JP2018137962A - 太陽電池モジュール用サイドフレーム - Google Patents

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芙沙子 外島
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Abstract

【課題】防水性を実現すると共に、内部に雨水が浸入しても、ねじやねじ孔にまで浸水することがなく、かつ作業工程を大幅に減少できる太陽電池モジュール用サイドフレームを提供する。【解決手段】太陽電池モジュールM1を内側フランジ部1eと挟持部1gとの間に挟持した状態で、底面フランジ部1iの螺子用孔1jにねじSをねじ込むことで屋根や外壁等の構造物に固定する。続いて、太陽電池モジュールM2を内側フランジ部2eと挟持部2hとの間に挿入した状態の第2のサイドフレーム2を、固定した第1のサイドフレーム1の横方向から、外側フランジ部1fの下に第2のサイドフレーム2の先端部2gが入り込むように配置し固定する。外側フランジ部1fの下に外側フランジ部2fの先端部2gが配置されることで外側フランジ部1fと外側フランジ部2fによる平面状の内部に対する防水蓋が形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、屋根や外壁等の構造物に設置し、太陽電池パネルを保持する太陽電池モジュール用サイドフレームに関するものである。
一般に、太陽電池モジュール用フレームは、上側フレームと下側フレームから成る上下フレームと、右側フレームと左側フレームから成るサイドフレームとから構成され、パネル体である太陽電池モジュールの周縁部分を保持している。これらのフレームは、太陽電池モジュールの周囲を保護すると共に、複数の太陽電池モジュールから成る太陽電池アレイに組み立てるための取付部となり、屋根上に取り付けることが可能とされている。
ここで、複数の太陽電池モジュールを配置した屋根用アレイを屋根上に設置する場合には、瓦、化粧スレート、その他の屋根建材で葺かれた既存の屋根に支持体を介して太陽電池モジュールを設置する屋根置き型アレイや、太陽電池自体又は太陽電池モジュールの構成材料が屋根建材を兼ねる屋根材形アレイ等が存在する。
これらのうち、屋根材形アレイは屋根置き形アレイに比較して瓦を使用していないため建物にかかる荷重を軽減することができ、屋根上により多くの太陽電池モジュールを配置することが可能である。
しかし、屋根材形アレイの場合には、太陽電池モジュールや太陽電池モジュール用フレームが屋根建材を兼ねるために、防水性を有することが必須となる。このような防水性を備える太陽電池モジュール用フレームとして、例えば特許文献1には太陽電池モジュールの右側フレームと、隣接する太陽電池モジュールの左側フレームとの間に生ずる間隙を覆うように、別体の長尺のカバー部材を被着する防水構造が開示されている。
特開2008−255707号公報
特許文献1に開示の右側、左側フレーム間のカバー部材を用いれば、前述の間隙の防水性を実現することができるが、右側、左側フレーム及びカバー部材を設置する際には、各部材に各々ねじ止めを施す必要があり、手間を要する。
例えば垂木に沿うように右側、左側フレーム及びカバー部材を取り付ける際に、先ず一対から成る2本のねじのうち、少なくとも1本を垂木に到達する程度の長さのねじを用いて、垂木に右側、左側フレームを固定する。そして、これらの一対のフレームを固定した後に、別の長ねじによりカバー部材を取り付けて作業が完了し、計3本のねじをねじ込む必要がある。
