JP6357448B2 - コネクタ付き電線、及び、コネクタ付き電線の製造方法 - Google Patents

コネクタ付き電線、及び、コネクタ付き電線の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタ付き電線及びその製造方法に関する。
従来から、電線と、電線の末端に設けられた端子(圧着端子)をキャビティ(収容室)に収容して保持したコネクタと、を備えたコネクタ付き電線が、自動車用のワイヤーハーネス等に用いられている。この種のコネクタ付き電線について、近年、アルミニウムを導体として採用した電線(アルミニウム電線)を用いることが提案されている。アルミニウム電線を用いたコネクタ付き電線は、導体として銅が用いられる場合に比べて軽量かつ低コストであるものの、端子に用いられる材料(一般に、銅)とアルミニウムとの自然電位の差に起因し、端子と導体との接触部分に液体が付着したときに導体の腐食(いわゆるガルバニック腐食)が生じる場合がある。
特に、被水環境下(例えば、自動車のエンジンルーム内)で使用するコネクタ付き電線については、高度な防水性が求められるため、高コストではあるものの、防水用に専用設計されたコネクタ付き電線(いわゆる防水コネクタ)が用いられることが多い。一方、コネクタ付き電線が使用される環境によっては(例えば、自動車の床下内およびドア内に用いられる場合)、防水コネクタほどの高度な防水性が求められない場合がある。そのような場合、コスト削減の観点から、簡易的な防水機能を付加した通常のコネクタ付き電線(いわゆる非防水コネクタ)が用いられることがある。
例えば、従来のコネクタ付き電線の一つ(以下「従来例」という。)は、コネクタ及び電線に跨がる幅を有した帯状のシート材(弾性体によって形成された肉厚なシート材であり、片面が粘着面である。)を粘着面を内側とするように二つ折りにし、コネクタの端部とその端部の近傍の電線とを挟み込みながら粘着面同士を密着させるようになっている。これにより、従来例は、シート材によってコネクタの収容室を保護し、簡易的な防水機能をコネクタ付き電線に付加するようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2015−69748号公報
発明者が行った実験および考察によれば、上述した従来例では、シート材が自らの弾性によって元の形状を回復しようとする現象(いわゆる弾性回復)等の理由により、コネクタ付き電線を長期間に亘って使用した際などにおいて、シート材がコネクタから剥がれる場合があることが明らかになった。例えば、二つ折りしたシート材によってコネクタ及び電線を挟んだ際にコネクタ等に接触することなくシート材同士が密着した部分(例えば、シート材の両端部が密着した部分。以下、便宜上「耳部分」という。)とコネクタとの間において、シート材の剥がれ(隙間)が生じることが明らかになった。
上述した剥がれ(隙間)の原因として、従来例のシート材が「粘着面を内側とするように二つ折りにして粘着面同士を密着させた形状」(以下「二つ折り形状」という。)を有していることに起因し、シート材の弾性回復によってシート材(粘着面同士が密着している2つのシート材)が互いに離れる向きに変形すること、が考えられる。
上述した剥がれ(隙間)は、コネクタ付き電線に付加した防水機能を低下させ、コネクタ付き電線を長期間に亘って使用する際の信頼性等に影響を及ぼし得る。そのため、このような剥がれを出来る限り防ぐことが望ましい。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、長期間に亘って使用しても防水機能を維持することが可能なコネクタ付き電線及びその製造方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタ付き電線は下記(1)〜()の特徴を有し、本発明に係るコネクタ付き電線の製造方法は下記()の特徴を有する。
(1)
電線と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室を有するコネクタと、前記収容室を覆う防水部材と、を備えたコネクタ付き電線であって、
前記防水部材は、
前記収容室が設けられた前記コネクタの端面を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材が一の端部のおもて面と他の端部の裏面とが密着した重複部を幅方向の全域に亘って有するように巻回した巻回形状、を有すると共に、
