JP2002194866A - 太陽エネルギー収集装置 - Google Patents

太陽エネルギー収集装置

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JP2002194866A
JP2002194866A JP2000395501A JP2000395501A JP2002194866A JP 2002194866 A JP2002194866 A JP 2002194866A JP 2000395501 A JP2000395501 A JP 2000395501A JP 2000395501 A JP2000395501 A JP 2000395501A JP 2002194866 A JP2002194866 A JP 2002194866A
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Japan
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solar cell
cell panel
roof
panel
ridge
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Masaharu Ohori
正春 大堀
Takeshi Doi
全 土井
Yoshihiko Kishizoe
義彦 岸添
Yukio Shinoda
幸雄 篠田
Hiroyoshi Takigawa
浩良 瀧川
Naoki Ito
直樹 伊藤
Norihide Hakamata
憲秀 袴田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • F24S25/20Peripheral frames for modules
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根勾配に関係なく一定形状の平面矩形状の
太陽電池パネルを使用しながら、屋根に敷き詰められた
複数の平面矩形状の太陽電池パネルの頂点を結んだ線が
寄棟屋根の降り棟ラインと平行となるように、太陽電池
パネルを配置可能とした太陽電池パネルシステムを提供
すること。 【解決手段】 横チャンネルと縦チャンネルとを使っ
て、太陽電池パネルのうち降り棟に最接近して配置され
ている両側の上下に並べられた複数の太陽電池パネルに
ついて、この上下に並べられた複数の太陽電池パネルそ
れぞれの降り棟に最接近する頂点を結んだとき、その結
んだ頂点ラインが降り棟と平行となるように、前記屋根
面上に敷き詰める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根に太陽電池パ
ネルを敷き詰める太陽電池パネルシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽電池パネルシステムとして
は、例えば特開平10−131441号公報に開示され
たようなものが知られている。これを図17〜図19に
基づき説明する。なお、図17は、従来の太陽電池パネ
ルシステムを適用した屋根の全体構成を示す斜視図、図
18は図17の太陽電池パネルシステムに用いている太
陽電池パネルの斜視図、図19は図17の太陽電池パネ
ルシステムに用いている三角形状のダミーパネルの斜視
図である。
【0003】この従来の太陽電池パネルシステムにおい
て、屋根面101の一部が屋根下り方向と鋭角をなす降
り棟116を有する特殊屋根においては、太陽エネルギ
ー変換機能を有する平面矩形状の太陽電池パネル104
が屋根に敷き詰められ、降り棟とこの平面矩形状の太陽
電池パネル104との間に形成される三角形状のスペー
スに、三角形状のダミーパネル105、すなわち、一見
は太陽電池パネルのように見えるが太陽電池モジュール
が搭載されていないパネルが配置されている。このダミ
−パネル105は、太陽電池パネル104に接合されて
屋根下り方向に沿って延びる第1辺縁107と、この第
1辺縁107と接続され、かつ、降り棟116と対応す
る第2辺縁109とを備えた三角形状を有する。また、
その表面外観は、太陽電池パネル104の表面外観と略
同じである。しかし、このダミーパネル105は太陽エ
ネルギー変換機能を有しない。このように太陽電池パネ
ル104を寄棟屋根等の特殊形状の屋根に設置する際、
太陽電池パネル104が屋根の全面を覆っているように
見せかけるため、ダミーパネル105が一部に配置され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような太陽電池パネルシステムにおいては、平面矩形状
の太陽電池パネル104は、屋根の傾斜方向およびこの
傾斜方向と直角の方向何れにおいても、パネル相互間の
寸法が一定とされているため、常に寄棟屋根の各種の屋
根勾配に同様に対応するためには、屋根勾配が異なる毎
に、異なるサイズの平面矩形状の太陽電池パネル104
や三角形状のダミーパネル105が必要となっていた。
【0005】また、このように屋根勾配毎に形状寸法を
変えずに共通形状寸法の平面矩形状の太陽電池パネル1
04を使用した場合には、屋根に敷き詰められた複数の
平面矩形状の太陽電池パネル104の頂点の位置が寄棟
屋根の降り棟ラインから一定の位置とはならず、これら
頂点を結んだ線が降り棟ラインと並行を保つことができ
なくなるため、見掛けが悪くなると言う問題があった。
【0006】これを具体的に説明する。図20(a)に
寄棟屋根の外観を示す。この寄棟屋根は本棟111と軒
112と降り棟116とにより形成される三角屋根部分
114と台形屋根部分115とを有する。(b)は寄棟
屋根を展開した上方から見た平面図である。この図の寄
棟屋根は軒と降り棟116との成す角(以下屋根角度と
いう)がαである。さらに、(c)は(b)とは角度が
異なる寄棟を展開し上方から見た平面図であり、軒11
2と降り棟118との成す角がβである。これらαとβ
は、α<βの関係になっている。
【0007】図21は屋根角度αの屋根に平面矩形状の
太陽電池パネル104を敷き詰めた例で、この場合、降
り棟116に最接近する平面矩形状の太陽電池パネル1
04の頂点を結んだ線116aが降り棟116のライン
と平行となるように整然と並べられている。図22は、
このように並べた平面矩形状の太陽電池パネル104を
屋根角度βの屋根に適用した場合に、前記線116aが
