JP6350807B2 - 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ - Google Patents

太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ Download PDF

Info

Publication number
JP6350807B2
JP6350807B2 JP2014111235A JP2014111235A JP6350807B2 JP 6350807 B2 JP6350807 B2 JP 6350807B2 JP 2014111235 A JP2014111235 A JP 2014111235A JP 2014111235 A JP2014111235 A JP 2014111235A JP 6350807 B2 JP6350807 B2 JP 6350807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cover
cell array
gap
snow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014111235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015224508A (ja
Inventor
圭 田本
圭 田本
裕 荒井
裕 荒井
世古口 雅利
雅利 世古口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014111235A priority Critical patent/JP6350807B2/ja
Publication of JP2015224508A publication Critical patent/JP2015224508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6350807B2 publication Critical patent/JP6350807B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

本発明は、太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイに関する。
家屋が密集している都市部では、屋根に取り付けられた太陽電池アレイ上に雪が積もった場合に、例えば一度に多くの雪が滑落して隣家の器物等を破損させることが想定される。このような落雪を防止すべく、屋根の棟側に向けて突出したカバー突縁の先端から直角状に折り曲げられるように成形された雪止め部を備える太陽電池モジュール支持装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−345668号公報
しかし、特許文献1の太陽電池モジュール支持装置では、当該装置の棟側に配置された太陽電池モジュール上に雪止め部が張り出しているため、雪止め部の影がモジュールの端部に位置する太陽電池セルにかかり、発電効率が低下することが想定される。
本発明に係る太陽電池アレイ用カバーは、隣り合う太陽電池モジュールの間隙に取り付けられるカバーであって、当該間隙を覆うカバー本体と、カバー本体の上面から上方に突出して、間隙の長手方向に延び、間隙上に設けられた雪止め壁とを有する。
本発明に係る太陽電池モジュールの取り付け器具は、上記カバーを備える取り付け器具であって、隣り合う太陽電池モジュールに跨って取り付けられる押え金具と、押え金具上に取り付けられ、カバーが載置されるカバー受け部材とを備える。
本発明に係る太陽電池アレイは、隣り合う太陽電池モジュールの複数の間隙が屋根の棟軒方向に直交する横方向に沿って一直線上に並ぶように、複数の太陽電池モジュールが配置されてなる太陽電池アレイであって、当該間隙を覆うカバー本体、及びカバー本体の上面から上方に突出して、間隙の長手方向に延び、間隙上に設けられた雪止め壁を有する太陽電池アレイ用カバーを備え、当該カバーは、横方向に沿って略一直線上に複数配置され、雪止め壁は、横方向に沿って略等間隔で配置される。
本発明に係る太陽電池アレイ用カバーによれば、従来技術のような問題点を解消でき、太陽電池アレイ上に積もった雪が一気に滑落することを抑制できる。
本発明の実施形態の一例である太陽電池アレイを示す図である。 本発明の実施形態の一例である太陽電池の取り付け構造を説明するための図である。 図1のA部拡大図である。 図3のBB線断面図である。 図3のCC線断面図である。 本発明の実施形態の一例である太陽電池アレイ用カバーの雪止め壁と水抜き孔の配置を説明するための図である。 本発明の実施形態の他の一例である太陽電池アレイ用カバーを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書において、太陽電池アレイ用カバーの上面とは、隣り合う太陽電池モジュールの間隙に取り付けられた状態において鉛直上方を向く面を意味する。また、太陽電池モジュール、太陽電池パネル、及び太陽電池セルの「受光面」とは光が主に入射する面を意味し、「裏面」とは受光面と反対側の面を意味する。太陽電池モジュールに入射する光のうち、例えば50%超過〜100%の光が受光面側から入射する。