巻回形状を有する前記シート材の前記コネクタ側の端部の内周面は、前記重複部を含む全周に亘って前記コネクタの外周面に密着し、巻回形状を有する前記シート材の前記電線側の端部の内周面は、前記重複部及び前記重複部に対向する部分が前記電線の外周面に密着し、且つ、残りの両側部分が前記電線に接触することなく内周面同士が密着した一対の耳部分を構成した
コネクタ付き電線であること。
(2)
上記(1)に記載の電線付きコネクタであって、
前記コネクタが、
該コネクタの外周面に交差する方向に変位可能なロックアームを有し、
前記防水部材が、
前記重複部が前記ロックアームとは異なる位置に存在する巻回形状を有する、
電線付きコネクタであること。

電線と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室を有するコネクタと、前記収容室を覆う防水部材と、を備えたコネクタ付き電線の製造方法であって、
前記電線の前記端子を前記収容室に収容する第1工程と、
前記コネクタ及び前記電線に前記防水部材を取り付ける第2工程であって、前記収容室が設けられた前記コネクタの端面を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材を、一の端部のおもて面と他の端部の裏面とが密着した重複部を幅方向の全域に亘って有する巻回形状をなすように、前記シート材の前記コネクタ側の端部の内周面を、前記重複部を含む全周に亘って前記コネクタの外周面に密着させながら前記コネクタの周りに巻き付けると共に、前記シート材の前記電線側の端部の内周面を、前記重複部及び前記重複部に対向する部分を前記電線の外周面に密着させ、且つ、残りの両側部分を前記電線に接触させることなく内周面同士を密着させて一対の耳部分を形成する、第2工程と、を含む、
コネクタ付き電線の製造方法であること。
上記(1)の構成によれば、防水部材は、上述した重複部を有する巻回形状(換言すると、シート材をコネクタの周りに周回させて、シート材の一の端部(おもて面)に他の端部(裏面)を重ねた形状)を有しており、従来例のような二つ折り形状を有さない。そのため、本構成の防水部材においては、シート材が弾性回復した場合であっても、シート材(重複部を形成する2つのシート材)が互いに離れる向きに変形することはない。具体的には、本構成の防水部材においては、重複部を形成する2つのシート材が実質的に同じ向き(コネクタから離れる向き)に変形することになる。よって、本構成のコネクタ付き電線においては、従来例に比べ、長期間に亘って使用した場合であっても防水部材とコネクタとの間における剥がれ(隙間)が生じ難い。
更に、上述した巻回形状を有する防水部材の一端(コネクタ側の端部の内周面)がコネクタの外周面に密着すると共に他端(電線側の端部の内周面の少なくとも一部)が電線の外周面に密着しているため、コネクタの収容室、コネクタの端面および収容室近傍の電線が、防水部材に覆われることになる。よって、コネクタの収容室への水の侵入が防がれる。なお、本構成の防水部材においても、電線の太さ及び形状等によっては、電線の周辺に従来例のようにシート材同士が密着した部分(耳部分)が形成される場合がある。しかし、本構成の防水部材は、コネクタの周辺においてそのような部分が形成されない分、従来例に比べて防水機能の維持性能に優れることになる。
したがって、本構成のコネクタ付き電線は、長期間に亘って使用しても防水機能を維持することが可能である。
本構成のコネクタ付き電線は、上述した防水機能の維持に加え、以下の効果も有する。例えば、従来例では、上述した耳部分がコネクタから突出しているため、コネクタ付き電線を自動車等に取り付ける際などに耳部分が周辺の部材に接触する可能性がある。耳部分が周辺の部材に接触すると、上述した剥がれが誘発・促進されるため、好ましくない。更に、このような耳部分に起因する剥がれの誘発・促進は、例えば、コネクタ付き電線を搬送用のケース等に出し入れする際に、コネクタ付き電線がケースに接触すること及びコネクタ付き電線同士が接触すること等によっても生じ得る。そのため、従来例では、自動車等への取り付けの際および搬送用のケース等に出し入れする際などに上述した接触を避けるように配慮する必要があり、それら作業が煩雑となる可能性がある。これに対し、本構成のコネクタ付き電線は、従来例のような耳部分を少なくともコネクタの周りには有さないため、コネクタ付き電線の搬送および自動車等への取り付け等の作業が従来例に比べて容易となる。
