JP4457049B2 - ハーネス保持機構およびハーネス保持方法 - Google Patents

ハーネス保持機構およびハーネス保持方法 Download PDF

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Description

本願発明は、ハーネス保持機構およびハーネス保持方法に関し、詳しくは、ダクトにハーネスを保持させるためのハーネス保持機構およびハーネス保持方法に関する。
ハーネスを備えた食器洗浄乾燥機は通常、洗浄後の食器を乾燥させるために、洗浄槽に乾燥用空気を供給するためのファンおよび乾燥用空気を通過させるための給気ダクトを備えている。
例えば、図9,10および11は、そのような食器洗浄乾燥機の一例を示すものである。なお、図9は従来の食器洗浄乾燥機を示す斜視図、図10は図9の食器洗浄乾燥機の要部構成を示す斜視図、図11は図9の食器洗浄乾燥機において用いられている給気ダクトの要部構成を示す斜視図である。
この食器洗浄乾燥機50は、本体ケース51内に蓋(図示せず)を備えた洗浄槽52が収容され、ドア53を操作することにより、洗浄槽52を本体ケース51から引き出して、食器の出し入れを行うことができるように構成されている。
そして、本体ケース51の底部には、洗浄後の食器を乾燥させるための乾燥用空気を供給するためのファン61,洗浄槽52に供給される乾燥用空気を通過させる給気ダクト62、ファン61などの機器に接続されるハーネス63(図9,図11)などが配設されている。
そして、給気ダクト62は、洗浄槽52に接続される給気連結ダクト64に接続されており、乾燥用空気がファン61から、給気ダクト62、給気連結ダクト64を経て洗浄槽52に供給されるように構成されている。
また、給気ダクト62は、図10に示すように、上側および下側の半割り筒状部62a,62aから形成されおり、半割り筒状部62a,62aを合わせてネジ65で一体に固定することにより筒状の給気ダクト62として用いることができるように構成されている。
そして、上記従来の食器洗浄乾燥機において、ハーネス63は、図11に示すように、給気ダクト62を構成する上側の半割り筒状部62aの上面の所定の位置に複数のリブ66を配設することにより形成されたハーネス保持部67に沿うように保持されており、給気ダクト62とともに本体ケース51の内部に配設されている。
しかしながら、上記従来の食器洗浄乾燥機においては、ハーネス63をリブ66に沿わせて保持しているだけであることから、ハーネス63に浮きやたるみが生じやすく、ハーネス63が洗浄槽や他の部材に絡まって、意図するように引き回すことができない場合が生じるというようなおそれがある。
また、ハーネス63の浮きやたるみを防止するためには、コードクランプを用いてコードを束ねたり他部材に固定したりすることが必要になり、作業性が悪く、工数が増加するという問題点がある。
また、上記従来の食器洗浄乾燥機においては、半割り筒状部62a,62bを閉じ合わせて、ネジ65で一体に固定することにより形成されており、給気ダクト62の組立に手間がかかるという問題点がある。
また、給気ダクトの構成や、給気ダクトにハーネスを取り付けるための機構を付加したものなどが提案されているが(特許文献1〜4参照)、いずれも、部品(部材)点数の増加を招いたり、ダクトの形成やハーネスの取り付けなどの作業に手間がかかったりするなどの問題点があるのが実情である。
特開2001−18626号公報 特開2003−72592号公報 実開平5−46757号公報 特開平6−86425号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、コードクランプなどの部品を用いることが不要で、部品点数を増やすことなくハーネスを確実に保持することが可能なハーネス保持機構およびハーネス保持方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)のハーネス保持機構は、
ダクトにハーネスを保持させるためのハーネス保持機構であって、
(a)前記ダクトが、
一対の略半割り筒状部と、前記一対の略半割り筒状部を接続するヒンジ部とを備え、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となるダクト構成部材と、
一方の略半割り筒状部に配設された一方側係合片を、他方の略半割り筒状部に配設された他方側係合片に係合させることにより、前記ダクト構成部材を筒状に保持するとともに、一方側係合片を、他方側係合片に係合させた状態で、前記筒状になった前記ダクト構成部材との間に、閉環状のハーネス保持部が形成されるように構成された締結部とを具備しており、