本明細書において、「略**」とは、「略同一」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。また、「第1の部材上に第2の部材を設ける」等の記載は、特に限定を付さない限り、第1及び第2の部材が直接接触して設けられる場合のみを意図しない。即ち、この記載は第1及び第2の部材の間に他の部材が存在する場合を含む。
図1は、実施形態の一例である太陽電池アレイ10を示す図である。図2は、実施形態の一例である取り付け器具12を用いた太陽電池モジュール11の取り付け構造を説明するための図である。以下では、瓦101が敷き詰められた屋根100に太陽電池モジュール11を取り付ける場合を例示するが、太陽電池モジュール11の取り付け対象は屋根100に限定されない。
図1及び図2に示すように、太陽電池アレイ10は、太陽電池モジュール11と、取り付け器具12とで構成される。太陽電池アレイ10は、複数の太陽電池モジュール11が取り付け器具12を用いて屋根100上に配置されてなる。複数の太陽電池モジュール11は、隣り合うモジュールの複数の間隙Zが屋根100の棟軒方向αに直交する横方向βに沿って略一直線上に並ぶように配置されることが好適である。詳しくは後述するように、横方向βに沿った間隙Zには、雪止め壁32を有する太陽電池アレイ用カバー30(以下、単に「カバー30」という)が取り付けられる。
太陽電池モジュール11は、太陽電池パネル13と、当該パネルの端縁に取り付けられるモジュールフレーム14とで構成される。太陽電池モジュール11は、例えば平面視(太陽電池パネル13の受光面に対して垂直な方向から見た場合)において略矩形形状を有する。本実施形態では、太陽電池モジュール11の短辺が棟軒方向αと略平行となり、長辺が横方向βと略平行となるように、各太陽電池モジュール11が配置されている。なお、各太陽電池モジュール11は、短辺同士が略接触して配置されている。
太陽電池パネル13は、例えば複数の太陽電池セル19と、当該セルの受光面側に配置される第1保護部材と、当該セルの裏面側に配置される第2保護部材と、各保護部材の間に充填される封止剤とを有する。複数の太陽電池セル19は、配線材によって直列に接続されている。好適な保護部材としては、ガラス基板、樹脂フィルム等が例示できる。
モジュールフレーム14は、ステンレスやアルミニウム等の金属製枠であって、軽量性等の観点から好ましくはアルミニウム製とされる。モジュールフレーム14は、太陽電池パネル13の端縁を保護し、且つ太陽電池モジュール11の屋根100への固定に利用される。モジュールフレーム14は、例えば複数のフレームをコーナーピースで接続して構成され、太陽電池パネル13の四方を囲む。
モジュールフレーム14は、例えば中空構造の本体部15と、太陽電池パネル13の受光面上に張り出した略L字形状の鍔部16とを有する(詳しくは後述の図4,5参照)。本体部15と鍔部16の間には、太陽電池パネル13の端縁が嵌め込まれる溝部(溝部17a,17b:後述の図4,5参照)が形成される。モジュールフレーム14は、本体部15の外側に向かって張り出した鍔部18を有することが好適である。鍔部18は、例えば鍔部16と同様に略L字形状を有し、太陽電池パネル13の長辺に取り付けられるフレームのみに設けられる。
取り付け器具12は、上記のカバー30と、隣り合う太陽電池モジュール11に跨って取り付けられる押え金具20と、押え金具20上に取り付けられ、カバー30が載置されるカバー受け部材22とを備えることが好適である。本実施形態では、後述の架台フレーム40上に押え金具20が設置され、太陽電池モジュール11の長辺の長さよりも短いカバー受け部材22が各間隙Zに2つずつ設置されている。カバー受け部材22は、架台フレーム40と略直交するように配置される。詳しくは後述するように、押え金具20とカバー受け部材22は、ボルト43及びナット45を用いて架台フレーム40に固定され、カバー受け部材22とカバー30は、ネジ36を用いて互いに固定される。
取り付け器具12は、太陽電池モジュール11が載置される架台フレーム40と、屋根100に固定され、架台フレーム40を支持する支持部材50とを備えることが好適である。本実施形態では、棟軒方向αと略平行に、即ち各太陽電池モジュール11の短辺と略平行に、複数の架台フレーム40が配置されている。1つの太陽電池モジュール11は、例えば横方向βに間隔をあけて配置される2本の架台フレーム40上に載置され、各架台フレーム40は、2つの支持部材50によって支持される。
