JP2019083423A - 監視用レコーダ及び監視システム - Google Patents

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保則 濱本
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【課題】視覚障害者や認知症患者等が事故に遭遇した際などに被監視者を支援する。【解決手段】被監視者の周囲を撮影し続ける撮像部5と、被監視者の周囲の音を録音し続ける録音部6と、被監視者の位置データを取得する位置データ取得部23と、撮像部から得られた映像データと、録音部から得られた音データとを、位置データ取得部で得られた位置データと関連付けて記憶する記憶部7と、記憶部に記憶されるデータを外部の端末にリアルタイムで送信する送信部8と、所定の大きさ以上の衝撃が加えられた際に被監視者が事故に巻き込まれたことを検知する事故検知部(加速度センサ14)とを備え、事故検知部が事故を検知すると、記憶部は、事故の前後の映像を事故映像として別途記憶する監視用レコーダ2。【選択図】図3

Description

本発明は、視覚障害者や認知症患者等の被監視者を監視する監視用レコーダと、この監視用レコーダを備える監視システムに関する。
視覚障害者や認知症患者は、周囲の状況を正確に把握することが困難であるため、外出先で様々な事故に見舞われる可能性がある。そこで、特許文献1には、視覚障害者用のナビゲーション装置であって、カメラを介して前方の段差等を検知し、ユーザに知らせる機能を備えるものが記載されている。
また、特許文献2には、痴呆症高齢者等の徘徊履歴を記録し、この徘徊履歴を日時のみならず場所や気象情報に関連して検索可能にすることで、介護者が徘徊者の位置を特定し易くする技術が記載されている。
さらに、特許文献3には、子供や老人等の行動を監視する携帯型行動監視装置であって、監視対象者の移動軌跡を記憶することで、監視対象者の行動パターンを把握し易くしたものが記載されている。
特開2017−15485号公報 特開2002−39781号公報 特開2007−279837号公報
上記特許文献1乃至3に記載の発明によれば、視覚障害者や認知症患者等の被監視者の歩行を支援したり、被監視者の現在地や行動パターンなどを容易に特定することができるが、被監視者が実際に事故に遭遇した際に被監視者を支援する技術は存在せず、このような技術が望まれていた。
そこで、本発明は、視覚障害者や認知症患者等の被監視者が実際に事故に遭遇した際に被監視者を支援することが可能な監視用レコーダ及び監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、監視用レコーダであって、被監視者の周囲を撮影し続ける撮像部と、前記被監視者の周囲の音を録音し続ける録音部と、前記被監視者の位置データを取得する位置データ取得部と、前記撮像部から得られた映像データと、前記録音部から得られた音データとを、前記位置データ取得部で得られた位置データと関連付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されるデータを外部の端末にリアルタイムで送信する送信部と、所定の大きさ以上の衝撃が加えられた際に前記被監視者が事故に巻き込まれたことを検知する事故検知部とを備え、該事故検知部が事故を検知すると、前記記憶部は、前記事故の前後の映像を事故映像として別途記憶することを特徴とする。
本発明によれば、記憶部に記憶されるデータを外部の端末にリアルタイムで送信するため、外部の端末の所有者が迅速に事故等に対応することができる。また、事故の前後の映像を事故映像として別途記憶するため、事故の内容を把握し易い。
上記監視用レコーダにおいて、外部の端末と電話通信を行う電話通信部を設けることができる。これにより、外部の端末の所有者が被監視者の様子を聞いたり、被監視者に指示等を行うことができる。
上記監視用レコーダにおいて、前記撮像部が撮影した映像データに含まれる所定の対象物を識別する映像識別部と、該映像識別部が前記所定の対象物を識別すると、前記被監視者に報知する報知部とを備えることができる。これにより、例えば、被監視者が視覚障害者である場合に、視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の位置等を報知して視覚障害者の歩行を支援することができる。
前記記憶部は、地図情報と、被監視者の歩行可能範囲情報と、歩行禁止範囲情報とを記憶し、前記位置データ取得部を介して該監視用レコーダが前記歩行禁止範囲内に侵入すると、前記報知部は外部の端末に報知することができる。これにより、例えば、被監視者が認知症患者である場合に、外部の端末の所有者が認知症患者が徘徊していることを把握することができる。
