JP5691176B2 - プリントヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機等の画像形成装置、および該画像形成装置に用いられるプリントヘッドに関する。
複写機等の画像形成装置においては、複数の発光素子をプリント配線基板に略直線状に配設した発光素子基板と、複数のロッドレンズを略直線状に配設したレンズアレイとを、発光素子の発光点とレンズアレイが対向するようにカバー等に固定(配設)したプリントヘッドが使用されている。
かかるプリントヘッドは、発光素子の発光点とレンズアレイの焦点位置を略一致させる必要があるため、発光素子基板とレンズアレイとの間に所定の空間がある。そして、かかる空間は、下記の理由により、カバーおよび封止材によって外気(外部)から遮断することが一般に行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
(理由1)前記した空間内に外部から埃等の異物が侵入すると、ロッドレンズの光学面に当該異物が付着し、発光素子の発光点から出射した光が当該異物によって遮られ、画像形成装置の画質劣化を引き起こす。
(理由2)前記した空間内に外部から水分が侵入すると、金パターンや半導体素子が劣化し、プリントヘッドの寿命を低下させ、ひいては画像形成装置の寿命を低下させる。
また、発光素子基板を構成するプリント配線基板は、短手方向に対して長手方向が非常に長いので反り易い。このため、プリント配線基板に対して高精度に発光素子を固定(実装)する等の目的で、複数のプリント配線基板を連結片で連結した集合プリント配線基板を用いることが行われている(例えば、特許文献3参照)。
集合プリント配線基板を用いて前記した発光素子基板を製造する場合は、集合プリント配線基板を構成する全てのプリント配線基板に対して紫外線硬化型接着剤、熱硬化性接着剤、ハンダペースト等の塗布材を塗布し、この塗布材の上に複数の発光素子を載せた後、紫外線、リフロー炉、オーブン等で塗布材を固化させ、複数の発光素子を集合プリント配線基板に固定する。つまり、集合プリント配線基板を用いた場合は、複数の発光素子基板が連結片で連結されたものが製造される。
そして、連結片を切断して得た発光素子基板を、接着剤等を用いてカバーに固定し、カバーと発光素子基板の隙間を、外部から封止材で封止することによりプリントヘッドを製造できる。
特開平06−135052号公報 特開平11−266037号公報 特開2009−283959号公報
しかし、1枚の発光素子基板を得るために連結片を切断すると、発光素子基板の切断面からプリント配線基板を構成するガラスエポキシ等の粉が出るという問題がある。この粉は、画像形成装置の搬送中の振動等により、プリントヘッドの内部(発光素子基板とレンズアレイとの間の空間)に侵入して、発光素子の発光点の上に付着し、画像形成装置の画質劣化の原因となる。尚、プリントヘッドは、非常にデリケートであり、発光素子の発光点上に数ミクロンの粉、埃等が付着しただけでも画像形成装置の画質の劣化に繋がる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであって、集合プリント配線基板の連結片を切断して発光素子基板を得た場合であっても、連結片の切断面から発生する粉が原因で生じる画像形成装置の画質劣化を防止できるプリントヘッドおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明は、複数のロッドレンズを整列配置したレンズアレイと、複数の発光素子をプリント配線基板に固定した発光素子基板とを備え、レンズアレイの一方のレンズ面と発光素子が対向するように、レンズアレイおよび発光素子基板をハウジングに固定したプリントヘッドに関するものである。
そして、発光素子基板は、複数のプリント配線基板を複数の連結片により連結した集合プリント配線基板に発光素子を固定し、複数の連結片を切断して得たもの、または、複数のプリント配線基板を複数の連結片により連結した集合プリント配線基板における複数の連結片を切断し、発光素子を固定して得たものであり、前記発光素子基板における前記複数の連結片の切断面と対向する前記ハウジングにおける前記発光素子基板の固定面にはそれぞれ複数の切り欠き部が設けられており、前記複数の連結片の切断面と前記複数の切り欠き部との間に封止材を塗布したことを特徴とする。
(第2発明)
前記封止材を塗布した後、前記発光素子基板と前記ハウジングの前記固定面との間に全面にわたって第2の封止材を塗布したことを特徴とする。
かかる構成により、発光素子基板における連結片の切断面は、封止材により覆われるので、切断面からプリント配線基板の粉が発生することがない。このため、ハウジングに発光素子基板を固定した後、ハウジングと発光素子基板の隙間からプリントヘッドの内部にプリント配線基板の粉が侵入することがない。
