JP5707441B2 - 太陽電池モジュールの設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの設置構造、詳しくは屋根下地上への太陽電池モジュールの設置が容易である太陽電池モジュールの設置構造に関する。
近年、地球環境に配慮したクリーンエネルギーである太陽光を利用して発電を行い、二酸化炭素(CO2)の排出量を減らそうとするエコの意識が世の中では高まってきている。そのため、自宅の屋根に太陽光で発電する太陽電池モジュールを設置し、調理、給湯、空調などのシステムをすべて電気でまかなう家庭も年々増加している。
住宅の屋根に太陽電池モジュールを設置する方法としては、屋根材の上に固定された架台等の取付金具によって太陽電池モジュールを支持しながら設置するいわゆる屋根置き型の設置方法や、屋根材であるベース材上に太陽電池モジュールが固定部材を介して固定された太陽電池モジュール一体型屋根材を用いて屋根を葺きながら設置する方法等が知られている。
特開2006−328887号公報 特開2007−224538号公報 特開2007−231539号公報
しかし、屋根材の上に固定された架台等の取付金具によって太陽電池モジュールを支持しながら設置する従来の方法は、まず屋根材の上に多くの架台等の取付金具をネジ等により固定しなければならないため、太陽電池モジュールの取付作業に多くの時間を必要とする。また、上記方法は屋根材にネジ孔を開けるため、そのネジ孔から雨水が浸入する可能性があり、雨漏りや野地板の腐食の原因となっている。また、架台等の取付金具や太陽電池モジュールの重さによって屋根材を傷め易いという欠点があるとともに、取付金具の部品数が多いためコストが高くなるという欠点もある。
一方、太陽電池モジュールが固定された太陽電池モジュール一体型屋根材を用いて屋根を葺きながら設置する従来の方法は、まずベース材上に固定部材を介して太陽電池モジュールを取付けて太陽電池モジュール一体型屋根材を作成する必要があり、太陽電池モジュール一体型屋根材を設置する前段階の作業が煩雑であるとともに多くの時間を要する。
また、太陽電池モジュール一体型屋根材は、屋根材に孔を開けてその孔に太陽電池モジュールから伸びるケーブルを通し、屋根材の裏面側で他の屋根材の太陽電池モジュールと電気的に接続する構造であるため、屋根材に開けた孔から雨水が浸入する可能性があり、雨漏りや野地板の腐食の原因となっている。
更に、屋根材の平均寿命が太陽電池の平均寿命よりもかなり短いため、太陽電池モジュール一体型屋根材の場合は屋根材の交換時期が先に来るが、屋根材だけでなく太陽電池モジュール一体型屋根材全体を交換しなければならず、費用が割高になってしまうという欠点もある。
そこで本発明は、上記のような従来の欠点を解消するものであり、屋根下地上への太陽電池モジュールの設置が容易であり、屋根材と同様の防水性及び排水性を有するとともに軽量でコストが安く意匠性の高い太陽電池モジュールの設置構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は、屋根下地上に太陽電池モジュールを設置するための設置構造であって、太陽電池モジュールと縦フレーム部と横フレーム部と架台からなり、前記縦フレーム部は断面略縦長長方形状の筒状体である細長い基幹部と該基幹部の上方に設けられた支持部からなり、前記横フレーム部は細長い基幹部と該基幹部の上方に設けられた支持部からなり、前記架台は、長手方向に排水部が形成された長さの長い土台部と、該土台部の幅方向の中央に立設され、全長に亘って設けられた左右に開口する大きさの等しい二つの断面略コの字状のレール部を有するフレーム支持部からなるとともに、前記レール部が前記排水部の上方に配置され、前記架台の前記レール部に前記縦フレーム部の前記基幹部を挿入した場合に、前記レール部を形成する上方フランジ部と前記縦フレーム部の前記基幹部の天井部との間から浸入した雨水が前記架台の外または前記排水部の少なくとも一方に流れ落ちるように前記レール部と前記縦フレーム部の前記基幹部の間に隙間が形成される構成であって、前記太陽電池モジュールの短辺及び長辺の縁部が前記縦フレーム部の前記支持部及び前記横フレーム部の前記支持部に支持されるとともに固定されて太陽電池モジュール体が形成され、前記屋根下地上の軒棟方向に互いに平行に設置された複数本の前記架台の前記レール部の上端部から前記太陽電池モジュール体の二つの前記縦フレーム部の前記基幹部を挿入してスライドさせることで前記縦フレーム部の前記基幹部が前記レール部の所定の位置に支持され、複数本の前記架台の間に複数の前記太陽電池モジュール体が設置されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方にはリブが設けられ、他方には該リブと嵌合する挟持部が設けられていることを特徴する。また、本願の請求項3に係る発明は、前記屋根下地上に設置された前記架台及び該架台に設置された前記太陽電池モジュール体の周囲の全部または一部が屋根材等により覆われていることを特徴とする。また、請求項4に係る発明は、前記架台の前記土台部の幅方向の両端付近に仕切り部が設けられ、該仕切り部と前記フレーム支持部とで前記架台の全長に亘って前記排水部が形成されていることを特徴とする。また、請求項5に係る発明は、前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方の前記基幹部に、該基幹部に沿って雨樋部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記架台の前記フレーム支持部を形成し、前記土台部の幅方向の中央に立設され前記レール部を形成する起立部の表面とこれに対峙する前記縦フレーム部の前記基幹部の側壁部のいずれか一方または両方に突起部が設けられていることを特徴とする。また、請求項7に係る発明は、前記縦フレーム部の前記基幹部の底面及び前記架台の前記レール部を形成する下方フランジ部の上面に係止片が設けられていることを特徴とする。また、請求項8に係る発明は、前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方に設けられたリブの先端部が断面略半円状または断面略三角形状であることを特徴とする。また、請求項9に係る発明は、前記縦フレーム部の前記基幹部の前記天井部に、前記架台の前記レール部を形成する前記上方フランジ部と嵌合する切欠き部が形成されていることを特徴とする。また、請求項10に係る発明は、前記架台の底板部の裏面が波状面であることを特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方の上面に雪止め部が設けられていることを特徴とする。
