JP7091871B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ユーザ予約端末が配車予約を行う配車情報提供システムが開示されている。
特開2007-207077号公報
本発明は、車両の運転者との間で当該車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって使用される無線通信端末の電池残量不足により、運転者と第1のユーザとの合流に関して発生が予想されるトラブルを回避することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、
車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
また、本発明の他の態様の一つは、
車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理を実行する制御部、
を備える情報処理システムである。
また、本発明の他の態様の一つは、
車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出し、
前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出した場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理を実行する、
情報処理方法である。
また、本発明の他の態様の一つは、
コンピュータに、
車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合
に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理を実行させる、
ための情報処理プログラムである。
本発明によれば、車両の運転者との間で当該車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって使用される無線通信端末の電池残量不足により、運転者と第1のユーザとの合流に関して発生が予想されるトラブルを回避することができる。
図1は、第1実施形態に係るライドシェアサービス提供システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、車載装置、ユーザ端末、センタサーバの各ハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、センタサーバの機能構成の一例を示す図である。 図4は、予約情報テーブルの一例である。 図5は、第1実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理のフローチャートの一例である。 図6は、第2実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理のフローチャートの一例である。 図7は、第3実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理のフローチャートの一例である。 図8は、第4実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理のフローチャートの一例である。 図9は、第5実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理のフローチャートの一例である。 図10は、第6実施形態に係るセンタサーバの合流支援処理2のフローチャートの一例である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
本発明の態様の一つは、車両の運転者との間に車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、乗車予約における運転者と第1のユーザとの合流予定に関する処理を実行する制御部を備える情報処理装置である。
車両への乗車予約において、運転者と第1のユーザとが合流する際には、例えば、第1のユーザは第1の無線通信端末を用いて運転者と連絡を取り合うことが考えられる。例えば、運転者と第1のユーザとが見知らぬ者同士である場合には、両者が合流するために、第1の無線通信端末を用いて連絡を取り合うことが重要となる。しかしながら、第1のユーザの第1の無線通信端末は、電池を電源としているため、電池残量が不足すると動作停止してしまい、この場合、第1のユーザは運転者と連絡を取る手段がなくなってしまうことが多い。これによって、第1のユーザと運転者とが合流できないといったトラブルや、合流予定地点までの運転者の移動が無駄になるといったトラブルが発生する可能性がある。
本発明の態様の一つによれば、情報処理装置は、第1の無線通信端末の電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、運転者と第1のユーザとの合流予定に関する処
理を行うことを実行する。これによって、乗車予約の運転者と第1のユーザとの合流に関して発生するトラブルを回避することができる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、合流予定に関する処理として、乗車予約のキャンセルと、を実行するようにしてもよい。これによって、例えば、第1のユーザと運転者とが合流できない場合に、合流予定地点までの運転者の移動が無駄になるというトラブルを回避し、運転者にかかる負担を軽減することができる。この場合に運転者にかかる負担には、例えば、車両による移動にかかるガソリン代、時間、労力等がある。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、合流予定に関する処理として、合流予定の合流予定地点を所定の地点に変更することと、を実行するようにしてもよい。合流予定地点の変更先は、例えば、第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点である。より具体的には、合流予定地点の変更先は、第1の無線通信端末から最後に受信した位置情報が示す地点、第1の無線通信端末から所定の周期で受信した位置情報から推測される所定時間後の第1の無線通信端末の位置等である。これによって、例えば、第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止した場合でも、運転者が第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点に向かうので、第1のユーザと運転者とが合流する可能性を向上させることができる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の時間長よりも短い第2の時間長以上継続して第1の無線通信端末との通信の途絶を検出した場合に、合流予定の合流予定地点を第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点に変更することを実行し、その後、第1の無線通信端末との通信が途絶したまま第1の時間長が経過すると、乗車予約をキャンセルするようにしてもよい。これによって、例えば、第1の無線通信端末との通信が一旦中断してもまた復帰する場合に、乗車予約がキャンセルされることを抑制することができる。第1の無線通信端末との通信が一旦中断してもまた復帰する場合には、例えば、第1の無線通信端末の電池残量がなくなってもすぐに第1のユーザによって充電が行われ、第1の無線通信端末の動作が再開される場合、第1の無線通信端末が通信圏外に移動し、その後、通信圏内に移動した場合、等がある。また、例えば、第1の無線通信端末との通信が途絶してから第2の時間長以上第1の時間長未満の間に、合流予定時刻となり、運転者が第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点に移動することで、第1のユーザと運転者とが合流する可能性を向上させることができる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、合流予定に関する処理として、合流予定の合流予定地点を、第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に第1のユーザと運転者とが合流可能な所定の地点に変更し、運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知することと、を実行するようにしてもよい。これによって、第1の無線通信端末が動作している間に運転者と第1のユーザとが合流する可能性が高めることができる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の無線通信端末の電池残量が第2の閾値未満であることを検出する場合に、第1の無線通信端末に、合流予定に関する処理の選択肢を送信することと、第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、選択肢の中から第1のユーザによって選択された処理を実行することと、をさらに実行するようにしてもよい。第1の無線通信端末の電池残量の第2の閾値は、例えば、第1の閾値以下の値である。第1のユーザに、合流予定に関する処理につい
て選択してもらうことによって、例えば、第1の無線通信端末が電池残量不足による動作停止状態になった場合に、システム側がどのような対応を行うのかを第1のユーザが認識することができ、運転者との合流に関するトラブルの発生をより抑制することができる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であり、車両への乗車期間が第1のユーザと重複し、運転者との合流順が第1のユーザよりも先である、第2のユーザが存在する場合には、第1のユーザ方が先になるように合流順を変更するようにしてもよい。これによって、第2のユーザが存在する場合でも、第1の無線通信端末の電池残量が少なくなると第1のユーザの運転者との合流順が優先されるので、第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に、第1のユーザは運転者と合流できる可能性が高くなる。
また、本発明の態様の一つでは、制御部は、合流予定地点の変更によって、車両の走行距離又は/及び走行時間に変更前からの増加分が発生する場合には、増加分に応じて運転者に所定のインセンティブを付与するようにしてもよい。これによって、合流予定地点の変更又は合流順の変更によって生じる走行距離又は/及び走行時間の増加による運転者への負担の増加に対して救済措置を取ることができる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るライドシェアサービス提供システム1のシステム構成の一例を示す図である。ライドシェアサービス提供システム1は、車両への同乗を希望する運転者と、車両への乗車を希望する乗車希望者とを、例えば、両者の目的地及び移動希望時期等に基づいて、結び付け、乗車希望者には移動手段を、運転者にはインセンティブを提供するサービスを提供するシステムである。車両への同乗を希望する運転者と車両への乗車を希望する乗車希望者とを互いの条件が満たされるように結び付けることを、以下、マッチング、と称する。
ライドシェアサービス提供システム1は、複数の運転者によって運転される車両10、複数の乗車希望者のユーザ端末200、センタサーバ300を含む。ただし、図1では、車両10とユーザ端末200とは、それぞれ、1台ずつ抽出されて表示されている。車両10は車載装置100を搭載している。
ユーザ端末200は、第1実施形態では、無線通信及び携帯可能なコンピュータである。具体的には、ユーザ端末200は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノート型のPC(Personal Computer)である。車載装置100は、無線通信可