また、本発明は、上記監視用レコーダと、該監視用レコーダと通信可能な監視者用端末とで構成される監視システムであって、前記監視者用端末は、前記監視用レコーダの前記送信部からリアルタイムでデータを受信する受信部と、該受信部で受信したデータを表示する表示部と、前記監視用レコーダと電話通信を行う電話通信部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、記憶部に記憶されるデータを監視者用端末にリアルタイムで送信し、監視者用端末でリアルタイムでデータを受信するため、監視者が迅速に被監視者の事故等に対応することができる。また、事故の前後の映像を事故映像として別途記憶するため、事故の内容を把握し易い。さらに、監視用レコーダが電話通信部を備える場合、被監視者が事故に遭遇した際に、監視者が被監視者の様子を聞いたり、被監視者に指示等を行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、視覚障害者や認知症患者等の被監視者が実際に事故に遭遇した際に被監視者を支援することができる。
本発明に係る監視システムの一実施の形態を示す全体構成図である。 図1に示す監視用レコーダの使用状態を示す概略図である。 図1に示す監視用レコーダの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す監視者用端末を示すブロック図である。 図3に示す監視用レコーダにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図4に示す監視者用端末における処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る監視システムの一実施の形態を示し、この監視システム1は、インターネット等のネットワーク4を介して接続される監視用レコーダ2と、監視者用端末3とで構成される。
監視用レコーダ2は、図2に示すように、後述する撮像部5や録音部6が露出するように、視覚障害者や認知症患者等の被監視者の衣類等に取り付けられ、被監視者に常に携帯される。このようにして、撮像部5によって被監視者の周囲を撮影し続けると共に、録音部6を介して前記被監視者の周囲の音を録音し続けることにより、映像データと音データを取得する。
また、監視用レコーダ2は、映像データ及び音データを取得した際の日時及び位置データを取得すると共に、取得した位置データを繋ぎ合わせて移動経路データを生成する。そして、取得した映像データ及び音データと位置データとを関連付け、ネットワーク4を介してリアルタイムで監視者用端末3に転送する。移動経路データの転送については後述する。
監視者用端末3は、例えば被監視者の家族が所有する端末であり、受信した映像データ及び音データを、関連付けられた位置データと共に閲覧可能に構成される。
図3に示すように、監視用レコーダ2は、大別して、撮像部5と、録音部6と、記憶部7と、送信部8と、表示部9と、操作部10と、GPS(Global Positioning System)アンテナ11と、GPS受信部12と、時計13と、加速度センサ(事故検知部)14と、電話通信部15と、制御部20とで構成される。加速度センサ14に代えて、又は加速度センサ14と共に、監視用レコーダ2に印加される角速度を検出するジャイロセンサ、周囲の異常音を検出する音センサ等を設けてもよい。
撮像部5は、例えばビデオカメラであり、被監視者の周囲を撮影し、映像データとして出力する。また、録音部6は、例えばマイクロフォンであり、被監視者の周囲の音を録音し、音データとして出力する。
記憶部7は、例えば128GBの容量を有するSDカードであり、地図データを有すると共に、撮像部5から出力された映像データ及び録音部6から出力された音データが記憶される。尚、以下では、映像データ及び音データを総称して、AV(Audio/Video)データと略称する。
送信部8は、SIM(Subscriber Identity Module)カード型の通信回線を介して監視者用端末3との無線通信を行い、後述の制御部20による制御に基づき、記憶部7に記憶されたAVデータなどをネットワーク4を介して監視者用端末3に送信する。
表示部9は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、メニュー画面等を表示する。尚、表示部9として、タッチパネルディスプレイを用いることができる。
操作部10は、この監視用レコーダ2を被監視者が操作するための操作子が設けられ、操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。操作子としては、例えば、監視用レコーダ2の電源をON/OFFするための電源キーや、撮影や録音を開始/終了するためのキー等が設けられる。これらの各種キーは、例えば、監視用レコーダ2の筐体にハードウェアキーとして設けるようにしてもよいし、表示部9がタッチパネルディスプレイの場合には、各種キーがソフトウェアキーとして表示部9に表示されるようにしてもよい。
GPS受信部12は、GPS衛星からのGPS信号をGPSアンテナ11を介して受信する。時計13は、例えば、水晶振動子の発振周波数に基づき、監視用レコーダ2の現在の時刻データを生成することができる。