また、カバー部材が破損して、雨水がカバー部材の下に浸入した場合には、ねじが腐蝕したり、雨水がねじ孔から野地板や垂木に浸水し、野地板や垂木が腐蝕するという問題もある。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、防水性を実現すると共に、内部に雨水が浸入しても、ねじやねじ孔にまで浸水することがなく、かつ作業工程を大幅に減少できる太陽電池モジュール用サイドフレームを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る太陽電池モジュール用サイドフレームは、 太陽電池モジュールを横方向から保持する一対の第1、第2のサイドフレームから成る太陽電池モジュール用サイドフレームあって、前記第1のサイドフレームは中央の第1の主壁部を基材として、該主壁部の上端には第1の蓋面フランジ部が、下端には第1の底面フランジ部がそれぞれT字状に連結され、前記第1の蓋面フランジ部は、前記第1の主壁部から前記太陽電池モジュールを挟持する側である内側面側に向って庇状に張り出している第1の内側フランジ部と、前記太陽電池モジュールを挟持しない側である外側面側に向って庇状に張り出している第1の外側フランジ部とから構成され、前記第2のサイドフレームは中央の第2の主壁部を基材として、該第2の主壁部の上端には第2の蓋面フランジ部が、下端には第2の底面フランジ部がそれぞれT字状に連結され、前記第2の蓋面フランジ部は、前記第2の主壁部から前記内側面側に向って庇状に張り出している第2の内側フランジ部と、前記外側面側に向って庇状に張り出している第2の外側フランジ部とから構成され、前記外側面側の前記第1の底面フランジ部にのみ構造物に固定するための複数個の螺子用孔が前記第1のサイドフレーム1の長手方向に沿って、所定間隔を置いて穿設されており、前記第1、第2のサイドフレーム同士を組合わせた場合に、前記第2の外側フランジ部の少なくとも一部の上に、前記第1の外側フランジ部を載置することにより、前記第1、第2のサイドフレームの内部に対する防水蓋を形成することを特徴とする。
本発明に係る太陽電池モジュール用サイドフレームによれば、屋根や外壁等の構造物への設置が容易であり、防水性を実現すると共に、防水蓋から雨水が浸水したとしても、ねじ付近には雨水が入り込むことはないので、浸水によるねじの腐蝕や、野地板、垂木の腐蝕が発生することがない。
第1、第2のサイドフレームにより太陽光パネルを保持した状態の断面図である。 第1のサイドフレームの斜視図である。 第2のサイドフレームの斜視図である。 第1のサイドフレームを垂木に固定し、第2のサイドフレームを組合わせた状態の説明図である。 上下フレームを組合わせた状態の説明図である。 実施例2の第1のサイドフレームを垂木に固定し、第2のサイドフレームを組合わせた状態の説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は実施例1を示している。図1は右側フレームとして配置した第1のサイドフレームと、左側フレームとして配置した第2のサイドフレームにより、太陽電池モジュールMを側方から保持した状態の断面図である。図2は第1のサイドフレームの斜視図、図3は第2のサイドフレームの斜視図であり、図2、図3においては、図示の都合上、長さ方向を短縮した状態で図示している。
実施例1の太陽電池モジュール用サイドフレームは、第1のサイドフレーム1と第2のサイドフレーム2とから構成され、これらの第1、第2のサイドフレーム1、2はアルミニウム等の金属を素材として、押出成形により製造することができる。
第1、第2のサイドフレーム1、2は、例えば100cm程度の長さとされ、押出成形等により製作されている。この長さは太陽電池モジュールMの側辺の長さと略一致しており、アレイ状の太陽電池モジュールMに対しては、第1、第2のサイドフレーム1、2を複数個を繋げて配置することになる。また、アレイ状の太陽電池モジュールMに対応するように、太陽電池モジュールMの個数に応じた長さの第1、第2のサイドフレーム1、2を製作してもよい。
第1のサイドフレーム1は、太陽電池モジュールMの周縁部分のうちの一方の側面に取り付けるための部材であり、中央の主壁部1aを基材として、主壁部1aの上端に蓋面フランジ部1bが断面T字状に連結されている。主壁部1aの下端から上端までの高さは50mm程度、板厚は3mm程度の板状体であり、太陽電池モジュールMを保持する側である内側面1cと、その外側の外側面1dとを有している。
水平状である蓋面フランジ部1bは、主壁部1aから内側面1c側に向って庇状に張り出している内側フランジ部1eと、主壁部1aから外側面1d側に向って庇状に張り出している外側フランジ部1fとから構成されている。この外側フランジ部1fは、後述する第2のサイドフレーム2の外側フランジ部2fと共に、太陽電池モジュールMの防水蓋を形成する部分である。
内側フランジ部1eの下方には、太陽電池モジュールMを厚み方向に挟持する挟持部1gが設けられており、平行する内側フランジ部1eと挟持部1gとの間隙は、太陽電池モジュールMの板厚よりも若干大きくされている。
挟持部1gの下方の内側面1c側には、受溝部1hが設けられ、更に主壁部1aの下端には底面フランジ部1iが主壁部1aに対し断面T字状になるように連結されている。
外側面1d側の底面フランジ部1iには、第1のサイドフレーム1の長手方向に沿って所定間隔を置いて例えば3個所に螺子用孔1jが表面に対して直交して穿設されている。この螺子用孔1jを介して、ねじを底面フランジ部1iの表側から裏側へと挿通することができる。
外側面1d側の底面フランジ部1iの横幅は、外側フランジ部1fの横幅よりも長くされており、このため螺子用孔1jに対して上方からのねじを下方にねじ込む作業が干渉されて妨げられることはない。
主壁部1aの外側面1dには、底面フランジ部1iの上方に庇状の第1の中間フランジ部1kと、更にこの第1の中間フランジ部1kの上方に庇状の第2の中間フランジ部1lとが、外側フランジ部1fの横幅よりも短くして、それぞれ水平に突出されている。なお、第2の中間フランジ部1lについては必ずしも設けなくともよい。
また、受溝部1h及び第1の中間フランジ部1kには、補強のために底面フランジ部1iから主壁部1aと平行する補強壁部が設けられている。
第2のサイドフレーム2は、太陽電池モジュールMの周縁部分のうちの他方の側面に取り付けるための部材であり、略中央の主壁部2aを基材として、主壁部2aの上端に蓋面フランジ部2bが断面T字状に連結されている。主壁部2aは第1のサイドフレーム1の主壁部1aと同様に、太陽電池モジュールMを挟持する側である内側面2cと、その外側の外側面2dとを有している。
水平状である蓋面フランジ部2bは、主壁部2aから内側面2c側に向って庇状に張り出している内側フランジ部2eと、主壁部2aから外側面2d側に向って庇状に張り出している外側フランジ部2fとから構成されている。
外側フランジ部2fの厚みは、内側フランジ部2eよりも厚く、庇状に張り出した外側フランジ部2fの先端下端から、板厚が薄い先端部2gが段差を設けて内側方向に延在されている。この先端部2g上に、第1のサイドフレーム1の外側フランジ部1fを載置することで防水蓋が形成されることになる。
内側フランジ部2eの下方には、太陽電池モジュールMを挟持する挟持部2hが設けられ、これらの平行する内側フランジ部2eと挟持部2hとの間隙は、太陽電池モジュールMの板厚よりも若干大きくされている。
挟持部2hの下方の内側面2c側には受溝部2iが設けられており、更に主壁部2aの下端には底面フランジ部2jが主壁部2aに対して断面T字状になるように連結されている。そして、底面フランジ部2jの外側面2d側には、先端を斜め上方に向けて雨除部2kが延在されており、雨除部2kと主壁部2aとの間に、排水溝部2lが形成されている。
主壁部2aの外側面2dには、雨除部2kの上方であって、外側フランジ部2fの下方に庇状の中間フランジ部2mが水平に突設されている。なお、中間フランジ部2mは第1のサイドフレーム1の第2の中間フランジ部1lの高さよりもやや低い位置に設けられている。また、前述の第2の中間フランジ部1lを設けない場合には、中間フランジ部2mも省略することが可能である。
また、受溝部2iには補強のため、主壁部2aと平行する補強壁部が設けられている。