降り棟118のラインと平行にならないことを示してい
る。なお、118aは降り棟118のラインと平行な線
を示す。太陽電池パネルシステムにおいては、屋根の全
面を太陽電池パネルや三角ダミーパネルで覆うだけでな
く、規則正しいラインや配置が望まれていた。しかしな
がら、従来の太陽電池パネルシステムでは、上記のよう
に、平面矩形状の太陽電池パネル104の頂点の位置が
寄棟屋根の降り棟ラインから一定の位置とはならず、こ
れら頂点を結んだ線116aが降り棟116のラインと
並行を保つことができなくなるため、見掛けが悪くなる
と言う問題があった。
【0008】この発明は、上記した従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的は、屋根勾配に関
係なく一定形状の平面矩形状の太陽電池パネルを使用し
ながら、屋根に敷き詰められた複数の平面矩形状の太陽
電池パネルの頂点を結んだ線が寄棟屋根の降り棟ライン
と平行となるように、太陽電池パネルを配置可能とした
太陽電池パネルシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の太陽電池パネルシステムは、軒と降り棟と
を有する屋根上に屋根面を敷き詰めるように配置される
平面矩形状の太陽電池パネルと、屋根の傾斜方向の前記
太陽電池パネル間を接続するとともに、屋根の傾斜角度
により異なってくる屋根の傾斜方向の太陽電池パネルの
相互間寸法を所定値となるように調節する横チャンネル
と、屋根の傾斜方向と直角方向の前記太陽電池パネル間
を接続するとともに、屋根の傾斜角度により異なってく
る屋根の傾斜方向と直角方向の太陽電池パネル相互間寸
法を所定値となるように調節する縦チャンネルとを備
え、前記複数の太陽電池パネルは、前記太陽電池パネル
のうち前記降り棟に最接近して配置されている両側の上
下に並べられた複数の太陽電池パネルについて、この上
下に並べられた複数の太陽電池パネルそれぞれの前記降
り棟に最接近する頂点を結んだとき、その結んだ頂点ラ
インが前記降り棟と平行となるように、前記屋根面上に
敷き詰められているものである。
【0010】また、前記横チャンネルは、屋根面に取り
付けるための水平面を有する固定部と、この固定部から
垂直に立ち上げられた支柱部と、この支柱部の上部に形
成された軒側の太陽電池パネルの上枠を挿入するための
横溝部と、この横溝部の上面から上方へ起立した辺から
なる棟側太陽電池パネル固定用の支持面部とを備え、一
方、太陽電池パネルの下枠は、太陽電池モジュールを支
持するコの字部の軒側において前記支持面部に接合する
突出片からなる取り付け片部を備えているものである。
【0011】また、前記横溝部は、太陽電池パネルを取
り付けるに際し、上枠を斜め上方向から差し込み、その
後下枠を押し下げて太陽電池パネルを屋根面と略平行な
位置に回転させることにより所定位置に収めることが可
能となるように、上面の軒側端部が棟側に位置し、奥部
が拡張されるとともに曲面とされ、下面の入口側が水平
で途中から奥部に向かって下り勾配に形成され、上下方
向の開口寸法が、太陽電池パネルの上枠の厚みより若干
大きく形成されているものである。
【0012】また、前記横チャンネルの横溝部の奥部の
形状は、差し込んだ太陽電池パネルを前記横溝部の上面
の軒側端部を回転中心として屋根面と平行となる位置ま
で回転させるときの、太陽電池パネルの上枠先端部の回
転軌道に近似した形状を有するものである。
【0013】また、この発明に係る太陽電池パネルシス
テムは、前記太陽電池パネルを前記横チャンネルに固定
した状態において、前記太陽電池パネルの上枠と前記横
溝部の奥の内面との間には隙間が形成されるように横チ
ャンネルの奥行き寸法が設定されているものである。
【0014】また、前記横チャンネルは、前記横溝部と
前記支持面部との屋根の傾斜方向の位置関係を遠近変化
させることにより、屋根の傾斜方向の太陽電池パネルの
相互間寸法に適合するように構成されているものであ
る。
【0015】また、前記太陽電池パネルの下枠は、前記
取り付け片部から軒側に突出する庇部を有するものであ
る。
【0016】また、前記横チャンネルの支持面部は、上
端部側が棟側へ傾斜し、前記太陽電池パネルの下枠の取
り付け片部は、下端部側が軒側へ傾斜しているものであ
る。
【0017】また、この発明に係る太陽電池パネルシス
テムは、前記太陽電池パネルの下枠の取り付け片部の背
面に、前記太陽電池パネルの下枠の基本構成材料と異な
る材料であって、かつ塗装等の電食処理が施されたメス
ネジ体が設けられているものである。
【0018】また、この発明に係る太陽電池パネルシス
テムは、屋根面に敷き詰められた最上段の太陽電池パネ
ルの上枠を固定する横チャンネルから雨水が侵入するの
を防止するための棟側防水板を備え、この棟側防水板
は、前記横チャンネルの支持面部に接合する突出片から
なる取り付け片部と、この取り付け片部から前記横チャ
ンネルの棟側にある屋根材にかけて屋根面をカバーする
カバー部材と、前記取り付け片部の上方に設けられたカ
バー部材内と外部とを通気する通気口と、前記カバー部
材内において、前記通気口の近傍において段違い状に相
対するように設けられた一対の水切り樋を有するもので
ある。
【0019】また、この発明に係る太陽電池パネルシス
テムは、屋根面に敷き詰めた太陽電池パネルのうちの最
下段の太陽電池パネルの下枠を固定し、この下枠側から
太陽電池パネルと屋根面との間に水が侵入するのを防止
するとともに、太陽電池パネルと屋根面との間に通気を
可能とするスタート横チャンネルを有し、このスタート
横チャンネルは、屋根面に取り付けるための水平面を備
えた固定部と、この固定部から垂直に立ち上げられた支
柱部と、の支柱部の上部において、上方に起立して形成
された最下段の太陽電池パネルの下枠を固定する支持面
部とを有し、前記支柱部は、2層の垂直壁で構成され、
この2層の垂直壁に外部と最下段の太陽電池パネルの下
方空間とを通気する通気口を段違い状に設けたものであ
る。
【0020】また、この発明に係る太陽電池パネルシス
テムは、前記太陽電池パネルのうち前記降り棟に最接近
して配置されている両側の上下に並べられた複数の太陽
電池パネルと前記頂点ラインとの間に形成される三角部
に、側片を太陽電池パネル側方に対し前記縦チャンネル
により接合され、下片を太陽電池パネル上方に対し横チ
ャンネルにより接合される三角パネルを配置したもので
ある。