上記より、請求項1に係る発明によれば、屋根下地上に太陽電池モジュールを容易に設置することができるとともに、それにより作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全性を確保することができる。また、排水性を有するとともに意匠性の高い太陽電池モジュールの設置構造を提供することができる。
また、請求項2ないし請求項5に係る発明によれば、太陽電池モジュールの設置構造全体が防水性及び排水性を有するため屋根下地上に屋根材を葺く必要がなくなり、新築住宅等への太陽電池モジュールの設置コストを削減することができるとともに、屋根下地上への重量の負担を軽減することができる。また、屋根下地上に屋根材を葺く必要がないため、作業者の屋根上での作業時間を短縮でき、作業者の安全性を確保することができる。
また、請求項6ないし請求項10に係る発明によれば、太陽電池モジュールの設置作業が更に容易になり、作業時間を更に短縮できるとともに、架台からの太陽電池モジュールの脱落を防ぎ、安全に設置作業を行うことができる。
また、請求項11に係る発明によれば、太陽電池モジュールの上に積もった雪が一気に滑り落ちずに雪止め部で堰き止められるため、不意な落雪による事故を防止することができるとともに、太陽電池モジュールの設置構造内への雪解け水の浸入を防止することができる。
太陽電池モジュールの設置構造に使用する太陽電池モジュール体の斜視図である。 図1のA−A断面斜視図である。 縦フレーム部の斜視図である。 横フレーム部の上辺フレーム部の斜視図である。 横フレーム部の下辺フレーム部の斜視図である。 縦フレーム部と上辺フレーム部の連結状態を示す拡大斜視図である。 縦フレーム部と下辺フレーム部の連結状態を示す拡大斜視図である。 架台の斜視図である。 太陽電池モジュールの設置構造を軒側から見た断面図である。 太陽電池モジュールの設置構造を棟側から見た断面図である。 上辺フレーム部と下辺フレーム部の連結状態を示す断面図である。 太陽電池モジュールの設置構造の軒先部付近の構造を示す断面図である。 太陽電池モジュールの設置構造の棟部付近の構造を示す断面図である。
以下、本発明を図1から図12に従って説明する。尚、以下では本発明に係る実施態様を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る太陽電池モジュールの設置構造(以下「設置構造」という。)1は、屋根100の屋根下地101上に縦フレーム部2、横フレーム部3及び架台4を介して太陽電池モジュール(以下「PVモジュール」という。)5を設置する構造である。
図に示すPVモジュール5は、一般に使用されている単結晶シリコン系または多結晶シリコン系のPVモジュール5である。このPVモジュール5は、一対の短辺及び長辺を有する平面視略長方形状であって、薄板状に形成されている。そして、表面側9には太陽電池セルが配置され、裏面側10には電極ボックスが配置されるとともに、その電極ボックスからは他のPVモジュール5と電気的に連結するための端子ケーブルが伸びている(図示せず)。
縦フレーム部2には、左辺フレーム部2aと右辺フレーム部2bがある。この左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bは、PVモジュール5の左側及び右側の短辺の縁部11aをそれぞれ覆う部材である。
図3に示す左辺レーム部2aは正面視略逆L字状であって、厚さの薄い鋼板またはアルミニウム合金で形成された棒状の金属製の部材であり、その長さはPVモジュール5の短辺とほぼ等しい長さである。そして、左辺フレーム部2aは、基幹部12と支持部13とからなる。
基幹部12は断面略縦長長方形状の筒状体であって、その基幹部12の天井部14の幅方向Bの左側B1には、以下で詳述する架台4に左辺フレーム部2aを設置する際に、架台4と左辺フレーム部2aの間に生じる摩擦を減少させるための浅い切欠き部15が全長に亘って設けられている。
その基幹部12の底面16の左側B1の端部には、架台4に左辺フレーム部2aを設置する際に、左辺フレーム部2aが架台4から脱落するのを防止するための突起状の係止片18が、全長に亘って設けられている。
また、基幹部12の右側B2の側壁部19aの内面20には、基幹部12の内側に向けて開口する断面略C字状のタッピングホール21がネジ受けとして上下に二つ設けられている。これにより、左辺フレーム部2aの両端面23,23に、以下で詳述する横フレーム部3である上辺フレーム部3a及び下辺フレーム部3bをネジ22により固定し連結することができる。
一方、基幹部12の左側B1の側壁部19bの表面24には、架台4に左辺フレーム部2aを設置する際に架台4と左辺フレーム部2aの間に生じる摩擦を減少させるため、断面略半円形状の小さな突起部25が全長に亘って等間隔に三本設けられている。尚、図3では突起部25は三本であるが、それ以下またはそれ以上の本数を設けてもよい。
基幹部12の右側B2の上端には支持部13が設けられている。この支持部13は、水平方向へ突出する薄板状の上部支持部13a及び下部支持部13bからなり、それらの間にはPVモジュール5を挿入し支持するための断面略コの字状の支持溝29が形成されている。
この支持溝29にシリコン等の接着材を流し込むとともに、PVモジュール5の短辺の縁部11aを挿入することにより、PVモジュール5の左側の短辺の縁部11aに左辺フレーム部2aを固定することができる。尚、支持溝29にシリコン等の接着剤を流し込んでいるため、支持溝29内への雨水の浸入を防止することができる。
