の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)あるいは揮発性メモリ(RAM)に記憶することが可能である。
第2カメラ190が有するレンズは、カバーパネル2に設けられた第2レンズ用透明部19から視認可能となっている。したがって、第2カメラ190は、電子機器1のカバーパネル2側、つまり電子機器1の前面1a側に存在する物体を撮像することが可能である。このような第2カメラ190は、「インカメラ」と呼ばれることがある。
第1カメラ180が有するレンズは、電子機器1の背面1bに設けられた第1レンズ用透明部18から視認可能となっている。したがって、第1カメラ180は、電子機器1の背面1b側に存在する物体を撮像することが可能である。このような第1カメラ180は、「アウトカメラ」と呼ばれることがある。
水中検出部200は、機器ケース3が水中に在る状態を検出することができる。すなわち、電子機器1が水中に在る状態が検出され得る。このような状態を「水中状態」とも呼ぶ。この水中状態は、例えば、ユーザーが手で電子機器1を持った状態で、電子機器1を水中に入れることで生じ得る。なお、電子機器1を水中に入れる目的としては、例えば、電子機器1の第1および第2カメラ180,190を用いた水中撮影などが想定され得る。水中検出部200は、例えば、圧力センサー及び制御部100などで構成されてよい。圧力センサーは、例えば、気体や液体の圧力をステンレスダイヤフラム又はシリコンダイヤフラムなどの部材を介して感圧素子で計測し、計測した値を電気信号に変換し制御部100に出力する。制御部100は、圧力センサーから入力された電気信号に基づいて圧力値を判別する。制御部100は、判別した圧力値に応じて、機器ケース3が水中に在る状態を検出する。具体的には、制御部100は、例えば、判別した圧力値が、所定の閾値を超えると、機器ケース3が水中に在る状態を検出してよい。所定の閾値は、例えば、機器ケース3が水中に在るときに制御部100が判別する圧力値を予め測定することで、該圧力値に適宜設定されてよい。
なお、水中検出部200は、例えば、静電容量を検出可能なセンサー及び制御部100などで構成されていてもよい。静電容量を検出可能なセンサーは、静電容量を測定し、測定した静電容量の値を電気信号に変換し、制御部100に出力する。制御部100は、静電容量を検出可能なセンサーから入力された電気信号に基づいて、静電容量の値を判別する。制御部100は、例えば、判別した静電容量の値に応じて、機器ケース3が水中に在る状態を検出する。制御部100は、例えば、判別した静電容量の値が、所定の閾値を超えると、機器ケース3が水中に在る状態を検出してよい。所定の閾値は、例えば、機器ケース3が水中に在るときに制御部100が判別する静電容量の値を予め測定することで、該静電容量の値に適宜設定されてよい。静電容量を検出可能なセンサーは、例えば、タッチセンサー等である。静電容量を検出可能なセンサーとして、タッチパネル130を用いてもよい。また、水中検出部200は、圧力センサー、静電容量を検出可能なセンサー及び制御部100などで構成されてもよい。
動き検出部210は、機器ケース3の予め設定された特定の動きを検出することができる。すなわち、電子機器1の予め設定された特定の動きが検出され得る。特定の動きには、例えば、機器ケース3が振られる動きが含まれる。動き検出部210には、例えば、加速度センサー及び制御部100を含んでよい。加速度センサーは、電子機器1に生じる加速度を検出し、検出した加速度の値を電気信号に変換して制御部100に出力する。制御部100は、加速度センサーから入力された電気信号に基づいて、加速度の値を判別する。制御部100は、判別した加速度の値に応じて、予め設定された特定の動きを検出する。制御部100は、例えば、判別した加速度の値が、予め設定された特定の動きに対応する加速度の値と一致するときに特定の動きを検出する。加速度センサーは、例えば、XYZ軸の3方向の加速度を検出できる。なお、特定の動きは、例えば、機器ケース3が移動される軌跡が特定の形状を描くような動きであってもよい。特定の形状としては、例えば、円などが挙げられる。
<1−3.制御部の構成>
図4は、制御部100の構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。制御部100は、アプリケーション処理部100aを備えている。
アプリケーション処理部100aは、例えば、記憶部103に記憶されたアプリケーションを読み出して実行することにより、電子機器1の諸機能を発揮することができる。例えば、アプリケーション処理部100aは、通話機能、ウェブブラウザ機能または電子メール機能などを発揮することができる。また、ここで実行されるアプリケーションには、例えば、制御プログラムPg1が含まれる。
アプリケーション処理部100aは、通話処理部111及び設定処理部112を備えている。
通話処理部111は、外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行うことができる。外部の通信機器は、電子機器1と同様に、例えば、スマートフォンなどの携帯電話機である。具体的には、通話処理部111は、着信処理部111a、発呼処理部111b及び会話処理部111cを備えている。これらの機能部はソフトウェアで実装されてもよく、その全部または一部がハードウェアで構成されてもよい。
着信処理部111aは、無線通信部110を介して通話の相手からの着信信号を受信したときに、その着信をユーザーに報知することができる。例えば、着信処理部111aは、所定の着信音に対応する音信号を外部スピーカ170へ出力し、外部スピーカ170がこの音信号を音に変換して出力する。
また、着信処理部111aは、着信信号を受信したときに、着信画面を表示部120に表示することができる。着信画面の一例は、図5あるいは図6に示されるとおりである。図5には、着信画面の最上部に配された電子機器1の現在の状態を示すアイコンが表示される表示領域であるステータスバーSTB1に、後述するシェイク着信モードが有効であることを示すアイコンSM1が表示されている一例が示されている。図6には、ステータスバーSTB1に、後述するシェイク着信モードが無効であることを示すアイコンSM2が表示されている一例が示されている。これらの着信画面には、通話の相手の情報INF1が表示される。通話の相手の情報INF1は通話の相手を特定できる情報であればよく、例えば、各電子機器に割り当てられる通話用の識別番号(例えば、電話番号)である。図5及び図6の例示では、通話の相手の識別番号が符号TN1で示されている。この識別番号は着信信号に含まれており、着信処理部111aは着信信号に基づいて通話の相手の識別番号を把握して、これを表示部120に表示する。
また、通話の相手の情報INF1として名前が表示されてもよい。例えば、記憶部103には電話帳情報が記憶されている。この電話帳情報は、複数の識別番号と、その識別番号に対応するユーザーの名前とを含んでいる。着信処理部111aは着信信号に含まれる識別番号を把握し、この識別番号と電話帳情報とに基づいて、通話の相手の名前を特定する。そして、これを表示部120に表示することができる。図5及び図6の例示では、通話の相手の名前が符号NM1で示されている。
また、図5及び図6に例示する着信画面には、着信に対する応答用ボタンとして機能する要素111Rsと、拒否用ボタンとして機能する要素111Rjとが表示されている。ユーザーが要素111Rsまたは要素111Rjに対して操作を行うと、その操作がタッチパネル130によって検出されて、着信処理部111aへと出力される。このような操作としては、例えば、操作子を当該要素に近接させた後に、当該要素から遠ざける操作(いわゆるタップ操作)が採用され得る。なお、ここでいう近接は、表示画面2aに近づいた状態も、表示画面2aに接触した状態も含む。着信処理部111aは、当該要素111Rsに対する操作に応じて通話を開始したり、あるいは、要素111Rjに対する操作に応じて通話の相手との通信を遮断したりする。
