JP6360912B2 - データケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の導入節による高速データ伝送用データケーブルに関する。
このようなデータケーブルは、例えば、欧州特許出願公開第2112669A2号明細書から既知である。
例えば、コンピュータネットワークにおけるデータ伝送の分野では、データケーブルがデータ伝送に使用され、データケーブルでは、複数のデータラインが、通常、共通のケーブルシース内で組み合わされている。高速データ伝送については、シールド付きコア対が、データラインとして使用され、2つのコアは、特に並列に配索されているか、またはそうでなければ、撚り合わせられている。コアはそれぞれ、独立した導体、例えば、単線または撚線で構成され、これらはそれぞれ、絶縁体によって囲まれている。それぞれのデータラインのコア対は、(ペア)シールドによって囲まれている。データケーブルは通常、このような複数のシールド付きコア対で構成されており、それらは、導電性のコアを形成し、また、共通の外側シールド、および共通のケーブルシースによって囲まれている。このようなデータケーブルは、高速データリンク用に使用され、それらは、特に14GHzを超える周波数で、5Gbit/sを超える速度のデータ伝送用に設計されている。外側シールドは、EMV特性およびEMI特性のいずれに関しても重要であり、また、信号を伝達しない。それに対し、それぞれのペアシールドは、それぞれのコア対の対称性および信号特性の両方を決定する。
このようなデータケーブルは通常、「対称的なデータライン」であり、対称的なデータラインでは、信号が一方のコアを介して伝送され、反転信号が、もう一方のコアを介して伝送される。これらの2つの信号間の差動信号成分が評価され、その結果、両方の信号に影響を与える外部効果が除去される。
多くの場合、このようなデータケーブルは、コネクタにあらかじめ嵌合されている。高速伝送の用途では、コネクタは、「スモールフォームファクタプラガブル(small form−factor pluggable)」コネクタ、または略して「SFP」コネクタとして構成されている場合が多い。この目的のために、「SFP−」コネクタ、「SFP+」コネクタ、または「CXP−QSFP」コネクタなどの多くの実施変形形態が使用可能である。これらのコネクタは、特殊なコネクタハウジングを備えており、それらは、例えば、国際公開第2011072869A1号パンフレットまたは国際公開第2011089003A1号パンフレットから既知である。あるいは、直接「バックプレーン」接続またはコネクタも可能である。
それらの内部では、このようなコネクタハウジングは、プリント回路基板またはカードを組み込んでおり、プリント回路基板またはカードは、部分的に集積化された電子機器を備えている。コネクタの裏側では、それぞれのデータケーブルが、このカードに接続される。この側に、データケーブルの個々のコアが、カードに半田付けまたは溶接されている。カードの反対側は通常、接続接点を有する接続タブとして構成されており、接続タブは、相手コネクタに差し込まれる。このようなカードは「パドルカード」とも呼ばれる。
この配置では、例えば、欧州特許出願公開第2112669A2号明細書から既知であるようなそれぞれのコア対のペアシールドは、長手方向に折り返されたシールドフィルムとして構成されている。それゆえ、シールドは、ケーブルの長手方向に、コア対の周りに折り返され、2つの端部が、長手方向に延びている重複区域で部分的に重なり合う。シールド目的で使用されるシールドフィルムは、少なくとも1つの導電性の(金属)層および絶縁層で構成された多層シールドフィルムである。通常、アルミニウム層が導電層として、PETフィルムが絶縁層として使用される。PETフィルムは、導電層を形成するために金属被覆が施される基材として構成されている。
並列ペアの長手方向に折り返されたシールドに加えて、この選択肢は、原則として、コア対の周りにこのようなシールドフィルムを螺旋巻回するために利用可能である。しかしながら、さらに高い、およそ15GHzを超える信号周波数では、構造上の理由による共振効果のために、さらなる措置を取らずに、シールドフィルムを有するコア対をそのように編み組みすることができない。したがって、このような高周波では、シールドフィルムは長手方向に折り返されたフィルムとして施される。