一方、PVモジュール5の右側の短辺の縁部11aを挿入するための右辺フレーム部2bは、図3に示す左辺フレーム部2aと左右対称の構造となっている以外は全て左辺フレーム部2aと同じ構造である。そのため、以下では右辺フレーム部2bの部位の名称及び符号については、左辺フレーム部2aの対応する部位の名称及び符号と同一のものを使用する。尚、右辺フレーム部2bの材質も左辺フレーム部2aと同様に鋼板またはアルミニウム合金で形成されている。
横フレーム部3には、上辺フレーム部3aと下辺フレーム部2bがある。その上辺フレーム部3aと下辺フレーム部3bは、PVモジュール5の上側及び下側の長辺の縁部11bを覆う部材である。
図4及び図10に示す上辺フレーム部3aは、厚さの薄い鋼板またはアルミニウム合金で形成された棒状の金属製の部材であり、その長さはPVモジュール5の長辺よりもやや長く形成されている。30は基幹部であり、断面略台形状の筒状体である。
基幹部30の側壁部31の上端は、天井部32よりも上方に突出しており、その上端には薄板状の上板部33が水平方向であって天井部32側に延び、基幹部30のほぼ全長に亘って設けられている。そのため、上板部33と基幹部30の天井部32によって支持部が形成され、その上板部33と基幹部30の天井部32との間にはPVモジュール5を挿入し支持するための断面略コの字状の支持溝34が形成されている。
この支持溝34にシリコン等の接着材を流し込むとともに、PVモジュール5の長辺の縁部11bを挿入することにより、PVモジュール5の長辺の縁部11bに上辺フレーム部3aを固定することができる。尚、支持溝34にはシリコン等の接着剤が流し込まれているため、支持溝34内への雨水の浸入を防止することができる。
また、側壁部31の上方において、天井部32側とは反対側に平板状のリブ35が設けられている。このリブ35は水平方向に設けられているとともに、基幹部30の全長に亘って設けられている。
そしてこのリブ35は、以下で詳述する下辺フレーム部3bの挟持部38に形成された挿入溝52に挿入して嵌合させるものであるが、その挿入溝52に挿入しやすくして上辺フレーム部3aと下辺フレーム部3bの嵌合作業を容易にするため、リブ35の先端部36が断面略半円状に形成されている。尚、リブ35の先端部36の形状は、下辺フレーム部3bの挟持部38の挿入溝52に挿入しやすい形状であればよく、断面略三角形状に尖らせた形状であってもよい。
側壁部31の中段やや下方には断面略J字状の雨樋部39が設けられている。この雨樋部39は、リブ35と同じ側であって基幹部30のほぼ全長に亘って設けられており、その先端部には側壁部31と平行になるように折り曲げられた当接面40が形成されている。また、雨樋部39の折り曲げられた内側には、雨水を排水するための集水部41が形成されている。
側壁部31の下端には、断面略三角形状の縁部42が設けられている。この縁部42は、リブ35と同じ側であって基幹部30のほぼ全長に亘って設けられている。また、縁部42には、屋根下地101上に設置された補助桟木104に上辺フレーム部3aを固定するための円形状のネジ孔43が二か所設けられている。このネジ孔43は、底板部44に対して斜めに形成されているため、ネジ孔43へのネジの締め込みや釘の打ち込みの際にリブ35や雨樋部39が邪魔にならず、屋根下地101上の補助桟木104に固定しやすくなっている。
尚、この円形状のネジ孔43の代わりに、縁部42の先端に向けて開口する略U字状の切欠き部を設けてもよい(図示せず)。
側壁部31の両端にはネジ孔37が設けられており、このネジ孔37を介してネジ22を縦フレーム部2である左辺フレーム部2aや右辺フレーム部2bのタッピングホール21に螺合することで、上辺フレーム部3aに左辺フレーム部2aや右辺フレーム部2bを固定し連結することができる。
一方、図5及び図10に示す下辺フレーム部3bは、厚さの薄い鋼板またはアルミニウム合金で形成された棒状の金属製の部材であり、その長さはPVモジュール5の長辺よりもやや長く形成されている。45は基幹部であり、断面略台形状の筒状体である。
基幹部45の側壁部46の上端は、天井部48より上方に突出しており、その上端には薄板状の上板部49が水平方向であって天井部48側に延び、基幹部45のほぼ全長に亘って設けられている。そのため、上板部49と基幹部45の天井部48によって支持部が形成され、その上板部49と基幹部45の天井部48との間にはPVモジュール5を挿入し支持するための断面略コの字状の支持溝50が形成されている。
この支持溝50にシリコン等の接着材を流し込むとともに、PVモジュール5の長辺の縁部11bを挿入することにより、PVモジュール5の長辺の縁部11bに下辺フレーム部3bを固定することができる。尚、支持溝50にはシリコン等の接着剤が流し込まれているため、支持溝50内への雨水の浸入を防止することができる。
一方、側壁部46の上方において、支持溝50の開口する側とは反対側に開口する挟持部38が基幹部45のほぼ全長に亘って設けられている。この挟持部38は、水平方向に延びる上方挟持部38aと下方挟持部38bからなり、断面略コの字状の挿入溝52が形成されている。この挿入溝52には、上辺フレーム部3aのリブ35が挿入可能であり嵌合させることができる。
尚、本実施例では上辺フレーム部3aにリブ35が設けられ下辺フレーム部3bに挟持部38が設けられているが、上辺フレーム部3aに挟持部38が設けられ下辺フレーム部3bにリブ35が設けられていてもよい。
側壁部46の両端にはネジ孔47が設けられており、このネジ孔47を介してネジ22を縦フレーム部2である左辺フレーム部2aや右辺フレーム部2bのタッピングホール21に螺合することで、下辺フレーム部3bに左辺フレーム部2aや右辺フレーム部2bを固定し連結することができる。