(b)ハーネスが、前記閉環状のハーネス保持部に保持されているとともに、
(c)前記他方側係合片が、筒状になった状態の前記ダクト構成部材の周方向に、前記一方側係合片に近い方から順に、所定の間隔をおいて配設された、第1の係合片と第2の係合片の2つの係合片を備えており、前記一方側係合片が、前記第1および第2の係合片の両方に係合し、前記筒状になったダクト構成部材と、前記第1および第2の係合片と、前記一方側係合片とにより閉環状の前記ハーネス保持部が形成されていること
を特徴としている。
また、請求項2のハーネス保持機構は、請求項1の発明の構成において、
前記一方側係合片が前記ダクト構成部材から離脱した場合にも、前記一方側係合片が前記第1の係合片および前記第2の係合片に係合した状態が維持されるように、前記第1の係合片および第2の係合片には、前記一方側係合片との係合が外れないようにするための係脱防止部が設けられており、前記一方側係合片には前記係脱防止部と係合する係合孔が設けられ、さらに、前記係脱防止部として、第1の係合片には、前記係合孔の一端側と係合する係合突起が形成され、第2の係合片には、前記係合孔の他端側と係合する係合突起が形成されていることを特徴としている。
また、請求項3のハーネス保持機構は、請求項2の発明の構成において、前記第1の係合片が、前記一方側係合片と前記第2の係合片の係合が外れた状態においても、前記一方側係合片における前記係合孔の他端側と前記第1の係合片の端部が干渉し、前記一方側係合片と前記第1の係合片の係合が完全には外れないような形状を備え、前記ダクト構成部材が完全に開いた状態にならないように構成されていることを特徴としている。
また、請求項4のハーネス保持機構は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成において、前記ダクト構成部材がさらに、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部を備えていることを特徴としている。
また、請求項5のハーネス保持機構は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成において、
前記ダクトが、本体ケース内に洗浄槽が収容されているとともに、洗浄後の食器を乾燥させる乾燥用空気を供給するための給気ダクト、および、各部との電気的接続のためのハーネスが収容された構造を有する食器洗浄乾燥機における、前記乾燥用空気を供給するための給気ダクトであることを特徴としている。
また、本願発明(請求項6)のハーネス保持方法は、
請求項4または5記載のハーネス保持機構を利用したハーネス保持方法であって、
前記ダクト構成部材と、前記締結部とを備えてなる前記ダクトを組み立てる工程において、
前記ダクト構成部材を前記ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせ、前記保持固定部により、前記ダクト構成部材の形状を筒状に固定した後、前記締結部を締結し、前記ダクト構成部材と前記締結部により形成された閉環状の前記ハーネス保持部に前記ハーネスを保持させること
を特徴としている。
本願発明(請求項1)のハーネス保持機構は、ダクトにハーネスを保持させるためのハーネス保持機構であって、(a)ダクトが、一対の略半割り筒状部と、一対の略半割り筒状部を接続するヒンジ部とを備え、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となるダクト構成部材と、一方の略半割り筒状部に配設された一方側係合片を、他方の略半割り筒状部に配設された他方側係合片に係合させることにより、前記ダクト構成部材を筒状に保持するとともに、一方側係合片を、他方側係合片に係合させた状態で、前記筒状になった前記ダクト構成部材との間に、閉環状のハーネス保持部が形成されるように構成された締結部とを具備しており、(b)ハーネスが、前記閉環状のハーネス保持部に保持されているとともに、(c)前記他方側係合片が、筒状になった状態の前記ダクト構成部材の周方向に、前記一方側係合片に近い方から順に、所定の間隔をおいて配設された、第1の係合片と第2の係合片の2つの係合片を備えており、前記一方側係合片が、前記第1および第2の係合片の両方に係合し、前記筒状になったダクト構成部材と、前記第1および第2の係合片と、前記一方側係合片とにより閉環状の前記ハーネス保持部が形成されているので、特にコードクリップを用いてハーネスを束ねたり、他部材に固定したりすることを必要とせずに、容易にダクトを組み立てることができるとともに、筒状になったダクト構成部材と締結部により形成されるハーネス保持部にハーネスを確実に保持させることが可能になる。