加速度センサ14は、自動車等との衝突等による急激な加速度の増加を検知し、この加速度の増加を検知した際に被監視者が事故に遭遇したと判断する。
制御部20は、この監視用レコーダ2の全体を制御し、入力制御部21と、表示制御部22と、位置データ取得部23と、撮影・録音制御部24と、記憶制御部25と、データ取得部26と、通信制御部27とを有する。
入力制御部21は、操作部10から供給される被監視者の操作に応じた制御信号に基づき入力内容や選択内容を判別し、操作信号を出力する。表示制御部22は、表示部9への画像表示を制御する。例えば、表示制御部22は、操作部10に対する被監視者の操作に応じて表示部9の表示画面を切り替える処理等を行う。
位置データ取得部23は、GPS受信部12で受信したGPS信号に基づき、被監視者の位置(緯度、経度)を示す位置データを取得し、この位置データを繋ぎ合わせることにより被監視者の移動経路を取得する。
撮影・録音制御部24は、撮像部5及び録音部6による撮影及び録音の開始/終了を制御する。撮影・録音制御部24は、例えば、監視用レコーダ2の電源ONや、撮影及び録音を開始するためのキーが押下された場合等に撮影及び録音を開始し、監視用レコーダ2の電源OFFや、撮影及び録音を終了するためのキーが押下された場合等に撮影及び録音を終了する。
記憶制御部25は、撮影及び録音により得られたAVデータの記憶部7に対する記憶を制御する。データ取得部26は、AVデータを撮影及び録音した際の状況が判断できるデータを取得し、このデータをAVデータに関連付ける処理を行う。通信制御部27は、記憶部7に記憶されたAVデータを送信部8に供給し、送信部8における通信制御を行うと共に、電話通信部15における通信制御も行う。
ここで、AVデータに関連付けられるデータについて説明する。AVデータに関連付けられるデータは、撮影及び録音した際の状況が判断できるデータであり、具体的には、例えば、日時データ、位置データ及び移動経路データである。
日時データは、AVデータを撮影及び録音した日時を示すデータであり、時計13から出力された時刻データにより取得することができる。位置データは、被監視者の位置を示すデータであり、移動経路データは、位置データを結び付けることによって生成され、被監視者の移動経路を示すデータである。
図4に示すように、監視者用端末3は、大別して、受信部31と、表示部32と、記憶部33と、操作部34と、時計35と、電話通信部36と、制御部37とで構成される。この監視者用端末3としては、例えばPCやスマートフォン、タブレット端末を用いることができる。
受信部31は、SIMカード型の通信回線を介して監視用レコーダ2との無線通信を行い、ネットワーク4を介して監視用レコーダ2からAVデータと、AVデータに関連付けられたデータを受信する。
表示部32は、監視用レコーダ2から受信部31を介して取得したAVデータを表示するためのものであって、例えばLCDからなり、メニュー画面等も表示する。また、表示部9と同様、タッチパネルディスプレイを用いることもできる。
記憶部33は、例えばHDDやフラッシュメモリであり、監視用レコーダ2から送信されたAVデータと、AVデータに関連付けられたデータを記憶する。
操作部34は、この監視者用端末3をユーザが操作するための操作子が設けられ、操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。操作子としては、AVデータの再生や停止を行うためのキー等が筐体にハードウェアキーとして設けるようにしてもよいし、表示部32がタッチパネルディスプレイの場合には、各種キーがソフトウェアキーとして表示部32に表示されるようにしてもよい。また、操作部34として、赤外線通信や無線通信を利用したリモートコントローラや、マウス、キーボード等を用いることもできる。
時計35は、例えば、水晶振動子の発振周波数に基づき、監視者用端末3の現在の時刻データを生成することができる。時計35は、バッテリー(不図示)により常時駆動されている。
制御部37は、この監視者用端末3の全体を制御し、通信制御部41と、記憶制御部42と、再生制御部43とを有する。
通信制御部41は、受信部31における通信制御を行い、受信部31で受信したAVデータを受け取ると共に、電話通信部36における電話通信制御を行う。
記憶制御部42は、受信したAVデータを記憶部33に記憶させる制御を行う。記憶部33に記憶されるAVデータに関連付けられたデータ(日時データ、位置データ、移動経路データ)に基づきAVデータを分類して記憶してもよい。また、記憶部33に記憶されてから3〜6ヶ月経過したデータを自動的に消去するように制御してもよい。
再生制御部43は、記憶部33に記憶されたAVデータの再生を制御する。再生制御部43は、AVデータを読み出し表示部32に出力する。
次に、上記構成を有する監視システム1の動作について説明する。
まず、監視用レコーダ2の動作について、図3及び図5を参照しながら説明する。尚、特別な記載がない限り、以下の処理は、制御部20の制御の下で行われるものとする。
