JP2014099369A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014099369A
JP2014099369A JP2012251540A JP2012251540A JP2014099369A JP 2014099369 A JP2014099369 A JP 2014099369A JP 2012251540 A JP2012251540 A JP 2012251540A JP 2012251540 A JP2012251540 A JP 2012251540A JP 2014099369 A JP2014099369 A JP 2014099369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
illumination
lighting
side control
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012251540A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Ogura
智雄 小倉
Toshio Doi
俊夫 土肥
Nobuyoshi Koike
伸欣 小池
Masayuki Hoshi
雅之 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Hotalux Ltd
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
NEC Lighting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp, NEC Lighting Ltd filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2012251540A priority Critical patent/JP2014099369A/ja
Priority to CN201380059815.0A priority patent/CN104798443B/zh
Priority to PCT/JP2013/080828 priority patent/WO2014077333A1/ja
Publication of JP2014099369A publication Critical patent/JP2014099369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/19Controlling the light source by remote control via wireless transmission

Abstract

【課題】照明装置の電源のオンの安全性を確保した照明装置を提供する。
【解決手段】照明動作を行う照明部と、前記照明動作とは異なる非照明動作を行う電子機器と、を備える照明装置であって、前記電子機器は、前記照明装置専用でない外部機器と無線通信してデータを受信する無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した前記データに基づいて前記非照明動作のための処理を実行する処理実行手段と、を備え、前記照明部及び前記電子機器は、前記照明装置の専用操作部によって電源がオンし、前記外部機器によっては電源がオンしないように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関する。
例えば、特許文献1には、照明動作を行う照明部と、前記照明動作とは異なる非照明動作(ここでは音声出力)を行う電子機器と、を備える照明装置(ここではスピーカー装置)が開示されている。この照明装置は、携帯電話機などの照明装置専用でない外部機器と通信し、この外部機器から送られてくる音声信号に基づいて音声を再生出力するようになっている。
特開2008−35133号公報
ところで、上記特許文献1には、照明部及び電子機器の電源をどのようにオンするかが開示されていないが、例えば、上記外部機器によって照明装置の電源をオン/オフするように照明装置を構成することが考えられる。しかし、このような構成では、照明装置の電源のオンの安全性が損なわれてしまうことがあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、照明装置の電源のオンの安全性を確保した照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、
照明動作を行う照明部と、前記照明動作とは異なる非照明動作を行う電子機器と、を備える照明装置であって、
前記電子機器は、前記照明装置専用でない外部機器と無線通信してデータを受信する無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した前記データに基づいて前記非照明動作のための処理を実行する処理実行手段と、を備え、
前記照明部及び前記電子機器は、前記照明装置の専用操作部によって電源がオンし、前記外部機器によっては電源がオンしないように構成されている、
ことを特徴とする。
本発明によれば、照明装置の電源のオンの安全性を確保することができる。
本発明の一実施の形態に係る照明装置の構成などを示す図である。 照明側制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 専用コントローラへの操作、操作信号、照明側制御部によって行われる処理の関係を示す説明図である。 音響側制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る照明装置1の構成などを示す概略ブロック図である。なお、図1は、ブロック構成以外の構成は、概略断面図として描かれているが、図1では断面を表すハッチングや内部構造については適宜省略されている。
照明装置1は、電源接続部11と、吊り下げ部材12と、照明部13と、音響機器20と、を備える。照明装置1は、天井90の電源部90a(照明装置1の取り付け対象)に取り付けられるものである。電源部90aは、天井90に設けられた、引掛シーリング、引掛ローゼットなどから構成される。電源部90aは、照明装置1に電力を供給する商用電源である。上記電源部90aからの電力の供給・非供給(つまり、照明装置1のオン・オフ)は、例えば、室内の壁110などに設けられた壁スイッチ100によって切り替えられる。壁スイッチ100は、照明装置1への電力の供給・非供給(つまり、照明装置1のオン・オフ)を切り替えるものであればよい。
電源接続部11は、例えば、引っ掛け金具を備える。電源接続部11は、この引っ掛け金具を電源部90aの挿通孔に挿通し、電源接続部11を回転させることによって、電源部90aに取り付けられるアダプターなどである。引っ掛け金具によって、電源接続部11は、電源部90aから脱落しないようになっている。電源接続部11は、電源部90aからの交流電力を直流電力に変換する。
電源接続部11は、略円柱状の電源接続部本体11aと、2つのツメ11bと、を備える。電源接続部本体11aの外周には、2つの貫通孔が形成され、この2つの貫通孔それぞれからツメ11bが突出している。なお、ツメ11bの数は、複数であれば、3つ以上であってもよい。ツメ11bは、例えば、電源接続部本体11a内部のバネなどの弾性部材によって、電源接続部本体11aの外側に向かって付勢されている。このため、ツメ11bに所定方向の力が加わることによって、ツメ11bは電源接続部本体11aの内部に引っ込むようになっている。
