JPH0655272U - 太陽電池パネルおよび太陽電池パネルを用いた屋根構造 - Google Patents

太陽電池パネルおよび太陽電池パネルを用いた屋根構造

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JPH0655272U
JPH0655272U JP30693U JP30693U JPH0655272U JP H0655272 U JPH0655272 U JP H0655272U JP 30693 U JP30693 U JP 30693U JP 30693 U JP30693 U JP 30693U JP H0655272 U JPH0655272 U JP H0655272U
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cell panel
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池の高熱化によるエネルギー変換効率
の低下を防ぐ。 【構成】 太陽電池モジュール3を支持するフレーム2
に通気孔5をあけ、この通気孔5からフレーム2内の熱
気を外部に排出する構成とし、太陽電池の温度上昇が抑
制されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、太陽電池パネルおよび太陽電池パネルを用いた屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電力供給手段の一つとして、省エネルギーが図れる太陽電池が用途に応 じて多用されてきている。実際に用いる場合には、複数の太陽電池が並べられて 一体化された、一般に長方形板状の太陽電池モジュールを、長方形枠状のフレー ムに支持させて太陽電池パネルとして構成し、これを架台の上に置いている。
【0003】 太陽電池モジュールは、フレームの影が太陽電池モジュールにうつらないよう に、フレームの上端縁に取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、周知のとおり太陽電池は太陽光により発電するものであるが、太陽 電池自身が過度に熱せられると、エネルギー変換効率が低下する傾向がある。上 記のように太陽電池パネルを架台に置くと、熱気は上昇するものであるからフレ ームの上部に溜って太陽電池が過度に熱せられ、エネルギー変換効率が低下する 不具合があった。
【0005】 また、太陽電池を屋根に置いて住宅の電力供給源とする場合でも、上記太陽電 池パネルを架台の上に置いて固定する手法が採られるが、この場合でも、エネル ギー変換効率の低下の問題は上記と同様である。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、高熱化によるエネルギー変 換効率の低下を防ぎ、常に安定した電力供給が得られる太陽電池パネルおよび太 陽電池パネルを用いた屋根構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1の太陽電 池パネルは、枠状のフレームの内側であってその上端縁に太陽電池モジュールが 取り付けられた太陽電池パネルにおいて、前記フレームに、フレーム内外を連通 する通気孔を形成したことを特徴としている。
【0008】 また、請求項2の太陽電池パネルを用いた屋根構造によれば、屋根の勾配に沿 って請求項1記載の太陽電池パネルを複数配設するとともに、勾配に沿って隣り 合う上下の太陽電池パネルの前記通気孔どうしを一致させてこれら通気孔により 両者のフレーム内を連通させ、さらに、棟部に達する太陽電池パネルの棟部側の 前記通気孔を、棟換気金物内に臨ませたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案の太陽電池パネルによれば、フレームに形成された通気孔から熱放散が なされて太陽電池モジュールの温度上昇が抑制され、その結果、太陽電池のエネ ルギー変換効率が常に高く維持され、安定した電力供給が図られる。
【0010】 また、本考案の太陽電池パネルを用いた屋根構造によれば、各太陽電池パネル の熱放散がフレームの通気孔から棟換気金物を経て外部に排出され、太陽電池の エネルギー変換効率が常に高く維持され、住宅に対して安定した電力供給が図ら れる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。 図1は、その一実施例の太陽電池パネル1を示している。この太陽電池パネル 1は、長方形の枠状のフレーム2に太陽電池モジュール3が取り付けられた基本 構成となっている。
【0012】 フレーム2は、たとえばアルミ製で、長辺部2aおよび短辺部2bが一体化さ れた長方形状のもので、その厚さ(高さ)は、太陽電池モジュール3のそれより も充分厚い寸法を有している。
【0013】 太陽電池モジュール3は、矩形状の透明板に太陽電池が内蔵されてなる複数の セル4が、シールジョイント等を介して長方形状に組み合わされ、かつ電気的に 接続されたパネル状のものである。太陽電池としては、PN接合を利用したエネ ルギー変換器であって、たとえば、N形Si基板に1〜3μのP形層を形成して 表面より光がPN接合に到達するようにし、その光起電力効果を利用したものを 用いる。
【0014】 そしてこの太陽電池モジュール3は、フレーム2の内側であってその上端縁に ボルト止め等の手段で取り付けられている。太陽電池パネル1を使用する際には 太陽電池モジュール3を上にしてフレーム2を架台等に置く。したがって、太陽 光によるフレーム2の影は、ほとんど太陽電池モジュール3にうつらず機能の損 失がない。
【0015】 さて、この太陽電池パネル1のフレーム2には、フレーム2内外を連通する円 形の通気孔5が形成されている。この通気孔5は、一対の長辺部2aおよび短辺 部2bに対し、その長さ方向に沿って複数並んで形成されている。
【0016】 上記構成の太陽電池パネル1は、図1に示すように、屋外において南に面して 斜目に設置した架台6の上に、太陽電池モジュール3を上にし、短辺部2bを上 下として、フレーム2を置き使用する。
【0017】 このような使用状態において、フレーム2に形成された複数の通気孔5を経て 風がフレーム2内を通過することにより太陽電池モジュール3の熱放散がなされ 温度上昇が抑制される。また、フレーム内の熱気は、基本的に勾配に沿って上昇 しフレーム2における上側の短辺部2aの通気孔5から外部に排出していく。
【0018】 したがって、太陽電池モジュール3の温度上昇が抑制され、その結果、太陽電 池モジュール3(太陽電池)のエネルギー変換効率が常に高く維持され、安定し た電力供給が図られる。
【0019】 図2は、上記太陽電池パネル1を用いて住宅の屋根を構成した状態を示してい る。
【0020】 この屋根は、複数の太陽電池パネル1が、屋根の勾配方向にその長さ方向を揃 え、勾配に沿って複数配設されている。この場合、勾配に沿った縦方向に3つ、 横方向には屋根の長さに応じた数だけ太陽電池パネル1が並べられ、かつ隣り合 うものどうしのフレーム2が合わせられ接続されている。
【0021】 このように複数の太陽電池パネル1が並べられて接続された状態において、隣 り合う太陽電池パネル1のフレーム2の通気孔5は、それぞれ互いに一致してい る。すなわち、勾配に沿って縦方向に並ぶ各太陽電池パネル1のフレーム2の短 辺部2bに形成された通気孔5どうし、および横方向に並ぶ各太陽電池パネル1 のフレーム2の長辺部2aに形成された通気孔5どうしが一致している。すなわ ち、隣り合う太陽電池パネル1のフレーム2内が互いに連通している。
【0022】 屋根の棟部10には、その全長にわたり棟換気金物11が設けられている。図 3は棟部10の構造を示しており、符号12は棟梁、13は結合棟木、14は芯 材、15は屋根パネル、16は屋根パネル15の上面に張られたルーフィング材 であり、太陽電池パネル1は屋根パネル15の上に載せられ固定されている。
【0023】 棟換気金物11の両側部と両端部には、それぞれ斜め下向きのルーバ18、1 9が設けられて換気孔18a、19aが形成されている。図4はルーバ19の構 造を示している。
【0024】 そして、棟部10側の各太陽電池パネル1の上端部は棟換気金物11内に達し ている。すなわち、この太陽電池パネル1の棟部10側のフレーム2の短辺部2 bは棟換気金物11内に存し、この短辺部2bに形成された通気孔5は、棟換気 金物11内に臨んでいる。なお、棟換気金物11は、妻側の端部が開口し外部に 開放している。
【0025】 上記屋根構造によれば、太陽電池パネル1内(フレーム2内)の太陽光によっ て熱せられた空気は、軒先部17から棟部10に向かって上昇気流となり、特に 各フレーム2の短辺部2bに形成されて一致する通気孔5を経て棟換気金物11 に至り、ここから、各ルーバ18、19の換気孔18a、19aを通って外部に 放散していく。このため、太陽電池モジュール3の温度上昇の抑制作用が促進さ れ、太陽電池モジュール3(太陽電池)のエネルギー変換効率が常に高く維持さ れ、住宅に対し安定した電力供給が図られる。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の太陽電池パネルによれば、枠状のフ レームの内側であってその上端縁に太陽電池モジュールが取り付けられた太陽電 池パネルにおいて、前記フレームに、フレーム内外を連通する通気孔を形成した ことを特徴とするもので、フレームに形成された通気孔から熱放散がなされて太 陽電池モジュールの温度上昇が抑制され、その結果、太陽電池のエネルギー変換 効率が常に高く維持され、安定した電力供給が図られる。
【0027】 また、本考案の太陽電池パネルを用いた屋根構造によれば、屋根の勾配に沿っ て上記太陽電池パネルを複数配設するとともに、勾配に沿って隣り合う上下の太 陽電池パネルの前記通気孔どうしを一致させてこれら通気孔により両者のフレー ム内を連通させ、さらに、棟部に達する太陽電池パネルの棟部側の前記通気孔を 棟換気金物内に臨ませたことを特徴とするもので、各太陽電池パネルの熱放散が フレームの通気孔から棟換気金物を経て外部に排出され、太陽電池のエネルギー 変換効率が常に高く維持され、住宅に対して安定した電力供給が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の太陽電池パネルの使用状態
を示す斜視図である。
【図2】同太陽電池パネルを用いた屋根の斜視図であ
る。
【図3】棟部の断面図である。
【図4】棟換気金物の端部の斜視図である。
【符号の説明】
1 太陽電池パネル 2 フレーム 3 太陽電池モジュール 5 通気孔 10 棟部 11 棟換気金物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠状のフレームの内側であってその上端
    縁に太陽電池モジュールが取り付けられた太陽電池パネ
    ルにおいて、前記フレームに、フレーム内外を連通する
    通気孔が形成されていることを特徴とする太陽電池パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 屋根の勾配に沿って請求項1記載の太陽
    電池パネルを複数配設するとともに、勾配に沿って隣り
    合う上下の太陽電池パネルの前記通気孔どうしを一致さ
    せてこれら通気孔により両者のフレーム内を連通させ、
    さらに、棟部に達する太陽電池パネルの棟部側の前記通
    気孔を、棟換気金物内に臨ませたことを特徴とする太陽
    電池パネルを用いた屋根構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4712142B2 (ja) * 1999-01-18 2011-06-29 ミサワホーム株式会社 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの設置構造
KR20210070561A (ko) * 2019-12-05 2021-06-15 송인선 공기정화 기능이 구비된 태양광 발전 가로등

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