しかしながら、このような長手方向に施されたフィルムは、望ましくない負の副次的作用に結び付く。長手方向に折り返されたシールドは、編み組みシールドフィルムを施した場合に関連するような、同相信号とも呼ばれる「コモンモード信号」の十分な減衰を提供しない。
並列ペアを有するこのような対称線でコモンモード信号または同相信号を生成することは、原則として、既知である。さらに、このコモンモード信号成分は、概して、実用的に価値のある差動信号成分よりも高速で伝播するという点において、この望ましくないコモンモード信号を減衰させることが、さらに困難になっている。したがって、編み組みコア対に比べて、このコモンモード信号が減衰しないこと、または減衰の著しい低下は、結果として「スキュー(skew)」または「モード変換性能」を減損させることになる。
このような高速データ接続では、概して、伝送能力の増大を目的としている。データ伝送速度、およびしたがってこのようなデータケーブルの周波数範囲は、絶えず拡大し続けており、それに伴ってコモンモード信号成分に関連した問題も大きくなる。
国際公開第2011072869A1号 国際公開第2011089003A1号 欧州特許出願公開第2112669A2号明細書
これに関連して、本発明は、このような高速データリンクにおいて、10GHzを超える高い信号周波数でのデータ伝送の向上を実現することを目的とする。
この目的は、本発明に従って、請求項1に記載の特徴を有する装置によって達成される。好適なさらなる発展形態が従属請求項で開示される。
高速データ伝送用に構成されたデータケーブルは、少なくとも1つの、好ましくは2つの長手方向に延びるコアの複数のコア対で構成され、コア対はそれぞれ、フィルム状のそれぞれのペアシールドによって囲まれている。ペアシールドは、第1の内側シールドフィルムと、第2の外側シールドフィルムとを有し、これにより、内側シールドフィルムがコア対に巻き付けられている。2つのシールドフィルムは、互いに電気的に接触している。
この設計の基礎となる考え方は、螺旋状に巻き付けられたペアシールドの利点と、長手方向に折り返されたペアシールドの利点とを組み合わせることである。この設計は、高い信号周波数における螺旋状に巻き付けられたペアシールドに関連する共振効果が、通常多層である従来の巻き付けられたペアシールドにおいて、巻き付けられたシールドの2つの導電層が重複区域で互いに絶縁されることにより、キャパシタを形成するという状況により生じるという知識を用いている。同時に、螺旋巻回は、全体として、所定の共振周波数を有する発振回路が構成されるようにコイルを形成するため、従来の設計に関連する構造上の処置によって、より高い周波数帯に移動させることができない。
電気的に相互接続された2つの層のペアシールドの構成によって、このような発振回路の形成を確実に抑えることができる。それは、電気的に接続している結果として、コイルタイプの巻回が存在せず、このためコイルが事実上短絡しているという理由による。共振周波数は、(1/(L*C))の平方根である。インダクタンスも少なくともかなりの程度まで低減されるため、共振周波数は、15GHzを超える値に容易に設定することができる。それに対し、従来の金属フィルム編み組みでは、この共振周波数または臨界周波数は、形状にもよるが、最大15GHz程度に制限される。したがって、少なくともその機能面での成果に関しては、長手方向に折り返されたペアシールドの基本的な考え方を取り入れることが可能である。同時に、好ましくは重複を設けて巻回することにより、長手方向に折り返されたペアシールドの短所、すなわち、高いコモンモード信号を確実に抑えることが可能になる。したがって、全体として、本明細書に記載されたペアシールドは、2つのシールドフィルムで構成されており、このペアシールドにより、妨害となるような副次的作用なしに有効なシールドの実現が可能になる。共振効果、およびそれに相応する信号の高い減衰が、特に、内側シールドフィルムが重複している場合のコモンモード信号の不十分な減衰とともに有効に防がれる。長手方向に折り返されたフィルムに比べて、この設計は、構造が単純化され、対称性に優れ、(曲げ)可撓性が増強されていることを特徴とする。
それぞれの各コア対のコアは、このように特に互いに並列の配置で構成され、したがって、撚り合わせられていない。