ステップS1において、監視用レコーダ2の電源ON、又は撮影や録音を開始するためのキーの押下を検出したか否かが判断される。監視用レコーダ2の電源ON、又は撮影及び録音を開始するためのキーの押下が検出された場合には(ステップS1;Yes)、処理がステップS2に移行する。一方、監視用レコーダ2の電源ON、又は撮影及び録音を開始するためのキーの押下が検出されなかった場合には(ステップS1;No)、処理がステップS1に戻る。
監視用レコーダ2の電源がONになり、撮影及び録音が開始されると(ステップS2)、制御部20は、時計13からの時刻データに基づき、撮影及び録音を開始した日時を示す日時データを取得すると共に(ステップS3)、GPS受信部12からのGPS信号に基づき位置データを取得する(ステップS4)。尚、位置データの取得は、撮影や録音を行っている間継続的に行われる。
そして、得られたAVデータ、日時データ及び位置データを、監視者用端末3に送信する(ステップS5)。尚、ステップS3〜S5は、略々同時に行われるため、監視用レコーダ2で得られた各種データを監視者用端末3でリアルタイムで確認することができる。
ステップS6では、加速度センサ14によって監視用レコーダ2を携帯する被監視者が事故に遭遇したか否かが判断される。加速度センサ14が被監視者が事故に遭遇したと判断した場合には(ステップS6;Yes)、事故を報知する警報と共に、例えば、事故15秒前から事故5秒後までのAVデータ、日時データ及び位置データを関連付けた事故データとして監視者用端末3に送信する(ステップS7)。
一方、加速度センサ14が被監視者が事故に遭遇していないと判断した場合には(ステップS6;No)、ステップS3へと戻る。すなわち、被監視者が事故に遭遇しない限り、監視用レコーダ2は、ステップS3〜S5を繰り返し行う。
ステップS8では、監視用レコーダ2の電源OFF、又は撮影や録音を終了するためのキーの押下を検出したか否かを判断する。監視用レコーダ2の電源OFF、又は撮影や録音を終了するためのキーの押下が検出された場合には(ステップS8;Yes)、処理がステップS9に移行し、撮像部5及び録音部6による撮影及び録音が終了する。一方、監視用レコーダ2の電源OFF、又は撮影や録音を終了するためのキーの押下が検出されなかった場合には(ステップS8;No)、被監視者が事故に遭遇しない限り、ステップS3〜S5を繰り返し行う。
撮影及び録音が終了すると、取得した位置データを繋ぎ合わせて移動経路データを生成し、既にリアルタイムで送信したAVデータ等と関連付けることが可能なように、監視者用端末3に送信される(ステップS10)。そして、処理がステップS1に戻り、ステップS1からステップS12までの処理が巡回的に繰り返し行われる。
次に、監視者用端末3の動作について、図4及び図6を参照しながら説明する。尚、特別な記載がない限り、以下の処理は、制御部37の制御の下で行われるものとする。
ネットワーク4を介して監視用レコーダ2からAVデータ等をリアルタイムで受信すると(ステップS21)、受信したAVデータを記憶部33に記憶し(ステップS22)、AVデータをリアルタイムで再生する(ステップS23)。
ステップS24において、監視用レコーダ2から事故データを受信すると(ステップS24;Yes)、事故データを記憶する共に(ステップS25)、監視用レコーダ2との電話通信を開始する(ステップS26)。一方、監視用レコーダ2から事故データが送信されない場合(ステップS24;No)にはステップS21へと戻る。
ステップS27において、監視用レコーダ2から移動経路データを受信すると(ステップS27;Yes)、監視用レコーダ2の撮影等が終了したと判断し、リアルタイムで受信していたAVデータ等と関連付けて記憶した後(ステップS28)、動作を終了する。
一方、監視用レコーダ2から移動経路データを含む各種データを受信しない場合(ステップS27;No)、監視者用端末3は、事故データ及び移動経路データを受信しない限り、ステップS21〜S23を繰り返す。
以上のように、本実施の形態によれば、被監視者が自動車、自転車又は歩行者と接触事故を起こしたような場合でも、被監視者の事故映像を記憶するだけでなく、被監視者が実際に事故に遭遇した際に、監視者が被監視者の様子を聞いたり、被監視者に指示等を行うことができ、被監視者を支援することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、SIMカード型の通信回線を介して監視用レコーダ2と監視者用端末3が通信を行うため、国内のみならず国外においても実施可能である。
さらに、被監視者が認知症患者等で、徘徊により行方不明になってしまった場合でも、監視者用端末3において、監視用レコーダ2の現在地や、映像を確認することができるため、監視者用端末3を所持する認知症患者の家族等が最寄りの警察等に連絡することなどが可能になり、迅速に対応することができる。
