JP6357905B2 - 発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法 - Google Patents

発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法に関する。
特許文献1には、その図1に示されるように、集合プリント配線基板1が開示されている。集合プリント配線基板1は、プリント配線基板2の短手方向に整列され、連結片4により連結された5枚のプリント配線基板2と、この5枚のプリント配線基板2の外側を囲む捨て基板5とが、連結片4により連結されている。
特開2011−166056号公報
長手方向の両端部に捨て基板が連結されていない基板群を準備し、基板に長手方向の一端部から他端部に亘って複数の発光素子を実装し、長手方向の端部を搬送部材で把持して基板群を搬送すると、発光素子に搬送部材が接触して発光素子を破壊する虞がある。
本発明は、長手方向の両端部に捨て基板が連結されていない基板群を搬送部材で把持しながら搬送して、発光基板を製造する場合であっても、発光素子の破壊を抑制することを目的とする。
請求項1記載の発光基板の製造方法は、裏面に接地端子が形成された複数の長尺な基板が短手方向に並べられて連結されており、長手方向の両端部に捨て基板が連結されていない基板群を準備する工程と、該接地端子に、部品の導電部が接続されるように該基板の裏面に部品を実装し、該基板の表面に長手方向の一端部から他端部にかけて複数の発光素子を実装する工程と、該実装する工程の後、接地された搬送部材で該導電部を把持し又は引っ掛けて該基板群を搬送する工程と、を含む。
請求項記載の露光装置の製造方法は、請求項に記載の方法で発光基板を製造する工程と、該工程で製造された前記発光基板と前記発光素子から出射される光を結像させる光学素子とが対向するように、前記発光基板及び前記光学素子を筐体に固定する工程と、を含む。
請求項1記載の発光基板の製造方法は、搬送部材が発光素子に接触して基板群を搬送する工程を含む発光基板の製造方法に比べて、発光素子の破壊を抑制することができる。
また、請求項記載の発光基板の製造方法は、接地されていない搬送部材で部品の導電部を把持し又は引っ掛けて、基板群を搬送する工程を含む発光基板の製造方法に比べて、発光基板の静電破壊を抑制することができる。
請求項記載の露光装置の製造方法は、発光素子に接触して基板群を搬送する工程を含む方法で製造した発光基板を用いた露光装置の製造方法に比べて、発光素子の破壊に起因する露光装置の製造不良を抑制することができる。
実施形態の画像形成装置の概略図(正面図)である。 実施形態の画像形成装置を構成する露光装置の一部を示す斜視図である。 実施形態の露光装置を構成する発光基板の概略図(上面図)である。 実施形態の画像形成装置を構成する露光装置と感光体との関係を示す概略図(正面側から見た断面図)である。 実施形態の露光装置を構成する発光基板の概略図(正面側から見た断面図)である。 実施形態の露光装置の概略図(下面図)である。 本実施形態の露光装置を製造する方法の工程図(フローチャート)である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の概略図であって、(A)は上面図、(B)はB−B断面図である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の概略図であって、(A)は下面図、(B)はB−B断面図である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の表面に、発光素子を実装した状態を示す概略図であって、(A)は下面図、(B)はB−B断面図である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の表面に発光素子を実装した後、裏面に導電部品を実装した状態を示す概略図であって、(A)は下面図、(B)はB−B断面図である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の表面に発光素子、裏面に導電部品を実装した後、該基板群を収容棚に収容し、搬送している状態を示す概略図(正面図)である。 本実施形態の発光基板を製造する工程で用いられる基板群の表面に発光素子、裏面に導電部品を実装した後、該基板群を収容棚に収容し、搬送している状態を示す概略図(側面図)である。
≪概要≫
以下、実施形態について、図面に基づき説明する。まず、本実施形態の方法(露光装置の製造方法)により製造した露光装置を備えた画像形成装置の全体構成及び動作を説明する。次いで、本実施形態の方法により製造した露光装置について説明する。次いで、本実施形態の方法である露光装置の製造方法について説明する。次いで、本実施形態の発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法の作用について説明する。なお、本実施形態の露光装置の製造方法は、本実施形態の発光基板の製造方法を含んでいる。