更に、電線の外周面にシート材を確実に密着させられる。具体的には、シート材をコネクタ及び電線に取り付ける場合、シート材をコネクタに巻き付けながら密着させた後、シート材を電線の外周面に押し付けて密着させることになる。ここで、電線の外周面は曲率が比較的小さいため、シート材を密着させ難い。本構成のコネクタ付き電線においては、電線の外周面の少なくとも一部を重複部が覆っているため、シート材(重複部)を電線の外周面に押し付ける際、1層のシート材を押し付ける場合に比べてシート材の厚みが大きい分、押し付ける力を広い範囲に拡散させ易い。そのため、シート材を電線の外周面に隙間なく密着させられる。よって、本構成のコネクタ付き電線は、防水部材を電線の外周面に確実に密着させ、防水機能を向上できる。
上記(2)の構成によれば、防水機能を高めるために防水部材とコネクタとの密着部分の面積を広げた際(換言すると、防水部材のコネクタ側の端部をコネクタの前方に向けて移動させた際)に防水部材がロックアームに重なった場合であっても、重複部(シート材が重なって厚みが増した部分)がロックアームとは異なる位置に配置されているため、ロックアームの操作性への影響を小さくできる。よって、本構成のコネクタ付き電線は、コネクタがロックアームを有する場合において、ロックアームの操作性を出来る限り維持しながら防水機能を高められる。
上記()の構成によれば、上記(1)と同様、従来例に比べ、防水部材とコネクタとの間における剥がれ(隙間)が生じ難いコネクタ付き電線を製造できる。したがって、本構成のコネクタ付き電線の製造方法は、長期間に亘って使用しても防水機能を維持することが可能なコネクタ付き電線を製造できる。
本発明によれば、従来例に比べ、防水部材とコネクタとの間における剥がれ(隙間)が生じ難く、コネクタ付き電線の防水機能をより長期間に亘って維持できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタ付き電線を製造する際にコネクタ及び電線にシート材を巻き付ける様子を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るコネクタ付き電線の概略斜視図である。 図3は、図2におけるIc−Ic断面図である。 図4は、図2におけるId−Id断面図である。
以下、図1〜4を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ付き電線1(以下単に「コネクタ付き電線1」という。)について説明する。
図1及び図2に示すように、コネクタ付き電線1は、複数の絶縁電線Waを粘着テープWbによって束ねた多芯ケーブルW(以下、場合により、この多芯ケーブルを単に「電線W」ともいう。)と、多芯ケーブルWの末端に取り付けられたコネクタ10と、防水部材20と、を備えている。
図1及び図2において、図中の矢印Aに示す方向を「前方」と称呼し、矢印Bに示す方向を「後方」と称呼し、矢印Cに示す方向を「上方」と称呼し、矢印Dに示す方向を「下方」と称呼する。
多芯ケーブルWを構成する各絶縁電線Waの末端には、コネクタ端子である圧着端子(図示略)が接続されている。多芯ケーブルWを構成する各絶縁電線Waは、芯線(導体)を絶縁体で被覆したものであり、末端部で絶縁体が剥がされて芯線が露出され、露出した芯線が圧着端子に圧着接続されている。本例においては、各絶縁電線Waがアルミニウム電線で構成され、圧着端子が銅を主成分とする金属材料で構成されている。つまり、本例においては、電線の導体(芯線)と端子とは異種金属によって構成されている。
コネクタ10は、合成樹脂成形品であるコネクタハウジング11の端面12に設けられた収容室13に、絶縁電線Waの末端に接続された圧着端子(図示略)を、コネクタハウジング11の後方から挿入して収容保持したものである。絶縁電線Waは、コネクタハウジング11の収容室13から後方Bへ延びており、粘着テープWbによって包囲されて1本の多芯ケーブルWを形成している。防水部材20は、収容室13を覆うように(より具体的には、複数の絶縁電線Wa及びそれらを束ねた多芯ケーブルWとコネクタハウジング11との間の隙間を封じるように)設けられている。