能で且つ車載可能なコンピュータである。具体的には、例えば、車載装置100は、車載専用のデータ通信装置、カーナビゲーションシステム、スマートフォン、タブレット端末等である。ただし、第1実施形態では、車載装置100は、データ通信装置であることを想定する。
車載装置100、ユーザ端末200、センタサーバ300は、ネットワークN1に接続している。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の公衆通信網である。車載装置100及びユーザ端末200は、ネットワークN1を通じて、センタサーバ300と通信可能である。センタサーバ300は、「情報処理装置」の一例である。車載装置100及びユーザ端末200は、「無線通信端末」の一例である。
乗車希望者のユーザ端末200には、例えば、ライドシェアサービスを享受するためのアプリケーションがインストールされている。乗車希望者は、例えば、ユーザ端末200
上で当該アプリケーションを起動させ、当該アプリケーションを操作することで、乗車希望者に関する情報や乗車要求をセンタサーバ300に送信する。乗車要求とともに、例えば、乗車場所、降車場所、移動希望時期等も送信される。
車載装置100にも、例えば、ライドシェアサービスを享受するためのアプリケーションがインストールされている。運転者は、車載装置100上で当該アプリケーションを起動させ、当該アプリケーションを操作することで、運転者や車両10に関する情報をセンタサーバ300に送信する。
センタサーバ300は、例えば、ライドシェアサービスに登録する車載装置100、ユーザ端末200からの情報の登録を受け付ける。センタサーバ300には、例えば、乗車希望者及び運転者に関する識別情報等が登録されている。
センタサーバ300は、乗車希望者のユーザ端末200からライドシェアによる車両10への乗車の予約を要求する乗車予約要求を受信する。センタサーバ300は、乗車予約要求を受信すると、当該乗車希望者と運転者とのマッチングを行う。マッチングの方法は、周知の技術のいずれが用いられてもよい。例えば、センタサーバ300は、乗車希望者の乗車場所と降車場所の少なくともいずれか一方を移動予定経路に含み、且つ、当該移動予定経路による移動予定時期が乗車希望者の移動希望時期を含む運転者の中から、乗車希望者のマッチング相手を選択する。
センタサーバ300は、マッチングが完了すると、マッチングされた運転者に紐づけられている車載装置100へ乗車予約要求を送信する。乗車予約要求とともに、乗車希望者との合流予定地点及び合流予定時刻、乗車希望者の降車希望場所、乗車希望者に関する情報等も車載装置100へ送信される。合流予定地点、合流予定時刻等は、例えば、センタサーバ300によって、算出される。車載装置100から乗車予約要求に対するOK応答が返ってくると、センタサーバ300は、乗車希望者のユーザ端末200からの乗車予約要求に対する予約成立を判定し、乗車予約成立通知をユーザ端末200へ送信する。
例えば、乗車予約の合流時刻から所定時間前の時刻になると、車載装置100とユーザ端末200とは、それぞれ、所定の周期で、センタサーバ300への位置情報の送信を開始する。センタサーバ300は、例えば、車載装置100とユーザ端末200とから受信される位置情報に基づいて、車載装置100とユーザ端末200との位置を監視する。センタサーバ300は、例えば、車載装置100とユーザ端末200とが合流予定地点から所定の範囲内に進入したことを検出すると、車載装置100とユーザ端末200とに互いの接近通知を送信することで、運転者と乗車希望者との合流を支援する。
しかしながら、例えば、乗車希望者のユーザ端末200はいわゆるモバイル機器であることが多く、電池を動力源としている場合が多い。そのため、例えば、運転者との合流予定の直前にユーザ端末200の電池残量不足による動作停止が発生する可能性がある。運転者との合流予定の直前にユーザ端末200が動作停止状態になってしまうと、センタサーバ300からの合流支援を受けることができなかったり、運転者との連絡手段がなくなってしまったりして、乗車希望者と運転者とが合流ができなくなる可能性が高くなる。
例えば、ユーザ端末200のバッテリ切れが原因で乗車希望者と運転者とが合流できない場合、運転者は合流予定時刻に合流予定地点に到着するように移動しても当該移動が無駄になり、運転者にかかる時間的、労力的、コスト的な負担が多くなってしまう。なお、車載装置100がスマートフォン等のモバイル端末である場合にも、同様の問題が発生する可能性がある。
第1実施形態では、ユーザ端末200は、所定の周期で、位置情報とともに電池残量に関する情報をセンタサーバ300に送信する。センタサーバ300は、例えば、ユーザ端末200からの電池残量に関する情報を監視し、ユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶を検出する。センタサーバ300は、ユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶を検出した場合には、乗車希望者と運転者との間の乗車予約をキャンセルする。これによって、運転者は合流予定地点に移動しなくてよくなり、運転者にかかる負担を軽減することができる。
図2は、車載装置100、ユーザ端末200、センタサーバ300の各ハードウェア構成の一例を示す図である。センタサーバ300は、例えば、汎用又は専用のコンピュータである。センタサーバ300は、ハードウェア構成要素として、プロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、通信部304を備える。これらは、互いにバスによって接続される。
プロセッサ301は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッ
サ301は、主記憶部302に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、センタサーバ300としての処理を実行する。なお、センタサーバ300が備えるプロセッサ301は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPUがマルチコア構成を有していても良い。また、センタサーバ300としての少なくとも一部の処理は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)等の専用プロセッサで行われても良い。また、センタサーバ300としての少なくとも一部の処理は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路、アナログ回路で行われてもよい。プロセッサ301は、「情報処理装置」の「制御部」の一例である。
主記憶部302は、プロセッサ301が実行するコンピュータプログラム、プロセッサ301が処理するデータ等を格納する。主記憶部302は、例えば、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)、Read Only Memory(ROM)等である。補助記憶部303は、不揮発性の記憶装置であり、例えば、ハー
ドディスクドライブ、Solid State Drive(SSD)等である。補助記憶部303には、
主記憶部302に展開される前のコンピュータプログラム、各種データ等が保持されている。補助記憶部303に記憶されているプログラムには、例えば、OS(Operation System)、ライドシェア制御プログラム等がある。ライドシェア制御プログラムは、ライドシェアサービス提供システム1におけるセンタサーバ300の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
通信部304は、例えば、LAN(local Area Network)を介して、ネットワークN1に接続し、ネットワークN1を通じて、車載装置100、ユーザ端末200等と通信する。
なお、センタサーバ300のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。センタサーバ300は、例えば、可搬記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、主記憶部302に展開し、実行することができる。可搬記録媒体には、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標)ディスクのようなディスク記録媒体である。
次に、ユーザ端末200は、例えば、スマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)等の小型のコンピュータである。ユーザ端末200は、PCであってもよい。図2では、ユーザ端末200はスマートフォンであることを想定して説明される。
ユーザ端末200は、プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、表示部204、入力部205、通信部206、位置情報センサ207を有する。プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203については、センタサーバ300のプロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303の説明と同様であるため、説明は省略される。ただし、ユーザ端末200の補助記憶部203には、ライドシェアサービスを享受するためのアプリケーションプログラムが記憶されている。
表示部204は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル等である。入力部205は、タッチパネル、押しボタン等を含む。更に、
入力部205は、映像や画像の入力を可能にするカメラを含む。また、入力部205は、マイクロフォンのような音声の入力部を含むことができる。
通信部206は、例えば、WiFi等の私設ネットワークや、3G、LTE、LTE-Advanced、5G等のキャリア網に採用されている通信方式に対応する通信部である。通信部206は、例えば、WiFiネットワークやキャリア網等のアクセス網を介してネットワークN1に接続し、センタサーバ300等と通信を行う。
位置情報センサ207は、所定の周期で、ユーザ端末200の位置情報を取得する。位置情報センサ207は、例えば、Global Positioning System(GPS)受信部、WiF
i通信部等である。なお、ユーザ端末200のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。
次に、車載装置100は、プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部105、位置情報センサ106を含む。プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部105、位置情報センサ106の説明は、それぞれ、プロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、通信部206、位置情報センサ207の説明と同様であるため省略される。ただし、車載装置100の補助記憶部103には、ライドシェアサービスを享受するためのアプリケーションプログラムが記憶されている。
なお、ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信網を含んでもよい。
図3は、センタサーバ300の機能構成の一例を示す図である。センタサーバ300は、機能構成要素として、予約処理部31、マッチング処理部32、端末通信部33、運転者情報データベース(DB)34、乗車希望者情報DB 35、予約情報DB 36を備える。これらの機能構成要素は、例えば、センタサーバ300のプロセッサ301が、補助記憶部303に記憶される、ライドシェア制御プログラムを実行することによって達成される機能構成要素である。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。
端末通信部33は、車載装置100及びユーザ端末200とのインタフェースである。端末通信部33は、通信部304を通じて、車載装置100及びユーザ端末200とのデータの送受信を行う。具体的には、例えば、端末通信部33は、ユーザ端末200から乗車予約要求を受信し、予約処理部31に出力する。例えば、端末通信部33は、車載装置100から位置情報を、ユーザ端末200から位置情報と電力残量に関する情報とを受信し、予約処理部31に出力する。電力残量に関する情報は、例えば、満充電状態における電力量に対する現在の蓄電力量のパーセンテージ、現在の蓄電力量、等である。
予約処理部31は、乗車予約に関する制御を行う。具体的には、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、ユーザ端末200から乗車予約要求を受信する。ユーザ端末200からは、乗車予約要求とともに、乗車希望場所、降車希望場所、移動希望時期が受信される。
予約処理部31は、ユーザ端末200から乗車予約要求を受信した場合には、マッチング処理部32に、マッチングを依頼する。予約処理部31は、マッチング処理部32から、例えば、ユーザ端末200に対応する乗車希望者についてマッチングされた運転者の情報と、合流予定地点及び合流予定時刻の入力を受ける。予約処理部31は、ユーザ端末200に対応する乗車希望者についてマッチングされた運転者に対応する車載装置100へ、端末通信部33を通じて、乗車予約要求を送信する。乗車予約要求とともに、乗車予約情報も送信される。乗車予約情報は、例えば、合流予定地点及び合流予定時刻、乗車希望者の降車希望場所及び到着希望時刻、乗車希望者の情報等を含む。乗車予約情報に含まれる乗車希望者の情報には、例えば、乗車希望者のユーザID、属性等が含まれる。
予約処理部31は、端末通信部33を通じて、車載装置100から乗車予約要求に対するOK応答を受信した場合には、当該乗車予約の成立を判定し、乗車予約情報を予約情報DB 36に登録する。
また、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、乗車予約要求の送信元のユーザ端末200へ、乗車予約成立通知を送信する。乗車予約成立通知とともに、例えば、合流予定地点、合流予定時刻、運転者の情報も送信される。運転者の情報には、例えば、運転者のユーザID、属性、車両10の情報等も含まれている。
予約処理部31は、例えば、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻なると、合流支援処理を開始する。合流支援処理は、乗車予約が成立している運転者と乗車希望者との合流を支援するための処理である。合流支援処理が開始される時刻は、例えば、乗車予約の合流予定時刻から10分前、15分前、30分前等の時刻である。合流支援処理の開始タイミングは、例えば、ライドシェアサービス提供システム1の管理者、乗車希望者、運転者のいずれかによって設定されてもよい。合流支援処理は、具体的には、以下の通りである。
予約処理部31は、乗車予約が成立している運転者と乗車希望者とのそれぞれが用いる、車載装置100及びユーザ端末200からそれぞれの位置情報を所定の周期で受信し、両者の位置情報を把握する。例えば、予約処理部31は、車載装置100及びユーザ端末200それぞれの位置情報を、所定時間又は所定個数、主記憶部302にバッファする。予約処理部31は、例えば、乗車希望者のユーザ端末200と運転者の車載装置100とが合流予定地点から所定の範囲内に進入したことを検出すると、両者に接近通知を送信する。
さらに、予約処理部31は、ユーザ端末200から電池残量に関する情報を所定の周期で受信する。例えば、予約処理部31は、ユーザ端末200の電池残量に関する情報を、所定時間又は所定個数、主記憶部302にバッファする。
予約処理部31は、第1実施形態では、ユーザ端末200の電池残量不足による通信の途絶の可能性を検出すると、当該ユーザ端末200の乗車希望者と運転者との乗車予約をキャンセルし、運転者の車載装置100へ乗車予約のキャンセルを通知する。ユーザ端末200の電池残量不足による通信の途絶の可能性は、第1実施形態では、例えば、バッテリ切れ判定条件1が満たされることによって検出される。バッテリ切れ判定条件1は、例
えば、時間長T1以上経過してもユーザ端末200から位置情報及び/又は電池残量に関する情報が受信されないこと、又は、時間長T1以上ユーザ端末200とのセッションが切断することである。時間長T1は、例えば、数分~1時間の範囲内で設定される。ただし、これに限定されない。また、バッテリ切れ判定条件1は、上記内容のいずれかと、受信された最新の電池残量が所定の閾値未満であること、との両方が満たされることであってもよい。
マッチング処理部32は、予約処理部31からの依頼に応じて、乗車予約要求の送信元のユーザ端末200に対応する乗車希望者と運転者とのマッチングを行う。マッチング処理部32のマッチング方法は、周知の技術のいずれであってもよく、特定の方法に限定されない。例えば、マッチング処理部32は、後述の運転者情報DB 34の中から、移動予定時期が乗車予約要求の移動希望時期を含み、目的地又は経由地とその付近に乗車希望者の乗車希望場所及び降車希望場所を含む移動予定を有する運転者を抽出する。マッチング処理部32は、抽出された運転者の中から、例えば、ランダムに、又は、評価値、属性等に基づいて、乗車希望者のマッチング相手を選択する。
また、マッチング処理部32は、例えば、乗車希望者の乗車希望場所及び降車希望場所、運転者の目的地及び経由地に基づいて、合流予定地点を決定する。また、マッチング処理部32は、乗車希望者の移動希望時期と運転者の移動予定時期とに基づいて、合流予定時刻を決定する。合流予定地点、合流予定時刻の決定方法は、周知の技術のいずれであってもよく、特定の方法に限定されない。マッチング処理部32は、選択した運転者の情報、合流予定地点、合流予定時刻等を予約処理部31に出力する。
運転者情報DB 34、乗車希望者情報DB 35、予約情報DB 36は、それぞれ、例えば、プロセッサ301によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部303に記憶されるデータを管理することで構築される。運転者情報DB 34、乗車希望者情報DB 35、予約情報DB 36は、例えば、リレーショナルデータベースである。
運転者情報DB 34には、運転者に関する情報が含まれている。運転者に関する情報には、例えば、運転者のユーザID、車載装置ID、運転者の属性情報、運転者の連絡先の情報、車両ID、車両の外観情報、車両の最大乗車可能人数、及び、運転者の移動予定に関する情報が含まれている。運転者の属性には、例えば、性別、年齢、居住地域等の情報が含まれている。車両の外観情報には、例えば、車種、車両の色、ナンバー等の情報が含まれている。運転者の移動予定に関する情報には、移動予定時期、出発地、目的地、経由地等の情報が含まれている。
運転者情報DB 34に格納されている情報は、例えば、車載装置100等を通じて、運転者によって登録された情報である。運転者情報DB 34に格納されている運転者に関する情報は、例えば、マッチング処理部32によって、マッチングの際に用いられる。また、例えば、乗車希望者のマッチング相手として選択された運転者の情報は、運転者情報DB 34から読み出され、マッチング処理部32から予約処理部31に通知され、乗車予約成立通知とともにユーザ端末200に通知される。乗車予約成立通知とともにユーザ端末200に通知される、乗車希望者のマッチング相手として選択された運転者の情報は、例えば、運転者情報DB 34に保持されている当該運転者に関する情報全てであってもよいし、一部であってもよい。
乗車希望者情報DB 35には、乗車希望者に関する情報が含まれている。運転者に関する情報には、例えば、乗車希望者のユーザID、ユーザ端末200のID、乗車希望者の属性情報、乗車希望者の連絡先の情報が含まれている。乗車希望者の属性には、例えば
、性別、年齢、居住地域等の情報が含まれている。
乗車希望者情報DB 35に格納されている情報は、例えば、ユーザ端末200等を通じて、乗車希望者によって登録された情報である。乗車希望者情報DB 35に格納されている乗車希望者に関する情報は、例えば、マッチング処理部32によって、マッチングの際に用いられる。また、例えば、乗車希望者の情報は、乗車希望者情報DB 35から読み出され、マッチング処理部32から予約処理部31に通知され、乗車予約要求とともに車載装置100に通知される。乗車予約要求とともに車載装置100に通知される、乗車希望者の情報は、例えば、乗車希望者情報DB 34に保持されている当該乗車希望者に関する情報全てであってもよいし、一部であってもよい。
図4は、予約情報テーブルの一例である。予約情報テーブルは、予約情報DB 36に保持されているテーブルである。予約情報テーブルは、乗車予約に関する情報を保持するテーブルである。
図4に示される予約情報テーブルは、運転者ID、乗車希望者ID、車両番号、合流予定地点、合流予定時刻、乗車希望者の降車希望場所、乗車希望者の到着希望時刻、同乗者有無のフィールドを有する。運転者IDフィールドには、運転者を識別するIDが入力される。乗車希望者IDフィールドには、乗車希望者を識別するIDが入力される。車両番号フィールドには、車両10を識別するための識別情報が入力される。
合流予定地点フィールドには、マッチング処理部32によって決定された合流予定地点の情報が入力される。合流予定地点フィールドには、例えば、合流予定地点の情報として、経度及び緯度、住所、ランドマークの名称等のいずれが入力されてもよい。合流予定時刻フィールドには、マッチング処理部32によって決定された合流予定時刻が入力される。
乗車希望者の降車希望場所及び到着希望時刻フィールドに格納される情報は、乗車希望者のユーザ端末200からの乗車予約要求とともに受信される降車希望場所、移動予定時期に基づいて入力される。
同乗者有無フィールドには、同乗者の有無を示す情報が入力される。同乗者の有無を示す情報は、例えば、フラグ、「有」又は「無」、同乗者である乗車希望者ID等である。同乗者は、例えば、乗車予約情報において、運転者、乗車予定時期(合流予定時刻から到着希望時間までの期間)の一部又は全部とが重複する乗車希望者同士のことである。同業者有無フィールドに格納される情報は、例えば、新規登録の乗車予約情報と運転者、乗車予定期間の一部又は全部とが重複する乗車予約情報の有無が判定され、重複する乗車予約情報が存在する場合に、当該新規登録の乗車予約情報と、重複する乗車予約情報と、において登録又は更新される。
図4に示される例の一つ目のエントリでは、運転者S001が運転する車両10に、乗車希望者C001が、8:00に地点fで合流し、運転者S001は、目的地gに向かって車両10を移動させることが示される。
図4に示される2つ目と3つ目とのエントリでは、運転者S001と、合流予定時刻から到着希望時刻までの乗車予定期間とが重複しており、乗車希望者C002とC003とは、同乗者同士であることが示される。
図4に示される例の2つ目と3つ目のエントリでは、運転者S002が運転する車両10に、乗車希望者C002が、8:30に地点hで合流し、運転者S002は、地点iに
向かって車両10を移動させ、8:45に地点iで乗車希望者C003を更に同乗させることが示される。また、運転者S002は、乗車希望者C003の目的地jに向かって車両10を移動させ、地点jで乗車希望者C003を降車させた後、乗車希望者C002の目的地eに向かって車両10を移動させることが示される。
なお、センタサーバ300の各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。例えば、予約処理部31とマッチング処理部32との処理は、別々のコンピュータにより実行されてもよい。
<処理の流れ>
図5は、第1実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートの一例である。図5に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。図5に示される処理の実行主体は、例えば、センタサーバ300のプロセッサ301であるが、便宜上、図5では、機能構成要素を主体として説明する。図5以降のフローチャートについても同様である。以下、図5以降の合流支援処理のフローチャートにおいて、特に断りのない限り、乗車希望者、運転者、ユーザ端末200、車載装置100と称する場合には、処理対象の乗車予約情報に該当する乗車希望者、運転者、ユーザ端末200、車載装置100であることとする。図5以降の合流支援処理のフローチャートの処理の対象の乗車予約情報の乗車希望者、当該乗車希望者のユーザ端末200は、それぞれ、「第1のユーザ」、「第1の無線通信端末」の一例である。図5以降の合流支援処理のフローチャートの処理の対象の乗車予約情報の運転者、当該運転者の車両10は、それぞれ、「運転者」、「車両」の一例である。
OP101では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になったか否かを判定する。合流予定時刻から所定時間前の時刻になった場合には(OP101:YES)、処理がOP102に進む。合流予定時刻から所定時間前の時刻にまだなっていない場合には(OP101:NO)、図5に示される処理が終了し、所定の周期後に図5に示される処理が再度開始される。
OP102では、予約処理部31は、バッテリ切れ判定条件1が満たされるか否かを判定する。バッテリ切れ判定条件1は、例えば、(A)ユーザ端末200から位置情報及び/又は電池残量に関する情報が最後に受信されてから時間長T1以上経過したこと、(B)時間長T1以上ユーザ端末200とのセッションが切断すること、(C)(A)又は(B)のいずれかが満たされ、且つ、受信された最新の電池残量が所定の閾値未満であること、のうちのいずれかである。
バッテリ切れ判定条件1が満たされる場合には(OP102:YES)、処理がOP103に進む。バッテリ切れ判定条件1が満たされていない場合には(OP102:NO)、処理がOP105に進む。OP102の肯定判定は、「第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する」、「前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出すること」の一例である。時間長T1は、「第1の時間長」の一例である。
OP103では、バッテリ切れ判定条件1が満たされているので、予約処理部31は、対象の乗車予約をキャンセルする。OP103の処理は、「合流予定に関する処理」の一例である。
OP104では、予約処理部31は、運転者の車載装置100に、乗車予約のキャンセ
ルの通知を送信する。乗車予約のキャンセルの通知とともに、該当する乗車予約情報も送信される。なお、乗車予約がキャンセルされると、例えば、該当する乗車予約情報は、予約情報テーブルにおいてキャンセルされたことを示す情報が付与される。その後、対象の乗車予約情報について、図5に示される処理が終了し、以降、対象の乗車予約情報について図5に示される処理は実行されない。
なお、その後、キャンセルされた乗車予約情報に該当する乗車希望者のユーザ端末200との通信が再開された場合には、予約処理部31は、当該ユーザ端末200に乗車予約がキャンセルされたことを通知するようにしてもよい。
OP105では、バッテリ切れ判定条件1が満たされていないので、予約処理部31は、運転者の車載装置100と乗車希望者のユーザ端末200とが合流予定地点から所定距離内に存在しているか否かを判定する。OP105の判定は、車載装置100及びユーザ端末200の位置情報に基づいて行われる。
運転者の車載装置100及び乗車希望者のユーザ端末200がともに合流予定地点から所定距離内に存在していることが検出された場合には(OP105:YES)、処理がOP106に進む。運転者の車載装置100及び乗車希望者のユーザ端末200がともに合流予定地点から所定距離内に存在していることが検出されていない場合には(OP105:NO)、処理がOP107に進む。
OP106では、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、運転者の車載装置100及び乗車希望者のユーザ端末200へ、接近通知を送信する。その後、処理がOP107に進む。
OP107では、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、少なくとも運転者の車載装置100又は乗車希望者のユーザ端末200のいずれか一方から合流完了通知を受信したか否かを判定する。少なくとも運転者の車載装置100又は乗車希望者のユーザ端末200のいずれか一方から合流完了通知が受信された場合には(OP107:YES)、対象の乗車予約情報について、図5に示される処理が終了し、以後、当該対象の乗車予約情報については図5の処理は行われない。運転者の車載装置100又は乗車希望者のユーザ端末200のいずれからも合流完了通知が受信されていない場合には(OP107:NO)、処理がOP108に進む。
OP108では、予約処理部31は、合流予定時刻+αの時刻を過ぎたか否かを判定する。なお、合流予定時刻+αの時刻を過ぎた場合には(OP108:YES)、処理がOP109に進み、OP109において予約処理部31は、対象の乗車予約をキャンセルする。このとき、予約処理部31は、運転者の車載装置100に乗車予約のキャンセルを通知してもよい。その後、図5に示される処理が終了する。
合流予定時刻+αの時刻にまだ達していない場合には(OP108:NO)、処理がOP102に進む。なお、図5に示される合流支援処理は一例であって、センタサーバ300の合流支援処理は図5に示される処理に限定されない。
<第1実施形態の作用効果>
図5に示される例では、例えば、合流予定時刻から所定時間前の時刻t1から合流予定時刻+αから時間長T1前の時刻t2までの間に、乗車希望者のユーザ端末200が電池残量不足により動作停止した場合には(OP102:YES)、乗車予約がキャンセルされる(OP103)。また、例えば、時刻t2から合流予定時刻+αまでの間に、乗車希望者のユーザ端末200が電池残量不足により動作停止した場合には、バッテリ切れ判定
条件1が満たされないものの(OP102:NO)、乗車希望者と運転者とが合流できないまま合流予定時刻+αになると(OP108:YES)、乗車予約がキャンセルされる(OP109)。
また、例えば、時刻t1以降に、ユーザ端末200との通信が電波環境等の理由で途絶した場合でも、時間長T1以内に通信が復帰する場合には、バッテリ切れ判定条件1が満たされず(OP102:NO)、ユーザ端末200との通信が途絶したからといってすぐに乗車予約はキャンセルされない。
第1実施形態では、センタサーバ300は、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶の可能性が検出されると、当該乗車予約をキャンセルする。これによって、当該乗車予約の運転者は、合流予定地点に向かわずに済み、無駄な移動を行わなくてよくなり、運転者にかかる負担を軽減することができる。また、乗車希望者は、ユーザ端末200の電池残量不足による動作停止が発生した場合には、乗車予約は自動的にキャンセルされるので、乗車予約のキャンセルにかかる処理の手間を省くことができ、さらに、乗車予約の相手の運転者との合流に関して余計な心配をせずにすむ。これによって、乗車予約の合流にかかるトラブルを回避することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、センタサーバ300は、合流支援処理として、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶の可能性が検出された場合には、合流予定地点の変更を行う。乗車希望者は車両による移動を希望しているので、ユーザ端末200のバッテリ切れが発生した場合でも、乗車予約の履行を希望することが多い。したがって、第2実施形態では、ユーザ端末200の電池残量不足による動作停止が発生した場合でも、乗車予約の運転者と乗車希望者とが合流できるように支援を行う。なお、第2実施形態において、第1実施形態と重複する説明は省略される。第2実施形態では、ライドシェアサービス提供システム1のシステム構成、車載装置100、ユーザ端末200、センタサーバ300のハードウェア構成、センタサーバ300の機能構成は、第1実施形態と同様である。
図6は、第2実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートの一例である。第2実施形態では、センタサーバ300の予約処理部31は、図6に示される合流支援処理を行う。図6に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。
OP201では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になったか否かを判定する。合流予定時刻から所定時間前の時刻になった場合には(OP201:YES)、処理がOP202に進む。合流予定時刻から所定時間前の時刻にまだなっていない場合には(OP201:NO)、図6に示される処理が終了し、所定の周期後に図6に示される処理が再度開始される。
OP202では、予約処理部31は、バッテリ切れ判定条件1が満たされるか否かを判定する。バッテリ切れ判定条件1が満たされる場合には(OP202:YES)、処理がOP203に進む。バッテリ切れ判定条件1が満たされていない場合には(OP202:NO)、その後、図5のOP105~OP109と同様の処理が行われる。ただし、OP108において否定判定された場合には、処理がOP202に進む。OP202の肯定判定は、「第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する」こと、「第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出すること」の一例である。
OP203では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の合流予定地点を変更する。変更後の合流予定地点は、例えば、予めユーザ端末200の電池残量不足による動作停止の際の合流地点候補として乗車希望者によって指定された地点、ユーザ端末200から最後に受信された位置情報が示す地点、ユーザ端末200の位置情報の履歴から推測される合流予定時刻における乗車希望者の位置、変更前と同じ合流予定地点のうちのいずれかに決定される。
上記の地点のいずれが変更後の合流予定地点に決定されるかは、例えば、乗車予約要求の受付時の乗車希望者との事前の合意内容によって決まる。また、例えば、乗車予約要求の受付時の乗車希望者との事前の合意がない場合には、ユーザ端末200から最後に受信された位置情報が示す地点、ユーザ端末200の位置情報の履歴から推測される合流予定時刻における乗車希望者の位置、変更前と同じ合流予定地点のうちのいずれかに決定される。なお、予約処理部31は、変更後の合流予定地点に応じて、合流予定時刻も変更してもよい。OP203の処理は、「合流予定に関する処理」、「合流予定の合流予定地点を前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点に変更すること」の一例である。
OP204では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の運転者の車載装置100へ、端末通信部33を通じて、合流予定地点の変更と、OP203で決定された合流予定地点とを通知する。
OP205では、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、運転者の車載装置100から合流完了通知を受信したか否かを判定する。車載装置100から合流完了通知が受信された場合には(OP205:YES)、処理がOP206に進む。車載装置100から合流完了通知が受信されていない場合には(OP205:NO)、処理がOP207に進む。
OP206では、予約処理部31は、合流予定地点を変更したことによって、変更前の合流予定地点までの移動と、変更前の合流予定地点から降車希望場所までの移動とについて、運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間が増加するか否かを判定する。運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間の算出は、周知の技術のいずれが用いられてもよい。
運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間に増加分がある場合には(OP206:YES)、処理がOP209に進み、OP209では、予約処理部31は、走行距離及び/又は走行時間の増加分に応じたインセンティブを運転者に付与する。運転者に付与されるインセンティブは、例えば、ライドシェアサービス提供システム1において、当該運転者が乗車希望者としてサービスを受ける場合に使用可能なポイント、クーポン等である。ただし、これに限定されない。その後、対象の乗車予約情報について図6に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図6に示される処理は実行されない。
運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間に増加分がない場合には(OP206:NO)、対象の乗車予約情報について図6に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図6に示される処理は実行されない。
OP207では、予約処理部31は、合流予定時刻+αの時刻が過ぎたか否かを判定する。合流予定時刻+αの時刻が経過した場合には(OP207:YES)、処理がOP208に進み、OP208では、予約処理部31は、対象の乗車予約をキャンセルする。その後、OP209において、対象の乗車予約は履行されなかったものの、運転者の車両1
0による移動は発生したため、予約処理部31は、運転者に所定のインセンティブを付与する。その後、図6に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図6に示される処理は実行されない。合流予定時刻+αの時刻になっていない場合には(OP207:NO)、処理がOP205に進む。OP209の処理は、「前記増加分に応じて前記運転者に所定のインセンティブを付与する」ことの一例である。
なお、図6に示される合流支援処理は一例であって、センタサーバ300の合流支援処理は図6に示される処理に限定されない。
<第2実施形態の作用効果>
第2実施形態では、センタサーバ300は、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶の可能性が検出されると、当該乗車予約の合流予定地点を変更する。変更後の合流予定地点は、乗車希望者の所在地である可能性の高い地点に決定される。例えば、乗車希望者の所在地である可能性の高い地点は、通信途絶が検出される直前に受信されたユーザ端末200の位置情報が示す地点、ユーザ端末200の位置情報から推測される合流予定時刻における乗車希望者位置等である。これによって、乗車予約の運転者と乗車希望者とが合流できる可能性を高くすることができ、ユーザ端末200のバッテリ切れ等によって乗車予約の運転者と合流できないというトラブルを回避することができる。
また、第2実施形態では、乗車予約の合流予定地点が変更されたことによって、運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間が増加する場合には、運転者に対して所定のインセンティブが与えられる。これによって、車両10の走行距離及び/又は走行時間の増加に対する運転者の不満を軽減したり、ライドシェアサービスに車両10の運転を提供することへのモチベーションの低減を抑制したりすることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、センタサーバ300は、合流支援処理として、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満であることを検出した場合には、合流予定地点の変更を行い、ユーザ端末200に変更後の合流予定地点を通知する。これによって、乗車希望者のユーザ端末200が電池残量不足による動作停止になる前に、運転者と乗車希望者とが合流できる可能性を向上させる。なお、第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態と重複する説明は省略される。
図7は、第3実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートの一例である。第3実施形態では、センタサーバ300の予約処理部31は、図7に示される合流支援処理を行う。図7に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。図6に示されるセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートと同様の処理には、同じ符号が付されている。
予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になると(OP201:YES)、OP302の処理を行う。
OP302では、予約処理部31は、乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満であるか否かを判定する。閾値は、例えば、所定時間内にユーザ端末200が電池残量不足で動作停止することが予想される値に設定される。より具体的には、例えば、閾値は、電池残量が満充電状態の電力量の数%~10%の範囲で設定される。
乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満である場合には(OP302:YES)、処理がOP303に進む。乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値以上である場合には(OP302:NO)、その後、図5のOP105~OP109と同様の処理が行われる。ただし、OP108において否定判定された場合には、処理はOP302に進む。OP302の肯定判定は、「電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する」こと、「前記第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出すること」の一例である。所定の閾値は、「第1の閾値」の一例である。
OP303では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の合流予定地点を変更する。変更後の合流予定地点は、例えば、ユーザ端末200及び車載装置100の位置情報、現在時刻等に基づいて、ユーザ端末200がバッテリ切れする前に乗車希望者と運転者とが合流できるように決定される。例えば、予約処理部31は、変更後の合流予定地点を、ユーザ端末200の最新の位置情報が示す地点に決定する。また、例えば、合流予定時刻までにユーザ端末200が電池残量不足により動作停止することが予想され、且つ、ユーザ端末200と運転者の車載装置100との距離が、ユーザ端末200の動作停止までの残り時間内で車両10が移動できる距離よりも長い場合には、予約処理部31は、ユーザ端末200の現在位置から車載装置100の現在位置の方向に所定距離離れた地点を変更後の合流予定地点に決定する。なお、変更後の合流予定地点の決定方法は、これらに限定されない。なお、予約処理部31は、変更後の合流予定地点に応じて、合流予定時刻も変更してもよい。OP303の処理は、「合流予定に関する処理」、「前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点に変更」することの一例である。
OP304では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の運転者の車載装置100と乗車希望者のユーザ端末200とへ、端末通信部33を通じて、合流予定地点の変更と、OP303で決定された合流予定地点とを通知する。OP304の処理は、「少なくとも前記運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知すること」の一例である。
以降、図6に示されるセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートと同様に、例えば、運転者の車載装置100から合流完了通知を受信すると(OP205:YES)、運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間の増加分について、運転者にインセンティブが与えられる(OP206:YES、OP209)。例えば、運転者の車載装置100から合流完了通知を受信しないまま合流予定時刻+αの時刻が経過すると(OP205:NO、OP207:YES)、対象の乗車予約がキャンセルされる(OP208)。
なお、図7に示される合流支援処理は一例であって、センタサーバ300の合流支援処理は図7に示される処理に限定されない。
<第3実施形態の作用効果>
第3実施形態では、センタサーバ300は、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値よりも少ないことを検出すると、当該乗車予約の合流予定地点を変更する。変更後の合流予定地点は、例えば、ユーザ端末200の電池残量不足による動作停止までに、乗車希望者と運転者とが合流できるような地点に設定される。これによって、乗車予約の運転者と乗車希望者とが、ユーザ端末200が動作している間に合流できる可能性を高くすることができ、ユーザ端末200のバッテリ切れ等によって乗車予約の運転者と合流できないというトラブルを回避することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態では、センタサーバ300は、合流支援処理として、乗車希望者のユーザ端末200の電池残量不足による通信途絶の状態に応じて、段階的に処理を行う。具体的には、センタサーバ300は、時間長T2(T1>T2)以上継続してユーザ端末200との通信が途絶したことを検出した場合には、合流予定地点の変更を行う。その後、ユーザ端末200との通信が途絶したまま時間長T1以上が経過すると、センタサーバ300は乗車予約のキャンセルを行う。時間長T2は、例えば、1分~10分の範囲で設定される。ただし、これに限られない。これによって、意図せず乗車予約がキャンセルされることを抑制しつつ、運転者と乗車希望者とが合流できる可能性を向上させる。なお、第4実施形態においても、第1~3実施形態と重複する説明は省略される。
図8は、第4実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートの一例である。第4実施形態では、センタサーバ300の予約処理部31は、図8に示される合流支援処理を行う。図8に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。
OP401では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になったか否かを判定する。合流予定時刻から所定時間前の時刻になった場合には(OP401:YES)、処理がOP402に進む。合流予定時刻から所定時間前の時刻にまだなっていない場合には(OP401:NO)、図8に示される処理が終了する。
OP402では、予約処理部31は、バッテリ切れ判定条件2が満たされるか否かを判定する。バッテリ切れ判定条件2は、乗車希望者のユーザ端末200の電池残量不足による通信の途絶の可能性を判定するための条件である。バッテリ切れ判定条件2は、例えば、時間長T2以上継続してユーザ端末200から位置情報及び/又は電池残量に関する情報が受信されないこと、又は、時間長T2以上継続してユーザ端末200とのセッションが切断することである。
バッテリ切れ判定条件2が満たされる場合には(OP402:YES)、処理がOP403に進む。バッテリ切れ判定条件2が満たされていない場合には(OP402:NO)、その後、図5のOP105~OP109と同様の処理が行われる。ただし、OP108において否定判定された場合には、処理はOP402に進む。OP402の肯定判定は、「前記第1の時間長よりも短い第2の時間長以上継続して前記第1の無線通信端末との通信の途絶を検出」することの一例である。時間長T2は、「第2の時間長」の一例である。
OP403では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の合流予定地点を変更する。変更後の合流予定地点は、例えば、予めユーザ端末200のバッテリ切れの際の合流地点候補として乗車希望者によって指定された地点、バッテリ切れ判定条件2が満たされることが判定された直前に、ユーザ端末200から最後に受信された位置情報が示す地点、ユーザ端末200の位置情報の履歴から推測される合流予定時刻における乗車希望者の位置、変更前と同じ合流予定地点のうちのいずれかに決定される。OP403の処理は、「前記合流予定の合流予定地点を前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点に変更すること」の一例である。
OP404では、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、対象の乗車予約情報の運転者の車載装置100へ、合流予定地点の変更と、OP403で決定された合流予定地点とを通知する。
OP405では、予約処理部31は、乗車希望者のユーザ端末200との通信が復帰し
たか否かを判定する。例えば、予約処理部31は、ユーザ端末200から位置情報又は/及び電池残量に関する情報を所定の周期で受信したこと、又はユーザ端末200との通信セッションが回復されたことによって当該判定を行う。乗車希望者のユーザ端末200との通信が復帰した場合には(OP405:YES)、その後、図5のOP105~OP109と同様の処理が行われる。ただし、OP108において否定判定された場合には、処理はOP402に進む。乗車希望者のユーザ端末200との通信が復帰していない場合には(OP405:NO)、処理がOP406に進む。
OP406では、予約処理部31は、バッテリ切れ判定条件1が満たされるか否かを判定する。バッテリ切れ判定条件1が満たされる場合には(OP406:YES)、処理がOP408に進み、OP408では、予約処理部31は、乗車予約をキャンセルする。その後、対象の乗車予約情報について図8に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図8に示される処理は行われない。バッテリ切れ判定条件1が満たされていない場合には(OP406:NO)、処理がOP407に進む。
OP407では、予約処理部31は、合流予定時刻+αの時刻が経過したか否かを判定する。合流予定時刻+αの時刻が経過した場合には(OP407:YES)、処理がOP408に進み、OP408では、予約処理部31は、乗車予約をキャンセルする。その後、対象の乗車予約情報について図8に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図8に示される処理は行われない。合流予定時刻+αの時刻が経過していない場合には(OP407:NO)、処理がOP405に進む。
OP409では、OP105からOP109の処理の終了が、合流完了通知の受信によるものであるか否かを判定する。OP105からOP109の処理の終了が、合流完了通知の受信によるものである場合には(OP409:YES)、処理がOP410に進む。OP105からOP109の処理の終了が、合流完了通知の受信によるものでない場合には(OP410:NO)、対象の乗車予約情報について図8に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図8に示される処理は行われない。
OP410では、予約処理部31は、当初予定から運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間が増加するか否かを判定する。運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間に増加分がある場合には(OP410:YES)、処理がOP411に進み、OP411では、予約処理部31は、走行距離及び/又は走行時間の増加分に応じたインセンティブを運転者に付与する。その後、対象の乗車予約情報について図8に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図8に示される処理は行われない。
運転者の車両10の走行距離及び/又は走行時間に増加分がない場合には(OP410:NO)、対象の乗車予約情報について図8に示される処理が終了し、以降、当該乗車予約情報について図8に示される処理は行われない。なお、図8に示される合流支援処理は一例であって、センタサーバ300の合流支援処理は図8に示される処理に限定されない。
<第4実施形態の作用効果>
図8に示される例において、合流予定時刻から所定時間前の時刻を時刻t1とする。合流予定時刻+αから時間長T1前の時刻を時刻t2とする。図8に示される例では、例えば、時刻t1から時刻t2までの間に、乗車希望者のユーザ端末200が電池残量不足により動作停止し、それが時間長T2以上継続する場合には(OP402:YES)、合流予定地点が変更される(OP403)。
第4実施形態では、センタサーバ300は、ユーザ端末200の電池残量不足による通
信途絶が時間長T2以上継続した場合に合流予定地点を変更し、その後時間長T1以上継続した場合には乗車予約をキャンセルする。これによって、例えば、ユーザ端末200との通信が途絶してから時間長T2以上時間長T1未満の間に、合流予定時刻となり、運転者が乗車希望者の所在地となる可能性のある所定の地点に移動することで、乗車希望者と運転者とが合流する可能性を向上させることができる。また、ユーザ端末200の復帰が見込めない場合には、乗車予約がキャンセルされるので、運転者の負担を軽減することができる。
なお、時間長T1及び時間長T2は、固定値であってもよいし、合流予定時刻までの残り時間に応じて可変に設定されてもよい。
<第5実施形態>
第5実施形態では、センタサーバ300は、合流支援処理において、乗車予約の合流予定時刻から所定時間前の時刻以降に、当該乗車予約のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満であることを検出した場合には、ユーザ端末200へ、電池残量不足による動作停止時の合流予定地点について乗車希望者に対して問合せを行う。
図9は、第5実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理のフローチャートの一例である。第5実施形態では、センタサーバ300の予約処理部31は、図9に示される合流支援処理を行う。図9に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。
OP501では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になったか否かを判定する。合流予定時刻から所定時間前の時刻になった場合には(OP501:YES)、処理がOP502に進む。合流予定時刻から所定時間前の時刻にまだなっていない場合には(OP501:NO)、図9に示される処理が終了する。
OP502では、予約処理部31は、乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満であるか否かを判定する。閾値は、例えば、所定時間内にユーザ端末200がバッテリ切れで動作停止することが予想される値に設定される。より具体的には、例えば、閾値は、電池残量が満充電状態の電力量の数%~10%の範囲で設定される。また、OP502において用いられる電池残量の閾値は、例えば、図7のOP302において用いられる電池残量の閾値と同じ値であってもよいし、より大きい値であってもよい。
乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値未満である場合には(OP502:YES)、処理がOP503に進む。乗車希望者のユーザ端末200の電池残量が所定の閾値以上である場合には(OP502:NO)、その後、図5のOP105~OP109と同様の処理が行われる。ただし、OP108において否定判定された場合には、処理はOP502に進む。OP502の肯定判定は、「前記第1の無線通信端末の電池残量が第2の閾値未満であることを検出すること」の一例である。所定の閾値は、「第2の閾値」の一例である。
OP503では、予約処理部31は、端末通信部33を通じて、乗車希望者のユーザ端末200へ、電池残量不足による動作停止時の対応について問い合わせる。当該問合せとともに、ユーザ端末200へは電池残量不足による動作停止時の対応の選択肢も送信される。電池残量不足による動作停止時の対応の選択肢には、例えば、乗車予約のキャンセル(第1実施形態)、合流予定地点の変更(第2実施形態又は第4実施形態)、合流予定地点を変更しない、等があり、以下の説明では上記内容の選択肢がユーザ端末200へ送信されることを前提とする。ただし、これに限られない。OP503の処理は、「前記第1
の無線通信端末に、前記合流予定に関する処理の選択肢を送信すること」の一例である。
OP504では、予約処理部31は、ユーザ端末200からの応答とともに、乗車予約のキャンセルを示す選択結果が受信されたか否かを判定する。乗車予約のキャンセルを示す選択結果が受信された場合には(OP504:YES)、処理が図5のOP102に進み、以降、図5において説明された処理が実行される。乗車予約のキャンセルを示す選択結果が受信されていない場合には(OP504:NO)、処理がOP505に進む。
OP505では、予約処理部31は、ユーザ端末200からの応答とともに、合流予定地点の変更を示す選択結果が受信されたか否かを判定する。合流予定地点の変更を示す選択結果が受信された場合には(OP505:YES)、処理が図6のOP202、図8のOP402のいずれか一方に進み、以降、図6又は図8において説明された処理が実行される。どちらに進むかは、例えば、実施の形態による。合流予定地点の変更を示す選択結果が受信されていない場合(OP505:NO)、すなわち、合流予定地点を変更しないことを示す選択結果受信されている場合には、処理がOP506に進む。
合流予定地点を変更しないことが選択された場合には、例えば、ユーザ端末200が電池残量不足により動作停止しても、合流地点の変更も乗車予約のキャンセルもない。そのため、少なくとも車載装置100から合流完了通知が受信されないまま(OP506:NO)、合流予定時刻+αの時刻が経過した場合には(OP507:YES)、予約処理部31は、乗車予約をキャンセルする(OP508)。
<第5実施形態の作用効果>
第5実施形態では、センタサーバ300は、ユーザ端末200の電池残量が少なくなった場合には、電池残量不足による動作停止に対する対応をユーザ端末200へ問い合わせる。これによって、乗車希望者は、例えば、ユーザ端末200が電池残量不足によって動作停止した場合に、センタサーバ300側でどのような対応がとられるのかを認識することができる。したがって、例えば、ユーザ端末200が電池残量不足によって動作停止した場合でも、乗車希望者と運転者とが合流できる可能性が向上する。
<第6実施形態>
第6実施形態では、センタサーバ300は、1台の車両10について、乗車予約の乗車期間が重複している複数の乗車希望者のユーザ端末200のうち、電池残量が所定の閾値未満であるユーザ端末200が存在するか否かを判定する。センタサーバ300は、電池残量が所定の閾値未満であるユーザ端末200が存在する場合には、当該ユーザ端末200が動作している間に乗車希望者と車両10の運転者とが合流できるように、合流順を変更する。第6実施形態では、第1実施形態~第5実施形態と重複する説明は省略される。
電池残量の少ないユーザ端末200の乗車希望者を優先的に運転者と合流させるように合流順を変更する、上記の処理を、合流支援処理2と称する。また、乗車予約の乗車期間が重複している乗車希望者同士を同乗者と称する。
第6実施形態では、センタサーバ300は、例えば、合流支援処理2のみを実行してもよいし、第1実施形態から第5実施形態における合流支援処理のいずれかと並行して実行してもよい。
図10は、第6実施形態に係るセンタサーバ300の合流支援処理2のフローチャートの一例である。図10に示される処理は、例えば、予約情報DB 36に保持される乗車予約情報それぞれについて、所定の周期で繰り返し実行される。
OP601では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、合流予定時刻から所定時間前の時刻になったか否かを判定する。合流予定時刻から所定時間前の時刻になった場合には(OP601:YES)、処理がOP602に進む。対象の乗車予約情報の合流予定時刻から所定時間前の時刻にまだなっていない場合には(OP601:NO)、図10に示される処理が終了する。
OP602では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の乗車希望者に対して、同乗者が存在するか否かを判定する。例えば、同乗者が存在するか否かの判定は、予約情報DB 36において、対象の乗車予約情報に同乗者有無フィールドの値に基づいて行われる。同乗者が存在する場合には(OP602:YES)、処理がOP603に進む。同乗者が存在しない場合には(OP602:NO)、対象の乗車予約情報について図10に示される処理が終了する。
OP603では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の同乗者のユーザ端末200から電池残量に関する情報を取得する。対象の乗車予約情報の同乗者は、例えば、対象の乗車予約情報と運転者IDが一致し、且つ、合流予定時刻が対象の乗車予約情報の合流予定時刻から所定時間内である乗車予約情報の乗車希望者である。所定時間は、例えば、対象の乗車予約情報の到着予定時刻を過ぎない範囲で、数分から1時間程度の範囲で設定される。ただし、OP603において同乗者として抽出されるユーザ端末200は、これに限定されない。例えば、対象の乗車予約情報と運転者IDが一致し、且つ、乗車期間が重複する乗車予約情報の乗車希望者のユーザ端末200であってもよい。乗車期間は、例えば、合流予定時刻から到着希望時間までの期間である。
ユーザ端末200の電池残量に関する情報は、例えば、ユーザ端末200に問合せ要求を送信することで取得される。なお、対象の乗車予約情報の乗車希望者のユーザ端末200からは、例えば、合流予定時刻から所定時間前の時刻になることで、位置情報と電池残量に関する情報との所定の周期でのセンタサーバ300への送信が開始されている。
OP604では、予約処理部31は、乗車希望者及び同乗者のユーザ端末200のうち、電池残量が所定の閾値未満であるユーザ端末200が存在するか否かを判定する。電池残量が所定の閾値未満である同乗者のユーザ端末200が存在する場合には(OP604:YES)、処理がOP605に進む。電池残量が所定の閾値未満である同乗者のユーザ端末200が存在しない場合には(OP604:NO)、処理がOP608に進む。電池残量が所定の閾値未満であるユーザ端末200、当該ユーザ端末200の乗車希望者又は同乗者は、それぞれ、「第1の無線通信端末」、「第1のユーザ」の一例である。また、電池残量が所定の閾値未満でないユーザ端末200の乗車希望者又は同乗者は、「第2のユーザ」の一例である。
OP605では、予約処理部31は、電池残量が少ないユーザ端末200の乗車希望者又は同乗者と運転者との合流を優先するように、合流順を変更する。合流順の変更方法は、如何様であってもよい。例えば、電池残量が少ないユーザ端末200の乗車希望者又は同乗者の合流順番を一番目にし、他は繰り下げるように変更されてもよい。例えば、最も移動距離が短くなるように、且つ、電池残量が少ないユーザ端末200の乗車希望者又は同乗者の合流順番が現在よりも早くなるように、合流順を変更してもよい。OP605の処理は、「前記第1のユーザの方が先になるように前記合流順を変更する」ことの一例である。
OP606では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の、運転者の車載装置100と、乗車希望者及び同乗者のユーザ端末200とに、合流順の変更を通知する。なお、合流順とともに合流予定時刻が変更となる場合には、合流予定時刻も通知される。
OP607では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報の合流予定時刻が変更になったか否かを判定する。なお、OP605の合流順の変更によって対象の乗車予約情報の合流予定時刻が変更になる場合には、当初の合流予定時刻よりも遅い時刻に変更されることになる。そのため、対象の乗車予約情報の合流予定時刻が変更になった場合には(OP607:YES)、図10に示される処理が終了し、新たな合流予定時刻よりも所定時間前の時刻なると、対象の乗車予約情報について再度図10に示される処理が開始される。対象の乗車予約情報の合流予定時刻が変更になっていない場合には(OP607:NO)、処理がOP608に進む。
OP608では、予約処理部31は、対象の乗車予約情報について、少なくとも運転者の車載装置100から合流完了通知を受信したか否かを判定する。合流完了通知が受信された場合には(OP608:YES)、対象の乗車予約情報について図10に示される処理が終了し、以降は対象の乗車予約情報については図10の処理は行われない。合流完了通知が受信されていない場合には(OP608:NO)、処理がOP604に進む。なお、合流順の変更によって、車両10の走行距離及び/又は走行時間に増加分が発生した場合には、当該増加分に応じて運転者にインセンティブが与えられてもよい。
<第6実施形態の作用効果>
第6実施形態では、1台の車両10に対して乗車期間が重複する乗車希望者が複数存在する場合には、電池残量が少ないユーザ端末200の乗車希望者が優先的に合流するように合流順が変更される。これによって、例えば、合流予定時刻よりも早い時点で電池残量が少なくなってしまった場合でも、運転者と合流できる可能性が向上する。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
第1実施形態及び変形例では、運転者が利用する端末は車載装置100として説明されたが、これに限定されず、運転者が利用する端末はスマートフォン、タブレット端末等のユーザ端末200のような無線通信端末であってもよい。
また、第1~5実施形態では、乗車希望者のユーザ端末200の電池残量不足について説明されたが、運転者の車載装置100の電池残量不足についても同様の処理を適用することができる。ただし、運転者の車載装置100の電池残量不足による走行距離又は/及び時間の増加については、運転者にインセンティブは付与されない。
なお、第1実施形態~第6実施形態のいずれにおいても、図5~図10に示される合流支援処理は、対象の乗車予約情報の合流予定時刻から所定時間前の時刻になることを契機に開始されるが、これに限定されない。第1実施形態~第6実施形態のいずれにおいても、合流支援処理は、例えば、乗車予約情報が登録されたことを契機に開始されてもよい。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 :ライドシェアサービス提供システム
10 :車両
31 :予約処理部
32 :マッチング処理部
33 :端末通信部
100 :車載装置
300 :センタサーバ
301 :プロセッサ
302 :主記憶部
303 :補助記憶部
304 :通信部

Claims (12)

  1. 通信部と、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、前記通信部を介して前記第1の無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、
    前記電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、
    前記乗車予約のキャンセル、
    前記通信部を介して取得した前記第1のユーザによって予め指定された地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点として、前記予め指定された地点、前記第1の無線通信端末から最後に取得した前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報の履歴から推測される前記合流予定の合流予定時刻における前記第1のユーザの位置の地点に変更すること、または、
    前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更すること、を行うことと、
    を実行する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の時間長よりも短い第2の時間長以上継続して前記第1の無線通信端末との通信の途絶を検出した場合に、前記通信部を介して取得した前記第1のユーザによって予め
    指定された地点、または、前記第1の無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点として、前記予め指定された地点、前記第1の無線通信端末から最後に取得した前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または、前記第1の無線通信端末の位置情報の履歴から推測される前記合流予定の合流予定時刻における前記第1のユーザの位置の地点に変更することと、
    前記合流予定の合流予定地点を前記所定の地点に変更した後に、前記第1の時間長以上継続して前記第1の無線通信端末との通信の途絶を検出した場合に、前記乗車予約のキャンセルと、
    を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 通信部と、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、前記通信部を介して前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得することと、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、
    前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、前記第1の無線通信端末の位置情報、または、前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または、前記最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更することと、
    少なくとも前記運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知することと、
    を実行する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記通信部を介して前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が第2の閾値未満であることを検出する場合に、前記第1の無線通信端末に、前記合流予定に関する処理の選択肢を送信することと、
    前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記選択肢の中から前記第1のユーザによって選択された処理を実行することと、
    をさらに実行する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している、前記第1のユーザを含む複数のユーザによって用いられている、前記第1の無線通信端末を含む複数の無線通信端末について、前記通信部を介して前記複数の無線通信端末の各々から乗車希望場所、降車希望場所、および移動希望時期を取得することと、
    前記運転者によって用いられる無線通信端末について、前記通信部を介して前記無線通
    信端末から前記運転者の出発地、目的地、経由地、および移動予定時期を取得することと、
    前記運転者の前記目的地、前記経由地、および前記移動予定時期と、前記複数のユーザの前記乗車希望場所、前記降車希望場所、および前記移動希望時期とに基づいて、前記乗車予約における前記運転者と前記複数のユーザの各々との合流予定地点および合流予定時刻を決定することと、
    前記合流予定時刻と、前記複数のユーザの前記移動希望時期とに基づいて、前記複数のユーザのうち、前記車両への乗車期間が前記第1のユーザと重複するユーザである同乗者が存在するか否かを判定することと、
    前記通信部を介して前記第1のユーザの前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得することと、
    前記同乗者が存在する場合に、前記通信部を介して前記同乗者の前記無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得することと、
    前記電池残量に関する情報に基づいて、前記第1のユーザの前記第1の無線通信端末および前記同乗者の前記無線通信端末のうち、電池残量が第1の閾値未満である前記無線通信端末が存在するか否かを判定することと、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が前記第1の閾値未満であることを検出することで、前記電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、
    前記同乗者の前記無線通信端末の電池残量が前記第1の閾値以上であることを検出することと、
    前記合流予定地点に基づいて、前記無線通信端末の電池残量が前記第1の閾値以上である前記同乗者のうち、前記運転者との合流順が前記第1のユーザよりも先である第2のユーザが存在するか否かを判定することと、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が前記第1の閾値未満であり、前記車両への乗車期間が前記第1のユーザと重複し、前記運転者との合流順が前記第1のユーザよりも先である、前記第2のユーザが存在する場合には、前記第1のユーザの方が先になるように前記合流順を変更することと、
    を実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記合流予定地点の変更によって、前記車両の走行距離又は/及び走行時間に前記変更前からの増加分が発生する場合には、前記増加分に応じて前記運転者に所定のインセンティブを付与する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 通信部と、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、前記通信部を介して前記第1の無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、
    前記電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、
    前記乗車予約のキャンセル、
    前記通信部を介して取得した前記第1のユーザによって予め指定された地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点として、前記予め指定された地点、前記第1の無線通信端末から最後に取得した前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点
    、または前記第1の無線通信端末の位置情報の履歴から推測される前記合流予定の合流予定時刻における前記第1のユーザの位置の地点に変更すること、または、
    前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更すること、を行うことと、
    を実行する制御部と、
    を備える情報処理システム。
  8. 通信部と、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、前記通信部を介して前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得することと、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出することと、
    前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、前記第1の無線通信端末の位置情報、または、前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または、前記最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更することと、
    少なくとも前記運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知することと、
    を実行する制御部と、
    を備える情報処理システム。
  9. コンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、通信部を介して前記第1の無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得し、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出し

    前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出した場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、
    前記乗車予約のキャンセル、
    前記通信部を介して取得した前記第1のユーザによって予め指定された地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点として、前記予め指定された地点、前記第1の無線通信端末から最後に取得した前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報の履歴から推測される前記合流予定の合流予
    定時刻における前記第1のユーザの位置の地点に変更すること、または、
    前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更すること、を行うことを実行する、
    情報処理方法。
  10. コンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、通信部を介して前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得し、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得し、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出し、
    前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、前記第1の無線通信端末の位置情報、または、前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または、前記最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更し、
    少なくとも前記運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知することを実行する、
    情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、通信部を介して前記第1の無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得し、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得することと、
    前記第1の無線通信端末との通信が第1の時間長以上継続して途絶することを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出し、
    前記電池残量不足による通信途絶の可能性を検出する場合に、前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、
    前記乗車予約のキャンセル、
    前記通信部を介して取得した前記第1のユーザによって予め指定された地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1のユーザの所在地となる可能性のある所定の地点として、前記予め指定された地点、前記第1の無線通信端末から最後に取得した前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または前記第1の無線通信端末の位置情報の履歴から推測される前記合流予定の合流予定時刻における前記第1のユーザの位置の地点に変更すること、または、
    前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定
    の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更すること、を行うことを実行させる、
    ための情報処理プログラム。
  12. コンピュータに、
    車両の運転者との間に前記車両への乗車予約が成立している第1のユーザによって用いられる第1の無線通信端末について、通信部を介して前記第1の無線通信端末の電池残量に関する情報を所定の周期で取得し、
    前記通信部を介して前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報を所定の周期で取得し、
    前記第1の無線通信端末の電池残量が第1の閾値未満であることを検出することで、前記第1の無線通信端末について電池残量不足による通信途絶の可能性を検出し、
    前記乗車予約における前記運転者と前記第1のユーザとの合流予定に関する処理として、前記第1の無線通信端末の位置情報、または、前記第1の無線通信端末の位置情報および前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報に基づいて、前記合流予定の合流予定地点を、前記第1の無線通信端末が電池残量不足によって動作停止する前に前記第1のユーザと前記運転者とが合流可能な所定の地点として、最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点、または、前記最新の前記第1の無線通信端末の位置情報が示す地点から最新の前記運転者によって用いられる無線通信端末の位置情報が示す位置の方向に所定距離離れた地点に変更し、
    少なくとも前記運転者によって用いられる無線通信端末に変更後の合流予定地点を通知することを実行させる、
    ための情報処理プログラム。
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