電源接続部本体11aには、配線L1及びL2がコネクタなどによって接続されている。配線L1は、音響機器20にコネクタなどによって接続される。配線L2は、照明部13にコネクタなどによって接続される。壁スイッチ100をオンすると、電源部90aから電力が供給される。このとき、電源接続部本体11aは、電源部90aからの交流電力を音響機器20用の直流電力に変換し、配線L1を介して音響機器20に供給する。電源接続部本体11aは、電源部90aからの交流電力を照明部13用の直流電力に変換し、配線L2を介して照明部13に供給する。このように、電源接続部11は壁スイッチ100がオンしたときに電源部90aから供給される電力を音響機器20および照明部13に供給する役割を持っている。配線L1と配線L2とは、並列に電源接続部本体11aに接続されており、これによって、電源部90aからの電力は、電源接続部本体11aから個別に音響機器20と照明部13とに供給される。
この実施の形態では、壁スイッチ100をオンし、電源接続部11を介して音響機器20および照明部13に電力が供給されることによって、音響機器20および照明部13は動作可能になる。この実施の形態では、電力の供給によって音響機器20が動作可能になること(スリープ状態、スタンバイ状態などを含む。)を、音響機器20の電源がオンするという。また、電力の供給によって照明部13が動作可能なること(スリープ状態、スタンバイ状態などを含む。)を、照明部13の電源がオンするという。また、この実施の形態では、音響機器20および照明部13の電源がオンになったことによって、照明装置1の電源がオンになったことになる。
吊り下げ部材12は、金属や合成樹脂などから形成される。吊り下げ部材12は、円筒形状の円筒部12aと、円筒部12aの下端(照明本体13側の端部)から円筒の径方向(水平方向)外側に張り出したフランジ12bと、から構成されている。
円筒部12aは、ツメ11bの形状に合わせて形成された貫通孔12cを備える。貫通孔12cには、ツメ11bが入り込み、これによって、ツメ11bが貫通孔12cの内面に引っ掛かるので、吊り下げ部材12は、電源接続部11に取り付けられることになる。また、ツメ11bが貫通孔12cに入り込むことによって、吊り下げ部材12は、電源接続部11に対して回転不能に電源接続部11に取り付けられる。さらに、円筒部12aは、配線L1が中を通る貫通孔12dを備える。これによって、配線L1を、音響機器20と電源接続部11とに接続できる。
フランジ12bの所定位置には、ネジ用の貫通孔が設けられ、この貫通孔にネジ19が挿入される。ネジ19は、照明部13のネジ穴(例えば、照明本体11の天板に形成される。)と螺合する。このネジ19の螺合によって、照明部13に吊り下げ部材12が固定されることになる。
照明部13は、発光部131、IR受信部132、照明側制御部133、などを備える。
発光部131は、LED(Light Emitting Diode)の発光装置を含んで構成される。つまり、照明装置1は、LED照明装置である。発光部131は、照明側制御部133の制御のもとで、発光(点灯)又は消灯する。また、発光部131は、照明側制御部133の制御のもとで、光量を変化させる。発光部131の発光によって、発光部131から出射した光は、照明部13外部に出射される。これによって、照明部13によって照明がなされる。
IR受信部132は、専用リモコン(リモートコントローラ)200からの操作信号を受信する。この操作信号は、ユーザが専用リモコン200を操作した場合の操作内容(どのボタンを押したか)を示す信号であり、ここでは、赤外線信号(IR信号)である。IR受信部132は、赤外線の受光素子などを含んで構成される。IR受信部17によって受信した操作信号は、電気信号として照明側制御部133に送られる。
専用リモコン200は、発光部131の消灯/点灯を切り替える切り替えボタン200aと、発光部131の発光光量(明るさ)を上げるためのアップボタン200bと、発光部131の発光光量(明るさ)を下げるためのダウンボタン200cと、を備える。専用リモコン200は、どのボタンが押されたかの操作内容を示す操作信号を送信する(図3参照)。つまり。操作信号は、押されたボタンに応じて異なる信号になっている。専用リモコン200は、照明装置1に付属されて(例えば、1つのパッケージとして)販売される照明装置1専用のリモコンである。
照明側制御部133は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などによって構成されるマイクロコンピュータ、各種回路などを含んで構成される。照明側制御部133は、IR受信部17から送られてきた操作信号に基づいて、発光部16の点灯/消灯制御、発光部16の発光光量の制御を行う。
配線L2を介して照明部13に供給される電力は、照明側制御部133に供給される。IR受信部132が動作するのに電力が必要な場合には、照明部13に供給される電力は、IR受信部132にも供給される(照明側制御部133を介して供給されてもよい。)。電力の供給によって、照明側制御部133などは起動し、起動した照明側制御部133は操作信号に基づいて発光部131を制御する。照明側制御部133は、発光部13への所定電力量を超える電力の供給・非供給(例えば、発光に必要な閾値を超える電流を流すか流さないか)を切り替えることで、発光部13の点灯・消灯を切り替え、発光部13への電力の供給量(例えば、電流値)を調整することで、発光部13の明るさを調整する。上記のように、所定電力量を超える電力の供給によって、発光部131による発光が可能になり、照明部13として照明動作(操作信号に応じて点灯・非点灯、明るさの調整)が可能になる(つまり、照明部13の電源がオンとなる)。
音響機器20は、Bluetooth(登録商標)送受信部21と、音響側制御部22と、スピーカ23と、を少なくとも内部に備える装置であり、音声(音によって構成されるもの全般をいい、歌を含まない音楽、効果音なども含む。)をスピーカ23から再生出力する音声出力動作(照明動作以外の動作である非照明動作の一例)を行う。
Bluetooth送受信部21は、Bluetooth方式の無線信号(Bluetooth電波)により、音響側制御部22の制御のもとで、Bluetooth方式に対応した外部機器300と近距離無線通信を行なう各種の送受信装置(例えば、Bluetooth用のRFモジュールやアンテナなどを含んで構成される装置)などから構成される。Bluetooth送受信部21は、近距離無線通信の初期設定として、音響側制御部22の制御のもとで、接続相手である外部機器300とペアリング処理を実行した後に、外部機器300と通信可能になる。ペアリング処理とは、外部機器300と照明装置1(ここでは、音響機器20)との間でのBluetooth方式の無線通信を可能にする初期設定処理をいう。
外部機器300は、例えば、照明装置1とは別体の、照明装置1の外部にある、かつ、照明装置1専用ではない機器(特に、照明装置1を操作するための専用のコントローラではなく、他の用途(照明装置全般の操作以外の用途)にも使える機器)であればよく、ここでは、携帯電話機、タブレット型コンピュータなどの、照明装置の操作に関する機能以外の所定機能を有する携帯端末である。Bluetooth送受信部21は、外部機器300から送信される音声データ(無線信号として送信される。)を受信して、音響側制御部22に供給する。
音響側制御部22は、CPU、RAM、ROMなどによって構成されるマイクロコンピュータ、アンプなどの各種回路などを含んで構成される。音響側制御部22は、Bluetooth送受信部21を制御するとともに、Bluetooth送受信部21から供給される音声データに基づいて、この音声データに応じた電気信号をスピーカ23に供給する。この電気信号が供給されると、スピーカ23は、電気信号に応じた音声を出力する。つまり、スピーカ23は、前記音声データによって表される音声を音声出力する。このように、音響側制御部22は、音声出力動作のための処理(音声出力処理)を行う。