≪画像形成装置の全体構成≫
画像形成装置10は、画像形成装置本体10Aと、画像形成部8と、制御装置24と、を含んで構成されている。以下、図1を参照しつつ説明する。なお、図1に矢印Hで示す方向を装置高さ方向、矢印Wで示す方向の装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(適宜矢印Dで示す)を装置奥行き方向とする。
本実施形態の画像形成装置10では、画像形成部8を構成する各部が、画像形成装置10からそれぞれ取り外し可能に構成されている。そして、画像形成装置本体10Aとは、画像形成装置10のうち画像形成部8を除く、画像形成装置10のフレームの筐体(図示省略)と外装とを含んで構成されている部分のことをいう。
[画像形成部]
画像形成部8は、媒体収容部12と、トナー像形成部14と、搬送部16と、定着装置18と、排出部20と、を備えている。画像形成部8は、媒体Pに画像を形成するようになっている。制御装置24は、画像形成装置10の各部の動作を制御するようになっている。
〔トナー像形成部〕
トナー像形成部14は、画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kと、転写ユニット50と、を備えている。ここで、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)は、トナー色の一例である。
画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kにおいて、用いられるトナー以外はほぼ同様の構成である。図1では、画像形成ユニット40M、40C、40Kを構成する各部の符号が省略されている。
〈画像形成ユニット〉
画像形成ユニット40Yは、感光体42Yと、帯電装置44Yと、露光装置100Yと、現像装置46Yと、を備えている。同様に、画像形成ユニット40M、40C、40Kは、各色に対応するように、感光体42M、42C、42Kと、帯電装置44M、44C、44Kと、露光装置100M、100C、100Kと、現像装置46M、46C、46Kと、を備えている。以下の説明では、画像形成ユニット40Y、40M、40C、40K及びこれらを構成する各部材について、色毎の区別が不要な場合は添字を省略する。
(感光体)
感光体42は、自軸周りに回転しながら、現像装置46によって現像されたトナー像を保持する機能を有する。感光体42は、基材と当該基材の外周面に形成された感光層とを備えている。
(帯電装置)
帯電装置44は、感光体42を帯電する機能を有する。
(露光装置)
露光装置100は、帯電された感光体42に潜像を形成する機能を有する。また、露光装置100は、後述する導電部品64が画像形成装置本体10Aの筐体に接地されている。露光装置100ついては、本実施形態の要部であるため後述する。
(現像装置)
現像装置46は、感光体42に形成された潜像をトナー像として現像する機能を有する。
〈転写ユニット〉
転写ユニット50は、各感光体42に現像された各色のトナー像が1次転写された後、当該トナー像を媒体Pに2次転写させる機能を有する。転写ユニット50は、転写ベルト52と、複数の1次転写ロール54と、駆動ロール56と、2次転写ロール58と、を備えている。
〔定着装置〕
定着装置18は、媒体Pに2次転写されたトナー像を、ニップ部分で加熱しながら加圧して、媒体Pに定着させる機能を有する。
〔搬送部及び排出部〕
搬送部16は、媒体収容部12に収容された媒体Pを、2次転写部(駆動ロール56と2次転写ロール58との対向部分)、定着装置18のニップ部分を含む搬送路16Cを搬送させ、排出部20に排出させる機能を有する。搬送部16は、送出ロール16Aと、複数の搬送ロール対16Bと、を備えている。
〔画像形成装置の補足〕
画像形成装置10を構成する帯電装置44、現像装置46並びに転写ユニット50が備える1次転写ロール54及び2次転写ロール58は、それぞれ高圧電源(図示省略)に接続されて、電圧が印加されるようになっている。本実施形態の画像形成装置10では、各高圧電源のアース端子(図示省略)及び感光体42の基材は、画像形成装置本体10Aの筐体に接地されている。
<画像形成装置の動作>
次に、画像形成装置10における動作について、図1を参照しつつ説明する。
外部装置(一例として、パーソナルコンピューター)から送信された画像信号は、制御装置24により各色の画像データに変換されて、各露光装置100に出力される。
続いて、各露光装置100から出射された露光光は、各帯電装置44により帯電された各感光体42に入射されて潜像が形成される。続いて、各潜像は、各現像装置46により各色のトナー像として現像される。続いて、各色のトナー像は、各1次転写ロール54により転写ベルト52に1次転写される。
