JP6359243B2 - 表面保護フィルム - Google Patents
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これら粘着剤塗布タイプの表面保護フィルムは、粘着層の粘着強度調整の自由度が比較的高く、浮きや剥がれがない粘着層を作成も可能だが、これら粘着剤では、粘着強度の向上による、被着体への汚染性が悪化するおそれがある。
本発明の表面保護フィルムの基材層としては、10Hzでの動的粘弾性測定の23℃におけるtan δ値(損失正接)が0.15以上かつ、50℃におけるtan
δ値(損失正接)が0.08以上である応力緩和樹脂(A−1)と、ポリオレフィン(A−2)からなる。
本発明の基材層を形成する、応力緩和樹脂(A−1)の、10Hzでの動的粘弾性測定の23℃におけるtanδ値(損失正接)としては0.15以上かつ、50℃におけるtan
δ値(損失正接)としては0.08以上である。23℃におけるtan δ値(損失正接)が0.15未満または、50℃におけるtan δ値(損失正接)が0.08未満では、十分な応力緩和性が得られず、高温下で輸送、保管や加工、あるいは表面保護フィルムを貼付したまま、次工程における支持体等に使用した場合に、被着体からの浮きや剥離が発生するおそれがある。
炭素数3以上のα−オレフィンを主成分とするオレフィン系重合体の230℃で測定したメルトフローレート(MFR)は、0.1〜100g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分の範囲にある。
スチレン系重合体の230℃で測定したメルトフローレート(MFR)は、0.1〜100g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分の範囲にある。
本発明においては、必要に応じて2種類以上の前記オレフィン系重合体またはスチレン系重合体を使用することもできる。
一般的には、プロピレン単独共重合体、プロピレン系共重合体、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンが使用される。これらの中で、剛性や耐熱性が高く、フィッシュアイ(架橋ゲル)の発生がないポリプロピレンが好ましく、プロピレン単独重合体、またはプロピレンと少なくとも1種の炭素数3以外のα−オレフィンからなる共重合体がより好ましい。
ポリオレフィン(A−2)の230℃で測定したメルトフローレート(MFR)は、0.1〜100g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分の範囲にある。
一般にこれらポリオレフィン(A−2)の10Hzでの動的粘弾性測定の23℃におけるtanδ(損失正接)は0.15未満かつ、50℃におけるtanδ(損失正接)が0.08未満であり、ポリオレフィン(A−2)のみの使用では、高温下で輸送、保管や加工した場合に、被着体からの浮きや剥離が発生するおそれがある。
α−オレフィン系エラストマーとしては、示差走査熱量計(DSC)で測定した融点が50℃未満または融点が観測されない、炭素数3以上のα−オレフィンを主成分とする共重合体である。具体的には例えばプロピレン単独共重合体、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体、1−ブテン単独重合体、1−ブテン・エチレン共重合体、1−ブテン・プロピレン共重合体、4−メチルペンテン−1単独重合体、4−メチルペンテン−1・プロピレン共重合体、4−メチルペンテン−1・1−ブテン共重合体、4−メチルペンテン−1・プロピレン・1−ブテン共重合体、プロピレン・1−ブテン共重合体であり、好ましくはプロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体である。
スチレン系エラストマーとしては、ポリスチレン相をハードセグメントとして有する公知のスチレン系エラストマーが使用できる。具体的には、スチレン・ブタジエン共重合体(SBR)、スチレン・イソプレン・スチレン共重合体(SIS)、スチレン・ブタジエン・スチレン共重合体(SBS)、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン共重合体(SEBS)、及びこれらの水素化物、スチレン・イソブチレン・スチレントリブロック共重合体(SIBS)、スチレン・イソブチレンジブロック共重合体(SIB)を挙げることができる。好ましくはスチレン・イソブチレン・スチレントリブロック共重合体(SIBS)、スチレン・イソブチレンジブロック共重合体(SIB)、あるいはスチレン・イソブチレン・スチレントリブロック共重合体(SIBS)と、スチレン・イソブチレンジブロック共重合体(SIB)のブレンド物である。
