JP2016213567A - 電子機器及び電子機器の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水没している間の消費電力を削減する。
【解決手段】自身が水没したことと、取り上げられたことを検出する水没検出部600と、筐体111の内部に設けられた発光体としてのLED113A、114A、115Aと、点灯信号であるLED点灯信号LONの入力に応じてLED113A、114A、115Aを点灯させる点灯回路500と、水没から少なくとも取り上げまでの間、LED点灯信号LONを発生して点灯回路500に入力することにより、LED113A、114A、115Aを点灯させる制御部200とを備え、水没検出部600が水没を検出したときに、LED113A、114A、115Aの点灯に必要な箇所以外(通信部400等)に電源が供給されていた場合、少なくとも取り上げまでの間、LED113A、114A、115Aの点灯に必要な箇所以外(通信部400等)への電源の供給を停止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器と、電子機器の制御方法とに関し、特には水に落としても浮くように構成された電子機器と、その電子機器の制御方法とに関する。
マリン用のトランシーバー等の水に近いところで使用される電子機器は、誤って水がかかったり、水に落とすことも考えられるため、内部に水がはいらないように防水されているものも多い。また、水に落としたときに水中に没してしまうと回収できなくなるため、水面に浮くようにすることも提案されている(特許文献1参照)。
しかし、電子機器が水面に浮いていても、夜間や視界が悪いときには、どこにあるかを見つけることができず回収できないという問題点があった。このため、本願出願人は、夜間や視界が悪いときに水に落としても、容易に発見することができる電子機器として、特許文献2記載の電子機器を創案した。
この電子機器は、『自身が水面または水中に落下したこと(以下「水没」と呼ぶ)を検出するとともに、前記水面または水中から取り上げられたこと(以下「取り上げ」と呼ぶ)を検出する水没検出部と、筐体の内部に設けられた発光体と、点灯信号の入力に応じて前記発光体を点灯させる点灯回路と、前記水没から、少なくとも前記取り上げまでの間、所定の点減周期で前記点灯信号を発生して前記点灯回路に入力することにより、前記発光体を点減させる制御部と、前記水没検出部が水没を検出したとき前記制御部に電源が供給されていなかった場合、前記制御部に電源を供給して前記制御部を起動する電源制御回路と』とを備えている。
すなわち、この電子機器では、水没すると発光体が点灯することで、夜間や視界が悪いときに水に落としても、容易に発見できるようになっている。
実開平04−135038号公報 特開2013−229826号公報
しかしながら、特許文献2記載の電子機器では、水没してから取り上げられるまでの間、発光体に電源が供給されて点灯するだけでなく、水没している間はトランシーバーとしての機能は使用できないにも関わらず、通信回路にも電源が供給されている。
この種の電子機器では、通信回路での消費電力が最も大きいため、水没している間は無駄な電力を消費していることになる。
これは、トランシーバーのみならず、他の電子機器、例えば携帯電話やラジオ受信機、パーソナルコンピューター等であっても、水没している間は携帯電話やラジオ受信機、パーソナルコンピューターとして使用できないのであるから、無駄な電力を消費している点では同様である。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、水没している間の消費電力を削減し、もって省電力化を図った電子機器と、電子機器の制御方法とを提供することを目的としている。
本発明に係る電子機器は、自身が水没したことを検出するとともに、前記取り上げられたことを検出する水没検出部と、筐体の内部に設けられた発光体と、点灯信号の入力に応じて前記発光体を点灯させる点灯回路と、前記水没から少なくとも前記取り上げまでの間、前記点灯信号を発生して前記点灯回路に入力することにより、前記発光体を点灯させる制御部とを備えた電子機器において、前記水没検出部が水没を検出したときに、発光体の点灯に必要な箇所以外に電源が供給されていた場合、少なくとも前記取り上げまでの間、発光体の点灯に必要な箇所以外への電源の供給を停止するように構成されている。
また、本発明に係る電子機器の制御方法は、自身が水没したことを水没検出部が検出したならば水没信号を制御部に送出し、制御部が前記水没信号を受けた場合、少なくとも自身が取り上げられるまでの間、筐体の内部に設けられた発光体を点灯させる点灯信号を点灯回路に対して送出し、前記点灯信号を受けた点灯回路が発光体を点灯させる電子機器の制御方法であって、前記水没検出部が水没を検出したときに、発光体の点灯に必要な箇所以外に電源が供給されていた場合、少なくとも前記取り上げまでの間、発光体の点灯に必要な箇所以外への電源の供給を停止するようになっている。
本発明に係る電子機器は、水没すると、発光体を点灯して自身の水没及び所在位置を知らせるとともに、水没及び所在位置を知らせる機能を発揮する箇所以外への電源の供給を停止するように構成されているので、水没中には使用することができない箇所での無駄な消費電力を削減することができる。例えば、この電子機器をマリン用のトランシーバーであるとして、電源の供給を停止する箇所が送信及び受信を行う通信部であったとすると、従来のものと比較して消費電力を約90%低減させることができる。
本発明に係る電子機器としてのトランシーバーの外観の図面であって、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的左側面図、同図(C)は概略的背面図である。 本発明に係る電子機器としてのトランシーバーの構成を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器としてのトランシーバーが、水没時に電源がオンであった場合の各部の動作を示すタイミング図である。 本発明に係る電子機器としてのトランシーバーが、水没時に電源がオフであった場合の各部の動作を示すタイミング図である。 本発明に係る電子機器としてのトランシーバーが水没した状態を示す概略的側面図である。
本発明の実施の形態に係る電子機器としてのトランシーバーT/Rは、自身が水面又は水中に落下したこと(以下「水没」と呼ぶ)を検出するとともに、前記水面又は水中から取り上げられたこと(以下「取り上げ」と呼ぶ)を検出する水没検出部600と、筐体111の内部に設けられた発光体としてのLED113A、114A、115Aと、点灯信号であるLED点灯信号LONの入力に応じて前記LED113A、114A、115Aを点灯させる点灯回路500と、前記水没から少なくとも前記取り上げまでの間、前記LED点灯信号LONを発生して前記点灯回路500に入力することにより、前記LED113A、114A、115Aを点灯させる制御部200と、前記水没検出部600が水没を検出したとき前記制御部200に電源が供給されていなかった場合、前記制御部200に電源を供給して前記制御部200を起動する電源制御部300とを備えたトランシーバーであり、前記水没検出部600が水没を検出したときに、LED113A、114A、115Aの点灯に必要な箇所以外(通信部400等)に電源が供給されていた場合、少なくとも前記取り上げまでの間、LED113A、114A、115Aの点灯に必要な箇所以外(通信部400等)への電源の供給を停止する。
図を参照しつつ、本発明を適用したトランシーバーT/Rの概略について説明する。
まず、このトランシーバーT/Rは、船舶通信用のハンディ機器であり、マリンVHFバンドの無線通信を行う。トランシーバーT/Rは、本体110の上面にアンテナ120を設けた外観を呈している。トランシーバーT/Rは、電源として軽量かつ大容量のリチウムイオン電池を用いたこと等により全体の重量が軽量化され、筐体111が防水されていることと相まって、水に落下したときでも沈むことがなく、水面に浮き上がる。トランシーバーT/Rは、内部の重心バランスにより、図5に示すように、アンテナ120が水中方向に向くような姿勢で水面に浮かぶ。なお、本明細書では水面に落下することを便宜上「水没」と呼ぶ。
このトランシーバーT/Rは、水没すると発光体が点灯し、それと同時にアラーム音が放音され、水没と自身の所在位置とをユーザーに知らせるように構成されている。
また、このトランシーバーT/Rは、水没から取り上げられると、発光体の点灯とアラーム音の放音を停止し、スピーカーグリル112から水を抜くための排水音を放音するように構成されている。
次に、トランシーバーT/Rの外観について詳細に説明する。上述したように、トランシーバーT/Rは、筐体111を含む本体110及び筐体111の上面に上方に向けて設けられたアンテナ120を有する外観を呈してしている。このアンテナ120は、コイル状のアンテナ線を樹脂パイプに収納したロッド状のアンテナである。アンテナ線は、銅線又は鉄線であるため重量があり、このアンテナ120の重量によって、トランシーバーT/Rの全体の重量バランスは上部に偏っている。
筐体111の前面には、上から順に、ディスプレイ113、キーパネル114、スピーカーグリル112が設けられている。
スピーカーグリル112の内部には、スピーカーSPが設けられている。筐体111の向かって左側面には、PTT(プッシュ・トゥ・トーク)スイッチ115が設けられている。筐体111の上面のアンテナ120の向かって左側には防水キャップが被せられたSP/MICコネクタ116が設けられている。
また、筐体111の背面下部中央には、水没時に点灯する発光体としてのLED115Aが設けられている。このLED115Aは、トランシーバーT/Rが背面を上向きにした水没姿勢で水没したときに水面からでるような位置(背面下部)に設けられているので、背面を上向きにした水没姿勢で役立つものとなっている。
ディスプレイ113は、液晶ディスプレイであり、背面にバックライトとしてのLED113A(図1(A)及び図2参照)を有している。このディスプレイ113には、通信チャンネル、音量の他、各種の設定事項が表示される。
キーパネル114には、パワーキーPSやテンキーを含む複数のキースイッチが配置されている。パワーキーPSは、電源をオン/オフするためのキースイッチであり、ユーザーが一定時間(例えば2秒以上)押圧すると、トランシーバーT/Rの電源がオンからオフ又はオフからオンに切り替えられる。また、このキーパネル114の背面にもバックライトとしてのLED114A(図1(A)及び図2参照)が設けられている。キーパネル114の各キースイッチは、キートップが光を透過させる材質及び色となっており、バックライトの点灯により背面から照射される。
なお、ディスプレイ113のバックライトとしての前記LED113Aと、キーパネル 114のバックライトとしての前記LED114Aとは、水没時に点灯する発光体を兼ねている。
筐体111の背面の上部左右に設けられた一対の電極610は、水没検出部600の一部を構成するものであって、トランシーバーT/Rが水没したとき、水を介して短絡することによって相互に導通する。トランシーバーT/Rの制御部200(図2参照)は、この導通によってトランシーバーT/Rの水没を検出する。トランシーバーT/Rが水没したとき、一対の電極610が必ず水を介して短絡するのは、アンテナ120の重みによりトランシーバーT/Rの全体の重量バランスが上部に偏っており、アンテナ120のある筐体111上部が水中方向に向いた状態で水面に浮かぶように内部の重量バランスを調整したことによる。
図2に示すブロック図を参照しつつ、トランシーバーT/Rの回路構成について説明する。
この図では、トランシーバーT/Rの回路のうち、電源制御、オーディオ信号処理、通信制御に関連する回路を示している。
トランシーバーT/Rは制御部200と、電源制御部300、受信部410及び送信部420を含む通信部400と、点灯回路500と、水没検出部600と、オーディオ部700とを有している。
前記制御部200は、CPUに加えて、メモリ、各種のインターフェイス、A/D、D/Aコンバータ等を備えたいわゆるマイクロコントローラであり、図3〜図4のタイミング図に示す設定動作を含むトランシーバーT/Rの全体動作を制御する。この制御部200には、ディスプレイ113及びキーパネル114も接続されている。
なお、制御部200のメモリには、このトランシーバーT/Rの動作を制御する制御プログラムが記憶されている。
電源制御部300はバッテリー310を有し、制御部200、通信部400、点灯回路500、ディスプレイ113への電源の供給を制御する。
通信部400の受信部410は、高周波信号の受信及びオーディオ信号の放音を処理する回路である。この受信部410の最終段にはスピーカーSPが接続されている。なお、このスピーカーSPは、オーディオ部700との兼用である。また、通信部400の送信部420は、マイクMICから入力された音声信号を高周波信号の送信信号に変換し、アンテナ120から送出する回路である。
点灯回路500は、制御部200から入力されるLED点灯信号LONに応じて、発光体であるLED113A、114A、115Aを点灯させる回路である。
なお、上述したように、LED113A、114Aは、それぞれディスプレイ113のバックライト、キーパネル114のバックライトとして用いられるとともに、発光体として水没時に点灯してトランシーバーT/Rの所在位置を知らせる機能を果たす。また、筐体111の背面側に設けられたLED115Aも、発光体として水没時に点灯してトランシーバーT/Rの所在位置を知らせる機能を果たす。
なお、図1ではLED113Aを2個、LED114Aを9個、LED115Aを1個のみ示しているが、実際のLED113A、LED114Aは、ディスプレイ113及びキーパネル114の全体を背面から照射するのに必要な個数及び輝度を備えている。また、LED115Aは、背面を上向きにした水没姿勢で水没した際に、トランシーバーT/Rの所在位置を知らせる機能に必要なだけの個数及び輝度を備えている。
電源制御部300は、バッテリー310の他に、電源スイッチング回路320、OR回路330及び電源供給回路340を有している。バッテリー310は、例えばリチウムイオン電池であり、その電圧は例えば7.4Vである。
電源スイッチング回路320は、上述のパワーキーPS及びホールド回路321を有している。ホールド回路321は、電源スイッチオン信号PSONを出力する。ホールド回路321は、パワーキーPSが一定時間以上オンされたとき電源スイッチオン信号PSONの状態を(H/L)を反転する。電源スイッチオン信号PSONは、OR回路330に入力される。
前記水没検出部600は、上述の一対の電極610を含み、水没信号WETを出力する。この水没検出部600は、一対の電極610が導通している間、水没信号WETをLに立ち下げる。この水没信号WETは、電源制御部300のOR回路330と制御部200とに入力される。
OR回路330には、電源スイッチオン信号PSON、水没信号WETに加えて、制御部200から出力される電源維持信号PONも入力される。
OR回路330の出力は、電源供給回路340に入力される。電源供給回路340は、OR回路330からH信号が入力されたとき、バッテリー310の電力を制御部200、通信部400及び点灯回路500に供給し、トランシーバーT/Rを電源オンの状態にする。
点灯回路500は、制御部200から入力されるLED点灯信号LONのHに応じて発光体であるLED113A、114A、115Aを点灯させる。制御部200がLED点灯信号LONのHを維持するとLED113A、114A、115Aは継続的に点灯し、制御部200がLED点灯信号LONのH/Lを周期的に切り換えると、LED113A、114A、115Aは点減する。ユーザーがキーパネル114からバックライトのオン操作を行うと、制御部200はLED点灯信号LONをHに立ち上げてLED113A、114A、115Aを点灯させる。
また、トランシーバーT/Rが水没して、水没検出部600から入力される水没信号WETがHからLに変化したとき、制御部200はLED点灯信号LONのH/Lを所定の点減周期に切り換えてLED113A、114A、115Aを点減させる。また、トランシーバーT/Rが取り上げられて、水没検出部600から入力される水没信号WETがLからHに変化した後も、制御部200は所定の点減継続時間、LED113A、114A、115Aの点減を継続する。
なお、水没時のLED113A、114A、115Aの点減周期や、取り上げ後の点減継続時間はユーザーが任意に設定可能である。
前記オーディオ部700は、水没検出部600から入力される水没信号WETがHからLに変化したとき、制御部200からのアラーム音発生信号ACHを受けて、アラーム音を放音する。このアラーム音は、トランシーバーT/Rが水没したときに発生される間欠的に鳴動する音声であり、人間の聴覚で感度よく聞こえる1kHz付近の正弦波である。なお、このアラーム音は、最大レベルでもよいが、ユーザーに存在位置を知らせ、かつバッテリー310の消耗を抑えることができる適度なレベルに決定されればよい。
排水音は、スピーカーグリル排水動作時に発生される音声であり、300Hzの矩形波である。なお、排水音の周波数及び波形は、スピーカーSPの特性、スピーカーグリル112内の容量、トランシーバーT/Rの形状等の条件に合わせて適宜決定されればよいが、100Hz〜500Hzの矩形波又は鋸波の波形が好適である。
制御部200は、電源制御部300から電源電圧が供給されることによって起動し、トランシーバーT/Rの動作を制御し、特に、水没検出部600から入力される水没信号WETの変化を所定時間毎(例えば、10ms毎)に監視し、以下の動作を実行する。なお、以下の動作説明では、水没告知動作であるLED113A、114A、115Aの点減及びアラーム音の放音の両方がオンされている場合について、図3、図4を参照しつつ説明する。
水没時に電源オン状態であった場合
トランシーバーT/Rが図3に示すT1において水没すると、10ms以内に水没検出部600から制御部200に入力される水没信号WETがHからLに変化する(図3に示すT2)。制御部200は、この水没信号WETのHからLへの変化を受けて、トランシーバーT/Rが水没したと判断して以下の動作を行う。
(1)LED113A、114A、115Aの点減
図3に示すT3において、発光体であるLED113A、114A、115Aの点減を開始する。制御部200は、このLED113A、114A、115Aの点減のため、点灯回路500に入力されるLED点灯信号LONのH/Lを所定周期で切り換える。点灯回路500は、LED点灯信号LONがHになるとLED113A、114A、115Aを点灯させ、LED点灯信号LONがLになるとLED113A、114A、115Aを消灯させる。LED点灯信号LONは、所定周期でH/Lを繰り返すため、LED113A、114A、115Aは点減することになる。
(2)アラーム音の放音
図3に示すT3において、アラーム音の放音を開始する。制御部200は、アラーム音の放音のため、オーディオ部700にアラーム音発生信号ACHを入力する。スピーカーSPはアラーム音を放音し、スピーカーグリル112内が完全に水で塞がっていなければ、このアラーム音は外部に放音され、ユーザーに到達する。
(3)水没時に電源オン状態であると、制御部200は、図3に示すT3において、上述したLED113A、114A、115Aの点減及びアラーム音の放音に関係する個所以外の箇所、すなわち通信部400やディスプレイ113での通信チャンネル等の各種の設定事項の表示のための電源の供給を停止する。
(4)制御部200は、水没前の通信部400の状態を記憶する。
図3におけるT4において、水没しているトランシーバーT/Rが水中から取り上げられると、水没信号WETがLからHに変化し、それを受けた制御部200は以下の動作を行う。
(1)アラーム音の停止
制御部200は、図3におけるT4において、アラーム音発生信号ACHをLとしてアラーム音の放音を停止するとともに、排水音を放音する。すなわち、排水音の放音のため、オーディオ部700に排水音発生信号ECHを入力する。
(2)LED113A、114A、115Aの点減継続時間等の測定を開始
制御部200は、図3におけるT4において、LED113A、114A、115Aの点減継続時間を測定するLED用タイマーと排水音を放音する排水音継続時間を計測する排水音用タイマーとを起動する。LED用タイマーのタイムアップ時間である点灯継続時間が経過してT5になると、LED点灯信号LONが停止されるので、LED113A、114A、115Aの点灯が停止される。また、排水音用タイマーのタイムアップ時間である排水音継続時間が経過してT6になると、排水音発生信号ECHが停止されるので、排水音の放音が停止される。
なお、排水音継続時間は、スピーカーSPの特性、スピーカーグリル112内の容量、トランシーバーT/Rの形状等の条件に合わせて適宜決定されればよく、例えば10秒程度が適当である。なお、この排水音継続時間は、ユーザーによって適宜に設定可能としてもよい。
(3)水没前状態への復帰
LED113A、114A、115Aの点灯と排水音の放音とが停止されると、すなわち図3に示すT6になると、制御部200は通信部400の状態を記憶していた水没直前の状態へと復帰させる。これで、ユーザーはすぐにトランシーバーT/Rの使用を再開することができる。
水没時に電源オフ状態であった場合
電源オフ状態であっても、図4に示すT1においてトランシーバーT/Rが水没して、図4に示すT2において水没信号WETがHからLに変化すると、OR回路330の出力がHになり、電源供給回路340を介してバッテリー310の電力が制御部200に供給されるため、図3に示すT3から上述と同様のLED113A、114A、115Aの点減、アラーム音の放音が実行される。
なお、水没時に電源オフであった場合には、LED113A、114A、115Aの点減及びアラーム音の放音に関係する箇所以外の箇所(通信部400等)への電源の供給は、最初から行われていなかったので、LED113A、114A、115Aの点減及びアラーム音の放音に関係する箇所以外の箇所(通信部400等)への電源の供給の停止は行われない。
図4におけるT4においてトランシーバーT/Rが水中から取り上げられて、水没検出部600から制御部200に入力される水没信号WETがLからHに変化すると、制御部200はトランシーバーT/Rが水面から取り上げられたと判断して次の動作を行う。
図4に示すT4においてアラーム音発生信号ACHをLとしてアラーム音の放音を停止し、その代わりに排水音発生信号ECHをHとして排水音を放音する。また、同時にLED113A、114A、115Aの点減継続時間等の測定が開始されるので、点灯継続時間が経過して図4に示すT5になるとLED113A、114A、115Aの点灯が停止され、排水音継続時間が経過して図4に示すT6になると排水音が停止される。
なお、水没時に電源がオフであったため、T6になって排水音が停止されても、トランシーバーT/Rの電源はオフのままである。
なお、上述した実施の形態では,発光体としてディスプレイ113のバックライトとしてのLED113Aと、キーパネル114のバックライトとしてのLED114Aを流用したが、本発明はこれに限定されるものではない。いずれか一方のLEDのみを用いてもよいし、LED115Aのような専用の別個の発光体を設けてもよいことはいうまでもない。
また、水没中に発光体としてのLED113A、114A、115Aを点減させるとしたが、点減ではなく、継続的に点灯させてもよい。
また、上述した実施の形態では、LED113A、114A、115Aの点灯とアラーム音の放音とを同時に行うとしたが、いずれか一方のみを行うようにしてもよい。いずれを行うかはユーザーが選択できるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、トランシーバーT/Rを取り上げた後、排水音を放音するとしたが、排水音の放音を行わないものであってもよいことはいうまでもない。
また、上述した実施の形態では、電子機器の例として船舶通信用のハンディ型のトランシーバーを例としたが、据え置き式のトランシーバー、通常の携帯電話やラジオ受信機、パーソナルコンピューター等であってもよい。
さらに、上述した実施の形態では、アラーム音と排水音とを放音するためのオーディオ部700を設けたが、このオーディオ部700は、通信部400の受信部410の後段部分、詳細には制御部200からのアラーム音発生信号ACH、排水音発生信号ECHを受けて放音を行う増幅部等と兼用することも可能である。ただし、この場合には、水没を検出した段階で、通信部400全体への電源の供給を停止するのではなく、アラーム音発生信号ACH、排水音発生信号ECHを受けて放音を行う増幅部等には電源を供給するように構成される必要がある。
113A LED(発光体)
114A LED(発光体)
115A LED(発光体)
200 制御部
300 電源制御部
500 点灯回路
600 水没検出部
610 電極

Claims (4)

  1. 自身が水面又は水中に落下したこと(以下「水没」と呼ぶ)を検出するとともに、前記水面又は水中から取り上げられたこと(以下「取り上げ」と呼ぶ)を検出する水没検出部と、筐体の内部に設けられた発光体と、点灯信号の入力に応じて前記発光体を点灯させる点灯回路と、前記水没から少なくとも前記取り上げまでの間、前記点灯信号を発生して前記点灯回路に入力することにより、前記発光体を点灯させる制御部とを備えた電子機器において、前記水没検出部が水没を検出したときに、発光体の点灯に必要な箇所以外に電源が供給されていた場合、少なくとも前記取り上げまでの間、発光体の点灯に必要な箇所以外への電源の供給を停止することを特徴とする電子機器。
  2. ディスプレイ及びキーパネルを備え、前記発光体は、前記ディスプレイ及びキーパネルの少なくとも一方のバックライトであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記水没検出部は、一対の電極を有し、これらの電極が相互に導通することによって前記水没を検出し、そののち非導通になることによって取り上げを検出することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 自身が水没したことを水没検出部が検出したならば水没信号を制御部に送出し、制御部が前記水没信号を受けた場合、少なくとも自身が取り上げられるまでの間、筐体の内部に設けられた発光体を点灯させる点灯信号を点灯回路に対して送出し、前記点灯信号を受けた点灯回路が発光体を点灯させる電子機器の制御方法において、前記水没検出部が水没を検出したときに、発光体の点灯に必要な箇所以外に電源が供給されていた場合、少なくとも前記取り上げまでの間、発光体の点灯に必要な箇所以外への電源の供給を停止することを特徴とする電子機器の制御方法。
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