コネクタハウジング11は、前面から見て上下よりも左右に長い長方形の略ブロック形状をなし、外周4面が、それぞれ平坦な上壁11a及び下壁11bと左右側壁11c,11dとを有している。コネクタハウジング11の上壁11aの左右幅方向の中央部には、上下方向C,D(コネクタハウジング11の外周面に交差する方向)に変位可能なロックアーム(ロック部)14が設けられている。このロックアーム14は、このコネクタ10が相手側のコネクタ(図示略)と嵌合した際に、相手側コネクタに設けられたロック部と互いに係合して、両コネクタを嵌合するためのものである。なお、コネクタハウジング11は必ずしも上述した形状を有する必要はなく、種々の形状を有するコネクタハウジングが本発明のコネクタ付き電線に用いられ得る。例えば、コネクタハウジングの形状として、前面から見て左右よりも上下に長い長方形の略ブロック形状、前面から見て正方形の略ブロック形状、前面から見て円形または楕円形の形状、及び、外周面が平坦面ではない形状などが挙げられる。
防水部材20は、コネクタハウジング11の後方の端面12の位置を基準にしてコネクタハウジング11側(前方A)と電線側(後方B)の両方に亘って広がる幅Sを有するシート材20が一の端部の表面と他の端部の裏面とが密着した重複部を有するように巻回した巻回形状を有する。なお、本例において、防水部材とシート材とは実質的に同じ対象を指すため、それらに同一の符号(20)を付すこととする。
具体的には、巻き付ける前のシート材20は、略矩形の帯状体とされている。シート材20は、独立発泡体又は半独立発泡体で構成された一体成形の基体の片面に粘着面を形成したもので、弾性を有している。シート材20は、粘着面の形成されてない面を外周面(おもて面)20aとし、粘着面の形成されている面を内周面(裏面)20bとして、コネクタハウジング11の外周面と電線Wの外周面に図1のM方向に一周以上巻き付けられ、筒形状(巻回形状)を有するようになっている。換言すると、シート材20は、螺旋状には巻き付けられていない。このように巻き付けられた結果、シート材20の幅Sと、シート材20によって形成された筒形状(巻回形状)の防水部材20の前後方向(コネクタハウジング10から電線Wに向かう向き)の長さと、がほぼ同一になっている。
更に、図3及び図4に示すように、シート材20は、巻き付け終端部22が巻き付け始端部21を越えた位置まで巻き付けられることで、後から巻き付けられた部分24bの内周面20b(粘着面、裏面)が、先に巻き付けられた部分24aの外周面20a(おもて面)に密着して重ね合わせられている。これにより、重複部24が形成されている。
この状態にて、図2に示すように、筒形状のシート材20のコネクタ側の端部の内周面20b(粘着面)がコネクタハウジング11の外周面に密着接合され、且つ、筒形状のシート材20の電線側の端部の内周面20b(粘着面)が電線Wの外周面に密着接合されている。更に、重複部24においては、後から巻き付けられた部分24bの内周面20b(粘着面)が、先に巻き付けられた部分24aの外周面20aに密着接合されている。
重複部24は、ロックアーム14が設けられた上壁11aと対向する下壁11b上に配置されている。換言すると、上壁11aに対してシート材20は一重に巻き付いているだけである。シート材20の前端側は、コネクタ10の機能に支障をもたらさない限り、防水機能を高めるためにコネクタハウジング11の端面12から出来る限り前方に延びていることが好ましいい(換言すると、防水部材20とコネクタ10との密着部分を出来る限り広げることが好ましい)。そこで、本実施形態においては、シート材20の前端がロックアーム14の一部に重なるようになっている。しかし、このようにロックアーム14の一部にシート材20が重なっていても、後述するように、ロックアーム14の操作性は維持されている。
シート材20の重複部24は、図4に示すように、電線Wの外周面の少なくとも一部を覆うように位置している。シート材20は、図2に示すように、電線Wの外周に巻き付けられた部分Nが電線Wを挟んで上下方向から押し潰されることで、その内周面20bの一部が電線Wの外周面に密着接合すると共にその内周面20bの他部同士が密着接合された板形状を有するように、形成されている。