発呼処理部111bは、ユーザーの入力に応じて、無線通信部110を介して通話の相手へ発呼信号を送信することができる。例えば、発呼処理部111bは、発呼画面(不図示)を表示部120に表示する。この発呼画面には、例えば、識別番号の入力用ボタンとして機能する要素、及び発呼の指示用ボタンとして機能する要素が表示される。ユーザーが、これらの要素を用いて識別番号を入力して、発呼を指示すると、これらの操作がタッチパネル130によって検出されて、発呼処理部111bへ出力される。発呼処理部111bは、当該操作に応じて、当該識別番号が割り当てられた通話の相手へ発呼信号を送信する。通話の相手から応答があったときには、発呼処理部111bは通話を開始し、通話の相手から拒否があったときには、通話の相手との通信を遮断する。
会話処理部111cは、通話が行われているときに、通話の相手から受信した音信号を、例えば、レシーバ160から出力させ、マイク150から入力される音信号を通話の相手へ送信することができる。これにより、ユーザーと通話の相手との間で通話が行われる。
また、会話処理部111cは、通話画面(不図示)を表示部120に表示してもよい。この通話画面には、通話の終了用ボタンとして機能する要素が表示されてもよい。ユーザーが当該要素を操作すると、その操作がタッチパネル130にて検出されて、会話処理部111cへと出力される。会話処理部111cは当該操作に応答して通話を終了する。
設定処理部112は、ユーザーによる操作あるいは電子機器1の使用状態などに応じて、電子機器1における動き着信モードの設定状況を設定あるいは変更するモード設定処理を実行することができる。動き着信モードは、動き検出部210による特定の動きの検出に応じて、着信に応答して通話が開始されるモードである。特定の動きとしては、上述したように、例えば、機器ケース3が振られる動きが採用される。ここでは、例えば、図7で示されるような表示部120に表示されるホーム画面において、モード設定処理用のアプリケーションアイコンSA1が指定されることで、モード制御処理が実行される。アプリケーションアイコンSA1は、モード制御処理用のアプリケーションに対応し、対応するアプリケーションを実行するための図形である。
設定処理部112は、モード設定処理用のアプリケーションが実行されたときに、設定画面を表示部120に表示することができる。設定画面の一例は、図8に示されるとおりである。ここで、設定画面は、動き検出部210による特定の動きの検出に応じて実行される処理を設定するための画面である。 図8で示されるように、設定画面では、例えば、電子機器1で行われる複数の処理の名称TM1が列挙され、その各処理の名称TM1に対して、特定の動きの検出に応じて処理を実行するように設定するか否かが指定される。具体的には、例えば、各処理の名称TM1について、タッチパネル130によって操作が検出され、ラジオボタンRB1による指定によって、特定の動きの検出に応じて処理を実行するように設定するか否かが設定される。例えば、図8では、処理の名称である「電話の受取り(通話開始)」が、ラジオボタンRB1によって指定されている状態の一例が示されている。そして、処理の名称である「電話の受取り(通話開始)」が指定されると、動き着信モードが有効な状態に設定される。
ここで、動き着信モードが有効な状態とは、動き着信モードの機能が有効に働く状態をいう。つまり、動き着信モードが有効な状態では、動き検出部210によって特定の動きが検出されると、着信に応答して通話が開始される。これに対して、動き着信モードが有効でない状態、ならびに動き着信モードが無効である状態とは、動き着信モードの機能が有効に働かない状態をいう。つまり、動き着信モードが有効でない状態、ならびに動き着信モードが無効である状態では、動き検出部210によって特定の動きが検出されても、着信に応答して通話が開始されない。
設定処理部112は、モード設定部112a、表示制御部112b及び設定制御部112cを備えている。これらの機能部は、ソフトウェアで実装されてもよく、その全部または一部がハードウェアで構成されてもよい。
モード設定部112aは、例えば、上述した設定画面に対するユーザーによる操作に応じて、電子機器1を動き着信モードに設定することができる。また、モード設定部112aは、設定制御部112cによる制御のもとで、電子機器1の状態に応じて、動き着信モードが有効な状態あるいは無効な状態に設定することができる。ある一つの実施形態では、例えば、動き着信モードとして、動き検出部210による機器ケース3が振られる動きの検出に応じて、着信に応答して通話が開始されるモード(シェイク着信モードとも言う)が採用される。なお、例えば、動き着信モードの設定状況についての情報の管理は、この情報がモード設定部112aによって記憶部103に適宜記憶されることで実現される。
表示制御部112bは、表示部120に表示される待ち受け画面及び着信画面に、モード設定部112aにおける動き着信モードの設定状況に応じた要素を表示させることができる。この待ち受け画面の一例は、図9及び図10で示されるとおりである。例えば、動き着信モードとしてのシェイク着信モードが有効な状態に設定されれば、図5及び図9で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが有効な状態であることを示すアイコンSM1が表示され得る。また、例えば、シェイク着信モードが無効な状態に設定されれば、図6及び図10で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが無効な状態であることを示すアイコンSM2が表示され得る。
設定制御部112cは、着信に応答して通話が開始されるモードの設定状態を制御することができる。具体的には、設定制御部112cは、動き着信モードの設定状態を制御することができる。設定制御部112cによって、電子機器1の使用状況に応じて、動き着信モードが有効な状態あるいは無効な状態に設定されるように、動き着信モードの設定状態が制御され得る。ここで言う使用状況には、例えば、機器ケース3を含む電子機器1が水中に在る水中状態にあるか否かと言った使用状況が含まれる。
ここで、設定制御部112cは、例えば、水中検出部200によって機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されたことを認識することができる。このとき、設定制御部112cは、例えば、水中検出部200から水中状態の検出時に発せられる特定の信号を受け付けることで、水中状態が検出されたことを認識することができる。また、設定制御部112cは、例えば、水中検出部200によって検出される水中状態が解消されたことを認識することができる。このとき、設定制御部112cは、例えば、水中検出部200からの水中状態の検出時に発せられる特定の信号が受け付けられなくなったことで、水中状態が解消されたことを認識することができる。また、設定制御部112cにおいて、水中検出部200からの水中状態の解消に応じて発せられる特定の信号が受け付けられたことで、水中状態が解消されたことを認識することができるようにしてもよい。
なお、設定制御部112cでは、例えば、モード設定部112aによって管理される動き着信モードの設定状況についての情報が参照されることで、各時点における動き着信モードの設定状況が適宜把握され得る。
<1−4.動き着信モードの設定状態の制御>