一方、媒体Pは、転写ベルト52におけるトナー像が1次転写された部位がニップ部Tに到達するタイミングに合わせて搬送され、2次転写される。
続いて、トナー像が2次転写された媒体Pは定着装置18に向かって搬送され、トナー像は媒体Pに定着される。
そして、トナー像が定着された媒体Pは排出部20に排出され、画像形成動作が終了する。
≪要部(露光装置)の構成≫
次に、本実施形態の要部である露光装置100について、図面を参照しつつ説明する。露光装置100は、図2及び図4に示されるように、発光基板60と、レンズアレイ70と、筐体80と、封止材90と、を含んで構成されている。ここで、レンズアレイ70は、光学素子の一例である。なお、露光装置100は、画像形成装置本体10Aに取り外し可能に取り付けられている。
[発光基板]
発光基板60は、制御装置24により変換された画像データに基づき、後述する複数のLEDアレイ62からレンズアレイ70に向けて光を出射する機能を有する。ここで、LEDアレイ62は、発光素子の一例である。
発光基板60は、図4に示されるように、プリント配線基板61(以下、基板61という。)と、複数のLEDアレイ62と、導電部品64と、を含んで構成されている。ここで、導電部品64は、部品の一例である。
〔プリント配線基板〕
基板61は、長尺の板とされている。発光基板60の表面(感光体42に向く面)には、図2及び図3に示されるように、長手方向の一端側から他端側に亘って、且つ、短手方向の中央に長尺のパターン69が形成されている。本実施形態では、長尺のパターン69の長手方向の両端部は、一例としてそれぞれ基板61の長手方向の両端部から2mm離れた部位に形成されている。
また、基板61は、図5に示されるように、いわゆる多層基板とされている。本実施形態では、一例として4層基板とされている。そして、4層基板を構成する各基板61A、61B、61C、61Dのうち隣り合う基板同士は、ビア65で連結されている。
基板61の表面(感光体42に向く面)側から1枚目の基板61Dと2枚目の基板61Cとの間には、基板61の長手方向に沿って形成された長尺の導電層67が設けられている。長尺状の導電層67の外延は、基板61の表面側又は裏面側から見ると、図3に示されるように、基板61の長手方向に沿って、表面のすべてのLEDアレイ62が実装されている部位の外側に形成されている。ここで、導電層67は、画像形成装置本体10Aに接地されることで、露光装置100に対するノイズを低減させる機能を有する。また、基板61の裏面(基板61Aの裏面)における、基板61の長手方向の手前側であって、短手方向の中央には、接地端子63が形成されている。そして、長尺の導電層67と接地端子63とは、基板61A〜61Cを貫くビア65により連結されている。なお、本実施形態の接地端子63は、ビア65に連結されたパッド(銅箔)とされている。
〔LEDアレイ〕
そして、発光基板60の表面における長尺のパターン69には、複数のLEDアレイ62が基板61の長手方向に沿って千鳥状に実装されている。また、各LEDアレイ62には、基板61(LEDアレイ62)の長手方向に沿って、複数のLED66が配列されている。本実施形態では、基板61の長手方向の両端部におけるLEDアレイ62の各外側端部は、一例としてそれぞれ長尺のパターン69の長手方向の両端部から1mm(発光基板60の長手方向の両端部から3mm)離れた部位となるように配置されている。
〔導電部品〕
導電部品64は、2つの機能を有する。1つ目の機能は、画像形成装置本体10Aの筐体に接地されることである。
導電部品64は、図4、図5及び図6に示されるように、直方体状の導電材とされている。本実施形態では、導電部品64は、一例として全体が導電材で構成されている。ここで、導電部品64のすべての面は、導電部の一例である。導電部品64は、発光基板60の裏面において、その一端面で接地端子63に接着されている。そのため、導電部品64は、図6に示されるように、発光基板60(基板61)の裏面における長手方向の手前側であって、短手方向の中央に配置されている。なお、導電部品64は、発光基板60の裏面からの高さが高さH1とされている。換言すれば、導電部品64における接地端子63に接着されている側の端面と反対側の端面64Aは、発光基板60の裏面からの高さが高さH1とされている。
画像形成装置本体10Aには筐体に接地された板ばね(図示省略)が設けられており、導電部品64は、端面64Aが板ばねに押圧されることで、画像形成装置本体10Aの筐体に接地されている。換言すれば、本実施形態では、導電部品64の端面64Aが接地端子として機能する。
なお、導電部品64の2つ目の機能は、発光基板60を製造する際、発光基板60を搬送する工程で、後述する把持部材130(図12及び図13参照)に接触されて搬送されることである。この機能の説明は、露光装置100の製造方法についての記載の中で行う。ここで、把持部材130は、搬送部材の一例である。
〔発光基板についての補足〕
