JP6360457B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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    • H10B43/35EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region with cell select transistors, e.g. NAND

Description

実施形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
絶縁層を介して複数の電極層が積層された積層体内に、電荷蓄積膜および半導体膜が積層体の積層方向に延在して設けられた3次元構造のメモリデバイスが提案されている。上記積層体の積層数が増えると、積層体成膜時の内部応力によりウェーハが大きな反りをもつ懸念がある。
特開2012−104675号公報
実施形態は、反りを抑えた半導体装置及びその製造方法を提供する。
実施形態によれば、半導体装置は、基板と、前記基板の主面上に積層された、複数の金属層と、複数の絶縁層と、複数の中間層とを有する積層体と、前記積層体内を前記積層体の積層方向に延びる半導電性または導電性を有する膜と、前記膜と前記金属層との間に設けられた記憶膜と、を備えている。前記金属層はタングステン層であり、前記中間層は窒化タングステン層である、または、前記金属層はモリブデン層であり、前記中間層は窒化モリブデン層である。
実施形態の半導体装置の模式斜視図。 実施形態の半導体装置の模式断面図。 図2の一部の拡大断面図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 実施形態の半導体装置の積層体の一部の模式断面図。 実施形態の半導体装置の積層体の一部の模式断面図。 実施形態の半導体装置の積層体の一部の模式断面図。 実施形態の半導体装置の積層体の一部の模式断面図。 実施形態の半導体装置の積層体の一部の模式断面図。 他の実施形態の半導体装置の模式斜視図。 反りをもつ積層体の模式側面図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
実施形態の半導体装置は、メモリセルアレイを有する半導体記憶装置である。
図1は、実施形態のメモリセルアレイ1の模式斜視図である。
図1において、基板10の主面に対して平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向(第1方向)およびY方向(第2方向)とし、これらX方向およびY方向の双方に対して直交する方向をZ方向(第3方向、積層方向)とする。
メモリセルアレイ1は、基板10と、基板10の主面上に設けられた積層体100と、複数の柱状部CLと、導電材LIと、積層体100の上に設けられた上層配線と、を有する。図1には、上層配線として、ビット線BLとソース層SLを示す。
柱状部CLは、積層体100内を積層方向(Z方向)に延びる円柱もしくは楕円柱状に形成されている。導電材LIは、上層配線と基板10との間で、積層体100の積層方向(Z方向)およびX方向に延び、積層体100をY方向に分離している。
複数の柱状部CLは、例えば千鳥配置されている。または、複数の柱状部CLは、X方向およびY方向に沿って正方格子配置されていてもよい。
積層体100上に、複数のビット線(例えば金属膜)BLが設けられている。複数のビット線BLはX方向に互いに分離し、それぞれのビット線BLはY方向に延びている。
柱状部CLの上端部は、コンタクト部Cbを介してビット線BLに接続されている。導電材LIによってY方向に分離されたそれぞれの領域から1つずつ選択された複数の柱状部CLが、共通の1本のビット線BLに接続されている。
図2は、基板10および積層体100が設けられた部分の模式断面図である。図2は、図1におけるY−Z面に対して平行な断面を表す。
積層体100は、基板10の主面上に積層された、複数の金属層70と、複数の絶縁層40と、複数の中間層71とを有する。複数の金属層70、複数の絶縁層40、および複数の中間層71は、基板10の主面に対して垂直な方向(Z方向)に積層されている。