架台フレーム40の上面には、当該フレームの長手方向に沿って、ボルト43の頭部をスライド可能に保持するガイドレール部41が形成されている。ボルト43は、押え金具20等の固定に利用されるものであり、軸部が架台フレーム40上に立設するように頭部がガイドレール部41に保持され、所望の位置でナット44を用いて固定される。架台フレーム40は、幅方向両側の側面にもガイドレール部42を有する。各ガイドレール部42には、操作ピン47を有するナット46がそれぞれ挿入される。ナット46には、架台フレーム40を支持部材50に仮固定するボルト56が螺合される。
支持部材50は、ネジ55を用いて屋根100に固定されるベース板51と、ベース板51に対して略垂直に形成された一対の支持片52とを有する。ネジ55は、例えば木ネジである。一対の支持片52は、架台フレーム40の両側面を挟持するように対向配置されている。各支持片52には、仮固定用のボルト56が挿通される長孔53と、ネジ57が挿通されるネジ挿通孔54とがそれぞれ形成されている。ネジ57は、例えばタッピングネジであり、架台フレーム40の側面を貫通して、架台フレーム40と支持部材50を本固定する。
以下、図3〜図6を適宜参照しながら、取り付け器具12の構成、特にカバー30について、さらに詳説する。
図3は、図1のA部拡大図であって、隣り合う太陽電池モジュール11a,11bの間隙Zの近傍を拡大して示す図である。カバー30は、上記のように、隣り合う太陽電池モジュール11a,11bの間隙Zに取り付けられる。カバー30は、間隙Zを覆うカバー本体31と、カバー本体31の上面から上方に突出した雪止め壁32とを有する。カバー30は、雪止め壁32によって雨水や雪溶け水が堰き止められることを防止するため、カバー本体31を上下方向に貫通する水抜き孔33を有することが好適である。間隙Zの下には押え金具20(図4参照)が設置され、カバー30は、押え金具20を覆って間隙Zの上部に設置される。
カバー30は、例えば各間隙Zに1つずつ設置される。1つのカバー30は、太陽電池モジュール11a,11bの長辺(間隙Zの長さ)と略同一の長さを有し、間隙Zの全長に亘って設けられることが好適である。カバー30は間隙Zの上部に設置されるため、カバー30(カバー本体31)の幅は、間隙Zの上部の幅よりも短く設定される。但し、モジュールフレーム14a,14bとカバー30との間に大きな隙間が形成されないようにするため、カバー30の幅は、カバー30が間隙Zに挿入可能な範囲で間隙Zの幅に近いことが好ましい。
カバー本体31は、間隙Zの形状に対応した形状(例えば、平面視略矩形形状)を有し、間隙Zの上部に隙間なく収まり、間隙Z上の略全域を覆うことが好適である。カバー本体31の上面は、例えば雪止め壁32や水抜き孔33が形成される部分を除いて略平坦であり、当該平坦な部分はモジュールフレーム14a,14bの上面と略同一平面上に配置される。即ち、カバー30は、カバー本体31の上面(平坦部)とモジュールフレーム14a,14bの上面とが略面一となるように配置される。
雪止め壁32は、太陽電池モジュール11上に積もった雪を堰き止めて、例えば隣家の器物等を破損させるような落雪を防止する役割を果たす。即ち、太陽電池アレイ10上に降った雪は雪止め壁32に引っ掛かってアレイ上に積もる。雪止め壁32の高さは、降雪量等に応じて調整することができ、例えば5mm〜10mm程度に設定される。高さが7mmの雪止め壁32を設けた場合(9寸勾配の場合)、太陽電池アレイ10上の最大積雪量を70cm程度とすることができる。
雪止め壁32は、間隙Zの長手方向に延びて、即ち太陽電池モジュール11の長辺に沿って形成されている。雪止め壁32は、カバー本体31の全長に対して50%以上の長さ(長手方向長さ)を有し、好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上の長さを有する。本実施形態では、カバー本体31の長手方向中央部から略等距離の左右2箇所に雪止め壁32が形成されない部分が存在する。即ち、1つのカバー30は、互いに分離された3つの雪止め壁32を有する。複数の雪止め壁32は、略一直線上に設けられることが好適である。
雪止め壁32は、間隙Z上に設けられている。本実施形態では、カバー30の全体が間隙Z内及び間隙Z上に位置し、カバー30が太陽電池モジュール11a,11b上に張り出していない。雪止め壁32は、間隙Zの直上であって、太陽電池モジュール11aに接するカバー本体31の棟側端部から所定長さ軒側に離れて設けられることが好適である。雪止め壁32は、例えばカバー本体31の幅方向中央部と棟側端部との間に設けられる。これにより、太陽電池モジュール11aの端部に位置する太陽電池セル19が雪止め壁32の影にならず、発電効率の低下が防止される。