なお、シート材20の基体を構成する独立発泡体又は半独立発泡体は、主としてEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)から作られている。独立発泡体は、ゴム本体内に形成された気泡が互いに独立して構成されていることから、十分な防水性を発泡体の全体において有している。一方、半独立発泡体は、ゴム本体内に形成された気泡が一部連続して構成されていることから、防水性に欠ける部位が存在するが、比較的防水基準が低い箇所に適用する場合には要求される防水性を充分に確保できる。独立発泡体として、例えば、日東電工株式会社製のエプトシーラー(独立発泡型)及びブリヂストン化成品株式会社製のエバーライトモラン(独立発泡型)等が採用可能である。また、半独立発泡体として、例えば、日東電工株式会社製のエプトシーラー(半独立発泡型)及びブリヂストン化成品株式会社製のエバーライトモラン(半独立発泡型)等が採用可能である。なお、エプトシーラー及びエバーライトモランは、いずれも登録商標である。
次いで、コネクタ付き電線1の製造方法について説明する。
まず、電線Wの末端に接続された端子(図示略)をコネクタハウジング11の収容室13に収容する(第1工程)。
次いで、防水部材20をコネクタ10及び電線Wに取り付ける(第2工程)。具体的には、コネクタハウジング11の端面12の位置を基準としてコネクタハウジング11側(前方A)と電線側(後方B)の両方に亘って広がる幅Sを有するシート材20を用意し、このシート材20を、一の端部のおもて面と他の端部の裏面とが密着した重複部24を有する巻回形状をなすように、コネクタハウジング11の外周および電線Wの外周に巻き付ける。その際、コネクタハウジング11側のシート材20の端部の内周面をコネクタハウジング11の外周面に密着させながらコネクタハウジング11の周りに巻き付け、図3に示すように巻き付け終端部22を巻き付け始端部21を越えた位置まで到達させる。これにより、後から巻き付けた部分24bの内周面20bを先に巻き付けた部分24aの外周面20aに密着して重ね合わせる。その後、シート材20の電線側の端部の内周面20bの一部を電線Wの外周面に密着接合させ、その内周面20bの他部同士を密着接合する。
以上が、本実施形態に係るコネクタ付き電線1についての説明である。
本実施形態に係るコネクタ付き電線1によれば、シート材20の巻き付け終端部22が巻き付け始端部21を越えた位置まで巻き付けられることで、後から巻き付けられた部分24bの内周面20bが先に巻き付けられた部分24aの外周面20aに密着して重ね合わせられている。そのため、コネクタ付き電線1は、従来例のような二つ折り形状を有さない。よって、シート材20が弾性回復した場合であっても、コネクタ10の周辺において、従来例のようにシート材(二つ折りした際に密着した2つのシート材)が互いに離れる向きに変形しない。その結果、コネクタ付き電線1は、従来例に比べ、長期間に亘って使用してもシート材20がコネクタ10から剥がれ難い。したがって、コネクタ付き電線1は、長期間に亘って使用しても防水機能を維持できる。
更に、シート材20が、コネクタハウジング11の端面12の位置を基準にしてコネクタ側(前方A)と電線側(後方B)の両方に亘って広がる幅Sを有しているため、コネクタ10と電線(多芯ケーブル)Wの両方に跨がるようにシート材20を筒形状に一巻きするだけで、必要な部分を確実にシート材20で覆うことができる。よって、幅の狭い粘着テープ等を螺旋状に何回も巻き付ける場合に比べ、粘着テープ間に隙間が生じる虞がない。
更に、シート材20が独立発砲体または半独立発砲体で構成されていることから、コネクタ10から引き出された絶縁電線Waの引出直後の部分を、ある程度の屈曲性を維持しながらも、過度に小さい曲率で屈曲しないように保護できる。しかも、独立発砲体または半独立発砲体は、ウレタン等の連続発砲体と異なって発砲体内部の気泡が連続していないため、シート材20に付着した水分が気泡を通じてシート材を通り抜けることを防ぐことができる。よって、絶縁電線Waとしてアルミニウム電線が採用される場合であっても、必要とされる防水機能をコネクタ付き電線に容易に付加できる。
更に、本実施形態のコネクタ付き電線1によれば、シート材20の前端がロックアーム14の一部に重なっているものの、シート材20の重複部24がロックアーム14とは異なる位置(ロックアーム14が設けられた側と反対側の下壁11b)に配置されている。これにより、シート材20がロックアーム14の操作性に及ぼす影響を小さくできる。別の言い方をすると、シート材20が重なって厚みが増した部分(重複部24)がロックアーム14を避けるように配置されているため、ロックアーム14には比較的厚みが小さい部分(本例においては1層のシート材20)が重なるため、シート材20がロックアーム14の操作性に及ぼす影響が小さい。
更に、シート材20の巻き付け終端部22が、コネクタハウジング11の平坦な下壁11b上に位置しているため、シート材20が剥がれる際の起点となりやすい巻き付け終端部22に他の部材が干渉しにくくなる。そのため、巻き付け終端部22を起点としてシート材20が剥がれにくくなる。なお、巻き付け終端部22がコネクタハウジング11の外周の角部(下壁11bと左右側壁11c,11dとの交差する稜線部)に位置する場合、他の部材が巻き付け終端部22に干渉し易く、巻き付け終端部22を起点にしてシート材20が剥がれ易くなる。本実施形態の場合、そのような剥がれの可能性を小さくできる。
更に、本実施形態のコネクタ付き電線1によれば、電線(多芯ケーブル)Wの外周面にシート材20を出来る限り確実に密着させることができる。即ち、シート材20をコネクタ10と電線Wに跨がって取り付ける場合、作業者が手作業でシート材20をコネクタ10の外周と電線Wの外周に巻き付け、その後に、シート材20をコネクタ10の外周や電線Wの外周に更に押し付けて密着させる。その際、電線Wの外周面は、曲率が比較的小さいためにシート材20を密着させにくく、電線Wの外周面とシート材20との間に隙間が生じ易い。
しかし、本実施形態では、図4に示すように、電線Wの外周面の少なくとも一部を重複部24(2層以上のシート材20)によって覆っている。このように2層以上のシート材20によって電線Wの外周面を覆った場合、1層のシート材20で覆った場合に比べてシート材の厚みが大きい分、押し付ける力をシート材20の各部に均等に分散させ易い。よって、位置ごとの押し付け力の偏りが小さくなり、位置ごとの密着度のばらつきを小さくしながら、シート材20を電線Wの外周面に密着させられる。その結果、防水機能を向上できる。
更に、本実施形態のコネクタ付き電線1によれば、シート材20の電線Wの外周面に巻き付けられた部分Nが、電線Wを挟んで両側(上下方向)から押し潰されることで、対向する内面(内周面20b)同士が密着接合された板状に形成されている。そのため、コネクタ10から引き出された電線Wの引出直後の部分を、ある程度の屈曲性を維持しながらも、過度に小さい曲率で屈曲しないように保護できる。この場合、板状に形成された部分は、板面に沿った方向(左右方向)には曲げ剛性が高くなるため、その方向には、より曲がりを抑制する働きを持たせることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。
例えば、上述した実施形態では、シート材20を独立発泡体又は半独立発泡体によって構成している。しかし、シート材20は、止水性および弾性を備える材料から構成されればよく、必ずしも独立発泡体または半独立発泡体に限定されない。
更に、例えば、上述した実施形態では、アルミニウム電線が用いられている。しかし、本発明のコネクタ付き電線は、アルミニウム電線以外の電線(例えば、銅電線)を用いて構成されてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ付き電線の実施形態の特徴を下記(1)〜(3)に簡潔に纏めて列記し、本発明に係るコネクタ付き電線の製造方法の実施形態の特徴を下記(4)に簡潔に纏めて記載する。
(1)
電線(W)と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室(13)を有するコネクタ(10)と、前記収容室を覆う防水部材(20)と、を備えたコネクタ付き電線(1)であって、
前記防水部材(20)は、
前記収容室(13)が設けられた前記コネクタの端面(12)を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材(20)が一の端部のおもて面(20a)と他の端部の裏面(20b)とが密着した重複部(24)を有するように巻回した巻回形状を有すると共に、
該防水部材(20)の前記コネクタ側の端部の内周面が前記コネクタ(10)の外周面に密着し、該防水部材(20)の前記電線側の端部の内周面の少なくとも一部が前記電線(W)の外周面に密着した、
コネクタ付き電線。
(2)