基板61の表面及び裏面には、複数の端子(図示省略)が形成されている。そして、基板61の表面の複数の端子は、LEDアレイ62を構成する複数のLED66の各入力端子に対して、それぞれワイヤボンディングされている。また、基板61の裏面には、前述した導電部品64のほか、LEDアレイ62に電圧を印加するドライバIC、画像データ等の信号を受け取るコネクタ等が実装されている。ドライバICにおけるLEDアレイ62に電圧を印加するための各出力端子(図示省略)は、基板61の裏面の複数の端子(図示省略)に接合されている。そして、基板61の裏面の複数の端子は、基板61にビア65を介して、複数のLED66の複数の入力端子がワイヤボンディングされた基板61の表面の複数の端子に連結されている。
[レンズアレイ]
レンズアレイ70は、複数のLEDアレイ62から出射される光を感光体42で結像させる機能を有する。
レンズアレイ70は、長尺であって、複数のロッドレンズの集合物であるセルフォック(登録商標)レンズアレイとされている。レンズアレイ70は、図4に示されるように、画像形成装置10において、発光基板60(基板61)と感光体42との間に配置されている。
[筐体]
筐体80は、図2及び図4に示されるように、発光基板60の表面とレンズアレイ70とが対向するように、発光基板60(基板61)及びレンズアレイ70を固定する機能を有する。
筐体80は、長尺であって、その長手方向が感光体42の軸方向に沿うように、配置されている。筐体80には、感光体42に向く長尺の貫通穴82が感光体42の軸方向に沿って形成されている。また、筐体80における感光体42側に配置される側と反対側には、発光基板60が感光体42の軸方向に沿った状態で嵌る穴84が形成されている。そのため、筐体80における感光体42側に配置される側と反対側には、筐体80の短手方向の両端部に段差部86が形成されている。
そして、筐体80は、レンズアレイ70の長手方向が画像形成装置10の装置奥行き方向に沿うように、長尺の貫通穴82における感光体42側の開口部周縁82Aでレンズアレイ70を固定している。この際、筐体80は、感光体42側の開口部周縁82Aの複数個所に塗布された接着剤(図示省略)により、レンズアレイ70を固定している。
また、筐体80は、図4及び図6に示されるように、発光基板60が穴84に嵌った状態で、発光基板60を固定している。この際、筐体80は、発光基板60の表面における外周側の複数個所に塗布された接着剤(図示省略)により、発光基板60を固定している。なお、筐体80は、発光基板60が穴84に嵌った状態において、発光基板60の長手方向がレンズアレイ70の長手方向に沿うように、発光基板60が感光体42側の開口部と反対側の開口部を塞いだ状態で、発光基板60を固定している。
[封止材]
封止材90は、図4及び図6に示されるように、筐体80の段差部86と発光基板60の側面とが対向する部位(以下、対向部位92という。)を発光基板60の裏面側から封止する機能を有する。このため、封止材90は、画像形成装置10内の塵等の不純物が、発光基板60の裏面側から表面側(発光基板60とレンズアレイ70とが対向する対向面間)に、対向部位92を通じて侵入できないようにしている。
本実施形態の封止材90は、一例として液状の封止材(図示省略)が空気中の水分と反応し硬化(固化)したものとされている。そして、本実施形態の露光装置100では、液状の封止材が、発光基板60の裏面における長手方向の両端側全域及び短手方向の両端側全域(以下、塗布領域という。)に塗布されて製造される。そのため、本実施形態の封止材90は、塗布直後の液体の状態と、硬化した固体の状態とでは、形状が異なり得る。
図4及び図6は、液状の封止材が、塗布領域に塗布されて硬化した状態の一例を示している。
図4に示されるように、発光基板60の短手方向の両端側に備えられた封止材90のうち感光体42の回転方向(矢印方向)上流側の封止材90は、発光基板60の短手方向の端部における発光基板60の裏面からの高さが、高さH2(>高さH1)とされている。そして、この封止材90は、その高さが発光基板60の短手方向の端部から導電部品64に向かうに従い低くなり、導電部品64と離れた位置で高さH4(高さH1>高さH4≧0)の端部を構成している。また、発光基板60の短手方向の両端側に備えられた封止材90のうち感光体42の回転方向下流側の封止材90は、発光基板60の短手方向の端部における発光基板60の裏面からの高さが、高さH3(<高さH1)とされている。そして、この封止材90は、その高さが発光基板60の短手方向の端部から導電部品64に向かうに従い低くなり、導電部品64と離れた位置で高さH5(高さH1>高さH5≧0)の端部を構成している。
以上の説明をまとめると、導電部品64における発光基板60の裏面からの高さH1は、封止材90における発光基板60の中央部側の端部の発光基板60の裏面からの高さ(高さH4及び高さH5)よりも高くされている。なお、封止材90における発光基板60の中央部側の端部とは、導電部品64側の封止材90の端部のことをいう。
