JP3320901B2 - 太陽電池屋根の雪止め構造 - Google Patents
太陽電池屋根の雪止め構造Info
- Publication number
- JP3320901B2 JP3320901B2 JP14147294A JP14147294A JP3320901B2 JP 3320901 B2 JP3320901 B2 JP 3320901B2 JP 14147294 A JP14147294 A JP 14147294A JP 14147294 A JP14147294 A JP 14147294A JP 3320901 B2 JP3320901 B2 JP 3320901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- solar cell
- roof
- frames
- snow stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 8
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N but-3-enoic acid;ethene Chemical compound C=C.OC(=O)CC=C DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D13/00—Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
- E04D13/10—Snow traps ; Removing snow from roofs; Snow melters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02S—GENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
- H02S20/00—Supporting structures for PV modules
- H02S20/20—Supporting structures directly fixed to an immovable object
- H02S20/22—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
- H02S20/23—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池屋根の雪止め構
造に係り、住宅等の建物に利用できる。
造に係り、住宅等の建物に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、環境や生態系に悪影響を与えな
いエネルギーとして太陽エネルギーが知られており、こ
の太陽エネルギーを利用するために、太陽電池を住宅等
の屋根に設置することが行われている。太陽電池を屋根
に設置するにあたり、水による漏電や短絡等の事故を防
止するために、太陽電池であるソーラーセルを防水構造
とし枠体内に収めた太陽電池パネルが利用されており、
この太陽電池パネルとしては、従来、図7に示されるよ
うなものが使用されている。これによれば、ソーラーセ
ルを含む太陽電池部66は太陽電池パネル80の枠体8
1に、この枠体81の上部板厚tとほとんど等しい段差
dで設けられている。このような太陽電池パネル80
は、一枚の太陽電池パネルで所定の電圧および電力が得
られるように寸法等が規格化されており、所定枚数のソ
ーラーセルが内部に配列されたものとなっている。ま
た、太陽電池パネル80は、屋根面との間に隙間を形成
した状態で屋根面に張り付けられる。この屋根面との間
に形成される隙間は外部と連通され、隙間内部の空気が
外部と循環可能とされている。
いエネルギーとして太陽エネルギーが知られており、こ
の太陽エネルギーを利用するために、太陽電池を住宅等
の屋根に設置することが行われている。太陽電池を屋根
に設置するにあたり、水による漏電や短絡等の事故を防
止するために、太陽電池であるソーラーセルを防水構造
とし枠体内に収めた太陽電池パネルが利用されており、
この太陽電池パネルとしては、従来、図7に示されるよ
うなものが使用されている。これによれば、ソーラーセ
ルを含む太陽電池部66は太陽電池パネル80の枠体8
1に、この枠体81の上部板厚tとほとんど等しい段差
dで設けられている。このような太陽電池パネル80
は、一枚の太陽電池パネルで所定の電圧および電力が得
られるように寸法等が規格化されており、所定枚数のソ
ーラーセルが内部に配列されたものとなっている。ま
た、太陽電池パネル80は、屋根面との間に隙間を形成
した状態で屋根面に張り付けられる。この屋根面との間
に形成される隙間は外部と連通され、隙間内部の空気が
外部と循環可能とされている。
【0003】一方で住宅等の建物の屋根には、屋根の上
に積もった雪が急に滑り落ちるのを防止するために雪止
めが設けられており、この雪止めとしては、細長い薄板
状の本体部と、この本体部の一端に上方に突起した雪止
め部とで構成されたものが一般に使用されている。
に積もった雪が急に滑り落ちるのを防止するために雪止
めが設けられており、この雪止めとしては、細長い薄板
状の本体部と、この本体部の一端に上方に突起した雪止
め部とで構成されたものが一般に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、太陽電池屋根