これらは、単独または各々異なる組成の成分をブレンドして使用してもよく、また必要に応じて、本発明の表面保護フィルムとしての特性を損なわない範囲で、ポリオレフィン系ワックスやオリゴマー、シリコーン系ワックスやオリゴマーあるいはビーズ、シリカやタルクに代表されるアンチブロッキング剤等の公知の離形性付与剤、帯電防止剤、導電剤、耐候剤、結晶核剤、酸化防止剤等の各種添加剤を添加してもよい。
本発明の表面保護フィルムの厚みとしては、4〜500μm、好ましくは4〜350μm、より好ましくは4〜300μmである。
[実施例]
[評価法]
(tan δ値(損失正接)の測定):
対象樹脂を、TAインスツルメント社製回転式レオメータAR2000exを用いて、昇温速度4 ℃ / m i n 、周波数10 H z、ひずみ0.05%にて、−50℃〜150℃の温度変化を与え、8mmパラレルプレートを用い、剪断モードにて溶融粘弾性を測定した。
tanδピーク温度は、融点以下の温度における、tanδ値が最大値になる温度である。
アクリル板を幅50mm、長さ125mmに切断し、この試験板に2kgのゴムローラーを用いて、表面保護フィルムを貼り付けた。次いで、室温23℃、湿度50%RHの条件下にて、オリエンテック製テンシロン万能試験機RTC−1225Aを用いて、300mm/分の速度で剥離(180度剥離)した時の剥離力を測定し、50mm幅あたりの剥離力を最大粘着強度(N/50mm)とした。
スティッキングがある場合、スティッキングの最大値を最大粘着強度(N/50mm)とした。
被着体として、レンズ部がアクリル樹脂からなり、3角柱形状のレンズ部の寸法が高さ26μm 、幅50μm であるプリズムシートを用意した。プリズムシートを幅50mm、長さ125mmに切断し、この試験板に2kgのゴムローラーを用いて、表面保護フィルムを貼り付けた。次いで、室温23℃、湿度50%RHの条件下にて、オリエンテック製テンシロン万能試験機RTC−1225Aを用いて、300mm/分の速度で剥離(180度剥離)した時の剥離力を測定し、50mm幅あたりの剥離力を粘着強度(N/50mm)とした。
被着体として、上記のレンズ部がアクリル樹脂からなり、3角柱形状のレンズ部の寸法が高さ26μm 、幅50μm であるプリズムシートを用意した。プリズムシートを幅50mm、長さ125mmに切断し、この試験板に2kgのゴムローラーを用いて、表面保護フィルムを貼り付けた。次いで、50℃、75%RH条件下に3日間放置後、目視にて被着体からの表面保護フィルムの浮きや剥離の状態を確認した。
被着体として、レンズ部がアクリル樹脂からなり、3 角柱形状のレンズ部の寸法が高さ23μm 、幅50μm であるプリズムシートを用意した。プリズムシートを幅50mm、長さ125mmに切断し、この試験板に2kgのゴムローラーを用いて、表面保護フィルムを貼り付けた。次いで、50℃、75%RH条件下に3日間放置し、その後、室温23℃、湿度50%RHの条件下に1時間放置し、オリエンテック製テンシロン万能試験機RTC−1225Aを用いて、300mm/分の速度で剥離(180度剥離)した時の剥離力を測定し、50mm幅あたりの剥離力を粘着強度(N/50mm)とした。
ASTM D1238に準拠して、荷重2.16kg、所定の温度で測定した。
JIS K 7121に準拠し、示差走査熱量計(DSC)を用い、毎分10℃の加熱速度で測定される融解ピーク頂点の温度を融点とした。融解ピークが複数ある場合は最も高い温度を融点とした。
(PP−1):ブロックポリプロピレン
(融点160℃、エチレン成分12wt%、ロックウェル硬さ80、
MFR(230℃)6g/10分)
(PP−2):ホモポリプロピレン
(融点160℃、MFR(230℃)7g/10分)
(a−1):プロピレン・4−メチルペンテン−1・1−ブテン共重合体
(融点134℃、MFR(230℃)10g/10分、
tanδピーク温度34℃、tanδピーク値2.3、
23℃におけるtanδ値0.29、50℃におけるtanδ値0.91)
(a−2):シンジオタクチック−プロピレン・エチレン・1−ブテン共重合体
(融点155℃、融解熱量13J/g、MFR(230℃)10g/10分、
tanδピーク温度34℃、tanδピーク値2.3、
23℃におけるtanδ値0.21、50℃におけるtanδ値0.09)
(a−3):スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体とスチレン
−イソブチレン−スチレンジブロック共重合体との混合物
(MFR(230℃)30g/10分、
A硬度(ASTM D2240)14、
tanδピーク温度−27℃、tanδピーク値1.35、
23℃におけるtanδ値0.42、50℃におけるtanδ値0.39)
(a−4):プロピレン・エチレン共重合体(メタロセン触媒で製造)
(融点115℃、MFR(230℃)7g/10分、
tanδピーク温度−2℃、tanδピーク値0.18、
23℃におけるtanδ値0.09、50℃におけるtanδ値0.07)
(a−5):プロピレン・エチレン共重合体
(商品名:ビスタマックス、銘柄名:6202、エクソンモービルケミカル
社製、MFR(230℃)18g/10分、
tanδピーク温度−20℃、tanδピーク値2.05、
23℃におけるtanδ値0.10、50℃におけるtanδ値0.15)
(X−1):(a−3)と同原料
(X−2): スチレン系モノマー/脂肪族系モノマー共重合体
(商品名:FTR、銘柄名:FTR6125、Mw=1950、
軟化点 125℃、三井化学社製)
表面層、基材層及び粘着層用に40mmφの単軸押出機を兼ね備えた、ダイ幅400mmの3種3層T−ダイ成形機に上記樹脂を、表1記載の樹脂組成および各種層厚み比にて、トータル厚み35μmの表面保護フィルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表1に示す。
各種層の樹脂組成および層厚み比を、表1記載の樹脂組成および層厚み比とし、実施例1と同様にして、トータル厚み35μmの表面保護フィルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表1に示す。表1に示すように実施例1から5の表面保護フィルムは、高温下浮きや剥離が発生せずに、かつ適正な各粘着強度が得られた。
以下、参考形態の例を付記する。
<1>基材層(A)及び粘着層(X)の少なくとも2層からなる表面保護フィルムであり、基材層(A)が、10Hzでの動的粘弾性測定の23℃におけるtanδ値(損失正接)が0.15以上かつ、50℃におけるtanδ値(損失正接)が0.08以上である応力緩和樹脂(A−1)3〜100重量%と、ポリオレフィン(A−2)0〜97重量%とからなることを特徴とする表面保護フィルム。
<2>前記応力緩和樹脂(A−1)が、炭素数3以上のα−オレフィンを主成分とするオレフィン系重合体及び/またはスチレン系重合体からなる<1>に記載の表面保護フィルム。
<3>炭素数3以上のα−オレフィンを主成分とする前記オレフィン系重合体が、10Hzでの動的粘弾性測定におけるtanδ値(損失正接)のピーク温度が5℃以上の、プロピレンと炭素数4〜20から選ばれる少なくとも一種のオレフィンとの共重合体である<2>に記載の表面保護フィルム。
<4>前記スチレン系重合体が、10Hzでの動的粘弾性測定におけるtanδ値(損失正接)のピーク値が1.0以上の、スチレンとオレフィンとの共重合体である<2>に記載の表面保護フィルム。
<5>基材層(A)のポリオレフィン(A−2)が、ポリプロピレンである<1>乃至<4>のいずれかに記載の表面保護フィルム。
Claims (3)
- 基材層(A)及び粘着層(X)の少なくとも2層からなる表面保護フィルムであり、
基材層(A)が、10Hzでの動的粘弾性測定の23℃におけるtanδ値(損失正接)が0.15以上かつ、50℃におけるtanδ値(損失正接)が0.08以上であって、スチレン系重合体からなる応力緩和樹脂(A−1)10〜20重量%と、ポリプロピレン(A−2)80〜90重量%とからなることを特徴とする表面保護フィルム。 - 前記スチレン系重合体が、10Hzでの動的粘弾性測定におけるtanδ値(損失正接)のピーク値が1.0以上の、スチレンとオレフィンとの共重合体である請求項1に記載の表面保護フィルム。
- 粘着層(X)が、α−オレフィン系エラストマー及び/またはスチレン系エラストマーである請求項1または2に記載の表面保護フィルム。
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