≪露光装置の製造方法≫
次に、露光装置100の製造方法について、図面を参照しつつ説明する。露光装置100の製造方法は、図7に示されるように、第1工程と、第2工程と、第3工程と、を含んでいる。
[第1工程]
第1工程では、発光基板60を製造する。第1工程は、図7に示されるように、A工程と、B工程と、C工程と、D工程と、E工程と、F工程と、を含んでいる。
〔A工程〕
A工程では、複数の基板61が基板61の短手方向に並べられて連結部114で連結され、基板61の長手方向の両端部に捨て基板が連結されていない基板群110を準備する。そして、A工程では、準備された基板群110を基板群110の裏面が上方を向くように搬送台(図示省略)に取り付けて、基板群110をB工程が行われる場所に搬送させて終了する。なお、基板群110は、後述する貫通穴116に、搬送台の位置決めピン(図示省略)を嵌め合せて、搬送台に取り付けられる。
〈基板群〉
ここで、A工程で準備される基板群110について、図8及び図9を参照しつつ説明する。基板群110は、複数の基板61と、複数の連結部114と、捨て基板112と、を含んで構成されている。本実施形態では、複数の基板61の枚数は、一例として9枚とされている。
9枚の基板61は、基板61の短手方向に並べられている。そして、各基板61は、隣に並ぶ他の基板61と複数の連結部114によって連結されている。
9枚の基板61のうち基板61の短手方向両端の基板61の更に外側には、捨て基板112が配置されている。そして、9枚の基板61のうち基板61の短手方向両端の各基板61は、それぞれ隣に配置されている捨て基板112と複数の連結部114によって連結されている。また、各捨て基板112には複数の貫通穴116が形成されており、複数の貫通穴116は、B工程〜E工程において、基板群110を搬送台に位置決めするために用いられる。
なお、基板群110における基板61の長手方向両端部には、捨て基板が設けられていない。
〔B工程〕
B工程では、A工程で準備された基板群110を用いて、基板61の表面に複数のLEDアレイ62を、基板61の裏面に導電部品64、ドライバIC、コネクタ等を実装する。
具体的にB工程では、図11に示されるように、導電部品64を、基板61の裏面に形成された接地端子63上に配置して実装する。さらに、B工程では、ドライバIC、コネクタ等を、基板61の裏面に実装する。次いで、B工程では、基板群110の表面が上方を向くように、基板群110を搬送台から取り外し、引っ繰り返して、再度搬送台に取り付ける。次いで、B工程では、図10に示されるように、複数のLEDアレイ62を、LEDアレイ62の長手方向が基板61の長手方向に沿うようにして、基板61の表面に形成された長尺のパターン69上に千鳥状に配置して実装する。すなわち、B工程では、複数のLEDアレイ62を、長尺のパターン69の長手方向の一端部から他端部にかけて実装する。以下、B工程によって、複数のLEDアレイ62、導電部品64、ドライバIC、コネクタ等が基板61に実装された基板群110を、第1集合体として説明する。
そして、B工程では、第1集合体を搬送台に取り付けたまま、搬送台が、第1集合体をC工程が行われる場所に搬送させて終了する。
〔C工程〕
C工程では、第1集合体を用いて、複数のLEDアレイ62を構成する複数のLED66の入力端子と、基板61の表面の複数の端子とを、ワイヤ(図示省略)によって接続(ボンディング)する。
具体的にC工程では、ドライバICの各出力端子が連結されている基板61の表面の各端子と、複数のLED66の各入力端子とを、ワイヤボンディング装置(図示省略)により接続する。以下、C工程によって、ドライバICの各出力端子が接合されているパッドと、複数のLEDアレイ62の各入力端子とが接続された第1集合体を、第2集合体という。
そして、C工程では、第2集合体を搬送台に取り付けたまま、搬送台が、第2集合体をD工程が行われる場所に搬送させて終了する。
〔D工程〕
D工程では、第2集合体を用いて、ドライバICの各出力端子と複数のLED66の各入力端子との接続の状態を、LED検査装置(図示省略)を用いて検査する。
ここで、LED検査装置は、基板群110を構成する各基板61のすべてのLED66の入力端子に、LED66が発光するための電圧を印加して、各LED66が定められた強度の範囲内(以下、定範囲内という。)の光を出射するかを検査するものである。また、LED検査装置は、LED66が定範囲内の光を出射しない場合、定範囲内の光を出射しないLED66の情報(LED66の入力端子のアドレスの位置の情報)を記憶するものである。ここで、定範囲内の光とは、画像形成装置10において、露光装置100の各LED66が感光体42に潜像を形成するために設定されている強度の許容範囲内の光のことをいう。