においては、複数の太陽電池パネルを並設した後雪止め
を取り付けなければならないため、作業が煩雑であり、
また、このような太陽電池屋根に従来の雪止めを取り付
けようとしても、雪止めの本体部を太陽電池パネルの下
面に潜り込ませて取り付けなければならないので、取付
作業が困難であるという問題もあった。また、複数の太
陽電池パネルを並設した太陽電池屋根に従来の雪止めを
取り付けると、この雪止めの本体部が太陽電池を覆うた
め、その影が太陽電池の上にでき、これにより、太陽電
池の発電効率が低下するという問題が生じている。
においては、複数の太陽電池パネルを並設した後雪止め
を取り付けなければならないため、作業が煩雑であり、
また、このような太陽電池屋根に従来の雪止めを取り付
けようとしても、雪止めの本体部を太陽電池パネルの下
面に潜り込ませて取り付けなければならないので、取付
作業が困難であるという問題もあった。また、複数の太
陽電池パネルを並設した太陽電池屋根に従来の雪止めを
取り付けると、この雪止めの本体部が太陽電池を覆うた
め、その影が太陽電池の上にでき、これにより、太陽電
池の発電効率が低下するという問題が生じている。
【0005】本発明の目的は、容易に設けることがで
き、かつ、太陽電池の発電効率の低下を防止できる太陽
電池屋根の雪止め構造を提供することにある。
き、かつ、太陽電池の発電効率の低下を防止できる太陽
電池屋根の雪止め構造を提供することにある。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の太陽電池
屋根の雪止め構造は、複数の太陽電池パネルが並設され
た太陽電池屋根の雪止め構造であって、前記太陽電池パ
ネルの枠体に雪止め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾
斜方向下側の第1枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜
方向上側の第2枠、これらの第1,2枠の両端同士を結
合する第1,2枠と直角の2本の第3枠とで形成され、
第2,3枠は同一の高さ寸法とされるとともに、第1枠
は、第2,3枠の高さ寸法と同一の高さ寸法となった枠
部と、この枠部における屋根傾斜方向下側の上端側に枠
部の高さ寸法よりも高く形成され、かつ、屋根傾斜方向
下側に隣合う他の太陽電池パネルの第2枠をカバー可能
なカバー部とを備え、雪止め部は、カバー部において枠
部側の端部にこの枠部の上面と平行に延長突出させた延
長部で形成されていることを特徴とするものである。こ
の際、第1枠は前記枠部、カバー部、延長部を備えて押
し出し成形により一体的に成形されていることが好まし
い。
屋根の雪止め構造は、複数の太陽電池パネルが並設され
た太陽電池屋根の雪止め構造であって、前記太陽電池パ
ネルの枠体に雪止め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾
斜方向下側の第1枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜
方向上側の第2枠、これらの第1,2枠の両端同士を結
合する第1,2枠と直角の2本の第3枠とで形成され、
第2,3枠は同一の高さ寸法とされるとともに、第1枠
は、第2,3枠の高さ寸法と同一の高さ寸法となった枠
部と、この枠部における屋根傾斜方向下側の上端側に枠
部の高さ寸法よりも高く形成され、かつ、屋根傾斜方向
下側に隣合う他の太陽電池パネルの第2枠をカバー可能
なカバー部とを備え、雪止め部は、カバー部において枠
部側の端部にこの枠部の上面と平行に延長突出させた延
長部で形成されていることを特徴とするものである。こ
の際、第1枠は前記枠部、カバー部、延長部を備えて押
し出し成形により一体的に成形されていることが好まし
い。
【0009】請求項2記載の太陽電池屋根の雪止め構造
は、複数の太陽電池パネルが並設された太陽電池屋根の
雪止め構造であって、前記太陽電池パネルの枠体に雪止
め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾斜方向下側の第1
枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜方向上側の第2
枠、これらの第1,2枠の両端同士を結合する第1,2
枠と直角の2本の第3枠とで形成され、第2,3枠は同
一の高さ寸法とされるとともに、第1枠は、第2,3枠
の高さ寸法と同一の高さ寸法となった枠部を備え、枠体
の内部には、各枠のそれぞれに設けられた支持部材で支
持された太陽電池の上方に、第2,3枠の枠体における
内側方向の端部を所定寸法延長させた突出部と、第1枠
の枠部の枠体における内側方向の端部を突出部よりもさ
らに延長突出させた延長部とで形成された開口部が設け
られ、前記第1枠の延長部が雪止め部となっていること
を特徴とするものである。この際、第1枠は枠部、延長
部を備えて押し出し成形により一体的に成形されている
ことが好ましい。
は、複数の太陽電池パネルが並設された太陽電池屋根の
雪止め構造であって、前記太陽電池パネルの枠体に雪止
め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾斜方向下側の第1
枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜方向上側の第2