水抜き孔33は、カバー本体31の上面に対して略垂直に、カバー本体31を上下方向に貫通して形成されることが好適である。本実施形態では、雪止め壁32の延長線上であって、2つの雪止め壁32に挟まれた部分に水抜き孔33が形成されている。カバー30は、例えばアルミニウムの押し出し成形により作製される。水抜き孔33は、カバー本体31及び雪止め壁32を一体成形した後、カバー本体31の一部を切除して形成される。このとき、雪止め壁32を含む範囲を切除することが好適である。
なお、水抜き孔33を設ける代わりに、雪止め壁32だけを切除して水の堰き止めを防止する水切り構造とすることも可能である。但し、この場合は、鉛直上方に向いた雪止め壁32の切断面が現れるため、意匠性の観点から好ましくない場合がある。上記の水抜き孔33を設けた場合は、カバー本体31の上下方向に沿った切断面となるため、切断面が見え難く良好な意匠性が得られる。
水抜き孔33は、複数形成されることが好適であり、本実施形態ではカバー本体31の長手方向中央部から略等距離の左右2箇所に形成されている。水抜き孔33の形状は、例えばカバー本体31の長手方向に長く延びた略矩形形状である。各水抜き孔33の長さは、水抜き孔33が雪止め壁32の延長線上に位置する場合、カバー本体31の全長に対して20%以下の長さ(長手方向長さ)を有し、好ましくは15%以下、特に好ましくは10%以下の長さを有する。
図4は、図3のBB線断面図であって、押え金具20が設置された部分の断面を示す。押え金具20は、略U字形状を有し、モジュールフレーム14aの鍔部18aとモジュールフレーム14bの鍔部18bとに跨って設置される。押え金具20が鍔部18a,18bを押さえ付けることで、太陽電池モジュール11a,11bが架台フレーム40に固定される。モジュールフレーム14a,14bは、上記のように、太陽電池パネル13a,13bの端縁が嵌め込まれる溝部17a,17bをそれぞれ有する。
押え金具20上には、カバー受け部材22が配置される。押え金具20及びカバー受け部材22には、ボルト挿通孔21,25が形成されており、架台フレーム40に固定されたボルト43の軸部が挿通される。カバー受け部材22の上方に突き出たボルト43の軸部にナット45が取り付けられて、押え金具20及びカバー受け部材22が架台フレーム40に固定される。
カバー30は、カバー受け部材22上に配置される。カバー30は、カバー本体31の棟側端部及び軒側端部がL字状に折り曲げられて形成された脚部34,35を有することが好適である。脚部34,35は、雪止め壁32と反対側である下方に延び、カバー受け部材22の支持部23,24上に配置される。支持部23,24は、カバー受け部材22の棟側端部及び軒側端部をL字状に上方に折り曲げて形成される。支持部23,24には、中間部が内側(互いに近づく方向)に折れ曲がって、脚部34,35が載せられる段部23a,24aが形成されている。即ち、支持部23,24の上部がカバー30の内側に差し込まれた状態となる。
図5は、図3のCC線断面図であって、ネジ36が設置された部分の断面を示す。ネジ36は、例えばタッピングネジであり、カバー30とカバー受け部材22とを結合する。ネジ36は、カバー30の上面側から両部材を貫通して取り付けられる。図2及び図3にも示すように、ネジ36は雪止め壁32よりも軒側に取り付けることが好適である。即ち、雪止め壁32は、ネジ36よりも棟側に設けられる。これにより、カバー本体31上に突出したネジ36の頭部が雪に埋もれ難くなり、ネジ36のサビ等が抑制される。
図6は、カバー30の雪止め壁32と水抜き孔33の配置を説明するための図であって、太陽電池アレイ10のカバー30のみを抜き出して示している。太陽電池アレイ10は、上記のように、複数の間隙Zが横方向βに沿って略一直線上に並ぶように、複数の太陽電池モジュール11が屋根100に配置されてなる。そして、カバー30は、横方向βに沿って略一直線上に複数設置される。各カバー30は、互いに略接触して横方向βに連続するように配置される。
雪止め壁32は、横方向βに沿って略等間隔で配置されることが好適である。例えば、各カバー30において、水抜き孔33に挟まれた中央の雪止め壁32の長さL1は、端部に位置する雪止め壁32の長さL2の約2倍である。端部に位置する雪止め壁32は、隣接するカバー30の端部に位置する雪止め壁32とつながって、各カバー30の中央に位置する雪止め壁32と略同一の長さとなる。つまり、太陽電池アレイ10では、横方向βに沿って雪止め壁32が略等間隔で存在することになり、例えば良好な意匠性が得られ、またアレイ上に積もった雪の滑落を防止し易くなる。
以上のように、上記構成を備えた太陽電池アレイ10によれば、アレイ上に積もった雪が隣り合う太陽電池モジュール11の間隙Zに取り付けられたカバー30の雪止め壁32によって堰き止められる。これにより、隣家の器物等を破損させるような落雪を抑制することができる。太陽電池アレイ10では、雪止め壁32が間隙Zの直上に設けられているため、太陽電池モジュール11の端部に位置する太陽電池セル19が雪止め壁32の影にならず、発電効率の低下が防止される。