そして、D工程では、第2集合体におけるすべてのLED66が定範囲内の光を出射する場合、第2集合体を搬送台に取り付けたまま、E工程が行われる場所に搬送させて終了する。これに対して、D工程では、第2集合体におけるすべてのLED66のうち1つ以上のLED66が定範囲内の光を出射しない場合、第2集合体を搬送台から取り外し、F工程が行われる場所に搬送して終了する。
以上のとおり、D工程は、第2集合体におけるすべてのLED66が定範囲内の光を出射するか、換言すれば、第2集合体が良品であるかを判断する工程とされている。
〔E工程〕
E工程では、D工程において良品と判断された第2集合体のすべての連結部114を切断する。
具体的にE工程では、基板61の長手方向に対して一列をなす複数の連結部114(又は、複数の連結部114の間に形成されるスリット)に沿って、カッター(図示省略)を移動させて、複数の連結部114を切断する。そして、E工程によりすべての連結部114が切断されると、9枚の発光基板60と2枚の捨て基板112とがばらされて、9枚の発光基板60が製造されて、E工程が終了する。
〔F工程〕
F工程では、D工程において良品でない(不良品である)と判断された第2集合体の修理を行う。ここで、F工程における修理とは、LED検査装置が記憶した定範囲内の光を出射しないLED66の情報に基づき、該LED66の入力端子と該入力端子がワイヤボンディングされている基板61の表面の端子とのワイヤを再接続することをいう。
具体的にF工程では、D工程において不良品であると判断された第2集合体の修理を、再接続用ワイヤボンディング装置(図示省略)により行う。そして、F工程では、図12及び図13に示されるように、D工程で不良品であると判断された第2集合体を、把持部材130により把持して搬送し、一旦後述する仮置き棚140に仮置きし、再度把持部材130により把持して搬送する。次いで、再接続用ワイヤボンディング装置で修理する。次いで、F工程では、修理された第2集合体を把持部材130により把持して搬送し、搬送台に取り付けて終了する。なお、本実施形態のF工程において、第2集合体の搬送は、作業者が把持部材130を把持して行う。また、搬送台に取り付けられた第2集合体に対しては、再度D工程が行われる。
ここで、把持部材130は、図12及び図13に示されるように、導電部品64における基板61の短手方向両端側の側面に接触して導電部品64を把持可能とされている。また、把持部材130における導電部品64と接触する部位(以下、接触部位という。)は、導電材で形成されている。そして、F工程において、把持部材130は、接触部位が接地され、導電部品64を基板61の短手方向両端側から把持して、第2集合体を搬送する。
また、仮置き棚140は、図12及び図13に示されるように、側面側に第2集合体が出し入れされる開口部142と、第2集合体の捨て基板112が嵌る溝144と、が形成された棚とされている。
以上のとおり、第1工程(E工程)が終了すると、1枚の基板群110から9枚の発光基板60が製造される。別言すれば、第1工程が終了すると、発光基板60の準備が完了する。
[第2工程]
第2工程では、図2に示されるように、発光基板60の表面とレンズアレイ70とが対向するように、発光基板60及びレンズアレイ70を、筐体80に固定する。
具体的に第2工程では、レンズアレイ70の長手方向が筐体80の長手方向に沿うように、長尺の貫通穴における感光体42側の開口部周縁の複数個所に塗布した接着剤により、レンズアレイ70を筐体80に固定する。また、第2工程では、発光基板60の長手方向がレンズアレイ70の長手方向に沿うように、発光基板60の表面の複数個所に塗布した接着剤により、発光基板60を筐体80に固定する(図2参照)。
そして、第2工程が終了すると、発光基板60及びレンズアレイ70が筐体80に固定された集合体(以下、第3集合体という。)の組み立てが完了する。
[第3工程]
第3工程では、第3集合体の対向部位92を、発光基板60の裏面側から封止材90で封止する。
具体的に第3工程では、集合体の対向部位92を封止するように、発光基板60の裏面側から液状の封止材(図示省略)を塗布する。さらに、第3工程では、液状の封止材が空気中の水分と反応し、液状の封止材を硬化(固化)させて封止材90とする(図6参照)。そして、封止材90における導電部品64側の端部は、導電部品64と離れた位置で、発光基板60の裏面からの高さがH4(0≦H4<H1)又はH5(0≦H5<H1)となって硬化する(図4参照)。なお、第3工程は、発光基板60の裏面が上方を向いた状態で行われる。
そして、第3工程が終了すると、露光装置100が完成する。
≪作用≫
次に、本実施形態の発光基板60の製造方法及び露光装置100の製造方法の作用について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、本実施形態と、以下に想定する比較形態(比較形態1及び比較形態2)とを比較して行う。なお、以下の比較形態において、本実施形態で用いた部品等を用いる場合、又は本実施形態で行う工程を行う場合、その部品、工程等の符号をそのまま用いて説明する。