例えば、設定制御部112cは、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなったことに応答して、動き着信モードが有効な状態に設定することができる。これにより、例えば、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、電子機器1が水中から出たことを契機として、ユーザーは、電子機器1に特定の動きに対応する動作を加えることで着信に応答することができる。このため、例えば、特定の動きが振られる動きであれば、ユーザーは、電子機器1を振ることで該電子機器1に付着した水を払うような動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。ここで、ユーザーによる操作に応じて、動き着信モードが予め有効な状態に設定されているときと、動き着信モードが予め無効な状態に設定されているときとに分けて、動き着信モードの設定状態の制御について説明する。
<1−4−1.動き着信モードが予め有効な状態に設定されているときの一例>
例えば、設定制御部112cは、予め動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、水中検出部200によって水中状態が検出されたことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定することができる。これにより、例えば、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、電子機器1を水中から水面を経て大気中に移動させる動作などによって、意図しないタッチパネル130の反応が生じないようにすることができる。その結果、ユーザーが意図しないタイミングで着信に応答しないようにすることができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
また、例えば、設定制御部112cは、水中検出部200によって水中状態が検出されたことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定された後に、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなったことに応答して、動き着信モードが有効な状態に設定することができる。これにより、例えば、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、ユーザーは、電子機器1を水中から出して、電子機器1に特定の動きに対応する動作を加えることで着信に応答することができる。このとき、特定の動きが、振られる動きであれば、ユーザーは、例えば、電子機器1に付着した水を払うために、該電子機器1を振ることで、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。
なお、電子機器1が水中に在ることによって動き着信モードが一時的に無効になっている場合には、表示制御部112bによって、ステータスバーSTB1に、動き着信モードが無効な状態であることを示す要素が表示されてもよい。例えば、図6及び図10で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが無効な状態であることを示すアイコンSM2が表示される。また、電子機器1が水中にある場合には、表示部120に着信を受け付けていることが文字などで表示されてもよい。これにより、ユーザーは、電子機器1を水中から出して、着信に応答して通話を開始すべきか否かを判断することができる。
<1−4−2.動き着信モードが予め無効な状態に設定されているときの一例>
例えば、設定制御部112cは、予め動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において動き着信モードが有効な状態に設定することができる。ここで、特定の期間の長さは、例えば、ユーザーが、電子機器1を水中から出した後に、着信に応答して通話を開始すべきか否かを判断して通話を開始することが可能な時間に設定され得る。具体的には、特定の期間は、例えば、数秒から数十秒程度の長さに設定され得る。これにより、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、ユーザーは、例えば、電子機器1を水中から出して、該電子機器1に特定の動きに対応する動作を加えることで着信に応答することができる。ここで、特定の期間の経過状況についての管理は、例えば、計時部220において計時される時刻を示す情報に基づいて実行され得る。
なお、電子機器1が水中から出されることによって動き着信モードが一時的に有効になっている場合には、表示制御部112bによって、ステータスバーSTB1に、動き着信モードが有効な状態であることを示す要素が表示されてもよい。例えば、図5及び図9で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが有効な状態であることを示すアイコンSM1が表示される。これにより、例えば、ユーザーは、電子機器1に付着した水を払う際の特定の動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。
また、設定制御部112cは、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなってから特定の期間が終了したことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定することができる。これにより、ユーザーによって予め指定された本来のモードに電子機器1が設定され得る。つまり、ユーザーが意図した操作によって着信に応答することが可能となる。
<1−5.動き着信モードの設定状態の制御動作フローの一例>
ここで、電子機器1の制御方法としての動き着信モードの設定状態の制御動作について説明する。図11は、設定制御部112cによる動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。本動き着信モードの設定状態の制御動作は、例えば、制御部100において制御プログラムPg1が実行されることで実現され得る。
図11のステップS1では、動き着信モードが有効な状態に設定されているか否か判定される。ここで、動き着信モードが有効であれば、ステップS2に進み、有効でなければ、ステップS6に進む。つまり、動き着信モードが有効である場合には、ステップS2からステップS5の処理が行われ、動き着信モードが無効である場合には、ステップS6からステップS10の処理が行われる。
ステップS2では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cによって、水中検出部200で機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されたことが認識され得る。ここで、水中状態でなければ、ステップS1に戻る。また、水中状態であれば、ステップS3に進む。
ステップS3では、動き着信モードが無効な状態に設定される。これにより、ユーザーが意図しないタイミングで着信に応答してしまう不具合が生じ難くなる。
ステップS4では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたか否かが認識され得る。ここで、例えば、水中状態でなくなるまで、ステップS4の処理が繰り返され、水中状態でなくなれば、ステップS5に進む。
ステップS5では、動き着信モードが有効な状態に設定される。つまり、設定制御部112cによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたことが認識されることで、動き着信モードが有効な状態に設定される。そして、ステップS5の処理が終了した後に、ステップS1に戻る。