絶縁層40を介して所定周期で複数の金属層70がZ方向に積層されている。中間層71は、金属層70の下面と、その金属層70の1層下の絶縁層40との間に設けられている。中間層71は金属層70の下面に接している。
中間層71と、その中間層71の1層下の金属層70の上面との間に、絶縁層40が設けられている。図2に示す例では、金属層70の上面と、その金属層70の1層上の絶縁層40との間に、中間層71は設けられていない。基板10の主面と、最下層の中間層71との間に、絶縁層40が設けられている。
金属層70は、第1金属元素を主成分として含み、実質的に単一の金属元素(第1金属元素)から構成される。金属層70に主成分として含まれる第1金属元素として、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、またはルテニウム(Ru)が挙げられる。絶縁層40は、例えば酸化シリコン(SiO)を主成分として含む。
中間層71は、金属層70および絶縁層40とは異種材料の層である。または、中間層71は、金属層70と同種材料の層である。金属層70と同種材料の中間層71は導電性をもつ。中間層71が金属層70と異種材料の層であっても、金属層の中間層71は導電性をもつ。また、金属窒化物層の中間層71は導電性をもつ場合がある。中間層71は、後述するように、積層体100の反りを抑制するための応力緩和層として形成される。そのため、中間層71は、半導体装置における電気的特性を担う要素ではなく、導電性でも絶縁性でもよい。
複数の中間層71は、積層体100の積層方向でつながっておらず、積層方向に互いに分離している。中間層71は、基板10の主面に沿った方向に設けられ、積層体100の積層方向に沿った方向には設けられていない。
図2に示すように、柱状部CLは、メモリ膜(記憶膜)30と、半導体膜20と、コア絶縁膜50とを有する。メモリ膜30および半導体膜20は、積層体100内を積層方向(Z方向)に筒状に延びている。メモリ膜30は、積層体100と半導体膜20との間に設けられ、半導体膜20を外周側から囲んでいる。コア絶縁膜50は、筒状の半導体膜20の内部に設けられている。半導体膜20の上端部が、図1に示すコンタクト部Cbを介してビット線BLに電気的に接続している。
図3は、図2の一部の拡大断面図である。
メモリ膜30は、ブロック絶縁膜33と電荷蓄積膜32とトンネル絶縁膜31とを有する。ブロック絶縁膜33、電荷蓄積膜32、トンネル絶縁膜31、および半導体膜20は、積層体100の積層方向に連続して延びている。積層体100と半導体膜20との間に、積層体100側から順に、ブロック絶縁膜33、電荷蓄積膜32、およびトンネル絶縁膜31が設けられている。
ブロック絶縁膜33は金属層70に接し、トンネル絶縁膜31は半導体膜20に接し、電荷蓄積膜32はブロック絶縁膜33とトンネル絶縁膜31との間に設けられている。
半導体膜20、メモリ膜30、および金属層70は、メモリセルMCを構成する。メモリセルMCは、半導体膜20の周囲を、メモリ膜30を介して、金属層70が囲んだ縦型トランジスタ構造を有する。
半導体膜20はその縦型トランジスタ構造のメモリセルMCのチャネルとして機能し、金属層70はコントロールゲート(制御電極)として機能する。電荷蓄積膜32は半導体膜20から注入される電荷を蓄積するデータ記憶層として機能する。
実施形態の半導体記憶装置は、データの消去・書き込みを電気的に自由に行うことができ、電源を切っても記憶内容を保持することができる不揮発性半導体記憶装置である。
メモリセルMCは、例えばチャージトラップ型のメモリセルである。電荷蓄積膜32は、電荷を捕獲するトラップサイトを多数有し、例えば、シリコン窒化膜を含む。
トンネル絶縁膜31は、電荷蓄積膜32に半導体膜20から電荷が注入される際、または電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が半導体膜20へ拡散する際に電位障壁となる。トンネル絶縁膜31は例えばシリコン酸化膜を含む。または、トンネル絶縁膜31は、一対のシリコン酸化膜でシリコン窒化膜を挟んだ構造の積層膜(ONO膜)を含む。ONO膜を含むトンネル絶縁膜31は、シリコン酸化膜の単層に比べて、低電界での消去動作可能にする。
ブロック絶縁膜33は、電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が、金属層70へ拡散するのを防止する。ブロック絶縁膜33は、例えば、シリコン酸化膜と、シリコン酸化膜よりも誘電率の高い膜(シリコン窒化膜、酸化アルミニウム膜、酸化ハフニウム膜、酸化イットリウム膜)の積層膜を含む。