枠、これらの第1,2枠の両端同士を結合する第1,2
枠と直角の2本の第3枠とで形成され、第2,3枠は同
一の高さ寸法とされるとともに、第1枠は、第2,3枠
の高さ寸法と同一の高さ寸法となった枠部を備え、枠体
の内部には、各枠のそれぞれに設けられた支持部材で支
持された太陽電池の上方に、第2,3枠の枠体における
内側方向の端部を所定寸法延長させた突出部と、第1枠
の枠部の枠体における内側方向の端部を突出部よりもさ
らに延長突出させた延長部とで形成された開口部が設け
られ、前記第1枠の延長部が雪止め部となっていること
を特徴とするものである。この際、第1枠は枠部、延長
部を備えて押し出し成形により一体的に成形されている
ことが好ましい。
【0010】
【作用】このような本発明では、雪止め部が太陽電池パ
ネルの枠体に設けられ、太陽電池パネルを太陽電池屋根
に取り付ければ雪止め部も設けられることになるので、
太陽電池パネルと雪止め部とを別個に取り付ける作業の
煩雑化と、雪止め部を太陽電池パネルの下面に潜り込ま
せる作業とがなくなり、これにより、雪止め部を容易に
設けることができる。また、枠体に設けられた雪止め部
が太陽電池を覆うことはなく、従って、太陽電池に雪止
め部の影はできず、このため、太陽電池の発電効率の低
下を防止できる。
ネルの枠体に設けられ、太陽電池パネルを太陽電池屋根
に取り付ければ雪止め部も設けられることになるので、
太陽電池パネルと雪止め部とを別個に取り付ける作業の
煩雑化と、雪止め部を太陽電池パネルの下面に潜り込ま
せる作業とがなくなり、これにより、雪止め部を容易に
設けることができる。また、枠体に設けられた雪止め部
が太陽電池を覆うことはなく、従って、太陽電池に雪止
め部の影はできず、このため、太陽電池の発電効率の低
下を防止できる。
【0011】
【0012】請求項1の発明では、枠体は第1,2枠と
2本の第3枠とで形成され、第1枠は、枠部とカバー部
とを備え、雪止め部が、カバー部における延長部で形成
されているので、延長部が第1枠の枠部側に位置するこ
とになり、雪止め部が太陽電池を覆うことはなく、従っ
て、太陽電池に雪止め部の影はできず、このため、太陽
電池の発電効率の低下を防止できる。さらに、第1枠が
枠部、カバー部、延長部を備えて押し出し成形により一
体的に成形されている場合には、第1枠の成形時に延長
部、すなわち雪止め部を同時に成形できるので、雪止め
部を容易に設けることができる。
2本の第3枠とで形成され、第1枠は、枠部とカバー部
とを備え、雪止め部が、カバー部における延長部で形成
されているので、延長部が第1枠の枠部側に位置するこ
とになり、雪止め部が太陽電池を覆うことはなく、従っ
て、太陽電池に雪止め部の影はできず、このため、太陽
電池の発電効率の低下を防止できる。さらに、第1枠が
枠部、カバー部、延長部を備えて押し出し成形により一
体的に成形されている場合には、第1枠の成形時に延長
部、すなわち雪止め部を同時に成形できるので、雪止め
部を容易に設けることができる。
【0013】請求項2の発明では、枠体は第1,2枠と
2本の第3枠とで形成され、第1枠は枠部を備え、枠体
の内部には、突出部と延長部とで形成された開口部が設
けられ、第1枠の延長部が雪止め部となっているので、
延長部が太陽電池の端部に位置することになり、太陽電
池に雪止め部の影はできず、このため、太陽電池の発電
効率が低下することはない。また、第1枠の成形時に延
長部を設けるだけで雪止め部となるので、雪止めを容易
に設けることができる他、延長部が支持部材を覆うた
め、太陽光線による支持部材の材質の劣化を防止でき
る。
2本の第3枠とで形成され、第1枠は枠部を備え、枠体
の内部には、突出部と延長部とで形成された開口部が設
けられ、第1枠の延長部が雪止め部となっているので、
延長部が太陽電池の端部に位置することになり、太陽電
池に雪止め部の影はできず、このため、太陽電池の発電
効率が低下することはない。また、第1枠の成形時に延
長部を設けるだけで雪止め部となるので、雪止めを容易
に設けることができる他、延長部が支持部材を覆うた
め、太陽光線による支持部材の材質の劣化を防止でき
る。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には本実施例の住宅等の建物1が示されて
いる。この建物1は、下階2、上階3、屋根4を備えて
おり、この屋根4は太陽電池屋根となっている。この太
陽電池屋根4は、縦横に配列された複数の太陽電池パネ
ル10を含んで構成される傾斜屋根となっている。
明する。図1には本実施例の住宅等の建物1が示されて
いる。この建物1は、下階2、上階3、屋根4を備えて
おり、この屋根4は太陽電池屋根となっている。この太
陽電池屋根4は、縦横に配列された複数の太陽電池パネ
ル10を含んで構成される傾斜屋根となっている。
【0015】図2は、後に述べる第1実施例の雪止めを
備えた太陽電池屋根4の断面であり、この図に示すよう
に、太陽電池屋根4は、建物1の棟側から軒側に向かっ
て下り方向に傾斜した垂木5と、この垂木5に沿って張
り付けた野地板6とを備え、この野地板6は表面にアス
ファルトルーフィング等の防水面材7が張り付けられた
合板であり、これにより、屋根4の防水性能を確保する
屋根面6Aが形成されている。
備えた太陽電池屋根4の断面であり、この図に示すよう
に、太陽電池屋根4は、建物1の棟側から軒側に向かっ
て下り方向に傾斜した垂木5と、この垂木5に沿って張
