JP6349630B2 - ダクト - Google Patents

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本発明は、ダクトに関し、より詳細には、機能性を高めた樹脂製のダクトに関する。
従来、車両などに取り付けられる樹脂製のダクトに関し、各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のダクトの製造では、例えば、パリソンまたは樹脂製のシートなどからなる成形素材を用い、一対の分割金型で成形素材を挟むと共に、分割金型の成形面に沿って成形素材を膨らませたり真空吸引したりすることによって、所定の外面形状の筒状のダクトを成形する。
ところで、近年、新たな機能性を備える樹脂製のダクトが求められている。新たな機能性をダクトに付与するには、例えば、整流機能や吸音機能を備える機能部品や機能部をダクトの内周面に設けることが有効である。
特許4406756号公報
前述した従来のダクトの製造において、ダクトの外周面は、成形金型の成形面に従って所定の形状に成形される。一方、ダクトの内周面は、成形金型の成形面には接触しない。すなわち、ダクトの内周面の形状は、単に、ダクトの外周面の形状に合わせて定まるものであり、寸法精度も低いため、機能性を備える部品をダクトの内周面に精度良く組み付けることは容易でない。また、機能性を備える部分をダクトの内周面に一体成形することも困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機能性を備える部品や機能性を備える部分をダクトの内周面に確実に設けることができる樹脂製のダクトを提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のダクトは、接合されて筒状をなす一対の半筒状のダクト半体を有し、前記ダクト半体は、パリソンまたはシートを成形金型で成形した樹脂成形体であり、前記成形金型の凸状の成形面で成形される内面部と、前記内面部に一体成形される凹凸部と、を有する、ことを特徴とする。
この構成によれば、ダクトの内周面を構成するダクト半体の内面部を、成形金型の凸状の成形面によって成形するので、機能性を備える部品をダクト半体の内面部にインサート成形したり、成形後のダクト半体の内面部に凹凸部を利用して高い精度で組み付けたりすることができる。また、機能性を備える部分をダクト半体の内面部に一体成形することもできる。
(2)本発明のダクトでは、(1)の構成において、前記ダクト半体は、発泡剤により樹脂を発泡させて成形した発泡成形体である、ことを特徴とする。
この構成によれば、さらにダクトを発泡成形体で構成することで、空隙率がより一層高まるため、ダクトの断熱性をより一層高めることができる。
また、ダクト半体の内面部を成形金型の凸状の成形面によって成形するため、肉厚の均一化が実現でき、ダクトの内周面の形状が安定する。したがって、従来よりも高い発泡倍率で樹脂成形体を成形することが可能となり、他の部品との嵌合性を高めるためのシール部材(例えば、発泡ウレタン製のパッキン)が不要になる。
また、従来のブロー成形においては、高い発泡倍率で樹脂成形体を成形する場合、冷却時間(成形サイクル)を長く確保する必要があったが、本発明では、ダクト半体の内面部が成形金型に接しているため、ダクト半体の内面部を成形金型で効果的に冷却することができる。したがって、成形サイクルの短縮化が図れ、生産性の向上を実現することができる。
(3)本発明のダクトは、(1)または(2)の構成において、接合される前記一対のダクト半体の2組の接合面のうち、一方の組の接合面同士を回動可能に連結するヒンジ部を有し、前記一対のダクト半体および前記ヒンジ部は、一体成形される、ことを特徴とする。
この構成によれば、ヒンジ部を中心に、一方のダクト半体を他方のダクト半体に回動させることで、一対のダクト半体を容易に合わせることができる。また、一対のダクト半体およびヒンジ部を一体成形したので、部品点数、成形金型の個数および製造工程を削減することができる。
(4)本発明のダクトは、(3)の構成において、接合される前記一対のダクト半体の2組の接合面のうち、他方の組の接合面同士を係合する係合部を有し、前記一対のダクト半体、前記ヒンジ部および前記係合部は、一体成形される、ことを特徴とする。
この構成によれば、ヒンジ部によって一対のダクト半体を合わせた後、他方の組の接合面同士を係合部によって係合することができるので、ダクトの組み立て作業性が良くなる。また、一対のダクト半体、ヒンジ部および係合部を一体成形したので、部品点数、成形金型の個数および製造工程をさらに削減することができる。
(5)本発明のダクトでは、(4)の構成において、前記係合部は、接合された前記一対のダクト半体を取り付け対象に取り付けるための取り付けブラケットを兼ねる、ことを特徴とする。
この構成によれば、係合部と取り付けブラケットを兼用したので、部品点数の更なる削減を実現することができる。
本発明によれば、機能性を備える部品や機能性を備える部分をダクトの内周面に確実に設けることができる樹脂製のダクトを提供することができる。
本発明に係る第1実施形態のダクトの斜視図である。 図1に示されるダクトの分解斜視図である。 図1に示されるダクトの構成例を示す図であり、(a)は構成例1の断面図、(b)は構成例2の断面図、(c)は構成例3の断面図、(d)は構成例4を軸方向から見た図である。 成形方法1を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の水平断面図、(b)は型締め状態の成形金型の水平断面図である。 成形方法2を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の水平断面図、(b)は型締め状態の成形金型の水平断面図である。 成形方法3を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の水平断面図、(b)は型締め状態の成形金型の水平断面図である。 成形方法4を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の水平断面図、(b)は型締め状態の成形金型の水平断面図である。 成形方法5を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の水平断面図、(b)は型締め状態の成形金型の水平断面図である。 一対のダクト半体の接合方法を説明する図であり、(a)は加熱工程を説明する図、(b)は折り曲げ工程を説明する図、(c)は(b)の変更例を説明する図である。 一対のダクト半体の係合例1を説明する図である。 一対のダクト半体の係合例2を説明する図である。 (a)は一対のダクト半体の係合例3を説明する図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 第2実施形態のダクトを軸方向から見た図である。 第3実施形態のダクトを説明する図であり、(a)は図3(a)の変更図、(b)は図3(b)の変更図、(c)は図3(c)の変更図、(d)は図3(d)の変更図である。 第3実施形態のダクトの斜視図である。 (a)は図15のB矢視図、(b)は(a)のC矢視図、(c)は(a)のD矢視図である。 第4実施形態のダクトの斜視図である。 図17に示されるダクト半体の平面図である。 成形方法6を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の垂直断面図、(b)は型締め状態の成形金型の垂直断面図である。 成形方法7を説明する図であり、(a)は型開き状態の成形金型の垂直断面図、(b)は型締め状態の成形金型の垂直断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態のダクト10の基本構成を図1、図2に基づいて説明する。
図1に示すように、ダクト10は、筒状(この例では、円筒状)を呈しており、円筒面状の外周面11および円筒面状の内周面12を備える。なお、ダクト10の断面形状は、円形状の他、楕円形状、四角形状、多角形状など各種の形状から選択可能である。
ダクト10は、例えば、車両を構成する構成部品に取り付けられ、車室の外部から内部に空気を導入する通路を形成する空調ダクトとして使用可能である。構成部品としては、ルーフトリムやドアトリム、インストルメントパネルなど車室を内装する各種の内装材、ルーフパネルやドアパネルなど車室を形成するための各種の車体パネルなどから、任意に選択可能である。なお、本発明のダクトは、このような車両用空調ダクトの他、流体の流路を形成する各種のダクトに適用可能である。
図2に示すように、ダクト10は、一対の半筒状(この例では、半円筒状)のダクト半体20A,20Bからなり、これら一対のダクト半体20A,20Bが対向し、且つ、2組の接合面21A,21Bが接合されることで、円筒状をなす。
ダクト半体20A,20Bは、成形金型30(図4、図5参照)で成形した樹脂成形体であり、半円筒面状の外面部22および半円筒面状の内面部23を有する。外面部22は、凹状の成形面42(図4、図5参照)で所定の形状に成形される。内面部23についても、凸状の成形面52(図4、図5参照)で所定の形状に成形される。
ダクト半体20A,20Bの構成材料には、主に熱可塑性樹脂を用いることができ、熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂が好ましく、ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、230℃におけるメルトテンションが30〜350mNの範囲内のポリプロピレンを用いる。ポリプロピレンとしては、プロピレン単独重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合体およびその混合物を用いることができる。また、ポリオレフィン系樹脂に対して40wt%未満の範囲でスチレン系エラストマーまたは低密度のポリエチレンを添加することが好ましい。スチレン系エラストマーとしては、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンランダム共重合体などの水素添加ポリマーを用い、スチレン系エラストマーのスチレン含有量は30wt%未満であることが好ましい。また、低密度のポリエチレンとしては、密度0.91g/cm以下のものが用いられ、特にメタロセン系触媒により重合された直鎖状超低密度ポリエチレンを用いることが好ましい。
また、ダクト半体20A,20Bは、発泡剤により樹脂を発泡させて成形した発泡成形体で構成することができ、この場合、発泡剤としては、物理発泡剤、化学発泡剤およびその混合物のいずれを用いてもよい。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、およびブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、さらにはそれらの超臨界流体を用いることができる。超臨界流体としては、二酸化炭素、窒素などを用いて作ることが好ましく、窒素であれば臨界温度149.1℃、臨界圧力3.4MPa以上、二酸化炭素であれば臨界温度31℃、臨界圧力7.4MPa以上とすることにより得られる。
(ダクト10の構成例)
次に、ダクト10の具体的な構成例1〜4を図3に基づいて説明する。なお、これら構成例1〜4の成形方法については、後述する。
(構成例1)
図3(a)に示すように、構成例1では、中空成形した樹脂成形体でダクト半体20A,20Bを構成し、各ダクト半体20A,20Bの内部に、外面部22および内面部23に沿って中空部25を形成する。そして、接合される一対のダクト半体20A,20Bの2組の接合面21A,21Bのうち、一方の組の接合面21A,21B同士は、ヒンジ部26で回動可能に連結する。このヒンジ部26は、ダクト半体20A,20Bに一体成形した部分、あるいは、ダクト半体20A,20Bとは別の部品のいずれでも差し支えない。なお、この例では、一対のダクト半体20A,20Bの両方を中空構造の成形体としたが、一対のダクト半体20A,20Bのうち一方のみを中空構造としてもよい。
(構成例2)
図3(b)に示すように、構成例2では、構成例1(図3(a)参照)の各ダクト半体20A,20Bに、外面部22から内面部23側に凹む補強リブ27を成形する。この補強リブ27により、ダクト半体20A,20Bの中空構造による剛性の低下や、熱収縮による変形を抑制することができる。補強リブ27の形状は、任意の形状から選択可能であり、幅や長さ、個数も任意である。また、補強リブ27は、ダクト半体20A,20Bのうち少なくとも一方に成形してもよい。
(構成例3)
図3(c)に示すように、構成例3では、ダクト半体20A,20Bを中実な樹脂成形体で構成する。この構成例3においても、接合される一対のダクト半体20A,20Bの2組の接合面21A,21Bのうち、一方の組の接合面21A,21B同士をヒンジ部26で回動可能に連結することが可能である。
(構成例4)
図3(d)に示すように、構成例4では、一対のダクト半体20A,20Bをヒンジ部で連結せず、それぞれ個別に成形する。各ダクト半体20A,20Bの断面形状は、構成例1〜3(図3(a)〜(c)参照)などから選択可能である。
(ダクト10の成形方法)
続いて、第1実施形態のダクト10の成形方法1,2を図4、図5に基づいて説明する。
(成形方法1)
図4(a)に示すように、成形方法1は、例えば、上記構成例1,2(図3(a),(b)参照)をブロー成形によって中空成形する方法であり、発泡剤が添加された熱可塑性樹脂を溶融したパリソン31と、このパリソン31を所定の形状に成形する成形金型30とを用いる。
成形金型30は、互いに合わさる第1分割型40および第2分割型50で構成され、第1分割型40および第2分割型50は、パリソン31を挟んで配置される。また、第1分割型40には、ブローピン32が設けられる。そして、第1分割型40および第2分割型50のそれぞれには、第1成形面41および第2成形面51が設けられる。
第1成形面41は、2つの凹状の成形面42と、これら2つの凹状の成形面42の間に形成される第1潰し部43とを有する。また、第1分割型40の外周部には、2つの凹状の成形面42を囲う環状の第1ピンチオフ部45が設けられる。
一方、第2成形面51は、2つの凸状の成形面52と、これら2つの凸状の成形面52の間に形成される第2潰し部53とを有する。また、第2分割型50の外周部には、2つの凸状の成形面52を囲う環状の第2ピンチオフ部55が設けられる。
この成形方法1では、まず、発泡剤を添加した熱可塑性樹脂を押出機(図示省略)で混練した後、溶融した筒状のパリソン31をダイスリット(図示省略)から押し出し、型開きした第1分割型40および第2分割型50の間に垂下させ、第1分割型40および第2分割型50を型締めする。
そして、図4(b)に示すように、ブローピン32から空気を吹き込み、パリソン31を膨らませ、凹状の成形面42と凸状の成形面52に沿ってダクト半体20A,20Bを中空成形する。これと同時に、第1潰し部43および第2潰し部53でパリソン31を挟んで圧縮成形し、ヒンジ部26を成形する。これにより、中空部25を備える一対のダクト半体20A,20Bとヒンジ部26とが一体成形されたダクト10の発泡成形体が得られる。この発泡成形体は、第1分割型40および第2分割型50が型開きされ、成形金型30から取り出された後、第1ピンチオフ部45および第2ピンチオフ部55よりも外側のバリ(不要部分)が除去される。
なお、一対のダクト半体20A,20Bのうち一方のみ(例えば、ダクト半体20A)を中空成形する場合、他方(例えば、ダクト半体20B)を圧縮成形によって、ヒンジ部26と同様に中実な構造に成形することができる。
(成形方法2)
図5(a)および(b)に示すように、成形方法2は、例えば、上記構成例3(図3(c)参照)のダクト10を成形する方法であり、この成形方法2では、第1成形面41と第2成形面51とのクリアランス33を狭く設定するなどして、第1成形面41と第2成形面51の間においてパリソン31を圧縮成形する。これにより、中実な一対のダクト半体20A,20Bとヒンジ部26とが一体成形されたダクト10の発泡成形体が得られる。
上記構成例4(図3(d)参照)に示されるダクト半体20A,20Bについては、ヒンジ部を成形しない構造の成形金型を用いて一対のダクト半体20A,20Bをそれぞれ成形する、あるいは、一対のダクト半体20A,20Bを別々の工程で成形するなどして、得ることができる。
(成形方法3)
図6(a)に示すように、成形方法3では、凸状の成形面52に凹部56を形成すると共に、凹部56に連通する真空吸引用の空気通路57を備えた真空手段58を第2分割型50に設ける。これにより、図6(b)に示すように、空気通路57を真空吸引することで、パリソン31を凹部56に沿って成形し、ダクト半体20A,20Bの内面部23に突起28(本発明にいう「凹凸部」に相当)を一体成形することができる。このような突起28は、整流機能や吸音機能を備える機能部として構成することができる。
(成形方法4)
さらに、図7(a)および(b)に示される成形方法4のように、凹部56で成形する突起28を中空構造に構成することも可能である。
(成形方法5)
ダクト10の成形は、パリソン31を成形素材とした成形法に格別に限定されるものではない。例えば、筒状のパリソン31の代わりに、溶融状態の複数枚のシートを一対の分割金型の間に配置し、複数枚のシートと分割金型との間の密閉空間を吸引するなどして、複数枚のシートの間に中空部を有する樹脂成形体を成形してもよい。あるいは、1枚または複数枚の溶融状態のシートを一方の分割金型側に真空成形したり圧空成形したりすることで、中実な樹脂成形体を成形してもよい。
例えば、図8(a)に示すように、成形方法5では、凸状の成形面52に凹部56を形成すると共に、凹部56に連通する真空吸引用の空気通路57を備えた真空手段58を第2分割型50に設ける。また、第1分割型40においても、凹状の成形面42に連通する真空吸引用の空気通路57を備えた真空手段58を設ける。さらに、パリソンの代わりに溶融状態の2枚の樹脂製のシート35を用いる。これにより、図8(b)に示すように、空気通路57を真空吸引することで、凹状の成形面42と凸状の成形面52に沿って2枚のシート35を中空成形すると同時に、ダクト半体20A,20Bの内面部23に、機能性を備える突起28を一体成形することができる。
(ダクト半体20A,20Bの接合方法)
次に、上記構成例1〜4(図3(a)〜(d)参照)において、一対のダクト半体20A,20Bを接合する方法を図9に基づいて説明する。
ダクト半体20A,20Bの2組の接合面21A,21Bを接合する方法は、各種の方法から選択可能である。例えば、図9(a)に示すように、熱板61などにより、一対のダクト半体20A,20Bを展開した状態で、合計4つの接合面21A,21Bを加熱する。そして、一対のダクト半体20A,20Bを対向させ、2組の接合面21A,21B同士を熱溶着する。上記構成例1〜3(図3(a)〜(c)参照)のように、ヒンジ部26を有する場合は、図9(b)に示すように、ヒンジ部26を折り曲げながら、一方のダクト半体20Aを他方のダクト半体20B側に回動させて、熱溶着する。また、このような熱溶着の代わりに、振動溶着を用いて、2組の接合面21A,21B同士を溶着してもよい。さらに、高い接合強度が要求される場合、図9(c)に示すように、接合面21A,21Bをそれぞれフランジ状に形成して接合面積を増やすことも有効である。
(ダクト半体20A,20Bの係合例)
次に、上記構成例1〜4(図3(a)〜(d)参照)において、一対のダクト半体20A,20Bを係合する係合例1〜3を図10〜図12に基づいて説明する。
(係合例1)
ダクト半体20A,20Bの2組の接合面21A,21Bは、上記接合方法(図9参照)により接合する他、各種の機械要素により係合してもよい。
図10に示すように、係合例1では、2組の接合面21A,21Bのうち、他方の組の接合面21A,21Bを、フランジ状に成形した係合部62で構成する。そして、重ねた2つの係合部62を一点鎖線63で示す方向に沿って、各種の締結部材で締結する。締結部材には、ねじ部材、リベット、タッカーなどを用いることができる。
(係合例2)
図11に示すように、係合例2では、フランジ状の取り付けブラケット65を係合部62として成形し、これら2つの取り付けブラケット65を重ね合わせる。そして、重ね合わせた取り付けブラケット65を、ダクト10の取り付け対象(例えば、車両の構成部品)に各種の締結部材で取り付ける。
(係合例3)
図12(a)に示すように、係合例3では、例えば、ダクト半体20Bの接合面21Bに凹部66を成形し、ダクト半体20Aの接合面21Aには、凹部66に嵌合可能な凸部67を成形する。この構成によれば、締結部品を用いることなく、接合面21A,21B同士を係合することができる。また、凹部66および凸部67は、図12(b)に示すように、ダクト10の軸方向全体に亘って成形する他、部分的に短く成形してもよく、各種の形態から選択可能である。
なお、1つのダクト10において、係合例1〜3を適宜組み合せて設けてもよく、その組み合わせ方は任意である。また、接合面21A,21B同士を溶着せずに係合例1〜3のみで係合すれば、溶着機などの設備費を抑えることができる。
(第1実施形態の効果)
以上、説明したダクト10の効果について述べる。
ダクト10によれば、その内周面12を構成するダクト半体20A,20Bの内面部23を、成形金型30の凸状の成形面52によって成形するので、機能性を備える部品をダクト半体20A,20Bの内面部23にインサート成形したり、成形後のダクト半体20A,20Bの内面部23に高い精度で組み付けたりすることができる。また、機能性を備える部分(突起28など)をダクト半体20A,20Bの内面部23に一体成形することもできる。なお、この効果を利用した構造は、後述する第2実施形態および第3実施形態において例示する。
また、ダクト10を発泡成形体で構成することで、ダクト10の断熱性をより一層高めることができる。
また、ダクト半体20A,20Bの内面部23を成形金型30の凸状の成形面52によって成形するため、肉厚の均一化が実現でき、ダクト10の内周面12の形状も安定する。したがって、従来よりも高い発泡倍率で樹脂成形体を成形することが可能となり、他の部品との嵌合性を高めるためのシール部材(例えば、発泡ウレタン製のパッキン)が不要になる。
また、従来のブロー成形においては、高い発泡倍率で樹脂成形体を成形する場合、冷却時間(成形サイクル)を長く確保する必要があったが、ダクト半体20A,20Bでは、内面部23が成形金型30に接しているため、内面部23を成形金型30で効果的に冷却することができる。したがって、成形サイクルの短縮化が図れ、生産性の向上を実現することができる。
また、ヒンジ部26を中心に、一方のダクト半体20Aを他方のダクト半体20B側に回動させることで、一対のダクト半体20A,20Bを容易に合わせることができる。また、一対のダクト半体20A,20Bおよびヒンジ部26を一体成形すれば、部品点数、成形金型の個数および製造工程を削減することができる。
また、ヒンジ部26によって一対のダクト半体20A,20Bを合わせた後、他方の組の接合面21A,21B同士を係合部62によって係合すれば、ダクト10の組み立て作業性が良くなる。また、一対のダクト半体20A,20B、ヒンジ部26および係合部62を一体成形すれば、部品点数、成形金型の個数および製造工程をさらに削減することができる。さらに、係合部62と取り付けブラケット65を兼用すれば、部品点数の更なる削減を実現することができる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態のダクト10を図13に基づいて説明する。
第1実施形態の効果において述べた通り、上記構成例1〜4(図3(a)〜(d)参照)では、ダクト10の内周面12に機能部品を組み付けることができる。
例えば、図13に示すように、この第2実施形態では、内面部23に一体成形した凹凸部を利用して、ダクト10内を流れる流体を整流する整流メッシュ71をダクト10の内周面12に設ける。
この第2実施形態によれば、凸状の成形面52(図4〜図8参照)によって高い精度で成形されるダクト半体20A,20Bの内面部23に対し、整流メッシュ71を嵌合することができる。すなわち、ダクト10の内周面12に整流メッシュ71を精度良く確実に組み付けることができ、新たな機能性をダクト10に付与することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のダクト10を図14〜図16に基づいて説明する。
第1実施形態の効果において述べた通り、上記構成例1〜4(図3(a)〜(d)参照)では、機能性を備える部分をダクト10の内周面12に一体成形することができる。
例えば、図14(a)〜(d)に示すように、この第3実施形態では、上記構成例1〜4(図3(a)〜(d)参照)において、ダクト10内を流れる流体を整流する整流板部72(本発明にいう「凹凸部」に相当)をダクト半体20A,20Bの内面部23に設ける。図15に示すように、この整流板部72は、ダクト10の内周面12に一対設けられており、一対の整流板部72は、ダクト10の軸線73を挟んで対向し、且つ、螺旋状をなす。図16(a)〜(c)に示すように、一対の整流板部72は、ダクト10の軸直角方向から見たときに交差するように配置され、且つ、ダクト10の軸線73周りに互いに180°反転させた形状である。このような整流板部72は、凸状の成形面52(図4〜図8参照)に整流板部72を成形する部分を設けることにより、ダクト半体20A,20Bの内面部23に一体成形することができる。
この第3実施形態によれば、ダクト半体20A,20Bの内面部23に整流板部72を一体成形することにより、新たな機能性をダクト10に付与することができる。
(第4実施形態)
続いて、第4実施形態のダクト80を図17、図18に基づいて説明する。
上記第1〜第3実施形態では、直線状のダクト10を例示したが、本発明は、この他、湾曲または屈曲したダクトにも適用可能である。
例えば、図17に示すように、第4実施形態のダクト80は、複数の屈曲部(この例では、略直角に曲がる2つの屈曲部)81を有する。ダクト80は、外周面82および内周面83を備え、内周面83は、略U字状に曲がる流体の流路を形成する。そして、ダクト80は、一対の半筒状のダクト半体90A,90Bで構成されており、これら一対のダクト半体90A,90Bが対向し、且つ、内側の接合面91P同士および外側の接合面91Q同士が接合されることで、略U字状に曲がる筒状をなす。なお、以下の説明において、ダクト半体90A,90Bをまとめて称する場合、必要に応じて「ダクト半体90」と記載する。
図18に示すように、ダクト半体90は、流路である内周面83(図17参照)に沿って略U字状に成形される。また、ダクト半体90は、成形金型100,130(図19、図20参照)で成形した樹脂成形体であり、略U字状に曲がる半円筒面状の外面部92および内面部93を有する。
(ダクト80の成形方法)
続いて、第4実施形態のダクト80の成形方法6,7を図19、図20に基づいて説明する。
(成形方法6)
図19(a)に示すように、成形方法6は、ブロー成形でダクト半体90を成形する方法であり、発泡剤が添加された熱可塑性樹脂を溶融したパリソン101と、このパリソン101を所定の形状に成形する成形金型100とを用いる。成形金型100は、互いに合わさる第1分割型110および第2分割型120で構成されており、これら第1分割型110および第2分割型120は、パリソン101を挟んで配置される。第1分割型110には、複数のブローピン102が設けられる。第1分割型110および第2分割型120のそれぞれには、第1成形面111および第2成形面121が設けられる。
第1成形面111は、ダクト半体90の外面部92(図18参照)を成形する部分であって略U字状に形成される凹状の成形面112と、この凹状の成形面112を囲う環状の第1ピンチオフ部115とを有する。
一方、第2成形面121は、ダクト半体90の内面部93(図18参照)を成形する部分であって略U字状に形成される凸状の成形面122と、この凸状の成形面122を囲う環状の第2ピンチオフ部125とを有する。
成形方法6では、まず、発泡剤を添加した熱可塑性樹脂を押出機(図示省略)で混練した後、溶融した筒状のパリソン101をダイスリット(図示省略)から押し出し、型開きした第1分割型110および第2分割型120の間に垂下させ、第1分割型110および第2分割型120を型締めする。
次に、図19(b)に示すように、ブローピン102から空気を吹き込み、パリソン101を膨らませ、凹状の成形面112と凸状の成形面122に沿って略U字状のダクト半体90を中空成形する。これと同時に、第1ピンチオフ部115および第2ピンチオフ部125でパリソン101を潰す。これにより、中空部95を備える略U字状のダクト半体90の発泡成形体が得られる。この発泡成形体は、第1分割型110および第2分割型120が型開きされ、成形金型100から取り出された後、第1ピンチオフ部115および第2ピンチオフ部125よりも外側のバリ(不要部分)と、ダクト半体90の先端部分85(図18参照)が切除される。
そして、このように製造されたダクト半体90を2個成形し、これら2個のダクト半体90A,90Bを対向させて、内側の接合面91P(図18参照)同士、外側の接合面91Q(図18参照)同士を接合することで、略U字状に曲がり周壁が中空構造のダクト80(図17参照)を得ることができる。
(成形方法7)
図20(a)に示すように、成形方法7では、真空成形および圧空成形でダクト半体90を成形する方法であり、発泡剤が添加された熱可塑性樹脂を溶融したシート131と、このシート131を所定の形状に成形する成形金型130とを用いる。成形金型130は、互いに合わさる第1分割型140および第2分割型150で構成されており、第1分割型140および第2分割型150は、シート131を挟んで配置される。なお、シート131の層構成は、単層でも多層でもよい。
第1分割型140は、圧空手段141を有する金型であり、略U字状に形成される凹状の成形空間142と、この凹状の成形空間142を囲う環状の第1ピンチオフ部143とを有する。圧空手段141は、凹状の成形空間142と、空圧源に接続され凹状の成形空間142に加圧空気を供給する圧空用の空気通路145とを有する。
一方、第2分割型150は、真空手段151を有する金型であり、略U字状に形成される凸状の成形面152を有する。真空手段151は、真空ポンプ等に接続され凸状の成形面152に開口する真空吸引用の空気通路155を有する。
この成形方法7では、まず、型開きした第1分割型140および第2分割型150の間にシート131を配置し、第1分割型140および第2分割型150を型締めする。
次に、図20(b)に示すように、真空手段151により、第2分割型150においてシート131を真空成形すると共に、圧空手段141により、第1分割型140においてシート131を圧空成形する。これにより、凸状の成形面152に沿ってシート131を成形し、略U字状のダクト半体90を成形する。これと同時に、第1ピンチオフ部143でシート131を潰す。これにより、略U字状で且つ中実なダクト半体90の発泡成形体が得られる。この発泡成形体は、第1分割型140および第2分割型150が型開きされ、成形金型130から取り出された後、第1ピンチオフ部143よりも外側のバリ(不要部分)と、ダクト半体90の先端部分85(図18参照)が切除される。
そして、このように製造されたダクト半体90を2個成形し、これら2個のダクト半体90A,90Bを対向させて、内側の接合面91P(図18参照)同士、外側の接合面91Q(図18参照)同士を接合することで、略U字状に曲がり周壁が中実構造のダクト80(図17参照)を得ることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 ダクト
20A ダクト半体
20B ダクト半体
21A 接合面
21B 接合面
22 外面部
23 内面部
26 ヒンジ部
28 突起(凹凸部)
30 成形金型
31 パリソン
35 シート
42 凹状の成形面
52 凸状の成形面
62 係合部
65 取り付けブラケット
72 整流板部(凹凸部)
80 ダクト
90 ダクト半体
90A ダクト半体
90B ダクト半体
91P 接合面
91Q 接合面
92 外面部
93 内面部
100 成形金型
101 パリソン
112 凹状の成形面
122 凸状の成形面
130 成形金型
131 シート
152 凸状の成形面

Claims (4)

  1. 接合されて筒状をなす一対の半筒状のダクト半体を有するダクトの製造方法であって、
    発泡剤を含有する溶融したパリソンまたは発泡剤を含有する溶融したシートを第1成形面が設けられた第1分割型と第2成形面が設けられた第2分割型の間に位置させて第1分割型および第2分割型を型締めし、発泡成形体である前記ダクト半体を得る工程を含み、
    前記第1成形面は、凹状の成形面を有し、
    前記第2成形面は、前記ダクト半体の内面部を成形する凸状の成形面を有し、
    前記ダクト半体を得る工程において、前記ダクト半体の内面部に一体成形された凹凸部が形成され、
    前記第2成形面には、真空引きされ、前記ダクト半体の内面部に凹凸部を形成するための凹部が設けられている、
    ことを特徴とするダクトの製造方法。
  2. 前記第1成形面は、
    2つの前記凹状の成形面と、
    前記凹状の成形面の間に形成された第1潰し部と、を有し、
    前記第2成形面は、
    2つの前記凸状の成形面と、
    前記凸状の成形面の間に形成された第2潰し部と、を有し、
    前記ダクト半体を得る工程において、接合される前記一対のダクト半体の2組の接合面のうちの一方の組の接合面同士を回動可能に連結するヒンジ部で連結された前記一対のダクト半体が一体形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のダクトの製造方法。
  3. 前記ダクト半体を得る工程において、接合される前記一対のダクト半体の2組の接合面のうち、他方の組の接合面同士を係合する係合部を有するように、前記一対のダクト半体が一体成形される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のダクトの製造方法。
  4. 前記第1分割型および前記第2分割型は、前記ダクト半体を得る工程において、型締めしたときの前記第1成形面と前記第2成形面とのクリアランスが前記ダクト半体を中実な構造に成形するように設定されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のダクトの製造方法。
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