図4は第1のサイドフレーム1を垂木Tに固定した後に、第2のサイドフレームを組合わせた状態の説明図である。屋根は棟から下方の軒先方向に沿った垂木Tが、太陽電池モジュールMを挟持した第1のサイドフレーム1、第2のサイドフレーム2の取付ピッチ幅と略一致する間隔で配置されており、これらの垂木T上に野地板Nが取り付けられている。更に、野地板Nの上には防水用のゴムシートGが敷設されており、このゴムシートG上に太陽電池モジュールMを支持する第1、第2のサイドフレーム1、2が取り付けられる。
太陽電池モジュールMを屋根に取り付ける場合には、通常では例えば横に4枚、縦に3枚の太陽電池モジュールMをアレイ状に設置することになり、太陽電池モジュールM1と横方向に隣接する太陽電池モジュールM2の連結個所において、第1のサイドフレーム1及び第2のサイドフレーム2が互いの外側面1d、2d同士が向き合うような状態で配置される。
なお、本実施例では家屋等の屋根に対して、第1、第2のサイドフレーム1、2の取り付けを説明しているが、屋根以外にも傾斜した壁面を有する外壁等の適宜の構造物に対しても取り付けることが可能である。
太陽電池モジュールM1を屋根上に配置し、更に隣接する太陽電池モジュールM2を設置する場合には、先ず内側フランジ部1eと挟持部1gとの間に充填したシリコン等からなる緩衝材Kを充填した状態で、太陽電池モジュールM1を内側フランジ部1eと挟持部1g間で挟持する。内側フランジ部1eと挟持部1gとの間に緩衝材Kを充填することで、太陽電池モジュールM1の耐衝撃性が増加することになる。
このように、太陽電池モジュールM1を内側フランジ部1eと挟持部1gとで挟持した状態で、垂木Tに沿うように3個所の螺子用孔1jに対して、それぞれねじSをねじ込むことで、ねじSを第1のサイドフレーム1はゴムシートG、野地板Nを貫通し、更に垂木Tにねじ込んで第1のサイドフレーム1を固定する。
前述のように、ねじSは外側フランジ部1fに干渉されることなく、下方向に電動ドライバ等によりねじ込むことができる。このようにして、第1のサイドフレーム1を屋根に固定することで、太陽電池モジュールM1も併せて固定されることになる。
続いて、太陽電池モジュールM2を緩衝材Kを充填した内側フランジ部2eと挟持部2hとの間に挿入した状態の第2のサイドフレーム2を、固定した第1のサイドフレーム1の横方向から、外側フランジ部1fの下に第2のサイドフレーム2の先端部2gが入り込むように配置し仮固定する。
これにより、外側フランジ部1fの下に外側フランジ部2fの先端部2gが配置されることで外側フランジ部1fと外側フランジ部2fによる平面状の内部に対する防水蓋が形成され、併せて第2の中間フランジ部1lの下に中間フランジ部2mが入り込むように配置される。
そして、図示は省略しているが、更に太陽電池モジュールM2の右側に第1のサイドフレーム1を本固定することで、先端部2gが外側フランジ部1fに押さえ付けられるように、第2のサイドフレーム2が固定され、更に太陽電池モジュールM2の荷重も加わり、第2のサイドフレーム2は横方向への移動が殆ど生じない状態になる。
なお、例えば夏冬の温度差による太陽電池モジュールM、第1、第2のサイドフレーム1、2の伸縮を考慮すると、第1、第2のサイドフレーム1、2の接合個所には、伸縮分のずれを考慮した遊びを設けることが好ましい。
また、外側フランジ部1f、先端部2gのそれぞれの先端、及び第2の中間フランジ部1l、中間フランジ部2mのそれぞれの先端には、相互に掛け止める凸状部が設けられており、これらが組合わさって水平方向において相互に掛け止め外れ難い構造となっている。そして、これらの凸状部により、雨水等による浸水をも防止することができる。