ステップS6では、水中状態であるか否かが判定される。ここで、例えば、水中状態でなければ、ステップS1に戻る。また、水中状態であれば、ステップS7に進む。
ステップS7では、水中状態であるか否かが判定される。ここで、例えば、水中状態であれば、ステップS7の処理が繰り返され、水中状態でなければ、ステップS8に進む。
ステップS8では、動き着信モードが有効な状態に設定される。つまり、設定制御部112cによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたことが認識されることで、動き着信モードが有効な状態に設定される。これにより、例えば、ユーザーは、電子機器1に付着した水を払う際の特定の動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。
ステップS9では、特定の期間が終了したか否かが判定される。ここで、例えば、特定の期間が終了するまで、ステップS9の処理が繰り返され、特定の期間が終了すれば、ステップS10に進む。
ステップS10では、動き着信モードが無効な状態に設定される。これにより、例えば、ユーザーによって予め指定された本来のモードに電子機器1が設定され得る。その後、ステップS1に戻る。
<1−6.動き着信モードの設定状態に応じた着信動作フローの一例>
通話処理部111による、着信を受け付けて該着信に応答して通話を開始する動作(以下、「着信動作」とも言う)については、動き着信モードの設定状態に応じた動作が実行され得る。ここでは、例えば、設定処理部112における動き着信モードの設定状態に応じて、着信に応答した通話を開始するために必要な操作が変更される。
図12は、通話処理部111による着信動作の一例を示すフローチャートである。
図12のステップS11では、外部の通信機器からの着信があるか否かが判定される。ここで、外部の通信機器からの着信信号が受け付けられて、外部の通信機器からの着信があるものと判定されるまで、ステップS11の処理が繰り返される。そして、外部の通信機器からの着信信号が受け付けられて、外部の通信機器からの着信があるものと判定されれば、ステップS12に進む。
ステップS12では、動き着信モードが有効な状態に設定されているか否かが判定される。ここで、動き着信モードが有効な状態であれば、ステップS13に進み、動き着信モードが有効な状態でなければ、ステップS14に進む。
ステップS13では、動き検出部210によって機器ケース3の予め設定された特定の動きが検出されたか否かが判定される。ここで、特定の動きが検出されていなければ、ステップS11に戻り、特定の動きが検出されていれば、ステップS15に進む。
ステップS14では、応答用ボタンが指定されたか否かが判定される。ここで、応答用ボタンが指定されていなければ、ステップS11に戻り、応答用ボタンが指定されていれば、ステップS15に進む。
ステップS15では、着信に応答して通話が開始される。このステップS15の処理が行われることで、本着信動作が終了される。
以上のように、ある一つの実施形態に係る電子機器1では、機器ケース3を含む電子機器1が水中にある場合に、電子機器1が水中から出たことを契機として、動き着信モードが有効な状態に設定される。これにより、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、電子機器1が水面を通過する動作などによって、ユーザーが意図しないタイミングで着信に応答しないようにすることができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。そして、例えば、ユーザーは、電子機器1を動かすといった簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。
<2.実施形態の他の一例>
ある一つの実施形態では、音声出力部及びマイク部を有する外部装置が電子機器に接続されることで、動き着信モードの設定状態の制御が変更される。
<2−1.電子機器システムの外観>
図13は、電子機器システム700の外観の一例を概略的に示す斜視図である。図13で示されるように、電子機器システム700は、電子機器1Aと外部装置400とを備えている。
図14は、外部装置400の電気的な構成の一例を示す図である。外部装置400は、近接無線通信部410、音声出力部401、マイク部402及び制御部420を備えている。外部装置400としては、例えば、ユーザーが頭部に装着可能なヘッドセットなどが採用され得る。なお、外部装置400として、例えば、ユーザーが携帯可能な音楽プレーヤーなどといったその他の装置が採用されてもよい。
制御部420は、外部装置400の全体を統括的に制御する。近接無線通信部410は、電子機器1Aに対してデータの送受信が可能な態様で接続することができる。近接無線通信部410は、アンテナ411を有しており、電子機器1Aと無線で通信を行うことができる。ここでは、例えば、近距離における装置間における通信を実現する近接無線通信が採用され得る。また、近接無線通信部410では、例えば、電子機器1Aから音声信号が受け取られて、該音声信号に対応する音が音声出力部401から出力される。ここで、音声出力部401としては、例えば、イヤホンなどのスピーカが採用され得る。マイク部402は、ユーザーが発した音声を音声信号に変換することができる。外部装置400は、この音声信号を、近接無線通信部410を介して、電子機器1へと出力することができる。これにより、ユーザーは外部装置400を用いて通話を行うことができる。
図15は、電子機器1Aの電気的な構成の一例を示す図である。電子機器1Aは、上記第1実施形態に係る電子機器1に、近接無線通信部240が追加され、制御プログラムPg1が、制御プログラムPg2に置換されたものである。近接無線通信部240によれば、無線通信部110の通信対象(例えば、基地局)に比べて近い位置に存在する通信端末との通信を、アンテナ241を介して行うことが可能である。例えば、近接無線通信部240は、アンテナ241を介して、外部装置400と無線で通信を行うことができる。近接無線通信部240は、例えば、BLUETOOTH(登録商標)規格などに則って通信を行うことができる。
ここでは、外部装置400と電子機器1Aとの間で無線通信が行われるため、外部装置400を用いた通話では、有線通信が行われる場合と比較して、外部装置400と電子機器1Aとの間の空間の自由度が高い。
なお、外部装置400に、報知部が設けられてもよい。この場合、通話処理部111は、着信があったことを外部装置400に通知し、該外部装置400の報知部が、これをユーザーに報知してもよい。
<2−2.制御部の構成の一例>
図16は、本実施形態に係る制御部100の構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。本実施形態では、上記第1実施形態に係る制御部100に対して、外部装置400が電子機器1Aに対して接続されている状態を検出するための機能が追加されている。
具体的には、本実施形態に係る制御部100のアプリケーション処理部100aAは、上記第1実施形態に係るアプリケーション処理部100aがベースとされて、設定処理部112が設定処理部112Aに変更されたものである。また、設定処理部112Aは、設定処理部112がベースとされて、設定制御部112cが設定制御部112cAに変更され、接続認識部112dが追加されたものである。このような制御部100における機能的構成の変更は、例えば、制御部100のアプリケーション処理部100aAによって記憶部103から制御プログラムPg2が読み出されて実行されることで実現され得る。
接続認識部112dは、外部装置400が電子機器1Aに対して通信可能に接続されている状態を検出することができる。このような状態を「接続状態」と呼ぶ。接続認識部112dは、例えば、近接無線通信部240によって通信可能に接続されている通信端末に関する情報を参照することで、接続状態を認識することができる。
<2−3.動き着信モードの設定状態の制御>
<2−3−1.外部装置が接続されるときの一例>
例えば、設定制御部112cAは、接続認識部112dによって接続状態が認識されれば、予め動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、水中検出部200によって水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態を維持する。一方、例えば、設定制御部112cAは、接続認識部112dで接続状態が認識されれば、予め動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、水中検出部200によって水中状態が検出されたことに応答して、電子機器1Aを動き着信モードが有効な状態に設定する。ここでは、例えば、ヘッドセットなどのような外部装置400が電子機器1Aに接続されていれば、電子機器1Aを水中から出すことなく、ヘッドセットを用いて通話を行うことが可能である。このため、電子機器1Aが水中に在るときでも、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
ここで、表示部120に表示される待ち受け画面及び着信画面に、モード設定部112aによる動き着信モードの設定状況に応じた要素だけでなく、外部装置400が電子機器1Aに対して通信可能に接続されている接続状態に応じた要素も表示されても良い。
この待ち受け画面の一例は、図17及び図18で示されるとおりである。また、この着信画面の一例は、図19及び図20で示されるとおりである。例えば、外部装置400が電子機器1Aに通信可能に接続されている接続状態であれば、図17から図20で示されるように、ステータスバーSTB1に、接続状態であることを示すアイコンHC1が表示され得る。なお、動き着信モードとしてのシェイク着信モードが有効な状態に設定されていれば、図17及び図19で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが有効な状態であることを示すアイコンSM1が表示され得る。また、例えば、シェイク着信モードが無効な状態に設定されていれば、図18及び図20で示されるように、ステータスバーSTB1に、シェイク着信モードが無効な状態であることを示すアイコンSM2が表示され得る。
<2−3−2.動き着信モードが予め有効な状態に設定されているときの一例>
例えば、設定制御部112cAは、予め動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、接続認識部112dによる接続状態の認識に応じて、水中検出部200の水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態を維持することができる。ここでは、ヘッドセットなどのような外部装置400が電子機器1Aに通信可能に接続されていれば、ユーザーは、電子機器1Aを水中から出すことなく通話を行うことが可能である。このため、電子機器1Aが水中に在るときでも、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
<2−3−3.動き着信モードが予め無効な状態に設定されているときの一例>
例えば、設定制御部112cAは、予め動き着信モードが無効な状態に設定されていれば、接続認識部112dによって接続状態が認識され、且つ水中検出部200によって水中状態が検出されたことに応答して、電子機器1Aを動き着信モードが有効な状態に設定することができる。ここでは、通常は、電子機器1Aが水中に在る場合には、ユーザーは、着信に気が付いても、電子機器1Aを水中から出して、水滴を払った上で、着信に応答して通話を開始する必要がある。このため、着信に応答して通話を開始する操作は容易でない。これに対して、ヘッドセットなどのような外部装置400が電子機器1Aに接続されていれば、電子機器1Aを水中から出すことなく通話を行うことが可能である。このため、電子機器1Aが水中に在るときでも、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
また、例えば、設定制御部112cAは、予め動き着信モードが無効な状態に設定されていれば、接続認識部112dによって接続状態が認識され、且つ水中検出部200によって水中状態が検出されても、動き着信モードが無効な状態を維持しても良い。このとき、設定制御部112cAは、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において電子機器1Aを動き着信モードが有効な状態に設定することができる。また、該特定の期間が終了したことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定される。
ここで、特定の期間の具体例及び管理方法については、上記第1実施形態と同様な方法が適用され得る。そして、このような態様が採用されると、電子機器1Aが水中に在る状態で着信を受け付けたときに、電子機器1Aが水中から出たことを契機として、電子機器1Aに特定の動きに対応する動作を加えることで着信に応答することが可能となる。このため、例えば、特定の動きが振られる動きであれば、ユーザーは、電子機器1Aに付着した水を払う際の電子機器1Aを振るような動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。
また、例えば、設定制御部112cAは、予め動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、接続認識部112dによる接続状態の認識の有無に拘わらず、水中検出部200によって水中状態が検出されても、動き着信モードが無効な状態を維持しても良い。このとき、設定制御部112cAは、水中検出部200によって水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において電子機器1Aを動き着信モードが有効な状態に設定することができる。また、該特定の期間が終了したことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定される。
このような態様が採用されても、電子機器1が水中に在る状態で着信を受け付けたときに、ユーザーは、電子機器1Aを水中から出して、電子機器1Aに特定の動きに対応する動作を加えることで着信に応答することができる。このため、例えば、ユーザーは、電子機器1Aに付着した水を払うために電子機器1Aを振るような動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。
<2−4.動き着信モードの設定状態の制御動作フローの一例>
ここで、電子機器1Aの制御方法としての動き着信モードの設定状態の制御動作について説明する。
図21及び図22は、設定制御部112cAによる動き着信モードの設定状態の制御動作の一例を示すフローチャートである。本動き着信モードの設定状態の制御動作は、例えば、制御部100において制御プログラムPg2が実行されることで実現され得る。
図21のステップS21では、外部装置400が電子機器1Aに対して通信可能に接続された接続状態であるか否かが判定される。ここでは、接続認識部112dによって、接続状態が認識される。ここで、接続状態であれば、ステップS22に進み、接続状態でなければ、図22のステップS31に進む。つまり、接続状態である場合には、図21のステップS22からステップS26の処理が行われ、接続状態でない場合には、図22のステップS31からステップS40の処理が行われる。なお、図22のステップS31からステップS40の処理は、図11で示された上記第1実施形態に係る処理とほぼ同様なものとなる。
ステップS22では、動き着信モードが有効な状態に設定されているか否か判定される。ここで、動き着信モードが有効な状態に設定されているのであれば、ステップS21に戻る。つまり、動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部200によって機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態に維持される。これにより、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。一方、動き着信モードが有効な状態に設定されていなければ、ステップS23に進む。
ステップS23では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cAによって、機器ケース3が水中に在る水中状態が水中検出部200によって検出されたことが認識され得る。ここで、水中状態でなければ、ステップS21に戻る。また、水中状態であれば、ステップS24に進む。
ステップS24では、動き着信モードが有効な状態に設定される。つまり、動き着信モードが無効な状態に予め設定されているときには、水中検出部200によって機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されたことに応答して、動き着信モードが有効な状態に設定される。これにより、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
ステップS25では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cAによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたか否かが認識され得る。ここで、例えば、水中状態でなくなるまで、ステップS25の処理が繰り返され、水中状態でなくなれば、ステップS26に進む。
ステップS26では、動き着信モードが無効な状態に設定される。つまり、例えば、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたことに応答して、動き着信モードが無効な状態に設定される。これにより、ユーザーによって予め指定された本来のモードに電子機器1Aが設定され得る。つまり、ユーザーは、意図した操作によって着信に応答することができる。そして、ステップS26の処理が終了した後に、ステップS1に戻る。
図22のステップS31では、動き着信モードが有効な状態に設定されているか否か判定される。ここで、動き着信モードが有効な状態に設定されていれば、ステップS32に進む。一方、動き着信モードが有効な状態に設定されていなければ、ステップS36に進む。
ステップS32では、水中状態であるか否かが判定される。ここで、例えば、水中状態でなければ、図21のステップS21に戻り、水中状態であれば、ステップS33に進む。
ステップS33では、動き着信モードが無効な状態に設定される。
ステップS34では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cAによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたか否かが認識され得る。ここで、例えば、水中状態でなくなるまで、ステップS24の処理が繰り返され、水中状態でなくなれば、ステップS35に進む。
ステップS35では、動き着信モードが有効な状態に設定される。そして、図21のステップS21に戻る。
ステップS36では、水中状態であるか否かが判定される。ここで、例えば、水中状態でなければ、図21のステップS21に戻り、水中状態であれば、ステップS37に進む。
ステップS37では、水中状態であるか否かが判定される。ここで、例えば、水中状態であれば、ステップS37の処理が繰り返され、水中状態でなければ、ステップS38に進む。
ステップS38では、動き着信モードが有効な状態に設定される。つまり、設定制御部112cAによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたことが認識されることで、動き着信モードが有効な状態に設定される。これにより、例えば、ユーザーは、電子機器1Aに付着した水を払う際の特定の動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。そして、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
ステップS39では、特定の期間が終了したか否かが判定される。ここで、例えば、特定の期間が終了するまで、ステップS39の処理が繰り返され、特定の期間が終了すれば、ステップS40に進む。
ステップS40では、動き着信モードが無効な状態に設定される。これにより、例えば、ユーザーによって予め指定された本来のモードに電子機器1Aが設定され得る。その後、図21のステップS21に戻る。
<3.変形例>
<3−1.変形例1>
上記<2>で説明した実施形態の他の一例において、図21で示される動き着信モードの設定状態の制御動作のフローチャートの代わりに、図23で示される動き着信モードの設定状態の制御動作のフローチャートが採用されてもよい。本動き着信モードの設定状態の制御動作は、例えば、制御部100において制御プログラムPg2が実行されることで実現され得る。
図23のステップS41では、外部装置400が電子機器1Aに対して通信可能に接続された接続状態であるか否かが判定される。ここでは、接続認識部112dによって、接続状態が認識される。ここで、接続状態であれば、ステップS42に進み、接続状態でなければ、図22のステップS31に進む。つまり、接続状態である場合には、図23のステップS42からステップS47の処理が行われる。
ステップS42では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cAによって、機器ケース3が水中に在る水中状態が水中検出部200によって検出されたことが認識され得る。ここで、水中状態でなければ、ステップS41に戻る。また、水中状態であれば、ステップS43に進む。
ステップS43では、動き着信モードが有効な状態に設定されているか否か判定される。ここで、動き着信モードが有効な状態に設定されているのであれば、ステップS41に戻る。つまり、動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部200によって機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態が維持される。これにより、ユーザーは、特定の動きによる簡単な操作で着信に応答して通話を開始することができる。すなわち、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。一方、動き着信モードが有効な状態に設定されていなければ、ステップS44に進む。
ステップS44では、水中状態であるか否かが判定される。ここでは、例えば、設定制御部112cAによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたか否かが認識され得る。ここで、例えば、水中状態でなくなるまで、ステップS44の処理が繰り返され、水中状態でなくなれば、ステップS45に進む。これにより、予め動き着信モードが無効な状態に設定されていれば、水中状態であっても、動き着信モードが無効な状態が維持される。
ステップS45では、動き着信モードが有効な状態に設定される。つまり、設定制御部112cAによって、水中検出部200によって検出された水中状態が解消されたことが認識されることで、動き着信モードが有効な状態に設定される。これにより、例えば、ユーザーは、電子機器1Aに付着した水を払う際の特定の動作によって、簡単に着信に応答して通話を開始することができる。そして、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
ステップS46では、特定の期間が終了したか否かが判定される。ここで、例えば、特定の期間が終了するまで、ステップS46の処理が繰り返され、特定の期間が終了すれば、ステップS47に進む。
ステップS47では、動き着信モードが無効な状態に設定される。そして、ステップS41に戻る。
<3−2.変形例2>
上記第2実施形態に係る電子機器システム700の代わりに、図24で示されるように、電子機器1Bと、該電子機器1Bに対してケーブル530などを介した有線通信で接続された外部装置500とを有する電子機器システム800が採用されてもよい。
図24で示されるように、外部装置500は、音声出力部501及びマイク部502を備えている。外部装置500としては、例えば、ユーザーが携帯可能な音楽プレーヤーなどが採用され得る。
図24及び図25で示されるように、電子機器1Bは、第2実施形態に係る電子機器1Aがベースとされて、近接無線通信部240が接続部250に置換され、接続認識部112dが接続認識部112dBに変更されたものである。なお、接続認識部112dが接続認識部112dBに変更されたことで、設定処理部112A及びアプリケーション処理部100aAが、設定処理部112B及びアプリケーション処理部100aBに置換されたものとなっている。
ここで、接続部250は、ケーブル530の第1の端部が接続を受け付けることができる。そして、該ケーブル530の第2の端部は、外部装置500に接続される。
接続認識部112dBは、接続部250に対するケーブル530を介した外部装置500の接続を認識することができる。接続認識部112dBは、例えば、ケーブル530及び接続部250を介して、外部装置500の識別情報を取得することで、外部装置500が電子機器1Bに対して通信可能に接続されている接続状態を認識することができる。
<3−3.変形例3>
複数のパーツが直接的または間接的に適宜連結されることで、一体的な機器ケース3が形成されてもよい。このような構成を有する具体例として電子機器1Cを説明する。
図26は、本変形例に係る電子機器1Cの外観の一例を概略的に示す背面図である。電子機器1Cは、例えば、いわゆる防水機能を有するスマートフォンなどの携帯電話機である。電子機器1Cでは、例えば、カバーパネル2に対して取り付けられた複数のモジュール3aから3dによって1つの機器ケース3が形成されている。このとき、モジュール3aとしては、例えば、第1カメラ180が内蔵されたカメラ装置が採用され得る。また、モジュール3bとしては、例えば、制御部100が内蔵された電子機器1Cの制御装置が採用され得る。また、モジュール3cとしては、例えば、電池230が内蔵された電子機器1Cの電源装置が採用され得る。また、モジュール3dとしては、例えば、その他の構成が適宜内蔵された装置が採用され得る。
このような構成では、例えば、モジュール3bとしての電子機器1Cの制御装置は、プログラムを記憶する記憶部103と、該プログラムをCPU及びDSPなどのプロセッサーで実行することで実現される設定制御部112c,112cAとを有している。例えば、設定制御部112cは、水中検出部200によって電子機器1Cを構成する機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されなくなったことによって動き着信モードが有効な状態に設定する処理を制御することができる。
また、例えば、設定制御部112c,112cAは、外部機器に係る接続状態が認識されれば、予め動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されても、動き着信モードが有効な状態に維持することができる。また、例えば、設定制御部112c,112cAは、外部機器に係る接続状態が認識されれば、予め動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、機器ケース3が水中に在る水中状態が検出されたことに応答して、動き着信モードが有効な状態に設定することができる。
<3−4.変形例4>
上記各種実施形態及び上記各種変形例では、タッチパネル130が採用されていたが、これに限られない。例えば、電子機器1,1A,1B,1Cから、タッチパネル130が削除された構成が採用されてもよい。この場合、ユーザーが水中に手を漬ける際に、手に手袋などをはめていれば、電子機器1,1A,1B,1Cの操作ボタン群140を上手く操作することができないケースが想定される。このとき、電子機器1,1A,1B,1Cにおいて、動き着信モードが有効な状態に適宜設定されることで、上記各種実施形態及び上記各種変形例と同様に、ユーザーは、意図したタイミングで着信に対する応答を開始することができる。
<3−5.その他の変形例>
動き着信モードとしてのシェイク着信が有効な状態であること、無効な状態であること、有効な状態に切り替わったこと、及び無効な状態に切り替わったことが、ステータスバーSTB1においてアイコンで表示されるだけでなく、その他のユーザーが認識可能な合図によって表されてもよい。その他のユーザーが認識可能な合図としては、例えば、LEDの点滅、及び電子機器の振動などが挙げられる。
以上のように、電子機器1,1A,1B,1C、該電子機器の制御方法、該電子機器の制御装置、電子機器システム700,800及び制御プログラムPg1,Pg2は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この開示がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない多数の変形例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1,1A,1B,1C 電子機器
3 機器ケース
3a〜3d モジュール
100,420 制御部
100a,100aA,100aB アプリケーション処理部
103 記憶部
101 CPU
102 DSP
110 無線通信部
111 通話処理部
112,112A,112B 設定処理部
112a モード設定部
112b 表示制御部
112c,112cA 設定制御部
112d,112dB 接続認識部
120 表示部
130 タッチパネル
140 操作ボタン群
200 水中検出部
210 動き検出部
220 計時部
240 近接無線通信部
250 接続部
400,500 外部装置
401 音声出力部
402 マイク部
410 近接無線通信部
500 外部装置
501 音声出力部
502 マイク部
700,800 電子機器システム
Pg1,Pg2 制御プログラム

Claims (12)

  1. 機器ケースと、
    外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、
    前記機器ケースが水中に在る水中状態を検出する水中検出部と、
    前記機器ケースの予め設定された特定の動きを検出する動き検出部と、
    前記水中検出部によって前記水中状態が検出されるとき、前記動き検出部による前記特定の動きの検出に応じて前記着信に応答して前記通話が開始される動き着信モードが無効な状態に設定し、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されなくなったとき、前記動き着信モードが有効な状態に設定する設定制御部と、
    音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する接続認識部を備え、
    前記設定制御部は、
    記動き着信モードが有効な状態に設定されているとき、前記接続認識部による前記接続状態の認識に応じて、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されても、前記動き着信モードが有効な状態を維持する、電子機器。
  2. 前記設定制御部は、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において前記動き着信モードが有効な状態に設定し、該特定の期間が終了したことに応答して、前記動き着信モードが無効な状態に設定する、請求項1記載の電子機器。
  3. 記設定制御部は、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記接続認識部によって前記接続状態が認識され、且つ前記水中検出部によって前記水中状態が検出されたことに応答して、前記動き着信モードが有効な状態に設定する、請求項記載の電子機器。
  4. 記設定制御部は、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記接続認識部によって前記接続状態が認識され、且つ前記水中検出部によって前記水中状態が検出されても、前記動き着信モードが無効な状態を維持し、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において前記動き着信モードが有効な状態に設定し、該特定の期間が終了したことに応答して、前記動き着信モードが無効な状態に設定する、請求項記載の電子機器。
  5. 前記外部装置が、ユーザーの頭部に装着されるヘッドセットを含む、請求項1から請求項の何れか1つの請求項記載の電子機器。
  6. 機器ケースと、
    外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、
    前記機器ケースが水中に在る水中状態を検出する水中検出部と、
    前記機器ケースの予め設定された特定の動きを検出する動き検出部と、
    前記動き検出部による前記特定の動きの検出に応じて前記着信に応答して前記通話が開始される動き着信モードの設定状態を制御する設定制御部と、
    音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する接続認識部と、を備え、
    前記設定制御部は、前記接続認識部によって前記接続状態が認識されれば、予め前記動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されても前記動き着信モードが有効な状態を維持し、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されたことに応答して前記動き着信モードが有効な状態に設定する、電子機器。
  7. 前記設定制御部は、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されても、前記動き着信モードが無効な状態を維持し、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されなくなったことに応答して、予め設定された特定の期間において前記動き着信モードが有効な状態に設定し、該特定の期間が終了したことに応答して、前記動き着信モードが無効な状態に設定する、請求項記載の電子機器。
  8. 前記特定の動きは、前記機器ケースが振られる動きを含む、請求項1から請求項の何れか1つの請求項記載の電子機器。
  9. 外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、前記着信に応答して前記通話が開始されるモードの設定状態を制御する設定制御部と、を備える電子機器の制御方法であって、
    前記設定制御部は、
    接続認識部によって前記電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する工程と、
    前記接続状態が認識されれば、動き検出部による前記電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて前記着信に応答して前記通話が開始される動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって前記電子機器が水中に在る水中状態が検出されても前記動き着信モードが有効な状態を維持し、前記動き着信モードが無効な状態に予め設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されたことに応答して前記動き着信モードが有効な状態に設定する工程と、
    を備えたモードの設定状態の制御を実行する、電子機器の制御方法。
  10. プログラムを記憶する記憶部と、
    前記プログラムを実行することにより、
    接続認識部によって電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態が認識されれば、動き検出部による前記電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて外部の通信機器からの着信に応答して通話が開始される動き着信モードが有効な状態に設定されているときには、水中検出部によって前記電子機器が水中に在る水中状態が検出されても前記動き着信モードが有効な状態に維持し、予め前記動き着信モードが無効な状態に設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されたことに応答して前記動き着信モードが有効な状態に設定する処理を制御するプロセッサーと、
    を有する、電子機器の制御装置。
  11. 外部の通信機器からの着信を受け取り、該外部の通信機器との通話を行う通話処理部と、前記着信に応答して前記通話が開始されるモードの設定状態を制御する設定制御部と、を備える電子機器を制御するための制御プログラムであって、
    前記電子機器に、
    (a)接続認識部によって前記電子機器に音声出力部及びマイク部を有する外部装置が通信可能に接続されている接続状態を認識する工程と、
    (b)前記接続認識部によって前記接続状態が認識されれば、動き検出部による前記電子機器の予め設定された特定の動きの検出に応じて前記着信に応答して前記通話が開始される動き着信モードが有効な状態に予め設定されているときには、水中検出部によって前記電子機器が水中に在る水中状態が検出されても前記動き着信モードが有効な状態を維持し、前記動き着信モードが無効な状態に予め設定されているときには、前記水中検出部によって前記水中状態が検出されたことに応答して前記動き着信モードが有効な状態に設定する工程と、を実行させるための制御プログラム。
  12. 請求項1から請求項5の何れか1つの請求項記載の電子機器と、
    前記外部装置と、
    を備える、電子機器システム。
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