り付けた野地板6とを備え、この野地板6は表面にアス
ファルトルーフィング等の防水面材7が張り付けられた
合板であり、これにより、屋根4の防水性能を確保する
屋根面6Aが形成されている。
【0016】各太陽電池パネル10は、図3に示すよう
に、太陽電池パネル10の構成部材である枠体11を備
え、この枠体11の内部には、図2,4,5に示すよう
に、支持部材12を介してソーラーセル13、EVA
(エチレンビニルアセテート)等の粘着材14および太
陽電池ガラス15を含む太陽電池部16が防水構造とな
って支持されている。このような太陽電池パネル10
は、規格化されたサイズを有しており、また、パネル1
0はこのような構造となっているため、水による漏電や
短絡等の事故、および表面に加わる荷重等からソーラー
セル13等が保護されるようになっている。このような
太陽電池パネル10には、図示しないが電力を外部に取
り出すためのケーブルが設けられ、このケーブルは、屋
根面6Aに明けられた図示しない孔から室内に配線され
るようになっている。
に、太陽電池パネル10の構成部材である枠体11を備
え、この枠体11の内部には、図2,4,5に示すよう
に、支持部材12を介してソーラーセル13、EVA
(エチレンビニルアセテート)等の粘着材14および太
陽電池ガラス15を含む太陽電池部16が防水構造とな
って支持されている。このような太陽電池パネル10
は、規格化されたサイズを有しており、また、パネル1
0はこのような構造となっているため、水による漏電や
短絡等の事故、および表面に加わる荷重等からソーラー
セル13等が保護されるようになっている。このような
太陽電池パネル10には、図示しないが電力を外部に取
り出すためのケーブルが設けられ、このケーブルは、屋
根面6Aに明けられた図示しない孔から室内に配線され
るようになっている。
【0017】太陽電池パネル10は、所定高さ寸法を有
するレール状部材8等を介して前記屋根面6Aに支持さ
れている。すなわち、レール状部材8は細長い角柱状と
なっており、図2において紙面直交方向に、太陽電池パ
ネル10の幅に対応する間隔をあけて平行に敷設されて
いる。従って、太陽電池パネル10と屋根面6Aとの間
には隙間9が形成されるとともに、この隙間9内に空気
が流通し、これにより、太陽電池パネル10が冷却され
るようになっている。
するレール状部材8等を介して前記屋根面6Aに支持さ
れている。すなわち、レール状部材8は細長い角柱状と
なっており、図2において紙面直交方向に、太陽電池パ
ネル10の幅に対応する間隔をあけて平行に敷設されて
いる。従って、太陽電池パネル10と屋根面6Aとの間
には隙間9が形成されるとともに、この隙間9内に空気
が流通し、これにより、太陽電池パネル10が冷却され
るようになっている。
【0018】前記枠体11は、図3に示すように、第1
枠20、およびこの第1枠20と平行に配置される第2
枠21、これらの第1,2枠20,21の両端同士を結
合するとともに、各枠27,28と直角に配置される2
本の第3枠22とで枠組みされている。このような枠体
11において、第2,3枠28,29は同一の高さ寸法
となっている。そして、このような各枠20〜22で囲
まれた部分が開口部23となっており、この開口部23
から太陽光線が取り込まれるようになっている。
枠20、およびこの第1枠20と平行に配置される第2
枠21、これらの第1,2枠20,21の両端同士を結
合するとともに、各枠27,28と直角に配置される2
本の第3枠22とで枠組みされている。このような枠体
11において、第2,3枠28,29は同一の高さ寸法
となっている。そして、このような各枠20〜22で囲
まれた部分が開口部23となっており、この開口部23
から太陽光線が取り込まれるようになっている。
【0019】図4には、このような太陽電池屋根4にお
ける雪止め構造の第1実施例が示されている。この実施
例では、太陽電池パネル10の前記第1枠20に雪止め
部を設けたものである。すなわち、第1枠20’は、枠
部30とカバー部31とを備えて構成されており屋根4
の傾斜方向下側に配置される。枠部30は、第2,3枠
21,22の高さ寸法と同一の高さ寸法を有するととも
に、内部には、塩ビ等の合成樹脂で形成した前記支持部
材12が取り付けられている。そして、この支持部材1
2には、前述のように、太陽電池部16が支持されてい
る。このとき、枠部30の上面と太陽電池部16の上面
との間には、枠部30における上面の板厚tの少なくと
も2倍以上となった段差部Dが形成されている。カバー
部31は、枠部30において屋根4の傾斜方向下側の上
端側に形成されるとともに、枠部30の高さ寸法よりも
高くなっている。そして、このカバー部31は、屋根傾
斜方向に隣合う他の太陽電池パネル10の前記第2枠2
1の上面をカバーできるようになっている。
ける雪止め構造の第1実施例が示されている。この実施
例では、太陽電池パネル10の前記第1枠20に雪止め
部を設けたものである。すなわち、第1枠20’は、枠
部30とカバー部31とを備えて構成されており屋根4
の傾斜方向下側に配置される。枠部30は、第2,3枠
21,22の高さ寸法と同一の高さ寸法を有するととも
に、内部には、塩ビ等の合成樹脂で形成した前記支持部
材12が取り付けられている。そして、この支持部材1
2には、前述のように、太陽電池部16が支持されてい
る。このとき、枠部30の上面と太陽電池部16の上面
との間には、枠部30における上面の板厚tの少なくと
も2倍以上となった段差部Dが形成されている。カバー
部31は、枠部30において屋根4の傾斜方向下側の上
端側に形成されるとともに、枠部30の高さ寸法よりも
高くなっている。そして、このカバー部31は、屋根傾
斜方向に隣合う他の太陽電池パネル10の前記第2枠2
1の上面をカバーできるようになっている。
【0020】このようなカバー部31において枠部30
側の端部には、カバー部31から枠部30の上面と平行
に延長突出させた延長部32が形成されている。従っ
て、この延長部32と枠部30の上面との間には凹部3
3が形成されることになり、この凹部33によって雪が
止められ、このため、延長部32が雪止め部となってい
る。なお、雪止め部である延長部32は、枠部30およ
びカバー部31と共に、例えば押し出し成形加工により
一体的に成形されている。また、屋根傾斜方向に隣合う
他の太陽電池パネル10同士の隙間には、ウレタンフォ
ーム等のシール部材34が詰め込まれている。
側の端部には、カバー部31から枠部30の上面と平行
に延長突出させた延長部32が形成されている。従っ
て、この延長部32と枠部30の上面との間には凹部3
3が形成されることになり、この凹部33によって雪が
止められ、このため、延長部32が雪止め部となってい
る。なお、雪止め部である延長部32は、枠部30およ
びカバー部31と共に、例えば押し出し成形加工により
一体的に成形されている。また、屋根傾斜方向に隣合う
他の太陽電池パネル10同士の隙間には、ウレタンフォ
ーム等のシール部材34が詰め込まれている。
【0021】このような太陽電池屋根4においては、屋
根面6A上に複数の太陽電池パネル10を縦横に配列し
て屋根4を完成させる。この際、各太陽電池パネル10
を、屋根傾斜方向の上側の太陽電池パネル10における
第1枠20’のカバー部31で、屋根傾斜方向に隣合う
他の太陽電池パネル10における第2枠21の上面をカ
バーするように配置する。そして、降雪時には、各太陽
電池パネル10に形成された凹部33で雪が止められ
る。
根面6A上に複数の太陽電池パネル10を縦横に配列し
て屋根4を完成させる。この際、各太陽電池パネル10
を、屋根傾斜方向の上側の太陽電池パネル10における
第1枠20’のカバー部31で、屋根傾斜方向に隣合う
他の太陽電池パネル10における第2枠21の上面をカ
バーするように配置する。そして、降雪時には、各太陽
電池パネル10に形成された凹部33で雪が止められ
る。
【0022】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、雪止め部である延長部32は、
第1枠20’の成形時にカバー部31とともに押し出し
成形加工で一体的に成形できるため、雪止め部を容易に
設けることができる。また、延長部32は、カバー部3
1から枠部30側に延長しているが開口部23には達し
ておらず、延長部32が開口部23の内部に設けられて
いるソーラーセル13等を覆わないので、ソーラーセル
13等に影ができず、このため、ソーラーセル13の発
電効率の低下を防止できる。さらに、枠部30に太陽電
池部16を取り付ける際、枠部30の上面と太陽電池部
16との間に段差部Dを形成してあり、この段差部Dも
雪止め部となるので、本実施例では段差Dと延長部32
との雪止め部を有することになり、雪止めの効果がより
大きくなる。
効果がある。すなわち、雪止め部である延長部32は、
第1枠20’の成形時にカバー部31とともに押し出し
成形加工で一体的に成形できるため、雪止め部を容易に
設けることができる。また、延長部32は、カバー部3
1から枠部30側に延長しているが開口部23には達し
ておらず、延長部32が開口部23の内部に設けられて
いるソーラーセル13等を覆わないので、ソーラーセル
13等に影ができず、このため、ソーラーセル13の発
電効率の低下を防止できる。さらに、枠部30に太陽電
池部16を取り付ける際、枠部30の上面と太陽電池部
16との間に段差部Dを形成してあり、この段差部Dも
雪止め部となるので、本実施例では段差Dと延長部32
との雪止め部を有することになり、雪止めの効果がより
大きくなる。
【0023】図5には、太陽電池屋根4における雪止め
構造の第2実施例が示されており、この実施例では、雪
止め部を太陽電池パネル10における第1枠20''の枠
部50の開口部23側に設けたものである。すなわち、
第1枠20''は、第1実施例の第1枠20’と同様の高
さ寸法の枠部50とカバー部51とを備えて構成されて
おり、枠部50において枠体11の内部側には、支持部
材12の端部から内側方向に突出した寸法L1 の延長部
42が形成されている。この延長部42は、他の太陽電
池パネル10における第2,3枠21,22の内側方向
の端部を、支持部材12の端部から内側方向に突出させ
た支持部材12の製作上必要な寸法L2 の突出部25よ
りもさらに内側方向に延長突出させたものである。従っ
て、延長部42と太陽電池ガラス15等との間には凹部
43が形成されることになり、この凹部43によって雪
が止められ、これにより、延長部42が雪止め部となっ
ている。
構造の第2実施例が示されており、この実施例では、雪
止め部を太陽電池パネル10における第1枠20''の枠
部50の開口部23側に設けたものである。すなわち、
第1枠20''は、第1実施例の第1枠20’と同様の高
さ寸法の枠部50とカバー部51とを備えて構成されて
おり、枠部50において枠体11の内部側には、支持部
材12の端部から内側方向に突出した寸法L1 の延長部
42が形成されている。この延長部42は、他の太陽電
池パネル10における第2,3枠21,22の内側方向
の端部を、支持部材12の端部から内側方向に突出させ
た支持部材12の製作上必要な寸法L2 の突出部25よ
りもさらに内側方向に延長突出させたものである。従っ
て、延長部42と太陽電池ガラス15等との間には凹部
43が形成されることになり、この凹部43によって雪
が止められ、これにより、延長部42が雪止め部となっ
ている。
【0024】また、この支持部材12には、前述のよう
に、太陽電池部16が支持されており、枠部50と太陽
電池部16との間には、枠部50における上面の板厚T
の少なくとも2倍以上の段差部Dが形成されている。な
お、このような延長部42は、第1枠20''の枠部50
の押し出し成形加工時に枠部50等と一体的に成形され
る。また、図5において、前記第1実施例と同一部材お
よび同一構造には同一符号を付すとともに、構造等の説
明は省略または簡略化してある。
に、太陽電池部16が支持されており、枠部50と太陽
電池部16との間には、枠部50における上面の板厚T
の少なくとも2倍以上の段差部Dが形成されている。な
お、このような延長部42は、第1枠20''の枠部50
の押し出し成形加工時に枠部50等と一体的に成形され
る。また、図5において、前記第1実施例と同一部材お
よび同一構造には同一符号を付すとともに、構造等の説
明は省略または簡略化してある。
【0025】このような実施例によっても、前記作用、
効果を得ることができる他、延長部42が第1枠20''
の支持部材12を覆うため、太陽光線による第1枠2
0''の支持部材12の材質の劣化を防止できるという効
果がある。
効果を得ることができる他、延長部42が第1枠20''
の支持部材12を覆うため、太陽光線による第1枠2
0''の支持部材12の材質の劣化を防止できるという効
果がある。
【0026】図6には、太陽電池屋根4における雪止め
構造の第3実施例が示されており、この実施例では、太
陽電池パネル10における枠体11の上面と、この枠体
11の内部に設けた太陽電池部16の上面との間の段差
部Dを雪止め部としたものである。すなわち、この実施
例での第1枠70には、前記第1実施例の延長部32お
よび第2実施例の延長部42は形成されておらず、段差
部Dは、枠体11の枠部60における上面の板厚tの少
なくとも2倍以上となっている。このような実施例によ
れば、太陽電池部16を枠体11に取り付ける際、両者
16,11の段差部Dが、枠体11の上面の板厚tの少
なくとも2倍以上となるようにすればよいので、雪止め
部を容易に設けることができる。
構造の第3実施例が示されており、この実施例では、太
陽電池パネル10における枠体11の上面と、この枠体
11の内部に設けた太陽電池部16の上面との間の段差
部Dを雪止め部としたものである。すなわち、この実施
例での第1枠70には、前記第1実施例の延長部32お
よび第2実施例の延長部42は形成されておらず、段差
部Dは、枠体11の枠部60における上面の板厚tの少
なくとも2倍以上となっている。このような実施例によ
れば、太陽電池部16を枠体11に取り付ける際、両者
16,11の段差部Dが、枠体11の上面の板厚tの少
なくとも2倍以上となるようにすればよいので、雪止め
部を容易に設けることができる。
【0027】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
第1実施例では、雪止め部として第1枠20’のカバー
部31に延長部32を設けたが、これに限らず、例えば
カバー部31あるいは枠部30の上面任意の位置に板状
部材等からなる突起部を設けてもよい。また、延長部3
2の端部あるいはカバー部31の先端を上側に曲げても
よい。要するに、本発明の太陽電池屋根の雪止め構造で
は、太陽電池パネルの構成部材に雪止め部が設けられて
いればよい。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
第1実施例では、雪止め部として第1枠20’のカバー
部31に延長部32を設けたが、これに限らず、例えば
カバー部31あるいは枠部30の上面任意の位置に板状
部材等からなる突起部を設けてもよい。また、延長部3
2の端部あるいはカバー部31の先端を上側に曲げても
よい。要するに、本発明の太陽電池屋根の雪止め構造で
は、太陽電池パネルの構成部材に雪止め部が設けられて
いればよい。
【0028】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれ
ば、雪止め部が太陽電池パネルの構成部材に設けられ、
太陽電池パネルを太陽電池屋根に取り付ければ雪止め部
も設けられることになるので、太陽電池パネルと雪止め
部とを別個に取り付ける作業の煩雑化と、雪止め部を太
陽電池パネルの下面に潜り込ませる作業とがなくなり、
これにより、雪止め部を容易に設けることができる。
ば、雪止め部が太陽電池パネルの構成部材に設けられ、
太陽電池パネルを太陽電池屋根に取り付ければ雪止め部
も設けられることになるので、太陽電池パネルと雪止め
部とを別個に取り付ける作業の煩雑化と、雪止め部を太
陽電池パネルの下面に潜り込ませる作業とがなくなり、
これにより、雪止め部を容易に設けることができる。
【0029】また、太陽電池パネルの構成部材が太陽電
池パネルの枠体であり、この枠体に雪止め部が設けられ
ているため、この雪止め部が太陽電池を覆うことはな
く、従って、太陽電池に雪止め部の影はできず、これに
より、太陽電池の発電効率の低下を防止できる。
池パネルの枠体であり、この枠体に雪止め部が設けられ
ているため、この雪止め部が太陽電池を覆うことはな
く、従って、太陽電池に雪止め部の影はできず、これに
より、太陽電池の発電効率の低下を防止できる。
【図1】本発明の実施例に係る太陽電池屋根を備えた建
物を示す全体斜視図である。
物を示す全体斜視図である。
【図2】本実施例の太陽電池屋根を示す断面図である。
【図3】本実施例の太陽電池パネルを示す全体斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第1実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第3実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図7】従来の太陽電池パネルを示す断面図である。
4 太陽電池屋根 10 太陽電池パネル 11 枠体 12 支持部材 20、20’、20'' 第1枠 21 第2枠 22 第3枠 30,50 枠部 31,51 カバー部 32,42 雪止め部である延長部 33,43 凹部 D 雪止め部である段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 道夫 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日 軽株式会社内 (72)発明者 三輪 哲夫 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日 軽株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−136895(JP,A) 実開 平6−22438(JP,U) 特公 平4−29828(JP,B2) 実公 昭59−10532(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/10 E04D 3/40 E04D 13/18
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の太陽電池パネルが並設された太陽
電池屋根の雪止め構造であって、前記太陽電池パネルの
枠体に雪止め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾斜方向
下側の第1枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜方向上
側の第2枠、これらの第1,2枠の両端同士を結合する
第1,2枠と直角の2本の第3枠とで形成され、前記第
2,3枠は同一の高さ寸法とされるとともに、前記第1
枠は、前記第2,3枠の高さ寸法と同一の高さ寸法とな
った枠部と、この枠部における屋根傾斜方向下側の上端
側に前記枠部の高さ寸法よりも高く形成され、かつ、屋
根傾斜方向下側に隣合う他の前記太陽電池パネルの前記
第2枠をカバー可能なカバー部とを備え、前記雪止め部
は、前記カバー部において前記枠部側の端部にこの枠部
の上面と平行に延長突出させた延長部で形成されている
ことを特徴とする太陽電池屋根の雪止め構造。 - 【請求項2】 複数の太陽電池パネルが並設された太陽
電池屋根の雪止め構造であって、前記太陽電池パネルの
枠体に雪止め部が設けられ、前記枠体は、屋根傾斜方向
下側の第1枠およびこの第1枠と平行な屋根傾斜方向上
側の第2枠、これらの第1,2枠の両端同士を結合する
第1,2枠と直角の2本の第3枠とで形成され、前記第
2,3枠は同一の高さ寸法とされるとともに、前記第1
枠は、前記第2,3枠の高さ寸法と同一の高さ寸法とな
った枠部を備え、前記枠体の内部には、前記各枠のそれ
ぞれに設けられた支持部材で支持された太陽電池を含む
太陽電池部の上方に、前記第2,3枠の前記枠体におけ
る内側方向の端部を所定寸法延長させた突出部と、前記
第1枠の前記枠部の前記枠体における内側方向の端部を
前記突出部よりもさらに延長突出させた延長部とで形成
された開口部が設けられ、前記第1枠の延長部が前記雪
止め部となっていることを特徴とする太陽電池屋根の雪
止め構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の太陽電池屋根の雪止め
構造において、前記第1枠は前記枠部、前記カバー部、
前記延長部を備えて押し出し成形により一体的に成形さ
れていることを特徴とする太陽電池屋根の雪止め構造。 - 【請求項4】 請求項2に記載の太陽電池屋根の雪止め
構造において、前記第1枠は前記枠部、前記延長部を備
えて押し出し成形により一体的に成形されていることを
特徴とする太陽電池屋根の雪止め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14147294A JP3320901B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 太陽電池屋根の雪止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14147294A JP3320901B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 太陽電池屋根の雪止め構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0813725A JPH0813725A (ja) | 1996-01-16 |
JP3320901B2 true JP3320901B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=15292687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14147294A Expired - Fee Related JP3320901B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 太陽電池屋根の雪止め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3320901B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014221989A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社吉岡 | 太陽電池モジュールの設置構造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004027734A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Kyocera Corp | 太陽電池モジュール及びそれを用いた太陽電池アレイ |
JP5928727B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2016-06-01 | 田島応用化工株式会社 | 太陽光発電パネルの雪止め構造 |
JP2015042815A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社東芝 | 太陽エネルギー変換モジュール、及びそのフレーム |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP14147294A patent/JP3320901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014221989A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社吉岡 | 太陽電池モジュールの設置構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0813725A (ja) | 1996-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2975998B1 (ja) | 太陽電池屋根構造 | |
EP1104029B1 (en) | Solar battery unit | |
JP3748370B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
EP1006592B1 (en) | Solar cell roof structure and construction method thereof | |
JPH07202242A (ja) | 太陽電池モジュール及び太陽電池装置 | |
JP4712142B2 (ja) | 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造 | |
JP3320901B2 (ja) | 太陽電池屋根の雪止め構造 | |
JP3652165B2 (ja) | 太陽電池モジュールの取付け構造およびその取付け方法 | |
JP3269778B2 (ja) | 屋根構造体 | |
JP2001227110A (ja) | 屋根用パネルの支持金具と屋根施工方法及び屋根用パネルユニット | |
JP2565611B2 (ja) | 太陽電池付き屋根 | |
JP2002194866A (ja) | 太陽エネルギー収集装置 | |
JP3618070B2 (ja) | 太陽電池付屋根 | |
JP2559186B2 (ja) | 太陽電池付き屋根パネル | |
JP2562279Y2 (ja) | 太陽電池付き屋根 | |
JP2587133Y2 (ja) | 太陽電池付き屋根パネル | |
JP2607546Y2 (ja) | 太陽電池パネルを用いた屋根構造 | |
JP2592400B2 (ja) | 建築物の屋根の棟構造 | |
JP2563718B2 (ja) | 太陽電池付き屋根 | |
JP2501724B2 (ja) | 太陽電池付き屋根パネル | |
JP4564154B2 (ja) | 建造物に対する太陽電池モジュール施工方法 | |
JP2596620Y2 (ja) | 太陽電池アレイ | |
JPH0864853A (ja) | 太陽光発電屋根 | |
JPH0363349A (ja) | 太陽電池発電屋根 | |
JP2001081919A (ja) | 太陽電池モジュール及び屋根 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020604 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |