JP2607546Y2 - 太陽電池パネルを用いた屋根構造 - Google Patents

太陽電池パネルを用いた屋根構造

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JP2607546Y2
JP2607546Y2 JP1993000306U JP30693U JP2607546Y2 JP 2607546 Y2 JP2607546 Y2 JP 2607546Y2 JP 1993000306 U JP1993000306 U JP 1993000306U JP 30693 U JP30693 U JP 30693U JP 2607546 Y2 JP2607546 Y2 JP 2607546Y2
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solar cell
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修 石川
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太陽電池パネルを用い
た屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力供給手段の一つとして、省エ
ネルギーが図れる太陽電池が用途に応じて多用されてき
ている。実際に用いる場合には、複数の太陽電池が並べ
られて一体化された、一般に長方形板状の太陽電池モジ
ュールを、長方形枠状のフレームに支持させて太陽電池
パネルとして構成し、これを架台の上に置いている。
【0003】太陽電池モジュールは、フレームの影が太
陽電池モジュールにうつらないように、フレームの上端
縁に取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、周知のとお
り太陽電池は太陽光により発電するものであるが、太陽
電池自身が過度に熱せられると、エネルギー変換効率が
低下する傾向がある。上記のように太陽電池パネルを架
台に置くと、熱気は上昇するものであるからフレームの
上部に溜って太陽電池が過度に熱せられ、エネルギー変
換効率が低下する不具合があった。
【0005】また、太陽電池を屋根に置いて住宅の電力
供給源とする場合でも、上記太陽電池パネルを架台の上
に置いて固定する手法が採られるが、この場合でも、エ
ネルギー変換効率の低下の問題は上記と同様である。
【0006】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、高熱化によるエネルギー変換効率の低下を防
ぎ、常に安定した電力供給が得られる太陽電池パネルを
用いた屋根構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するためになされたものであって、長方形の枠状のフレ
ームの内側であってその上端縁に太陽電池モジュールが
取り付けられ、前記フレームの一対の長辺部および短辺
部に対して、それぞれその長さ方向に沿ってフレーム内
外を連通する通気孔が複数並んで形成された太陽電池パ
ネルを、屋根の勾配に沿った縱方向および横方向に複数
配設するとともに、勾配に沿った縱方向に隣り合う上下
の太陽電池パネルの前記通気孔どうし、および横方向に
隣り合う左右の太陽電池パネルの前記通気孔どうしを一
致させてこれら通気孔により両者のフレーム内を連通さ
せ、さらに、棟部に達する太陽電池パネルの棟部側の前
記通気孔を、棟換気金物内に臨ませたことを特徴として
いる。
【0008】
【0009】
【作用】本考案の太陽電池パネルを用いた屋根構造によ
れば、各太陽電池パネルの熱放散がフレームの通気孔か
ら棟換気金物を経て外部に排出され、太陽電池のエネル
ギー変換効率が常に高く維持され、住宅に対して安定し
た電力供給が図られる。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。図1は、本考案に用いられる太陽電池パネル1
を示している。この太陽電池パネル1は、長方形の枠状
のフレーム2に太陽電池モジュール3が取り付けられた
基本構成となっている。
【0012】フレーム2は、たとえばアルミ製で、長辺
部2aおよび短辺部2bが一体化された長方形状のもの
で、その厚さ(高さ)は、太陽電池モジュール3のそれ
よりも充分厚い寸法を有している。
【0013】太陽電池モジュール3は、矩形状の透明板
に太陽電池が内蔵されてなる複数のセル4が、シールジ
ョイント等を介して長方形状に組み合わされ、かつ電気
的に接続されたパネル状のものである。太陽電池として
は、PN接合を利用したエネルギー変換器であって、た
とえば、N形Si基板に1〜3μのP形層を形成して表
面より光がPN接合に到達するようにし、その光起電力
効果を利用したものを用いる。
【0014】そしてこの太陽電池モジュール3は、フレ
ーム2の内側であってその上端縁にボルト止め等の手段
で取り付けられている。太陽電池パネル1を使用する際
には太陽電池モジュール3を上にしてフレーム2を架台
等に置く。したがって、太陽光によるフレーム2の影
は、ほとんど太陽電池モジュール3にうつらず機能の損
失がない。
【0015】さて、この太陽電池パネル1のフレーム2
には、フレーム2内外を連通する円形の通気孔5が形成
されている。この通気孔5は、一対の長辺部2aおよび
短辺部2bに対し、その長さ方向に沿って複数並んで形
成されている。
【0016】上記構成の太陽電池パネル1は、図1に示
すように、屋外において南に面して斜目に設置した架台
6の上に、太陽電池モジュール3を上にし、短辺部2b
を上下として、フレーム2を置き使用する。
【0017】このような使用状態において、フレーム2
に形成された複数の通気孔5を経て風がフレーム2内を
通過することにより太陽電池モジュール3の熱放散がな
され温度上昇が抑制される。また、フレーム内の熱気
は、基本的に勾配に沿って上昇しフレーム2における上
側の短辺部2aの通気孔5から外部に排出していく。
【0018】したがって、太陽電池モジュール3の温度
上昇が抑制され、その結果、太陽電池モジュール3(太
陽電池)のエネルギー変換効率が常に高く維持され、安
定した電力供給が図られる。
【0019】図2は、上記太陽電池パネル1を用いて住
宅の屋根を構成した状態を示している。
【0020】この屋根は、複数の太陽電池パネル1が、
屋根の勾配方向にその長さ方向を揃え、勾配に沿って複
数配設されている。この場合、勾配に沿った縦方向に3
つ、横方向には屋根の長さに応じた数だけ太陽電池パネ
ル1が並べられ、かつ隣り合うものどうしのフレーム2
が合わせられ接続されている。
【0021】このように複数の太陽電池パネル1が並べ
られて接続された状態において、隣り合う太陽電池パネ
ル1のフレーム2の通気孔5は、それぞれ互いに一致し
ている。すなわち、勾配に沿って縦方向に並ぶ上下の
太陽電池パネル1のフレーム2の短辺部2bに形成され
た通気孔5どうし、および横方向に並ぶ左右の各太陽電
池パネル1のフレーム2の長辺部2aに形成された通気
孔5どうしが一致している。すなわち、隣り合う太陽電
池パネル1のフレーム2内が互いに連通している。
【0022】屋根の棟部10には、その全長にわたり棟
換気金物11が設けられている。図3は棟部10の構造
を示しており、符号12は棟梁、13は結合棟木、14
は芯材、15は屋根パネル、16は屋根パネル15の上
面に張られたルーフィング材であり、太陽電池パネル1
は屋根パネル15の上に載せられ固定されている。
【0023】棟換気金物11の両側部と両端部には、そ
れぞれ斜め下向きのルーバ18、19が設けられて換気
孔18a、19aが形成されている。図4はルーバ19
の構造を示している。
【0024】そして、棟部10側の各太陽電池パネル1
の上端部は棟換気金物11内に達している。すなわち、
この太陽電池パネル1の棟部10側のフレーム2の短辺
部2bは棟換気金物11内に存し、この短辺部2bに形
成された通気孔5は、棟換気金物11内に臨んでいる。
なお、棟換気金物11は、妻側の端部が開口し外部に開
放している。
【0025】上記屋根構造によれば、太陽電池パネル1
内(フレーム2内)の太陽光によって熱せられた空気
は、軒先部17から棟部10に向かって上昇気流とな
り、特に各フレーム2の短辺部2bに形成されて一致す
る通気孔5を経て棟換気金物11に至り、ここから、各
ルーバ18、19の換気孔18a、19aを通って外部
に放散していく。このため、太陽電池モジュール3の温
度上昇の抑制作用が促進され、太陽電池モジュール3
(太陽電池)のエネルギー変換効率が常に高く維持さ
れ、住宅に対し安定した電力供給が図られる。
【0026】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の太陽電池パネルを用いた屋根構造によれば、屋根の勾
配に沿った縱方向および横方向に上記太陽電池パネルを
複数配設するとともに、勾配に沿った縱方向に隣り合う
上下の太陽陽電池パネルの通気孔どうし、および横方向
に隣り合う左右の太陽電池パネルの前記通気孔どうし
一致させてこれら通気孔により両者のフレーム内を連通
させ、さらに、棟部に達する太陽電池パネルの棟部側の
前記通気孔を棟換気金物内に臨ませたことを特徴とする
もので、各太陽電池パネルの熱放散がフレームの通気孔
から棟換気金物を経て外部に排出され、太陽電池のエネ
ルギー変換効率が常に高く維持され、住宅に対して安定
した電力供給が図られる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に用いられる太陽電池パネルを示す斜視
図である。
【図2】本考案の太陽電池パネルを用いた屋根の斜視図
である。
【図3】棟部の断面図である。
【図4】棟換気金物の端部の斜視図である。
【符号の説明】
1 太陽電池パネル 2 フレーム 3 太陽電池モジュール 5 通気孔 10 棟部 11 棟換気金物

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の枠状のフレームの内側であってそ
    の上端縁に太陽電池モジュールが取り付けられ、前記フ
    レームの一対の長辺部および短辺部に対して、それぞれ
    その長さ方向に沿ってフレーム内外を連通する通気孔が
    複数並んで形成された太陽電池パネルを、屋根の勾配に
    沿った縱方向および横方向に複数配設するとともに、勾
    配に沿った縱方向に隣り合う上下の太陽電池パネルの前
    記通気孔どうし、および横方向に隣り合う左右の太陽電
    池パネルの前記通気孔どうしを一致させてこれら通気孔
    により両者のフレーム内を連通させ、さらに、棟部に達
    する太陽電池パネルの棟部側の前記通気孔を、棟換気金
    物内に臨ませたことを特徴とする太陽電池パネルを用い
    た屋根構造。
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