[比較形態1との比較]
比較形態1の発光基板の製造方法(以下、比較方法1Aという。)では、第1工程のB工程において、基板61の裏面に導電部品64を実装しない。
また、比較方法1Aでは、第1工程のF工程において、第2集合体における基板61の長手方向端部を、基板61の表面側及び裏面側から把持部材により把持して搬送する。
なお、比較方法1Aは、本実施形態の第1工程との関係において、上記の2点以外は同様とされる。また、比較形態の露光装置の製造方法(以下、比較方法1Bという。)は、本実施形態の露光装置の製造方法との関係において、本実施形態の第1工程が比較方法1Aとなる点以外は同様とされる。
比較方法1Aでは、B工程において、基板61の裏面に導電部品64を実装しない。そのため、比較方法1Aでは、F工程において第2集合体を搬送する際、第2集合体における基板61の長手方向端部を、基板61の表面側及び裏面側から把持部材により把持して搬送する必要がある。
また、前述のとおり、基板61の長手方向の端部に配置されたLEDアレイ62の外側端部は、基板61の長手方向の端部から3mm離れた部位となるように配置されている。そして、基板61の長手方向の端部から3mmより該端部側を把持部材により把持すると、搬送中に第2集合体が落下して破壊される虞がある。そのため、比較方法1Aでは、F工程において第2集合体を搬送する際、把持部材が、基板61の長手方向の端部におけるLEDアレイ62の発光面(光が出射する面)に接触して把持する。
そして、LEDアレイ62の発光面に把持部材が接触すると、LEDアレイ62が破壊される虞がある。そのため、比較方法1Aで製造された発光基板を用いて露光装置を製造すると、すなわち、比較方法1Bによると、不良品の露光装置が製造される虞がある。
これに対し、本実施形態の発光基板60の製造方法では、B工程において、基板61の裏面に導電部品64を実装する。そして、F工程において、第2集合体の搬送は、把持部材130により、導電部品64を基板61の短手方向両端側から把持して行われる。そのため、本実施形態の発光基板60の製造方法では、LEDアレイ62の発光面に接触することなく、第2集合体を搬送することができる。
したがって、本実施形態の発光基板60の製造方法は、比較方法1Aに比べて、LEDアレイ62の破壊を抑制することができる。これに伴い、本実施形態の露光装置100の製造方法によれば、比較方法1Bに比べて、LEDアレイ62の破壊に起因する露光装置100の製造不良が抑制される。
[比較形態2との比較]
比較形態2の発光基板の製造方法(以下、比較方法2Aという。)では、F工程において第2集合体の搬送する際、把持部材130が接地されていない。比較方法2Aは、本実施形態の第1工程との関係において、この点以外は同様とされる。また、比較形態の露光装置の製造方法(以下、比較方法2Bという。)は、本実施形態の露光装置の製造方法との関係において、本実施形態の第1工程のF工程が比較方法2Aとなる点以外は同様とされる。なお、比較方法2A及び比較方法2Bは、本発明の技術的範囲に含まれる。
比較方法2Aでは、F工程において、把持部材130を接地しない。そのため、比較方法2Aでは、把持部材130により第2集合体を把持して搬送する際、把持部材130と、第2集合体に実装されたLEDアレイ62、ドライバIC、コネクタ等との間で放電が起こり、LEDアレイ62、ドライバIC、コネクタ等を静電破壊する虞がある。
これに対して、本実施形態の発光基板60の製造方法では、F工程において第2集合体を搬送する際(把持部材130により第2集合体を把持する前からF工程が終了するまでの間)、把持部材130を接地する。そのため、把持部材130を扱う作業者が帯電していても、作業者の静電気は、把持部材130を介してリークする。このため、作業者が把持部材130により第2集合体を把持しても、把持部材130と第2集合体の間で静電破壊が起こり難い。
したがって、本実施形態の発光基板60の製造方法は、比較方法2Aに比べて、第2集合体(又は発光基板60)の静電破壊を抑制することができる。これに伴い、本実施形態の露光装置100の製造方法によれば、比較方法2Bに比べて、発光基板60の静電破壊に起因する露光装置100の製造不良が抑制される。
以上のとおり、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内にて他の実施形態が可能である。
例えば、本実施形態では、第1工程のB工程で実装される複数のLEDアレイ62が、基板61の表面に基板61の長手方向に沿って千鳥状に配置されるとして説明した。しかしながら、複数のLEDアレイ62が基板61の長手方向に沿って配置されれば、千鳥状に配置されなくてもよい。
また、本実施形態では、導電部品64は、基板61の裏面における長手方向の手前側であって、短手方向の中央に配置されているとして説明した。しかしながら、導電部品64は、基板61における長手方向の手前側に配置されていなくてもよい。例えば、導電部品64は、基板61の裏面における長手方向の中央に配置されていてもよい。この形態の場合、例えば、第1工程のF工程において、把持部材130は、基板61の裏面における長手方向の中央に配置されている導電部品64を把持して、第2集合体を搬送させることになるが、本実施形態の場合に比べて、第2集合体の搬送が安定する。
また、本実施形態では、導電部品64は、基板61の裏面における長手方向の手前側であって、短手方向の中央に配置されているとして説明した。しかしながら、導電部品64は、基板61の裏面における長手方向の両端側に配置されていてもよい。この形態の場合、例えば、第1工程のF工程において、把持部材130が、基板61の裏面における長手方向の両端側に配置されている2つ導電部品64を把持して、第2集合体を搬送させれば、本実施形態の場合に比べて、第2集合体の搬送が安定する。
また、本実施形態では、第1工程のB工程において、基板61の裏面に導電部品64、ドライバIC、コネクタ等を実装した後、基板61の表面に複数のLEDアレイ62を実装するとして説明した。しかしながら、B工程において、基板61に複数のLEDアレイ62、導電部品64、ドライバIC、コネクタ等が実装されれば、実装の順は異なっていてもよい。
また、本実施形態では、第1工程のF工程において、D工程において不良品であると判断された第2集合体の修理を、再接続用ワイヤボンディング装置により行うとして説明した。しかしながら、F工程において、第2集合体が修理されれば、再接続用ワイヤボンディング装置によらず、C工程で用いるワイヤボンディング装置により修理してもよい。
また、本実施形態では、第1工程のD工程の後F工程が行われる場合とF工程の後D工程が行われる場合に、把持部材130により導電部品64を把持して第2集合体を搬送するとして説明した。しかしながら、B工程において基板群110を構成する基板61の裏面に導電部品64が実装された後は、搬送台を用いずに、導電部品64を把持部材130で把持(接触)して搬送してもよい。
また、本実施形態では、第1工程のD工程の後F工程が行われる場合とF工程の後D工程が行われる場合に、把持部材130により導電部品64を把持して第2集合体を搬送するとして説明した。しかしながら、導電部品64に接触して第2集合体を搬送することができれば、把持部材130とは異なる部材を用いて、該部材を導電部品64に引っ掛けて、第2集合体を搬送してもよい。この場合、該異なる部材は、搬送部材の一例である。なお、作業者が手袋をし、その手袋で導電部品64に接触して第2集合体を搬送してもよい。この場合、手袋は該異なる部材の一例(つまり、搬送部材の一例)である。
また、本実施形態では、第1工程のF工程において第2集合体の修理をした後、再度D工程において、ドライバICの各出力端子と複数のLED66の各入力端子との接続の状態を検査するとして説明した。しかしながら、D工程における再度の検査の際、F工程で修理した箇所の接続の状態を検査するようにしてもよい。
また、本実施形態では、第3工程で用いられる封止材90が、一例として液状の封止材が空気中の水分と反応し硬化(固化)するもの(樹脂)として説明した。しかしながら、硬化前に液体等の流体であり、硬化後に固体であれば、液状の封止材が空気中の水分と反応し硬化する樹脂でなくてもよい。例えば、紫外線硬化型樹脂、熱硬化性樹脂、無機系接着剤、有機系接着剤等を封止材90として用いてもよい。
60 発光基板
61 プリント配線基板(長尺な基板の一例)
62 LEDアレイ(発光素子の一例)
63 接地端子
64 導電部品(部品の一例)
70 レンズアレイ(光学素子の一例)
80 筐体
90 封止材
92 対向部位(合わせ部の一例)
100 露光装置
110 基板群
116 貫通穴
130 把持部材(搬送部材の一例)

Claims (2)

  1. 裏面に接地端子が形成された複数の長尺な基板が短手方向に並べられて連結されており、長手方向の両端部に捨て基板が連結されていない基板群を準備する工程と、
    該接地端子に、部品の導電部が接続されるように該基板の裏面に部品を実装し、該基板の表面に長手方向の一端部から他端部にかけて複数の発光素子を実装する工程と、
    該実装する工程の後、接地された搬送部材で該導電部を把持し又は引っ掛けて該基板群を搬送する工程と、
    を含む発光基板の製造方法。
  2. 請求項に記載の方法で発光基板を製造する工程と、
    該工程で製造された前記発光基板と前記発光素子から出射される光を結像させる光学素子とが対向するように、前記発光基板及び前記光学素子を筐体に固定する工程と、
    を含む露光装置の製造方法。
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