内側シールドフィルムは、重なり合った構成でコア対に適切に巻き付けられている。重なり合わせることによって、コモンモード信号の所望の減衰が確実かつ好都合に実現される。
第1の変形形態によれば、小さい重複のみが構成されている。この重複は、内側シールドフィルムの幅の20%未満程度であることが好ましく、具体的には、内側シールドフィルムの幅の10%未満、より具体的には、5%未満であることが好ましい。この数字は、例えば、1%〜5%の範囲内にある。シールドフィルムの幅は、通常4〜6mm程度である。したがって、内側シールドフィルムの重複区域の幅は、0〜最大0.6mmの範囲にあり、したがって、最大重複は、具体的には、10%程度である。重複は、これよりも小さいことが好ましい。このような小さい重複であっても、依然として所望の特性を実現するには十分であることが研究によって示されている。大きい重複に比べて、この構成では、より高い範囲の周波数(>20GHz)に関連している。コモンモード信号も少なくとも部分的に減衰されている。この変形形態は、対称性が高いことに加え、データケーブルの可撓性が非常に高いという利点をもたらす。
それに対して、第2の変形形態によれば、20%〜40%の範囲内の比較的大きい重複が構成されている。この変形形態では、小さい重複を有する変形形態に比べて、さらに低い臨界周波数が実現される。しかしながら、同時に、コモンモード信号成分の減衰が向上され、すなわち、望ましくない信号成分がさらに有効に抑えられる。第2の外側シールドフィルムによって、正確な共振周波数の設定が可能になることで、例えば、厳密に20GHzまでの有用周波数帯が実現可能になることも研究によって示されている。
重なり合わせて巻回する代わりに、内側シールドフィルムは、重複を設けずに、および特に間隙を設けずに、すなわち、突合せ接合する配置でコア対に巻き付けることができる。これにより、キャパシタ効果をさらに確実に抑制および排除することが可能になる。同時に、間隙を設けずに巻回することによって、完全に取り囲まれたシールドの確実な提供が保証される。この事例では、これは、曲がった場合であっても、第2の外側シールドフィルムによって保証される。
シールドフィルムの少なくとも1つ、好ましくは両方が、導電層および非導電性の基材を有する多層で構成されることが適切である。したがって、2つのシールドフィルムは、具体的には「Al−PET」フィルムとして構成される。原則として、外側フィルムは、金属フィルムとしてまたはAl−PET−Alフィルムとして構成すること、すなわち、導電層が両面に施されている基材で構成することも可能である。有効な電気的ボンディングのために、2つのシールドフィルムは、それらの導電層または面が互いに内側に向かって対面する配置で構成されている。
さらに、外側シールドフィルムが同様に巻き付けられるように、特に、内側シールドフィルムに対して反対方向に巻き付けられるようにしておくことが適切である。これにより、確実に有効な電気的接触を実現し、内側シールドフィルムの突合せ接合部分をブリッジすることが可能になる。ペアシールドは、このため、二重巻螺旋ペアシールドと呼ぶことができる。
第1の変形形態によれば、外側シールドフィルムは、このように、少なくとも突合せ接合する配置で巻き付けられていることが好ましく、特に、閉じたシールド層が形成されるように重複を設けることが好ましい。
特に好ましいさらなる発展形態によれば、外側シールドフィルムは、間隙を設けた配置で巻き付けられている。すなわち、巻回の隣接するターン同士が、互いに長手方向に隙間を設けて配置されている。隙間およびしたがって間隙は、シールドフィルムの幅のわずか数パーセント程度、例えば1〜10%であることが好ましい。この実施変形形態は、重複が大きい(その幅の20〜40%の重複を有する)内側シールドフィルムの巻回と組み合わせて適用されることが好ましい。このように第2のシールドフィルムの構成および巻回を特に選択することによって、正確な共振周波数の設定を実現することができる。さらに、特に有効なコモンモードの減衰という利点が維持される。
さらに、少なくとも1つのアース線が、シールドフィルムの少なくとも1つ、好ましくは両方に、電気的に伝導性の配置で接合されて設けられていることが好ましい。このようなアース線によって、例えばペアシールドが、確実に接点素子に、例えばコネクタに安全に電気接触する。第1の変形形態によれば、このアース線は、2つのシールドフィルム間に配置され、例えば、互いに噛み合う領域で個々のコアに並列に特に方向付けられている。第2の変形形態によれば、アース線は、外側シールドフィルムの外側に接合されている。概して、2つのアース線は、コア対の対称面に対称的に配置されていることが好ましい。外側アース線の場合、アース線は、コア対の2つの導体の接続軸上に配置される。