【0021】また、前記三角パネルは、その縦寸法が前
記平面矩形状の太陽電池パネルの縦寸法と同一であるも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る太陽電池
システムの概略全体構成説明図であって、設計基準とす
る屋根に対し太陽電池パネルを敷き詰めた状態を示す。
この図に示すように、一定の屋根角度に対し、降り棟1
7と平面矩形状の太陽電池パネル1の頂点を接続する頂
点ライン17aとが平行となるように、太陽電池パネル
1を配置し、また、頂点ライン17aと平面矩形状の太
陽電池パネル1との間に形成される三角形状部には三角
パネル16が配置されている。また、上下太陽電池パネ
ル1の相互間には、太陽電池パネル1を固定するととも
に太陽電池パネル1相互間の間隔を埋める横チャンネル
4が設けられている。また、左右太陽電池パネル1の相
互間には、太陽電池パネル1を固定するとともに太陽電
池パネル1相互間の間隔を埋める縦チャンネル9が設け
られている。なお、12は最上段の太陽電池パネル1の
上枠に取り付けられる棟側防水板、10は三角パネル1
6の傾斜枠に取り付けられた側部防水板、20は最下部
の太陽電池パネル1の下枠に取り付けられるスタート横
チャンネルである。
【0023】図2は、図1の設計基準となる屋根に比
し、屋根角度が大きい屋根に上記図1に示した平面矩形
状の太陽電池パネル1を配置した図である。この図に示
すように、屋根角度が図1の屋根角度より大きい屋根
に、図1に示した平面矩形状の太陽電池パネル1を配置
する場合は、上下相互間の間隔を大きくすると、降り棟
18と平面矩形状の太陽電池パネル1の頂点を接続する
頂点ライン18aとを平行とすることができる。したが
って、この場合は、幅寸法の大きい横チャンネル15が
用いられている。なお、他の構成は図1と同一である。
【0024】なお、平面矩形状の太陽電池パネル1のサ
イズを定めた屋根角度より小さい屋根に、この図1に平
面矩形状の太陽電池パネル1を適用する場合は、左右相
互間の間隔を大きくすれば、降り棟のラインと平面矩形
状の太陽電池パネルの頂点を接続する頂点ラインとを平
行にすることができる。この原理を図3及び図4の原理
説明図に基づき説明する。
【0025】図3は、一定の屋根角度を持った三角屋根
に対し、平面矩形状の太陽電池パネル1のサイズを定め
た状態を示す図である。この図に示すように、一定の屋
根角度を持った三角屋根における降り棟と平行なの頂点
ライン28aを成すように、平面矩形状の太陽電池パネ
ル1のサイズが定められ、配置されている。次に、図4
は、図1の屋根角度より小さい屋根角度の屋根に図3の
平面矩形状の太陽電池パネル1を配置した状態の図であ
る。この図に示すように、左右の太陽電池パネル1間の
サイズTを大きくすることにより、頂点ライン27aを
屋根角度の小さな屋根の降り棟のラインと平行に成すこ
とができることを示している。したがって、この場合
は、左右の太陽電池パネル相互間を埋める縦チャンネル
の幅を大きくすれば良いことが分かる。
【0026】太陽電池パネル1は、図5にその平面図が
示されるように、太陽電池セル(素子)1aを複数個並
べて太陽電池モジュール1bを形成し、この太陽電池モ
ジュール1bを、下枠2(屋根に設置したときの軒側の
枠を指す)、先端を円く形成した上枠3、右枠8b、左
枠8aにより囲い込んで形成した平面矩形状の太陽電池
パネルである。
【0027】三角パネル16は、図6にその平面図が示
されるように、パネル16a、太陽電池パネル1の下枠
2と同一断面の下枠16b、太陽電池パネル1の上枠2
と同一断面の上枠16c、太陽電池パネル1の左枠8a
と同一断面の左枠16d、傾斜枠16eなどで構成され
ている。なお、図6は、三角パネル16が図1の太陽電
池パネルシステムにおける右側用のものを示すが、左側
用の三角パネル16は、この図6に示したものと左右対
称のものとして構成される。なお、この三角パネル16
は、太陽電池モジュールを搭載しないダミーパネルとし
ても良い。
【0028】横チャンネル4は、図7に断面図が示され
るように、屋根面(野地板面)に取り付けるための水平
片からなる固定部4a、この固定部4aの一端から立ち
上げられた支柱部4b、この支柱部4bの上部に設けら
れた横溝部4c、横溝部4cの上面から起立された太陽
電池パネル1を支持する支持面部4dから構成されてい
る。なお、図7において右側が棟側である。
【0029】固定部4aは、屋根面7に対しネジ6によ
り固定されている。支柱部4bの軒側側面には、軒側の
太陽電池パネル1とこの横チャンネルとの隙間から侵入
する水が全体に広がらないようにするための水切り樋4
eが取り付けられている。また、横溝部4cの棟側に
も、棟側の太陽電池パネル1とこの横チャンネル4との
隙間から侵入する水が全体に広がらないようにするため
の水切り樋4fが取り付けられている。また、支柱部4
bの横方向複数箇所に通気口4gが設けられている。
【0030】横溝部4cは、横方向に湾曲して下段の太
陽電池パネル1側に開口する形状を成している。そし
て、この中に軒側太陽電池パネル1の上枠3が挿入され
ている。太陽電池パネル1の上枠3は、この図から分か
るように先端部が丸く形成されている。
【0031】一方、太陽電池パネル1の下枠2は、モジ
ュール1bを支持するコの字状部分からさらに軒側に水
平部が延びて庇部2aを形成し、そのやや棟側に支持面
部4dに接合する突出片からなる取り付け片部2bを備
えている。また、前記コの字状部分からは、屋根面側に
突出した支柱2cが設けられている。この支柱2cの先
端は横溝部4cの上面に接触するように形成されてい
る。
【0032】支持面部4dは、その先端部が棟側に位置
するように傾斜している。したがって、取り付け片部2
bもこの支持面部4dの傾斜に沿うようにやや傾斜して
設けられている。取り付け片部2bの背面には、太陽電
池パネル1の下枠2の基本構成材料と異材料で塗装等の
電食処理を施したメスネジ体5が設けられている。
【0033】横溝部4cがこのように、横開放の湾曲状
に形成される理由は、太陽電池パネル1を取り付ける
際、図8に示すように、斜め上方から上枠3を横溝部4
c内に入れ、次いで、横溝部4cの上部先端部を回転中
心として太陽電池パネル1の下枠2を下げ、取り付け片
部2bが図7のように支持面部4dに当接するように配
慮されたものである。したがって、横溝部4cの上面の
軒側端部は、下面の軒側端部より棟側に位置している。
また、下面は入口部が水平で途中から奥部に向かって下
り勾配に形成されている。さらに、奥側の湾曲部は、軒
側太陽電池パネル1の上枠3の先端の円形面に沿うよう
に形成された曲面4c1、太陽電池パネル1を持ち上げ
たときに、上枠3の先端の円形面に沿うように形成され
た曲面4c2、曲面4c1と曲面4c2との間を接続す
る曲面4c3により構成され、上枠3先端部の軌跡に一
致するように形成されている。
【0034】図2に示すように寄棟屋根の勾配が大きい
屋根面に太陽電池パネル1を取り付ける場合の横チャン
ネル15を図9により説明する。なお、図9において右
側が棟側である。この図9に示すように、この横チャン
ネル15は、図7および8に示した横チャンネル4とほ
ぼ同様な構造を備えている。なお、この図9における符
号は、図7、8における符号と比較すると4と15との
差があることを除いて対応付けしている。しかし、固定
部15aの幅が大きくなり、支柱部15bは二重壁とし
て構成され、さらに、支持面部15dが横溝部15cの
上面の軒側端部からではなく、棟側に移動した位置とな
っている点で相違する。このように、支持面部15dの
位置を変更することにより、軒側の太陽電池パネル1と
棟側の太陽電池パネル1との間隔の変化に対応できるよ
うに考えられている
【0035】次に、図10に縦チャンネル9の断面図お
よび太陽電池パネル1の左右枠を示す。この図に示され
るように、太陽電池パネル1の左右枠8a、8bは、太
陽電池モジュールを支持するコの字部の端片部から屋根
側及び反屋根側に突出片を形成し、反屋根側の突出片の
先端部を直角に変向させ、コの字部との間に溝部を形成
している。一方、縦チャンネル9は、前記左右枠8a、
8bに形成された溝部にスライド式に挿入される鍵片部
を下部左右に備えた連結具であり、太陽電池パネル1間
のカバーをも成す。
【0036】図4の場合のように太陽電池パネル1の左
右相互間の間隔を大きくする場合の縦チャンネルは、図
11に示されるものを使用する。この図11の縦チャン
ネル19は、図10に示された縦チャンネル9に比し幅
寸法が大きくなたものである。なお、幅が大きくなった
ことにより、太陽電池パネル1の間の寸法を規制するた
めの位置決めリブ19aが設けられている。
【0037】三角パネル16の傾斜枠16eに取り付け
られる側部防水板10は、図12に示される。この図に
示されるように、平板の上部を鉤型部に形成し、この鉤
型部を三角パネル16の傾斜枠16eに引っ掛けて、側
方部から傾斜枠16eに対しネジ止めされる。なお、1
1は三角パネル16と降り棟ラインとの間の屋根面7に
取り付けられた水切り樋である。
【0038】次に、最も棟側の太陽電池パネルの上部に
取り付けられた棟側防水板12を、図13に基づき説明
する。なお、図13において右側が棟側である。この棟
側防水板12は、最上部の太陽電池パネル1の上枠3を
横溝部4cに支持する横チャンネル4の上部から、屋根
材13へ傾斜するカバー部12aを有するものである。
このカバー部12aの上端部には、横チャンネル4の支
持面部4dにネジ等で固定するための取り付け片部12
b、取り付け片部12bの上部から軒側に延び出た庇部
12c、取り付け片部12bの上部からさらに反屋根側
に延びた壁部に設けられた複数個の通気口12d、この
通気口12dの上部から軒側に突出した庇部12e、庇
部12cの後端から棟側に突出したL形の水切り樋12
fを備えている。また、カバー部12aの中間部には、
水切り樋12fと横チャンネル4の水切り樋4fとの中
間高さに位置し、また、これら水切り樋12f、4fと
対向し、かつ、水切り樋4fとラップする長さの水切り
樋12gが設けられている。また、この棟側防水板12
の屋根面7と接触する部分では、上部に屋根材13が設
置される位置において、上面に突出した水返し部12h
が形成され、さらに、水返し部12hの棟側で、屋根材
13と棟側防水板12との間に防水シール14が設けら
れている。
【0039】次に、図14に基づき、屋根面の中間位置
から太陽電池パネルシステムを構成する中間スタート部
のスタート横チャンネル20の構造について説明する。
なお、図14において右側が棟側である。中間スタート
部のスタート横チャンネル20は、屋根面(野地板面)
に取り付けるための水平片からなる固定部20a、この
固定部20aの軒側から立ち上げられた2層の支柱部2
0b、この支柱部20bの上部から起立する起立片から
なる、最下段の太陽電池パネル1の下枠2を取り付ける
支持面部20cを有する。
【0040】固定部20aは、ネジ6により屋根材に固
定されるが、その下面には、軒側屋根材21との接続防
水板22が挟み込まれる。この接続防水板22は、屋根
材21の上面に伸び出て、シール材23を屋根材21と
の間に設けている。また、支柱部20bの棟側にはL形
の水切り樋20eを有し、この水切り樋20eの下方に
複数の通気口20fを有する。また、支柱部20bの前
面下部には横方向に複数の通気口20gを有し、その上
部には、庇部20hが形成されている。
【0041】次に、図15に基づき、屋根面の最も軒先
から太陽電池パネルシステムを構成する場合の軒先スタ
ート部のスタート横チャンネル24について説明する。
なお、図15において右側が棟側である。軒先スタート
横チャンネル24は、下部に屋根面7に取り付ける固定
部24aを形成している。また、前部に2層の壁からな
る支柱部24bを有し、上部に太陽電池パネル1の下枠
2を取り付ける支持片部24cを有する。固定部24a
は、屋根面7を挟み込むように上片部と下片部とを有す
る構造に形成され、ネジ6により屋根面7に固定されて
いる。また、2層の壁からなる支柱部24bには、下面
と後面とにそれぞれ複数の通気口24d、24eが設け
られ、また、下部には前記通気口24dより下側に突出
する雨よけのための庇部20fを形成している。また、
支柱部24bの棟側には、前記通気口24eの上部に水
切り樋24gを形成している。
【0042】以上のように構成された太陽エネルギー装
置は、屋根材一体形太陽電池パネルシステムを基本と
し、寄棟屋根の三角形部屋根面、台形部屋根面、平行四
辺形部屋根面に、降り棟に平行な太陽電池パネルシステ
ムラインを構成し、また、切妻屋根等には直列に太陽電
池パネルが設置可能で個々の太陽電池パネルの着脱が可
能なように構成されるタイプについて適用されたもので
ある。
【0043】次に、この実施の形態にかかる太陽エネル
ギー収集装置の設置方法を簡略に説明する。まず、寄棟
屋根勾配が太陽電池パネルの大きさを求めた寄棟の三角
形部屋根への太陽電池パネル設置の方法について説明す
る。この場合太陽電池パネル1の配置および使用する機
器は図1に記載のものとなる。軒先から太陽電池パネル
1を設置するか、軒先から任意の距離離れた位置から太
陽電池パネル1を設置するかを決め(以下の説明では前
者の場合とする。したがって、スタート横チャンネルは
図15に記載のものとなる)、軒先からスタートする場
合は軒先幅から太陽電池パネル1の1枚幅以上を差し引
いた幅に太陽電池パネル1が何枚設置できるか割り出す
(n枚とする)。次に、軒先から本棟までの距離に基づ
き、太陽電池パネル1が何段設置できるか割り出す(A
段とする)。また、太陽電池パネル1の枚数を、1段目
がn枚とすると、2段目はn−1枚、3段目はn−2枚
となり、全体の太陽電池パネル枚数が割り出される。
【0044】降り棟17に最も近い左右の太陽電池パネ
ル1の上部頂点を結んだ頂点ライン17aであるが、降
り棟17からこの頂点ライン17aを少し超える幅で水
切り樋11を設ける(図16参照)。次に、軒先の野地
板面7にスタート横チャンネル24を取り付け、取り付
け片部24cの棟側面から太陽電池パネル1を取り付け
たことを想定し、それより一定距離大きい位置を例えば
距離設定用治具にて設定し、次段の横チャンネル4を屋
根面7に固定し、更に上段の位置を治具にて設定し、屋
根面7に横チャンネル4を固定する(図16参照)。
【0045】次に、太陽電池パネル1の上枠3側を横チ
ャンネル4の横溝部4cに斜め角度から差し込み(図8
参照)、横チャンネル4の支持面部4dに棟側の太陽電
池パネル1の下枠2の取り付け片部2bを合わせて、ネ
ジ等で支持面部4dと取り付け片部2bを固定する。順
次同様に横方向及び縦方向に組み付けていく。同時に太
陽電池パネル1のプラス、マイナスのケーブルの接続
(図示しない)とアースの接続(図示しない)を行う。
また、横方向の太陽電池パネル1相互間には、縦チャン
ネル9を太陽電池パネル1の左右枠8a、8bの溝部に
挿入し、横チャンネル4の支持面部4dに抜け止め板
(図示しない)等で固定する。
【0046】次に、最上段の太陽電池パネル1を挿入し
た横チャンネル4の支持面部4dに、棟側防水板12を
取り付け(図13参照)、突出した水返し部12hの更
に棟側にシール材14を取り付け、屋根材13等を設置
する。次に、最も左右の位置の太陽電池パネル1の降り
棟17側に縦チャンネル9を介して図6の三角パネル1
6を取り付け、その傾斜枠16eに側部防水板10を取
り付ける。次に、降り棟17と太陽電池パネル1のシス
テムまでの屋根材等を設置することにより、太陽電池パ
ネル1を搭載した屋根面ができあがる。
【0047】このように組み立てられた太陽電池パネル
システムにおいては、防風雨により圧力を持った雨や、
太陽電池パネル1と横チャンネル4の接続部の隙間から
侵入した水は、横チャンネル4の水切り樋4e、4fに
流れ、左右の屋根面7に設けた水切り樋11に流れ、軒
先に排水される。横方向の太陽電池パネル1間は、縦チ
ャンネル9により防水できるが、万が一の侵入に備え、
下段の横チャンネル4の水切り樋4fと上段の横チャン
ネル4の水切り樋4e間に第2の水切り樋(図示しな
い)を設けることにより、横チャンネル4の水切り樋4
fへ流すことができる。
【0048】最上段の棟側防水板12の屋根材13側は
突出した水返し樋12hとシール材14とで防水し、通
気口12dから侵入する雨はまず水切り樋12fで受け
止め、更に超える雨は水切り樋12gで受け止め、横チ
ャンネル4の水切り樋4fで受け止め、左右の水切り樋
11へ流すことができる。また、太陽電池パネル1面を
逆上る雨は、横チャンネル4の支持面部4dに衝突し、
棟側防水板12の庇部12eにより、水返しができるた
め、通気口12dに侵入しにくくなり、通気口12dに
入りこむ雨は空間を飛んでくる雨のみになり、少量の処
理で済むことになる。
【0049】個々の太陽電池パネル1のメンテナンス
は、横チャンネル4の支持面部4d、スタート横チャン
ネル24の支持面部24cに固定されているネジを取り
外し、縦チャンネル9を取り外し、軒側の太陽電池パネ
ル1を棟側にわずか押し込み、棟側の太陽電池パネル1
の下枠2を持って上に引上げ、手前に引くことにより取
り外すことができる(図8参照)。
【0050】太陽電池パネルシステムの裏面の通気は、
スタート横チャンネル24の通気口24dから誘引や吹
き込みにより入り込んだ空気が通気口24eを通り、太
陽電池パネル1裏面をなめながら横チャンネル4の通気
口4gを通り、棟側防水板12の水切り樋12gと横チ
ャンネル4の水切り樋4eの間を抜け、通気口12dか
ら屋外に排出される。また、太陽電池パネルシステムの
左右の側部防水板10と水切り樋11との間から屋外に
排出される。
【0051】この実施の形態にかかる太陽エネルギー収
集装置は上述のように、寄棟屋根の台形部屋根や三角部
屋根の降り棟17ラインと太陽電池パネルシステムの太
陽電池パネル1の頂点ライン17aとを平行に設置がで
きるため、太陽電池電池パネルシステムと寄棟屋根の一
体感が向上すると共にデザインの向上が望める。また、
個々の太陽電池パネル1の着脱が容易に行えるため、施
工時のトラブルや長期での故障パネルの保守性が向上す
る。
【0052】また、寄棟屋根の軒先から太陽電池パネル
システムを設置することができ、また、軒先から棟側へ
の途中から設置することもでき、双方とも、降り棟17
ラインと太陽電池パネルシステムの頂点ライン17aと
の平行が確保できる。
【0053】さらに、本発明の考え方を展開すれば、太
陽電池パネル1の大きさの種類が無数に広がり、千鳥配
置や直列配列など多種多用な設置も可能となる。
【0054】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、次のような効果を奏することができる。請求項1
記載の発明によれば、軒と降り棟とを有する屋根上に屋
根面を敷き詰めるように配置される平面矩形状の太陽電
池パネルと、屋根の傾斜方向の前記太陽電池パネル間を
接続するとともに、屋根の傾斜角度により異なってくる
屋根の傾斜方向の太陽電池パネルの相互間寸法を所定値
となるように調節する横チャンネルと、屋根の傾斜方向
と直角方向の前記太陽電池パネル間を接続するととも
に、屋根の傾斜角度により異なってくる屋根の傾斜方向
と直角方向の太陽電池パネル相互間寸法を所定値となる
ように調節する縦チャンネルとを備え、前記複数の太陽
電池パネルは、前記太陽電池パネルのうち前記降り棟に
最接近して配置されている両側の上下に並べられた複数
の太陽電池パネルについて、この上下に並べられた複数
の太陽電池パネルそれぞれの前記降り棟に最接近する頂
点を結んだとき、その結んだ頂点ラインが前記降り棟と
平行となるように、前記屋根面上に敷き詰められている
ので、寄棟屋根と太陽電池パネルシステムとの一体感や
デザイン性が向上する。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、前記
横チャンネルは、屋根面に取り付けるための水平面を有
する固定部と、この固定部から垂直に立ち上げられた支
柱部と、この支柱部の上部に形成された軒側の太陽電池
パネルの上枠を挿入するための横溝部と、この横溝部の
上面から上方へ起立した辺からなる棟側太陽電池パネル
固定用の支持面部とを備え、一方、棟側太陽電池パネル
の下枠は、太陽電池モジュールを支持するコの字部の軒
側において前記支持面部に接合する突出片からなる取り
付け片部を備えているので、太陽電池パネルシステムの
個々太陽電池パネル1の着脱が容易にできる。したがっ
て、据付時のトラブル(結線忘れや発電パネルの発電不
良や発電パネルの破損等)や長期の発電パネルの破損や
故障等保守が容易に行なえる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、前記
横溝部は、太陽電池パネルを取り付けるに際し、上枠を
斜め上方向から差し込み、その後下枠を押し下げて太陽
電池パネルを屋根面と略平行な位置に回転させることに
より所定位置に収めることが可能となるように、上面の
軒側端部が棟側に位置し、奥部が拡張されるとともに曲
面とされ、下面の入口側が水平で途中から奥部に向かっ
て下り勾配に形成され、上下方向の開口寸法が、太陽電
池パネルの上枠の厚みより若干大きく形成されているの
で、太陽電池パネルの設置時に角度を持って横チャンネ
ルに差し込むことができ、太陽電池パネルの据付工事、
アフターサービスが容易となる。
【0057】また、請求項4記載の発明によれば、前記
横チャンネルの横溝の奥部の形状は、差し込んだ太陽電
池パネルを前記横溝部の上面の軒側端部を回転中心とし
て屋根面と平行となる位置まで回転させるときの、太陽
電池パネルの上枠先端部の回転軌道に近似した形状を有
するので、太陽電池パネルを横チャンネルに取り付けた
り取り外したりするときの作業をスムースに行なえる。
また、太陽電池パネル着脱時、前記支点を中心に太陽電
池パネルを一定角度持ち上げることができるため、着脱
が容易にできる。
【0058】また、請求項5記載の発明によれば、前記
太陽電池パネルを前記横チャンネルに固定した状態にお
いて、前記太陽電池パネルの上枠と前記横溝部の奥の内
面との間には隙間が形成されるように横チャンネルの奥
行き寸法が設定されているので、太陽電池パネルを据え
付け後取外す必要のあるとき、太陽電池パネルを上枠側
の横チャンネル側に押し込むことができ、太陽電池パネ
ルを下枠側の横チャンネルの支持面部と太陽電池パネル
の下枠との間に隙間ができ、太陽電池パネルの下枠を持
って上方へ引き上げることができるため、容易に個々の
太陽電池パネルを取り外すことができる。
【0059】また、請求項6記載の発明によれば、前記
横チャンネルは、前記横溝部と前記支持面部との屋根の
傾斜方向の位置関係を遠近変化させることにより、屋根
の傾斜方向の太陽電池パネルの相互間寸法に適合するよ
うに構成されているので、屋根勾配別に前記横チャンネ
ルの横溝部と前記上パネル支持部との屋根面方向の位置
関係を変えた横チャンネルを設定し、同一の平面矩形状
の太陽電池パネルを使って、各種の勾配屋根に設置する
ことができる。
【0060】また、請求項7記載の発明によれば、前記
太陽電池パネルの下枠は、前記取り付け片部から軒側に
突出する庇部を有するので、前記庇部が、前記支持面部
と前記取り付け片部との接合部を覆い、更に飛び出てい
るため雨が接合部に侵入しにくくなる。
【0061】また、請求項8記載の発明によれば、前記
横チャンネルの支持面部は、上端部側が棟側へ傾斜し、
前記太陽電池パネルの下枠の取り付け片部は、下端部側
が軒側へ傾斜しているので、太陽電池パネルと横チャン
ネルを固定するネジ等の作業を斜め上方から行うことが
でき、したがって、ドライバーや電動ネジ締め機などの
扱いが容易となる。
【0062】また、請求項9記載の発明によれば、前記
太陽電池パネルの下枠の取り付け片部の背面に、前記太
陽電池パネルの下枠の基本構成材料と異なる材料であっ
て、かつ塗装等の電食処理が施されたメスネジ体が設け
られているので、通常太陽電池のパネル枠はアルミの押
し出し材を使うことが多く、ネジ強度が弱く、ネジ厚み
を増やす必要があるが、異材料でネジ強度の強い鉄系を
使うことができ、塗装などの処理をすることにより、電
食防止をして長期間腐食や締めつけ強度が確保できる。
【0063】また、請求項10記載の発明によれば、屋
根面に敷き詰められた最上段の太陽電池パネルの上枠を
固定する横チャンネルから雨水が侵入するのを防止する
ための棟側防水板を備え、この棟側防水板は、前記横チ
ャンネルの支持面部に接合する突出片からなる取り付け
片部と、この取り付け片部から前記横チャンネルの棟側
にある屋根材にかけて屋根面をカバーするカバー部材
と、前記取り付け片部の上方に設けられたカバー部材内
と外部とを通気する通気口と、前記カバー部材内におい
て、前記通気口の近傍において段違い状に相対するよう
に設けられた一対の水切り樋を有するので、カバ−の通
気口から侵入する雨水は段違いの水切り樋により、横チ
ャンネルの水切り樋に案内できると共に太陽電池パネル
システムの通気確保ができる。
【0064】また、請求項11記載の発明によれば、屋
根面に敷き詰めた太陽電池パネルのうちの最下段の太陽
電池パネルの下枠を固定し、この下枠側から太陽電池パ
ネルと屋根面との間に水が侵入するのを防止するととも
に、太陽電池パネルと屋根面との間に通気を可能とする
スタート横チャンネルを有し、このスタート横チャンネ
ルは、屋根面に取り付けるための水平面を備えた固定部
と、この固定部から垂直に立ち上げられた支柱部と、の
支柱部の上部において、上方に起立して形成された最下
段の太陽電池パネルの下枠を固定する支持面部とを有
し、前記支柱部は、2層の垂直壁で構成され、この2層
の垂直壁に外部と最下段の太陽電池パネルの下方空間と
を通気する通気口を段違い状に設けたので、太陽電池パ
ネルと屋根面との間への水の侵入を配置しつつ、換気を
行うことができる。
【0065】また、請求項12記載の発明によれば、前
記太陽電池パネルのうち前記降り棟に最接近して配置さ
れている両側の上下に並べられた複数の太陽電池パネル
と前記頂点ラインとの間に形成される三角部に、側片を
太陽電池パネル側方に対し前記縦チャンネルにより接合
され、下片を太陽電池パネル上方に対し横チャンネルに
より接合される三角パネルを配置したので、寄棟屋根の
降り棟ラインと三角形状のダミーパネルの頂点を結ぶラ
インとが平行となり、寄棟屋根と太陽電池パネルシステ
ムの一体感とデザイン性が一層向上する。
【0066】また、請求項13記載の発明によれば、前
記三角パネルは、その縦寸法が前記平面矩形状の太陽電
池パネルの縦寸法と同一であるので、太陽電池パネルシ
ステムの矩形パネルと三角形状のダミーパネルの一体感
とデザイン性が向上する。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る太陽電池システムの概略全体
構成説明図である。
【図2】 図1に示した平面矩形状の太陽電池パネル1
を屋根角度が大きい屋根に配置した太陽電池システムの
概略全体構成説明図である。
【図3】 一定の屋根角度を持った三角屋根に対し、平
面矩形状の太陽電池パネル1のサイズを定めた状態を示
す図である。
【図4】 図1の屋根角度より小さい屋根角度の屋根に
図3の平面矩形状の太陽電池パネル1を配置した状態の
図である。
【図5】 本発明に係る太陽電池パネルの平面図であ
る。
【図6】 本発明に係る三角パネルの平面図である。
【図7】 本発明に係る横チャンネルの断面図である。
【図8】 本発明に係る太陽電池パネルを横チャンネル
に取り付ける状態説明図である。
【図9】 本発明に係る幅広の横チャンネルの断面図で
ある。
【図10】 本発明に係る縦チャンネルの断面図であ
る。
【図11】 本発明に係る幅広の縦チャンネルの断面図
である。
【図12】 本発明に係る側部防水板の断面図である。
【図13】 本発明に係る棟側防水板の断面図である。
【図14】 本発明に係る中間スタート部のスタート横
チャンネルの断面図である。
【図15】 本発明に係る軒先スタート部のスタート横
チャンネルの断面図である。
【図16】 本発明に係る太陽電池パネルシステムの工
事要領説明図である。
【図17】 従来の太陽電池パネルシステムを適用した
屋根の全体構成を示す斜視図である。
【図18】 図17の太陽電池パネルシステムに用いて
いる太陽電池パネルの斜視図である。
【図19】 図17の太陽電池パネルシステムに用いて
いる三角形状のダミーパネルの斜視図である。
【図20】 寄棟屋根の一般的な説明図であり、(a)
はこの寄棟屋根の斜視図であり、(b)は寄棟屋根を展
開した上方から見た平面図であり、(c)は(b)とは
角度が異なる寄棟を展開し上方から見た平面図である。
【図21】 一定の屋根角度の屋根に平面矩形状の太陽
電池パネル104を敷き詰める場合の説明図である。
【図22】 図21のように設定された太陽電池パネル
を、従来の考え方に基づき、屋根角度の大きい屋根に適
用した場合の状態説明図である。
【符号の説明】
1 太陽電池パネル、1a 太陽電池セル、1b 太陽
電池モジュール、2下枠、2a 庇部、2b 取り付け
片部、2c 支柱、3 上枠、4 横チャンネル、4a
固定部、4b 支柱部、4c 横溝部、4d 支持面
部、4e 水切り樋、4f 水切り樋、4g 通気口、
5 固定用ネジ部、6 ネジ、7 屋根面(野地板
面)、8a 右枠、8b 左枠、9 縦チャンネル、1
0 側部防水板、11 水切り樋、12 棟側防水板、
12a カバー部、12b 取り付け部、12c 庇
部、12d 通気口、12e 庇部、12f 水切り
樋、12g 水切り樋、12h 水返し部、13 屋根
材、14 防水シール、15 幅広横チャンネル、16
三角パネル、16a パネル、16b 下枠、16c
上枠、16d 左枠、16e 傾斜枠、17 降り棟ラ
イン、17a 頂点ライン、19 縦チャンネル、19
a 位置決めリブ、20 中間スタート横チャンネル、
20a 固定部、20b 支柱部、20c 支持面部、
20e 水切り樋、20g 通気口、20h 庇部、2
1 軒側屋根材、22 接続防水板、23シール材、2
4 軒先スタート横チャンネル、24a 固定部、24
b 支柱部、24c 支持面部、24d、24e 通気
口、24g 水切り樋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸添 義彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 篠田 幸雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 瀧川 浩良 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 直樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 袴田 憲秀 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2E108 KK04 LL01 MM06 NN07 5F051 BA03 BA18 JA09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒と降り棟とを有する屋根上に屋根面を
    敷き詰めるように配置される平面矩形状の太陽電池パネ
    ルと、 屋根の傾斜方向の前記太陽電池パネル間を接続するとと
    もに、屋根の傾斜角度により異なってくる屋根の傾斜方
    向の太陽電池パネルの相互間寸法を所定値となるように
    調節する横チャンネルと、 屋根の傾斜方向と直角方向の前記太陽電池パネル間を接
    続するとともに、屋根の傾斜角度により異なってくる屋
    根の傾斜方向と直角方向の太陽電池パネル相互間寸法を
    所定値となるように調節する縦チャンネルとを備え、前
    記複数の太陽電池パネルは、前記太陽電池パネルのうち
    前記降り棟に最接近して配置されている両側の上下に並
