JP6851267B2 - 制振部材及びその製造方法、並びに構造体の製造方法 - Google Patents

制振部材及びその製造方法、並びに構造体の製造方法 Download PDF

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本発明は、制振部材及びその製造方法、並びに構造体の製造方法に関する。
例えば自動車の車体等の構造物内に樹脂材を形成することは知られている。例えば特許文献1には、自動車の車体を構成する筒体内に環状発泡材を配設することが記載されている。
特開2007−90542号公報
特許文献1の構成によってもある程度の制振性が確保できるが、制振性をさらに高めることが望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、制振性が高められた制振部材を提供するものである。
本発明によれば、筒体内に挿入される制振部材であって、前記制振部材は、成形体を備え、前記成形体は、複数の基部と、前記複数の基部のうちの隣接する2つの基部を連結する連結部を備え、前記連結部は、前記隣接する2つの基部の間に折り畳み可能に構成されている、制振部材が提供される。
本発明者は、制振部材の制振性を高めるべく鋭意検討を行ったところ、筒体に挿入される制振部材が筒体を内側から押圧するように構成することによって制振性が高められることに気がついた。そして、制振部材が筒体を内側から押圧することを可能にする構成を検討したところ、成形体を構成する複数の基部のうちの隣接する2つの基部間に連結部が折り畳まれるように連結部を構成することによって、連結部に強い復元力が発生し、連結部に生じる復元力によって成形体の基部が筒体を内側から押圧することを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記連結部は、第1及び第2外側ヒンジ部と、その間に設けられた内側ヒンジ部を備え、前記内側ヒンジ部は、第1及び第2外側ヒンジ部とは逆向きに折り曲げ可能に構成されている。
好ましくは、前記連結部は、第1外側ヒンジ部と前記内側ヒンジ部の間の第1連結ベースと、第2外側ヒンジ部と前記内側ヒンジ部の間の第2連結ベースを備え、前記制振部材は、前記内側ヒンジ部で前記連結部を折り曲げたときに第1及び第2連結ベースが対向する面の間に弾性部材を備える。
好ましくは、前記弾性部材は、不織布で構成される。
好ましくは、前記弾性部材は、前記成形体と一体成形される。
好ましくは、前記成形体は、中空部を有する。
好ましくは、前記成形体は、発泡成形体である。
本発明の別の観点によれば、上記記載の制振部材の製造方法であって、溶融樹脂を押し出してパリソンを形成して一対の分割金型間に配置するパリソン形成工程と、前記分割金型の型締めを行って前記パリソンの成形を行って前記成形体を形成する成形工程を備え、前記分割金型の型締めの際に前記分割金型で前記パリソンを圧縮することによって前記成形体に前記連結部が形成される、制振部材の製造方法が提供される。
本発明のさらに別の観点によれば、筒体内に制振部材を挿入する工程を備える、構造体の製造方法であって、前記制振部材は、上記記載の制振部材であり、前記制振部材を前記連結部で折り畳んだ状態で前記制振部材が前記筒体に挿入される、構造体の製造方法が提供される。
本発明の一実施形態の制振部材1の構成を示す斜視図である。 図2Aは、図1のA−A断面図であり、図2Bは、図2Aから弾性部材3を非表示にした状態を示す。 図3Aは、制振部材1に外力を加えて制振部材1を連結部8で折り畳んだ状態を示し、図3Bは、図1A中の制振部材1の端面近傍の拡大図である。 制振部材1を連結部8で折り畳んだ状態で筒体5に挿入した後の状態を示す。 本発明の一実施形態の制振部材1の製造方法で利用可能な成形機6の一例を示す。図5では、分割金型19,20の形状は簡略化している。 パリソン形成工程を示す図4中のB−B断面図である。 成形工程を示す、図5と同じ断面の断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.制振部材の構成
図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態の制振部材1の構成について説明する。制振部材1は、筒体5に挿入されることによって筒体5の振動を抑制することによって筒体5を通じた音の伝搬を低減するための部材である。筒体5は、例えば自動車のインパネ内のリインフォースであり、パイプ状であり、内周の断面は例えば円形である。
制振部材1は、成形体2と、弾性部材3とを備える。