さらに、適切なさらなる発展形態では、それぞれのコア対のペアシールドに固定フィルムも巻き付けられている。具体的には、これは、ペアシールドに接着させる接着フィルムである。その結果、ペアシールドのシールド構造が固定される。固定フィルムは、具体的には絶縁フィルムであり、これにより、それぞれのペアシールドは、特に、例えば共通の外側シールドに対して外側から電気的に絶縁される。
概して、好適な構成では、データケーブルは、複数の導電性の構成要素で構成されたコアアセンブリまたはケーブルコアを有し、少なくとも1つの、好ましくは複数の導体が、ペアシールドを備えるコア対によって構成されている。
ケーブルコアは、このようなコア対のみで構成されていることが適切である。さらに、ケーブルコアは、共通の外側シールドによって囲まれている。これは、具体的には、多層配置で構成されている。その構成要素は、好ましくは編み組みシールドまたはシールドフィルム、特に、金属めっきフィルムなどであってもよく、またはこれらを組み合わせてもよい。次に、外側ケーブルシースが通常、外側シールドの周りに配置される。
本明細書に記載された構成では、データケーブル、および特にペアシールドは、高速データ伝送用の(小型プラグ着脱可能式のSFP+、SFP28、QSFP28などの)代表的なコネクタ(または「パドルカード」)のプリント回路基板にペアシールドを非常に有効に圧着するのに適するように設計されている。「Contact bonding of shielded data conductors to a card,and method for the contacting of multiple data conductors on a card」という名称の独国特許出願公開第102013225794.5号明細書は、本願出願時には未公開であったが、このような圧着の好適な形態について記載している。したがって、組み立てられた状態で、データケーブルはこのようなコネクタに接続されている。
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら、以下にさらに詳細に説明する。
単純化された形式で、図はそれぞれ以下を表している。
ペアシールドを取り付けたコア対の断面図を示す。 図1に示されたコア対の側面図を示す。 重複区域におけるペアシールドの拡大断面図を示す。 実施形態の第1の変形形態によるデータケーブルの断面図を示す。 実施形態の第2の変形形態によるデータケーブルの断面図を示す。 対称的なコア対の異なるペアシールドについて、挿入減衰IがGHzの周波数に対してグラフ化されている図を示す。
図において、均等な機能の構成要素は同じ参考番号によって識別されている。
高速データケーブル2(図4および図5参照)で使用されるコア対4は、ペアシールド6とともに図1に示されている。この図のコア対4は、2つのコア8で構成され、次いで、コア8はそれぞれ、中心導体10で構成され、中心導体10は、絶縁体12によって囲まれている。導体10は通常、単線導体である。あるいは、撚線を使用することも可能である。
2つのコア8は、互いに並列の配置で構成され、したがって、撚り合わせられていないことが好ましい。
コア対4は、全体が多層ペアシールドによって囲まれており、多層ペアシールドは、内側シールドフィルム14と、外側シールドフィルム16とで構成されている。具体的には、これらの2つのシールドフィルム14、16は、閉じられた配置のペアシールド6を形成する。最後に、ペアシールド6は、固定フィルム18によって取り囲まれ、具体的には固定フィルム18中に巻き込まれている。固定フィルム18は、具体的には、接着フィルムとして構成されている。固定フィルム18は、プラスチックで構成され、電気的に非伝導性であり、したがって、電気絶縁性である。
さらに、図1は、任意選択的なアース線20の例示的な図示を含む。アース線20は、2つのコア8が互いに噛み合う区域に配置されていることが好ましい。さらに、アース線20は、2つのシールドフィルム14、16の間に特に配置されている。あるいは、例えば、図5に示されるように、2つのアース線20が、外側から外側シールドフィルム16に接合していることが好ましい。2つのアース線20は、2つの導体10の理論上の対称面または接続ライン上に配置されている。少なくとも1つのアース線20が外側に位置決めされる場合、少なくとも1つのアース線20は、したがって、外側シールドフィルム16と固定フィルム18との間に特に保持される。
コア対4は、ペアシールド6および固定フィルム18とともに、また適用可能な場合にはアース線20も、以下ではシールド付きペア30と呼ばれる。
2つのシールドフィルム14、16はそれぞれ、金属被覆されたプラスチックフィルム、具体的には「Al−PET」フィルムであることが好ましい。これらはそれぞれ、絶縁層として構成された基材22を備え、基材22には、導電層24が施されている(この点に関して、特に、図3を参照されたい)。アース線を外側に位置決めする場合、外側シールドフィルム16の外側も導電層24として構成されなければならない。外側シールドフィルム16はこのとき、例えば、両面に施された導電層24を有する基材22であるか、または原則として、いずれか一方の面に導電層24を有する金属フィルムである。
2つのシールドフィルム14、16は、そのそれぞれの導電層24が、互いに内側に向かって対面するように方向付けられ、特に、2つの導電層24が、電気的に伝導性の配置で接合されるように互いに接触している。
図2からわかるように、内側シールドフィルム14は、コア対4に螺旋状に巻き付けられている。シールドフィルム14は通常、非常に小さいピッチ、すなわち、非常に密巻した配置で巻き付けられている。ピッチが小さいほど、望ましくない共振効果の高周波数への移動が大きくなる。通常、ピッチは、わずか数mm、例えば2〜6mm程度である。すなわち、360°巻回するごとに、シールドフィルムは長手方向28に2〜6mmだけ進む。
内側シールドフィルム14は、重複26を設けて巻き付けられることにより、隣接した巻回区分が長手方向28に互いに部分的に重なり合う。好適な構成によれば、この重複26は、内側シールドフィルム14の幅Bのおよそ3分の1に等しい。
外側シールドフィルム16も巻き付けられることが好ましいが、内側シールドフィルム14に対して反対方向であることが好ましい。例えば、外側シールドフィルム16は、内側シールドフィルム14と同じピッチで配置される。あるいは、外側シールドフィルム16のピッチは、内側シールドフィルム14のピッチとは相違させて、例えば、より小さくまたはさらにはより大きくなる。外側シールドフィルム16は、重複を設けることも可能であり、または突合せ接合する配置で巻き付けることもできる。
しかしながら、好適な構成では、間隙を設けた巻回を備えることにより、2つの隣接した巻回区分の間に隙間Aが形成される。隙間Aは、例えば、外側シールドフィルム16の幅Bの1〜5%の範囲内にある。
固定フィルム18は、具体的には、接着剤層が施されるプラスチック基材フィルムである。このフィルムも巻き付けられていることが好ましい(図2では図示せず)。
図3に示される重複区域のペアシールド6の拡大断面図を参照すると、内側シールドフィルム14は、その相互に対向した縁端部分では、および結果として重複区域26でも、導電層24が外側で対面するように配置されていることがわかる。縁端部分では、したがって、内側シールドフィルム14は取り囲まれていない。重複区域26では、内側シールドフィルム14は、このように基材22および導電層24が交互に連続して配置されている。その結果、内側シールドフィルム14の導電層24の縁端部分が、重複区域26では相互に絶縁されて分離されることにより、上述した望ましくない共振効果を有する発振回路が生じ、これにより、特に、5GHzを超える高周波では、共振効果の結果として望ましくない減衰が生じる。本明細書に記載された外側シールドフィルム16を追加で設けることによって、これらの望ましくない効果は、少なくとも低減される。同時に、図3に示される例示的な実施形態において選択された重複26は、望ましくないコモンモード信号を減衰させる。
通常、データケーブル2では、図4および図5に示されるように、ケーブルコア32内では、複数の導体30が組み合わせられている。いずれの変形形態においても、導体はそれぞれシールド付きペア30として構成されている。しかしながら、他のタイプの導体を組み込むことも可能である。
図4および図5に示されたデータケーブル2の2つの変形形態は、特に、個々のシールド付きペア30の構成に関して互いに区別される。図4に示された変形形態では、図1を参照して説明したようなシールド付きペア30が使用される。
図5に示された変形形態では、代替的な実施形態が用いられている。この事例では、2つのアース線20が、外側シールドフィルム16と固定フィルム18との間で外側に配置されている。
いずれの変形形態においても、例示的な実施形態に示されるように、2つのシールド付きペア30が、最初にプラスチックフィルムに巻き付けられていることが好適である。次に、このコア領域が、複数のさらなるシールド付きペア30によって、この例示的な実施形態では6つのシールド付きペア30によって、周囲を取り囲まれる。
これらのシールド付きペア30およびしたがってケーブルコア32は、多層シース配置で取り囲まれていることが好ましい。このようなデータケーブル2では、ケーブルコア32は、概して、共通の外側シールド34によって囲まれている。例示的な実施形態では、プラスチックフィルムからなる追加の内層もケーブルコア32に巻き付けられている。
例示的な実施形態では、外側シールド34は、フィルムシールド36と、例えば、編み組みシールド38との組み合わせを備える多層配置で構成されている。最後に、この外側シールド34が、共通のケーブルシース40に取り囲まれる。
図6は、タイプが異なる様々なシールド付きペアの、伝送されたデータ信号の周波数に対して(GHzで)グラフ化した「挿入減衰」Iを示す。曲線AおよびBは、実施形態の従来の変形形態を表している。曲線Aは、単層のシールドフィルムによって囲まれているだけのシールド付きペアを表している。それに対し、曲線Bは、長手方向に折り返されたシールドフィルムによって囲まれているシールド付きペアを表している。
曲線Bは、これまで説明したように、内側フィルム14が小さい重複26のみを設けて巻き付けられている巻回の変形形態についての特徴的な傾向も表している。
曲線Cは、例えば、Al−PETフィルムのピッチを可能な限り最も短くした場合の変形形態、例えば、26 AWGワイヤ(米国ワイヤゲージ規格)の使用に関連した変形形態についての特性曲線である。極めて短い巻回を用いることにより、このように、臨界周波数を高い周波数帯の方に移動させることができる。
Dは、これまで説明した第2の変形形態についての特性曲線である。この第2の変形形態では、外側シールドフィルム16は、図2を参照して説明したように、例えば、シールドフィルム16の幅のおよそ3%程度の小さい隙間Aを有する、間隙を設けた配置で巻き付けられることが好ましい。同時に、内側シールドフィルム14は、例えば、内側シールドフィルム14の幅のおよそ30%程度の大きい重複26を設けて巻き付けられることが好ましい。
巻き付けられたペアシールドを有する従来のコア対(曲線A)では、挿入減衰が、およそ5GHzの信号周波数から急激な増加を有効に示していることが明確にわかる。したがって、このようなデータケーブルが高い信号周波数に対して適合するためには、依然として条件の制約を受ける。
それに対し、長手方向に折り返されたシールドフィルムを有するコア対4(曲線B)は、5GHzを超える高周波であっても、25GHzを十分に超える高周波領域においてさえ、減衰の増加がかなり小さくなっていることを示している。しかしながら、冒頭で言及したように、これは、「コモンモード信号」の望ましくない増加を代償として実現されている。
本明細書に記載された特別なペアシールド6を使用することによって、挿入減衰特性曲線は、長手方向に折り返されたペアシールドに関する特性曲線(曲線B)にさらに近くなる。2つのシールドフィルム14、16で構成されたこのようなペアシールド16は、10GHzを超える高周波数においてさえ、容認可能な減衰を示し続け、これにより、このようなデータケーブル2も高周波のデータ信号の伝送に適している。
全体として、本明細書に記載されたペアシールド6の特別な設計により、以下の利点がもたらされる。すなわち、共振効果(それは一種の帯域消去フィルタとして作用する)が、抑えられるか、または少なくとも有意により高い周波数帯に移動する。同時に、コモンモード信号の効果的な抑制が、重複26によって実現される。全体として、長手方向に折り返されたペアシールドの短所が著しく低減される一方で、同時に、螺旋巻回シールドに関連する望ましくない共振効果は、少なくとも、10GHzを超える、好ましくは15または20GHzを超える邪魔にならない周波数範囲まで先に延ばす。螺旋巻回により、製造の簡略化も可能になる。長手方向に折り返されたペアシールドでは、フィルムの形成は高い摩耗に関連している。さらに、重複していることで、非対称性が生じ、全体として、長手方向のフィルムによってペアの可撓性が小さくなる。さらに、長手方向のフィルムの製造に関連した短所がある。このため、個々の各寸法セットに対して専用の個別装置が必要である。
2 データケーブル
4 コア対
6 ペアシールド
8 コア
10 導体
12 絶縁体
14 内側シールドフィルム
16 外側シールドフィルム
18 固定フィルム
20 アース
22 基材
24 導電層
26 重複
28 長手方向
30 シールド付きペア(導体)
32 ケーブルコア
34 外側シールド
36 フィルムシールド
38 編み組みシールド
40 ケーブルシース
B 幅
A 隙間

Claims (10)

  1. フィルム状のペアシールド(6)によって囲まれている2つのコア(8)で構成された少なくとも1つのコア対(4)を有する高速データ伝送用データケーブル(2)において、前記ペアシールド(6)が、内側シールドフィルム(14)および外側シールドフィルム(16)を備え、それにより、前記2つのシールドフィルム(14、16)が互いに電気的に接触しており、および前記内側シールドフィルム(14)が、重複を設けて前記コア対(4)に巻き付けられ、前記外側シールドフィルム(16)が、間隙を設けた配置で前記内側シールドフィルム(14)に巻き付けられていることを特徴とする、データケーブル(2)。
  2. 複数のコア対(4)を備え、前記コア対(4)がそれぞれ、前記2つのシールドフィルム(14、16)で構成されたペアシールド(6)によって囲まれていることを特徴とする、請求項1に記載のデータケーブル(2)。
  3. 前記コア(8)が、互いに並列の配置で構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のデータケーブル(2)。
  4. 前記内側シールドフィルム(14)の前記重複(26)が、前記内側シールドフィルム(14)の幅(B)の0%を超え、かつ40%までの範囲内にあり、前記幅(B)の1%〜20%または20%〜40%にあることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  5. 少なくとも前記内側シールドフィルム(14)が、多層配置で構成され、かつ導電層(24)および基材(22)を備えることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  6. 前記2つのシールドフィルム(14、16)が、それらの導電層(24)が互いに内側に向かって対面する配置で構成されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  7. 前記外側シールドフィルム(16)が、前記内側シールドフィルム(14)に対して反対方向に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  8. 前記シールドフィルム(14、16)の少なくとも1つに接合されている1つのアース線(20)が、前記シールドフィルム(14、16)の間または前記外側シールドフィルム(16)の外側のいずれかに配置されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  9. 固定フィルム(18)が、それぞれの各コア対(4)の前記ペアシールド(6)にさらに巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
  10. 複数の導体(30)を有するケーブルコア(32)を備え、少なくとも1つの導体(30)が、ペアシールド(6)を備えるコア対(4)によってそれぞれ構成されていることと、前記ケーブルコア(32)が、外側シールド(34)によって囲まれていることとを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデータケーブル(2)。
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