また、128GBの容量を有するSDカードを用いることで、連続24時間、最長3ヶ月の録画が可能になる。また、SDカードに記憶した画像を例えば3日間分毎にPC等に自動的に転送し、事故の有無に拘わらずPC等で被監視者を監視することもできる。
尚、上記実施の形態においては、監視用レコーダ2として専用の装置を用いることを想定しているが、例えば、携帯電話端末に付属品を取り付けて被監視者の衣類等からの脱落を防止し、上記機能を備えるようにすれば、携帯電話端末を用いることも可能である。
また、上記監視用レコーダ2の記憶部7に視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)、横断歩道、車道と歩道の境のグリーンの線等の所定の対象物を記憶しておき、撮像部5が撮影した画像データに所定の対象物が映っている場合にそれを認識する映像識別部と、この映像識別部が所定の対象物を識別すると、被監視者にその旨を報知する報知部とを設けてもよい。これによって、視覚障害者等の歩行の際の安全性を高めることができる。また、この報知部や、位置データ、地図情報に基づき、被監視者に目的地までの移動経路を案内するように構成することもできる。
さらに、上記監視用レコーダ2において、記憶部7に歩行可能エリアと、歩行禁止エリアに関する情報を記憶しておき、監視用レコーダ2が歩行禁止エリアに侵入した場合に報知部を介して被監視者や監視者に報知するように構成してもよい。これによって、被監視者の安全を確保することができる。
また、上記監視用レコーダ2に、ナビゲーション機能を設け、被監視者の過去の行き先を10件程度記憶しておき、この過去の行き先を目的地として呼び出し可能にし、被監視者の歩行を援助してもよい。
また、監視用レコーダ2に温度計や心拍数の測定機能を追加し、被監視者の体温や心拍数が所定の値よりも上昇した場合に、監視者用端末3に自動的に情報を送り、監視者用端末3に自動的に表示することで、被監視者の体調等を監視者が常に把握することができる。
1 監視システム
2 監視用レコーダ
3 監視者用端末
4 ネットワーク
5 撮像部
6 録音部
7 記憶部
8 送信部
9 表示部
10 操作部
11 GPSアンテナ
12 GPS受信部
13 時計
14 加速度センサ
15 電話通信部
20 制御部
21 入力制御部
22 表示制御部
23 位置データ取得部
24 撮影・録音制御部
25 記憶制御部
26 データ取得部
27 通信制御部
31 受信部
32 表示部
33 記憶部
34 操作部
35 時計
36 電話通信部
37 制御部
41 通信制御部
42 記憶制御部
43 再生制御部

Claims (5)

  1. 被監視者の周囲を撮影し続ける撮像部と、
    前記被監視者の周囲の音を録音し続ける録音部と、
    前記被監視者の位置データを取得する位置データ取得部と、
    前記撮像部から得られた映像データと、前記録音部から得られた音データとを、前記位置データ取得部で得られた位置データと関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されるデータを外部の端末にリアルタイムで送信する送信部と、
    所定の大きさ以上の衝撃が加えられた際に前記被監視者が事故に巻き込まれたことを検知する事故検知部とを備え、
    該事故検知部が事故を検知すると、前記記憶部は、前記事故の前後の映像を事故映像として別途記憶することを特徴とする監視用レコーダ。
  2. 外部の端末と電話通信を行う電話通信部を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視用レコーダ。
  3. 前記撮像部が撮影した映像データに含まれる所定の対象物を識別する映像識別部と、
    該映像識別部が前記所定の対象物を識別すると、前記被監視者に報知する報知部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視用レコーダ。
  4. 前記記憶部は、地図情報と、被監視者の歩行可能範囲情報と、歩行禁止範囲情報とを記憶し、
    前記位置データ取得部を介して該監視用レコーダが前記歩行禁止範囲内に侵入すると、前記報知部は外部の端末に報知することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の監視用レコーダ。
  5. 上記請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用レコーダと、該監視用レコーダと通信可能な監視者用端末とで構成される監視システムであって、
    前記監視者用端末は、
    前記監視用レコーダの前記送信部からリアルタイムでデータを受信する受信部と、
    該受信部で受信したデータを表示する表示部と、
    前記監視用レコーダと電話通信を行う電話通信部とを備えることを特徴とする監視システム。
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