また、下辺フレーム部3bの上面53には、断面略縦長長方形状の雪止め部54が下辺フレーム部3bのほぼ全長に亘って側壁部46に沿って設けられている。この雪止め部54により、PVモジュール5上に積もった雪が一気に滑り落ちずに堰き止められるため、PVモジュール5上からの不意な落雪による事故を防止することができる。また、雪止め部54によって雪解け水や雨水も堰き止められるため、挿入溝52からの雪解け水等の浸入を防止することができる。
尚、本実施例では雪止め部54は下辺フレーム部3bの上面53に設けられているが、上辺フレーム部3aの上面56に設けられていてもよい。但し、図10に示すように、上辺フレーム部3aにリブ35が設けられ下辺フレーム部3bに挟持部38が設けられている場合には、上辺フレーム部3aの上面56に雪止め部54を設けると、堰き止められた雪解け水等が上方挟持部38a付近に溜まり、挿入溝52から設置構造1内に侵入しやすくなるため、雪止め部54を下辺フレーム部3bの上面53に設ける事が望ましい。
上記構造により、上辺フレーム部3aと下辺フレーム部3bが連結可能となっている。具体的には、図10に示すように、下辺フレーム部3bの挟持部38に形成された挿入溝52に上辺フレーム部3aのリブ35を挿入して嵌合させるとともに、下辺フレーム部3bの上方挟持部38a及び下方挟持部38bの先端面55,55を上辺フレーム部3aの側壁部31に当接させることで、上辺フレーム部3aと下辺フレーム部3bとの間に隙間が生じないように密着させながら連結する事が可能であり、風雨時であっても上辺フレーム部3aのリブ35と下辺フレーム部3bの挟持部38に形成された挿入溝52との隙間から雨水が侵入するのを防止することができる。尚、挿入溝52の幅をリブ35の厚さとほぼ同じにして隙間をなくすことで、雨水が浸入するのを更に防止することができる。
また、上記のように下辺フレーム部3bの上方挟持部38a及び下方挟持部38bの先端面55,55を上辺フレーム部3aの側壁部31に当接させると、上辺フレーム部3aの断面略J字状の雨樋部39の当接面40も下辺フレーム部3bの側壁部46に当接する構造になっている。そのため、仮に上辺フレーム部3aのリブ35と下辺フレーム部3bの挟持部38に形成された挿入溝52との隙間から雨水が侵入した場合であっても、その雨水は雨樋部39の集水部41に確実に流れ落ちるため、侵入した雨水を設置構造1の外に排水することが可能となっている。
また、上辺フレーム部3aの雨樋部39の当接面40が下辺フレーム部3bの側壁部46に当接することで、PVモジュール5や縦フレーム部2や横フレーム部3の重量を、上辺フレーム部3aのリブ35やそのリブ35と嵌合する下辺フレーム部3bの挟持部38だけでなく雨樋部39でも支えることとなる。そのため、PVモジュール5等の重量負荷を、横フレーム部3のリブ35や挟持部38だけでなく雨樋部39にも分散して支えることとなるため、リブ35や挟持部38に重量負荷が集中して変形してしまうのを防止することができる。尚、本実施例では雨樋部39が上辺フレーム部3aの側壁部31の中段やや下方に設けられているが、下辺フレーム部3bの側壁部46の中段やや下方に設けられていてもよい。
上辺フレーム部3aと下辺フレーム部3bの連結時に、図10に示すように、上辺フレーム部3aの上面56と下辺フレーム部3bの上面53とが面一になることが望ましい。面一にして段差をなくすことで、風雨時に上辺フレーム部3aの上面56及び下辺フレーム部3bの上面53に雨水が吹き寄せられても溜まる事がないため、上辺フレーム部3aのリブ35と下辺フレーム部3bの挟持部38に形成された挿入溝52との隙間から雨水が侵入するのを防止することができるとともに、意匠性の高い見た目の綺麗な設置構造1とすることができる。
また、上記構造により、縦フレーム部2と横フレーム部3の連結が可能となっている。具体的には、図6に示すように、上辺フレーム部3aの両端付近においては上板部33が設けられておらず、基幹部30も側壁部31のみであるため、平面部58が形成されている。その平面部58に、右辺フレーム部2bの端面23を当接させてネジ孔37を介してネジ22を右辺フレーム部2bのタッピングホール21に螺合することで右辺フレーム部2bと上辺フレーム部3aとを連結することができる。
このとき、図9−1に示すように、上辺フレーム部3aの上板部33や基幹部30を右辺フレーム部2bの支持部13や基幹部12にぴったりと密着させて隙間が無い状態とし、上辺フレーム部3aの基幹部30内や右辺フレーム部2bの基幹部12内への雨水の浸入による腐食を防止している。
また、右辺フレーム部2bと上辺フレーム部3aの連結時に、図6に示すように、右辺フレーム部2bの上面59と上辺フレーム部3aの上面56とがほぼ同じ高さとなることが望ましい。ほぼ同じ高さにして段差をなるべくなくすことで、風雨時に右辺フレーム部2bの上面59及び上辺フレーム部3aの上面56に雨水が吹き寄せられても溜まりにくくなるため、上辺フレーム部3aと右辺フレーム部2bとの間から上辺フレーム部3aの基幹部30内や右辺フレーム部2bの基幹部12内へ雨水が浸入するのを防止することができるとともに、意匠性の高い見た目の綺麗な設置構造1とすることができる。
尚、左辺フレーム部2aについても右辺フレーム部2bの場合とほぼ同様にして上辺フレーム部3aと連結することが可能である。
また、図7に示すように、下辺フレーム部3bについても両端付近においては上板部49が設けられておらず、基幹部45も側壁部46のみであるため、平面部60が形成されている。その平面部60に、左辺フレーム部2aの端面23を当接させてネジ孔47を介してネジ22により左辺フレーム部2bのタッピングホール21に螺合することで左辺フレーム部2aと下辺フレーム部3bとを連結することができる。
このとき、図9−2に示すように、下辺フレーム部3bの上板部49や基幹部45を左辺フレーム部2aの支持部13や基幹部12にぴったりと密着させて隙間が無い状態とし、下辺フレーム部3bの基幹部45内や左辺フレーム部2aの基幹部12内への雨水の侵入による腐食を防止している。
また、左辺フレーム部2aと下辺フレーム部3bの連結時に、図7に示すように、左辺フレーム部2aの上面59と下辺フレーム部3bの上面53とがほぼ同じ高さとなることが望ましい。ほぼ同じ高さにして段差をなるべくなくすことで、風雨時に左辺フレーム部2aの上面59と下辺フレーム部3bの上面53に雨水が吹き寄せられても溜まりにくくなるため、下辺フレーム部3bと左辺フレーム部2aとの間から下辺フレーム部3bの基幹部45内や左辺フレーム部2aの基幹部12内へ雨水が浸入するのを防止することができるとともに、意匠性の高い見た目の綺麗な設置構造1とすることができる。
尚、右辺フレーム部2bについても左辺フレーム部2aの場合とほぼ同様にして下辺フレーム部3bと連結することができる。
上記のように、PVモジュール5の四辺の縁部11に縦フレーム部2及び横フレーム部3をシリコン等の接着剤で固定するとともに、縦フレーム部2と横フレーム部3をネジ22により連結することで、図1及び図2に示すPVモジュール体5Aを形成することができる。
図8に示す4は、PVモジュール5を支える架台である。架台4は、土台部61とフレーム支持部62からなり、全体の形状が正面視略王字状で厚さの薄い鋼板またはアルミニウム合金で形成されている。そして、土台部61は細長い略長方形状の底板部63からなり、その底板部63(土台部61)上の幅方向Cの両端よりやや内寄りの位置において、断面略縦長長方形状の仕切り部64が底板部63(架台4)の全長に亘って垂直に設けられている。
この仕切り部64とフレーム支持部62の下端部との間には排水部65が形成され、流れ込んできた雨水を本発明に係る設置構造1の外に排出する役割を果たす。
また、底板部63(土台部61)と仕切り部64とによって形成される隅部の排水部65側には、フレーム支持部62側の斜め上方が欠けている断面略C字状のタッピングホール66が架台4の全長に亘って設けられている。これにより、二つの架台4,4を一直線状に並べてそれぞれのタッピングホール66に円柱状の細長いピン(図示せず)を差し込むことで、架台4を連続的に接ぐことができ、長さの長い架台4が必要な場合にも対応することができる。
また、底板部63の幅方向Cの両端には、架台4を屋根100の屋根下地101上に固定するためのネジ孔68が仕切り部64に沿って複数箇所に設けられている。
尚、図8等に示す架台4の底板部63の裏面69は平面であるが、底板部63の長さ方向Fに連続する波状の凹凸を裏面69全体に施してもよい。裏面69を波状とすることで、毛細管現象によって底板部63の裏面69と屋根下地101との間に雨水が浸入するのを防止することができるとともに、底板部63の裏面69と屋根下地101との接触面積が小さくなり滑り摩擦も小さくなるため、屋根下地101上への架台4の設置労力を軽減することもできる。
フレーム支持部62は、起立部70とフランジ部71からなり、そのフランジ部71は上方フランジ部71aと下方フランジ部71bの二つの部材からなる。そして、底板部63上において幅方向Cの中央に起立部70が垂直に設けられ、その上端部には上方フフランジ部71aが、下端部付近には下方フランジ部71bがそれぞれ底板部63と平行に設けられている。そのため、架台4の全長に亘って断面略コの字状のレール部72が起立部70の左右に形成されている。尚、図8では起立部70は下端部付近以外において内部に空洞ができるように2枚の薄板で形成されているが、1枚の厚板で形成されていてもよい。
また、上方フランジ部71a及び下方フランジ部71bは、起立部70から左右に均等な幅で突出するように設けられている。そして、左右の両下方フランジ部71bの上面78の端部には、上方へ突出する係止片74が架台4の全長に亘って設けられている。
上記のような構成とすることで、架台4に形成されている左右のレール部72に、縦フレーム部2を支持させてPVモジュール体5Aを設置することが可能となる。具体的には、図9−1及び図9−2に示すように、PVモジュール体5Aの左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bの切欠き部15,15を架台4の上方フランジ部71a,71aに嵌合させながら基幹部12,12をレール部72,72に挿入することで、PVモジュール体5Aを架台4のレール部72に支持させるとともに、レール部72の所望の位置までスライドさせて設置することができる。
また、上記のように、PVモジュール体5Aの左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bをレール部72に支持させることで、上方フランジ部71a及び下方フランジ部71bによりPVモジュール体5Aの上下方向への移動が抑制されるため、PVモジュール体5Aが強風により吹きあがるのを防止することができる。
また、架台4にPVモジュール体5Aを設置する際に、PVモジュール体5Aが屋根100上で桁行方向Dへずれようとする場合であっても、左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bの係止片18が下方フランジ部71bの係止片74に衝突するため、架台4からPVモジュール体5Aが脱落するのを防止することができ、作業者が安全に設置作業を行うことが可能となる。
そして、縦フレーム部2の天井部14に切欠き部15が設けられているため、PVモジュール体5Aの縦フレーム部2(左辺フレーム部2a及び右辺フレーム2b)を架台4のレール部72に挿入したときに、縦フレーム部2の天井部14と架台4の上方フランジ部71aとの間に隙間が形成され、PVモジュール体5Aをスライドさせる際の摩擦の軽減につながり、PVモジュール5の設置作業の労力が軽減されるとともに作業者の屋根100上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全性を確保することができる。
上記のように摩擦を軽減するため、縦フレーム部2の基幹部12の高さhは、架台4の上方フランジ部71aと下方フランジ部71bとの間の距離Hよりも約1mm〜5mm程度低い方が望ましい。また、縦フレーム部2の切欠き部15の横幅wは、上方フランジ部71aの幅Wよりも約1mm〜5mm程度広い方が望ましい。
架台4の起立部70の表面75には、架台4の全長に亘って断面略半円形状の小さな突起部76が間隔を開けて二本設けられている。起立部70の表面75は、架台4のレール部72にPVモジュール体5Aの縦フレーム部2を挿入したときに、縦フレーム部2の側壁部19bの表面24と対峙する面であるため、起立部70の表面75と縦フレーム部2の側壁部19bの表面24との接触面積を小さくするために突起部76が設けられている。
このように接触面積を小さくすることで、PVモジュール体5Aの縦フレーム部2をレール部72に挿入してスライドさせる際の架台4の起立部70の表面75と縦フレーム部2の側壁部19bの表面24との摩擦が軽減でき、PVモジュール5の設置作業の労力が軽減されるとともに作業者の屋根上での作業時間を短縮できるため、作業者の安全性を確保することが出来る。
尚、図8等では突起部76は二本設けられているが、一本でも三本以上であってもよい。また、突起部76の位置については、架台4のレール部72にPVモジュール体5Aの縦フレーム部2を挿入したときに、縦フレーム部2に設けられた突起部25の位置と重なる位置に設けないように注意を要する。
また、架台4の上方フランジ部71aの角部や縦フレーム部2の角部を曲面にすることによっても、上記スライド作業の際の摩擦の軽減につながり、設置作業の労力をより軽減することができる。
架台4の下方フランジ部71bの上面78の高さは、底板部63の上面79よりも5mm以上高いことが望ましい。上記の高さとすることで、架台4のレール部72にPVモジュール体5Aを設置したあとであっても底板部63の上面79付近や屋根下地101付近の通気性を確保できるため、屋根下地101の野地板103の腐食の原因となる湿気や、PVモジュール5の発電効率を低下させる熱気が滞留するのを防止することができる。
また、図9−1及び図9−2に示すように、架台4のレール部72にPVモジュール体5Aの縦フレーム部2を挿入したときに、上辺フレーム部3aの底板部44及び下辺フレーム部3bの底板部51が架台4の仕切り部64に接触しないように、仕切り部64の高さは少なくとも下方フランジ部71bの係止片74の高さよりも低くしなければならない。
尚、架台4の長さは数メートルあり、どこで切断しても同じ断面となるように形成されているため、現場で必要な長さに切断して使用することが可能である。
上記のような構成とすることで、架台4のレール部72にPVモジュール体5Aの縦フレーム部2を挿入したときに形成される縦フレーム部2の天井部14と架台4の上方フランジ部71aとの間の隙間に雨水が吹き込んだ場合であっても、その雨水は架台4のレール部72と縦フレーム部2の基幹部12との隙間を通って下方フランジ部71bの上面78から土台部61の排水部65へと流れ落ちて架台4の下端部から外へ排出されるか、架台4のレール部72と縦フレーム部2の基幹部12との隙間をそのまま通って架台4の下端部から外に排出される。
また、縦フレーム部2の天井部14と架台4の上方フランジ部71aとの間に形成される隙間からの雨水の浸入をなるべく阻止するため、縦フレーム部2の上部支持部13aの上面59の高さと架台4の上方フランジ部71aの上面77の高さをなるべく等しくすることが望ましい。
次に、本発明に係る設置構造1の屋根下地101上への設置手順について説明する。屋根100には、一面に張られた野地板103の上にルーフィング等の防水シートが敷設された屋根下地101が形成されており、その上に架台4を設置する。このとき、架台4を軒棟方向Eに設置するとともに、軒先部106付近から棟部110付近にかけて設置し、底板部63のネジ孔68を介してネジ80等で屋根下地101上に固定する。
そして、上記と同様にして屋根下地101上に架台4を等間隔かつ平行に複数本設置する。このときの架台4と架台4の距離は、横フレーム部3の長さよりもやや長めとし、屋根100の桁行方向Dの幅一杯に設置する。
また、架台4にPVモジュール体5Aを設置したときに、横フレーム部3が下方にたわむのを防止するとともにPVモジュール体5Aを固定するための補助桟木104を、架台4と架台4の間において架台4と平行に設置するとともに軒先部106付近から棟部110付近にかけて設置し、釘105等により屋根下地101上に固定しておく。
そして、PVモジュール5を用意し、その四辺に縦フレーム部2及び横フレーム部3を固定する。具体的には、上記のようにまず縦フレーム部2である左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bの支持溝29、並びに横フレーム部3である上辺フレーム部3aの支持溝34及び下辺フレーム部3bの支持溝50にシリコン等の接着剤を流し込む。
そして、PVモジュール5の短辺の縁部11aを左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bの支持溝29にそれぞれ挿入するとともに、長辺の縁部11bを上辺フレーム部3aの支持溝34及び下辺フレーム部3bの支持溝50にそれぞれ挿入することでPVモジュール5に固定する。そして、上記のようにネジ22により縦フレーム部2と横フレーム部3とを連結することで、図1及び図2に示すPVモジュール体5Aを形成する。
次に、屋根下地101上に設置された架台4に形成されたレール部72の上端部81において、図9−1及び図9−2に示すように、第一段目(最も軒先部106側)に設置するPVモジュール体5Aの左辺フレーム部2a及び右辺フレーム部2bの切欠き部15,15を、隣り合う二つの架台4,4の上方フランジ部71a,71aにそれぞれ嵌合させつつ、レール部72,72に左辺フレーム部2aの基幹部12と右辺フレーム部2bの基幹部12を挿入することで、PVモジュール体5Aを架台4のレール部72に支持させるとともに、軒先部106に向かってPVモジュール体5Aをスライドさせ、レール部72の下端部82まで移動させる。
その後、図11に示すように、レール部72の下端部82であって下方フランジ部71aの上面78に設けられた係止ネジ83に、PVモジュール体5Aの下辺フレーム部3bの側壁部46を係止させるとともに、図10に示すように、上辺フレーム部3aの縁部42のネジ孔43を介して補助桟木104にPVモジュール体5Aをネジ84等で固定し設置する。
そして、上記のPVモジュール体5Aを形成する作業及び架台4にPVモジュール体5Aを設置する作業を繰り返し行い、隣り合う二つの架台4,4の間の全てにおいてPVモジュール体5Aを設置することで第一段目のPVモジュール体5Aの設置が完了するとともに、屋根100の桁行方向DにPVモジュール5を連続して面一に設置することができる。
次に、第二段目のPVモジュール体5Aを設置する。この場合も上記の第一段目の場合と同様に、PVモジュール5の四辺に縦フレーム部2及び横フレーム部3を固定したPVモジュール体5Aを形成し、その左辺フレーム部2aの基幹部12と右辺フレーム部2bの基幹部12を、隣り合う二つの架台4,4のレール部72,72の上端部81,81から挿入し、レール部72の下端部82に向かってPVモジュール体5Aをスライドさせて移動させる。
そして、第二段目のPVモジュール体5Aを第一段目のPVモジュール体5Aの直上まで移動させ、図10に示すように、第一段目のPVモジュール体5Aの上辺フレーム部3aのリブ35を第二段目のPVモジュール体5Aの下辺フレーム部3bの挟持部38の挿入溝52に挿入して嵌合させるとともに、下辺フレーム部3bの上方挟持部38a及び下方挟持部38bの先端面55,55を上辺フレーム3aの側壁部31に当接させて、第一段目及び第二段目のPVモジュール体5Aを連結する。
その後、第二段目のPVモジュール体5Aの上辺フレーム部3aの縁部42のネジ孔43を介して、補助桟木104にPVモジュール体5Aをネジ84等で固定し設置する。そして、上記のPVモジュール体5Aを形成する作業及び架台4にPVモジュール体5Aを設置する作業を繰り返し行い、隣り合う二つの架台4,4の間の全てにおいてPVモジュール体5Aを設置することで、第二段目のPVモジュール体5Aの設置が完了するとともに、屋根100の桁行方向DにPVモジュール5を連続して面一に設置することができる。
また、第三段目以降のPVモジュール体5Aを設置する場合も、上記の第二段目の場合と同様にPVモジュール体5Aを形成する作業及び架台4にPVモジュール体5Aを設置する作業を繰り返し行うことで、屋根100の軒棟方向EにもPVモジュール5を連続して面一に設置することができ、意匠性の高い見た目の綺麗な設置構造1とすることができる。
そして、全てのPVモジュール体5Aを設置してPVモジュール5の裏面側10で端子ケーブルを接続した後、PVモジュール体5Aと屋根下地101との間に生じる隙間86に雨水や埃等が侵入しないように、PVモジュール体5Aが設置されている架台4の周囲を屋根材等により覆う。
具体的には、屋根100の軒先部106においては図11に示すように、第一段目に設置されたPVモジュール体5Aの下辺フレーム部3bの挿入溝52に屋根材108の端部を挿入しつつシリコン等の接着剤88で固定するとともに、屋根材108を折り曲げながら延設し外壁109まで覆う。こうすることで、軒先部106からの雨水や埃等の浸入を防止することができる。
また、屋根100の棟部110においては図12に示すように、喚起棟111から延びる屋根材112を延設し、最上段に設置されたPVモジュール体5Aの上辺フレーム部3aの上面56が隠れるように覆う。こうすることで、棟部110からの雨水や埃等の浸入を防止することができる。
更に、屋根100の両端の袖部においては、ケラバ包みを形成する屋根材を延設し、袖部の一番近くに設置された架台4の袖部側のレール部72や排水部65等が隠れるように覆うとともに、上記のように軒先部106及び棟部110に設けられた屋根材108,112の両端を覆って雨仕舞いを施すことにより、本発明に係る設置構造1が完成する(図示せず)。
尚、上記屋根材108,112等の材質は、耐久性が高く加工しやすいガルバリウム鋼板が望ましい。また、耐久性を高めるために屋根材の表面にフッ素樹脂を塗布するとなお望ましいが、これらに限定されるものではない。また、架台4の周囲を覆うのは必ずしも屋根材である必要は無く、屋根材とは別の金属製の薄板を使用してもよい。
上記の設置構造1によれば、設置構造1の内部への雨水や埃等の浸入を防止できるとともに、仮に雨水が内部に侵入した場合であっても設置構造1の外部に排水することができる。
具体的に説明すると、上辺フレーム3aのリブ35と下辺フレーム3bの挟持部38に形成された挿入溝52との隙間から雨水が侵入した場合は、その雨水は下方挟持部38bの先端面55を伝って雨樋部39が形成する集水部41に流れ落ちる(図10参照)。そして、雨水は雨樋部39の両端から架台4の土台部61の排水部65へと流れ落ち(図9−1参照)、その後、排水部65の下端部から屋根下地101の防水シート102上に流れ落ち、最後は軒先部106から地面へと流れ落ちる(図11参照)。
また、架台4の上方フランジ部71aと縦フレーム部2の天井部14との間に形成される隙間に雨水が吹き込んだ場合は、その雨水は架台4のレール部72と縦フレーム部2の基幹部12との隙間を通って下方フランジ部71bの上面78から土台部61の排水部65へと流れ落ちて排水部65の下端部から架台4の外に排出されるか、架台4のレール部72と縦フレーム部2の基幹部12との隙間をそのまま通ってレール部72の下端部82から架台4の外に排出される(図9−1及び図9−2参照)。そして、雨水は屋根下地101の防水シート102上に流れ落ち、最後は軒先部106から地面へと流れ落ちる(図11参照)。
また、本発明に係る設置構造1は上記のように防水性を有するため、屋根材としての役割も果たす。そのため、本発明に係る設置構造1は屋根材を必要とせず、屋根100にPVモジュール5を設置する際のコストの削減を図ることができる。
また、上記のように、本発明に係る設置構造1の屋根下地101上への設置作業が非常に容易であるため、作業者のPVモジュール5の設置作業の労力が軽減されるとともに、作業者の屋根100上での作業時間を短縮できるため作業者の安全性が確保できる。
尚、本発明に係る設置構造1は、屋根100の勾配角度に関わらず屋根下地101上にPVモジュール5を設置することができる。そのため、屋根100の角度が地面に対し水平であっても垂直であっても、屋根下地101上にPVモジュール5を設置することができる。
