JP6347500B1 - 揺れる装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、装飾部材の動きがスムーズで、より微細に揺れたり、あるいは長時間揺れが続く揺れる装身具を得ようとするものである。【解決手段】装飾体21を外部から見えるようにする開口部22を備え、かつ前記装飾体21を収納する装身具用枠体13と、この装身具用枠体13内に収納された装飾体21とを備え、前記装身具用枠体13と前記装飾体21の両者を、前記装身具用枠体13に大径部分の端部を取り付けられ、他方前記装飾体21に小径部分の端部を取り付けられた、ほぼ錐形のコイルバネ31によって連結し、前記装身具用枠体13に作用するかすかな揺れでも前記装飾体21が増幅された状態で揺れるようにしたことを特徴とする揺れる装身具11。【選択図】図7

Description

本発明は、適宜の装飾体を小さい揺れで長期間揺れ続けるようにしたペンダントやブローチ、指輪、ブレスレット等の揺れる装身具に関する。
近年、着用者の動きに応じて装飾体が揺動するように支持する構造の身飾品が種々提案されている。
(筒状のコイルバネを利用したもの)
特開2010−46218号公報(特許文献1参照)の揺動装身具は、宝石を取り付けた装身具において、宝石を固定した石座をコイルばねにより、中央で大きく開口して側面で略カップ状をなし、装身具に形成された台座に連結し、ばね軸による石座と台座の連結は、石座に設けられた挿入口にばね軸の一端を挿入すると共に、台座に設けられた棒体にばね軸の他端を巻装したものである。
このような筒状のコイルバネを利用した例としては、実開昭54−87220号公報(特許文献2参照)や実開昭54−87221号公報(特許文献3参照)の発明が挙げられる。
(渦巻状のコイルバネを利用したもの)
実用新案登録第3115696号公報(特許文献4参照)の揺れるアクセサリーは、ブローチ状のアクセサリーの部品は、スプリング状の部品、揺れる部品を装着する棒状の部品、楕円状の保持具およびブローチ状のアクセサリーに固定するための棒状の部品により構成されるものである。
このような渦巻状のコイルバネを利用した例としては、特開2003−230414号公報(特許文献5参照)等の発明が挙げられる。
特開2010−46218号公報 実開昭54−87220号公報 実開昭54−87221号公報 実用新案登録第3115696号公報 特開2003−230414号公報
しかしながら、実際に筒状のコイルバネを利用した揺れる装身具においては、首振り範囲が大きすぎて所定の位置に収まりにくく、また渦巻状のコイルバネを利用した揺れる装身具においては、左右に揺れにくく動きにぎこちなさがあって、いずれにしてもより微細に揺れたり、あるいは長時間揺れが続く製品を得ることが難しいという問題があった。
本発明は、上記不具合を解消すべく発明されたものであり、装飾部材の動きがスムーズで、より微細に揺れたり、あるいは長時間揺れが続く装身具を得ようとするものである。
すなわち本発明の揺れる装身具は、装飾体を外部から見えるようにする開口部を備え、かつ前記装飾体を収納する装身具用枠体と、
この装身具用枠体内に収納された装飾体とを備え、
前記装身具用枠体と前記装飾体の両者を、前記装身具用枠体に大径部分の端部を取り付けられ、他方前記装飾体に小径部分の端部を取り付けられた、ほぼ錐形(円錐形や三角錐形、四角錐形等の上つぼまりのテーパ状を意味する)のコイルバネによって連結し、前記装身具用枠体に作用するかすかな揺れでも前記装飾体が増幅された状態で揺れるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の揺れる装身具において、前記装身具用枠体におけるコイルバネの大径部分の端部の取付部位が、前記装身具用枠体の適所に立設した連結用ポストと、該連結用ポストに設けたコイルバネの挿通孔とを有し、該挿通孔にコイルバネの先端を挿通した上、コイルバネを前記連結用ポストに溶接してなることをも特徴とするものである。
本発明の揺れる装身具において、前記装飾体におけるコイルバネの小径部分の端部の取付部位が、前記装飾体の適所に立設した連結用ポストと、該連結用ポストに設けたコイルバネの嵌合溝とを有し、該嵌合溝にコイルバネの先端をはめ込んで固定してなることをも特徴とするものである。
以上説明したように本発明に係る揺れる装身具は、装身具用枠体と装飾体の両者を、前記装身具用枠体に大径部分の端部を取り付け、他方前記装飾体に小径部分の端部を取り付けた、ほぼ錐形のコイルバネによって連結することによって、装飾体の動きがスムーズで、より微細に揺れたり、あるいは長時間揺れが続く装身具を得ることができるようになった。
すなわち、筒状のコイルバネを利用した揺れる装身具における、首振り範囲が大きすぎて所定の位置に収まりにくいという欠点、また渦巻状のコイルバネを利用した揺れる装身具においては、左右に揺れにくく動きがぎこちないという欠点を解消することができた。
本発明の装身具の1実施例を示す概略平面図である。 コイルバネを透視した状態の概略平面図である。 その概略背面図である。 その概略正面図である。 図2における概略A−A断面図である。 図1の概略斜視図である。 図2の概略斜視図である。 装飾体が揺れている状態を示す概略断面図である。 その概略斜視図である。
以下本発明に係る揺れる装身具の実施の形態を、装身具としてペンダントを例にして説明する。
図1ないし図7に示すように、本実施例のペンダントトップからなる揺れる装身具11は、例えば4隅に配置した連結部材12を介して所定の間隔で一対の上部枠体13aおよび下部枠体13bを配置した装身具用枠体13を備えており、さらに前記装身具用枠体13の上部枠体13aのほぼ中央部分には、装飾体21を外部から見えるようにする開口部22が設けてある。
ちなみに前記連結部材12としては、適宜間隔の柱状や上部枠体13aおよび下部枠体13b間の全面を覆い隠す側壁状とすることができる。
また、前記装身具用枠体13の下部枠体13bの適所には、小さい連結用ポスト14が立設してあり、この連結用ポスト14にはコイルバネの挿通孔15が穿設してあって、ほぼ円錐形のコイルバネ(本発明において錐形とは、円錐形や三角錐形、四角錐形等の上つぼまりのテーパ状を意味する)31の大径部分の端部を挿通した上、前記挿通孔15から突出された部分を折り返して抜け止めしてある。もちろん、該折返し部32を溶接したり、接着剤等で前記連結用ポスト14に強固に固着することが望ましい。またカシメ等の物理的手段を用いてもよい。
他方、前記装飾体21にはその裏面に小さい連結用ポスト23が立設してあり、この連結用ポスト23にはコイルバネの嵌合溝24が形成してあって、ほぼ円錐形のコイルバネ31の小径部分の端部は該嵌合溝24にはめ込んで固定してある。もちろん、コイルバネ31の小径部分の端部を該嵌合溝24に溶接したり、接着剤等で該嵌合溝24に強固に固着することが望ましい。またカシメ等の物理的手段を用いてもよい。
そしてこのように、前記装身具用枠体13と装飾体21とをほぼ円錐形のコイルバネ31を介して連結することにより、前記装身具用枠体13に作用するかすかな揺れでも、図8および図9に示すように、前記装飾体21が増幅された状態で揺れるようになったのである。
またその際、前記装飾体21の動きが非常にスムーズで、より微細に揺れたり、あるいは長時間揺れが続くようになった。
前記ほぼ円錐形のコイルバネ31の素材はステンレススチールを焼き入れしたものが望ましく、その太さもバネの弾性や耐久性、揺れやすさ等を考慮して適宜決定することができる。ちなみに、0.4〜0.5g程度の重さの装飾体21に対しては0.1mm程度、0.7〜0.8g程度の重さの装飾体21に対しては0.2mm程度、0.9g〜程度の重さの装飾体21に対しては0.3mm程度の太さの円錐形のコイルバネ31を利用することができる。
ちなみに、ほぼ円錐形のコイルバネ31の寸法の1例を以下に示す。
線径 φ0.1
最大外径 φ4.25
最小外径 φ1.5
先端外径 φ1.5
総巻数 4×23°
巻方向 右
自由長(高さ)2.0mm
外観 良好(問題なし)
なお、前記各実施例では本発明に係る装身具としてペンダントトップを例にして説明したが、ペンダントに限定されるものではなく、ブレスレットやブローチ、イヤリングその他の装身具に適用してもよいことは勿論である。
なお、実施例では装飾体として蝶のデザインを例示したが、このようなモチーフに限定されないことはいうまでもない。
11 揺れる装身具
12 連結部材
13 装身具用枠体
13a 上部枠体
13b 下部枠体
14 連結用ポスト
15 挿通孔
21 装飾体
22 開口部
23 連結用ポスト
24 嵌合溝
31 ほぼ円錐形のコイルバネ
32 折返し部

Claims (3)

  1. 装飾体を外部から見えるようにする開口部を備え、かつ前記装飾体を収納する装身具用枠体と、
    この装身具用枠体内に収納され、前記開口部の位置に配設した装飾体と、前記装身具用枠体と前記装飾体の両者を連結する錐形のコイルバネを備え、
    前記装身具用枠体には錐形のコイルバネの大径部分の端部を取り付け、他方前記装飾体には錐形のコイルバネの小径部分の端部を取り付けることにより、前記装身具用枠体に作用するかすかな揺れでも前記装飾体が増幅された状態で揺れるようにしたことを特徴とする揺れる装身具。
  2. 前記装身具用枠体における錐形のコイルバネの大径部分の端部の取付部位が、前記装身具用枠体の適所に立設した連結用ポストと、該連結用ポストに設けたコイルバネの挿通孔とを有し、該挿通孔にコイルバネの先端を挿通した上、コイルバネを前記連結用ポストに溶接してなることを特徴とする請求項1に記載の揺れる装身具。
  3. 前記装飾体における錐形のコイルバネの小径部分の端部の取付部位が、前記装飾体の適所に立設した連結用ポストと、該連結用ポストに設けたコイルバネの嵌合溝とを有し、該嵌合溝にコイルバネの先端をはめ込んで固定してなることを特徴とする請求項1または2に記載の揺れる装身具。
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