JP6349541B2 - 取付器具 - Google Patents
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Description
まず、本発明の取付器具の対象となる屋根構造の典型例を簡単に説明する。
図1は、本発明の取付器具が適用される屋根構造の典型例を概念的に示す斜視図である。
図3は、本発明の実施形態1による取付器具10を説明するための斜視図であり、図3(a)は、取付器具10の構造を示し、図3(b)は、この取付器具に含まれる断熱部品の構造を示している。図4は、図3に示す実施形態1の取付器具を説明する平面図であり、図4(a)〜図4(e)は、図3(a)に示す取付器具を矢印A1、B1、C1、D1、E1で示す方向から見た構造を示す。
器具本体100は、下屋根R1のハゼ部S1を挟持する一対の挟持片100aおよび100bと、一対の挟持片100aおよび100bがハゼ部S1を挟むように一対の挟持片100a、100bを締め付ける締付部材と、上屋根R2から下屋根R1への熱の伝達を遮断する断熱部品100cとを有している。ここで、一対の挟持片100aおよび100bは、鉄製あるいはステンレス製などの金属板(鋼板)の打抜加工及び折曲加工などにより作製されている。断熱部品100cは樹脂製品である。締付部材は、締付ボルトBtおよび締付ナットNtである。
図5は、図3(a)に示す実施形態1の取付器具に含まれる振動吸収部材を説明するための斜視図であり、図5(a)は、取付器具の器具本体を構成する一対の挟持片の一方に取り付けられる振動吸収部材を示し、図5(b)は、その他方に取り付けられる振動吸収部材を示している。
100、200 器具本体
100a 一方の挟持片
100b 他方の挟持片
100c、200c 断熱部品
101 ハゼ部収容スペース
101a 背面開口
102 下部当接板
103 上部当接板
110a、110b 挟持片本体
110c 一方側の頭部
111a、111b 本体背面壁
120a、120b 挟持片底面部
120c 他方側の頭部
121a、121b 振動吸収部材
130a、130b 挟持片上面部
130c 胴体
Bt 締付ボルト
H1、H2、Ha 吊子
H2f ボルト挿通孔
Ha スライド吊子
Haf ボルト挿入長孔
Hf 固定ボルト孔
Ht 締付ボルト孔
Naf、Nf 固定ナット
Nt 締付ナット
Claims (9)
- 被取付部材を屋根上に取り付けるための取付器具であって、
該屋根に固定され、該被取付部材を支持する器具本体と、
該器具本体と該屋根との間に介在するように該器具本体に取り付けられた振動吸収部材であって、該振動吸収部材は、該器具本体と該屋根との間で圧縮される、振動吸収部材と
を備え、
該振動吸収部材は、該被取付部材で発生した振動を吸収することにより、該器具本体から該屋根に該振動が伝達されることを抑制するように構成されており、
該振動吸収部材は、該振動の少なくとも一部を吸収する第1の材料層と該振動の少なくとも一部を吸収する第2の材料層とを少なくとも含み、該第1の材料層は、該器具本体を構成する材料より軟質な材料からなり、該第2の材料層は、該第1の材料層より軟質であり、該第1の材料層が該第2の材料層よりも該器具本体側に配置されており、
該振動吸収部材は、該振動吸収部材が圧縮される程度に応じて、該屋根が該第1の材料層に直接接触しない第1の状態と、該屋根が該第1の材料層に少なくとも部分的に直接接触する第2の状態とをとるように構成されており、
該第1の状態では、該器具本体から該屋根に伝達される該振動の少なくとも一部が該第1の材料層および該第2の材料層によって吸収され、
該第2の状態では、該屋根が該第1の材料層に直接接触する部分において、該器具本体から該屋根に伝達される該振動の少なくとも一部が該第2の材料層によって吸収されることなく該第1の材料層によって吸収される、取付器具。 - 被取付部材を屋根上に取り付けるための取付器具であって、
該屋根に固定され、該被取付部材を支持する器具本体と、
該器具本体と該屋根との間に介在するように該器具本体に取り付けられた振動吸収部材であって、該振動吸収部材は、該器具本体と該屋根との間で圧縮される、振動吸収部材と
を備え、
該振動吸収部材は、該被取付部材で発生した振動を吸収することにより、該器具本体から該屋根に該振動が伝達されることを抑制するように構成されており、
該振動吸収部材は、該振動の少なくとも一部を吸収する第1の材料層と該振動の少なくとも一部を吸収する第2の材料層とを少なくとも含み、該第1の材料層は、該器具本体を構成する材料より軟質な材料からなり、該第2の材料層は、該第1の材料層より軟質であり、該第1の材料層が該第2の材料層よりも該屋根側に配置されており、
該振動吸収部材は、該振動吸収部材が圧縮される程度に応じて、該器具本体が該第1の材料層に直接接触しない第1の状態と、該器具本体が該第1の材料層に少なくとも部分的に直接接触する第2の状態とをとるように構成されており、
該第1の状態では、該器具本体から該屋根に伝達される該振動の少なくとも一部が該第1の材料層および該第2の材料層によって吸収され、
該第2の状態では、該屋根が該第1の材料層に直接接触する部分において、該器具本体から該屋根に伝達される該振動の少なくとも一部が該第2の材料層によって吸収されることなく該第1の材料層によって吸収される、取付器具。 - 前記第2の材料層は、空気を保持する間隙を含む、請求項1または2に記載の取付器具。
- 前記第1の材料層は、金属層であり、
前記第2の材料層は、非金属層である、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の取付器具。 - 前記振動吸収部材は、前記第1の材料層および前記第2の材料層の一方がその他方の上に積層された積層構造を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の取付器具。
- 前記器具本体は、前記屋根に固定される固定部材を保持する保持手段を有し、
該保持手段は、該屋根を構成する板材の長手方向に該固定部材がスライド可能となるように保持する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の取付器具。 - 前記金属層は、アルミニウム層または鉛層を含み、
前記非金属層は、樹脂発泡材または樹脂製不織布を含む、請求項4に記載の取付器具。 - 前記取付器具は、断熱金具である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の取付器具。
- 建造物に適用される屋根構造であって、
建造物の屋根と、
該屋根上に設けられた被取付部材と、
該屋根に該被取付部材を取り付ける取付器具とを備え、
該取付器具は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の取付器具である、屋根構造。
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JP2016116579A JP6349541B2 (ja) | 2016-06-10 | 2016-06-10 | 取付器具 |
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