(第発明)
発明は、第1発明のプリントヘッドにおいて、封止材を接着剤にしたことを特徴とする。
かかる構成により、連結片の切断面を接着剤で覆うことになるので、切断面からプリント配線基板の粉が発生することがなく、第1発明と同様の効果を得ることができる。また、発光素子基板とハウジングを接着剤にて固定することができ、発光素子基板の全周に接着剤を塗布した場合は、接着剤に封止材の機能を持たせることも可能である。
(第発明)
発明は、表面に静電潜像を形成する感光体と、この感光体と対向した第1発明発明のいずれか1発明に記載のプリントヘッドとを備えた画像形成装置に関する。
かかる構成により、前記した第1発明発明のいずれか1発明の効果を奏するプリントヘッドを用いるので、切断面から発生するプリント配線基板の粉が原因で発生する画質劣化の無い画像形成装置を提供できる。
本発明は、ハウジングに発光素子基板を固定した後、ハウジングと発光素子基板の隙間から内部にプリント配線基板の粉が侵入することがないプリントヘッド等を提供できる。
プリントヘッドの平面図 プリントヘッドの側面図 プリントヘッドの断面図(図1における断面A−A) プリント配線基板が連結した集合プリント配線基板の平面図 発光素子基板が連結した集合プリント配線基板の平面図 発光素子基板が連結した集合プリント配線基板の一端の斜視図 発光素子基板の平面図 発光素子基板の一端の斜視図(図7のW部分の部分拡大図) 発光素子基板の一部分の斜視図(図7のV部分の部分拡大図) ハウジングの平面図 ハウジングの断面図(図10における断面B−B) 製造途中のプリントヘッドの一端上面の斜視図 製造途中のプリントヘッドの一端下面の斜視図 製造途中のプリントヘッドの一部分下面の斜視図(部分拡大図) 製造途中のプリントヘッドの一端上面の斜視図 製造途中のプリントヘッドの一端下面の斜視図 画像形成装置の構成を説明するための図 プリントヘッドと感光体の位置関係を説明するための図
以下に実施例を用いて、本発明を詳細に説明する。
〔プリントヘッド〕
図1〜図3に示すように、本発明に係るプリントヘッド1は、複数のロッドレンズ6を整列配置したレンズアレイ3と、複数の発光素子4をプリント配線基板9に固定した発光素子基板5を備え、レンズアレイ3の一方のレンズ面と発光素子4が対向するように、レンズアレイ3および発光素子基板5をハウジング2に固定したものである。
別言すると、図10および図11に示すように、ハウジング2には、貫通穴30が形成されており、プリントヘッド1は、このハウジング2の貫通穴30の下部32を閉じるように発光素子基板5をハウジング2に固定し、ハウジング2の貫通穴30の上部31を閉じるようにレンズアレイ3を固定したものである。
そして、プリントヘッド1は、図3、図15および図16に示すように、ハウジング2、レンズアレイ3および発光素子基板5により囲まれたプリントヘッド1の内部の空間に外部から埃等の異物が侵入しないように、プリントヘッド1の外部から封止材33が塗布される。
このプリントヘッド1は、図3に示すように、発光素子基板5の表面10に固定(実装)された発光素子4の発光点を発光させた場合に、当該発光点から出射した光がレンズアレイ3により収束(集光)する結像点(焦点位置)までの距離が共役長TCになるように設定されている。この共役長TCは、発光点からレンズアレイ3の下面(一方のレンズ面)までの距離Lと、レンズアレイの上面(他方のレンズ面)から結像点までの距離Lと、レンズアレイの高さとの和であり、TC=+2Lという関係が成り立つ。
(ハウジング)
ハウジング2は、ABS等の樹脂からなり、図10および図11に示すように、中央部に長尺な貫通穴30が形成され、その上部31は、レンズアレイ3の一部を挿入して位置決めすることができるように、レンズアレイ3よりも若干大きくなっている。また、貫通穴30の下部32は、発光素子基板5を挿入して位置決めすることができるように、発光素子基板5よりも若干大きくなっている。
(発光素子基板)
発光素子基板5は、図7および図8に示すように、プリント配線基板(ベアボード)9に発光素子4が導電性接着剤等により千鳥状に固定(実装)されたものである。発光素子4の表面には図示しない複数(例えば、256個)の発光点が直線状に形成されており、複数のパッド13も形成されている。この複数のパッド13と、プリント配線基板9の表面10に形成された複数のパッド14は、ワイヤー(金線)12で接続されている。
尚、図8においては、パッド13、14およびワイヤー12は、説明を簡単にするため1組のみ図示したが実際には複数組ある。また、図7および図8においては発光素子4が千鳥状に固定されたものを示したが、発光素子4は、直線状に固定されていても良い。プリント配線基板9の裏面11は、図3に示すように、バイパスコンデンサ7が実装されていても良く、金属製のベースやヒートシンク(図示せず)が固定されていても良い。
この発光素子基板5は、以下のようにして製造する。すなわち、まず、図4に示すように、複数(5枚)のプリント配線基板9を複数の連結片44により連結した集合プリント配線基板41を準備する。連結片44は、肉厚方向(Z軸方向)に貫通した複数の長孔49によって形成されている。別言すると、長孔49と長孔49の間に連結片44が形成されている。
そして、5枚のプリント配線基板9の全てのベタパターン8に対して、導電性接着剤等を塗布し、その上に全ての発光素子4を置く。例えば、1枚のプリント配線基板9に固定する発光素子4が20個である場合は、集合プリント配線基板41に100個の発光素子4を置く。そして、導線性接着剤等をオーブン等で加熱等して硬化させ、集合プリント配線基板41に100個の発光素子4を固定する(図5、図6参照)。
その後、100個の発光素子4が固定された集合プリント配線基板41における全ての連結片44を図示しない切断装置により切断する。そうすると、5枚の発光素子基板5が得られる。かかる方法により、プリント配線基板9が長尺、つまり短手方向(X方向)の長さに対して長手方向(Y方向)の長さが非常に長くても、互いを相互に連結片44に連結した集合プリント配線基板41を用いることにより、個々のプリント配線基板9に生じる反りを少なくでき、高精度に発光素子4を個々のプリント配線基板9に固定できる。
〔プリントヘッドの製造方法〕
次に本発明に係るプリントヘッド1の製造方法について説明する。
まず、図12および図13に示すように、ハウジング2(図10、図11参照)の貫通穴30の上部31にレンズアレイ3、下部32に発光素子基板5をセットし、接着剤37を用いて固定する。ハウジング2にレンズアレイ3および発光素子基板5を固定するに際し、長手方向(Y方向)の全領域について図3に示したTC=2L+Hの関係が略成立するように公知の技術を用いて微調整を行う。
次に、図16に示すように、ハウジング2と発光素子基板5の隙間34が外部に露出しないように、公知の塗布装置を用いて封止材33を常温で塗布する。このとき、発光素子基板5の側面には、複数の連結片44の切断面42(図9参照)があるが、全ての切断面42の全面を覆うように封止材33を塗布する。
具体的には、図14に示すように、発光素子基板5における切断面42と対向するハウジング2の部分に切り欠き部36を設けることにより、全ての切断面42の全面に封止材33が付着し易くすることが望ましい。そして、常温よりも4℃〜10℃高い温度でハウジング2等を加熱しつつ第1の封止材33を固化させる。そうすると、発光素子基板5の全ての切断面42は、封止材33で覆われるので、切断面42からプリント配線基板9を構成するガラスエポキシ等の粉が出て、当該粉がプリントヘッド1の内部に侵入することがない。
本実施例1においては、室温が22℃の塗布工程でシリコン樹脂からなる封止材33を、隙間34を埋め、かつ、切断面42を覆うように塗布した後、乾燥工程において、60ワットの白熱灯の近傍にプリントヘッド1を約15分間置き、封止材33を固化させた。この際、プリントヘッド1の内部の温度は約30℃になり、プリントヘッド1の内部の空気の体積は膨張した状態になる。
次に、プリントヘッド1の内部の空気の体積が膨張した状態にあるときに(プリントヘッド1の内部が室温よりも4℃〜10℃高い温度であるときに)、図15に示すように、ハウジング2とレンズアレイ3の隙間を埋めるように公知の塗布装置を用いてシリコン樹脂からなる封止材33を室温(22℃)で塗布し、当該封止材33を室温(22℃)で固化させた。尚、本実施例1においては、封止材33として、東レダウコーニング社製の型式SE9176を用いた。
そうすると、プリントヘッド1のハウジング2等の温度低下に伴い、プリントヘッド1の内部の空気の体積が縮小を始める。また、シリコン樹脂からなる封止材33が固化する際にガスを発生するため、その一部がプリントヘッド1の内部に侵入し、プリントヘッド1内部の気体の体積の膨張が始まる。
つまり、前記したプリントヘッド1の温度低下に伴うプリントヘッド1の内部の空気の体積の縮小と、前記したプリントヘッド1内部への封止材33のガスの侵入によるプリントヘッド1の内部の気体の体積の膨張が釣り合う状態になる。このため、プリントヘッド1の封止材33は、カバー2の外側に向かって膨らむことが無く、プリントヘッド1の内部を外気(外部)と完全に遮断することができる。
尚、発光素子基板5は、前記したように、集合プリント配線基板41に全て(例えば100個)の発光素子4を固定した後、全ての連結片44を切断して得た場合のみならず、集合プリント配線基板41に発光素子4を固定していない状態で全ての連結片44を切断した後、個々のプリント配線基板9に対して複数(例えば20個)発光素子4を固定して得た場合であっても良い。いずれの場合においても発光素子基板4の側面には複数の切断面42が形成されており、当該切断面42からはプリント配線基板9を構成するガラスエポキシ等の粉が出るからである。
他の実施例を以下に説明する。
尚、説明を分かりやすくするため、実施例1との違いについてのみ説明する。
本実施例2は、実施例1における封止材33を接着剤37に置き換えたものである。つまり、図2、図3、図12、図13、図15および図16における符号33を接着剤としたものである。かかる構成であっても、発光素子基板5の全ての切断面42が接着剤で覆われるので、切断面42からプリント配線基板9を構成するガラスエポキシ等の粉が出て、当該粉がプリントヘッド1の内部に侵入することがない。尚、本実施例においては、封止材を用いないので、図12および図13に示した工程を省略することが可能である。
本発明に係る第3実施例を、図17および図18を用いて説明する。尚、図18は、プリントヘッド1と感光体ドラム25との位置関係を分かりやすくするために図17の一部を拡大した部分拡大図である。
(画像形成装置)
図17に示すように、本発明に係る画像形成装置は、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタ131であり、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部110、画像形成プロセス部110を制御する制御部130、パーソナルコンピュータ102や画像読取装置103から受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部140を備えている。画像形成プロセス部110は、一定の間隔をおいて並列配置される4つの画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kを備えている。
そして、これらの画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kのそれぞれは、静電潜像を形成してトナー像を担持する像担持体(感光体)としての感光体ドラム25と、この感光体ドラム25の表面を所定電位で一様に帯電する帯電装置113と、帯電装置113によって表面が帯電された感光体ドラム25を露光する露光装置としてのプリントヘッド1と、プリントヘッド1によって得られた静電潜像を現像する現像装置115と、転写後の感光体ドラム25の表面を清掃するクリーナー(ブレード)116とを備えている。尚、プリントヘッド1は、本発明に係る製造方法により製造されたプリントヘッドであることは言うまでもない。
さらに、現像装置115の下流側近傍には、感光体ドラム25に対向して、感光体ドラム25上に形成されたテスト用パッチ(濃度見本)のトナー像濃度を検出する濃度検出回路117が備えられている。この濃度検出回路117は制御部130に接続され、トナー像濃度検出値を出力する。
ここで、各画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kは、現像装置115に収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
また、画像形成プロセス部110は、各画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kの感光体ドラム25にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト121と、各画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kの各色のトナー像を中間転写ベルト121に順次転写(一次転写)させる一次転写帯電装置としての一次転写ロール122と、中間転写ベルト121上に転写された重畳トナー像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写帯電装置としての二次転写ロール123と、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置125とを備えている。
画像形成プロセス部110は、制御部130から供給された同期信号等の制御信号に基づいて画像形成動作を行う。その際に、パーソナルコンピュータ102や画像読取装置103から入力された画像データは、画像処理部140によって画像処理が施され、インタフェースを介して各画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kに供給される。
そして、例えばイエローの画像形成ユニット111Yでは、帯電装置113により所定電位で一様に帯電された感光体ドラム25の表面が、画像処理部140から得られた画像データに基づいて発光するプリントヘッド1により露光されて、感光体ドラム25上に静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像装置115により現像され、感光体ドラム25上にはイエローのトナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット111M、111C、111Kのそれぞれの感光体ドラム25においても、マゼンタ、シアン、黒の各色トナー像が形成される。
各画像形成ユニット111Y、111M、111C、111Kのそれぞれの感光体ドラム25に形成された各色トナー像は、図17の矢印A方向に回動する中間転写ベルト121上に、一次転写ロール122により順次静電吸引され、中間転写ベルト121上に重畳されたトナー像が形成される。
この重畳トナー像は、中間転写ベルト121の回動に伴って二次転写ロール123が配設された領域(二次転写部)に搬送される。そして、重畳トナー像が二次転写部に搬送されると、トナー像が二次転写部に搬送されるタイミングに合わせて用紙Pが二次転写部に供給される。
そして、二次転写部にて二次転写ロール123により形成される転写電界により、重畳トナー像は搬送されてきた用紙P上に一括して静電転写される。その後、重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、中間転写ベルト121から剥離され、搬送ベルト124により定着装置125まで搬送される。
定着装置125に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着装置125によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、デジタルカラープリンタ131の排出部に設けられた図示しない排紙載置部に搬送される。つまり、本実施例8に係る画像形成装置は、プリントヘッド1を備えているので、高画質な画像を形成できる。
前記した実施例は、説明のために例示したものであって、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び図面の記載から当事者が認識する事ができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
例えば、前記した実施例においては、集合プリント配線基板41として5枚のプリント配線基板9が連結片44により連結され、その周りに捨て基板45が連結片44により連結されたものを示したが、これに限るものではなく、プリント配線基板9の枚数は4枚以下枚であっても6枚以上であっても良い。また、捨て基板45は無くても良い。
また、前記した実施例においては、1枚のプリント配線基板9に固定される発光素子4の数を20個としたものを示したが、これに限るものではなく、19個以下であっても21個以上であっても良い。
本発明は、複写機、プリンタ等で用いられるプリントヘッド等に適用される。
1 プリントヘッド
2 ハウジング
3 レンズアレイ
4 発光素子
5 発光素子基板
6 ロッドレンズ
9 プリント配線基板
41 集合プリント配線基板
42 切断面
44 連結片

Claims (4)

  1. 複数のロッドレンズを整列配置したレンズアレイと、
    複数の発光素子をプリント配線基板に固定した発光素子基板とを備え、
    前記レンズアレイの一方のレンズ面と前記発光素子が対向するように、前記レンズアレイおよび前記発光素子基板をハウジングに固定したプリントヘッドにおいて、
    前記発光素子基板は、複数の前記プリント配線基板を複数の連結片により連結した集合プリント配線基板に前記発光素子を固定し、前記複数の連結片を切断して得たもの、または、複数の前記プリント配線基板を複数の連結片により連結した集合プリント配線基板における前記複数の連結片を切断し、前記発光素子を固定して得たものであり、
    前記発光素子基板における前記複数の連結片の切断面と対向する前記ハウジングにおける前記発光素子基板の固定面にはそれぞれ複数の切り欠き部が設けられており、
    前記複数の連結片の切断面と前記複数の切り欠き部との間に封止材を塗布したことを特徴とするプリントヘッド
  2. 前記封止材を塗布した後、前記発光素子基板と前記ハウジングの前記固定面との間に全面にわたって第2の封止材を塗布した請求項1に記載のプリントヘッド
  3. 前記封止材が接着剤である請求項1に記載のプリントヘッド
  4. 表面に静電潜像を形成する感光体と、
    該感光体と対向した請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のプリントヘッドとを備えた画像形成装置
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