成形体2は、第1基部2aとその両側に設けられた第2基部2bを備える。基部2a,2bは、連結部8で互いに連結される。従って、成形体2は、3つの基部が2つの連結部8で連結された構成を備える。連結部8は、基部2a,2bの間に折り畳み可能に構成されており、基部2a側から順に、第1外側ヒンジ部8a、第1連結ベース8b、内側ヒンジ部8c、第2連結ベース8d、第2外側ヒンジ部8eを備える。
図3Bに示すように、連結部8が折り畳まれた状態で、外側ヒンジ部8a,8eは、成形体2の外側に位置し、内側ヒンジ部8cは、外側ヒンジ部8a,8eよりも成形体2の内側に位置する。連結部8が折り畳まれる際に、成形体2の外側から見て、外側ヒンジ部8a,8eは山折りされ、内側ヒンジ部8cは谷折りされる。つまり、内側ヒンジ部8cは、外側ヒンジ部8a,8eとは逆向きに折り曲げられる。連結部8は、連結ベース8b,8dが基部2a,2bによって挟まれるように折り畳まれる。ヒンジ部8a,8c,8eは連結ベース8b,8dよりも薄いことが好ましい。また、連結ベース8b,8dの厚さT1に対する、ヒンジ部8a,8c,8eの厚さT2の比は、0.01〜0.2が好ましく、0.02〜0.1がさらに好ましい。
連結部8は、板バネとして機能するように構成されており、成形体2が連結部8で折り畳まれると復元力が発生する。本実施形態のように、成形体2は、少なくとも2つの連結部8を備えることが好ましい。連結部8の数が多いほど、復元力の合計が大きくなり、その結果、成形体2が筒体5を内側から押圧する力が強くなるからである。
連結部8は、図5〜図7に示すように、分割金型19,20でパリソン23を圧縮することによって形成される(詳細は後述する)。このため、連結部8は高い精度と高い剛性を有している。基部2a,2bは、それぞれ、分割金型19,20を用いてパリソン23を成形することによって形成される。基部2a,2bは、それぞれ、中空部2dを備える。基部2a,2bは、発泡成形体であっても非発泡成形体であってもよいが、基部2a,2bが発泡成形体である場合の方が軽量性及び消音性に優れているので、基部2a,2bは発泡成形体であることが好ましい。成形体2は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂で形成されることが好ましく、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。
制振部材1は、図3A〜図3Bに示すように制振部材1が連結部8で折り畳まれた状態で、図3Aの矢印Xで示すように、筒体5内に挿入される。これによって、筒体5内に制振部材1が配置された構造体が得られる。制振部材1が連結部8で折り畳まれた状態では制振部材1の外面形状は、筒体5の内面形状に略一致する。制振部材1が図4に示すように、筒体5内に収容されると、連結部8が板バネとして機能し、復元力が発生する。この復元力によって成形体2の基部2a,2bが筒体5を内側から押圧し、筒体5の振動が効果的に抑制される。連結部8は、内側ヒンジ部8c及び外側ヒンジ部8a,8eを有しており、各ヒンジ部で復元力が発生するので、連結部8には強い復元力が発生し、基部2a,2bが筒体5を内側から押圧する力が非常に強く、優れた制振性が達成される。
図1に示すように、弾性部材3は、成形体2の一方の面に設けられる。弾性部材3は、連結部8のみを覆うように設けてもよく、連結部8及び基部2a,2bを覆うように設けてもよい。弾性部材3のうち、連結部8を覆う部位3aは、図3A〜図3Bに示すように、内側ヒンジ部8cで連結部8を折り曲げたときに連結ベース8b,8dが対向する面の間に配置され、連結ベース8b,8dによって圧縮されて変形する。そして、弾性部材3の復元力によって基部2a,2bが筒体5を内側から押圧して、筒体5の振動がより効果的に抑制される。
弾性部材3のうち、基部2a,2bを覆う部位3bは、図4に示すように、制振部材1を筒体5内に収容した状態で、基部2a,2bと筒体5の間に配置され、基部2a,2bと筒体5の密着性を高めるように機能する。
弾性部材3としては、圧縮されることによって復元力を発生させる任意の部材を用いることができる。弾性部材3は、樹脂やゴムなどで形成することができる。弾性部材3は、不織布で構成されることが好ましい。この場合、弾性部材3が復元力を発生させやすく且つ弾性部材3を成形体2と一体成形することが容易であるからである。不織布は、樹脂繊維で構成されることが好ましい。樹脂繊維は、5デニール以上の繊維であることが好ましい。この場合、弾性部材3の剛性が十分に高くなりやすい。樹脂繊維を構成する樹脂は、成形体2を構成する樹脂よりもピカット軟化点が高いことが好ましい。この場合、制振部材1が高温にさらされる環境下でも弾性部材3が基部2a,2bを筒体5に押し付ける力が長期間維持されるからである。樹脂繊維を構成する樹脂としては、PETやポリアミドなどが挙げられる。
このように、本実施形態では、連結部8の復元力と弾性部材3の復元力によって基部2a,2bが筒体5を内側から強く押圧し、筒体5の振動が効果的に抑制される。なお、弾性部材3は、省略可能であり、その場合、連結部8の復元力によって基部2a,2bが筒体5を内側から押圧する。
2.成形機6の構成
図5を用いて、本発明の一実施形態の制振部材の製造方法の実施に利用可能な成形機6について説明する。成形機6は、樹脂供給装置7と、ヘッド18と、分割金型19,20を備える。樹脂供給装置7は、ホッパー12と、押出機13と、インジェクタ16と、アキュームレータ17を備える。押出機13とアキュームレータ17は、連結管25を介して連結される。アキュームレータ17とヘッド18は、連結管27を介して連結される。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ホッパー12,押出機13>
ホッパー12は、原料樹脂11を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂11の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂11は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂であり、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。原料樹脂11は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。スクリューは、シリンダ13a内に配置され、その回転によって溶融樹脂を混練しながら搬送する。スクリューの基端にはギア装置が設けられており、ギア装置によってスクリューが回転駆動される。シリンダ13a内に配置されるスクリューの数は、1本でもよく、2本以上であってもよい。
<インジェクタ16>
シリンダ13aには、シリンダ13a内に発泡剤を注入するためのインジェクタ16が設けられる。原料樹脂11を発泡させない場合は、インジェクタ16は省略可能である。インジェクタ16から注入される発泡剤は、物理発泡剤、化学発泡剤、及びその混合物が挙げられるが、物理発泡剤が好ましい。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、およびブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、さらにはそれらの超臨界流体を用いることができる。超臨界流体としては、二酸化炭素、窒素などを用いて作ることが好ましく、窒素であれば臨界温度−149.1℃、臨界圧力3.4MPa以上、二酸化炭素であれば臨界温度31℃、臨界圧力7.4MPa以上とすることにより得られる。化学発泡剤としては、酸(例:クエン酸又はその塩)と塩基(例:重曹)との化学反応により炭酸ガスを発生させるものが挙げられる。化学発泡剤は、インジェクタ16から注入する代わりに、ホッパー12から投入してもよい。
<アキュームレータ17、ヘッド18>
発泡剤が添加されている又は添加されていない溶融樹脂11aは、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に溶融樹脂11aが貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に溶融樹脂11aが所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて溶融樹脂11aをヘッド18内に設けられたダイスリットから押し出して垂下させてパリソン23を形成する。パリソン23の形状は、特に限定されず、筒状であってもよく、シート状であってもよい。
<分割金型19,20>
パリソン23は、一対の分割金型19,20間に導かれる。分割金型19,20を用いてパリソン23の成形を行うことによって、成形体が得られる。分割金型19,20を用いた成形の方法は特に限定されず、分割金型19,20のキャビティ内にエアーを吹き込んで成形を行うブロー成形であってもよく、分割金型19,20のキャビティの内面からキャビティ内を減圧してパリソン23の成形を行う真空成形であってもよく、その組み合わせであってもよい。溶融樹脂が発泡剤を含有する場合、パリソン23は、発泡パリソンとなり、成形体は、発泡成形体となる。
3.制振部材1の製造方法
制振部材1は、パリソン形成工程、成形工程、及び後処理工程を備える方法によって形成可能である。以下、各工程について詳細に説明する。
<パリソン形成工程>
パリソン形成工程では、図5〜図6に示すように、溶融樹脂をヘッドから押し出して垂下させてパリソン23を形成し、パリソン23を分割金型19,20の間に配置する。分割金型19は、ピンチオフ部19bで囲まれたキャビティ19aを備える。分割金型20は、ピンチオフ部20bで囲まれたキャビティ20aを備える。
分割金型20とパリソン23の間には弾性部材3を構成する弾性部材シート3sが垂下される。弾性部材3が不織布で構成される場合、弾性部材シート3sは、不織布シートである。
<成形工程>
成形工程では、図7に示すように、分割金型19,20の型締めを行ってパリソン23の成形を行って成形体2を形成する。成形体2は、キャビティ19a,20aによって囲まれた空間内に形成される。この際、連結部8に対応する部位において、パリソン23が分割金型19,20によって圧縮されて連結部8が形成される。また、弾性部材シート3sは、パリソン23と分割金型20によって挟まれることによって、成形体2に一体成形される。パリソン23の厚さをTとすると、厚さTに対する連結ベース8b,8dの厚さの比は、それぞれ、0.2〜1.4が好ましく、0.4〜1.0がさらに好ましい。厚さTに対するヒンジ部8a,8c,8eの厚さの比は、それぞれ、0.02〜0.28が好ましく、0.04〜0.14がさらに好ましい。
<後処理工程>
後処理工程では、図7に示すように成形されたバリ23bのついた成形体2を分割金型19,20から取り出し、バリ23bを除去する。これによって、図1に示す構成の制振部材1が得られる。
1 :制振部材
2 :成形体
2a :第1基部
2b :第2基部
2d :中空部
3 :弾性部材
3a :部位
3b :部位
3s :弾性部材シート
5 :筒体
6 :成形機
7 :樹脂供給装置
8 :連結部
8a :第1外側ヒンジ部
8b :第1連結ベース
8c :内側ヒンジ部
8d :第2連結ベース
8e :第2外側ヒンジ部
11 :原料樹脂
11a :溶融樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
16 :インジェクタ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :ヘッド
19 :分割金型
19a :キャビティ
19b :ピンチオフ部
20 :分割金型
20a :キャビティ
20b :ピンチオフ部
23 :パリソン
23b :バリ
25 :連結管
27 :連結管

Claims (9)

  1. 筒体内に挿入される制振部材であって、
    前記制振部材は、成形体を備え、
    前記成形体は、複数の基部と、前記複数の基部のうちの隣接する2つの基部を連結する連結部を備え、
    前記連結部は、前記隣接する2つの基部の間に折り畳み可能に構成されている、制振部材。
  2. 前記連結部は、第1及び第2外側ヒンジ部と、その間に設けられた内側ヒンジ部を備え、
    前記内側ヒンジ部は、第1及び第2外側ヒンジ部とは逆向きに折り曲げ可能に構成されている、請求項1に記載の制振部材。
  3. 前記連結部は、第1外側ヒンジ部と前記内側ヒンジ部の間の第1連結ベースと、第2外側ヒンジ部と前記内側ヒンジ部の間の第2連結ベースを備え、
    前記制振部材は、前記内側ヒンジ部で前記連結部を折り曲げたときに第1及び第2連結ベースが対向する面の間に弾性部材を備える、請求項2に記載の制振部材。
  4. 前記弾性部材は、不織布で構成される、請求項3に記載の制振部材。
  5. 前記弾性部材は、前記成形体と一体成形される、請求項3又は請求項4に記載の制振部材。
  6. 前記成形体は、中空部を有する、請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の制振部材。
  7. 前記成形体は、発泡成形体である、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の制振部材。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の制振部材の製造方法であって、
    溶融樹脂を押し出してパリソンを形成して一対の分割金型間に配置するパリソン形成工程と、
    前記分割金型の型締めを行って前記パリソンの成形を行って前記成形体を形成する成形工程を備え、
    前記分割金型の型締めの際に前記分割金型で前記パリソンを圧縮することによって前記成形体に前記連結部が形成される、制振部材の製造方法。
  9. 筒体内に制振部材を挿入する工程を備える、構造体の製造方法であって、
    前記制振部材は、請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の制振部材であり、
    前記制振部材を前記連結部で折り畳んだ状態で前記制振部材が前記筒体に挿入される、構造体の製造方法。
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