1 設置構造 60 平面部
2 縦フレーム部 61 土台部
3 横フレーム部 62 フレーム支持部
4 架台 63 底板部
5 PVモジュール 64 仕切り部
5A PVモジュール体 65 排水部
9 表面側 66 タッピングホール
10 裏面側 68 ネジ孔
12 基幹部 70 起立部
13 支持部 71 フランジ部
14 天井部 72 レール部
15 切欠き部 74 係止片
18 係止片 76 突起部
19 側壁部 80 ネジ
21 タッピングホール 81 上端部
22 ネジ 82 下端部
25 突起部 83 係止ネジ
29 支持溝 84 ネジ
30 基幹部 86 隙間
31 側壁部 100 屋根
32 天井部 101 屋根下地
33 上板部 102 防水シート
34 支持溝 103 野地板
35 リブ 104 補助桟木
37 ネジ孔 105 ネジ
38 挟持部 106 軒先部
39 雨樋部 108 屋根材
41 集水部 109 外壁
42 縁部 110 棟部
43 ネジ孔 111 喚起棟
44 底板部 112 屋根材
45 基幹部 W,w 幅
46 側壁部 H,h 高さ
47 ネジ孔 A 断面
48 天井部 B 幅方向
49 上板部 C 幅方向
50 支持溝 D 桁行方向
51 底板部 E 軒棟方向
52 挿入溝 F 長さ方向
54 雪止め部
58 平面部

Claims (11)

  1. 屋根下地上に太陽電池モジュールを設置するための設置構造であって、太陽電池モジュールと縦フレーム部と横フレーム部と架台からなり、前記縦フレーム部は断面略縦長長方形状の筒状体である細長い基幹部と該基幹部の上方に設けられた支持部からなり、前記横フレーム部は細長い基幹部と該基幹部の上方に設けられた支持部からなり、前記架台は、長手方向に排水部が形成された長さの長い土台部と、該土台部の幅方向の中央に立設され全長に亘って設けられた左右に開口する大きさの等しい二つの断面略コの字状のレール部を有するフレーム支持部からなるとともに、前記レール部が前記排水部の上方に配置され、前記架台の前記レール部に前記縦フレーム部の前記基幹部を挿入した場合に、前記レール部を形成する上方フランジ部と前記縦フレーム部の前記基幹部の天井部との間から浸入した雨水が前記架台の外または前記排水部の少なくとも一方に流れ落ちるように前記レール部と前記縦フレーム部の前記基幹部の間に隙間が形成される構成であって、前記太陽電池モジュールの短辺及び長辺の縁部が前記縦フレーム部の前記支持部及び前記横フレーム部の前記支持部に支持されるとともに固定されて太陽電池モジュール体が形成され、前記屋根下地上の軒棟方向に互いに平行に設置された複数本の前記架台の前記レール部の上端部から前記太陽電池モジュール体の二つの前記縦フレーム部の前記基幹部を挿入してスライドさせることで前記縦フレーム部の前記基幹部が前記レール部の所定の位置に支持され、複数本の前記架台の間に複数の前記太陽電池モジュール体が設置されていることを特徴とする太陽電池モジュールの設置構造。
  2. 前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方にはリブが設けられ、他方には該リブと嵌合する挟持部が設けられていることを特徴する請求項1記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  3. 前記屋根下地上に設置された前記架台及び該架台に設置された前記太陽電池モジュール体の周囲の全部または一部が屋根材等により覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  4. 前記架台の前記土台部の幅方向の両端付近に仕切り部が設けられ、該仕切り部と前記フレーム支持部とで前記架台の全長に亘って前記排水部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  5. 前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方の前記基幹部に、該基幹部に沿って雨樋部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  6. 前記架台の前記フレーム支持部を形成し、前記土台部の幅方向の中央に立設され前記レール部を形成する起立部の表面とこれに対峙する前記縦フレーム部の前記基幹部の側壁部のいずれか一方または両方に突起部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  7. 前記縦フレーム部の前記基幹部の底面及び前記架台の前記レール部を形成する下方フランジ部の上面に係止片が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  8. 前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方に設けられたリブの先端部が断面略半円状または断面略三角形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  9. 前記縦フレーム部の前記基幹部の前記天井部に、前記架台の前記レール部を形成する前記上方フランジ部と嵌合する切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  10. 前記架台の底板部の裏面が波状面であることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
  11. 前記横フレーム部を構成する上辺フレーム部及び下辺フレーム部のうちのいずれか一方の上面に雪止め部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかの項に記載の太陽電池モジュールの設置構造。
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