すなわち、本願発明によれば、ダクト構成部材を筒状に保つための締結部を用いて筒状にしたダクト構成部材を締結することにより、ハーネスを保持するための閉環状のハーネス保持部が形成されることから、別部材を用いることなく、また、ハーネスを束ねたり、別部材に保持させたりする工程を必要とすることなく、ハーネスを該ハーネス保持部に確実に保持させることが可能になる。
また、請求項2のハーネス保持機構のように、一方側係合片がダクト構成部材から離脱した場合にも、一方側係合片が第1の係合片および前記第2の係合片に係合した状態が維持されるように、第1の係合片および第2の係合片には、一方側係合片との係合が外れないようにするための係脱防止部が設けられており、前記一方側係合片には前記係脱防止部と係合する係合孔が設けられ、さらに、前記係脱防止部として、第1の係合片には、前記係合孔の一端側と係合する係合突起が形成され、第2の係合片には、前記係合孔の他端側と係合する係合突起が形成されている場合、例えば、一方側係合片が折損してダクト構成部材から離脱したような場合にも、一方側係合片が第1の係合片および第2の係合片に係合した状態が維持されるため、ダクト構成部材が略筒状に保たれ、かつ、一方側係合片、第1の係合片および第2の係合片が、ハーネス固定用の係合片として機能することが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
また、請求項3のハーネス保持機構のように、請求項2の発明の構成において、第1の係合片が、一方側係合片と第2の係合片の係合が外れた状態においても、一方側係合片における前記係合孔の他端側と前記第1の係合片の端部が干渉し、一方側係合片と第1の係合片の係合が完全には外れないような形状を備えた構成とした場合、一方側係合片と第1の係合片の係合が完全には外れないようにして、ダクト構成部材が完全に開いた状態にならないようにすることが可能になり、ハーネスを引き回す作業が終わるまで、一方側係合片が周囲部品に干渉することが可能になるため、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
また、請求項4のハーネス保持機構のように、請求項1〜3のいずれかの発明の構成において、ダクト構成部材がさらに、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部を備えた構成とした場合、ダクト構成部材を保持固定部により確実に筒状に保持固定した後、ハーネスの引き回しや、ハーネス保持部にハーネスを保持させるための作業などを行うことができるため、ダクトの取り付け態様などにより、ハーネス保持部である閉環状領域がダクトのいずれの位置(例えば、上側や下側、左側や右側の位置)にある場合にも、容易かつ確実にハーネスをハーネス保持部に保持させることが可能になる。
また、請求項5のハーネス保持機構のように、請求項1〜4のいずれかの発明の構成において、ダクトが、本体ケース内に洗浄槽が収容されているとともに、洗浄後の食器を乾燥させる乾燥用空気を供給するための給気ダクト、および、各部との電気的接続のためのハーネスが収容された構造を有する食器洗浄乾燥機における、前記乾燥用空気を供給するための給気ダクトである場合、特にコードクリップを用いてハーネスを束ねたり、他部材に固定したりすることを必要とせずに、容易に給気ダクトを組み立てることができるとともに、筒状になったダクト構成部材と締結部により形成されるハーネス保持部にハーネスを確実に保持させることが可能になり、ハーネス保持機構を用いた食器洗浄乾燥機などに利用することが可能になる。
また、本願発明(請求項6)のハーネス保持方法は、請求項4または5記載のハーネス保持機構を利用したハーネス保持方法であって、ダクト構成部材と、締結部とを備えてなるダクトを組み立てる工程において、ダクト構成部材をヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせ、保持固定部により、ダクト構成部材の形状を筒状に固定した後、締結部を締結し、ダクト構成部材と締結部により形成された閉環状のハーネス保持部にハーネスを保持させるようにしているので、ダクト構成部材を保持固定部により確実に筒状に保持固定した後、ハーネスの引き回しや、ハーネス保持部にハーネスを保持させるための作業などを行うことができるため、ダクトの取り付け態様などにより、ハーネス保持部である閉環状領域がダクトのいずれの位置(例えば、上側や下側、左側や右側の位置)にある場合にも、容易かつ確実にハーネスをハーネス保持部に保持させることが可能になり、ハーネスを保持させたダクトを所定の位置に配設することにより、請求項4または5に記載のハーネス保持機構を用いたハーネス保持方法により、食器洗浄乾燥機などを効率よく製造することが可能になる。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を示す斜視図、図2は本願発明の一実施例にかかるハーネス保持機構が用いられている食器洗浄乾燥機を示す図、図3〜図7は、本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明する図である。
この実施例の、ハーネス保持機構を備えた食器洗浄乾燥機10は、図1に示すように、本体ケース1内に蓋(図示せず)を備えた洗浄槽2が収容され、ドア3を操作することにより、洗浄槽2を本体ケース1から引き出すことができるように構成されている。
そして、本体ケース1の底部には、洗浄後の食器を乾燥させるための乾燥用空気を供給するためのファン11,洗浄槽2に供給される乾燥用空気を通過させる給気ダクト12、ファン11などの機器に接続されるハーネス23(図1,図2)などが配設されている。
また、給気ダクト12は、洗浄槽2に接続される給気連結ダクト(図示せず)に接続されており、乾燥用空気がファン11から、給気ダクト12、給気連結ダクトを経て洗浄槽2に供給されるように構成されている。
また、給気ダクト12は、図3、図4および図5に示すように、
(a)一対の略半割り筒状部12a,12bと、一対の略半割り筒状部12a,12bを接続するヒンジ部13とを備え、ヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となるダクト構成部材14と、
(b)一方の略半割り筒状部12aに配設された2つの一方側係合片15と、他方の略半割り筒状部12bに配設された、第1の係合片16および第2の係合片17の2つの係合片からなる、2つの他方側係合片18(図4参照)とを備えた締結部19(図5)とを備えている。
そして、締結部19を構成する一方側係合片15を、他方側係合片18(を構成する第1の係合片16および第2の係合片17)に係合させることにより、ダクト構成部材14が筒状に保持されるように構成されている。
そして、この実施例では、締結部19の、一方側係合片15を、他方側係合片18(を構成する第1の係合片16および第2の係合片17)に係合させた状態で、筒状になったダクト構成部材14との間に、閉環状のハーネス保持部20(図7)が形成されるように構成されている。さらに具体的に説明すると、上記第1の係合片16および第2の係合片17は、筒状になった状態のダクト構成部材14(給気ダクト12)の周方向に、一方側係合片15に近い方から順に所定の間隔をおいて配設されており、一方側係合片15が、第1および第2の係合片16,17の両方に係合することにより、図6および図7に示すように、筒状になったダクト構成部材14と、第1および第2の係合片16,17と、一方側係合片15とにより、閉環状のハーネス保持部20が形成されるように構成されている。
そして、この実施例の食器洗浄乾燥機10においては、一方側係合片15がダクト構成部材14から離脱した場合(例えば、切断されてダクト構成部材14から分離した場合など)にも、一方側係合片15が第1の係合片16および第2の係合片17に係合した状態が維持されるように、第1の係合片16および第2の係合片17には、一方側係合片15との係合が外れないようにするため係脱防止部16a,17a(図4参照)が設けられている。すなわち、この実施例では、第1の係合片16には、一方側係合片15の係合孔15aと係合する係合突起(係脱防止部)16aが形成され、第2の係合片17には、一方側係合片15の係合孔15aと係合するフック状の係合突起(係脱防止部)17aが形成されている。
さらに、この実施例の食器洗浄乾燥機10においては、ダクト構成部材14は、ヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部21を備えている。
保持固定部21は、具体的には、図3に示すように、一方の略半割り筒状部12aに形成されたフック状の係合部21aと、他方の略半割り筒状部12bに形成された係合部21bとから形成されており、ダクト構成部材14をヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせた後、係合部21aと係合部21bとを係合させることにより、ダクト構成部材14が筒状の状態に確実に保持されるように構成されている。
また、この実施例の食器洗浄乾燥機10においては、図8に示すように、一方側係合片15と第2の係合片17の係合が外れた状態においても、第1の係合片16が、一方側係合片15の動作を干渉し、一方側係合片15と第1の係合片16の係合が完全には外れないような形状を備えており、ダクト構成部材14が完全に開いた状態にならないように構成されている。すなわち、この実施例の食器洗浄乾燥機においては、第1の係合片16の高さを高くし、一方側係合片15と第2の係合片17の係合が外れて、図8の矢印Yの方向に回動しようとした場合に、一方側係合片15の係合孔15aの端部と、第1の係合片16の上端部16bが干渉して、ダクト構成部材14が完全に開いた状態にならないように構成されている。
したがって、一方側係合片15と第2の係合片17の係合が外れたときにも、一方側係合片15と第1の係合片16の係合が完全には外れることがなく、ダクト構成部材14が完全に開いた状態にならないように保持されるため、ハーネス23を引き回す作業が終わるまで、一方側係合片15が周囲部品に干渉することが可能になり、食器洗浄乾燥機の製造作業を妨げることを防止することができる。
次に、上述の食器洗浄乾燥機10を製造する場合に、給気ダクト12を組み立てて、ハーネス23をダクト構成部材14と締結部19により形成されるハーネス保持部20に保持させる方法について説明する。
まず、図3および図4に示すように、展開した状態のダクト構成部材14を構成する一対の略半割り筒状部12a,12bを、ヒンジ部13において折り曲げて閉じ合わせる。
次いで、一方の略半割り筒状部12aに形成されたフック状の係合部21aと、他方の略半割り筒状部12bに形成された係合部21bとを係合させて、ダクト構成部材14を筒状に固定する。
それから、図5に示すように、第1の係合片16および第2の係合片17の間にハーネス23を嵌め込む。
次に、図6に示すように、一方の略半割り筒状部12aに形成された一方側係合片15を、他方の略半割り筒状部12bに形成された他方側係合片18を構成する第1の係合片16および第2の係合片17に係合させる。
このとき、一方側係合片15の係合孔15aが、第1の係合片16および第2の係合片17に設けられた係脱防止部16a,17aと係合し、一方側係合片15がダクト構成部材14から離脱した場合(例えば、切断されてダクト構成部材14から分離した場合など)にも、一方側係合片15が他方側係合片18を構成する第1の係合片16および第2の係合片17に係合した状態が維持されるように構成されている。
図6および図7に示すように、一方側係合片15を、他方側係合片18を構成する第1の係合片16および第2の係合片17に係合させることにより、ハーネス23が嵌め込まれている第1の係合片16および第2の係合片17の間の領域が、閉環状領域(ハーネス保持部20)となり、ハーネス23がこの閉環状領域(ハーネス保持部20)に確実に保持される。
そして、ハーネス23がハーネス保持部20に保持された状態の給気ダクト12を、図2に示すように、本体ケース1の内部(洗浄槽2の下側)の所定の位置に配設することにより、食器洗浄乾燥機10を効率よく組み立てることができる。
なお、この実施例の食器洗浄乾燥機10においては、給気ダクト12のハーネス23を保持する面(すなわち、ハーネス保持部20が形成された面)が下向き(下面側)になるように構成されているが、本願発明は、ハーネス保持部20が給気ダクト12の右側、あるいは左側の側面に位置するような構成や、上面側に位置するような構成とすることも可能である。
この食器洗浄乾燥機10においては、締結部19を構成する一方側係合片15を、他方側係合片18(を構成する第1の係合片16および第2の係合片17)に係合させることにより、ハーネス23を保持するための閉環状のハーネス保持部20が形成されることから、別部材を用いることなく、また、ハーネス23を束ねたり、別部材に保持させたりする工程を必要とすることなく、該ハーネス保持部20にハーネス23を確実に保持させることができる。
また、第1の係合片16および第2の係合片17に、一方側係合片15との係合が外れないようにするための係脱防止部16a,17aが設けられているので、例えば、一方側係合片15が折損してダクト構成部材14から離脱したような場合にも、一方側係合片15が第1の係合片16および第2の係合片17に係合した状態が維持されるため、一方側係合片15、第1の係合片16および第2の係合片17が、ハーネス固定用の係合片として機能し、ハーネス保持部20が有効に機能する状態がそのまま維持されることから、ハーネス23を確実に保持することが可能で、高い信頼性を確保することができる。
また、この実施例の食器洗浄乾燥機においては、ダクト構成部材14が、ヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部21(係合部21a,21b)を備えており、ダクト構成部材14をヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせた後、係合部21aと係合部21bとを係合させることにより、ダクト構成部材14が筒状の状態に確実に保持されるように構成されているので、ダクト構成部材14を保持固定部21により確実に筒状に保持固定した後、ハーネス23の引き回しや、ハーネス保持部20へのハーネス23の保持作業などを行うことができるため、給気ダクト12の取り付け態様などにより、ハーネス保持部20が給気ダクト12のいずれの位置(例えば、上側や下側、左側や右側の位置)にある場合にも、容易かつ確実にハーネス23をハーネス保持部20に保持させることができる。
なお、上記実施例では、ダクト構成部材14が、ヒンジ部13で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部21(係合部21a,21b)を備えている場合を例にとって説明したが、保持固定部(図3の係合部21a,21bに相当する機構部)を備えていない構成とすることも可能である。
なお、ダクト構成部材が、この保持固定部(図3の係合部21a,21bに相当する機構部)を備えていない構成の場合には、一対の略半割り筒状部を、ヒンジ部において折り曲げて閉じ合わせた後、第1の係合片および第2の係合片の間にハーネスを嵌め込み(図5参照)、一方側係合片を、他方側係合片を構成する第1の係合片および第2の係合片に係合させることにより(図6参照)、ハーネスを、一方側係合片、第1の係合片、第2の係合片、およびダクト構成部材から形成される閉環状のハーネス保持部に確実に保持させることができる。
なお、上記実施例では、一方側係合片および他方側係合片をそれぞれ2つずつ備えた給気ダクトにハーネスを保持させるようにした場合を例にとって説明したが、ハーネス保持部を構成する一方側係合片および他方側係合片の数には特に制約はなく、ハーネス保持機構を備えた実際の食器洗浄乾燥機の構造などを考慮して、適切な数とすることが可能である。
本願発明は、さらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、ダクトを構成するダクト構成部材、締結部、該締結部を構成する第1の係合片および第2の係合片の具体的な構成や細部の構造、第1の係合片が、一方側係合片と第2の係合片の係合が外れた状態においても、前記一方側係合片の動作を干渉し、一方側係合片と第1の係合片の係合が完全には外れないようにするための具体的な形状、ダクト構成部材を筒状の状態に保持するための保持固定部の具体的な構造、ハーネス保持機構を備えた食器洗浄乾燥機を構成する本体ケースや洗浄槽の構成などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
上述のように、本願発明によれば、コードクランプなどの部品を用いることが不要で、部品点数を増やすことなくハーネスを確実に保持することが可能であるとともに、ダクトを容易に形成することが可能な、生産性に優れたハーネス保持機構およびハーネス保持方法を提供することが可能になる。
したがって、本願発明は、洗浄後の食器を乾燥させるために、洗浄槽に乾燥用空気を供給するためのファンおよび乾燥用空気を通過させるためのダクトを備え、内部にハーネスを引き回した構造を有するハーネス保持機構を備えた食器洗浄乾燥機などの分野に広く適用することが可能である。
本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機の斜視図である。 本願発明の一実施例にかかるハーネス保持機構が用いられている食器洗浄乾燥機を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明する図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明する別の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明するさらに別の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明するさらに別の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機を据え付け施工する場合において、ハーネスをハーネス保持部である閉環状領域に保持させる方法を説明するさらに別の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機において、一方側係合片と第2の係合片の係合が外れた状態を示す図である。 従来の食器洗浄乾燥機を示す斜視図である。 図9の食器洗浄乾燥機の要部構成を示す斜視図である。 図9の食器洗浄乾燥機において用いられている給気ダクトの要部構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 洗浄槽
3 ドア
10 食器洗浄乾燥機
11 ファン
12 給気ダクト
12a,12b 一対の略半割り筒状部
13 ヒンジ部
14 ダクト構成部材
15 一方側係合片
15a 一方側係合片の係合孔
16 第1の係合片
16a 係合突起(係脱防止部)
16b 第1の係合片の上端部
17 第2の係合片
17a フック状の係合突起(係脱防止部)
18 他方側係合片
19 締結部
20 ハーネス保持部
21 保持固定部
21a,21b 係合部
23 ハーネス

Claims (6)

  1. ダクトにハーネスを保持させるためのハーネス保持機構であって、
    (a)前記ダクトが、
    一対の略半割り筒状部と、前記一対の略半割り筒状部を接続するヒンジ部とを備え、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となるダクト構成部材と、
    一方の略半割り筒状部に配設された一方側係合片を、他方の略半割り筒状部に配設された他方側係合片に係合させることにより、前記ダクト構成部材を筒状に保持するとともに、一方側係合片を、他方側係合片に係合させた状態で、前記筒状になった前記ダクト構成部材との間に、閉環状のハーネス保持部が形成されるように構成された締結部とを具備しており、
    (b)ハーネスが、前記閉環状のハーネス保持部に保持されているとともに、
    (c)前記他方側係合片が、筒状になった状態の前記ダクト構成部材の周方向に、前記一方側係合片に近い方から順に、所定の間隔をおいて配設された、第1の係合片と第2の係合片の2つの係合片を備えており、前記一方側係合片が、前記第1および第2の係合片の両方に係合し、前記筒状になったダクト構成部材と、前記第1および第2の係合片と、前記一方側係合片とにより閉環状の前記ハーネス保持部が形成されていること
    を特徴とするハーネス保持機構。
  2. 前記一方側係合片が前記ダクト構成部材から離脱した場合にも、前記一方側係合片が前記第1の係合片および前記第2の係合片に係合した状態が維持されるように、前記第1の係合片および第2の係合片には、前記一方側係合片との係合が外れないようにするための係脱防止部が設けられており、前記一方側係合片には前記係脱防止部と係合する係合孔が設けられ、さらに、前記係脱防止部として、第1の係合片には、前記係合孔の一端側と係合する係合突起が形成され、第2の係合片には、前記係合孔の他端側と係合する係合突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載のハーネス保持機構。
  3. 前記第1の係合片が、前記一方側係合片と前記第2の係合片の係合が外れた状態においても、前記一方側係合片における前記係合孔の他端側と前記第1の係合片の端部が干渉し、前記一方側係合片と前記第1の係合片の係合が完全には外れないような形状を備え、前記ダクト構成部材が完全に開いた状態にならないように構成されていることを特徴とする請求項2記載のハーネス保持機構。
  4. 前記ダクト構成部材がさらに、ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせることにより筒状となった状態を保持するための保持固定部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハーネス保持機構。
  5. 前記ダクトが、本体ケース内に洗浄槽が収容されているとともに、洗浄後の食器を乾燥させる乾燥用空気を供給するための給気ダクト、および、各部との電気的接続のためのハーネスが収容された構造を有する食器洗浄乾燥機における、前記乾燥用空気を供給するための給気ダクトであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハーネス保持機構。
  6. 請求項4または5記載のハーネス保持機構を利用したハーネス保持方法であって、
    前記ダクト構成部材と、前記締結部とを備えてなる前記ダクトを組み立てる工程において、
    前記ダクト構成部材を前記ヒンジ部で折り曲げて閉じ合わせ、前記保持固定部により、前記ダクト構成部材の形状を筒状に固定した後、前記締結部を締結し、前記ダクト構成部材と前記締結部により形成された閉環状の前記ハーネス保持部に前記ハーネスを保持させること
    を特徴とするハーネス保持方法。
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