スピーカ23は、例えば、放音面が所定方向(例えば、水平方向や、水平方向に対して所定角度傾いた方向)に向いて、音響機器20の筐体から露出するように設けられる。放音面は、例えば、音声出力を邪魔しないカバー(例えば、筐体に取り付けられる。)などによって覆われるようにしてもよい。
この実施の形態における音響機器20の外観形状は、所定の厚さを持つ略円筒形状(略ドーナツ形状)であり、吊り下げ部材12を囲む形状である。つまり、音響機器20は、貫通孔をその中央に備える。その貫通孔に吊り下げ部材12が挿入されている。音響機器20は、例えば、吊り下げ部材12のフランジ12bに載置されたり、吊り下げ部材12の円筒部12aに嵌合などによって固定されたりすればよい。なお、音響機器20と、吊り下げ部材12とは、直接接触せず、所定の振動吸収部材(例えば、音響機器20の振動を吸収するためのものであり、天然ゴム、合成樹脂などから構成される。)を介して接触するようにしてもよい。例えば、嵌合する場合には、音響機器20の貫通孔の内面と円筒部12aの外周面とが振動吸収部材を介して嵌ればよい。例えば、載置する場合には、音響機器20がフランジ12bに振動吸収部材を介して載置されればよい。
配線L1を介して音響機器20に供給される電力は、音響側制御部22及びBluetooth送受信部21に供給される。電力の供給によって、照明側制御部133及びBluetooth送受信部21は起動して動作可能になる。これ以降、Bluetooth送受信部21は、ペアリング処理を実行したり、外部機器300との通信を行ったりする。音響側制御部22は、Bluetooth送受信部21を制御したり、音声出力処理を実行したりする。このように、電力の供給によって、音響機器20は、音声出力動作やペアリング処理などの各種動作が可能になる(つまり、音響機器20の電源がオンとなる)。
照明装置1の天井90への取り付け方法を説明すると、照明部13の天面に吊り下げ部材12をネジ19によって取り付ける。また、吊り下げ部材12の円筒部12aを音響機器20の貫通孔に挿通する(嵌合するようにしてもよいし、載置するだけでもよい。)。このようにして組み立てられた部材を組立部材という。一方、電源接続部11を電源部90aに取り付ける。組立部材を水平(図1の状態を水平とする。)に保持し、円筒部12aの内部に電源接続部11が入り込むように、組立部材をそのまま鉛直方向に持ち上げる。このとき、電源接続部11のツメ11aの位置と、円筒部12aに設けられた貫通孔12cの位置と、が合うように、組立部材を持ち上げる。そうすると、円筒部12aの内面によって電源接続部11のツメ11aが引っ込む。その後、ツメ11aが貫通孔12cに到達すると、ツメ11aが電源接続部本体11aから出て貫通孔12c内部に入り込んで引っ掛かる。これによって、組立部材が電源接続部11に取り付けられることになる。以上から、照明装置1が、天井90の電源部90aに、電源部90aから脱落しないように、取り付けられることになる。
次に、照明装置1の動作などを説明する。
照明側制御部133は、電力の供給があって動作可能になると(起動すると)、例えば、図2に示すフローチャートの処理を実行する。例えば、照明側制御部133のCPUがROMに格納されてプログラムや各種データを用い、RAMをメインメモリとして、図2に示すフローチャートの処理を実行する。なお、照明側制御部133は、電力の供給が無くなったときに、図2に示すフローチャートの処理の実行を終了する。照明側制御部133は、まず、IR受信部17から操作信号が送られてきたかを判定する(ステップS101)。つまり、ステップS101では、IR受信部17における操作信号の受信の有無が判定される。
操作信号の受信があった場合(ステップS101;Yes)、照明側制御部133は、受信した操作信号の種類に応じた処理を実行する(ステップS102)。
例えば、図3に示すように、専用リモコン200の切り替えボタン200aが押された場合、専用リモコン200から操作信号としてIR信号Aが送信される。専用リモコン200のアップボタン200bが押された場合、専用リモコン200から操作信号としてIR信号Bが送信される。専用リモコン200のダウンボタン200cが押された場合、専用リモコン200から操作信号としてIR信号Cが送信される。IR受信部17は、IR信号A〜Cのいずれかを受信すると、この信号を電気信号に変換して、照明側制御部133に送る。
照明側制御部133は、電気信号に変換されたIR信号Aを受け取ると、現在の発光部131が点灯している場合(例えば、照明側制御部133が発光部131に発光に必要な閾値を超える電流を供給している場合)には、発光部131を消灯する。例えば、照明側制御部133は、発光部131に発光に必要な閾値以下の所定の値(「0」を含む。)の電流を供給する。また、照明側制御部133は、電気信号に変換されたIR信号Aを受け取ると、現在の発光部131が点灯していない場合(例えば、照明側制御部133が発光部131に発光に必要な閾値を超える電流を供給していない場合)には、発光部131を点灯する。例えば、照明側制御部133は、発光部131に発光に必要な閾値以上の所定の値(例えば、発光部131の明るさが最大になる電流値)の電流を供給する。このように、専用リモコン200の切り替えボタン200aが押された場合には、発光部131の状態に応じて、発光部131の点灯又は消灯が切り替えられる。
照明側制御部133は、電気信号に変換されたIR信号Bを受け取ると、現在の発光部131が点灯している場合に、例えば、発光部131を流れる電流の電流値を所定量増やし、発光部131の明るさを一段階上げる。なお、現在の電流値が、発光部131の明るさが最大になる電流値である場合には、照明側制御部133は、その電流値を維持する。また、現在の発光部131が消灯している場合には、照明側制御部133は、電流値を増やすことはしないようにする。このように、専用リモコン200のアップボタン200bが押された場合には、点灯時には、発光部131の明るさ(照明部13による照明の明るさ)が、一段階明るくなる。また、発光部131が消灯しているときには、消灯が維持され、また、発光部131の明るさが最大のときにはその明るさが維持される。
照明側制御部133は、電気信号に変換されたIR信号Cを受け取ると、現在の発光部131が点灯している場合に、例えば、発光部131を流れる電流の電流値を所定量減らし、発光部131の明るさを一段階下げる。なお、現在の電流値が、発光部131の明るさが最小になる電流値である場合には、照明側制御部133は、その電流値を維持する。また、現在の発光部131が消灯している場合には、照明側制御部133は、電流値を減らさないようにする。このように、専用リモコン200のダウンボタン200cが押された場合には、点灯時には、発光部131の明るさ(照明部13による照明の明るさ)が、一段階暗くなる。また、発光部131が消灯しているときには、消灯が維持され、また、発光部131の明るさが最小のときにはその明るさが維持される。
照明側制御部133は、例えば、ステップS102で発光部131を点灯させたり、光量を調整したりした場合には、これ以降のステップS102で、発光部131を消灯させたり、光量を変更したりするまでは、電流値などを維持する。このようにすることで、一度、光量の調整、消灯又は点灯の切り替えなどが行われると、再度、光量の調整、消灯又は点灯の切り替えなどが行われるまでは、発光部131の状態は維持される。
照明側制御部133は、操作信号の受信がない場合(ステップS101;No)、ステップS102の処理のあとには、再度ステップS101の処理を行う。