また、この固定において、第1の中間フランジ部1kの先端の下方に、雨除部2kの先端が配置されることになり、更に雨除部2kの下方には底面フランジ部2jの螺子用孔1jに固定したねじSの頭部S1が配置される。従って、第1の中間フランジ部1k及び雨除部2kにより、たとえ外側フランジ部1f、先端部2g及び第2の中間フランジ部1l、中間フランジ部2mを雨水が通過しても、第1の中間フランジ部1k、雨除部2kの順に雨水が流れ落ち、最終的に排水溝部2lに至ることになる。
そして、排水溝部2lに溜まった雨水は、軒先側から排水されることになる。このように、頭部S1の付近には雨水が入り込むことはないので、浸水によるねじSの腐蝕や、野地板N、垂木Tの腐蝕が発生することはない。
図5に示すように、上下の太陽電池モジュールM1、M2の間にも、太陽電池モジュールMの上下の周縁を保持する上側フレーム4と下側フレーム5とが組み合わされて配置されている。そして、上側フレーム4と下側フレーム5との間隙から浸入した雨水は、水溜部4aに溜まる構造となっている。
そして、第1のサイドフレーム1の受溝部1h及び第2のサイドフレーム2の受溝部2iは、太陽電池モジュールM2の上縁に取り付けた上側フレーム4の水溜部4aに接続され、水溜部4aに溜まった雨水は方向を90度変換して、第1のサイドフレーム1の受溝部1h及び第2のサイドフレーム2の受溝部2iを通って軒先に排水されることになる。
図6は実施例2の第1のサイドフレーム1’を垂木に固定し、第2のサイドフレーム2’を組合わせた状態の説明図である。また、符号は実施例1に準じて付されている。
第1のサイドフレーム1’の外側フランジ部1f’は、第1、第2のサイドフレーム1’、2’を組み合わせた場合に、第2のサイドフレーム2’の主壁部2aにほぼ至る長さを有し、第2のサイドフレーム2’の外側フランジ部2f’は同じ厚みで主壁部2aから延出されており、外側フランジ部1f’に対し下側に位置して重なるようにされている。
また、第1のサイドフレーム1’の外側面1d側の底面フランジ部1iには外側にゆくにつれて厚みが小さくなるように傾斜する斜面部1mが形成されている。そして、斜面部1mに対して直交するように、螺子用孔1j’が底面フランジ部1iに対して斜め状に穿設され、螺子用孔1j’は第1のサイドフレーム1’の長手方向に沿って所定間隔で底面フランジ部1iに配置されている。
従って、これらの螺子用孔1j’に対して、それぞれねじSをねじ込むと垂木Tに対して図示するように斜め方向にねじSがねじ込まれる。このように、螺子用孔1j’を底面フランジ部1iの斜面部1mに対して斜め状に穿設するので、外側フランジ部1fの横方向の長さを十分に大きくしても支障はない。
また、たとえ斜面部1m付近に結露が生じたとしても、斜面部1mに沿って下方に水が流れ落ちるため、螺子用孔1j’内やねじSの頭部S1の腐蝕が発生し難い構造とされている。
このように、防水蓋を形成する第1のサイドフレーム1’の外側フランジ部1f’と第2のサイドフレーム2’の外側フランジ部2f’との重なる面積を大きくすることができるので、雨水がより浸入し難くなると同時に、外側フランジ部2f’が外側フランジ部1f’に押さえ付けられるので、第2のサイドフレーム2’がより強固に屋根上に固定されることになる。
このように、実施例1、2の太陽電池モジュール用サイドフレームは、ねじ止め個所を第1のサイドフレーム1、1’の外側面1d側の底面フランジ部1iにのみに設けることで、屋根や外壁等の構造物に太陽電池モジュールMを設置する作業工程を大幅に減少することができると共に、作業時間も短縮することが可能である。
また、従来の別体のカバー部材を不要とし、たとえカバー防水蓋から雨水が浸水したとしても、ねじSの頭部S1の付近には雨水が入り込むことはないので、浸水によるねじSの腐蝕や、螺子用孔1j、1j’を介しての野地板N、垂木Tの腐蝕が発生することがない。
1、2 サイドフレーム
1a、2a 主壁部
1b、2b 蓋面フランジ部
1c、2c 内側面
1d、2d 外側面
1e、2e 内側フランジ部
1f、2f 外側フランジ部
1g、2h 挟持部
1h、2i 受溝部
1i、2j 底面フランジ部
1j 螺子用孔
1l、2m 中間フランジ部