上記(1)に記載の電線付きコネクタであって、
前記コネクタ(10)が、
該コネクタの外周面に交差する方向に変位可能なロックアーム(14)を有し、
前記防水部材(20)が、
前記重複部(24)が前記ロックアーム(14)とは異なる位置に存在する巻回形状を有する、
電線付きコネクタ。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の電線付きコネクタにおいて、
前記防水部材(20)が、
前記重複部(24)が前記電線(W)の外周面の少なくとも一部を覆う巻回形状を有する、
電線付きコネクタ。
(4)
電線(W)と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室(13)を有するコネクタ(10)と、前記収容室を覆う防水部材(20)と、を備えたコネクタ付き電線の製造方法であって、
前記電線(W)の前記端子を前記収容室(13)に収容する第1工程と、
前記コネクタ(10)及び前記電線(W)に前記防水部材(20)を取り付ける第2工程であって、前記収容室が設けられた前記コネクタの端面(12)を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材(20)を、一の端部の表面と他の端部の裏面とが密着した重複部(24)を有する巻回形状をなすように、前記コネクタ側の該シート材の端部の内周面を前記コネクタ(10)の外周面に密着させながら前記コネクタの周りに巻き付けると共に、前記シート材(20)の前記電線側の端部の内周面の少なくとも一部を前記電線(W)の外周面に密着させる、第2工程と、を含む、
コネクタ付き電線の製造方法。
1 コネクタ付き電線
10 コネクタ
12 コネクタの端面
13 収容室
14 ロックアーム
20 防水部材(シート材)
24 重複部
W 電線

Claims (3)

  1. 電線と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室を有するコネクタと、前記収容室を覆う防水部材と、を備えたコネクタ付き電線であって、
    前記防水部材は、
    前記収容室が設けられた前記コネクタの端面を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材が一の端部のおもて面と他の端部の裏面とが密着した重複部を幅方向の全域に亘って有するように巻回した巻回形状、を有すると共に、
    巻回形状を有する前記シート材の前記コネクタ側の端部の内周面は、前記重複部を含む全周に亘って前記コネクタの外周面に密着し、巻回形状を有する前記シート材の前記電線側の端部の内周面は、前記重複部及び前記重複部に対向する部分が前記電線の外周面に密着し、且つ、残りの両側部分が前記電線に接触することなく内周面同士が密着した一対の耳部分を構成した
    コネクタ付き電線。
  2. 請求項1に記載の電線付きコネクタであって、
    前記コネクタが、
    該コネクタの外周面に交差する方向に変位可能なロックアームを有し、
    前記防水部材が、
    前記重複部が前記ロックアームとは異なる位置に存在する巻回形状を有する、
    電線付きコネクタ。
  3. 電線と、前記電線の末端に設けられた端子が収容された収容室を有するコネクタと、前記収容室を覆う防水部材と、を備えたコネクタ付き電線の製造方法であって、
    前記電線の前記端子を前記収容室に収容する第1工程と、
    前記コネクタ及び前記電線に前記防水部材を取り付ける第2工程であって、前記収容室が設けられた前記コネクタの端面を基準として前記コネクタ側と電線側の双方に亘って広がる幅を有するシート材を、一の端部のおもて面と他の端部の裏面とが密着した重複部を幅方向の全域に亘って有する巻回形状をなすように、前記シート材の前記コネクタ側の端部の内周面を、前記重複部を含む全周に亘って前記コネクタの外周面に密着させながら前記コネクタの周りに巻き付けると共に、前記シート材の前記電線側の端部の内周面を、前記重複部及び前記重複部に対向する部分を前記電線の外周面に密着させ、且つ、残りの両側部分を前記電線に接触させることなく内周面同士を密着させて一対の耳部分を形成する、第2工程と、を含む、
    コネクタ付き電線の製造方法。
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