このような一連の処理によって、照明部13は、専用リモコン200の操作に応じて、照明動作として、点灯・消灯を切り替え、また、照明の明るさを変化させる(調整する)。
音響側制御部22は、電力の供給があって動作可能になると(起動すると)、例えば、図4に示すフローチャートの処理を実行する。例えば、音響側制御部22のCPUがROMに格納されてプログラムや各種データを用い、RAMをメインメモリとして、図4に示すフローチャートの処理を実行する。なお、音響側制御部22は、電力の供給が無くなったときに、図4に示すフローチャートの処理の実行を終了する。
音響側制御部22は、まず、RAMに設けられた所定のタイマにタイマ初期値を設定する(ステップS201)。タイマ初期値は、例えば、ペアリング処理の実行期間として設けられた10分に対応した値である。
次に、音響側制御部22は、前記所定のタイマのタイマ値を1減少させるなどして、更新する(ステップS202)。その後、音響側制御部22は、前記所定のタイマのタイマ値を所定値(例えば、「0」)に達したかを判定する(ステップS203)。
タイマ値が所定値に達していない場合(ステップS203;No)、音響側制御部22は、Bluetooth送受信部21を制御して、Bluetooth送受信部21にペアリング処理の実行を開始させる(ステップS204)。
Bluetooth送受信部21は、ペアリング処理において、例えば、周囲に存在する外部機器300(例えば、外部機器300もペアリングを実行可能なモードになっているものとする。)との接続を確立する。例えば、ペアリング処理は、以下のような手順によって行われる。
(1)音響側制御部22は、Bluetooth送受信部21をペアリング可能な状態にする。また、外部機器300もユーザによってペアリング可能な状態にされる。
(2)外部機器300からBluetooth送受信部21を探索し、音響機器20を発見する。
(3)外部機器300とBluetooth送受信部21とで、実際のペアリングを行なう。
(4)音響機器20の暗証番号(例えば、予め定められており、ユーザに知らされているものとする。)を外部機器300に入力する(なお、この入力なしに接続を確立してもよい。)。
Bluetooth送受信部21は、1つの外部機器300との接続が確立するまで、又は、後述のステップS208の処理が実行されるまで、ペアリング処理を継続する。例えば、上記(3)の処理が実行される前では、Bluetooth送受信部21は、外部機器300からBluetooth送受信部21を探索する際に外部機器300から供給される探索信号の受け付けを継続する。Bluetooth送受信部21は、1つの外部機器300との接続が確立した場合には、確立した旨の情報を音響側制御部22に送る。接続確立後、Bluetooth送受信部21は、外部機器300と通信可能になる。
ステップS204の処理のあと、音響側制御部22は、例えば、前記確立した旨の情報がBluetooth送受信部21から供給されたかを判定することによって、外部機器300との通信が確立されたかを確認し(ステップS205)、前記確立した旨の情報が供給されておらず通信が未確立であれば(ステップS205;No)、ステップS202の処理を再度行う。このようにすることで、音響側制御部22は、ペアリング処理によって通信が確立するまで待機することになる。なお、音響側制御部22は、2回目以降のステップS204をスキップするようにして、ペアリング処理の開始が重複しないようにするとよい。
ステップS203にてタイマ値が所定値に達したと判定された場合(ステップ203;Yes)、音響側制御部22は、Bluetooth送受信部21を制御し、Bluetooth送受信部21にペアリング処理を中止させる(例えば、(2)の処理中であれば探索信号の受け付けを終了させる)(ステップS208)。音響側制御部22は、その後、本処理を終了する。これによって、音響側制御部22は、動作が行えない状態になる。
前記確立した旨の情報が供給されて通信が確立されてあれば(ステップS205;Yes)、外部機器300から所定のデータを受信したかを判定する(ステップS206)。例えば、Bluetooth送受信部21は、外部機器300から音声データの無線信号を受信すると、この音声データを音響側制御部22に供給する。例えば、ユーザが外部機器300を操作し、音響機器20による音声の再生を選択すると、外部機器300は音声データを順次送信する。音響側制御部22は、このような音声データを受信した場合には、外部機器300から所定のデータを受信したと判定する(ステップS206;Yes)。音響側制御部22は、このような判定をした場合、受信した受信データを用いた処理を実行する(ステップS207)。具体的には、受信した音声データに基づいて、この音声データに応じた電気信号をスピーカ23に供給する。これによって、スピーカ23は、前記音声データによって表される音声を音声出力する。ステップS207のあとにはステップS206の処理が実行される。また、音響側制御部22は、このような音声データを受信していない場合には、外部機器300から所定のデータを受信していないと判定し(ステップS206;No)、再度ステップS206の処理を行う。
なお、所定のデータには、音量を指定するデータが含まれても良い。このような場合、ユーザが外部機器300を操作し、音響機器20から出力される音声の音量を変更する指定を行った場合、外部機器300から所定のデータとして音量を指定するデータが出力される。このような場合、音響側制御部22は、外部機器300からBluetooth送受信部21を介して、音量を指定するデータを受信したときに(ステップS206;Yes)、指定された音量で音声出力が可能となるように、音響側制御部22に含まれるアンプの音声信号の増幅率を変化させる(ステップS207)。このように、音響側制御部22は、音量の調整(これも、音声出力動作のための処理(音声出力処理)としてもよい。)を外部機器300からの指令に基づいて行ってもよい。
上記一連の処理によって、この実施の形態の音響機器20では、電源がオンになったあとに、ペアリング処理が所定時間(ここでは、10分間)実行され、この期間内にペアリングが成功して通信が確立された場合には、ステップS206以降の処理(音声出力動作のための処理(音声出力処理))が行われる。
そして、所定のデータを受信するまでは、音響機器20は待機し、所定のデータを受信するたびに、ステップS207の処理(音声出力の処理や、音量の調整の処理)が行われる。音声データが順次送信され、ステップS207が繰り返し行われることによって、音響機器20は、例えば、一曲の楽曲を音声出力する。
上記で説明したように、この実施の形態では、音響機器20は、照明装置1の専用でない外部機器300と無線通信してデータを受信するBluetooth送受信部21と、Bluetooth送受信部21が受信した音声データなどに基づいて音声出力処理を実行する音響側制御部22と、を備える。そして、照明部13及び音響機器20は、壁スイッチ100による電源のオンによって、照明部13及び音響機器20(特にBluetooth送受信部21)がはじめて動作可能になり、特に、Bluetooth送受信部21が動作可能になってからしか外部機器300と通信できないようになっているため、壁スイッチ100によってのみ電源がオンし、外部機器300によっては電源がオンしないように構成されている(なお、このようにする具体的構成は、この実施形態の態様に限らず、適宜の態様で可能である。例えば、Bluetooth送受信部21はそもそも外部機器300からの照明装置1の電源をオンするための信号を受け付けないように構成されてもよい。)。外部機器300によって照明装置1(照明部10及び音響機器20)の電源をオンするようにしてしまうと(例えば、外部機器300と照明装置1(Bluetooth送受信部21)との無線通信によって、照明装置1(照明部10及び音響機器20)の電源をオンするようにしてしまうと)、照明装置の電源のオンの安全性が確保できないことがあった。例えば、照明装置1の誤作動(例えば、外部機器300と照明装置1との無線通信の誤認識による電源のオンなど)の確率が上がる、外部機器300以外の外部機器(例えば、意図しない他人の外部機器)からも照明部10及び音響機器20の電源をオンできてしまうなどによって、照明装置の電源のオンの安全性を損なわれてしまう場合があった。しかし、この実施の形態では、照明部13及び音響機器20は、壁スイッチ100によってのみ電源がオンし、外部機器300によっては電源がオンしないように構成されているので、照明装置の電源のオンの安全性が確保されている。Bluetooth送受信部21及び音響側制御部22は、音響機器20の電源がオンすることによって動作可能になり、外部機器300によって動作可能にならないので、より誤動作などを防止でき、照明装置の電源のオンの安全性が確保される。