    べられた複数の太陽電池パネルについて、この上下に並
    べられた複数の太陽電池パネルそれぞれの前記降り棟に
    最接近する頂点を結んだとき、その結んだ頂点ラインが
    前記降り棟と平行となるように、前記屋根面上に敷き詰
    められていることを特徴とする太陽電池パネルシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記横チャンネルは、屋根面に取り付け
    るための水平面を有する固定部と、この固定部から垂直
    に立ち上げられた支柱部と、この支柱部の上部に形成さ
    れた軒側の太陽電池パネルの上枠を挿入するための横溝
    部と、この横溝部の上面から上方へ起立した辺からなる
    棟側太陽電池パネル固定用の支持面部とを備え、 一方、棟側太陽電池パネルの下枠は、太陽電池モジュー
    ルを支持するコの字部からさらに軒側において前記支持
    面部に接合する突出片からなる取り付け片部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の太陽電池パネルシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記横溝部は、太陽電池パネルを取り付
    けるに際し、上枠を斜め上方向から差し込み、その後下
    枠を押し下げて太陽電池パネルを屋根面と略平行な位置
    に回転させることにより所定位置に収めることが可能と
    なるように、上面の軒側端部が棟側に位置し、奥部が拡
    張されるとともに曲面とされ、下面の入口側が水平で途
    中から奥部に向かって下り勾配に形成され、上下方向の
    開口寸法が、太陽電池パネルの上枠の厚みより若干大き
    く形成されていることを特徴とする請求項2記載の太陽
    電池パネルシステム。
  4. 【請求項4】 前記横チャンネルの横溝の奥部の形状
    は、差し込んだ太陽電池パネルを前記横溝部の上面の軒
    側端部を回転中心として屋根面と平行となる位置まで回
    転させるときの、太陽電池パネルの上枠先端部の回転軌
    道に近似した形状を有することを特徴とする請求項3記
    載の太陽電池パネルシステム。
  5. 【請求項5】 前記太陽電池パネルを前記横チャンネル
    に固定した状態において、前記太陽電池パネルの上枠と
    前記横溝部の奥の内面との間には隙間が形成されるよう
    に横チャンネルの奥行き寸法が設定されていることを特
    徴とする請求項2記載の太陽電池パネルシステム。
  6. 【請求項6】 前記横チャンネルは、前記横溝部と前記
    支持面部との屋根の傾斜方向の位置関係を遠近変化させ
    ることにより、屋根の傾斜方向の太陽電池パネルの相互
    間寸法に適合するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の太陽電池パネルシステム。
  7. 【請求項7】 前記太陽電池パネルの下枠は、前記取り
    付け片部から軒側に突出する庇部を有することを特徴と
    する請求項2記載の太陽電池パネルシステム。
  8. 【請求項8】 前記横チャンネルの支持面部は、上端部
    側が棟側へ傾斜し、前記太陽電池パネルの下枠の取り付
    け片部は、下端部側が軒側へ傾斜していることを特徴と
    する請求項2記載の太陽電池パネルシステム。
  9. 【請求項9】 前記太陽電池パネルの下枠の取り付け片
    部の背面に、前記太陽電池パネルの下枠の基本構成材料
    と異なる材料であって、かつ塗装等の電食処理が施され
    たメスネジ体が設けられていることを特徴とする請求項
    2記載の太陽電池パネルシステム。
  10. 【請求項10】 屋根面に敷き詰められた最上段の太陽
    電池パネルの上枠を固定する横チャンネルから雨水が侵
    入するのを防止するための棟側防水板を備え、 この棟側防水板は、前記横チャンネルの支持面部に接合
    する突出片からなる取り付け片部と、 この取り付け片部から前記横チャンネルの棟側にある屋
    根材にかけて屋根面をカバーするカバー部材と、 前記取り付け片部の上方に設けられたカバー部材内と外
    部とを通気する通気口と、 前記カバー部材内において、前記通気口の近傍において
    段違い状に相対するように設けられた一対の水切り樋を
    有することを特徴とする請求項1記載の太陽電池パネル
    システム。
  11. 【請求項11】 屋根面に敷き詰めた太陽電池パネルの
    うちの最下段の太陽電池パネルの下枠を固定し、この下
    枠側から太陽電池パネルと屋根面との間に水が侵入する
    のを防止するとともに、太陽電池パネルと屋根面との間
    に通気を可能とするスタート横チャンネルを有し、 このスタート横チャンネルは、屋根面に取り付けるため
    の水平面を備えた固定部と、この固定部から垂直に立ち
    上げられた支柱部と、この支柱部の上部において、上方
    に起立して形成された最下段の太陽電池パネルの下枠を
    固定する支持面部とを有し、 前記支柱部は、2層の垂直壁で構成され、この2層の垂
    直壁に外部と最下段の太陽電池パネルの下方空間とを通
    気する通気口を段違い状に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の太陽電池パネルシステム。
  12. 【請求項12】 前記太陽電池パネルのうち前記降り棟
    に最接近して配置されている両側の上下に並べられた複
    数の太陽電池パネルと前記頂点ラインとの間に形成され
    る三角部に、側片を太陽電池パネル側方に対し前記縦チ
    ャンネルにより接合され、下片を太陽電池パネル上方に
    対し横チャンネルにより接合される三角パネルを配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の太陽電池パネルシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記三角パネルは、その縦寸法が前記
    平面矩形状の太陽電池パネルの縦寸法と同一であること
    を特徴とする請求項12記載の太陽電池パネルシステ
    ム。
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