図1に示すように、柱状部CLの上端部にはドレイン側選択トランジスタSTDが設けられ、下端部にはソース側選択トランジスタSTSが設けられている。複数の金属層70のうちの少なくとも最下層の金属層70は、ソース側選択トランジスタSTSのコントロールゲート(制御電極)として機能する。複数の金属層70のうちの少なくとも最上層の金属層70は、ドレイン側選択トランジスタSTDのコントロールゲート(制御電極)として機能する。ドレイン側選択トランジスタSTDおよびソース側選択トランジスタSTSは、メモリセルMCと同様、積層体100の積層方向(Z方向)に電流が流れる縦型トランジスタである。
ドレイン側選択トランジスタSTDと、ソース側選択トランジスタSTSとの間には、複数のメモリセルMCが設けられている。それら複数のメモリセルMC、ドレイン側選択トランジスタSTD、およびソース側選択トランジスタSTSは、半導体膜20を通じて直列接続され、1つのメモリストリングを構成する。このメモリストリングが、X−Y面に対して平行な面方向に例えば千鳥配置され、複数のメモリセルMCがX方向、Y方向およびZ方向に3次元的に設けられている。
積層体100をY方向に分離する導電材LIのY方向の両側壁には、図2に示すように、絶縁膜62が設けられている。絶縁膜62は、積層体100と導電材LIとの間に設けられている。図1において、絶縁膜62の図示は省略している。
導電材LIは、例えばタングステンを主成分として含む金属材である。その導電材LIの上端部は、積層体100の上に設けられた図1に示すソース層SLに接続されている。導電材LIの下端は、図2に示すように、基板10に接している。また、半導体膜20の下端は基板10に接している。基板10は、例えば、不純物がドープされ導電性をもつシリコン基板である。したがって、半導体膜20の下端は、基板10および導電材LIを介して、ソース層SLと電気的に接続されている。
次に、図4および図5を参照して、実施形態の半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図4に示すように、基板10の主面上に積層体100が形成される。基板10の主面上に絶縁層40が形成され、その絶縁層40上に中間層71が形成され、その中間層71上に金属層70が形成され、その金属層70上に再び絶縁層40が形成される。以降、絶縁層40上に中間層71、中間層71上に金属層70、および金属層70上に絶縁層40を形成する同様の工程が複数回繰り返される。
個々のチップにダイシングされる前のウェーハ状態の基板10に対して積層体100を構成する各膜が形成される。膜は内部応力をもつことがあり、その内部応力はウェーハを反らせる原因になる。
例えば、physical vapor deposition(PVD)法、またはChemical Vapor Deposition(CVD)法で形成されるシリコン酸化膜は、通常、ウェーハ面方向に沿って数百MPaの圧縮応力を持つことが多い。この圧縮応力は、基板10の成膜面(主面)とは反対側の裏面を下にした状態で、ウェーハを上に凸状に反らせる原因になり得る。逆に、ウェーハ面方向に沿って圧縮応力と反転した引張応力をもつ膜は、ウェーハを下に凸状に反らせる原因になり得る。
ウェーハの反りを抑えるために、圧縮応力をもつ絶縁層(シリコン酸化膜)40に対して、引張応力をもつ金属層70を組み合わせることが考えられる。例えば、タングステン膜やモリブデン膜は引張応力をもつことが多い。しかし、PVD法またはCVD法で形成されるタングステン膜やモリブデン膜は、シリコン酸化膜のもつ圧縮応力(数百MPa)の大きさよりも大きな数GPaの引張応力を持つことが多く、それら膜の引張応力で絶縁層(シリコン酸化膜)40の圧縮応力を相殺することは難しい。特に金属層70の積層数が多くなると、タングステン膜やモリブデン膜を使った金属層70の引張応力がウェーハ反りに大きく影響し、ウェーハは下に凸状に反りやすくなる。
なお、金属層(タングステン膜、モリブデン膜)70のもつ引張応力の大きさが、絶縁層(シリコン酸化膜)40と同程度の数百MPaの大きさとなるように成膜条件を制御して金属層70を形成すると、膜密度を低下させ、膜の抵抗率(比抵抗)が増大する傾向がある。メモリセルMCや選択トランジスタSTD、STSの制御電極である金属層70の抵抗率の増大は、デバイス性能を低下させてしまう。
そこで、実施形態によれば、金属層70および絶縁層40とは別に、応力緩和に特化した中間層71を形成している。金属層70は、内部応力よりも電気的特性が優先され、制御電極として十分に低い抵抗をもつ。
これに対して、中間層71は、電気的特性よりも優先して内部応力の方向および大きさが適切に制御され、少なくとも成膜直後は、金属層70よりも抵抗が高いことが多い。例えば、中間層71の抵抗率は金属層70の抵抗率よりも高く、中間層71の膜密度は金属層70の膜密度よりも低く、中間層71の結晶粒径(グレインサイズ)は金属層70の結晶粒径よりも小さく、中間層71の厚さは金属層70の厚さよりも薄い。
中間層71および金属層70は、例えばスパッタ法で形成される。絶縁層40を形成した後、中間層71および金属層70が、同じターゲットを使って、同じチャンバー内の減圧雰囲気中で連続して形成される。
まず、絶縁層40上に、第1条件で例えばタングステンターゲットまたはモリブデンターゲットをスパッタして、中間層71としてタングステン層またはモリブデン層が形成される。続けて、スパッタ条件を第1条件から第2条件に切り替えて、タングステンターゲットまたはモリブデンターゲットをスパッタして、中間層71上に金属層70を形成する。
金属層70は、制御電極として十分に低い抵抗をもつ例えばタングステン層またはモリブデン層として形成され、引張応力をもつ。中間層71を形成する第1条件は、金属層70を形成する第2条件よりも、例えば、チャンバー内圧力が低く、且つ高放電パワーである。このような条件でスパッタ成膜された中間層71は、金属層70のもつ引張応力とは反転した圧縮応力をもつことができる。
中間層71を形成するスパッタ時間は、金属層70を形成するスパッタ時間よりも短く、中間層71は金属層70よりも薄い。中間層71と金属層70は同種層(タングステン層またはモリブデン層)であるが、中間層71は、電気抵抗よりも内部応力の制御を優先した機能を付与される。例えば、中間層71の膜密度は金属層70の膜密度よりも低い、または中間層71の結晶粒径は金属層70の結晶粒径よりも小さい。中間層71は、放電開始時の放電が安定していない状態で形成してもよい。
積層体100を形成した後、図5に示すように、メモリホールMHが形成される。積層体100上に形成した図示しないマスク層を用いたReactive Ion Etching(RIE)法により、メモリホールMHが形成される。メモリホールMHは、積層体100を貫通し、基板10に達する。
メモリホールMH内には、図2に示す柱状部CLを構成する各膜が形成される。まず、メモリ膜30が、メモリホールMHの側壁および底にコンフォーマルに形成される。メモリホールMHの底のメモリ膜30は例えばRIE法で除去され、メモリホールMHの底に基板10が露出する。その後、メモリホールMH内におけるメモリ膜30の内側に、半導体膜20を形成する。半導体膜20の下端は、メモリホールMHの底で基板10に接する。半導体膜20を形成した後、その内側にコア絶縁膜50が形成される。
積層体100において導電材LIが設けられる部分には、溝が形成される。その溝は、積層方向(Z方向)、および図2において紙面奥行き方向(X方向)に延び、積層体100をY方向に分離する。
その溝内に、絶縁膜62を介して導電材LIが形成される。絶縁膜62は溝の側壁および底にコンフォーマルに形成される。溝の底の絶縁膜62は例えばRIE法で除去され、溝の底に基板10が露出する。その後、溝内における絶縁膜62の内側に導電材LIが形成され、導電材LIの下端は基板10に接する。
メモリホールMHおよびその内部に柱状部CLを形成した後に、溝およびその内部に導電材LIを形成してもよいし、溝および導電材LIを形成した後に、メモリホールMHおよび柱状部CLを形成してもよい。または、メモリホールMHと溝を、同時にRIE法で形成してもよい。
積層体100、柱状部CL、および導電材LIを形成した後、積層体100の上に図1に示すビット線BL、ソース層SLなどの上層配線が形成される。
実施形態によれば、柱状部CLや導電材LIなどを形成する前における基板10および積層体100を含むウェーハの反りおよび割れが、応力緩和層である中間層71によって抑制される。したがって、その後のメモリホールMHを形成するためのリソグラフィ、エッチング、柱状部CLを形成する成膜、およびウェーハ搬送などを良好に行える。
積層体100を形成した後の熱処理により、中間層71を再結晶化または大粒径化させ、中間層71の抵抗を成膜直後よりも下げることもできる。この場合、同種材料で一体に設けられた金属層70および中間層71が、メモリセルMCなどの制御電極として機能することができる。この熱処理は、積層体100を形成した後の他の要素を形成するときにともなう熱処理でもよいし、中間層71の抵抗を下げるために別に行ってもよい。
上記熱処理のタイミングは、少なくとも積層体100にメモリホールMHまたは溝を形成した後が望ましい。熱処理によって、成膜直後に中間層71がもっていた圧縮応力が小さくなっても、または引張応力に反転してしまっても、積層体100を貫通するメモリホールMH、もしくは柱状部CL、または積層体100を分断する導電材LIが、積層体100の面方向に働く応力をある程度は緩和するため、成膜直後ほどには積層体100の反りの問題が懸念されないからである。
中間層71は、金属層70とは異種材料の層として形成することもできる。絶縁層40を形成した後、例えば金属ターゲットと窒素ガスを用いた反応性スパッタ法により、金属窒化物層を中間層71として形成することができる。この金属窒化物層を形成した後、チャンバー内への窒素ガスの導入を停止、もしくはチャンバー内の窒素ガス濃度を下げて、金属ターゲットのスパッタを行い、金属窒化物層(中間層71)上に金属層70を形成する。
例えば、タングステンターゲットと窒素ガスを用いた反応性スパッタ法により、中間層71として窒化タングステン層を形成し、その後、同じチャンバー内でタングステンターゲットをスパッタして、金属層70としてタングステン層を形成する。または、モリブデンターゲットと窒素ガスを用いた反応性スパッタ法により、中間層71として窒化モリブデン層を形成し、その後、同じチャンバー内でモリブデンターゲットをスパッタして、金属層70としてモリブデン層を形成する。
中間層(窒化タングステン層または窒化モリブデン層)71の窒素濃度は1重量%以上であり、金属層(タングステン層またはモリブデン層)70の窒素濃度は1重量%未満である。
上記スパッタ法で、中間層(窒化タングステン層または窒化モリブデン層)71を形成する第1条件は、金属層(タングステン層またはモリブデン層)70を形成する第2条件よりも、例えば、チャンバー内圧力が低く、且つ高放電パワーである。このような条件でスパッタ成膜された中間層(窒化タングステン層または窒化モリブデン層)71は、金属層(タングステン層またはモリブデン層)70のもつ引張応力とは反転した圧縮応力をもつことができる。
中間層71と金属層70を、放電パワー、チャンバー内に導入するガス種、チャンバー内圧力などの切り替えだけで、同じチャンバー内で連続して形成でき、製造時間の短縮による製造コストの低減を図れる。
金属窒化物層としての中間層71は、CVD法で形成してもよい。このCVDの成膜条件を適切に制御することで、中間層(金属窒化物層)71は、金属層70のもつ引張応力とは反転した圧縮応力をもつことができる。
中間層71の金属窒化物は、金属層70が主成分として含む金属元素(第1金属元素)と同じ第1金属元素の窒化物であるため、プロセスや特性制御が容易になり、また、中間層71と金属層70に高い密着性を与える。
また、窒化タングステン層または窒化モリブデン層の中間層71は導電性をもつため、金属層70とともに、メモリセルMC、選択ゲートSGS、SGDの制御電極として機能することができる。
積層体100を形成した後の熱処理により、金属窒化物層である中間層71から窒素を脱離させ、中間層71の抵抗を成膜直後よりも下げることもできる。中間層71の窒素濃度が成膜直後よりも低下し、中間層71を金属層として機能させることができる。金属層70とともにメモリセルMCなどの制御電極として機能する中間層71の低抵抗化は、デバイス特性を向上させる。中間層71中の窒素は、例えば、メモリホールMHを通じて、積層体100の外部に抜ける。または、中間層71中の窒素は、導電材LIを形成するための溝を通じて、積層体100の外部に抜ける。
窒素脱離、または熱処理による結晶化によって、成膜直後に中間層71がもっていた圧縮応力が小さくなっても、または引張応力に反転してしまっても、積層体100を貫通するメモリホールMHまたは溝が、積層体100の面方向に働く応力をある程度は緩和するため、積層体100の反りは成膜直後ほど問題にはなり難い。
中間層71として、アモルファス層を形成してもよい。アモルファス層は、その上に形成される金属層70の大粒径化を促進する効果を持ち、メモリセルMC、選択ゲートSGS、SGDの制御電極の抵抗を下げる。
そのアモルファス層は、非晶質化可能な、単金属層、合金層、または導電性をもつ化合物層である。
中間層71に用いられるアモルファス層が単金属層である場合、単金属層のアモルファス層は、金属層70と同種材料の層であっても、異種材料の層であってもよい。
中間層71に用いられるアモルファス層が合金層または導電性をもつ化合物層である場合、合金層または化合物層であるアモルファス層は、例えば、IIIB族元素(Sc、Y、La系列)、IVB族元素(Ti、Zr、Hf)、VB族元素(V、Nb、Ta)、VIB族元素(Cr、Mo、W)、VIII族元素(Fe、Ru、Os、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt)、B、C、N、O、P、Si、およびGeより選ばれた2種以上を含有する。また、中間層71に用いられるアモルファス層は、ペロブスカイト型酸化物を含有していてもよい。
なお、中間層71に用いられるアモルファス層は、Reflection High Energy Electron Diffraction(RHEED)等の電子線回折やX線回折に代表される回折測定で、散漫(ブロード)な回折強度、換言すればハローピークが観測されるものであればよく、非晶質の不完全さに起因する金属間化合物微結晶からの回折線が現れてもよい。さらに、中間層71の全体が非晶質でなくてもよく、中間層71は、結晶質の薄膜の一部が非晶質化した構造であってもよい。また、積層体100にメモリホールMHまたは導電材LIを形成するための溝を形成した後の熱処理により、中間層71を結晶化させてもよい。
選択した材料によっては、中間層71は、金属層70および絶縁層40との高い密着性や、金属層70中の金属の絶縁層40への拡散を防ぐバリア機能をもつことができる。
中間層71および金属層70を形成した後、金属層70上に再び絶縁層40を形成し、その絶縁層40上に上記方法と同様に中間層71および金属層70が形成される。以降、絶縁層40、中間層71、および金属層70を形成する工程が複数回繰り返され、基板10上に積層体100が形成される。
例えば、リソグラフィの露光異常や後工程の搬送異常を抑えるため、基板10および積層体100を含むウェーハ全体の反り量は100μm以下が望ましい。ここで、図12に示すように、反り量Hは、基板10と積層体100を含むウェーハにおける面方向の中心部と、端面との間の高さとして表される。
ウェーハWの反り量Hを100μm以下に抑えるには、積層体100を構成する各膜が少なくとも成膜直後にもつ内部応力の大きさ、各膜の膜厚、および各膜の総層数が以下の関係を満たすようにすることが望ましい。
(金属層70の内部応力×金属層70の膜厚×金属層70の総層数)+(絶縁層40の内部応力×絶縁層40の膜厚×絶縁層40の総層数)+(中間層71の内部応力×中間層71の膜厚×中間層71の総層数)が、1700000[MPa・nm]よりも小さい。
ここで、金属層70の内部応力と中間層71の内部応力とは反転関係にあり、金属層70がウェーハ面方向に沿って引張応力をもつ場合には、中間層71はウェーハ面方向に沿って圧縮応力をもち、金属層70がウェーハ面方向に沿って圧縮応力をもつ場合には、中間層71はウェーハ面方向に沿って引張応力をもつようにする。
上記実施形態または後述する実施形態において、少なくとも積層体100の成膜直後は、中間層71は、金属層70がもつ内部応力の方向と逆方向の内部応力をもつ。ここで、内部応力の方向は、基板10の主面に沿った方向を表す。中間層71および金属層70がもつ内部応力が引張応力か圧縮応力かは、例えば電子線回折の格子像から分析可能である。また、中間層71の膜種、形成条件、成膜時に与えられた内部応力の大きさなどによっては、メモリセルアレイ1が形成された後の状態でも中間層71が金属層70とは逆方向の内部応力をもつことが分析可能である。
図6は、積層体100の一部の他の具体例を示す模式断面図である。
図6に示すように、前述した中間層71は、金属層70の上面と、その金属層70の1層上の絶縁層40との間に設けられていてもよい。図6に示す例では、金属層70の上面および下面に金属層70に接して中間層71が設けられている。
この図6の構造においても、ウェーハWの反り量Hを100μm以下に抑えるために、(金属層70の内部応力×金属層70の膜厚×金属層70の総層数)+(絶縁層40の内部応力×絶縁層40の膜厚×絶縁層40の総層数)+(中間層71の内部応力×中間層71の膜厚×中間層71の総層数)が、1700000[MPa・nm]よりも小さいことが望ましい。
図7(a)は、積層体100の一部のさらに他の具体例を示す模式断面図である。
中間層71は、金属層70の上面と、その金属層70の1層上の絶縁層40との間に設けられ、中間層71は金属層70の上面に接している。図7(a)に示す例では、金属層70の下面と、その金属層70の1層下の絶縁層40との間に、中間層71は設けられていない。
図7(b)は、積層体100の一部のさらに他の具体例を示す模式断面図である。
中間層71は、それぞれの金属層70ごとに設けることに限らず、図7(b)に示すように、下面に中間層71が設けられていない金属層70を含んでいてもよい。したがって、中間層71の層数は、金属層70の層数よりも少ない。中間層71の、積層方向の配置周期は、周期的でも非周期的でもよい。
中間層71の層数を金属層70の層数よりも減らすことで、積層体100全体の厚さを抑え、その積層体100に形成されるメモリホールMHのアスペクト比の増大を抑えることができる。これは、所望の形状およびサイズのメモリホールMHの容易形成を可能にする。また、中間層71の層数を減らした分、中間層71の材料および成膜コストを低減できる。
図6に示す積層体100においても、上下両面に中間層71が設けられていない金属層70を含んでいてもよい。図7(a)に示す積層体100においても、上面に中間層71が設けられていない金属層70を含んでいてもよい。
図8は、積層体100のさらに他の具体例を表す模式断面図である。
図8に示す積層体100によれば、中間層72が絶縁層40と絶縁層40との間に設けられ、中間層72は金属層70に接していない。
複数の中間層72は、積層体100の積層方向でつながっておらず、積層方向に互いに分離している。中間層72は、基板10の主面に沿った方向に設けられ、積層体100の積層方向に沿った方向には設けられていない。
中間層72は、前述した中間層71と同様の材料および同様の方法で形成することができる。そのような中間層72は、中間層71と同様に、金属層70のもつ内部応力(例えば引張応力)とは反転した内部応力(例えば圧縮応力)をもって形成され、ウェーハの反りを抑制する。
また、ウェーハWの反り量Hを100μm以下に抑えるために、(金属層70の内部応力×金属層70の膜厚×金属層70の総層数)+(絶縁層40の内部応力×絶縁層40の膜厚×絶縁層40の総層数)+(中間層72の内部応力×中間層72の膜厚×中間層72の総層数)が、1700000[MPa・nm]よりも小さいことが望ましい。
金属層70は、積層体100の積層方向に周期的に積層されている。中間層72も、積層体100の積層方向に周期的に積層されている。例えば、金属層70と中間層72が、積層方向に交互に設けられている。
図9は、積層体100のさらに他の具体例を表す模式断面図である。
図9に示すように、中間層72は金属層70の層数よりも少ない層数で積層方向に積層されている。中間層72と中間層72との間に2層以上の金属層70が介在している。中間層72は積層方向に周期的に挿入されている。または、中間層72は周期的配置に限らず、ウェーハ全体の反りの傾向に応じて、例えば下層側と上層側とで中間層72の挿入頻度を異ならせてもよい。
中間層72の層数を金属層70の層数よりも減らすことで、積層体100全体の厚さを抑え、その積層体100に形成されるメモリホールMHのアスペクト比の増大を抑えることができる。これは、所望の形状およびサイズのメモリホールMHの容易形成を可能にする。また、中間層72の層数を減らした分、中間層72の材料および成膜コストを低減できる。
中間層72が導電性をもつ場合には、中間層72をメモリセルMCや選択トランジスタSTD、STSの制御電極として使うことも可能である。その場合、前述したように、熱処理による結晶化、大粒径化、窒素脱離により、中間層72の抵抗を成膜直後よりも下げることが望ましい。
図10は、積層体100のさらに他の具体例を表す模式断面図である。
中間層72の抵抗率が金属層70の抵抗率よりも高い場合には、図10に示すように、中間層72の厚さを金属層70の厚さよりも厚くして、中間層72の抵抗を下げた上で中間層72を制御電極として使うこともできる。なお、図9に示す積層体100においても、中間層72を金属層70より厚く形成してもよい。
図11は、他の実施形態の半導体装置の模式斜視図である。
図示しない基板上に、Z方向に積層された複数の金属層101を含む積層体200が設けられている。1レイヤーにおいて複数の金属層101がX方向に分離され、それぞれの金属層101はY方向に延びている。図11におけるX、Y、およびZ方向は、前述した実施形態と同様に定義される。金属層101の材料は、前述した実施形態の金属層70と同様である。
X方向で隣り合う金属層101と金属層101との間に、Z方向に延びる導電膜102が設けられている。金属層101と金属層101との間で、複数の導電膜102がY方向に配列されている。Y方向で隣り合う導電膜102の間には、図示しない絶縁膜が設けられている。
導電膜102と金属層101との間に、記憶膜を含む膜103が設けられている。膜103は、導電膜102における金属層101に対向する側面に設けられ、Z方向に延びている。膜103はY方向で分離している。記憶膜は、例えば抵抗変化膜である。
図11に示す複数の金属層101を含む積層体200にも、前述した図3、6、7(a)、7(b)、8、9、および10に示す中間層71、72が設けられ、積層体200の反りが緩和される。すなわち、複数の金属層101の間に、図示しない絶縁層および中間層が設けられている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…基板、20…半導体膜、30…メモリ膜、32…電荷蓄積膜、40…絶縁層、70,101…金属層、71,72…中間層、100,200…積層体、102…導電膜、103…記憶膜を含む膜

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の主面上に積層された、複数の金属層と、複数の絶縁層と、複数の中間層とを有する積層体と、
    前記積層体内を前記積層体の積層方向に延びる半導電性または導電性を有する膜と、
    前記膜と前記金属層との間に設けられた記憶膜と、
    を備え、
    前記金属層はタングステン層であり、前記中間層は窒化タングステン層である、または、前記金属層はモリブデン層であり、前記中間層は窒化モリブデン層である半導体装置。
  2. 基板と、
    前記基板の主面上に積層された、複数の金属層と、複数の絶縁層と、複数の中間層とを有する積層体であって、前記中間層の層数は前記金属層の層数よりも少なく、前記金属層がもつ前記基板の主面に沿った方向の内部応力の方向と、前記中間層がもつ前記基板の主面に沿った方向の内部応力の方向とが逆である積層体と、
    前記積層体内を前記積層体の積層方向に延びる半導電性または導電性を有する膜と、
    前記膜と前記金属層との間に設けられた記憶膜と、
    を備えた半導体装置。
  3. 前記中間層は、前記金属層の上面および下面のいずれか一方と前記絶縁層との間に設けられ、前記金属層の前記上面および前記下面の他方と前記絶縁層との間には設けられていない請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記中間層は、前記複数の絶縁層の間に設けられている請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 基板の主面上に、複数の金属層と、複数の絶縁層と、複数の中間層とを有する積層体であって、前記金属層がもつ前記基板の主面に沿った方向の内部応力の方向と、前記中間層がもつ前記基板の主面に沿った方向の内部応力の方向とが逆である積層体を形成する工程と、
    前記積層体を貫通するホールを形成する工程と、
    前記ホールの側壁に、記憶膜を含む膜を形成する工程と、
    前記記憶膜を含む膜の側壁に、半導電性または導電性を有する膜を形成する工程と、
    を備えた半導体装置の製造方法。
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