2k 雨除部
2l 排水溝部
4 上側フレーム
4a 水溜部
5 下側フレーム
M 太陽電池モジュール
S ねじ

Claims (7)

  1. 太陽電池モジュールを横方向から保持する一対の第1、第2のサイドフレームから成る太陽電池モジュール用サイドフレームあって、
    前記第1のサイドフレームは中央の第1の主壁部を基材として、該主壁部の上端には第1の蓋面フランジ部が、下端には第1の底面フランジ部がそれぞれ連結され、前記第1の蓋面フランジ部は、前記第1の主壁部から前記太陽電池モジュールを挟持する側である内側面側に向って庇状に張り出す第1の内側フランジ部と、前記太陽電池モジュールを挟持しない側である外側面側に向って庇状に張り出している第1の外側フランジ部とから構成され、
    前記第2のサイドフレームは中央の第2の主壁部を基材として、該第2の主壁部の上端には第2の蓋面フランジ部が、下端には第2の底面フランジ部がそれぞれ連結され、前記第2の蓋面フランジ部は、前記第2の主壁部から前記内側面側に向って庇状に張り出す第2の内側フランジ部と、前記外側面側に向って庇状に張り出す第2の外側フランジ部とから構成され、
    前記外側面側の前記第1の底面フランジ部にのみ構造物に固定するための複数個の螺子用孔が前記第1のサイドフレームの長手方向に沿って、所定間隔を置いて穿設されていることを特徴とする太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  2. 前記第1のサイドフレーム及び第2のサイドフレーム同士を組合わせた場合に、前記第2の外側フランジ部の少なくとも一部の上に、前記第1の外側フランジ部を載置することにより、前記第1、第2のサイドフレームの内部に対する防水蓋を形成することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  3. 前記第1のサイドフレーム及び第2のサイドフレームは、前記第1の内側フランジ部及び前記第2の内側フランジの下に前記太陽電池モジュールを挟持する挟持部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  4. 前記第1のサイドフレームの第1の主壁部の前記外側面には、前記第1の底面フランジ部の上方に庇状の第1の中間フランジ部が突出され、
    前記第2のサイドフレームの第2の底面フランジ部の外側面側には、斜め上方に向けて雨除部が延在され、前記雨除部と前記第2の主壁部との間に排水溝部が形成されており、
    前記第1、第2のサイドフレーム同士を組合わせた際に、前記第1の中間フランジ部の先端の下方に、前記雨除部が配置され、前記雨除部の下に前記螺子用孔が配置されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  5. 前記螺子用孔が前記外側面側の前記第1の底面フランジ部に対して直交して穿設されている場合には、前記第1の外側フランジ部の長さを前記外側面側の前記第1の底面フランジ部よりも横方向に短くすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  6. 前記螺子用孔が前記第1のサイドフレームの外側面側の前記第1の底面フランジ部に対して斜め方向に穿設されている場合には、前記第1の外側フランジ部の長さを前記外側面側の前記第1の底面フランジ部よりも横方向に長くすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
  7. 前記第1の外側フランジ部及び第2の外側フランジ部のそれぞれの先端には、相互に掛け止める凸状部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の太陽電池モジュール用サイドフレーム。
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