また、この実施の形態では、Bluetooth送受信部21は、外部機器300との無線通信を開始するためのペアリング処理を、音響機器20がオン状態になったときから所定時間(ここでは10分)に達するまでの間に実行し、前記所定時間に達したあとはペアリング処理を終了するようになっている。所定時間は、ユーザが壁スイッチ100をオンとしたあとに、照明装置1の周囲にいる可能性が高い時間として設定されればよい。このようなときには、ユーザによって外部機器300と音響機器20とのペアリングが行われる可能性が高いので、音響機器20が他の外部機器と意図せずペアリングできてしまうことを防止できる。
本発明は、この実施形態で説明した構成に限らず、この実施形態を変更してもよい。また、上記実施形態の構成は、適宜省略してもよい。下記にこの実施形態の変形例を列挙するが、下記の変形例の一部のみをこの実施形態に適用したり、少なくとも一つ変形例の一部を他の変形例などに組み合せたりしてもよい。
(変形例1)
上記実施の形態では、照明部13が、照明動作として、点灯・消灯と、照明の明るさの調整(調光)とを行うとして説明しているが、照明動作は、照明に関連する動作であればよい。照明動作は、例えば、消灯・点灯、消灯・点灯に関するタイマの設定、及び、タイマの設定がされた時間に照明を消灯又は点灯させることなどの少なくとも1つを含む、照明の点灯・消灯のタイミングに関連する動作を含んでもよい。また、照明動作は、調光、照明を点滅させること、及び、照明の色を変化させることなどの少なくとも1つを含む、照明の状態を変化させる動作を含んでもよい。また、上記では、照明動作以外の動作である非照明動作を行う電子機器として、音声出力動作(音声の再生出力の動作)を行う音響機器20を例示しているが、電子機器は非照明動作を行うものであれば、他の機器であってもよい。非照明動作は、照明に関連しない動作であればよく、照明動作以外の動作であればよい。例えば、電子機器は、壁に画像を投影する動作を非照明動作として行うプロジェクターなどであってもよい。
(変形例2)
例えば、照明部10の電源及び音響機器20の電源は、専用リモコン200によってオンし、動作可能になるようにしてもよい。例えば、専用リモコン200に電源ボタンを設け、この電源ボタンが押され、その操作信号が供給されることで、照明部10及び音響機器20が動作可能になり、照明部10及び音響機器20それぞれの電源がオンするようにしてもよい。このように、照明部10の電源及び音響機器20の電源は、照明装置1の専用の操作部によって、オンされるように構成されればよい。照明装置1の専用の操作部(専用操作部)とは、照明装置1以外の装置には使用できない操作部であればよい。なお、専用操作部は、ある照明装置1と同じ種類(例えば、同じ型番など。色や形状などが異なる同じタイプのものなどであってもよい。)の他の照明装置に使用可能なものであってもよい。つまり、「専用」とは、ある1つの照明装置専用という意味の他、同じ種類の照明装置についてのみ使用できるという意味での専用という概念も含む。具体的には、例えば、1つの専用操作部によって、2つ以上の同種の照明装置1を操作できるようにしてもよい(例えば、専用操作部が専用リモコン200の場合には、同時ではなく、チャンネルなどを切り替えて、順次操作できるようにする場合も含む。)。このような場合、専用リモコン200は、照明装置「専用」であればよく、付属して販売されるものでなくてもよい。なお、専用操作部は、照明装置1(照明部10及び音響機器20)の電源をオンするための電源ボタン(照明部10及び音響機器20それぞれに設けられてもよいし、共通で1つ設けられてもよい。)の操作部などであってもよい。
(変形例3)
例えば、音響側制御部22は、照明側制御部133によって制御されるようにし、照明部13の電源がオンになると、照明側制御部133は、音響制御部22を制御して音響側制御部133を起動するようにし、これによって、音響機器20の電源をオンするようにしてもよい。
また、音響側制御部22及びBluetooth送受信部21と配線L1との間にFET(Field effect transistor)などの半導体スイッチなどを設け、照明部13の電源がオンになると、照明側制御部133は、この半導体スイッチにオン信号を供給することで、音響側制御部22及びBluetooth送受信部21に電力が供給されるようにして、音響機器20の電源をオンするようにしてもよい。
さらに、配線L1を省略し、照明側制御部133などと音響機器20とを電源線で接続し、照明部13の電源がオンになると、照明側制御部133は、音響機器20(音響側制御部22及びBluetooth送受信部21)への電力の供給を開始し、音響機器20の電源をオンしてもよい。
上記で例示するように、照明部13は、壁スイッチ100、専用コントローラ200などの照明装置1の専用の操作部への操作に基づいて動作可能になり(電源がオンし)、音響機器20は、照明部13の電源がオンしたことに基づいて動作可能になる(電源がオンする)ようにしてもよい。
(変形例4)
発光部131は、LED以外の他の発光装置(例えば、有機EL(Electro Luminescence)の発光装置等)を含んで構成されるようにしてもよい。つまり、照明部13は、LED照明以外の、例えば、有機EL照明であってもよい。
(変形例5)
音響機器20(電子機器)と、外部機器300とは、無線通信できればよいが、近距離無線通信とすることが望ましい。また、無線通信の規格は、近距離無線通信の規格の一例であるBluetooth以外の規格であってもよい。つまり、Bluetooth送受信部21は、外部機器と無線通信してデータを受信する他の無線通信部に変更されてもよい。
(変形例6)
上記実施形態では、照明部13と音響機器20(電子機器)とは異なる筐体を有し、別体の装置として構成されているが、照明部13と音響機器20(電子機器)とは、1つの筐体内に収納され、1つの装置の構成要素として構成されてもよい。このような場合、その1つの装置は、直接電源部90aに取り付けられてもよい。照明装置1は、照明部13と音響機器20(電子機器)とを備えればよく、電源接続部11と、吊り下げ部材12とを設けなくてもよい。このような場合であっても、例えば、電源部90aとの接続部は設けるようにするとよい。また、照明装置1は、天井の電源部90aの他、どのような部分に取り付けられてもよい(例えば、電池などで駆動するようにして、電源部以外の部分に取り付けられてもよい。)。また、照明装置1は、床やテーブルなどに置かれるタイプであってもよい。この場合には、コンセントなどで電源が確保されてもよいし、電池などで電源が確保されてもよい。さらに、照明部13の構成要素(構成部材)と音響機器20の構成要素(構成部材)とで、共通の部材(装置等)を使用してもよい。例えば、音響側制御部22の少なくとも一部(音響側制御部22が行う処理の少なくとも一部を実行する部分)と、照明側制御部133の少なくとも一部(照明側制御部133が行う処理の少なくとも一部を実行する部分)とは、共通のマイクロコンピュータなどによって実現するようにしてもよい。例えば、音響側制御部22と照明側制御部133とは、音響側制御部22の処理と照明側制御部133の処理とを実行する1つのマイクロコンピュータによって実現されてもよい。このような場合には、例えば、照明部13と音響機器20(電子機器)とは、同時に電源がオンになることになる。また、音響側制御部22の少なくとも一部(音響側制御部22が行う処理の少なくとも一部を実行する部分)及びBluetooth送受信部21の少なくとも一部(Bluetooth送受信部21が行う処理の少なくとも一部を実行する部分)も、共通のマイクロコンピュータなどによって実現するようにしてもよい。
(変形例7)
上記の実施形態では、ペアリング処理が音響機器20の電源がオンになった直後の所定期間にのみ実行されるようになっているが、前記所定の期間の経過後であっても、ユーザからの指示などによって、適宜のタイミングでペアリング処理が実行されるようにしてもよい。例えば、音響側制御部22は照明側制御部133によって制御可能とする。さらに、専用リモコン200にペアリング指示ボタンを設ける。このペアリング指示ボタンが押され、その操作信号が供給されると、照明側制御部133はその操作信号に基づいて、ペアリングを指示する信号を音響側制御部22に供給する。音響側制御部22は、この信号を受け取った場合に、所定期間(上記10分でもよいし、他の時間でもよい。)においてペアリング処理を実行するようにしてもよい。このようにすることで、ペアリングに失敗した場合であっても、再度ペアリング処理を実行することができる。
(変形例8)
上記実施の形態では、外部機器300から照明部13の電源と音響機器20(電子機器)の電源とをオン及びオフできないようにしているが、オフについては外部機器300から行えるように照明装置1を構成してもよい。
(変形例9)
照明装置1の照明部13は、電源のオン以外の動作(上記調光、タイマの設定など)を外部機器300への操作に基づいて行ってもよい。例えば、外部機器300に対して調光などを指示する操作がユーザによってなされると、外部機器300はこの操作を表す情報をBluetooth送受信部21に送信する。Bluetooth送受信部21は受信したこの情報を直接照明側制御部133に、又は、音響側制御部22を介して照明側制御部133に供給する。照明側制御部133は、供給された情報が表す操作に応じた処理を行い調光などを行う。なお、このとき、照明部13は、電力の供給があり、照明が消灯しているが、外部機器300からの点灯の指示の操作を表す情報(あるいは、照明を明るくする調光を指示する操作を表す情報)をBluetooth送受信部21で受信したときに、照明側制御部133によって点灯(調光によって明るさを上げた結果点灯することも含む)できる状態、つまり、明るさが0%の調光状態(100%が明るさ最大の状態)になることが可能である。このような状態は、スリープ状態又はスタンバイ状態の一例であり、このような状態の照明部13は、電源がオンになっているといえる。同様に、音響機器20(電子機器)は、電力の供給があり、Bluetooth送受信部21が何らかの情報を受信したときに、直ちに音響側制御部22(受信前には音響側制御部22は動作していない待機状態になっている。)が起動して受信した情報に応じた処理(音声出力処理など)を実行できる状態になることが可能なように構成されてもよい。このような状態は、スリープ状態又はスタンバイ状態の一例であり、このような状態の音響機器20は、電源がオンになっているといえる。
上記の実施形態等の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
(付記1)
照明動作を行う照明部と、前記照明動作とは異なる非照明動作を行う電子機器と、を備える照明装置であって、
前記電子機器は、前記照明装置専用でない外部機器と無線通信してデータを受信する無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した前記データに基づいて前記非照明動作のための処理を実行する処理実行手段と、を備え、
前記照明部及び前記電子機器は、前記照明装置の専用操作部によって電源がオンし、前記外部機器によっては電源がオンしないように構成されている、
ことを特徴とする照明装置。
(付記2)
前記無線通信手段は、前記外部機器との無線通信を開始するための処理を、前記電子機器がオン状態になったときから所定時間に達するまでの間に実行し、前記所定時間に達したあとは前記処理を終了する、
ことを特徴とする付記1に記載の照明装置。
(付記3)
前記照明部は、前記専用操作部への操作に基づいて電源がオンし、
前記電子機器は、前記照明部の電源がオンしたことに基づいて電源がオンする、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の照明装置。
(付記4)
前記専用操作部は、壁スイッチであるか、前記照明装置の付属のリモートコントローラであるか、または、前記照明装置の専用リモートコントローラである、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の照明装置。
(付記5)
前記無線通信は、近距離無線通信である、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の照明装置。
(付記6)
前記電子機器は、スピーカを備える音響機器であり、
前記無線通信手段は、音声を表す音声データを受信し、
前記処理実行手段は、前記音声データが表す前記音声を前記スピーカから出力する、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の照明装置。
1 照明装置
13 照明部
20 音響機器
21 Bluetooth送受信部
22 音響側制御部
23 スピーカ
131 発光部
132 IR受信部
133 照明側制御部

Claims (6)

  1. 照明動作を行う照明部と、前記照明動作とは異なる非照明動作を行う電子機器と、を備える照明装置であって、
    前記電子機器は、前記照明装置専用でない外部機器と無線通信してデータを受信する無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した前記データに基づいて前記非照明動作のための処理を実行する処理実行手段と、を備え、
    前記照明部及び前記電子機器は、前記照明装置の専用操作部によって電源がオンし、前記外部機器によっては電源がオンしないように構成されている、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記無線通信手段は、前記外部機器との無線通信を開始するための処理を、前記電子機器がオン状態になったときから所定時間に達するまでの間に実行し、前記所定時間に達したあとは前記処理を終了する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明部は、前記専用操作部への操作に基づいて電源がオンし、
    前記電子機器は、前記照明部の電源がオンしたことに基づいて電源がオンする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記専用操作部は、壁スイッチであるか、前記照明装置の付属のリモートコントローラであるか、または、前記照明装置の専用リモートコントローラである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記無線通信は、近距離無線通信である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記電子機器は、スピーカを備える音響機器であり、
    前記無線通信手段は、音声を表す音声データを受信し、
    前記処理実行手段は、前記音声データが表す前記音声を前記スピーカから出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明装置。
JP2012251540A 2012-11-15 2012-11-15 照明装置 Pending JP2014099369A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012251540A JP2014099369A (ja) 2012-11-15 2012-11-15 照明装置
CN201380059815.0A CN104798443B (zh) 2012-11-15 2013-11-14 照明装置
PCT/JP2013/080828 WO2014077333A1 (ja) 2012-11-15 2013-11-14 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012251540A JP2014099369A (ja) 2012-11-15 2012-11-15 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014099369A true JP2014099369A (ja) 2014-05-29

Family

ID=50731242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012251540A Pending JP2014099369A (ja) 2012-11-15 2012-11-15 照明装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2014099369A (ja)
CN (1) CN104798443B (ja)
WO (1) WO2014077333A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101632301B1 (ko) * 2015-08-28 2016-06-22 네오모바일테크놀로지 주식회사 조명제어를 위한 무선 송수신장치 간의 페어링 방법
KR101641563B1 (ko) * 2015-08-28 2016-07-21 네오모바일테크놀로지 주식회사 화장실 큐비클 조명 제어 시스템
JP2016201270A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具、照明システムおよびその制御方法
US9565746B2 (en) 2015-04-10 2017-02-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Pairing method, lighting device, and lighting system
JP2019140084A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 三菱電機株式会社 照明装置
JP2019146318A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 電源装置およびオーディオ装置
JP2022122985A (ja) * 2018-09-13 2022-08-23 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105491706A (zh) * 2015-11-30 2016-04-13 江门市征极光兆科技有限公司 一种带蓝牙音响的灯具
JP2017183822A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 ソニー株式会社 電子機器
WO2018177766A1 (en) * 2017-03-28 2018-10-04 Philips Lighting Holding B.V. Apparatus for a luminaire and a method of operating a luminaire

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015077A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Daikin Ind Ltd 個室環境提供方法及び個室環境提供装置
JP2003309883A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Hitachi Ltd 制御システム及び方法
JP2008035133A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kenwood Corp オーディオ装置及びスピーカ装置
WO2008102818A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Osamu Motegi 防犯灯及び緊急通報システム
JP3162256U (ja) * 2009-06-18 2010-08-26 翔友光電科技股▲ふん▼有限公司 多機能電気スタンド
JP2010278781A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Sharp Corp 通信装置、中継装置、通信システム、通信装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体
WO2012101682A1 (ja) * 2011-01-28 2012-08-02 パイオニア株式会社 電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法
JP2012156691A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 家電機器システムおよび無線設定方法
JP2013200866A (ja) * 2012-02-22 2013-10-03 Osamu Mogi 防犯灯及び監視システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000286065A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御システム
JP2000323282A (ja) * 1999-05-17 2000-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明システム
JP2008153110A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Toshiba Lighting & Technology Corp 点灯装置および照明器具
CN201215263Y (zh) * 2008-06-13 2009-04-01 黄清山 带音响装置的床头灯
JP5286310B2 (ja) * 2010-03-15 2013-09-11 株式会社カスト 照明装置の調整装置
CN102300133B (zh) * 2010-06-23 2015-02-04 深圳市三诺数字科技有限公司 无线照明音箱系统
CN201779634U (zh) * 2010-07-21 2011-03-30 中山市合力博程灯饰有限公司 一种带音响的蓝牙控制灯具
CN201944657U (zh) * 2011-01-10 2011-08-24 北京宜生创投科技发展有限公司 带音响和遥控装置的环状led台灯

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015077A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Daikin Ind Ltd 個室環境提供方法及び個室環境提供装置
JP2003309883A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Hitachi Ltd 制御システム及び方法
JP2008035133A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kenwood Corp オーディオ装置及びスピーカ装置
WO2008102818A1 (ja) * 2007-02-20 2008-08-28 Osamu Motegi 防犯灯及び緊急通報システム
JP2010278781A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Sharp Corp 通信装置、中継装置、通信システム、通信装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP3162256U (ja) * 2009-06-18 2010-08-26 翔友光電科技股▲ふん▼有限公司 多機能電気スタンド
JP2012156691A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 家電機器システムおよび無線設定方法
WO2012101682A1 (ja) * 2011-01-28 2012-08-02 パイオニア株式会社 電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法
JP2013200866A (ja) * 2012-02-22 2013-10-03 Osamu Mogi 防犯灯及び監視システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016201270A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具、照明システムおよびその制御方法
US9565746B2 (en) 2015-04-10 2017-02-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Pairing method, lighting device, and lighting system
KR101632301B1 (ko) * 2015-08-28 2016-06-22 네오모바일테크놀로지 주식회사 조명제어를 위한 무선 송수신장치 간의 페어링 방법
KR101641563B1 (ko) * 2015-08-28 2016-07-21 네오모바일테크놀로지 주식회사 화장실 큐비클 조명 제어 시스템
JP2019140084A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 三菱電機株式会社 照明装置
JP7139765B2 (ja) 2018-02-06 2022-09-21 三菱電機株式会社 照明装置
JP2019146318A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 電源装置およびオーディオ装置
JP7209320B2 (ja) 2018-02-19 2023-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 オーディオ装置
JP2022122985A (ja) * 2018-09-13 2022-08-23 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等
JP7398827B2 (ja) 2018-09-13 2023-12-15 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等

Also Published As

Publication number Publication date
CN104798443B (zh) 2018-02-23
WO2014077333A1 (ja) 2014-05-22
CN104798443A (zh) 2015-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014099369A (ja) 照明装置
WO2014030540A1 (ja) 遠隔操作装置
US20170013663A1 (en) Wireless Communication Methods
KR20110129906A (ko) 조명 제어 네트워크
JP2011249062A (ja) 照明器具の電源制御装置および照明システム
RU2692489C2 (ru) Устройство и способ управления освещением
JP2009076956A (ja) 機器制御システムおよび照明制御システム
KR101484018B1 (ko) 스마트 조명장치
CN203202730U (zh) 一种带音响的蓝牙灯具
TWI685277B (zh) 具有獨立電源之無線燈具驅動裝置及其燈具系統
US20220124187A1 (en) Wireless Communication Methods
US20210007202A1 (en) Voice communication between lamp and remote device plus lighting control via remote device
US20100244568A1 (en) Lighting module with wireless alternating current detection system
KR20180054106A (ko) 스마트 조명 시스템의 동작 방법
KR20180000900A (ko) 블루투스가 일체로 내장되는 엘이디조명기구의 안정기
KR20160136641A (ko) 조명 제어 방법 및 시스템
JP2017091930A (ja) 照明システム、及び、人の在否提示システム
JP2020009654A (ja) 照明器具及びシステム
KR20180053574A (ko) 다기능 수면무드등
TWI681369B (zh) 照明系統
JP6319783B2 (ja) 照明ユニット
KR20130038691A (ko) 조명 장치, 이를 이용한 조명 제어 시스템 및 그의 조명 제어 방법
US20150312993A1 (en) Illuminant device and controlling module thereof
TWM543956U (zh) 多色溫燈泡系統
JP2022117563A (ja) 機器制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150403

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151029

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170404