上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。
例えば、図7(カバー30xの平面図)に示すように、カバー本体31xには、雪止め壁32xよりも屋根100の棟側に水抜き孔33xが形成されていてもよい。図7に示すカバー30xは、雪止め壁32xに沿って略等間隔で壁際に並んで形成された複数の水抜き孔33xを有する。雪止め壁32xは、例えばカバー30xの全長に亘って形成される。図7では、真円形状の水抜き孔33xを示しているが、水抜き孔33xの形状は楕円形状や矩形形状、その他の形状であってもよい。
10 太陽電池アレイ、11,11a,11b 太陽電池モジュール、12 取り付け器具、13,13a,13b 太陽電池パネル、14,14a,14b モジュールフレーム、15,15a,15b 本体部、16,16a,16b,18,18a,18b 鍔部、17a,17b 溝部、19 太陽電池セル、20 押え金具、21,25 ボルト挿通孔、22 カバー受け部材、23,24 支持部、23a,24a 段部、30 太陽電池アレイ用カバー、31 カバー本体、32 雪止め壁、33 水抜き孔、34,35 脚部、36,55,57 ネジ、40 架台フレーム、41,42 ガイドレール部、43,56 ボルト、44,45,46 ナット、47 操作ピン、50 支持部材、51 ベース板、52 支持片、53 長孔、54 ネジ挿通孔、100 屋根、101 瓦、α 棟軒方向、β 横方向

Claims (5)

  1. 隣り合う太陽電池モジュールの間隙に取り付けられるカバーであって、
    前記間隙を覆うカバー本体と、
    前記カバー本体の上面から上方に突出して、前記間隙の長手方向に延び、前記間隙上に設けられた雪止め壁と、
    を有
    前記雪止め壁の延長線上には、前記カバー本体を上下方向に貫通する水抜き孔が形成されている、太陽電池アレイ用カバー。
  2. 請求項1に記載の太陽電池アレイ用カバーを備える太陽電池モジュールの取り付け器具であって、
    隣り合う前記太陽電池モジュールに跨って取り付けられる押え金具と、
    前記押え金具上に取り付けられ、前記太陽電池アレイ用カバーが載置されるカバー受け部材と、
    を備える、太陽電池モジュールの取り付け器具。
  3. 隣り合う太陽電池モジュールの複数の間隙が屋根の棟軒方向に直交する横方向に沿って一直線上に並ぶように、複数の前記太陽電池モジュールが配置されてなる太陽電池アレイであって、
    前記間隙を覆うカバー本体、及び前記カバー本体の上面から上方に突出して、前記間隙の長手方向に延び、前記間隙上に設けられた雪止め壁を有する太陽電池アレイ用カバーを備え、
    前記太陽電池アレイ用カバーは、前記横方向に沿って略一直線上に複数配置され、
    前記雪止め壁は、前記横方向に沿って略等間隔で配置され
    前記雪止め壁の延長線上には、前記カバー本体を上下方向に貫通する水抜き孔が形成されている、太陽電池アレイ。
  4. 前記太陽電池アレイ用カバーと、
    隣り合う前記太陽電池モジュールに跨って取り付けられる押え金具と、
    前記押え金具上に取り付けられ、前記太陽電池アレイ用カバーが載置されるカバー受け部材と、
    を含む太陽電池モジュールの取り付け器具を備えた、請求項に記載の太陽電池アレイ。
  5. 前記太陽電池アレイ用カバーと前記カバー受け部材とを結合するネジを備え、
    前記雪止め壁は、前記ネジよりも前記屋根の棟側に設けられる、請求項に記載の太陽電池アレイ。
JP2014111235A 2014-05-29 2014-05-29 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ Expired - Fee Related JP6350807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111235A JP6350807B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111235A JP6350807B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015224508A JP2015224508A (ja) 2015-12-14
