JP6357021B2 - 車両用シートの操作レバー構造 - Google Patents
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Description
また、このような操作レバーの構造にあっては、シートの側面に操作レバーが設けられており、この操作レバーとドアとの間の隙間が狭く、ドアの側面に設けているドアポケットの内部からものを取り出す際には、操作レバーが邪魔となり、ドアポケットからものが取り出し難かったし、操作レバーとシート側面との間に隙間があるので、シートベルトがこの隙間に嵌まり込み、シートベルトが引っ張られることにより操作レバーが誤動作する恐れを生じ、一層の安全性の確保を図る必要もあった。
操作レバー構造は、
乗員が操作する操作レバーと、
端部が前記操作レバーに固定されると共に、前記シート内に挿入される操作軸と、
前記操作軸の軸線方向の移動により、前記操作軸が押込み状態で係止されると共に、前記操作軸が引出し状態で係止されるストッパ機構と、
を備えたことを特徴とする。
前記操作軸に設けられたストッパピンと、前記操作軸が挿入されて前記シート側に固定されると共に、前記軸線方向に延在して前記ストッパピンが入り込むガイド溝が形成された筒状の軸受部と、を有し、
前記ガイド溝には、前記操作軸が押込み係止状態を維持するために前記ストッパピンが落ち込む第1の凹部と、前記操作軸が引出し係止状態を維持するために前記ストッパピンが落ち込む第2の凹部と、を有することを特徴とすると好適であり、この様な構成では、簡易にストッパ機構を達成することができる。
引出し方向に付勢されると共に、係止爪を外周に有する筒状の回転子と、
前記操作レバーに固定されると共に、前記回転子を前記軸線方向で押込み方向に移動させる筒状の前記操作軸と、
前記回転子及び前記操作軸を包囲すると共に、前記回転子の前記係止爪を係止させるために周方向に等間隔に設けられた爪部と、前記爪部間で前記軸線方向に延在して前記係止爪を前記軸線方向に摺動させる係止解除溝と、が内壁面に設けられた筒状の軸受け部と、を備えたことを特徴とすると好適である。操作レバーの押し込みによって、ワンタッチで操作レバーを押し出し状態、即ち、突出状態とすることができる。
また、操作レバーが格納されることで、シートベルトが操作レバーとシート側面との間の隙間に嵌まり込むことがなくなり、シートベルトが引っ張られることによる誤動作が生じることがない。
図1〜図3に示されるように、車両用シート1の操作レバー構造において、乗員が操作する操作レバー10は、その端部が操作レバー10に固定されると共に、シート1内に挿入される操作軸2と、操作軸2の軸線L方向の移動により、操作軸2が押込み状態で係止されると共に、操作軸2が引出し状態で係止されるストッパ機構Sと、を備えている。なお、操作軸2は、リクライニング機構に連結され、操作軸2の回転によってリクライニング機構を作動させる。
図4及び図5に示されるように、車両用シート21の操作レバー構造において、操作レバー20は、端部が操作レバー20に固定されると共に、シート21内に挿入される操作軸22と、操作軸22の軸線L方向の移動により、操作軸22が押込み状態で係止されると共に、操作軸22が引出し状態で係止されるストッパ機構S1と、を備えている。
この軸受部33の内壁面には、回転子32の係止爪32aを係止させるために周方向に等間隔に設けられた爪部33aと、爪部33a間で軸線方向に延在して係止爪32aを軸線L方向に摺動させる係止解除溝33bと、が設けられている。
また、この状態で操作レバー20を矢印B方向に押すことで、圧縮螺旋バネ31の不勢力に抗して回転子32の係止爪32aが軸受部33の爪部33aに係止されて、操作レバー20が図6に示された状態になる。
また、操作レバー10、20はサイドプレート3,23の側面よりも内部に位置しているので、シートベルトがこの操作レバー10,20に引っ掛かることもなく、シートベルトによる操作レバー10,20の誤動作が防止できる。
21…車両用シート 22…操作軸 31…圧縮螺旋バネ 32…回転子 32a…係止爪 33…軸受部 33a…爪部 33b…係止解除溝 L・・・軸線 S、S1…ストッパ機構 A…引出し方向 B…押込み方向
Claims (2)
- 車両のシートに設けられた操作レバー構造において、
乗員が操作する操作レバーと、
端部が前記操作レバーに固定されると共に、前記シート内に挿入される操作軸と、
前記操作軸の軸線方向の移動により、前記操作軸が押込み状態で係止されると共に、前記操作軸が引出し状態で係止されるストッパ機構と、
を備え、
前記ストッパ機構は、
前記操作軸に設けられたストッパピンと、前記操作軸が挿入されて前記シート側に固定されると共に、前記軸線方向に延在して前記ストッパピンが入り込むガイド溝が形成された筒状の軸受部と、を有し、
前記ガイド溝には、前記操作軸が押込み係止状態を維持するために前記ストッパピンが落ち込む第1の凹部と、前記操作軸が引出し係止状態を維持するために前記ストッパピンが落ち込む第2の凹部と、を有することを特徴とする車両用シートの操作レバー構造。 - 車両のシートに設けられた操作レバー構造において、
乗員が操作する操作レバーと、
端部が前記操作レバーに固定されると共に、前記シート内に挿入される操作軸と、
前記操作軸の軸線方向の移動により、前記操作軸が押込み状態で係止されると共に、前記操作軸が引出し状態で係止されるストッパ機構と、
を備え、
前記ストッパ機構は、
引出し方向に付勢されると共に、係止爪を外周に有する筒状の回転子と、
前記操作レバーに固定されると共に、前記回転子を前記軸線方向で押込み方向に移動させる筒状の前記操作軸と、
前記回転子及び前記操作軸を包囲すると共に、前記回転子の前記係止爪を係止させるために周方向に等間隔に設けられた爪部と、前記爪部間で前記軸線方向に延在して前記係止爪を前記軸線方向に摺動させる係止解除溝と、が内壁面に設けられた筒状の軸受け部と、を備えたことを特徴とする車両用シートの操作レバー構造。
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JP2014115084A JP6357021B2 (ja) | 2014-06-03 | 2014-06-03 | 車両用シートの操作レバー構造 |
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JP2014115084A JP6357021B2 (ja) | 2014-06-03 | 2014-06-03 | 車両用シートの操作レバー構造 |
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