JP6350807B2 true JP6350807B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=54841489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014111235A Expired - Fee Related JP6350807B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6350807B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020148066A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 パナソニック株式会社 太陽光発電装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332384A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Kyocera Corp 太陽エネルギー利用アレイ
JP5577298B2 (ja) * 2011-06-27 2014-08-20 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 ソーラーモジュール取付金具
JP2013044114A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Nemii Kk 太陽電池モジュールの取付構造
JP6456012B2 (ja) * 2012-05-09 2019-01-23 元旦ビューティ工業株式会社 太陽電池を用いた雪止め構造
JP6099321B2 (ja) * 2012-05-21 2017-03-22 元旦ビューティ工業株式会社 太陽電池を用いた外装構造
US9175478B2 (en) * 2012-05-29 2015-11-03 Vermont Slate & Copper Services, Inc. Snow fence for a solar panel
JPWO2014076956A1 (ja) * 2012-11-14 2017-01-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 太陽電池モジュール群

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015224508A (ja) 2015-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9341201B2 (en) Self-adjusting end clamp
TWM506859U (zh) 整合太陽能板的防水屋頂組裝結構
US20100288338A1 (en) Solar cell module
JP6865403B2 (ja) 太陽光発電装置
JP6746369B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5791027B2 (ja) 太陽電池モジュール設置構造
JP2000008591A (ja) 太陽電池フロア
JP6350807B2 (ja) 太陽電池アレイ用カバー、太陽電池モジュールの取り付け器具、及び太陽電池アレイ
KR20180040161A (ko) 지붕설치용 태양광 발전기
JP2001152619A (ja) 太陽電池パネルの支持構造
JP5479033B2 (ja) 屋根構造
US20190222170A1 (en) Photovoltaic power generation device
JP5707441B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置構造
KR102273068B1 (ko) 태양광발전이 가능한 건물 옥상의 방수 구조물과 이를 이용한 건물 옥상의 방수 시공방법
JP6655989B2 (ja) 太陽光発電屋根
JP2011144575A (ja) 太陽光発電パネル設置屋根の構造及びその施工法
JP6449006B2 (ja) 屋根構造
JP4971937B2 (ja) 構造物支持装置、およびその設置方法
JP2018162568A (ja) 太陽光発電装置用架台
JP2018162575A (ja) 太陽光発電装置用架台
JP2011144574A (ja) 太陽光発電パネル設置屋根の構造及びその施工法
JP2017031553A (ja) 雪止め構造及び建物
JP2015052231A (ja) 太陽電池モジュールの設置構造
JP6410090B2 (ja) 太陽光発電装置
US11463041B2 (en) Building material-integrated solar cell module and roof structure provided with same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6350807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees